JP2822705B2 - ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置 - Google Patents

ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置

Info

Publication number
JP2822705B2
JP2822705B2 JP3193854A JP19385491A JP2822705B2 JP 2822705 B2 JP2822705 B2 JP 2822705B2 JP 3193854 A JP3193854 A JP 3193854A JP 19385491 A JP19385491 A JP 19385491A JP 2822705 B2 JP2822705 B2 JP 2822705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
heat exchanger
temperature
detecting
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3193854A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0682083A (ja
Inventor
宏治 室園
章 藤高
邦泰 内山
明郎 佐藤
健一 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP3193854A priority Critical patent/JP2822705B2/ja
Publication of JPH0682083A publication Critical patent/JPH0682083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2822705B2 publication Critical patent/JP2822705B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気を熱源とするヒー
トポンプ式空気調和機の除霜制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプ式空気調和機は、暖房運転
時に室外側熱交換器に着霜が進行して外気からの吸熱量
が減少することがあるため、除霜制御装置を設けて着霜
を検知し、除霜運転を行う必要がある。
【0003】従来の除霜制御方式としては、温度検出素
子により室外側熱交換器の温度を検出し、暖房運転開始
後または前回の除霜運転終了後所定時間以上経過してお
り、かつ前記温度検出素子により検出した室外側熱交換
器の温度が所定値以下となった場合は、室外側熱交換器
に着霜したと判断して除霜運転を行なう方式が一般的で
あった。
【0004】ところが、この方式では外気温が低い時に
運転を行うと、室外側熱交換器温度は常に前記所定値以
下であり、したがって外気相対湿度が低く、室外側熱交
換器に着霜してなくても前記所定時間ごとに不必要な除
霜運転を行ってしまい、効率及び快適性の低下を招いて
いた。
【0005】これを改善するために、外気温と相対湿度
を検出して着霜領域内であるかどうかを判断し、着霜領
域内であると判断した場合には所定時間運転後に除霜運
転を行なう方式も知られている(例えば特開昭62−1
42944号公報)。
【0006】さらに、外気温の変化及び外気湿度の変化
に応じて抵抗値が変化する感湿素子を用いて所定値の外
気温、外気湿度において所定値を出力する出力手段を設
け、この出力手段によって出力された値を積算し、積算
値が所定値になると除霜運転を行なう方式も知られてい
る(例えば特開昭62−129637号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の除霜制御方式では以下のような課題があった。
【0008】すなわち、圧縮機容量が一定で、室内送風
手段による送風量が一定の場合には、上記従来の技術を
用いることで、外気温が低い時の不必要な除霜運転を防
ぐことはできるが、容量可変型の圧縮機を用いて負荷に
応じて圧縮機容量を変化させる場合や、使用者の好みに
応じて室内送風量を変化させる場合の室外側熱交換器へ
の着霜速度の変化を検知することはできず、したがって
やはり不必要な除霜運転を行って効率及び快適性の低下
を招いていた。
【0009】本発明は上記課題に鑑み、圧縮機容量の変
化及び室内送風量の変化を考慮した演算式を用いて着霜
量を間接的に求めることで、外気温の変化のみならず圧
縮機容量や室内送風量の変化に対してもほぼ一定の着霜
量で除霜運転を行い、効率および快適性の向上を図るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置
