JPH06155104A - スポット溶接棒電極表面削取再生器 - Google Patents

スポット溶接棒電極表面削取再生器

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Publication number
JPH06155104A
JPH06155104A JP20056292A JP20056292A JPH06155104A JP H06155104 A JPH06155104 A JP H06155104A JP 20056292 A JP20056292 A JP 20056292A JP 20056292 A JP20056292 A JP 20056292A JP H06155104 A JPH06155104 A JP H06155104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
spot welding
blade
welding rod
protruding blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP20056292A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Shimada
利晃 島田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポット溶接棒電極表面削取再生器の削取性
能を向上する。 【構成】 上下両面が相平行な短柱状ブロック2の上下
両面にスポット溶接棒1の電極1a先端円平面1bの直
径線に対応する一縁3aを有し且つ頂面3bの非直径線
側に傾斜面3cを設けた中央部平板状突出刃物3を形成
すると共に該中央部平板状突出刃物3の全周囲を独立分
離し電極先端部テーパー面1cに合致した回転面を形成
するところの突起刃物4,5を放射状に形成すると共に
前記中央部平板状突出刃物3とは不連続に形成し、且つ
突起刃物4,5の側壁基部4b,5bに沿って短柱状ブ
ロック2に再研磨具9通過用凹溝8を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用摩耗変形したスポ
ット溶接棒の電極表面を削取する再生器に関する。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接棒の電極に合致した回転面
を形成するところの複数個の放射状突出刃物を上下両面
に設けた短柱状ブロックよりなる削取再生器は知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の削取再生器に比
べて、迅速に削取再生作業が行えるようにしようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】図面を参考にして説明す
る。本発明に係るスポット溶接棒電極表面削取再生器
は、上下両面が相平行な短柱状ブロック2の上下両面に
スポット溶接棒1の電極1a先端円平面1bの直径線に
対応する一縁3aを有し且つ頂面3bの非直径線側に傾
斜面3cを設けた中央部平板状突出刃物3を形成すると
共に該中央部平板状突出刃物3の全周囲を独立分離し電
極先端部テーパー面1cに合致した回転面を形成すると
ころの突起刃物4,5を放射状に形成すると共に前記中
央部平板状突出刃物3とは不連続に形成したものであ
る。
【0005】また本発明に係るスポット溶接棒電極表面
削取再生器は上述したものに加えて、突起刃物4,5の
側壁基部4b,5bに沿って短柱状ブロック2に再研磨
具9通過用凹溝8を設けたものである。
【0006】
【実施例】図1・図2に示す如く、電極棒の略截頭円錐
状電極1aは先端の円平面1bとテーパー面1cとから
形成されている。
【0007】図3乃至図8に示す如く、スポット溶接棒
電極表面削取再生器はスポット溶接棒1の略截頭円錐状
電極1aに合致した回転面Kを形成するところの放射状
突起刃物4,5を短柱状ブロック2の上下両端面に有す
る電極表面削取再生器であって、一縁3aを直径線上に
配置した先端円平面削取用中央部平板状突出刃物3は、
頂面3bの非直径線側に傾斜面3cを有している。また
中央部平板状突出刃物3の両側直径線上にテーパー面1
c削取用第1突起刃物4,4を設け、前記中央部平板状
突出刃物3と直交する両放射方向に、中心軸Q−Qとの
間に若干の間隙Pを保持したテーパー面1c削取用第2
突起刃物5,5を配置し、中央部平板状突出刃物3に接
する第1突起刃物4,4の部分に凹欠4a,4aを設け
てある。なお、6aは切粉排出孔、6bは溝である。
【0008】図3では第1突起刃物4が平板状で且つ第
2突起刃物5が略三角状のものを示したが、第1突起刃
物4が略三角状突出刃物で且つ第2突起物5が平板状の
こともあるし、図4に示す如く第1・第2両突起刃物
4,5が共に略三角状突起刃物のこともあるし、或は第
1・第2両突起刃物4,5が共に平板状突出刃物のこと
もある。
【0009】基準値における電極1a先端の半径をB、
スポット溶接棒の半径をG、中心軸Q−Q上に中心を持
ち且つ第2突起刃物5の傾斜下端に接する円の半径を
A、中心軸Q−Q上に中心を持ち且つ中央部平板状突出
刃物3に接する円の半径をC、中心軸Q−Q上に中心を
