JPS60575Y2 - 空気調和機の除霜装置 - Google Patents

空気調和機の除霜装置

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JPS60575Y2
JPS60575Y2 JP9447180U JP9447180U JPS60575Y2 JP S60575 Y2 JPS60575 Y2 JP S60575Y2 JP 9447180 U JP9447180 U JP 9447180U JP 9447180 U JP9447180 U JP 9447180U JP S60575 Y2 JPS60575 Y2 JP S60575Y2
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JP
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heating capacity
defrosting
air
heat exchanger
coefficient
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JP9447180U
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JPS5716734U (ja
Inventor
毅 今飯田
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三菱重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和機の除霜装置に関する。
従来の空気熱源ヒートポンプの除霜手段としては、利用
側熱交換器の吐出空気温度と吸込空気温度の温度差を検
知し、除霜を行ないながら運転しているときの最大温度
差を記憶し、熱源側熱交換器への霜の蓄積により利用側
熱交換器の吐出吸込空気の温度差が減少してゆく経過で
吐出吸気空気の温度差が記憶しである最大温度差に対し
て設定された値まで低下したとき除霜を開始するもので
ある。
しかしながら、このような手段では、暖房能力は利用側
熱交換器を通過する風量と、上記熱交換器の吐出空気温
度と吸込空気温度の温度差と、空気の比熱の積で表わさ
れる関係上、上記風量の変化により上記温度差が変動す
るから、熱源側熱交換器への霜の蓄積によるヒートポン
プの暖房能力の低下を適確に検知することができないと
いう不具合がある。
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
利用側熱交換器を通過する風量が変動しても、暖房能力
の変化を適確につかみ、熱源側熱交換器への霜の蓄積に
よる暖房能力の低下に応じて適確な除霜を行なう空気調
和機の除霜装置を提供することを目的とし、利用側熱交
換器の吐出空気温度T。
と吸込空気温度τ1との空気温度差(’r。−To)及
びその空気流速■をそれぞれ検出して暖房能力係数cx
(’ro−’r1)を演算する手段と、熱源側熱交換
器への霜の蓄積に基因して上記暖房能力係数cx (T
o−’rt)の値が記憶しである暖房能力係数の最大値
に対する設定割合まで低下したとき除霜を開始する手段
とを具備してなる一呈一 ことを特徴とする(ただしC=■ッ、で、Vmaxは流
速■の最大値)。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図は
その系統図、第2図は第1図の電気回路図、第3図、第
4図、第5図はそれぞれ第2図の本装置による除霜サイ
クルを示すもので、第3図は風量係数Cを、第4図は室
内側熱交換器の吸込及び吐出空気温度T1. Toを、
第5図は暖房能力係数比Q/Qmaxをそれぞれ示す線
図、第6図は第2図による除霜制御を示すフローチャー
ト、第7図は送風機の回転数と風量の関係を示す線図、
第8図は第1図における電子制御部の詳細ブロック図で
ある。
まず、第1〜2図において、1は圧縮機、2は四方切換
弁、3は室外側熱交換器、4は毛細管、5は室内側熱交
換器、6は室内側送風機7を駆動するモータ、8は室外
側送風機用モータ、9及び10はそれぞれ室内側熱交換