は、容量可変型圧縮機、室外側熱交換器、減圧器、室内
側熱交換器を順に配管にて環状に連結して冷媒回路を構
成し、外気温を検出する外気温検出手段及び外気湿度を
検出する外気湿度検出手段及び前記容量可変型圧縮機の
容量を検出する容量検出手段及び前記室内側熱交換器の
近傍に設けた室内送風手段の送風量を検出する送風量検
出手段及び所定周期でこれらの検出手段により検出した
値を用いて演算を行い、前記所定周期ごとの演算結果の
積算を行う演算手段及び前記積算値が所定値になると前
記室外側熱交換器の除霜を行う除霜手段からなるもので
ある。
【0011】また、本発明の他のヒートポンプ式空気調
和機の除霜制御装置は、容量可変型圧縮機、室外側熱交
換器、減圧器、室内側熱交換器を順に配管にて環状に連
結して冷媒回路を構成し、外気温の変化及び外気湿度の
変化に応じて抵抗値が変化する感湿素子を用いて所定の
外気温、外気湿度において所定値を出力する出力手段及
びこの出力手段により出力された値を検出する出力検出
手段及び前記容量可変型圧縮機の容量を検出する容量検
出手段及び前記室内側熱交換器の近傍に設けた室内送風
手段の送風量を検出する送風量検出手段及び所定周期で
これらの検出手段により検出した値を用いて演算を行
い、前記所定周期ごとの演算結果の積算を行う演算手段
及び前記積算値が所定値になると前記室外側熱交換器の
除霜を行う除霜手段からなるものである。
【0012】
【作用】本発明は上記手段により次のような作用を有す
る。
【0013】すなわち、圧縮機容量の変化及び室内送風
量の変化を考慮した演算式を用いて着霜量を間接的に求
めることで、外気温湿度の変化のみならず圧縮機容量や
室内送風量の変化に対してもほぼ一定の着霜量で除霜運
転を行うことができる。
【0014】したがって、室外側熱交換器に着霜してい
ないのに除霜運転を行ったり、あるいは大量に着霜して
しまって所定時間内で完全に除霜できないまま次の暖房
運転を行うということがなく、効率及び快適性の向上を
図ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す添付図面の
図1〜図7を参考に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例におけるヒー
トポンプ式空気調和機の冷凍サイクル図である。
【0017】同図において、1は周波数可変型圧縮機、
2は四方弁、3は室内側熱交換器、4は減圧器、5は室
外側熱交換器であり、前記室内側熱交換器3の近傍には
室内ファン6が、前記室外側熱交換器5の近傍には室外
ファン7がそれぞれ設けられている。
【0018】このヒートポンプ式空気調和機において、
暖房時には圧縮機1より吐出された冷媒は、四方弁2、
室内側熱交換器3、減圧器4、室外側熱交換器5、四方
弁2の順で流れて再び圧縮機1に吸入される。また、室
内ファン6により室内に温風を送って暖房を行う。
【0019】また、8aは外気温を感知する温度セン
サ、8bは室外側熱交換器5の温度を感知する温度セン
サ、9は外気湿度を感知する湿度センサであり、それぞ
れの信号は温度検出回路10及び湿度検出回路11にて
読取られる。また、12は室内ファン6の室内送風量を
検出する風量検出回路、13は周波数可変型圧縮機1の
周波数を検出する周波数検出回路である。
【0020】暖房運転時には、所定周期ごとに温度検出
回路10にて外気温及び室外側熱交換器5の温度を、ま
た湿度検出回路11にて外気湿度を、また風量検出回路
12にて室内ファン6の室内送風量をまた周波数検出回
路13にて周波数可変型圧縮機1の周波数をそれぞれ検
出し、これらの信号はマイクロコンピュータ14に送ら
れて所定の演算を行って着霜量を算出して積算し、この
積算値が所定値となるとマイクロコンピュータ14より
除霜制御リレー15に信号が送られ、四方弁2を反転さ
せ、室内ファン6、室外ファン7を停止して除霜運転を
行う。除霜運転中は温度検出回路10からの信号がマイ
クロコンピュータ14に連続して送られ、所定の除霜終
了温度と比較を行い、室外側熱交換器5の温度が除霜終
了温度以上となると除霜制御リレー15に信号が送られ
再び暖房運転に復帰する。
【0021】次に、着霜量算出の演算式について説明す
る。図2は、本実施例におけるヒートポンプ式空気調和
機を一定の運転状況(圧縮機周波数、室内ファン回転
数、室外ファン回転数、減圧器の絞り量を固定)で暖房
運転した時の、外気温及び相対湿度と室外側熱交換器5
での単位時間当りの着霜量(室外側熱交換器5の温度が
0℃以上では、これは除湿量となる)との関係を示す。
ここで、外気温をt、相対湿度をRH、1時間当りの着
霜量をFR,A1〜A9を定数とおくと、図2に示すよ
うにFRはtとRHの関係であり、以下の〔1式〕で近
似できる。
