JP2822360B2 - 貨幣識別機およびその貨幣受入方法 - Google Patents

貨幣識別機およびその貨幣受入方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子的な手段を用いて硬
貨または紙幣(以下これらを一括して貨幣という)を正
貨幣と偽貨幣とに識別する貨幣識別機およびその貨幣受
入方法、特に外部の主制御部や金種信号線等の異常時に
は貨幣受入を中止し利用者とのトラブルを極力避けるよ
うにした貨幣識別機およびその貨幣受入方法に関する。
なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
【0002】
【従来の技術】図1は請求項1ないし請求項4に関わる
発明の一実施例としてのシステム構成図であるが、以下
この図を流用して従来の技術を説明する。なお同図中の
手段01A,02Aは従来においては設けられていな
い。同図において02は電子式の硬貨識別ユニットでこ
の例では100円と500円の硬貨の識別を行うものと
する。01はこの硬貨識別ユニット2の外部の主制御部
である。1,2はそれぞれバッファ81,82を介し主
制御部01から硬貨識別ユニット02に与えられる50
0円,100円の入金禁止信号、3,4はそれぞれ硬貨
識別ユニット02の硬貨識別の結果、このユニット02
から主制御部01へ送信される500円,100円の金
種信号である。図5は従来の硬貨識別ユニット02と主
制御部01との間で交される信号の要部を示すタイムチ
ャートの一例である。すなわち主制御部01が硬貨識別
ユニット02へ与える例えば500円の入金禁止信号1
をオフ(入金許可状態)にした状態で500円硬貨が投
入されると、その識別が完了するたびに投入硬貨が正貨
であれば硬貨識別ユニット02は500円金種信号3を
一定時間(本例では30ms)オンとして主制御部01
へ通知している。
【0003】また図11は従来の主制御部と紙幣識別機
との間で交される信号の要部を示すタイムチャートの一
例である。同図において13は紙幣識別機から主制御部
へ送られる真券信号(つまり、本物の札(例えば千円
札)を識別した場合に出力される信号で図5の500円
金種信号3に相当する信号)、14は主制御部から紙幣
識別機へ送られる紙幣入金禁止信号(つまり図5の50
0円入金禁止信号に相当する信号)、21は紙幣識別機
内の制御部が自身内の紙幣搬送用のモータに与えるモー
タ駆動信号である。紙幣の一次保留部が無く保留信号を
出力しない紙幣識別機の場合、図11に示すように主制
御部が紙幣入金禁止信号14のレベルをL側(受入可能
状態側)にした状態で、時点t0に紙幣が挿入される
と、紙幣識別機内の制御部はこの挿入を判別し、モータ
駆動信号21をH側(搬送側)にすることにより、紙幣
の搬送が始まる。そして紙幣識別機の制御部は紙幣を識
別し、真券であることを時点t1で判定すると真券信号
13のレベルをHからLさらにLからHとしてパルスを
出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のような従
来の方式では硬貨識別ユニットが金種(識別)信号3ま
たは4を、また紙幣識別機が真券信号13を一方的に出
力するのみで、外部の主制御部側が読み取ったか否かは
判断できない。また入金許可状態のまま外部の主制御部
が動作不可状態になったり、あるいは金種信号線3,4
もしくは真券信号線が切れた場合、硬貨識別ユニットや
紙幣識別機は連続して硬貨や紙幣を受け取ることがで
き、利用者とのトラブルが発生する。そこで本発明はこ
のようなトラブルを発生しないような貨幣識別機および
その貨幣受入方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1の貨幣受入方法は、投入貨幣の正偽を識別
する貨幣識別機であって、外部からの入金許可中、(つ
まり入金禁止信号1または2のオフ中など)、正貨幣を
識別したときは、当該貨幣の金種信号(3または4な
ど)を外部に出力して当該貨幣を受入れる貨幣識別機
(硬貨識別ユニット02など)において、外部に出力さ
れた前記金種信号に対する外部からの確認応答が無いと
きは、次の投入貨幣についての前記の受入れを中止する
ものとし、
【0006】請求項2の貨幣識別機は、投入貨幣の正偽