器5の吸込空気温度及び吐出空気温度を検出する温度検
出素子、11は室内側熱交換器5の吐出空気流の風速を
検出する風速検出素子、12は電子制御部、13は電子
制御部12の電源トランス、14は圧縮機1を制御する
接点14をオン・オフするリレー、15は四方弁2を制
御する接点15をオン・オフするリレー 16は室外側
送風機用モータ8を制御する接点16をオン・オフする
リレー 17はリモコン用操作部である。
このような装置において、暖房運転時にリモコン用操作
部17の操作により、電源トランス13を介して電子制
御部12が通電され、これにより、リレー14,15,
16がそれぞれ励磁され、それぞれ接点14,15,1
6をオンとして圧縮機1、四方切換弁2、室外側送風機
用モータ8が通電されるとともに、室内側送風機用モー
タ6が通電される。
そこで、圧縮機1から吐出される高温高圧の冷媒は、矢
印に示すように、四方切換弁2を経て室内側熱交換器5
に入り、ここで凝縮液化する。
このとき、室内側送風機7によって空気が循環され、室
内側熱交換器5で熱交換した温風を吹出し、室内側熱交
換器5の吸込空気温度T□は温度検出素子9で、吐出空
気温度Toは温度検出素子10で、空気流の風速■は速
度検出素子11でそれぞれ検出される。
一方、冷媒は、毛細管4で減圧されて室外側熱交換器3
に入り蒸発気化して、四方弁2を経て圧縮機1に吸入さ
れる。
その際、室外側熱交換器3には運転状態によっては、霜
が付着し、その蓄積量がある限度を越すと、暖房能力か
低下し始め、効率のよい暖房運転が阻害されるから、霜
の蓄積によって暖房能力が著しく低下する前に除霜をす
る必要がある。
そこて、本装置では、室内側熱交換器5の吸込空気温度
T1、吐出空気温度T。
、空気流の風速■をそれぞれ検出素子9,10,11で
検出し、その出力を電子制御部12に入力する。
電子制御部12では、風速検出素子11で検出した風速
が、モータ6、送風機7、風路低抗等で決まる室内ニュ
ットとして可能な最大風速Vmaxの何%に相当するか
を計算して風量係数C=V/V maxを算出する。
この関係の一例を挙げると、第3図に示すように、室内
送風機7が高速運転HiであればC=1であり、低速運
転LoであればC〈1(本例ではC= 1.6)となる
空気流路の断面積は一定であるので、風速Vを検出する
ことにより風量係数Cを知ることできる。
次いで、温度検出素子9,10でそれぞれ検出した吸込
空気温度T1、吐出空気温度T。
及び上記風速係数Cより暖房能力係数Q=C(To
Tt)を計算する。
除霜完了抜法の除霜開始まで1サイクルの最大暖房能力
係数Qmax= (C(To−T1)) maxを記憶
し、室外側熱交換器3への霜の蓄積に基因して、暖房能
力係数Qが減少してゆく過程で、Qの値が記憶しである
最大値Qmaxに対してあらかじめ設定した値まで低下
したときに除霜を開始する。
第3図、第4図、第5図は横軸に時間をそれぞれ同期し
てとり、同一尺度で示したもので、第1回目の除霜サイ
クルでは、室内側送風機をHiの状態に保ったまま除霜
サイクルの運転を行ない、風量係数C=1、暖房能力係
数Q = I X (To−Tl) =To T1と
なり、第4図に示した除霜開始前の空気温度差A′が魚
拓の最大温度差B′に対しである設定値(本例では0.
7)以下になったとき、除霜開始すればよく、従来の方
式でも支障はない。
しかし、第2回目の除霜サイクルでは、−例として室内
側送風機7をHiからLoに切換えた場合を示し、この
ときは、室内側熱交換器3への霜の蓄積によって、空気
温度差T0−T1は、第4図に示すように、徐々に減少
するが、途中からHiからLoJへの運転切換えにより
、吐出空気温度T。
は上昇する。
これは、室外側熱交換器の放熱量が風量HiでもLOで
も一定てあり、したがって風量が減少すればそれだけ空
気温度差T。
−T1が増加することからも明らかである。
一方、室外側熱交換器3への霜の蓄積は更に増加し、暖
房能力は低下の一途をたどる。
従来方式では、暖房能力が除霜を要する値まで低下して
いるにもかかわらず、第4図に示すように、最大空気温
度差Bに対する除霜開始時の空気温度差Aが設定値(本
例ではA=0.7 : B=0.9;’−” =0.
