JP2823695B2 - 安全スキービンディング - Google Patents

安全スキービンディング

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JP2823695B2
JP2823695B2 JP6517561A JP51756194A JP2823695B2 JP 2823695 B2 JP2823695 B2 JP 2823695B2 JP 6517561 A JP6517561 A JP 6517561A JP 51756194 A JP51756194 A JP 51756194A JP 2823695 B2 JP2823695 B2 JP 2823695B2
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locking
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lever
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ヘルツル,クラウス
ヴァヴラ,ラインホルト
ヒメッツベルガー,アロイス
ヴュルトナー,フーベルト
シュトリツル,カール
ヤニッシュ,アンドレアス
ブラダール,ヘルムート
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ハーテーエム シュポルトー ウント フライツァイトゲレーテ アクチエンゲゼルシャフト
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    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
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    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/085Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/08507Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a plurality of mobile jaws
    • A63C9/08514Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a plurality of mobile jaws pivoting about a transversal axis
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/085Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/08557Details of the release mechanism
    • A63C9/08571Details of the release mechanism using axis and lever

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スキー板に固定可能なケーシング下部とケ
ーシング上部とを有し、該ケーシング上部が少なくとも
1つの調節可能な解放ばねと該解放ばねによりばね負荷
されている2つの旋回可能な靴底おさえとを有し、この
場合ケーシング上部が使用位置において、トーピースの
縦中心軸線に対してほぼ垂直の横軸線を中心にして旋回
可能であり、かつケーシング下部に対するケーシング上
部の旋回可能性が錠止手段により制限されている形式の
安全スキービンディング用のトーピースに関する。
ケーシング下部に対するケーシング上部の旋回によ
り、スキー靴底の高さに靴底おさえの高さ位置を合わせ
ることできるトーピースはDE−OS39 37 363号明細書
に図示されている。この公知のトーピースではケーシン
グ上部がケーシング下部と一体に形成されており、この
場合トーピースの前側の範囲に曲げ弾性を有する範囲が
あって、該範囲が、スキー靴底高さに靴底おさえの高さ
位置を合わせるためトーピースの上部のある限られた旋
回運動を可能にしている。この曲げ弾性範囲は、解放ば
ねとスキー板上面との間のトーピースの前側部分内に形
成されている水平のスリットによってえられている。錠
止手段は一方においては、後方へ突出した、ケーシング
上部と一体に形成された突起により、かつ他方において
は、ケーシング下部内にばね負荷された状態で支承され
ている傾倒レバー又は前方へ突出した、ケーシング下部