持ち且つ2つの第1突起刃物4,4の傾斜下端に接する
円の半径をE、中心軸Q−Q上に中心を持ち且つ、第1
突起刃物4及び第2突起刃物5の傾斜面上端を通る円の
半径をFとすれば、 A=又は<B=又は<C<E<G<F の関係がある。また、中立面M−Mから第2突起刃物5
の内端の高さをH、中立面M−Mから中央部平板状突出
刃物3の高さをJとしたとき、 H=又は<J の関係が成立している。
【0010】第1・第2突起刃物4,5に電極1a先端
を当てたときこれら4つの突起刃物4,5によって電極
1aを案内支持する。この状態において短柱状ブロック
2を外力によって回転させながら電極1aを短柱状ブロ
ック2に向って押付けると円平面1bが中央部平板状突
出刃物3によって削られると共に第1・第2突出刃物
4,5によってテーパー面1cが削られ、そしてテーパ
ー面1cの先端は、第2突出刃物5のみによって削られ
る。このとき中央部平板状突出刃物3は頂面が従来品に
比べて幅狭なので、優れた削取性を有する。
【0011】図9乃至図11に示すものは、切粉排出孔
6aの形状を変えたもので、この形状のものにも、本発
明は適用出来る。
【0012】図12乃至図14に示すものは、突起刃物
4,5の側面基部4b,5bに沿って再研磨具9通過用
の凹溝8を設けてある。
【0013】
【発明の効果】従来は、凹欠4aのない刃物で、削取り
していたため、円平面1b周縁の削取りが第1突起刃物
4の下端によって阻害され著しく削取能力が悪かった。
しかし、凹欠4aを設けると円平面1b周縁の削取りが
第1突起刃物4によって阻害されないため、著しく削取
能力を向上させることが出来る。
【0014】また、凹溝8を利用してグラインダー等の
再研磨具9により突起刃物4,5の切刃部4c,5cの
砥直しを容易に行うことが出来る。
【0015】更に、幅狭になった中央部板状突出刃物3
の頂面3bによって優れた切削性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スポット溶接棒先端部の側面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】第1実施例の平面図である。
【図4】第2実施例の平面図である。
【図5】図3・図4のX−X切断端面図である。
【図6】図5の一部拡大図である。
【図7】図3・図4のY−Y切断端面図である。
【図8】図3・図4のZ−Z切断端面図である。
【図9】第3実施例の平面図である。
【図10】図9のR−R切断端面図である。
【図11】図9のS−S切断端面図である。
【図12】第4実施例の平面図である。
【図13】図12のT−T切断端面図である。
【図14】図12のW−W切断端面図である。
【符号の説明】
1 スポット溶接棒 1a 電極 1b 円平面 1c テーパー面 2 短柱状ブロック 3 中央部平板状突出刃物 3a 一縁 3b 頂面 3c 傾斜面 4 第1突起刃物 4a 凹欠 4b 基部 4c 切刃部 5 第2突起刃物 5b 基部 5c 切刃部 6a 切粉排出孔 6b 溝 8 凹溝 9 再研磨具 K 回転面 Q 中心軸 P 間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下両面が相平行な短柱状ブロック
    (2)の上下両面にスポット溶接棒(1)の電極(1
    a)先端円平面(1b)の直径線に対応する一縁(3
    a)を有し且つ頂面(3b)の非直径線側に傾斜面(3
    c)を設けた中央部平板状突出刃物(3)を形成すると
    共に該中央部平板状突出刃物(3)の全周囲を独立分離
    し電極先端部テーパー面(1c)に合致した回転面を形
    成するところの突起刃物(4,5)を放射状に形成する
    と共に前記中央部平板状突出刃物(3)とは不連続に形
    成してなるスポット溶接棒電極表面削取再生器。
  2. 【請求項2】 上下両面が相平行な短柱状ブロック
    (2)の上下両面にスポット溶接棒(1)の電極(1
    a)先端円平面(1b)の直径線に対応する一縁(3
    a)を有し且つ頂面(3b)の非直径線側に傾斜面(3
    c)を設けた中央部平板状突出刃物(3)を形成すると
    共に該中央部平板状突出刃物(3)の全周囲を独立分離
    し電極先端部テーパー面(1c)に合致した回転面を形
    成するところの突起刃物(4,5)を放射状に形成する
    と共に前記中央部平板状突出刃物(3)とは不連続に形
    成し、且つ突出刃物(4,5)の側壁基部(4b,5
    b)に沿って短柱状ブロック(2)に再研磨具(9)通
    過用凹溝(8)を設けた請求項1記載のスポット溶接棒
    電極表面削取再生器。
JP20056292A 1992-07-02 1992-07-02 スポット溶接棒電極表面削取再生器 Pending JPH06155104A (ja)

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JPH06155104A true JPH06155104A (ja) 1994-06-03

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