JPH07120399B2 - 自動入出金装置の紙幣エンド検出方法 - Google Patents

自動入出金装置の紙幣エンド検出方法

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JPH07120399B2
JPH07120399B2 JP11312285A JP11312285A JPH07120399B2 JP H07120399 B2 JPH07120399 B2 JP H07120399B2 JP 11312285 A JP11312285 A JP 11312285A JP 11312285 A JP11312285 A JP 11312285A JP H07120399 B2 JPH07120399 B2 JP H07120399B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動入出金装置において金庫内の紙幣がなく
なったことを検出する紙幣エンド検出方法に関する。
〔従来の技術〕
銀行等の金融機関に設置される自動入出金装置は、装置
利用者である顧客が投入した紙幣の真偽鑑別を行い、真
券を受入れると共に偽券を返却する入金機能と、顧客の
要求に応じて紙幣を支払う出金機能を備えており、最近
では顧客が投入した入金紙幣を出金用として利用する還
流型の装置が増えてきている。
また、この自動入出金装置では、複数の金種別の金庫を
内部に具備し、各金種別金庫内に該当紙幣を金種別に紙
幣を収納するようになっており、各金種別金庫に対する
紙幣の装填や回収を金融機関の係員が行うものとなって
いたが、前記各金種別金庫の他に各金種の紙幣を一括し
て収納できる一括金庫を設けて、この一括金庫により各
金種別金庫に対する紙幣の装填や回収を行うようになっ
てきている。
ところで、この種の自動入出金装置においては前記各金
種別金庫や一括金庫内の紙幣がなくなったことを検出す
る手段が必要であり、そのため従来は、収納紙幣を堆積
させるために各金庫内に設けられているステージや、各
金庫の筐体に孔を開け、この孔と反射鏡等を利用して光
学センサにより金庫内の紙幣に有無を直接検出するよう
に構成している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の技術では、以下の問題が
ある。
すなわち、還流型の自動入出金装置の場合、紙幣を搬送
するための構成要素が多いため、反射鏡等や光学センサ
を取り付けるスペースを確保することが難しく、また検
出回路を設けたり、孔あけ加工等を要するために製造コ
ストが高くなるという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、金庫から繰り出される紙幣や、搬送路により搬送さ
れる紙幣を検出する既存のセンサを用いて各金庫内の紙
幣がなくなったことを確実に検出することが可能な自動
入出金装置の紙幣エンド検出方法を実現することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明は、顧客による紙幣の
投入及び顧客に対する紙幣の返却,出金を行うための紙
幣投入受取部と、紙幣を金種別に収納する複数の金種別
金庫と、各金種の紙幣を一括して収納する一括金庫と、
入金取引時に前記紙幣投入受取部に投入された紙幣及び
紙幣装填時に前記一括金庫から繰り出された紙幣を前記
金種別金庫に向かって搬送し、出金取引時には前記金種
別金庫から繰り出された紙幣を前記紙幣投入受取部に向
かって搬送すると共に、紙幣回収時には前記金種別金庫
から繰り出された紙幣を前記一括金庫に向かって搬送す
るように配置された搬送路と、前記各金種別金庫及び前
記一括金庫に紙幣を収納するために前記各金種別金庫及
び前記一括金庫と前記搬送路との間に設けられた収納機
構と、搬送路により搬送されてきた紙幣を対応する収納
機構に送り込むように案内するために各収納機構の近傍
に配置された切り換えゲートと、前記各金種別金庫及び
前記一括金庫に対して前記収納機構と同一側に配置さ
