JP2021149761A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊インクが付着した紙幣でも好適に取り扱うことができる紙幣処理装置を提供する。【解決手段】紙幣処理装置は、入金された紙幣の真偽及び正損を識別する識別部16と、識別結果が真正で且つ特定の損傷を有するダイインク紙幣について、入金額として算入するか否かの設定を行う設定部181と、識別部16による識別結果および設定部181の行った設定に基づいて、入金された紙幣の入金額を算出する算出部182と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、紙幣の入金又は排出に関する処理を行う紙幣処理装置に関する。
紙幣の入金を受け付け、紙幣を識別して複数のカテゴリに分類し、複数の収納部にカテゴリ毎に紙幣を収納するとともに、排出の要求を受け付けた場合には要求されたカテゴリの紙幣を排出する処理を行う紙幣処理装置が普及している。カテゴリの例としては、正券、損券、偽券、疑券があり、疑券とは、真偽の区別が明確に判断できず、偽券の疑いがある紙幣である。
特許文献1には、正券と損券とが混合した状態で、金種毎に紙幣を収納する収納庫と、収納庫に収納されている正券と損券の順番を記憶する記憶部と、を備えた取引システムが開示されている。特許文献1に開示された取引システムでは、取り引きの際には、記憶された正券の順番に基づいて、収納庫から正券のみが排出される。
特開2013−134569号公報
盗難紙幣の中には、盗難の際に特殊なインクが付着させられたものがある。このような特殊インクは、Automated Teller Machine(ATM:現金自動預払機)やCash Dispenser(CD:現金自動支払機)等が盗難されて、その金庫が不正に開けられたとき、金庫内の紙幣に対して噴射されるものである。
紙幣処理装置の中には、このような特殊インクが付着した紙幣を、盗難された可能性がある紙幣として、単なる汚損による損券とは区別して識別できるものがある。しかしながら、特殊インクが付着した紙幣をどのようなカテゴリに分類すべきかについては、多くの国や地域において、統一した見解がない。このため、特殊インクが付着した紙幣が紙幣処理装置において使用された場合、特殊インクが付着した紙幣を入金額として算入すべきか否か、という問題が発生する。
本件の開示は、このような事情に鑑み、特殊インクが付着した紙幣でも好適に取り扱うことができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
本件開示の紙幣処理装置は、入金された紙幣の真偽及び正損を識別する識別部と、識別結果が真正で且つ特定の損傷を有する特定の損傷紙幣について入金額として算入するか否かの設定を行う設定部と、前記識別部による識別結果および前記設定に基づいて、前記入金された紙幣の入金額を算出する算出部と、を備える。
本件開示の紙幣処理装置は、入金された紙幣が所定の特徴を有するか否かを識別する識別部と、前記特徴の有無にかかわらず、前記識別部によって識別された紙幣を収納する収納部と、前記収納部に収納された紙幣のうち、前記所定の特徴を有する紙幣を入金額として算入するか否かの設定に基づいて、入金された紙幣の入金額を算出する算出部と、を備える。
本件の開示によれば、取り扱いが定まっていない特定の損傷紙幣を入金額に算出するか否かを適宜変更することができ、柔軟な対応をすることが可能となる。
本件開示の実施の形態に係る紙幣処理装置の構成の一例を示す図 機能ブロックを用いて紙幣処理装置の構成の一例を示す図 入金処理の一例について説明するためのフローチャート 排出処理の一例について説明するためのフローチャート
以下、本件開示の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明、例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明等は省略する場合がある。また、以下の説明および参照される図面は、当業者が本件内容を理解するために提供されるものであって、本件の請求の範囲を限定するためのものではない。
なお、以下の説明において、紙幣処理装置の「前」とは、紙幣の投入および排出の少なくとも一方の操作を行うための開口が設けられた側を意味する。また、紙幣処理装置の「左」とは、開口が設けられた側に向かって左側を意味し、紙幣処理装置の「右」とは、開口が設けられた側に向かって右側を意味する。
(1)紙幣処理装置の構成