78)まで落ちこまず、除霜を開B−0,9 始しない不具合があるが、本装置では風量係数Cと空気
温度差T。
−T1の積から暖房能力係数Qを計算腰第5図に示すよ
うに、記憶された最大値 − Qmaxに対する設定値(本例ではq爾i−0,7)以
下になったときは自動的に除霜運転に入り適確な除霜を
行ない、空気熱源ヒートポンプとしての良知率の運転を
行なうことができる。
第6図は上述の除霜制御要領を示したもので、実際の除
霜制御では、暖房運転開始後、ある一定時間(約4吹)
は除霜運転に入らないようになっているが、これはある
一定の暖房運転を確保するためであり、除霜サイクルに
入るのはQ/Qmaxの値が設定値より低下したときで
ある。
風量係数Cを求めるに当って、空気抵抗が一定な室内ユ
ニットでは、風量と送風機回転数が第7図に示すように
、はぼ比例関係にあるところから、風速検出素子11の
代わりに室内送風機7の回転数を検出するようにしても
よい。
第8図は電子制御部12を示す。
室内側吸込空気温度T1を感知する素子9、と吐出空気
温度T。
を感知する素子10とで、それぞれ、T1をT。
が検出され、比較回路21で(T。’r1)が求められ
る。
また空気流の風速は、速度検出素子11で感知し、風速
検出回路22に送られる。
ここで風速の最大値を記憶する回路23に、風速の最大
値Vmaxが蓄えられる。
そして、風速検出回路22から出力される風速の最大値
Vmaxの記憶回路23から出力されるVmaxの値が
、演算回路24に入力され、ここで風量係数Cが演算さ
れ、Cの値が出力される。
さらに比較回路21から出力される温度差(’ro
Tt)と、演算回路24から出力される風量係数Cの値
にもとすいて、補正回路25中て暖房能力係数Q=CX
(To ”+)が計算される。
さらに補正回路25の出力にもとずいて暖房能力係数の
最大値を記憶すル回路26中ニハ上記最大値Qmax
= (C(To−T1)) maxが記憶される。
さらに補正回路25の出力としての暖房能力係数Q=C
X (’ro−T1)の値が、暖房能力係数の最大値を
記憶する回路26からの出力、Qmax= (CX (
To−T、)’l maxの値に対して、ある割合まで
減少した時、デアイス開始信号を出す除霜開始判定回路
28が設けられている。
さらに最大値記憶回路26と、演算回路24の内容をリ
セットする指令装置27とから構成される。
なお、暖房運転開始時は、その指令装置27からの信号
により、最大値記憶回路26の記憶値はゼロにリセット
され、かつ演算回路24内の風量係数CはC=1にセッ
トされる。
要するに、本考案によれば、利用側熱交換器の吐出空気
温度T。
と吸込空気温度T1との空気温度差(’ro T1)
及びその空気流速■をそれぞれ検出して暖房能力係数c
x (’ro−Tt)を演算する手段と熱源側熱交換器
への霜の蓄積に基因して上記暖房能力係数cx (’r
o−Tt)の値が記憶しである暖房能力係数の最大値に
対する設定割合まで低下したとき除霜を開始する手段と
を具備してなること(ただしC=■ッ、で、Vmaxは
流速■の最大値)により、熱源側熱交換器への霜の蓄積
に基因する暖房能力の低下に応じて自動的に適確な除霜
を行なう空気調和機の除霜装置を得るから、本考案は産
業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す系統図、第2図は第1
図の電気回路図、第3図、第4図、第5図はそれぞれ第
2図の本装置による除霜サイクルを示すもので、第3図
は風量係数Cを、第4図は室内側熱交換器の入口及び出
口の空気温度T□。 Toを、第5図は暖房能力係数比Q/Qmaxをそれぞ
れ示す線図、第6図は第2図による除霜制御を示すフロ
ーチャート、第7図は送風機の回転数と風量の関係を示
す線図、第8図は第1図における電子制御部の詳細ブロ
ック図である。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・四方切換弁、3
・・・・・・室外側熱交換器、4・・・・・・毛細管、
5・・・・・・室内側熱交換器、6・・・・・・モータ
、7・・・・・・室内側送風機、8・・・・・・室外側
送風機用モータ、9,10・・・・・・温度検出素子、
11・・・・・・風速検出素子、12・・・・・・電子
制御部、13・・・・・・電源トランス、14,15,
16・・・・・・リレー、17・・・・・・リモコン用
操作部、C・・・・・・風量係数、■・・・・・・風速
、Vmax・・・・・・最大風速、T1・・・・・・吸
込空気温度、To・・・・・・吐出空気温度、Q・・・
・・・暖房能力係数、Qmax・・・・・・最大暖房能
力係数。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 利用側熱交換器の吐出空気温度T。 と吸込空気温度T1との空気温度差(To−T□)及び
    その空気流速Vをそれぞれ検出して暖房能力係数C×(
    To−T1)を演算する手段と、熱源側熱交換器への霜
    の蓄積に基因して上記暖房能力係数C×(To Tt
    )の値が記憶しである暖房能力係数の最大値に対する設
    定割合まで低下したとき除霜を開始する手段とを具備し
    てなることを特徴とする空−−■− 気調和機の除霜装置(ただしCVrッ、で、Vmaxは
    流速■の最大値)。
JP9447180U 1980-07-04 1980-07-04 空気調和機の除霜装置 Expired JPS60575Y2 (ja)

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JPS5716734U JPS5716734U (ja) 1982-01-28
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