【0022】
【数3】
【0023】また、図3は所定の外気温のもとでの室内
送風量の変化と単位時間当りの着霜量との関係を示す図
である。また、図4はインバータを利用した容量可変型
の圧縮機を用いた場合の所定の外気温のもとでの圧縮機
周波数(圧縮機容量)と単位時間当りの着霜量との関係
を示す図である。
【0024】図3及び図4より明らかなように、実用域
においては室内送風量と着霜量及び圧縮機周波数と着霜
量はそれぞれほぼ比例関係にある。
【0025】以上のことより、以下の〔2式〕で演算式
にて着霜量を算出することができる。
【0026】
【数4】
【0027】SUMN:運転開始からN・△τ(分)後の着
霜量 △τ:スキャン間隔(分) FANi:室内送風量 FANs:基準室内送風量(図2に示す着霜量算出の際の室
内送風量) CMPi:圧縮機周波数 CMPs:基準圧縮機周波数(図2に示す着霜量算出の際の
圧縮機周波数) 図5は、上記演算式を用いた除霜制御のフローチャート
図である。
【0028】同図において、thは室外側熱交換器5の
温度、FRsは基準着霜量(除霜開始着霜量)、tds
は除霜完了と判定する室外側熱交換器5の温度である。
【0029】暖房運転時には、所定周期で前述の各検出
回路にて外気温t、相対湿度RH、室外側熱交換器温度
th、圧縮機周波数CMP、室内送風量FANを検出
し、th>0℃では水となるのでth≦0℃の時のみ上
記演算式を用いてSUMを算出する。そしてSUM≧F
Rsとなると除霜運転を開始し、th≧tdsとなると
除霜運転を終了し、SUM=0として再びフローの最初
に戻る。
【0030】したがって、外気温湿度や運転状況が変化
しても常にほぼ一定着霜量で除霜運転を行なうことがで
きる。
【0031】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図6は本発明の第2の実施例におけるヒートポン
プ式空気調和機の冷凍サイクル図である。ここで、同図
において、図1に示すものと同一の機能を有するものに
ついては同一の番号を付して説明を省略する。
【0032】図6において、16は室外側熱交換器5の
近傍に設けられ、外気温の変化及び外気湿度の変化に応
じて抵抗値が変化する感湿素子と抵抗を組合せて所定の
外気温、外気湿度において所定値を出力する着霜検知回
路であり、17は着霜検知回路16の出力を検出してマ
イクロコンピュータ14に信号を送る出力検出回路であ
る。
【0033】図7は外気温、相対湿度と着霜検知回路の
出力との関係の一例を示す。このように着霜検知回路1
6の外気温、外気湿度に対する出力値は、公知の方法に
より図2に示すヒートポンプ式空気調和機の着霜特性の
傾向に近似させることが可能である。
【0034】したがって、第1の実施例で示した着霜量
の近似式FR=f(t,RH)を用いるかわりに着霜検
知回路16の出力値OTを用いた以下の〔3式〕で着霜
量を算出することができる。
【0035】
【数5】
【0036】したがって第1の実施例では外気温、外気
湿度を検出して1時間当りの着霜量を近似式で求めるの
に対し、第2の実施例では着霜検知回路の出力値をその
まま用いて演算を行い、図5に示す除霜制御を行なうこ
とが可能である。
【0037】なお、上記第1及び第2の実施例では室外
側熱交換器の温度が0℃以下の時に積算を行なうように
したが、この値は室外ファンの風量、熱交換器の大き
さ、フィンピッチ等の違いにより任意に設定してよい。
【0038】また、第1及び第2の実施例で説明した制
御に加えて、室外側熱交換器の温度が所定回数以上連結
して所定値以上の時にはそれまでの積算値を0とする制
御を行うことで、運転の途中で外気温が上昇してきた
り、あるいは圧縮機が小容量運転を行うことで一旦付着
した霜が融解した後、再び着霜が進行する場合でも正確
に着霜量を算出することができる。
【0039】また、圧縮機容量が所定回数以上連続して
所定以下である場合、それまでの積算値を0とする制御
を加えることで、運転の途中で室温が設定値以上となっ
て圧縮機が停止して一旦付着した霜が融解した後、再び
圧縮機が運転して着霜が進行する場合でも正確に着霜量
を算出することができる。
【0040】また、暖房運転開始時及び除霜運転終了時
より所定時間は積算値の如何にかかわらず除霜運転を禁
止する除霜禁止区間を設けることで、湿度センサ等の湿
度検知部分に水滴等が付着して実際よりも高い値を示
し、これにより着霜量が実際よりも非常に大きく算出さ
れても、頻繁に除霜運転を行って暖房不足となることを
防ぐことが出来る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明のヒートポン
プ式空気調和機の除霜制御装置は、外気温、外気湿度、
圧縮機容量、室内送風量を検出し、これらの値を用いて