を識別する貨幣識別機であって、外部からの入金許可中
(つまり入金禁止信号1または2のオフ中など)、正貨
幣を識別したときは、当該貨幣の金種信号(3または4
など)を外部に出力して当該貨幣を受入れる貨幣識別機
(硬貨識別ユニット02など)において、前記金種信号
の出力後、前記入金許可が消滅したことを判別して、こ
の出力中の金種信号を消滅させ、次に前記入金許可が与
えられるまでは次の投入貨幣についての前記の受入れを
中止する手段(入金禁止信号確認手段02Aなど)を備
えたものとし、
【0007】請求項3の貨幣識別機では、請求項2の貨
幣識別機に対する前記入金許可の出力および消滅と、こ
の貨幣識別機からの前記金種信号の出力および消滅の判
別とを行う主制御部(01の金種信号確認手段01Aな
ど)を外部に備えるようにし、
【0008】請求項4の貨幣識別機は、請求項3の貨幣
識別機および主制御部は玉貨機(03など)に備えられ
たものであるようにし、
【0009】請求項5の貨幣受入方法は投入貨幣の正偽
を識別する貨幣識別機(紙幣識別機11など)であっ
て、この識別前の貨幣の投入を検出する貨幣投入検出手
段(図外の光センサなど)を備え、(紙幣入金禁止信号
14などを介する)外部からの入金許可中、正貨幣を識
別したときは当該貨幣の金種信号(真券信号13など)
を外部に出力して当該貨幣を受入れる貨幣識別機におい
て、前記の入金許可中における前記貨幣投入検出手段の
前記検出に基づいて、前記金種信号の信号線を介し外部
に所定の信号を送信し、この送信に対する外部からの所
定の応答が無いときは(紙幣の搬送などを介する)当該
の投入貨幣の識別受入を中止するようにし、また
【0010】請求項6の貨幣受入方法では、請求項5に
記載の貨幣受入方法において、前記金種信号の信号線を
介する外部への送信信号は前記金種信号を第1の所定時
間有効化してなるものに相当し、前記外部からの応答は
前記入金許可を第2の所定時間無効化してなるものに相
当するようにするものとする。
【0011】
【作 用】
(1)請求項1ないし請求項4に関わる発明について:
主制御部01が硬貨識別ユニット02に入金許可を与え
ている時、硬貨識別ユニット02が正貨を識別してその
金種信号を出力すると、主制御部01はこれを判別して
入金許可を一旦、取消し(入金禁止とし)、これに応じ
て硬貨識別ユニット02も金種信号を消滅させる。以上
の一連の交信で1回分の正貨受入れを終わるものとし、
次に再び主制御部01が入金許可を行うまでは硬貨識別
ユニット02が2回目の正貨受入を行わないようにす
る。
【0012】 (2)請求項5または請求項6に関わる発明について:
主制御部01が紙幣識別機11に入金許可を与えている
時、紙幣識別機11が紙幣の挿入を検出すると、その搬
送識別を行う前に真券信号13を一旦有効(L)とす
る。これに応じ主制御部01が入金許可を取消(即ち入
金禁止信号14を禁止(H))にすると、紙幣識別機1
1は真券信号13を無効(H)とする。そこでさらにこ
れに応じ主制御部01が再び入金許可を有効(即ち入金
禁止信号14を許可(L))にする。これにより紙幣識
別機11は主制御部01や真券信号線13に異常が無い
ことを知り、紙幣の搬送、識別を開始する。しかし以上
の確認交信が行われないときは異常として紙幣の搬送を
開始しない。
【0013】
【実施例】次に図1ないし図4に基づいて請求項1ない
し請求項4に関わる発明の実施例を説明する。この発明
では図1において前述のように主制御部01中にその機
能の1部を分担すると見做した部分機能部としての金種
信号確認手段01Aが設けられ、同様に硬貨識別ユニッ
ト02内に入金禁止信号確認手段02Aが設けられてい
る。図3はこの発明における主制御部01と硬貨識別ユ
ニット02との間の交信のタイムチャートの実施例を示
すもので、この図は図5に対応している。また図2は硬
貨識別ユニット02の要部の動作手段を示すフローチャ
ートである。この発明では硬貨識別ユニット02が発す
る金種信号3,4と主制御部01が発する入金禁止信号
1,2との間で確認のシーケンスを持たせて、無条件に
硬貨の投入が行われていることを防止する。
【0014】次に図2,図3を用い、500円硬貨受入
の場合を例にとってこの発明の動作を述べる。なお以下
S1〜S11の符号は図2中のステップを示す。主制御
部01(の金種信号確認手段01A)からの入金禁止信
号1の解除(オフ,入金許可)により硬貨識別ユニット
02は入金可能となり、すなわち硬貨投入の検知時(S
1,分岐Y)、入金不許可であれば(S5,分岐N)、
投入硬貨を返却し(S11)、また入金許可であっても
(S5,分岐Y)、金種信号3が既にオンとなっている
ときは(S6,分岐Y)、主制御部01の(金種信号確
認手段01Aによる)前回の投入正貨についての確認が
取られていない状態であるため投入硬貨を返却する(S
11)。しかしこの入金許可時、金種信号3がオンでな
ければ(S6,分岐N)、主制御部01の前回の投入正
貨の確認がとれた後であるので、硬貨識別ユニット02
は投入硬貨の識別を行うと(S7)、識別金種の信号3
をオンとし(S8,分岐Y→S9)、当該の識別硬貨を
受入れる(S10)。
【0015】他方、ここで主制御部01(の金種信号確
認手段01A)は金種信号3のオンを判定すると、入金
禁止信号1を一旦、入金禁止状態とする。この動作部分
は図3中ので示される。硬貨識別ユニット02は金種
信号3をオンとして出力後(S1→S2,分岐Y)、こ
のように主制御部01から入金禁止を受ければ(S3,
分岐N)、金種信号3をオフに戻す(S4)。この部分
の動作は図3中ので示される。主制御部01(の金種
信号確認手段01A)はこのように改めて金種信号3が
オフとなることにより、硬貨識別ユニット02が正常に
硬貨の識別を行ったと判断する。その後は硬貨識別ユニ
ット02は主制御部01が入金禁止信号1をオフとし入
金許可となると、つぎの硬貨投入を待つことになる。な
お硬貨識別ユニット02内の入金禁止信号確認手段02
Aの機能は、図2中のステップS3〜S6,S11に相
当する。
【0016】図4は遊技場における薄形の玉貸機03の
硬貨識別ユニット02にこの発明を適用したもので、一
般的に硬貨投入口04から連続した硬貨の投入が行わ
れ、玉貸しを行うことになる。このような玉貸機03で
は正貨と判定した硬貨はそのまま玉貸機の裏側の搬送ベ
ルト05を通して送られてしまうが、この発明を適用し
た場合、玉貸機03内の図外の主制御部が正常に動作し
なくなっても、硬貨識別ユニット02は1枚目の硬貨の
み受取るだけで、2枚目からは主制御部01からの金種
読み込みが行われない(つまり硬貨識別ユニット02か
らの1枚目の硬貨の金種信号3または4に応答し、主制
御部01による入金禁止信号1または2の禁止→識別ユ
ニット02の金種信号オフの過程を経て、主制御部01
が入金許可を行ったものではない、換言すれば図2ステ
ップS6,分岐Yの状態である)として、硬貨識別ユニ
ット02が硬貨返却口06側へ返却するので、客とのト
ラブルも少なくすることが可能となる。
【0017】図6は請求項5または請求項6に関わる発
明の実施例としてのシステム構成図である。同図におい
ては紙幣識別機11から主制御部01へ真券信号13,
異常を知らせる異常信号15,および紙幣の識別中であ
ることを知らせる識別中信号16が送られ、主制御部0
1から紙幣識別機11へ紙幣入金禁止信号14が送られ
る構成となっている。また01Bは主制御部01の機能
の1部を分担する真券信号応答手段、また11Aは紙幣
識別機11の機能の1部を分担する応答異常時紙幣搬送
停止手段である。
【0018】図7は図6の紙幣識別機11(内の図外の
制御部)の要部動作を示すフローチャート、図8ないし
図10は同じくこの要部動作を説明するためのタイムチ
ャートである。次に図7を参照しつつ図8ないし図10
を説明する。なお以下S21〜S30の符号は図7中の
ステップを示す。
【0019】図8は正常時の真券信号13と紙幣入金禁
止信号14との関係を示す。即ち主制御部01からの紙
幣入金禁止信号14が許可(L)の状態において、紙幣
識別機11は自身の図外の紙幣挿入口部分に紙幣が挿入
されると、これを図外の光センサ等により検出し(S2
1,分岐Y)、この時点t0においてタイマをスタート
すると共に(S22)、主制御部01へ向け真券信号1
3のレベルを待機時HからLへ移す(S23)。(なお
この状態では識別機11から識別中信号16は出力され
ていない。)そこで主制御部01(の真券信号応答手段
01B)はこのLレベルを確認した時点で禁止信号1
4のレベルを待機時LからHへ移す。これにより紙幣識