図1は、本件開示の実施の形態に係る紙幣処理装置1の構成の一例を示す図である。図1において、左側が紙幣処理装置1の前方、右側が同後方である。紙幣処理装置1は、銀行のテラーカウンタや、店舗、官公庁、または駅等のバックオフィスに設置され、銀行のテラーや、店舗、官公庁、または駅等の施設の担当者、責任者、または経営者等によって使用される。以下の説明において、紙幣処理装置1が設置された施設の担当者、責任者、または経営者等を、紙幣処理装置1の管理者と記載する。
紙幣処理装置1は、紙幣を受け入れ、排出する装置である。紙幣処理装置1は、処理部10および処理部10の下方に設けられた収納庫20を備える。なお、本件の実施の形態では、紙幣を取り扱う紙幣処理装置1について説明するが、本件はこれに限定されず、紙幣以外の有価証券(小切手等)を扱うようにしてもよい。
処理部10は、入金部12、排出部13、リジェクト部14、搬送部15、識別部16、一時保留部17、制御部18、操作部19、および記憶部110を有する。処理部10を構成するこれらの構成は、上部筐体11の内部又は外面に配置されている。
上部筐体11の前方には、入金口(開口)121と排出口(開口)131が設けられている。入金口121には、所定の周期で紙幣を1枚ずつ搬送部15に繰り出す繰り出し機構(図示略)が接続されている。入金口121と繰り出し機構とによって、入金部12が構成されている。
排出口131の近傍には、紙幣を積み重ねる集積機構(図示略)が配置されている。排出口131と集積機構とによって、排出部13が構成されている。また、排出部13と同様の構成を有するリジェクト部14が、排出部13の隣に設けられている。
図1に示す例では、処理部10が入金部12と排出部13とを独立して備えていたが、本件内容はこれに限定されない。本件では、入金部12と排出部13とを一体化した入排出部が設けられてもよい。また、入金口121および排出口131は、必ずしも上部筐体11の前方に設けられていなくてもよく、上部筐体11の左方、右方、後方等に設けられていてもよい。さらに、入金口121と排出口131とが上部筐体11のそれぞれ異なる方向に開口するように設けられていてもよい。リジェクト部14の前面は、蓋部(図示せず)が設けられている。蓋部は、電磁ロック制御又は鍵機構によって、開閉可能である。管理者がリジェクト部14内の紙幣を確認する場合には、電磁ロック制御又は鍵を用いて蓋部を開き、リジェクト部14内の紙幣を取り出す。
搬送部15は、紙幣を所定の搬送速度で搬送する。搬送部15は、ベルト機構やローラ機構によって構成されている。搬送部15は、紙幣を双方向に搬送可能とするループ状搬送路150と、このループ状搬送路150から分岐する第1分岐路151、第2分岐路152、第3分岐路153、第4分岐路154、第5分岐路155、第6分岐路156、および第7分岐路157を有している。
第1分岐路151は、ループ状搬送路150と入金部12とを接続している。第2分岐路152は、ループ状搬送路150と排出部13とを接続している。第3分岐路153は、ループ状搬送路150と一時保留部17とを接続している。第4分岐路154は、ループ状搬送路150と収納庫20とを接続している。第5分岐路155は、第4分岐路154と収納庫20の第1収納部22のそれぞれとを接続している。第6分岐路156は、ループ状搬送路150と第2収納部23とを接続している。第7分岐路157は、ループ状搬送路150と収納庫20の第3収納部24とを接続している。
識別部16は、ループ状搬送路150の途中に設けられており、画像センサ、光学センサ、磁気センサ等のセンサを備える。識別部16は、ループ状搬送路150上を搬送される紙幣の真偽、正損、特殊インクの付着の有無、および金種等を識別する。
特殊インクとは、例えば、ATMやCD等が盗難されてその金庫が不正に開けられたとき、金庫内の紙幣に対して噴射されるものである。従って、特殊インクが付着した紙幣は、盗難された紙幣の可能性が極めて高い。特殊インクの性質は、単なる汚れと区別できるよう、予め定められた組成、色等の特定の性質を有している。識別部16は、この特定の性質に基づいて、特殊インクが付着した紙幣と、単なる汚れが付着した紙幣とを区別できるものとする。特殊インクが有する特定の性質としては、既知のものが適宜採用されればよい。
以下の説明において、特殊インクが付着した紙幣のことを、ダイインク紙幣と記載する。なお、識別部16が紙幣の金種やカテゴリ等の識別を行う具体的な方法については、適宜公知の技術を採用することができる。