演算を行って着霜量を間接的に算出することで、外気温
湿度の変化のみならず圧縮機容量、室内送風量の変化に
対してもほぼ一定の着霜量で除霜運転を行なうことがで
きる。したがって、室外側熱交換器に着霜していないの
に除霜運転を行ったりあるいは大量に着霜してしまって
所定時間内で完全に除霜できないまま次の暖房運転を行
うということがなくなり、効率及び快適性の向上を図る
ことができる。
【0042】また、圧縮機容量と着霜量との関係及び室
内送風量と着霜量との関係がそれぞれ実用域では比例関
係にあることを利用して簡単な演算式で着霜量を算出す
ることができる。
【0043】また、外気温及び外気湿度を検出するかわ
りに外気温の変化及び外気湿度の変化に応じて抵抗値が
変化する感湿素子を用いて所定の外気温、外気湿度にお
いて所定値を出力する出力手段の出力値を検出すること
で、この出力値をそのまま演算式に用いることができ
る。
【0044】また、前記出力手段による出力値と前記圧
縮機容量と着霜量との関係及び室内送風量と着霜との関
係を利用することで、さらに簡単な演算式で着霜量を算
出することができる。
【0045】また、室外側熱交換器の温度が所定値以上
の時、演算値をそれまでの積算値に加えない制御を行な
うことで、より正確な着霜量検知が可能である。
【0046】また、室外側熱交換器の温度が所定回数以
上連続して所定値以上の時にはそれまでの積算値を0と
する制御を加えることで、運転の途中で外気温が上昇し
てきたり、あるいは圧縮機が小容量運転を行なうことで
一旦付着した霜が融解した後、再び着霜が進行する場合
でも正確に着霜量を算出することができる。
【0047】また、圧縮機容量が所定回数以上連続して
所定値以下である場合、それまでの積算値を0とする制
御を加えることで、運転の途中で室温が設定値以上とな
って圧縮機が停止して一旦付着した霜が融解した後、再
び圧縮機が運転して着霜が進行する場合でも正確に着霜
量を算出することができる。
【0048】また、暖房運転開始時及び除霜運転終了時
より所定時間は積算値の如何にかかわらず除霜運転を禁
止する除霜禁止区間を設けることで、湿度センサ等の湿
度検知部分に水滴等が付着して実際よりも高い値を示
し、これにより着霜量が実際よりも非常に大きく算出さ
れても、頻繁に除霜運転を行って暖房不足となることを
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるヒートポンプ式
空気調和機の冷凍サイクル図
【図2】外気温、相対湿度と単位時間当りの着霜量との
関係を示す特性図
【図3】室内送風量の変化と単位時間当りの着霜量との
関係を示す特性図
【図4】圧縮機周波数(圧縮機容量)と単位時間当りの
着霜量との関係を示す特性図
【図5】本発明の除霜制御装置の除霜制御の一例を示す
フローチャート
【図6】本発明の第2の実施例におけるヒートポンプ式
空気調和機の冷凍サイクル図
【図7】外気温、相対湿度と着霜検知回路の出力との関
係を示す特性図
【符号の説明】
1 周波数可変型(容量可変型)圧縮機 3 室内側熱交換器 4 減圧器 5 室外側熱交換器 6 室内ファン(室内送風手段) 8a 温度センサ(外気温検出手段) 8b 温度センサ(熱交換器温度検出手段) 9 湿度センサ(外気湿度検出手段) 10 温度検出回路 11 湿度検出回路 12 風量検出回路(送風量検出手段) 13 周波数検出回路(容量検出手段) 14 マイクロコンピュータ(演算手段) 15 除霜制御リレー(除霜手段) 16 着霜検知回路(出力手段) 17 出力検出回路(出力検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 明郎 宮城県仙台市青葉区中山七丁目2番1号 東北電力株式会社 応用技術研究所内 (72)発明者 桜井 健一 宮城県仙台市青葉区中山七丁目2番1号 東北電力株式会社 応用技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−41758(JP,A) 特開 昭62−142944(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 101 F25B 47/02 570

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容量可変型圧縮機、室外側熱交換器、減圧
    器、室内側熱交換器を順に配管にて環状に連結して冷媒
    回路を構成し、外気温を検出する外気温検出手段及び外
    気湿度を検出する外気湿度検出手段、及び前記容量可変
    型圧縮機の容量を検出する容量検出手段、及び前記室内
    側熱交換器の近傍に設けた室内送風手段の送風量を検出
    する送風量検出手段、及び所定周期でこれらの検出手段
    により検出した値を用いて演算を行い、前記所定周期ご