と一体に形成された突起によって、実現されている。
このような装置は一連の欠点を有している。即ち、前
記のスリットによりスキービンディングのケーシングの
強度が弱められ、これによりここで材料疲労、従ってま
たケーシングの破損を生じ易い。さらに、ケーシングの
旋回可能性が前記スリットの汚れ又は凍結のさいにロッ
クされ、この場合靴底おさえの過負荷による前記破損の
危険がさらに高くなる。一体成形されている錠止手段に
よりトーピースがさらに複雑な構造となり、相応して製
作コストが高くなる。
2つのケーシング部分から成っていて、一方のケーシ
ング部分が他方のケーシング部分に対して横軸線を中心
にして旋回するによって組立てられる構造のトーピース
がDE−OS39 42 157号明細書から公知になっている。使
用位置において前記2つのケーシング部分は次いで垂直
に配置されたねじによって互いに結合され、このさいこ
のねじにより靴底おさえの高さ調節が同時に行われる。
このねじ及び、ケーシング下部内に設けられている対応
ねじ山は従ってこの公知のトーピースの錠止手段を形成
する。この装置の1つの欠点は、靴底おさえが、異なる
スキー靴が使用されるさいに、各靴ごとにサービスマン
により新たに調節されなければならないことにある。さ
らに、上から見て中心に配置される前記ねじにより、解
放ばねの構造的に有利な配置が妨げられる。
トーピースの靴底おさえの高さ位置を変えることがで
きるさらに別の装置がAT−PS第361 823号明細書に記載
されている。この装置では、解放ばねの上側の横軸線の
ところに、ばね負荷されたおさえアームが旋回可能に配
置されている。このおさえアームに高さ調節可能の靴底
おさえが設けられている。おさえアームの旋回運動によ
ってえられる靴底おさえの高さ変化はしかしこの装置に
おいては、ビンディング解放時にスキー靴を上方へ解放
するために役立つが、スキービンディングを異なる靴底
の高さに合わせるためには役立たず、この合わせる調節
は依然として調節ねじによって行われる。この装置は要
するに、異なるスキー靴底に靴底おさえを自動的に合わ
せるには不適であり、さらに、例えば、靴底を側方から
保持する靴底ホルダと靴底を上から下へおさえる靴底お
さえとを一体に製作できない欠点を有している。
スキービンディングのトーピースの正規の機能は該ト
ーピースが適正に調節されているか否かに著しく左右さ
れる。多く場合サービス技術者によって行われる靴底お
さえの高さの調節は特に問題である。この調節には、ト
ーピースの解放動作に悪い影響を与えないようにするた
めに極めて精確に行われなければならないため、極めて
長い時間をとられる。
本発明の課題は、一方においては、スキービンディン
グ用のトーピースの組立を簡単にすると共に、他方にお
いては、両ケーシング部分の旋回可能性によって可能に
なる靴底おさえの自動的な高さ調節を上方から制限する
ことにある。
特に本発明の課題の1つは、トーピースの簡単な組立
のさいに同時に靴底の高さに靴底おさえの高さ位置を自
動的に適合させ、かつこのさいに解放ばねの動作に不都
合な影響を与えない、できるだけ簡単でコンパクトな装
置を提供することにある。
本発明によれば前記の課題は、はじめに述べた形式の
トーピースにおいて、錠止手段が、少なくとも2つの、
異なる高さ位置にあるストッパ面を備えた、ケーシング
下部又はケーシング上部内において水平に移動可能に支
承された錠止片を有しており、選択的に前記ストッパ面
の1つが、スキービンディングの使用位置において、ケ
ーシング上部又はケーシング下部に設けられた錠止手段
のストッパに係合して該ストッパを錠止し、これによ
り、ケーシング下部に対するケーシング上部の旋回運動
が所定の調節可能な値に制限されることによって、解決
されている。
水平に移動可能な錠止片は以下のような利点をもたら
す。即ちトーピースを使用位置に予め調節することによ
り、直ちに使用できる状態で供給することができ、この
さい、サービスマンは、ケーシング上部の旋回可能性に
関して場合により必要となる調節をこの錠止片により極
めて迅速にしかも精確に行うことができる。さらにこの
解決手段は、トーピースの後方若しくは対角線方向の解
放のさいにも付加的に利点をもたらす。
本発明による解決手段は錠止片に関して、種々異なる
構成形式で実現することができる。もっとも簡単な構成
形式では、錠止片が唯一つの水平のストッパ面しか有し
ていない。これに対して、別の構成形式では、錠止片が
少なくとも2つの異なるストッパ面を有し、選択的に、
これらのストッパ面の1つが、ケーシング下部に対する
ケーシング上部の旋回運動を制限するようにすることが
できる。従ってこの旋回運動を予め設定した量に制限す
ることができる。このような手段によれば、トーピース