紙幣処理装置1の構成の説明に戻る。一時保留部17は、例えば、一端がドラムの外周面に取り付けられた帯状のテープにより、紙幣をテープごとドラムに巻き取るような巻き取り式の収納部である。従って、一時保留部17は、紙幣を1枚ずつ取り込んで一時的に収納する機能と、収納している紙幣を1枚ずつ繰り出す機能と、を有する。
制御部18は、少なくともCentral Processing Unit(CPU)とメモリとを備えている。制御部18が有するメモリは、記憶部110であってもよいし、別途設けられた記憶デバイスであってもよい。制御部18は、紙幣処理装置1の各構成を制御し、搬送部15を介して、入金部12、排出部13、リジェクト部14、一時保留部17、および収納庫20の間で紙幣を搬送させる。
操作部19は、紙幣処理装置1のユーザによる操作入力を受け付け、受け付けた操作入力の内容を示す信号を制御部18に出力する。これにより、制御部18は、操作部19に対して行われた操作入力に対応した制御を行う。操作部19は、本開示の操作部又は指示受付部の一例である。なお、紙幣処理装置1のユーザとは、紙幣処理装置1を用いた処理を行おうとする人物であって、紙幣処理装置1の管理者である場合もあるし、同一ではない場合もある。
記憶部110は、制御部18が紙幣処理装置1の制御を行う際に用いる各種情報を記憶する。
収納庫20は、下部筐体21によって形成される金庫である。収納庫20の内部には、複数の第1収納部22、第2収納部23、および第3収納部24が配置されている。図1に示す例では、4つの第1収納部22が配置されている。なお、図1に示す例では、収納庫20の内部において複数の第1収納部22、第2収納部23、および第3収納部24が前後に並んで配置されているが、これは一例であり、適宜他の配置が採用されてもよい。
それぞれの第1収納部22は、第5分岐路155に接続された収納領域を有している。第1収納部22の収納領域は、例えば複数の紙幣が積層状態で収納される積層式の収納領域である。第1収納部22の収納領域には、識別部16によって正券、すなわち本物の紙幣(真券)であり、かつ汚れや破損がないと識別された紙幣が収納される。複数の第1収納部22のそれぞれには、特定の金種の紙幣が収納される。具体例を挙げると、4つの第1収納部22a〜22dが設けられている場合、第1収納部22aには1ドル紙幣が、第1収納部22bには5ドル紙幣が、第1収納部22cには10ドル紙幣が、第1収納部22dには20ドル紙幣が、それぞれ収納されるようになっている。なお、図1では図示しないが、1つの第1収納部22の収納領域が2つに分割され、それぞれ異なる金種の紙幣を収納できるように構成されていてもよい。
第2収納部23は、第6分岐路156に接続された収納領域を有している。第2収納部23は、例えば、一端がドラムの外周面に取り付けられた帯状のテープにより、紙幣をテープごとドラムに巻き取るような巻き取り式の収納部である。従って、第2収納部23は、紙幣を1枚ずつ取り込んで一時的に収納する機能と、収納している紙幣を1枚ずつ繰り出す機能と、を有する。
第3収納部24は、第7分岐路157に接続された収納領域を有している。第3収納部24の収納領域は、例えば複数の紙幣が積層状態で収納される積層式の収納領域である。
第2収納部23および第3収納部24の収納領域には、識別部16によって正券ではないと識別された紙幣が収納される。本件開示の内容では、正券ではない紙幣のカテゴリとして、損券、偽券、疑券、またはダイインク紙幣が想定されている。損券とは、真券ではあるが、汚れや破損がある紙幣である。偽券とは、真券ではない偽の紙幣、または偽の紙幣の可能性が高いものである。疑券とは、損傷又は汚損等によって真偽の区別の判断ができず、偽券の疑いがある紙幣である。
第2収納部23と第3収納部24には、それぞれ異なるカテゴリの紙幣が収納されるようになっている。上述したように、第2収納部23は収納している紙幣を繰り出す機能を有しているため、第2収納部23には、後で排出される必要があるカテゴリの紙幣が格納される。一方、第3収納部24には、損券等が収納されたり、第1収納部22で収容しきれなくなった紙幣を、カテゴリを問わず収納されたりする。
例えば、損券は真券ではあるが、流通に適さないほど汚れている、又は破損している紙幣であるため、市場に再度流通させないほうが好ましい。このため、損券は第3収納部24に収納され、回収されることが好ましい。
偽券は、犯罪の可能性があるため、国や地域によっては、入金した貨幣を返却するように顧客に求められても返却せず、紙幣処理装置1が設置された施設にて保管し、後ほど所定の機関に届け出るように定められていることがある。このような場合、偽券は、収納庫20内に保管するのではなく、収納庫20外に設けられているリジェクト部14に収納されることが好ましい。また、偽券は、繰り出し可能な第2収納部23に収納することにより、収納庫20を開けることなく排出可能な状態で保管するようにしてもよい。
疑券は、国や地域によっては、真券であるか偽券であるかを紙幣処理装置1の管理者が目視で確認しなければならないと定められていることがある。このような場合、疑券は、外部から取り出し可能なリジェクト部14、又は繰り出し可能な第2収納部23に収納されることが好ましい。
ダイインク紙幣についての取扱は、多くの国や地域において、統一した見解がない。このため、本実施形態に係る紙幣処理装置1では、ダイインク紙幣を排出して管理者が確認する必要が生じた場合に対応できるように、ダイインク紙幣を疑券とともにリジェクト部14、又は第2収納部23に収納するようにしている。
なお、紙幣処理装置1において、どのカテゴリの紙幣をどの収納部に収納するか、は適宜変更が可能である。例えば、紙幣処理装置1がセルフ機ではなくテラー機である場合には、回収した偽券を係員が紙幣処理装置1から排出させて確認することがあるため、繰り出し可能な第2収納部23に収納するようにしてもよい。なお、テラー機とは、銀行の係員等が操作する紙幣処理装置であり、セルフ機とは、係員ではなく入金又は排出を要求するユーザが自ら操作して処理を行う紙幣処理装置である。
このように、本件開示の実施の形態に係る紙幣処理装置1は、貨幣を取り出し可能に収納庫20外に収納するリジェクト部14と、紙幣を1枚ずつ収納する機能と1枚ずつ繰り出す機能とを併せ持つ第2収納部23と、を備える。このような構成により、管理者が確認する必要の場合があるダイインク紙幣および疑券に関しては、リジェクト部14又は第2収納部23に収納させることにより、一度入金された後でも収納庫20の扉を開けることなく、排出させることが可能となっている。以下の処理においては、特定の損傷紙幣を第2収納部に収納する形態を例示して、説明を行う。
(2)入金処理
以下では、入金処理について説明する。入金処理とは、入金部12に投入された紙幣を入金部12から繰り出し、搬送部15により搬送される紙幣を識別部16で識別し、識別結果に基づいて算出された金額を入金額として確定し、収納庫20内の複数の第1収納部22のいずれか、第2収納部23、又は第3収納部24に収納する処理である。入金処理が終了すると、収納庫20内の在高を示す在高情報が、確定された金額に基づいて更新される。在高情報は、記憶部110に記憶されている。
まず、紙幣処理装置1の構成について説明する。図2は、機能ブロックを用いて紙幣処理装置1の構成の一例を示す図である。図2に示すように、制御部18は、設定部181および算出部182を有する。また、制御部18は、搬送部15、識別部16、一時保留部17、操作部19、記憶部110、第1収納部22、第2収納部23、および第3収納部24の制御を行う。
設定部181は、ダイインク紙幣が紙幣処理装置1に入金された場合に、ダイインク紙幣を入金額に算入するか否かの設定を行う。設定部181は、ダイインク紙幣を入金額に算入するか否かの設定を、操作部19を介して行われた操作に基づいて行う。言い換えると、設定内容を規定する操作が操作部19を介して行われることにより、設定部181はダイインク紙幣を入金額に算入するか否かの設定を行う。設定内容を規定する操作は、紙幣処理装置1の製造時や、入金処理の開始を待ち受ける待機状態等、入金処理の開始前に、製造者によって行なわれてもよい。または、設定を行う操作は、紙幣処理装置1の管理者によって入金処理の開始時や、入金処理の最中に行なわれてもよい。
設定部181は、設定内容を示す設定情報を生成する。設定部181が生成した設定情報は、記憶部110に記憶される。
算出部182は、入金処理において入金された紙幣の額面の合計額を入金額として算出する。この際、算出部182は設定情報を参照し、ダイインク紙幣を入金額に算入すると設定されていた場合には、ダイインク紙幣の額面を入金額に算入し、そうでない場合はダイインク紙幣を入金額に算入しない。
算出部182は、算出した入金額に基づいて、記憶部110に予め記憶されている在高情報を更新する。在高情報とは、収納庫20に収納されている紙幣のうち、入金額に算入されるべき紙幣の合計額を示す情報である。すなわち、在高情報には、一時保留部17に収納されている紙幣の額面は含まれない。
以下では、紙幣処理装置1により、入金処理がどのように行われるかについて詳細に説明する。図3は、入金処理の一例について説明するためのフローチャートである。
ユーザにより、入金部12に紙幣を投入する動作が行われるとともに、操作部19を介して入金処理を開始する操作入力が行われると、紙幣処理装置1の入金処理が開始される。なお、以下の説明では、ユーザにより、一度の複数の紙幣が投入されたことが想定されている。
ステップS1において、制御部18は、入金部12に投入された複数の紙幣のうち1枚を、第1分岐路151およびループ状搬送路150を経由して識別部16まで搬送させ、識別や計数を行わせる。以下の説明において、この1枚の紙幣を、対象紙幣と記載することがある。
ステップS2において、制御部18は、識別部16における識別の結果に基づいて、対象紙幣がダイインク紙幣であるか否かを判定する。対象紙幣がダイインク紙幣であると判定された場合(ステップS2:YES)、制御部18は、処理をステップS3に進め、そうでない場合(ステップS2:NO)、ステップS7に進める。
ステップS3において、制御部18は、搬送部15を制御して、ダイインク紙幣である対象紙幣を第2収納部23まで搬送させて収納させる。なお、ステップS3において、制御部18は、対象紙幣を第2収納部23に収納させるとともに、対象紙幣を識別するための識別情報を生成し、記憶部110に記憶させる。識別情報は、第2収納部23に収納された紙幣のうち、何枚目がダイインク紙幣であるかを示す情報である。このような識別情報により、制御部18が、第2収納部23に収納されている、ダイインク紙幣以外の紙幣(本実施の形態では疑券)と、ダイインク紙幣と、を区別することができるようになる。
ステップS4において、制御部18は、記憶部110に記憶されている設定情報を参照し、ダイインク紙幣を入金額に算入する設定がなされているか否かを判定する。なお、ダイインク紙幣を入金額に算入するか否かの設定が予め行われていない場合、制御部18は、図示しない表示部に「ダイインク紙幣を発見しました。入金額に算入しますか?」等のメッセージと、「はい」「いいえ」等の選択肢とを表示させ、ユーザに操作部19を介して選択させることで、この時点で設定を行わせるようにしてもよい。
ダイインク紙幣を入金額に算入する設定がなされている場合(ステップS4:YES)、制御部18は、処理をステップS5に進め、そうでない場合(ステップS4:NO)、処理をステップS6に進める。
ステップS5において、制御部18の算出部182は、対象紙幣の額面を入金額に算入して在高情報を更新する。在高情報とは、収納庫20に収納されている紙幣のうち、入金額に算入するべき紙幣の額面の合計額を示す情報である。入金額に算入するべき紙幣とは、正券、損券、疑券、および、ダイインク紙幣を入金額に算入する設定が行われている場合にはダイインク紙幣である。ダイインク紙幣を入金額に算入する設定が行われていない場合には、入金額に算入するべき紙幣とは、正券、損券、および疑券となる。なお、疑券の額面については在高情報に含まれないようにしてもよい。
ステップS6において、制御部18の算出部182は、ダイインク紙幣を入金額に算入しない設定であるため、従前の在高情報を維持する。
ステップS5又はS6の処理が完了すると、制御部18は処理をステップS9に進める。
ステップS2で対象紙幣がダイインク紙幣ではないと判定された場合、ステップS7において、制御部18は、搬送部15を制御して、対象紙幣を所定の収納部まで搬送させて収納させる。なお、所定の収納部とは、金種又はカテゴリ毎に予め設定された収納部である。具体例を挙げると、正券は第1収納部22のうちの金種に対応した収納部に、損券は第3収納部24に、疑券は第2収納部23に、偽券はリジェクト部14に、それぞれ収納される。
ステップS8において、算出部182は、対象紙幣が正券、損券、又は疑券であった場合、対象紙幣の額面を入金額に算入して在高情報を更新する。一方、算出部182は、対象紙幣が偽券であった場合、対象紙幣の額面を入金額に算入せず、従前の在高情報を維持する。
ステップS9において、制御部18は、入金された全ての紙幣に対してステップS1〜S8の処理が終了したか否かを判定する。全ての紙幣に対して処理が終了したと判定した場合(ステップS9:YES)、制御部18は、入金処理を終了し、そうでない場合(ステップS9:NO)、制御部18は、処理をステップS1に戻し、次の紙幣を対象として入金処理を継続する。
以上説明した入金処理により、ダイインク紙幣を入金額として算入するか否かを、ユーザ又は管理者の設定に基づいて、適宜変更することができるようになる。また、以上説明した入金処理において、第2収納部23に収納されるダイインク紙幣を他のカテゴリの紙幣(上述の例では疑券)と区別するための識別情報が生成される。識別情報は後述する排出処理において、第2収納部23に収納された紙幣が排出される際に使用されるが、識別情報が生成されることにより、ダイインク紙幣のみを排出することができるようになる。
(3)排出処理
次に、排出処理について説明する。排出処理は、操作部19に対するユーザの要求等に基づいて、第2収納部23に収納されている紙幣を排出する処理である。
図4は、排出処理の一例について説明するためのフローチャートである。
ステップS11において、制御部18は、ユーザが操作部19を介して排出処理を開始する指示の操作入力を受け付ける。
ステップS12において、制御部18は、ステップS11におけるユーザの指示が、ダイインク紙幣のみを排出する指示であるか、それともダイインク紙幣を含む、第2収納部23に収納されている全紙幣を排出する指示であるか、を判定する。なお、第2収納部23に収納されている全紙幣とは、ダイインク紙幣および疑券である。
ダイインク紙幣のみを排出する指示は、例えばユーザが、ダイインク紙幣のみを排出して目視確認を行いたい場合等に行われる。一方、第2収納部23に収納されている全紙幣を排出する指示は、ダイインク紙幣と、真偽の区別が明確に判定できない疑券全ての目視確認を行いたい場合等に行われる。
ステップS12で、ダイインク紙幣のみを排出する指示であると判定された場合(ステップS12:YES)、制御部18は、処理をステップS13に進め、そうでない場合(ステップS12:NO)、処理をステップS16に進める。
ステップS13において、制御部18は、第2収納部23から紙幣を繰り出させるとともに、搬送部15により、繰り出された紙幣のうちのダイインク紙幣を排出口131まで搬送させて排出させ、その他の紙幣(疑券)を一時保留部17まで搬送させて収納させる。この際、記憶部110に記憶されている識別情報に基づいて、第2収納部23から繰り出された紙幣のうち、どの紙幣がダイインク紙幣であるかが識別される。
ステップS14において、制御部18は、排出が完了したか否かを判定する。排出が完了したと判定した場合(ステップS14:YES)、制御部18は、処理をステップS15に進め、そうでない場合(ステップS14:NO)、処理をステップS13に戻す。
排出が完了したら、ステップS15において、制御部18は、一時保留部17に収納された疑券を、第2収納部23へ戻す。これにより、排出処理は完了する。
一方、ステップS16において、制御部18は、第2収納部23から紙幣を繰り出させるとともに、搬送部15により、繰り出された全ての紙幣を排出口131まで搬送させて排出させる。
ステップS17において、制御部18は、排出が完了したか否かを判定する。排出が完了したと判定した場合(ステップS17:YES)、制御部18は、排出処理を完了させ、そうでない場合(ステップS17:NO)、処理をステップS16に戻す。
このように、紙幣処理装置1の排出処理においては、入金処理において生成された識別情報に基づいて、第2収納部23に収納されたダイインク紙幣および疑券のうち、ダイインク紙幣のみを排出させることができる。なお、上述した入金処理及び排出処理では、第2収納部23にダイインク紙幣を収納する形態を一例として説明したが、上述したように、ダイインク紙幣を入金額として算入しないと設定した場合に、ダイインク紙幣を、偽券と共にリジェクト部14に収納するように構成することも可能である。
<変形例>
上述した入金処理および排出処理は一例であって、本開示はこれに限定されない。以下では、入金処理又は排出処理の変形例について説明する。
(入金処理の変形例)
上述した入金処理では、正券が第1収納部22に、ダイインク紙幣および疑券が第2収納部23に、損券が第3収納部24に、それぞれ格納されるように予め決定されている場合について説明した。しかしながら、本件開示の内容では、ダイインク紙幣がどの収納部に収納されるかについては、特に限定しない。
例えば、上述したように、ダイインク紙幣は偽券とともにリジェクト部14に収納されてもよい。また、ダイインク紙幣は、第3収納部24に収納されてもよい。この場合、ダイインク紙幣は、損券とともに収納される。そして、第3収納部24に収納されたダイインク紙幣は、管理者によって目視確認されるのではなく、中央銀行等、紙幣の発行機関によって回収される。
また、ダイインク紙幣が第1収納部22に、正券とともに収納されるようにしてもよい。更に、紙幣処理装置1が、紙幣として識別できない紙葉類を受け付けた場合には、ダイインク紙幣を紙幣として識別できない紙葉類とともに、例えば図示しない別の収納部に収納されるようにしてもよい。ただし、この場合、連鎖や斜行等、排出時にトラブルが生じる可能性が高くなるため、ダイインク紙幣を紙幣として識別できない紙葉類とともに収納するのは、トラブルの発生がある程度許容される場合のみ行われることが好ましい。
また、ダイインク紙幣を入金額に算入するか否かの設定に基づいて、ダイインク紙幣の収納先を適宜変更するようにしてもよい。例えば、ダイインク紙幣を入金額に算入するように設定されている場合、損券と同じ第3収納部24に収納されるようにして、損券と同様の取り扱いとしてもよい。また、ダイインク紙幣を入金額に算入しないように設定されている場合、疑券と同じ第2収納部23に収納されるようにしてもよいし、偽券と同じリジェクト部14に収納されるようにしてもよい。
ダイインク紙幣の収納先の変更は、例えば記憶部110に記憶されている収納先情報に基づいて行なわれる。収納先情報は、例えば紙幣処理装置1の管理者により設定された、ダイインク紙幣の収納先を示す情報である。収納先情報は、紙幣処理装置1の稼働前(入金処理を受け付ける前)に予め記憶部110に記憶されている。又は、入金処理の開始時や処理中に、収納先について確認し、管理者の操作部19を介した操作により収納先が受け付けられた時点で収納先情報が生成されるようにしてもよい。
(出金処理の変形例)
上述した出金処理では、第2収納部23に収納されている紙幣のうち、ダイインク紙幣のみ、又は全ての紙幣を排出させる場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、ダイインク紙幣および疑券が収納されている第2収納部23から、疑券のみ排出させる排出処理も実現可能である。この場合、制御部18は、識別情報に基づいて搬送部15を制御し、ダイインク紙幣を一時保留部17へ搬送させ、それ以外の紙幣を排出部13へ搬送させればよい。
また、ダイインク紙幣の出金処理において、入金処理で行った識別処理を再度行うようにしてもよい。この場合、制御部18は、搬送部15を制御し、第2収納部23から繰り出されたダイインク紙幣を、識別部16を経由して排出部13へ搬送させる。このような処理により、以下のような効果が得られる。
識別部16における識別動作の一例として、搬送部15を構成するベルト等の上に載った状態の紙幣の所定領域に対して所定波長の光等を照射する動作が挙げられる。このような識別動作では、たまたま所定領域にダイインクが付着していない場合には、ダイインク紙幣と識別できないことがある。ベルトの上に載っている紙幣の位置は毎回同じとは限らないので、入金処理の際にダイインク紙幣と識別された紙幣でも、出金処理の際には、ダイインク紙幣とは識別されない場合がある。
このような場合、制御部18は、図示しない表示部に、「この紙幣は、ダイインク紙幣でない可能性があります。目視で確認して下さい。」等のメッセージを表示させ、管理者に対してダイインク紙幣であるか否かを確認させるようにしてもよい。このように、出金処理の際にも識別動作を行うと、ダイインクであるか否かを識別する精度が向上するため、より好ましい。
<作用、効果>
以上説明したように、本開示の実施の形態に係る紙幣処理装置1は、入金された紙幣の真偽及び正損を識別する識別部16と、識別結果が真正で且つ特定の損傷を有するダイインク紙幣について、入金額として算入するか否かの設定を行う設定部181と、識別部16による識別結果および設定部181の行った設定に基づいて、入金された紙幣の入金額を算出する算出部182と、を備える。
このような構成により、未だ取扱が定まっていないダイインク紙幣が入金された場合に、入金額に算出するか否かを適宜変更し、柔軟に対応することが可能となる。
また、本開示の実施の形態に係る紙幣処理装置1は、ダイインク紙幣を、真偽を判定できず、偽券の疑いがある疑券とともに収納する。
このような構成により、ダイインク紙幣を収納するための収納部を別途設けなくてもよいため、収納庫20を小型化し、引いては紙幣処理装置1を小型化することができる。また、コストを増大させずに、ダイインク紙幣への対応が可能な紙幣処理装置1を提供することができる。
また、本開示の実施の形態に係る紙幣処理装置1は、紙幣を一時的に保留する一時保留部17を更に備え、搬送部15は、ダイインク紙幣を排出する指示が受け付けられた場合に、ダイインク紙幣を第2収納部23から排出部13に搬送し、ダイインク紙幣以外の紙幣を第2収納部23から一時保留部17に搬送させる。