    との演算結果の積算を行う演算手段、及び前記積算値が
    所定値になると前記室外側熱交換器の除霜を行う除霜手
    段からなるヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置。
  2. 【請求項2】積算開始からN回目までの積算値は、tを
    外気温、RHを外気湿度、SUMNを積算値、Aを定
    数、FANiをi回目における送風量検出手段による検
    出値、CMPiをi回目における容量検出手段による検
    出値、tiをi回目における外気温検出手段による検出
    値、RHiをi回目における外気湿度検出手段による検
    出値、f(ti,RHi)を外気温及び外気湿度の関数
    f(t,RH)において、t=ti,RH=RHiとし
    たとき、 【数1】 式より求める請求項1記載のヒートポンプ式空気調和機
    の除霜制御装置。
  3. 【請求項3】容量可変型圧縮機、室外側熱交換器、減圧
    器、室内側熱交換器を順に配管にて環状に連結して冷媒
    回路を構成し、外気温の変化及び外気湿度の変化に応じ
    て抵抗値が変化する感湿素子を用いて所定の外気温、外
    気湿度において所定値を出力する出力手段、及びこの出
    力手段により出力された値を検出する出力検出手段、及
    び前記容量可変型圧縮機の容量を検出する容量検出手
    段、及び前記室内側熱交換器の近傍に設けた室内送風手
    段の送風量を検出する送風量検出手段、及び所定周期で
    これらの検出手段により検出した値を用いて演算を行
    い、前記所定周期ごとの演算結果の積算を行う演算手
    段、及び前記積算値が所定値になると前記室外側熱交換
    器の除霜を行う除霜手段からなるヒートポンプ式空気調
    和機の除霜制御装置。
  4. 【請求項4】積算開始からN回目までの積算値は、SU
    Nを積算値、Aを定数、FANiをi回目における送
    風量検出手段による検出値、CMPiをi回目における
    容量検出手段による検出値、OTiをi回目における出
    力検出手段による検出値としたとき、 【数2】 式より求める請求項3に記載のヒートポンプ式空気調和
    機の除霜制御装置。
  5. 【請求項5】室外側熱交換器の温度を検出する熱交換器
    温度検出手段を有し、前記熱交換器温度検出手段により
    検出した値が所定値以上の時は、演算結果をそれまでの
    積算値に加えない請求項1〜4のいずれかに記載のヒー
    トポンプ式空気調和機の除霜制御装置。
  6. 【請求項6】室外側熱交換器の温度を検出する熱交換器
    検出手段を有し、前記熱交換器温度検出手段により検出
    した値が所定値以上の値を所定回数以上連続した時に、
    それまでの積算値を0とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置。
  7. 【請求項7】暖房運転開始時及び除霜運転終了時に積算
    値を0とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒートポ
    ンプ式空気調和機の除霜制御装置。
  8. 【請求項8】容量検出手段により検出した値が所定回数
    以上連続して所定値以下である時は、それまでの積算値
    を0とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒートポン
    プ式空気調和機の除霜制御装置。
  9. 【請求項9】暖房運転開始時及び除霜運転終了時より所
    定時間は積算値の如何にかかわらず除霜運転を禁止する
    除霜禁止区間を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の
    ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置。
JP3193854A 1991-08-02 1991-08-02 ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置 Expired - Fee Related JP2822705B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3193854A JP2822705B2 (ja) 1991-08-02 1991-08-02 ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3193854A JP2822705B2 (ja) 1991-08-02 1991-08-02 ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0682083A JPH0682083A (ja) 1994-03-22