内におけるスキー靴の安定性がさらに高められる。
本発明によるトーピースの特に有利な一構成によれ
ば、ケーシング上部及び又はケーシング下部内にばねが
設けられていて、該ばねがケーシング下部に対するケー
シング上部の、使用位置への旋回運動を生ぜしめる負荷
を与えている。このばね力を生ぜしめるばねは、ケーシ
ング下部にばねレバーを介して作用する解放ばね自体で
あってもよく、又は同じ目的のための、ケーシング上部
及びケーシング下部間において作用する特別のばね、殊
に板ばねであってもよい。このばね力により、使用者が
そのスキー靴をビンディング内へ踏み入れるさいに、靴
底おさえの高さがスキー靴底の高さに自動的にかつ無段
階的に調節される。
本発明によるトーピースのさらに別の詳細及び構成的
特徴は従属形式の請求項に記載されている。
スキービンディングの開発においては一般に若干のフ
ァクタを考慮しなければならない。従来このようなファ
クタは例えば作動の安全確実性、ひいてはまた、互いに
関連し合う新しい技術的な特徴事項又は、必要な技術的
機能上の特徴を維持しながら簡単でコスト的に有利な製
作がえられることであった。しかしこれに対して最近に
おいてはさらに別のファクタが追加されなければならな
くなった。即ちビンディングの迅速で精確な調節が可能
であることであり、殊にレンタルスキー業務では、多く
の場合、スキービンディングを僅かな手操作で又は完全
自動的に種々異なるスキー靴若しくは利用者に合わせる
ことができることが必要である。以下に異なる実施例に
ついて説明される発明は、靴底おさえの自動高さ調節機
能を備えたトーピースに関するものであり、この場合こ
のトーピースはコスト的に有利に製作されかつ簡単に組
立てることができるものである。このような構造形式は
添付の図面第1図〜第12図に図示されている。
第1図は本発明によるトーピースの使用位置における
断面図、 第2図は第1図のトーピースの部分的に断面された平
面図、 第3図は本発明によるトーピースのケーシング下部の
平面図、 第4図及び第5図は第3図のケーシング下部の縦中心
断面図及び下から見た略示図、 第6図は本発明によるトーピースのケーシング上部を
下から見た略示図、 第7図及び第8図は本発明によるトーピースの錠止片
の平面図及び縦断面図、 第9図及び第10図はさらに別の構成の錠止片の平面図
及び縦断面図、 第11図はさらに別の構成の本発明によるトーピースの
使用位置における断面図、 第12a図及び第12b図は本発明によるトーピースの組立
方の略示図である。
まず第1図及び第2図は、ケーシング上部2及びケー
シング下部3から成る本発明のトーピース1の概略図で
ある。ケーシング上部2内には前側及び後側のばね受け
6,7の間に解放ばね4が支承されており、この場合前側
のばね受け6は解放機構を介してケーシング上部に支持
され、後側のばね受け7は調節ねじ5を介してケーシン
グ上部2の端面側に機械的に結合されている。後側のば
ね受けの上部は指示部材として形成されており、使用者
に、ケーシング上部の上側に設けられた窓10を介して、
調節ねじ5によって調節された解放ばね4のプレロード
を指示する。解放ばね4と後側のばね受け7との間に
は、図示の実施例では、さらにばねレバー8及び支承板
9が間挿されており、この場合山形のばねレバー8は後
側のばね受け7に支持されておりかつ支承板9を介して
解放ばねに作用する。このばねレバー8の本発明による
作用は後に詳細に説明する。さらに前側のばね受6とケ
ーシング上部2の端面との間には引張り片11のアングル
部若しくは山形部12が挿入されている。細長い引張り片
11の他端には垂直のピン13が係合しており、このピンに
はトーピースの靴底おさえ14a,14bが支承されている。
靴底おさえ14a,14bは、トーピースの側(横)方、後方
及び対角線方向(ダイヤゴナル)での解放を可能にする
ように、ケーシング上部に支承されている。この靴底お
さえの作用形式はしかし本発明の対象ではないので詳細
は省略する。
第3図〜第5図には種々異なる方向から見たケーシン
グ下部3が示されており、この場合第4図及び第5図に
は、第7図及び第8図に特別に図示している錠止片15が
付加的に見えている。第3図に示されているケーシング
下部3の平面図ではこの錠止片15のための中央の切欠き
16が見えており、この係止片の役目は、ケーシング下部
におけるケーシング上部の旋回運動の可能性を制限する
ことにある。
ケーシング下部の前部分には、ケーシング縁部の範囲
に、横軸線Qのところに縦中心軸線Lに関して対称に位
置する2つの平らな支承部分17a,17bが配置されてお
り、これらの支承部分は上方へ向って、丸面取りされた
支承ヘッド18a,18bへ移行している(第4図参照)。ケ