このような構成により、ダイインク紙幣とその他の紙幣とを同じ収納部に収納しても、ダイインク紙幣のみを区別して排出することができる。このため、ダイインク紙幣を管理者が目視確認する必要が生じた際に、管理者は速やかに、手間を掛けずにダイインク紙幣のみを紙幣処理装置1から取得することができる。
また、ダイインク紙幣および疑券は、繰り出しが可能な第2収納部23に収納される。このため、金庫である収納庫20を開けずとも、容易にダイインク紙幣の排出が可能である。
本開示は、入金処理又は排出処理を受け付ける紙幣処理装置に有用である。
1 紙幣処理装置
10 処理部
11 上部筐体
12 入金部
121 入金口
13 排出部
131 排出口
14 リジェクト部
15 搬送部
150 ループ状搬送路
151 第1分岐路
152 第2分岐路
153 第3分岐路
154 第4分岐路
155 第5分岐路
156 第6分岐路
157 第7分岐路
16 識別部
17 一時保留部
18 制御部
181 設定部
182 算出部
19 操作部
20 収納庫
21 下部筐体
22 第1収納部
23 第2収納部
24 第3収納部
110 記憶部

Claims (11)

  1. 入金された紙幣の真偽及び正損を識別する識別部と、
    識別結果が真正で且つ特定の損傷を有する特定の損傷紙幣について入金額として算入するか否かの設定を行う設定部と、
    前記識別部による識別結果および前記設定に基づいて、前記入金された紙幣の入金額を算出する算出部と、
    を備える、紙幣処理装置。
  2. 前記入金された紙幣を収納する収納部と、
    前記設定部において算入すると設定された場合、前記特定の損傷紙幣を他の損傷紙幣と一緒に収納させ、算入しないと設定された場合は、前記特定の損傷紙幣を他の紙幣とは区別して収納させる制御部と、
    を更に備える、請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記制御部は、前記設定部において算入しないと設定された場合、前記特定の損傷紙幣を偽券の疑いがある紙幣と一緒に収納させる、
    請求項2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記特定の損傷紙幣は、ダイインクが付着した紙幣である、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記設定を規定する操作を受け付ける操作部を更に備える、
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  6. 予め決められた前記設定を記憶する記憶部を更に備える、
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  7. 紙幣を排出する排出部と、
    前記特定の損傷紙幣を排出する指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示が受け付けられた場合に、前記特定の損傷紙幣のみを前記排出部に搬送する搬送部と、
    を更に備える、請求項2又は3に記載の紙幣処理装置。
  8. 紙幣を一時的に保留する一時保留部を更に備え、
    前記搬送部は、前記指示が受け付けられた場合に、前記特定の損傷紙幣を前記収納部から前記排出部に搬送し、前記特定の損傷紙幣以外の紙幣を前記収納部から前記一時保留部に搬送する、
    請求項7に記載の紙幣処理装置。
  9. 前記搬送部は、前記特定の損傷紙幣の排出が完了した後、前記一時保留部に保留されている前記特定の損傷紙幣以外の紙幣を前記収納部に搬送する、
    請求項8に記載の紙幣処理装置。
  10. 入金された紙幣が所定の特徴を有するか否かを識別する識別部と、
    前記特徴の有無にかかわらず、前記識別部によって識別された紙幣を収納する収納部と、
    前記収納部に収納された紙幣のうち、前記所定の特徴を有する紙幣を入金額として算入するか否かの設定に基づいて、入金された紙幣の入金額を算出する算出部と、
    を備える、紙幣処理装置。
  11. 前記所定の特徴を有する紙幣は、ダイインクが付着した紙幣である、
    請求項10に記載の紙幣処理装置。
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