別機11は、禁止信号14のレベルがHレベルである
ことを確認した時点で(S24,分岐Y)、真券信号1
3のレベルをLレベルからHレベルへ移す(S27)。
そこで主制御部01(の真券信号応答手段01B)はこ
のHレベルを確認した時点で禁止信号14のレベルを
HからLへ移す。これにより紙幣識別機11は禁止信号
14のレベルがLレベルとなったことを確認し(S2
8,分岐Y)、この時点t10で真券信号線13の接続
が正常であると判断して紙幣の搬送を開始し、その識別
に入る(S30)。この識別に入ると紙幣識別機11か
ら識別中信号16が出力されるので、主制御部01はこ
のときの真券信号13を識別結果を示すものと判別し、
前述のような禁止信号14の応答はしない。
【0020】次に図9は異常時における真券信号13と
紙幣入金禁止信号14との関係の第1の例を示す。即ち
真券信号線13が断線の場合、紙幣識別機11に紙幣を
挿入した時点t0において識別機11は主制御部01へ
向け真券信号13のレベルを待機レベルHからLとする
が(S21〜S23)、実際にはこのレベル変化は主制
御部01に伝わらず、主制御部01が入力する真券信号
13のレベルはHのままのため、主制御部01は入金禁
止信号14のレベルをL(待機)のままに保つ。そこで
紙幣識別機11は紙幣挿入時点t0(つまり自身が出力
する真券信号13のレベルをH→Lとした時点)から2
0msec以内に禁止信号14のレベルが待機LからH
へ変化しないため(S24,分岐N→S25,分岐
N)、時点t11で異常を判断して異常信号22を主制
御部01へ送り、紙幣の搬送を開始しない(S26)。
【0021】次に図10は異常時の第2の例を示す。即
ち紙幣識別機11は紙幣が挿入された時点t0から真券
信号13のレベルを待機時HからLへ移し(S21〜S
23)、主制御部01がこのLレベルを確認した時点
で入金禁止信号14のレベルを待機時LからHへ移す。
そこで紙幣識別機11は入金禁止信号14のレベルがH
レベルとなったことを確認して(S24,分岐Y)、真
券信号13のレベルをLからHへ移すが(S27)、こ
のとき真券信号線13の断線等のため主制御部01が現
実に入力する真券信号13のレベルがLのままであった
とすれば、主制御部01は入金禁止信号14のレベルを
LからHに変化させたままとなる。そこで紙幣識別機1
1は真券信号13のレベルをHからLに変化させた時点
t0から50ms以内に入金禁止信号14のレベルがH
からLにならないことを判別して(S28,分岐N→S
29,分岐N)、時点t12に異常と判断して異常信号
22を主制御部01へ送り、紙幣の搬送を開始させない
(S26)。なお図6の応答異常時紙幣搬送停止手段1
1Aの機能は図7のステップS24〜S26,S28,
S29に相当する。
【0022】
【発明の効果】請求項1ないし請求項4に関わる発明に
よれば、投入硬貨を正貨か偽貨に振り分ける硬貨選別機
であって、外部からの入金許可中(つまり入金禁止信号
1または2のオフ中)、正貨を識別したときは、当該硬
貨の金種信号3または4を主制御部01に出力して当該
硬貨を受入れる硬貨識別ユニット02において、前記金
種信号3または4の出力後、主制御部01が前記入金許
可を取消(つまり入金禁止信号1または2をオン)した
ことを判別して、この出力中の金種信号(3または4)
を消滅させ、次に主制御部01から入金許可が与えられ
るまでは次の投入硬貨についての前記の受入れを中止す
る手段としての入金禁止信号確認手段02Aを備えたも
のとしたので、外部の主制御部の異常時には硬貨識別ユ
ニット02は硬貨の受入を中止し、利用者とのトラブル
を避けることができる。
【0023】また請求項5または請求項6に関わる発明
によれば、投入紙幣の正偽を識別する紙幣識別機11で
あって、この識別前の紙幣の投入を検出する紙幣投入検
出手段(図外の光センサなど)を備え、紙幣入金禁止信
号14を介する外部からの入金許可中、正紙幣を識別し
たときは当該紙幣の金種信号(真券信号13)を外部に
出力して当該紙幣を受入れる紙幣識別機において、前記
の入金許可中における前記貨幣投入検出手段の前記検出
に基づいて、前記金種信号の信号線を介し外部に所定の
信号を送信し、この送信に対する入金禁止信号線14を
介する外部からの所定の応答が無いときは当該の投入紙
幣の搬送識別を中止するようにしたので、紙幣搬送前に
信号線の接続確認を行うこととなり、紙幣を識別終了後
に主制御部にその識別結果が伝達されずに客とトラブル
が発生するといったことを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1ないし請求項4に関わる発明の実施例
としてのシステム構成図
【図2】同じく硬貨識別ユニットの要部の動作手順を示
すフローチャート
【図3】同じく主制御部と硬貨識別ユニットとの交信の
タイムチャート
【図4】同じく玉貸機の原理的な構成図
【図5】図3に対応する従来のタイムチャート
【図6】請求項5または請求項6に関わる発明の実施例
としてのシステム構成図
【図7】図6の紙幣識別機の要部動作を示すフローチャ
ート
【図8】同じく正常時の動作説明用のタイムチャート
【図9】同じく異常時の第1の例の動作説明用のタイム
チャート
【図10】同じく異常時の第2の例の動作説明用のタイ
ムチャート
【図11】図8に対応する従来のタイムチャート
【符号の説明】
01 主制御部 01A 金種信号確認手段 01B 真券信号応答手段 02 硬貨識別ユニット 02A 入金禁止信号確認手段 03 玉貸機 1 500円入金禁止信号 2 100円入金禁止信号 3 500円金種信号 4 100円金種信号 11 紙幣識別機 11A 応答異常時紙幣搬送停止手段 13 真券信号 14 紙幣入金禁止信号 15 異常信号 16 識別中信号

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入貨幣の正偽を識別する貨幣識別機であ
    って、外部からの入金許可中、正貨幣を識別したとき
    は、当該貨幣の金種信号を外部に出力して当該貨幣を受
    入れる貨幣識別機において、外部に出力された前記金種
    信号に対する外部からの確認応答が無いときは、次の投
    入貨幣についての前記の受入れを中止することを特徴と
    する貨幣識別機の貨幣受入方法。
  2. 【請求項2】投入貨幣の正偽を識別する貨幣識別機であ
    って、外部からの入金許可中、正貨幣を識別したとき
    は、当該貨幣の金種信号を外部に出力して当該貨幣を受
    入れる貨幣識別機において、前記金種信号の出力後、前
    記入金許可が消滅したことを判別して、この出力中の金
    種信号を消滅させ、次に前記入金許可が与えられるまで
    は次の投入貨幣についての前記の受入れを中止する手段
    を備えたことを特徴とする貨幣識別機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の貨幣識別機に対する前記
    入金許可の出力および消滅と、この貨幣識別機からの前
    記金種信号の出力および消滅の判別とを行う主制御部を
    外部に備えることを特徴とする貨幣識別機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の貨幣識別機および主制御
    部は玉貨機に備えられたものであることを特徴とする貨
    幣識別機。
  5. 【請求項5】投入貨幣の正偽を識別する貨幣識別機であ
    って、この識別前の貨幣の投入を検出する貨幣投入検出
    手段を備え、外部からの入金許可中、正貨幣を識別した
    ときは当該貨幣の金種信号を外部に出力して当該貨幣を
    受入れる貨幣識別機において、前記の入金許可中におけ
    る前記貨幣投入検出手段の前記検出に基づいて、前記金
    種信号の信号線を介し外部に所定の信号を送信し、この
    送信に対する外部からの所定の応答が無いときは当該の
    投入貨幣の識別受入を中止することを特徴とする貨幣識
    別機の貨幣受入方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の貨幣受入方法において、
    前記金種信号の信号線を介する外部への送信信号は前記
    金種信号を第1の所定時間有効化してなるものに相当
    し、前記外部からの応答は前記入金許可を第2の所定時
    間無効化してなるものに相当するようにしたことを特徴
    とする貨幣識別機の貨幣受入方法。
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