ーシング下部内において、これらの支承部分17a,17bの
内側には、2つの突起20a,20bの形の鉤止めエレメント1
9が形成されている。これらの突起20a,bの間には、ケー
シング下部の下側に順次に複数のV字状の係止エレメン
ト211,212,213,214が設けられており、これらは縦中
心軸線に対して横方向に向けられている。ケーシング下
部3内において突起20a,bの、縦方向でみて後方にはさ
らに、細長い切欠き22a,bが形成されており、これら
は、突起20a,bの直ぐ近くで切欠き23a,23bに開口してい
る。前記の細長い切欠き22a,b内にはトーピースの使用
位置において突起20a,bに当接する、ケーシング上部2
の2つの鉤28a,28bが係合している。錠止片15のための
切欠き16の側縁にはさらにケーシング下部に案内エレメ
ント24a,bが設けられ、該エレメントには錠止片15が縦
方向で移動可能に支承されている。第4図及び第5図で
は錠止片15が既に組付けられた状態で示されている。錠
止片15の個々の特徴は後に第7図〜第10図について詳細
に説明する。
第6図は本発明によるトーピース1のケーシング上部
2を下から見た図である。この場合解放ばね4、靴底お
さえ14a,b及びその他の部分は図示されていない。ケー
シング上部2の前方の部分には、ケーシングの縁範囲
に、それも横軸線Qのところに、縦中心軸線Lに関して
対称に2つの円錐状に細くなっている支承個所25a,25b
が配置されており、これらは上方へ向って、丸く形成さ
れた支承面26a,26bに移行している。これらの支承個所2
5a,bは、トーピース使用位置において、支承部分17a,17
bに所属し該支承部分と共に1つのヒンジ継手を形成
し、このヒンジ継手によりケーシング上部2はケーシン
グ下部3に旋回可能にかつ取外し可能に支承されてい
る。このヒンジの回転軸線は横軸線Qに沿って延びかつ
支承ヘッド18a,b若しくは支承面26a,bの中心点Mを通っ
ている。ケーシング上部には支承個所25a,bの直ぐ近く
に2つの鉤28a,28bの形の鉤エレメント27が設けられて
いる。トーピースの使用位置においてこれらの鉤28a,b
は鉤止めエレメント19の突起20a,b内へ係合し、この使
用位置において、支承ヘッド18a,bからの支承面26a,bの
分離を防止し、これにより、ケーシング上部とケーシン
グ下部との間のヒンジが完全に構成される。ケーシング
上部2の後方部分には中心の案内プレート30が形成され
ており、このプレートに沿って、靴底おさえ14a,bを有
するピン13が案内される。この案内プレート30の案内面
は後方に向って円錐状に拡がっており、従って、トーピ
ースの側方及び後方への解放の他にさらに対角線方向で
の解放が、特にスキーヤーの斜め後方への顛倒のさい
に、可能である。ケーシング上部2内の、案内プレート
30の下側には2つの側方ストッパ29a,29bを有するスト
ッパブロックが設けられている。トーピース1の使用位
置においてこれらのストッパ29a,bのそのつど1つが錠
止片15のそのつど1つのストッパ面32a1,32b1,32a2
32b2,32a3,32b3,32a4,32b4と協働する。
第7図及び第8図若しくは第9図及び第10図は錠止片
15若しくは115の2つの異なる実施例を示している。両
錠止片は二股のホーク状に形成されていて2つのホーク
アーム31a,31bを有している。各ホークアーム31a,bの下
面には、上から見て、順次にストッパ面31a1,32b1,32
a2,32b2,32a3,32b3,32a4,32b4が配置されている。
トーピースの使用位置においてはこれらのストッパ面32
a1,32b1,32a2,32b2,32a3,32b3,32a4,32b4のそれ
ぞれ1つがケーシング上部のそれぞれ1つのストッパ29
a,bと協働する。順次に位置するストッパ面の高さ位置
が異なることによりケーシング下部3に対するケーシン
グ上部2の旋回可能性が所定値に制限される。この所定
値の調節は錠止片15若しくは115の水平方向の移動によ
って行われる。さらにこの錠止片15,115は各ホークアー
ム31a,bの側面に形成された力伝達エレメント34a,34bを
有しており、これらは、トーピースの使用位置におい
て、ケーシング下部の案内24a,bと協働する。錠止片15
の中央の部分には上方へ突出した係止突起33が設けられ
ており、これに対して錠止片115では縦中心軸線に関し
て対称に2つの係止突起133a,133bが設けられている。
これらの係止突起は、トーピースの使用位置において、
V字形の切欠き211,212,213,214の1つに係止する。
これにより、錠止片の水平方向の移動が防止される。さ
らに錠止片15若しくは115は側方の滑り案内35a,35b若し
くは135a,135b及び把手36若しくは136を有し、これによ
り、錠止片の水平方向の調節を当業者により行うことが
できる。図示されていない一実施例によれば、錠止片15
若しくは115は唯一の水平方向ストッパ面を有し、この
場合錠止片の把手は省略されている。それというのはこ
の場合にはただ1つの水平位置しかなく、この位置はト
ーピースの組立のさいに既に予め調節されるからであ
る。
第1図に示すトーピースの実施例においても、また第
11図に示す実施例においても、ケーシング上部2とケー
シング下部3との間にはばね力が作用しており、このば
ね力は、前記ヒンジ及び錠止片と協働して、スキー靴底
の高さ位置に靴底おさえ14a,bを無段階に適合させるこ
とを可能にする。第1図に示されている実施例ではこの
ばね力は解放ばね4によって既に設定されており、この
場合靴底おさえの自動的な高さ調節に必要なばね作用は
ばねレバー8を介してケーシング下部3へ伝達される。
ばねレバー8は双腕であって、上から見てホーク状に製
作されている。ばねレバー8の第1のレバーアームは支
承片40であり、該支承片でばねレバー8は後方のばね受
けに支承されておりかつ支承板9を介して解放ばね4に
作用している。第2のレバーアームは2つの山形のアー
ム41a,41bによって形成されており、該アームは支承片4
0と一体に製作されている。これらのアームは、上から
見て、解放ばねの側方を通ってケーシング下部3へ達し
ている。トーピースの使用位置においてアーム41a,bは
それらの端部に形成されていて側方から内側へ突出して
いる2つの突起42a,42bを介してケーシング下部3若し
くはケーシング下部内に移動可能に支承されている錠止
片15に作用する。このばねレバーの作用形式は第1図か
ら明らかである。ばねレバー8の回転中心点は、支承片
40の下側の範囲にある、符号Xで示されている点にあ
る。支承片40の上側の範囲における、調節ねじ5の上方
で、この支承片40は支承板9を介して解放ばね4により
矢印の方向にばね力を負荷されている。これにより、第
2のレバーアーム41a,bには、該アームの突起42a,42bに
矢印方向の前向きの力を生じさせるモーメントが働き、
これにより、ケーシング上部2はケーシング下部3に向
って負荷され、従って靴底おさえ14a,bは矢印方向で下
方へ押される。第1図に示す構成から判るように、スキ
ー靴底に対する靴底おさえの高さ位置の自動的な適合作
用は解放ばね4、ひいてはトーピースの解放動作に影響
を与えない、又は極めてささいな影響しか与えない。同
様に、解放ばねの調節及びその調節値の指示にも影響を
与えない。
第11図に示されているトーピースの実施例ではばね力
をうるために板ばね43が設けられており、この板ばねは
ケーシング下部3の案内44に支持されていてケーシング
上部のさらに別のストッパ45に作用している。この場合
靴底おさえの高さ調節作用は、この実施例においては2
つのばね104,204の形で設けられている解放ばねとは完
全に無関係である。
最後に本発明によるトーピースの第12図に示されてい
る組立を詳細に説明する。ケーシング上部2が完全に組
立られた後、即ち解放ばね4、靴底おさえ14a,b等が設
けられた後、このケーシング上部2は、第12図に示され
ているように、ほぼ30°の角度でケーシング下部3上へ
載着され、その結果支承面25a,bが支承ヘッド18a,b上へ
乗せられる。この状態でケーシング上部2はケーシング
下部3に向って旋回せしめられ、この場合鉤エレメント
27の鉤28a,bは、第12b図から判るように鉤止めエレメン
ト19の、突起20a,bの下側へ係合せしめられ、従ってケ
ーシング上部とケーシング下部との間に完全なヒンジ継
手が構成される。最後に錠止片15が下側からケーシング
下部の切欠き16内へ挿入されかつ、係止突起27がV字形
の切欠き211,212,213,214の第1の切欠き211内に係
止するまで、水平に後方へ移動せしめられる。この位置
では、もっとも高い位置にあるストッパ面26a1,b1がケ
ーシング上部のストッパ29a,bと協働する。これによ
り、トーピースが上記のように組立てられた場合、ケー
シング上部の最大旋回角度、ひいてはまた靴底おさえの
最大高さ位置が予め設定される。ばねレバー8を有する
第1図の実施例ではばねレバー8はその側方の突起42a,
42bにより錠止片15の滑り案内35で作用し、これにより
この錠止片の組付けと同時にケーシング上部とケーシン
グ下部との間にばね作用をもった結合がえられる。板ば
ね43を有する第11図に示す実施例ではこの板ばね錠止片
115と同時に組付けられ、かつこの錠止片の、ケーシン
グ下部の案内44に沿った水平方向移動のさいに保持さ
れ、その結果ケーシング上部のストッパ45に作用する。
この状態においてスキービンディングのトーピースは
スキー板上に固定される。このことは、ケーシング下部
3が有利にはねじによりスキー板上に固定されることに
よって行われる。これによりケーシング上部が所定の範
囲においてばね力に抗して旋回可能にとどめられる。図
面には示されていないが、錠止片がただ1つのストッパ
面しか有していないレンタルスキーに有利であるトーピ
ースの構成では、靴底おさえに関するトーピースの調節
は不要である。第7図〜第10図の錠止片を有するトーピ
ースでは、スキー靴が組付けられたスキービンディング
内へ装着され、この場合靴底おさえ若しくはケーシング
上部はスキー靴底の高さに相応してばね力に抗して上方
へ運動せしめられる。錠止片15,115はスキー靴が装着さ
れたさい水平方向でスキー靴に向って後方へ移動せしめ
られ、その結果ストッパ面32a1,32b1,32a2,32b2,32
a3,32b3,32a4,32b4のうち適当な1つのストッパ面が
直接にストッパ29上に位置する。このストッパ面は、ス
キー靴によって予め設定された靴底おさえの位置におい
て丁度ストッパ29上に位置するストッパ面であり、また
この場合錠止片15,115の位置は、該錠止片の係止突起2
7,127がV字形の切欠き211,212,213,224の1つに係
止した位置である。これにより、ケーシング下部3に対
するケーシング上部2の旋回範囲は、当該スキー靴の靴
底のために実際に必要である旋回範囲に減少される。こ
れによりトーピース中におけるスキー靴の安定性が著し
く高められる。このような付加的制限の利点はスキービ
ンディングの後方への解放動作においても顕著に認めら
れる。スキーヤーの後方又は斜め後方への顛倒時に靴底
おさえが上向きの負荷を受けると、まずケーシング上部
が、ストッパ29a,bが錠止片15,115の相応するストッパ
面32a1,32b1,32a2,32b2,32a3,32b3,32a4,32b4
当接するまで、上方へ旋回せしめられる。次いではじめ
て本来の後方への解放機構が作動せしめられ、この場合
靴底おさえ14a,bのための支承ピン13がその垂直位置か
ら外方へ旋回せしめられ、その結果その下端が案内ブロ
ック30内の案内面に沿って後方へ動かされ、これにより
引張り片11を介して解放ばね4に作用する。後方への解
放のためには、靴底おさえ14a,bに上向きに作用する力
が、靴底おさえを旋回させてスキー靴をトーピースから
上方へ脱け出させるのに十分な大きさでなければならな
い。支承ピンのための案内面が円錐状に拡がっているこ
とにより、スキーヤーの特に斜め後方への顛倒のさい、
支承ピン13がその中心位置から外方へ旋回することによ
り、スキー靴を斜め上方へ解放する、トーピースのダイ
ヤゴナル解放動作が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒメッツベルガー,アロイス オーストリア国 A―1110 ウィーン マイトルガッセ 29/3/14 (72)発明者 ヴュルトナー,フーベルト オーストリア国 A―2410 ハインブル ク/ドナウ ノイガッセ 3 (72)発明者 シュトリツル,カール オーストリア国 A―1020 ウィーン ハンデルスカイ 300アー/1/2/8 (72)発明者 ヤニッシュ,アンドレアス オーストリア国 A―2512 アインハウ ゼン アーホルンガッセ 11 (72)発明者 ブラダール,ヘルムート オーストリア国 A―1110 ウィーン エーアムガッセ 8 (56)参考文献 特開 平2−237584(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキー板に固定可能なケーシング下部
    (3)及びケーシング上部(2)を有し、該ケーシング
    上部が、少なくとも1つの調節可能な解放ばね(4)と
    該解放ばねによってばね負荷されている旋回可能な2つ
    の靴底おさえ(14a,14b)とを有し、ケーシング上部
    (2)がトーピースの使用位置において、トーピースの
    縦中心軸線(L)に対してほぼ垂直の横軸線(Q)を中
    心にして、旋回可能であり、かつケーシング下部に対す
    るケーシング上部の旋回可能性が錠止手段により制限さ
    れている形式の、安全スキービンディング用のトーピー
    スにおいて、錠止手段が、少なくとも2つの、異なる高
    さ位置にあるストッパ面(32a1,32b1,32a2,32b2,32
    b3,32a4,32b4)を備えた、ケーシング下部(3)又は
