JP2821875B2 - スポット溶接棒の補修方法 - Google Patents

スポット溶接棒の補修方法

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JP2821875B2
JP2821875B2 JP8323590A JP32359096A JP2821875B2 JP 2821875 B2 JP2821875 B2 JP 2821875B2 JP 8323590 A JP8323590 A JP 8323590A JP 32359096 A JP32359096 A JP 32359096A JP 2821875 B2 JP2821875 B2 JP 2821875B2
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electrode
spot welding
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welding rod
repair method
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利晃 島田
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利晃 島田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B5/00Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
    • B23B5/16Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for bevelling, chamfering, or deburring the ends of bars or tubes
    • B23B5/166Devices for working electrodes

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 重ねた2枚の金属板を、進
退可能な2本の溶接棒で挟み、電極間に大電流を流し、
電流の抵抗熱によって金属板を加熱し圧接する溶接法
は、スポット溶接と呼ばれている。このスポット溶接に
おいては、前記電極先端が損耗変形したときには、削っ
て形状を補修している。この発明は、電極先端を削る補
修方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 電極の先端は、截頭円錐形状をしてい
る。従って、補修作業には、電極の先端を截頭円錐状に
削ることにより行う。この切削は平やすりを使用し、手
作業により行うことが多い。しかし平やすりによる手段
は精度が悪く、且つ時間が掛かる。また、平やすりによ
らない手段として短柱の上下両面に截頭円錐状凹みを設
け、且つ円錐面を放射状に切欠いで刃物を構成したもの
がある。この補修用回転刃物による補修は、2本の電極
の先端が補修用刃物の円錐状凹みに嵌まり込み且つ押し
付けられた状態で回すことにより、電極の先端を削るよ
うになっている。しかし、この刃物を用いる補修方法に
よるときは、電極先端中心点近傍の切削が出来ないし、
また発生した切粉の排出が難しく、切粉の発生と共に切
れ味が低下し、且つ刃物の寿命が短くなるのが避けられ
ない。更にまた、円柱状ホルダーの上下に非交差状態で
直角な直径方向の溝孔内に板状の刃物を挿入するものも
あるが、刃物が同一の鉛直な平面上に配置されたものな
ので、電極先端に対する心合わせが悪く、加工精度が悪
かった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 この発明は、上述し
た従来の補修用回転刃物に比べて電極先端中心点付近の
切削も可能で、切粉の排出性にも優れたスポット溶接棒
の補修方法を提供しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】 図面を参考にして説明
する。この発明に係るスポット溶接棒の補修方法は、短
柱1aの上下両面にスポット溶接棒電極9,9先端に対
応した凹部2,2を有する回転刃物1の底部2cに設け
たところの一辺を直径線上に合致させた狭幅突条3の回
転によって電極先端の底部を削ると共に、凹部2の傾斜
面部に設けた放射方向の切欠部2bによって形成された
ところの四個の突起4の回転により電極先端傾斜面を案
内しながら削り、更に前記突起4及び突条3を避けて設
けた上下方向の連通孔5を通じて、上側の電極の削り取
りにより生じた切粉を下側に排出させるものである。 【0005】 【発明の実施の形態】 短柱1aの上下両面に電極9,
9先端に対応した凹部2,2が形成されている。凹部の
底部2cの中心点Qを通る直径線上縁3aを一辺とし且
つ他辺は中心点Qから外れた位置を通る偏心上縁3bを
有する突条3が凹部の底部2cに形成されている。 【0006】凹部2の周壁2aに放射方向の切欠部2b
を設けて四個の突起4が形成されている。突起4及び突
条3を避けて上下方向の連通孔5を設けられている。 【0007】6は突条3形成のため設けた溝で連通孔5
に通じている。6aは上下の溝6,6に形成された、突
条3と短柱1aの周囲とを結ぶブリッジで、突条3補強
用である。1bは短柱1aの周壁2aに設けた窪部で回
転枠8取付用である。 【0008】第7図及び第8図に示す如く、補修用回転
刃物1を回転枠8で囲みボルト8aを回転刃物1の外周
壁の窪部1bに捻込む。そして電極9,9の先端を回転
刃物1の凹部2,2に嵌込んだ状態で回転枠8をMまた
はN方向に回すと、突起4の傾斜縁4aに形成された刃
物によって電極9の先端を削る。このとき1つの突起4
につき2つの傾斜縁4a,4a、したがって4個以上の
傾斜縁が電極9の先端に当たって電極先端を支えている
ので、電極先端に対する同心保持が確保される。また直
径線上縁3a及び偏心上縁3bによって電極9の天井部
を削り、電極先端の削り取りを行う。切削時の切粉は連
通孔5を通じて下方に落下する。 【0009】 【発明の効果】 従来の補修方法に比べて電極先端中心
点付近の補修も可能で切粉の排出性にも優れ、且つ電極
先端に対する心合わせが良く加工精度が向上し、寿命の
長いスポット溶接棒の補修方法として使用出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施に用いる回転刃物の一例を示す
正面図である。 【図2】 図1の平面図である。 【図3】 図1の左側面図である。 【図4】 図1のA−A断面図である。 【図5】 図3のB−B断面図である。 【図6】 図1のC−C断面図である。 【図7】 使用状態を表した図4相当図である。 【図8】 使用状態を表した図6相当図である。 【符号の説明】 1 回転刃物 1a 短柱 1b 窪部 2 凹部 2a 周壁 2b 切欠部 2c 底部 3 突条 3a 直径線上縁 3b 偏心上縁 4 突起 4a 傾斜縁 5 連通孔 6 溝 6a ブリッジ 8 回転枠 8a ボルト 9 電極 Q 中心点

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.短柱(1a)の上下両面にスポット溶接棒電極
    (9,9)先端に対応した凹部(2,2)を有する回転
    刃物(1)の底部(2c)に設けたところの一辺を直径
    線上に合致させた狭幅突条(3)の回転によって電極先
    端の底部を削ると共に、凹部(2)の傾斜面部に設けた
    放射方向の切欠部(2b)によって形成されたところの
    個の突起(4)の回転により電極先端傾斜面を案内し
    ながら削り、更に前記突起(4)及び突条(3)を避け
    て設けた上下方向の連通孔(5)を通じて、上側の電極
    の削り取りにより生じた切粉を下側に排出させることを
    特徴とするスポット溶接棒の補修方法。
JP8323590A 1996-11-18 1996-11-18 スポット溶接棒の補修方法 Expired - Lifetime JP2821875B2 (ja)

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JPH09168874A JPH09168874A (ja) 1997-06-30
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JPS6010789Y2 (ja) * 1975-06-28 1985-04-11 トヨタ車体株式会社 スポツト溶接機のチツプドレツサ
JPS6167977U (ja) * 1984-10-08 1986-05-09

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