れ、かつ前記各金種別金庫及び前記一括金庫から紙幣を
繰り出すために、紙幣搬送方向に対して前記収納機構よ
り上流側に位置するように前記各金種別金庫及び前記一
括金庫と前記搬送路との間に設けられた繰り出し機構
と、前記各繰り出し機構と前記搬送路との間に配置され
た第1センサと、前記各第1センサと前記各収納機構と
の間の前記搬送路に配置された第2センサと、紙幣の搬
送を制御する制御手段とを備えた還流型の自動入出金装
置の紙幣エンド検出方法において、前記第1センサの検
出センサにより検出される位置に特定のマークを設けた
エンド検出用媒体を前記各金種別金庫及び一括金庫から
繰り出される最終の紙幣の後に繰り出されるように前記
各金種別金庫及び一括金庫内に収納し、出金取引時また
は紙幣回収時に前記各金種別金庫から前記繰り出し機構
により繰り出されたエンド検出用媒体、及び紙幣装填時
に前記一括金庫から前記繰り出し機構により繰り出され
た前記エンド検出用媒体のマークを第1センサが検出す
ると制御手段が該当する金庫の紙幣のエンドを認識して
前記繰り出し機構の動作を停止させ、その後、前記エン
ド検出用媒体が搬送路で第2センサにより検出される
と、前記切り換えゲートを切り換えて前記エンド検出用
媒体を前記収納機構に案内し、前記収納機構により元の
金庫内に収納することを特徴とする。
〔作用〕
このようにした本発明では、特定のマークを設けたエン
ド検出用媒体を前記各金種別金庫及び一括金庫から繰り
出される最終の紙幣の後に繰り出されるように前記各金
種別金庫及び一括金庫内に収納しておき、出金取引時ま
たは紙幣回収時に前記各金種別金庫から前記繰り出し機
構により繰り出された、及び紙幣装填時に前記一括金庫
から前記繰り出し機構により繰り出された前記エンド検
出用媒体のマークを第1センサが検出すると制御手段が
該当する金庫の紙幣のエンドを認識して前記繰り出し機
構の動作を停止させ、その後、前記エンド検出用媒体が
搬送路で第2センサにより検出されると、前記切り換え
ゲートを切り換えて前記エンド検出用媒体を前記収納機
構に案内し、前記収納機構により元の金庫内に収納する
ので、金庫から繰り出される紙幣や搬送路により搬送さ
れる紙幣を検出する既存のセンサを用いて各金庫内の紙
幣がなくなったことを確実に検出することが可能とな
り、金庫内の紙幣の有無を直接検出する構造に比べて製
造コストを低くすることができると共に、エンド検出用
媒体は各々の金庫に対応する繰り出し機構と収納機構と
の間の極めて短い区間を搬送するだけで元の金庫内に収
納されるので、エンド検出用媒体の再収納を短時間で行
うことができ、しかも、金庫に対して繰り出し機構と収
納機構が同一側に設けられているため、エンド検出用媒
体の、常に金庫内から最後に繰り出される紙幣の後の位
置となるように収納することができる。
〔実施例〕
以下に図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による自動入出金装置の紙幣エンド検出
方法の一実施例を示すフローチャート、第2図は第1図
の実施例に用いられるエンド検出用媒体の一例を示す平
面図、第3図は第1図の実施例が適用される自動入出金
装置の内部構成を示す図である。
第3図において1は紙幣搬送ベルトやローラから成る搬
送路、2は各金種の紙幣を一括して収納する一括金庫、
3はリジェクトボックスである。
4〜6は紙幣8を金種別に収納する金種別金庫であっ
て、具体的には4は万円券金庫、5は千円券金庫、6は
五千円券金庫である。
7は光透過型の第1センサ、9はエンド検出用媒体、10
と11と12は切り換えゲート、13は光透過型の第2セン
サ、14は搬送制御部、15は鑑別部、16は簡易鑑別部、17
は紙幣投入受取部、18は収納機構、19は繰り出し機構で
ある。
図から明らかなように紙幣投入受取部17は、顧客による
紙幣8の投入及び顧客に対する紙幣8の返却,出金を行
うために装置の正面に設けられている。
また、一括金庫2、リジェクトボックス3、万円券金庫
4、千円券金庫5、及び五千円券金庫6は装置内の下部
に並べて配置され、これら各金庫と前記紙幣投入受取部
17との間に鑑別部15が配置されている。
また、搬送路1は入金取引時に紙幣投入受取部17に投入
された紙幣8、及び紙幣装填時に一括金庫2から繰り出
された紙幣8をリジェクトボックス3及び各金種別金庫
4〜6に向かって搬送し、出金取引時には各金種別金庫
4〜6から繰り出された紙幣8を鑑別部15及び紙幣投入
受取部17に向かって搬送すると共に、紙幣回収時には各
金種別金庫4〜6から繰り出された紙幣8を前記一括金
庫2に向かって搬送するように配置されている。
また、収納機構18は、各金種別金庫4〜6及び前記一括
金庫2に紙幣8を収納するために各金種別金庫4〜6と
搬送路1及び一括金庫2と前記搬送路1との間に設けら
れており、切り換えゲート12は搬送路1により搬送され
てきた紙幣1を対応する収納機構18に送り込むように案
内するために各収納機構18の近傍に配置されている。
また、繰り出し機構19は、各金種別金庫4〜6及び一括
金庫2から紙幣8を繰り出すために、紙幣搬送方向の前
記収納機構19より上流側に位置するように前記各金種別
金庫4〜6と搬送路1及び一括金庫2と搬送路1との間
に設けらている。
そして、第1センサ7は各繰り出し機構19と前記搬送路
1との間に左右一対として配置されていて、そのうちの
一方つまり第2図に示した左側の第1センサ7の検出位
置に対応するように、エンド検出用媒体9に識別用の透
孔が特定のマーク9aとして穿孔されており、このエンド
検出用媒体9は一括金庫2及び各金種別金庫4〜6から
繰り出される最終の紙幣の後に繰り出されるように、一
括金庫2及び各金種別金庫4〜6内に収納されている。
尚、エンド検出用媒体9は収納される金庫内の紙幣8の
サイズとほぼ同寸法に形成されている。
一方、第2センサ13は各第1センサ7と各収納機構18と
の間の搬送路1に配置されており、更に、搬送制御部14
は装置内の所定の位置に配置されている。
この搬送制御部14は、紙幣8の搬送を制御する制御手段
として働き、特に本実施例では一括金庫2及び金種別金
庫4〜6から繰り出されたエンド検出用媒体9を元の金
庫に収納するよう制御する機能も持っている。
尚、切り換えゲート10は紙幣搬送方向における鑑別部15
の下流の搬送路1の分岐位置に設けられ、切り換えゲー
ト12は搬送路1により送られてきたリジェクトの紙幣8
をリジェクトボックス3に案内するように配置されてい
る。
また、簡易鑑別部16は一括金庫2から繰り出されて搬送
路1に送り込まれた直後の位置で紙幣8を鑑別するよう
に配置されている。
次に、上述した構成による自動入出金装置の基本的な動
作について説明する。
〈入金取引〉 顧客が紙幣投入受取部17に紙幣8を投入すると、その投
入紙幣8は紙幣投入受取部17に設けられている分離部で
分離されて1枚づつ搬送路1に送り込まれ、搬送路1に
より鑑別部15に搬送される。
鑑別部15では、搬送されてきた紙幣8の真偽,金種,及
び正損等の鑑別が行われ、その結果、偽券と鑑別された
紙幣8に対しては、切り換えゲート10が上側に案内する
方向に切り換えられ、これにより偽券と鑑別された紙幣
8は搬送路により紙幣投入受取部17に送られて、この紙
幣投入受取部17から顧客に返却される。
一方、前記鑑別部15により真券と鑑別された紙幣8に対
しては、切り換えゲート10が下側に案内する方向に切り
換えられ、これにより真券と鑑別された紙幣8は搬送路
1により金種別金庫4〜6に向かって搬送される。
そして、真券のうちの出金用に利用できる正券の紙幣8
に対しては、その金種に応じて第2センサ13により通過
のチェックが行われ、それに基づいて切り換えゲート12
が対応する金種の収納機構18に案内する方向に切り換え
られ、これにより紙幣8は収納機構18によって該当する
金種別金庫4〜6内に収納される。
真券のうちの出金用に利用できない損券の紙幣つまり汚
れやしわ等がついている紙幣8に対しては、切り換えゲ
ート11がリジェクトボックス3に案内する方向に切り換
えられ、これにより損券の紙幣8はリジェクト券として
リジェクトボックス3に搬送されて収納される。
〈出金取引〉 顧客が指定した金種,金額の紙幣8が金種別金庫4〜6
から各繰り出し機構19により選択的に繰り出され、繰り
出された紙幣8は第1センサ7でその通過がチェックさ
れた後、搬送路1により鑑別部15に搬送される。
鑑別部15では、搬送されてきた紙幣8の金種鑑別及びス
キューや重ね送り等の異常の有無のチェックが行われ、
その結果、金種が不明の紙幣や異常有りと鑑別された紙
幣8に対しては、切り換えゲート10が下側に案内する方
向に切り換えられると共に切り換えゲート11がリジェク
トボックス3に案内する方向に切り換えられ、これによ
って前記紙幣8はリジェクト券として搬送路1によりリ
ジェクトボックス3に搬送されて収納される。
一方、前記鑑別部15により金種が確認されて異常無しと
鑑別された紙幣8に対しては、切り換えゲート10が上側
に案内する方向に切り換えられ、これにより前記紙幣8
は搬送路1によって紙幣投入受取部17に搬送される。
そして、前記顧客が指定した金種,金額の紙幣8が紙幣
投入受取部17に集積されると、その紙幣8が顧客に支払
われる。
このような出金取引が繰り返されることにより金種別金
庫4〜6の紙幣8が無くなると、最後にエンド検出用媒
体9が繰り出されてエンドが検出されるが、このエンド
検出については後で説明する。
〈紙幣装填〉 装置の運用開始時等に紙幣8が一括金庫2から各繰り出
し機構19により繰り出され、繰り出された紙幣8は第1
センサ7でその通過がチェックされた後、搬送路1に設
けられている簡易鑑別部16に搬送される。
簡易鑑別部16では、搬送されてきた紙幣8の金種鑑別及
び重ね送り等の異常の有無のチェックが行われ、その結
果、異常無しと鑑別された紙幣8は搬送路1により金種
別金庫4〜6に向かって搬送される。
そして、鑑別された紙幣8の金種に応じて第2センサ13
により通過のチェックが行われ、それに基づいて切り換
えゲート12が対応する金種の収納機構18に案内する方向
に切り換えられ、これにより紙幣8は収納機構18によっ
て該当する金種別金庫4〜6内に収納される。
一方、前記簡易鑑別部16で異常有りと鑑別された紙幣8
に対しては、切り換えゲート11がリジェクトボックス3
に案内する方向に切り換えられ、これにより異常有りの
紙幣8はリジェクト券としてリジェクトボックス3に搬
送されて収納される。
尚、装置運用中に金種別金庫4〜6のうちのいずれかの
紙幣エンドが検出され、その該当金庫に紙幣を補充する
場合は、簡易鑑別部16で鑑別された該当金種のみの紙幣
8が紙幣エンドの金庫に収納される。
このような装填動作は、予め定められた装填枚数の紙幣
が金種別金庫4〜6内に収納されるか、または一括金庫
2の紙幣8が無くなってエンド検出用媒体9によりエン
ドが検出されるまで行われるが、このエンド検出につい
ても後で説明する。
〈紙幣回収〉 装置の運用終了時等に紙幣8が金種別金庫4〜6から各
繰り出し機構19により繰り出され、繰り出された紙幣8
は第1センサ7でその通過がチェックされた後、搬送路
1により鑑別部15を経由し、一括金庫2に向かって搬送
される。
このとき切り換えゲート10,及び一括金庫2と対応する
切り換えゲート12は紙幣を下側に案内する方向に切り換
えられている。
これにより紙幣8は一括金庫2の収納機構18に順次送り
込まれ、この収納機構18により一括金庫2内に収納され
る。
このような回収動作が繰り返されることにより金種別金
庫4〜6の紙幣8が無くなると、最後にエンド検出用媒
体9が繰り出されてエンドが検出されるが、このエンド
検出については次に説明する。
以下に本発明による紙幣エンド検出方法を第1図にSで
示したステップに従って説明する。
S1 前記出金取引時,紙幣回収時に前記各金種別金庫4〜6
から、または前記紙幣装填時に一括金庫2から繰り出し
機構19によって繰り出された紙幣8の通過をチェックす
る左側の第1センサ7がONしたか否か、つまり繰り出し
機構19によって繰り出された媒体(紙幣8またはエンド
検出用媒体9)を検出したか否かを搬送制御部14が監視
し、ONした場合はS2へ移行し、ONしない場合は監視を続
ける。S2 搬送制御部14は左側の第1センサ7が前記媒体を検出し
てから、第2図に示すエンド検出用媒体9のマーク9aが
前記左側の第1センサ7の検出位置に達するまでの時間
T・Oを図示しないタイマにセットし、S3へ移行する。
S3 搬送制御部14は前記タイマにセットした時間T・Oの経
過を監視し、時間T・Oに達すると、S4へ移行する。
S4 搬送制御部14は左側の第1センサ7がOFFしたか否かを
監視し、OFFした場合はS5へ移行するが、OFFしない場合
は前記媒体が紙幣8であると判断して、正常は紙幣処理
つまり前記した紙幣8の出金,回収または装填処理を行
う。
S5 搬送制御部14は左側の第1センサ7のOFFと同時に右側
の第1センサ7がOFFしたか否かを監視し、OFFした場合
は前記媒体に異常があるものと判断して異常媒体処理が
行われる。
一方、前記左側の第1センサ7がOFFで、右側の第1セ
ンサ7がONであれば、搬送制御部14は前記媒体がエンド
検出用媒体9であると判断して、一括金庫2または金種
別金庫4〜6の紙幣8が無くなったことを認識し、繰り
出し機構19の動作を停止してS6へ移行する。
つまり、このステップでは左側の第1センサ7のOFF右
側の第1センサ7がONであれば、左側の第1センサ7が
エンド検出用媒体9の透孔によるマーク9aが検出された
ものと判断し、紙幣のエンドを認識するものである。
S6 搬送制御部14は第2の検出センサ13がONしたか否か、つ
まりエンド検出用媒体9を検出したか否かを監視して、
ONした場合はS6へ移行し、ONしない場合は監視を続け
る。
S7 搬送制御部14は前記第2の検出センサ13の下流側に位置
する切り換えゲート12をONにして収納機構18へ案内する
方向に切り換え、これによりエンド検出用媒体9の収納
機構18に案内して、この収納機構18によりエンド検出用
媒体9を元の金庫つまり一括金庫2または金種別金庫4
〜6の1つに収納する。
以上のように予め一括金庫2及び金種別金庫4〜6内に
収納したエンド検出用媒体9を検出することにより、簡
単に紙幣8のエンド検出を行うことが可能になる。
尚、本実施例では、エンド検出用媒体9のマーク9aとし
て透孔を用いたが、光反射箔を貼りつけたり、特殊な色
を印刷してもよく、光学的あるいは機械的に紙幣8と区
別して識別できるものであればよい。従って第1の検出
センサ7及び第2の検出センサ13も光透過型のものでな
く、光反射型のものやスイッチ等の機械的なものを用い
ることが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、特定のマークを設けたエ
ンド検出用媒体を前記各金種別金庫及び一括金庫から繰
り出される最終の紙幣の後に繰り出されるように前記各
金種別金庫及び一括金庫内に収納し、出金取引時または
紙幣回収時に前記各金種別金庫から前記繰り出し機構に
より繰り出されたエンド検出用媒体、及び紙幣装填時に
前記一括金庫から前記繰り出し機構により繰り出された
前記エンド検出用媒体のマークを第1センサが検出する
と制御手段が該当する金庫の紙幣のエンドを認識して前
記繰り出し機構の動作を停止させ、その後、前記エンド
検出用媒体が搬送路で第2センサにより検出されると、
前記切り換えゲートを切り換えて前記エンド検出用媒体
を前記収納機構に案内し、前記収納機構により元の金庫
内に収納するようにしている。
従って、これによれば、金庫から繰り出される紙幣や搬
送路により搬送される紙幣を検出する既存のセンサを用
いて各金庫内の紙幣がなくなったことを確実に検出する
ことが可能となり、金庫内の紙幣の有無を直接検出する
構造に比べて製造コストを低くすることができると共
に、エンド検出用媒体は各々の金庫に対応する繰り出し
機構と収納機構との間の極めて短い区間を搬送するだけ
で元の金庫内に収納されるので、エンド検出用媒体の再
収納を短時間で行うことができ、しかも、金庫に対して
繰り出し機構と収納機構が同一側に設けられているた
め、エンド検出用媒体を、常に金庫内から最後に繰り出
される紙幣の後の位置となるように収納できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動入出金装置の紙幣エンド検出
方法の一実施例を示すフローチャート、第2図は第1図
の実施例に用いられるエンド検出用媒体の一例を示す平
面図、第3図は第1図の実施例が適用される自動入出金
装置の内部構成を示す図である。 1……搬送路、2……一括金庫、4〜6……金種別金
庫、7……第1センサ、8……紙幣、9……エンド検出
用媒体、9a……マーク、10〜12……切り換えゲート、13
……第2センサ、14……搬送制御部、15……鑑別部、16
……簡易鑑別部、17……投入受取部、18……収納機構、
19……繰り出し機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客による紙幣の投入及び顧客に対する紙
    幣の返却,出金を行うための紙幣投入受取部と、 紙幣を金種別に収納する複数の金種別金庫と、 各金種の紙幣を一括して収納する一括金庫と、 入金取引時に前記紙幣投入受取部に投入された紙幣及び
    紙幣装填時に前記一括金庫から繰り出された紙幣を前記
    金種別金庫に向かって搬送し、出金取引時には前記金種
    別金庫から繰り出された紙幣を前記紙幣投入受取部に向
    かって搬送すると共に、紙幣回収時には前記金種別金庫
    から繰り出された紙幣を前記一括金庫に向かって搬送す
    るように配置された搬送路と、 前記各金種別金庫及び前記一括金庫に紙幣を収納するた
    めに前記各金種別金庫及び前記一括金庫と前記搬送路と
    の間に設けられた収納機構と、 搬送路により搬送されてきた紙幣を対応する収納機構に
    送り込むように案内するために各収納機構の近傍に配置
    された切り換えゲートと、 前記各金種別金庫及び前記一括金庫に対して前記収納機
    構と同一側に配置され、かつ前記各金種別金庫及び前記
    一括金庫から紙幣を繰り出すために、紙幣搬送方向に対
    して前記収納機構より上流側に位置するように前記各金
    種別金庫及び前記一括金庫と前記搬送路との間に設けら
    れた繰り出し機構と、 前記各繰り出し機構と前記搬送路との間に配置された第
    1センサと、 前記各第1センサと前記各収納機構との間の前記搬送路
    に配置された第2センサと、 紙幣の搬送を制御する制御手段とを備えた還流型の自動
    入出金装置の紙幣エンド検出方法において、 前記第1センサの検出センサにより検出される位置に特
    定のマークを設けたエンド検出用媒体を前記各金種別金
    庫及び一括金庫から繰り出される最終の紙幣の後に繰り
    出されるように前記各金種別金庫及び一括金庫内に収納
    し、 出金取引時または紙幣回収時に前記各金種別金庫から前
    記繰り出し機構により繰り出されたエンド検出用媒体、
    及び紙幣装填時に前記一括金庫から前記繰り出し機構に
    より繰り出された前記エンド検出用媒体のマークを第1
    センサが検出すると制御手段が該当する金庫の紙幣のエ
    ンドを認識して前記繰り出し機構の動作を停止させ、 その後、前記エンド検出用媒体が搬送路で第2センサに
    より検出されると、前記切り換えゲートを切り換えて前
    記エンド検出用媒体を前記収納機構に案内し、 前記収納機構により元の金庫内に収納することを特徴と
    する自動入出金装置の紙幣エンド検出方法。
JP11312285A 1985-05-28 1985-05-28 自動入出金装置の紙幣エンド検出方法 Expired - Lifetime JPH07120399B2 (ja)

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