    ケーシング上部(2)内において水平に移動可能に支承
    された錠止片(15,115)を有しており、選択的に前記ス
    トッパ面(32a1,32b1,32a2,32b2,32b3,32a4,32
    b4)の1つが、スキービンディングの使用位置におい
    て、ケーシング上部又はケーシング下部に設けられた錠
    止手段のストッパ(29a,29b)に係合して該ストッパ(2
    9a,29b)を錠止し、これにより、ケーシング下部に対す
    るケーシング上部の旋回運動が所定の調節可能な値に制
    限されることを特徴とする、スキービンディング用のト
    ーピース。
  2. 【請求項2】ケーシング上部及び又はケーシング下部内
    に、使用位置へのケーシング上部の旋回運動を生ぜしめ
    る負荷を与えるばね(4,43)が設けられていることを特
    徴とする、請求項1記載のトーピース。
  3. 【請求項3】ケーシング上部(2)及びケーシング下部
    (3)間で作用する前記ばねが解放ばね(4)であり、
    かつ該ばねのばね力がばねレバー(8)を介してケーシ
    ング下部(3)に伝達され、この場合ばねレバー(8)
    がケーシング上部(2)内に支承されており、かつ前記
    ばねレバー(8)がその第1のレバーアームとして形成
    された支承片(40)で解放ばね(4)に、かつ山形に形
    成された第2のレバーアーム(41a,41b)でケーシング
    下部(3)に係合し作用することを特徴とする、請求項
    2記載のトーピース。
  4. 【請求項4】ばねレバー(8)が、上から見て、ホーク
    状に形成されており、該ばねレバー(8)の中央部分が
    支承片(40)として形成されていて、解放ばね(4)に
    作用する第1のレバーアームを形成しており、かつ解放
    ばね(4)の両側にそれぞれ1つの、ばねレバーの前記
    中央部分と一体の、ケーシング下部に作用する山形の第
    2のレバーアーム(41a,41b)が設けられており、第2
    のレバーアーム(41a,41b)がそれぞれ側方突起(42a,4
    2b)を有し、該側方突起がケーシング下部(3)に又
    は、ケーシング下部(3)内に支承された錠止片(15,1
    15)のそれぞれ1つの滑り案内(35a,35b)に、係合す
    ることを特徴とする、請求項3記載のトーピース。
  5. 【請求項5】ケーシング上部(2)及びケーシング下部
    (3)間において作用するばねが板ばね(43)であり、
    該板ばねがケーシング下部(3)内に支承されていてケ
    ーシング上部(2)に係合し作用するか又は逆にケーシ
    ング上部(2)内に支承されていてケーシング下部
    (3)に係合し作用することを特徴とする、請求項2記
    載のトーピース。
  6. 【請求項6】錠止片(15,115)が、上から見て、ホーク
    状であってかつ縦中心軸線に関してほぼ対称に形成され
    ており、かつストッパ面(32a1,32b1,32a2,32b2,32
    a3,32b3,32a4,32b4)が錠止片の両方のホークアーム
    の下面に配置されていることを特徴とする、請求項1か
    ら5までのいずれか1項記載のトーピース。
  7. 【請求項7】錠止片(15,115)が両側に力伝達エレメン
    ト(34a,34b)を有しており、該力伝達エレメントがケ
    ーシング下部又はケーシング上部の所属の滑り案内(24
    a,24b)と協働することを特徴とする、請求項1から6
    までのいずれか1項記載のトーピース。
  8. 【請求項8】錠止片(15,115)が、ケーシング上部
    (2)又はケーシング下部(3)内に設けられている係
    止エレメント(211,212,213,214)と協働する少なく
    とも1つの弾性係止突起(33,133a,133b)を有し、前記
    係止エレメント(211,212,213,214)の数が前記錠止
    片のそれぞれ異なるストッパ面(31a1,31a2,31a3,31
    a4)の数に等しいことを特徴とする、請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載のトーピース。
  9. 【請求項9】錠止片(15,115)が把手(36,136)を有し
    ていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれ
    か1項記載のトーピース。
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