JP2822705B2 true JP2822705B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=16314860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3193854A Expired - Fee Related JP2822705B2 (ja) 1991-08-02 1991-08-02 ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2822705B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101253568B1 (ko) * 2005-12-29 2013-04-11 삼성전자주식회사 공기조화기 및 그 제어방법
WO2011079071A2 (en) * 2009-12-23 2011-06-30 Thermo King Corporation Apparatus for controlling relative humidity in a container
CN105042786B (zh) * 2015-07-30 2018-09-11 广东美的制冷设备有限公司 除湿机及除湿机的控制方法和装置
CN106989494A (zh) * 2017-05-10 2017-07-28 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其结霜检测装置和方法
CN112665118B (zh) * 2020-12-22 2022-03-01 珠海格力电器股份有限公司 热泵机组的除霜控制方法和装置、存储介质、热泵机组
CN113847658B (zh) * 2021-10-22 2022-09-16 海信(广东)空调有限公司 除湿机及其控制方法
CN114440453B (zh) * 2022-03-01 2024-01-16 北溪特(浙江)科技有限公司 一种基于模糊算法的空气能热水器结霜程度判定方法
JP7339570B1 (ja) * 2022-05-20 2023-09-06 ダイキン工業株式会社 予測装置、冷凍システム、予測方法及び予測プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0682083A (ja) 1994-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2997487B2 (ja) 冷凍装置及び冷凍装置における冷媒量表示方法
JP3893676B2 (ja) 空気調和装置
JP2000094942A (ja) 電気自動車用空調装置
JPH09178306A (ja) 冷凍サイクル装置
KR20060082455A (ko) 공기조화기의 제상운전 제어장치 및 그 동작방법
US20110302937A1 (en) Demand defrost for heat pumps
JP2822705B2 (ja) ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置
US20190003760A1 (en) Method for defrosting a heat pump
JPH09210516A (ja) 熱ポンプ式空気調和機の除霜方法
JP3213662B2 (ja) 空気調和機
KR20080035878A (ko) 공기조화기 및 상기 공기조화기의 제상방법
US10837670B2 (en) Air-conditioning apparatus
JP2004230988A (ja) 車両用空調装置
JP4047566B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPS60575Y2 (ja) 空気調和機の除霜装置
JPS6038544A (ja) ヒ−トポンプの除霜運転切換え方法
JPH05126384A (ja) 空気調和機
JP2930837B2 (ja) 空気調和機の湿度表示装置
JPH06147603A (ja) 除霜装置
JPS60144546A (ja) 空気調和機の除霜運転制御装置
KR100304553B1 (ko) 히트펌프공기조화기와그난방운전을위한제어방법
JPS6325448A (ja) ヒ−トポンプ式空気調和機の室内機
JPH0381060B2 (ja)
JP3006005B2 (ja) 冷凍装置の運転制御装置
JP3182439B2 (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees