JP2821023B2 - 水処理システムの再生を制御する方法 - Google Patents

水処理システムの再生を制御する方法

Info

Publication number
JP2821023B2
JP2821023B2 JP6509170A JP50917094A JP2821023B2 JP 2821023 B2 JP2821023 B2 JP 2821023B2 JP 6509170 A JP6509170 A JP 6509170A JP 50917094 A JP50917094 A JP 50917094A JP 2821023 B2 JP2821023 B2 JP 2821023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ratio
water
conductivity
value
probability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6509170A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07501746A (ja
Inventor
ジャンク,ドナルド・アール
キュネッシュ,フランク
バスビー,マイケル・ジー
Original Assignee
オートトロール・コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートトロール・コーポレーション filed Critical オートトロール・コーポレーション
Publication of JPH07501746A publication Critical patent/JPH07501746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2821023B2 publication Critical patent/JP2821023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J49/00Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor
    • B01J49/80Automatic regeneration
    • B01J49/85Controlling or regulating devices therefor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は水を軟水化するための装置に、特に軟水装
置の樹脂の再生を制御するシステムに関係している。
井戸から汲み出される水が、地中の鉱物埋蔵物から浸
出した二価及び時には三価の陽イオンを含んでいるため
に「硬質」と考えられることはまれではない。そのよう
なイオンは普通の洗剤及び石鹸と共に不溶性の塩を形成
して、洗浄目的のために洗剤又は石鹸の品質の増進を必
要とする沈殿物を生成する。硬水がボイラに使用される
と蒸発の結果、不溶性残留物の沈殿が生じて、これが湯
あかとして累積する傾向がある。
硬水の供給を受ける建物の配管システムに軟水装置を
設置することは普通に行われている。最も普通の形式の
軟水装置は望ましくない鉱物及びその他の不純物を除去
するために硬水が通される樹脂のベッドを保持したタン
クを有するイオン交換樹脂形軟水装置である。樹脂ベッ
ドにおける最初の結合場所は陽イオン、普通は一価の陽
のナトリウム又はカリウムイオンを含んである。硬水が
樹脂に入ると、結合場所の奮い合いが生じる。硬水にお
ける二価及び三価の陽イオンはそのより高い電荷密度の
ために有利であって一価の陽イオンを置換する。二つ又
は三つの一価陽イオンはそれぞれ一つの二価又は三価陽
イオンと置換される。
鉱物及び不純物を吸収するべき樹脂ベッドの容量は有
限であり、究極的には結合場所の大部分が二価及び三価
陽イオンで占められたときに水の軟化をやめる。これが
生じると、樹脂ベッドを再生剤、典型的には塩化ナトリ
ウム又は塩化カリウムの溶液で洗い流すことによって樹
脂を再充てんする又は再生することが必要になる。再生
剤における一価陽イオンの濃度は十分に高くて不利な静
電争奮を相殺し、従って結合場所は一価陽イオンによっ
て取り戻される。軟水化が行われる再生期間の間の時間
間隔は「サービスサイクル」と呼ばれる。
初期の形式の軟水装置の再生は樹脂ベッドの処理容量
が限度を超えられてそれを流れる水がもはや軟水でない
ことが発見された後においてだけ手動で行われた。手動
再生の必要性を除去するための努力の結果として、周期
的方式で軟水装置の再生を開始させる機械式時計を利用
して軟水装置制御システムが開発された。そのような再
生の頻度は樹脂ベッドの既知の容量及び軟水の予想1日
当り使用量に従って設定されていた。機械式時計形軟水
装置制御器は、樹脂ベッドを手動で再生する必要性を軽
減したが、固定間隔で再生を行うことによって再生が水
使用量に依存して頻繁にすぎたり遅すぎたりすることが
あるという欠点が生じる。水を処理するための十分な容
量がまだ存在しているときに軟水装置樹脂ベッドを再生
することは再生剤及び再生に使用される水の浪費であ
る。逆に、樹脂ベッド容量が硬水を処理するために必要
とされる容量より下の点まで減少し後に軟水装置の再生
に失敗すると、硬水が軟水装置から出ることになる。
軟水装置樹脂ベッド再生の頻度をより良く調整するた
めの努力の結果として、水を軟水化するための軟水装置
樹脂ベッドの残りの容量を決定する需要形軟水装置制御
ユニットが開発された。そのような改良形制御器の一形
式のものが米国特許第4426294号に開示されており、こ
れにおいては流量計は処理されている水の容量を測定し
て、指定容量の水が前の再生以後軟水装置を流れたとき
に樹脂ベッドを再生させる。この形式のシステムは多く
の設備においては適当であるが、自治都市のシステムは
異なった高度を有する水を収容している数個の井戸から
交互に水を汲み出すことがある。この場合には、樹脂ベ
ッドの消耗は前の再生以後処理された水の量又は直接の
関数ではない。
樹脂ベッドの消耗を直接測定しようと試みた他の形式
の制御システムが開発された。例えば、米国特許第4320
010号は樹脂ベッドにより発生された電圧を検出するた
めに樹脂ベッドに電極を配置した。その電圧は樹脂ベッ
ドが消耗状態になったときに変化し、従って再生が必要
とされる時を制御器が決定することのできる機構を与え
た。別の制御技法は樹脂ベッドに異なった高さで配置さ
れた2対の電極間の導電率を測定するものであった。樹
脂ベッドにおける二つの場所間の導電率の差は軟水装置
の消耗が生じた時を決定するために使用された。この形
式のシステムは米国特許第4299698号に開示されてい
る。類似の技法が米国特許第3618769号に開示されてお
り、これにおいては再生が行われるべき時を決定すため
に樹脂ベッドにおける二つの場所の導電率の比が使用さ
れている。
発明の要約 水処理装置は入口及び出口を備えたタンクを有すると
ともに樹脂ベードを収容しており、これを通じて水が入
口から出口へと流れる。樹脂ベッドには入口と出口との
間の水の流れの経路に沿って隔置された二つの場所に第
1及び第2の導電率センサが配置されている。ある手段
が二つのセンサからの導電率測定値の比に対応する値を
周期的に発生する。比値は消耗前線(フロント)が第1
の導電率センサを通過した確率を計算するために、続い
て消耗前線が第2の導電率センサを通過した別の確率を
計算するために使用される。樹脂ヘッド消耗の確率は又
導電率比から計算され、そして第2の導電率センサを通
過した第2確率がしきい値を越えたときに、ある機構が
樹脂ベッドを再生するために活動化される。
採択実施例においては、樹脂ベッドの二つの場所にお
ける導電率は再生剤がタンクに入ったかどうかを決定す
るために再生中監視される。入ってなければ、警報信号
が使用者に送られる。現在の比が動作範囲の値内にある
かどうかを決定するために検査が行われる。比がこの動
作範囲の外側にあるときには、導電率セルの一方又は両
方が故障しており、信号が使用者に送られて制御器につ
いての問題を知らせる。
この発明の目的は樹脂ベッドの再生をベッドの導電率
に基づいて制御する水処理システムを提供することであ
る。この技法は消耗度を検出するが、これは水を処理す
る樹脂ベッドの能力を示している。
別の目的は樹脂ベッドの二つの場所における導電率を
測定することによってそのような制御機能を提供し且つ
再生が行われるべき時を決定する際に二つの導電率の比
を使用することである。
この発明の更なる目的は導電率の比を特定の水処理シ
ステム及び処理されている水の特性に適合したしきい値
と比較することである。
図面の簡単な説明 図1はこの発明による軟水装置を再生するためのシス
テム概略図であり、 図2は図1における制御器の概略的構成図であり、 図3は図2の制御器と共に使用される導電率検出用プ
ローブを図解しており、 図4は軟水装置制御器の動作の状態図であり、 図5は軟水装置樹脂ベッドの二つの場所における導電
率を周期的に標本化するために軟水装置制御器のマイク
ロコンピュータにより実行されるルーチンのフローチャ
ートであり、又 図6は樹脂ベッドにおける二つの導電率プローブを流
れる電流の比の図表である。
発明の詳細な説明 最初に図1に言及すると、軟水装置10はイオン交換樹
脂粒子のベッド14を収容している軟水化タンク12を含ん
でいる。出口管16はベッド14の底部に近接した点からベ
ッドを通って延びている。入口管18は軟水装置タンク12
へと延びており、樹脂ベッド14の高さの上方に放出開口
部を持っている。硬水が入口ライン20を通じて供給さ
れ、そして処理水が配水ライン22を通じて供給される。
入口ライン及び配水ラインは平常時閉鎖式弁24を通して
接続されている。図2の配水弁26が出口管16と配水ライ
ン22との間に挿入されている。平常時閉鎖式第1排出弁
30を含む排水ライン28も又出口管16から延びている。
硬水は配水入口弁32を通して入口管へ供給されること
ができる。又は、入口ライン20に入る硬水は塩水入口弁
38が開かれ且つ配水入口弁32が閉じられているときには
塩水(ブライン)タンク36から再生剤溶液を汲み出すた
めにインジェクタ34を通過することができる。塩水タン
ク36は普通の塩、例えば塩化ナトリウム又は塩化カリウ
ムを収容している。汲み出された塩水はライン35を通し
て軟水装置の入口管18へ供給される。入口管18は又平常
時閉鎖式第2排出弁39を通して排出管に接続可能であ
る。
配水動作中、排出弁30及び39、第1配水弁24並びに塩
水入口弁38はすべて閉じられている。この動作モードに
おいては、第2配水弁26及び配水入口弁32は開いていて
硬水が入口ライン20から入口管18を通って樹脂ベッド14
の上部へ流れるのを可能にする。硬水はベッド14を通過
し、そして処理された水はベッド14の底部から出口管16
を通して配水ライン22へと汲み出される。
樹脂ベッド14は究極的には消耗状態になる。典型的な
軟水化過程においては、これは樹脂ベッドがナトリウム
からカルシウム/マグネシウム状態に変化したことを意
味する。樹脂ベッド14の典型的な再生は逆流洗浄段階か
ら始まる。この段階においては、諸弁に機械的に接続さ
れている制御装置40は配水入口弁32及び塩水入口弁38を
閉じ且つ第1配水弁24及び第2排出弁39を開く。入口20
からの硬水は出口管16を通り樹脂ベッド14を上方へ通っ
て供給され、最後に入口管18及び現在開いている第2排
出弁39を通って出る。水は処理されていないにしてもこ
の時点では配水ライン22へ供給され続ける。
逆流洗浄の次にはブライニング及び水洗(リンス)が
行われる。この動作のために、第2配水弁26及び第2排
出弁39が閉じられ且つ塩水入口弁38及び第1排出弁30が
開かれる。この状態において、硬水はインジェクタ34を
通して押しやられ、塩水はタンク36から塩水ライン35を
通して引き出される。引き出された塩水は入口管18を通
して軟水装置タンク12へ排出される。塩水は樹脂ベッド
を通過してそして出口管16及び現在開いている第1排出
弁30を通って排出される。濃縮塩水溶液は樹脂中の二価
及び三価の陽イオンを一価陽イオンで置換してベッドを
再充てんする。塩水タンク36の内容が空にされたとき
に、空気阻止弁37が閉じて空気がシステムへ射出される
のを阻止し、従って水は塩水のないインジェクタ34を通
って流れ続けることになる。この水は塩水溶液をタンク
から押し出して、次にベッド14を水洗し残留塩水を除去
する。未処理の水がこの動作段階中開放弁24を通して配
水ライン22に供給される。
次の動作段階中、塩水タンク36は再び満たされ且つ軟
水装置樹脂ベッド14は清浄化される。これは配水入口弁
32及び第2配水弁26を開くことによって行われる。硬水
はそこで開いた塩水弁38を通して塩水タンク36に入るこ
とができ又入口管18を通してタンク12に入ることができ
る。樹脂ベッド14を通過した水は開いた排水弁30を通し
て出る。この装置は第1配水弁24、第1排出弁30及び塩
水入口弁38を閉じることによって配水状態に戻される。
図2に言及すると、図1に図示された種々の弁を動作
させる制御装置40はマイクロコンピュータ42の周りに構
成されている。このマイクロコンピュータは幾つかの市
販で入手可能なデバイスの任意の一つ、例えばモトロー
ラ社(Motorola,Inc.)により製造されたモデルMC68HC7
05P9からなることができるが、これらのデバイスは内部
アナログ−ディジタル変換器、ランダム・アクセス・メ
モリ、リードオンリ・メモリ、及びクロック回路を含ん
でいる。電気的消去可能なプログラム可能リードオンリ
・メモリ(EEPROM)44がデータの記憶及び検索のために
マイクロコンピュータ42に接続されている。
マイクロコンピュータ42の他の出力は、この明細書に
参照文献として組み込まれる、「バイト・マガジン(By
te Magazine)」1977年9月号、190〜198ページに現れ
た「ウォルシュ関数:ディジタルフーリエ級数(Walse
Functions:A Digital Fourier Series)」と題する記事
に記載されたようなウォルシュ(Wolsh)正弦波加算器4
6に接続されている。ウォルシュ正弦波加算器46の出力
は低域フィルタされて高次の高周波が除去され、約100m
V−pkの振幅を持った約1000Hzの周波数の実質上純粋な
正弦波が残る。この低い励起電圧は樹脂ベッドの電極に
おいて化学的還元が生じるのを阻止するために選択され
ている。比較的高い励起周波数が、電極二重層キャパシ
タンスの効果を低減するために選択された。
ウォルシュ加算器46からの出力信号に樹脂ベッド14内
に配置された二つの導電率プローブ、又はセル47及び48
の共通の電極に加えられる。下方のプローブ48は出口管
16の底部にある最上端入口開口部と樹脂ベッドの上部と
の間の距離であるベッドの有効高(X)のほぼ38パーセ
ント(出力管16の底部にある最上端入口開口部から38パ
ーセント)の所に配置されている。この位置は樹脂ベッ
ドの容量のほぼ20パーセントが水を処理するために残存
しているときに下方の導電率プローブ48が導電率変化の
表示を発生するように選ばれた。樹脂ベッドの消耗部分
と未消耗部分との間の界面が樹脂ベッドの有効高の約30
パーセントに低下したときに樹脂の水を処理する能力の
80パーセントが消耗されたことが発見された。これは80
パーセントの消耗が樹脂ベッドの有効高のほぼ20パーセ
ントのレベルに対応するであろうことを示すような直観
的推理に反している。上方導電率プローブは下方プロー
ブ48の上方約6インチの樹脂ベッド中に配置されてい
る。
図3に言及すると、導電率プローブ47及び48のそれぞ
れはプラスチックブロック63に埋め込まれた一対の電極
棒61及び62を含んでいる。このブロックの内部には電極
61及び62のそれぞれが制御器40まで延びた二つのワイヤ
65及び66に接続している。電極61及び62は金めっきされ
たステンレス鋼で製作されている。電極構造物のステン
レス鋼が腐食に耐えるのに対し、金めっきは表面を化学
的に不活性にする。しかしながら、金はタンク12内の水
による湿潤に抵抗する。湿潤を改善するために、イオン
交換材料、例えば「ナフィオン(Nafion)」(デュポン
社(E.I.du Pont de Nelmours&Co.,Inc.)の商標)の
スリーブ68がU形に曲げられて電極のそれぞれをおおっ
て挿入されている。U形スリーブの端部はプラスチック
ブロック63に固定されている。スリーブ68は疎水性の金
表面を「湿潤させ」て、高分子を電極表面から離して保
持し、これによって電極表面を更に安定化する。スリー
ブ68は又比較的柔かい金表面を摩耗から保護する。別の
方法として、イオン交換材料の別個のスリーブが各電極
61及び62上に配置されることもできる。更に別の方法と
して、腐食に対して不活性である別の貴金属が電極をめ
っきするために金の代わりに使用されることができる。
加えて、黒鉛棒が電極として使用されてもよく、これは
めっきを必要としないであろう。
もう一度図1及び2に言及すると、導電率プローブ47
及び48のそれぞれの非共通電極はそれぞれ別々の電流−
電圧変換器50及び51に接続されている。これらの変換器
50及び51のそれぞれは関連のプローブ47又は48を流れる
電流の大きさを対応する電圧レベルに変換する。電流−
電圧変換器50及び51からの電圧出力は内部アナログ−デ
ィジタル(A/D)変換器が接続されているマイクロコン
ピュータ42の入力が加えられる。後で説明されるよう
に、マイクロコンピュータは対応する電流−電圧変換器
により発生された電圧の大きさを読み取るために各A/D
変換器を周期的に可能化する。
マイクロコンピュータ42への別の入力ラインが配水ス
イッチ52に接続されており、このスイッチは軟水装置10
の再生が行われているときには必ず閉じられている。一
組の表示ランプ59が、塩水タンク内の塩の消耗及びプロ
ーブ故障のような事象についての使用者への表示を与え
るために、後述されるようにマイクロコンピュータ42に
よって活動化される。他の形成の信号装置、例えば可聴
警報器も使用されることができる。
マイクロコンピュータ42は導電率プローブを流れる電
流を検出して樹脂ベッド14が再生を必要とする時を決定
する制御プログラムを実行する。マイクロコンピュータ
42からの制御プログラムが再生の必要とされることを決
定すると、制御信号がライン54を経て通常の弁制御クロ
ック・タイマ56に送られる。この後者の構成部分56は、
周期的間隔で水使用量が最少である時刻(例えば午前2
時)に樹脂ベッドを再生した、以前の軟水装置において
使用されたものに類似している。しかしながら、弁制御
クロック・タイマ56は制御信号がライン54により受信さ
れている時刻においてだけ樹脂ベッド14の再生を開始す
る。これらの条件が満たされるならば、弁制御クロック
・タイマ56は樹脂ベッドを再生するために前に説明され
た順序で図1に図示された種々の弁を開閉するカム軸58
を回転させる。これらの弁及び制御クロック・タイマ56
は、米国ウィスコンシン州グレンディルのオートトロー
ル社(Autotrol Corporation,Glendale,Wisconsin)に
より部品番号24Nの下に製造され且つ米国特許第4426294
号に示された弁モジュールに類似している。
制御装置40の動作中、そのマイクロコンピュータ42は
図5のフローチャートにより示された導電率標本化ルー
チンを実行するために時間決めされた割込みによって周
期的に割り込まれる。このルーチンの最初の段階70にお
いて、マイクロコンピュータ42はディジタルフーリエ項
をウォルシュ正弦波加算器46に送る。八つのディジタル
フーリエ項が各正弦波サイクルについて送られる。ウォ
ルシュ正弦波加算器46は例えばピーク・ピーク値100ミ
リボルトの振幅を有する100Hz正弦波の近似信号を発生
することによって応答する。マイクロコンピュータ42に
よって正弦波加算器46の方形波が供給されるので、出力
には高次の奇数高周波だけが存在するが、これは加算器
内の低域フィルタによって容易に除去されて実質上純粋
の正弦波力を与えることができる。正弦波加算器46の出
力は100オーム抵抗49を通して供給されるが、この抵抗
は正弦波加算器の出力と二つの導電率プローブ47及び48
の共通電極との間に直列に接続されている。抵抗49は電
極に加えられる電圧が電流の増大と共に減少するので導
電率信号のダイナミックレンジを増大する。
プローブ47及び48の共通電極は又、そうしなければ検
出のダイナミックレンジを減少させ且つ虚偽の読みを生
じさせることのあるような交流供給周波数の任意の漂遊
電流を除去するために接地に接続されている。二つの導
電率プローブ57及び48の共通電極に加えられた信号はス
リーブ68及び樹脂ベッドを通して他方の電極に導かれ
る。比較的低い励起電圧は電極の化学的還元を促進せ
ず、又比較的高い周波数は二重層キャパシタンスの効果
を減小させ、従って電極は短絡として現れるようにな
る。プローブ47及び48を流れる電流は樹脂の導電率に正
比例しており、従ってこの導電率の表示子として使用さ
れることができる。電流−電圧変換器50及び51は関連の
プローブを流れる電流の大きさに対応する電圧レベルを
有する出力信号を発生し、そしてこの出力信号はマイク
ロコンピュータ42のA/D変換器入力に加えられる。電流
−電圧変換器50及び51は適当なディジタル信号処理のた
めにナイキスト周波数より上の周波数を除去するように
低域フィルタを含んでいる。
図5における段階72において、マイクロコンピュータ
は電流−電圧変換器50及び51から受信した入力信号をウ
ォルシュ正弦波加算器46により発生された信号を周期的
にディジタル化することによって各導電率プローブ47及
び48からの信号を標本化する。標本化率(レート)は10
00Hz励起信号の各サイクル中に導電率プローブ電流の8
標本(サンプル)を獲得するように選択されている。信
号発生及び標本化は位相コヒーレントであるのでマイク
ロコンピュータ42はウォルシュ正弦波加算器46によって
発生されなかったスプリアス信号の標本を排除する傾向
がある。標本化された電流データは段階74において加算
器46からの出力信号の位相角の正弦及び余弦によって乗
算される。結果として正弦及び余弦項は適当な導電率プ
ローブに対する実電流(Ireal)及び虚電流(Iimag)値
を求めてマイクロコンピュータ42のレジスタへと加え合
わされる。次に段階76について、この配水サイクル中
に、32000の導電率標本(4000信号サイクル)が加え合
わされて、両プローブ47及び48からの電流に対する複素
フーリエ係数になったかどうかの決定がマイクロコンピ
ュータ42によって行われる。加え合わされていなけれ
ば、標本化ルーチンは次の定時割込みまで終了してい
る。
導電率プローブの全電流(I)は によって与えられ、プローブの位置における樹脂ベッド
の導電率に正比例している。kは電流−電圧増幅器の利
得を表す基準化係数(スケーリング ファクタ)、アナ
ログ−ディジタル基準化係数及びフーリエ係数基準化で
ある。各導電率プローブ47及び48からの少なくとも3200
0の標本が獲得されたときには、標本化ルーチンの実行
は段階78に進み、ここで各プローブについての実及び虚
電流和の比が次式に従って計算される。
ここで、I1は、例えば、下方プローブ47からの電流で
あり且つI2は上方プローブ48からの電流である。IR 2
値は電流の比の二乗に正比例しており、従って二つの導
電率プローブの導電率の比の二乗に正比例している。比
の二乗を用いることによって、マイクロコンピュータ42
は平方根を計算するという複雑な過程を行う必要がな
い。結果として生じる電流比IR 2は段階80においてマイ
クロコンピュータ42によってディジタル的に低域フィル
タされて、比較的高速に変化する因子、例えば温かい樹
脂タンクへ流れ込む冷たい水がより引き起こされるプロ
ーブにおける差分温度変化が除去される。フィルタされ
た比は段階80においてマイクロコンピュータの記憶装置
内に記憶される。
次に新しい電流比IR 2の値が現在の配水サイクル中に
発生した最大値であるか又は最小値であるかの決定が行
われる。明確には、段階82において新しい電流比の値が
マイクロコンピュータの記憶装置に記憶された前の最大
比値と比較される。新しい電流比値の方が大きいときに
は、これは段階48において記録装置における前の最大比
値に取って代わる。次に、新しい電流比IR 2の値は、段
階86において前の最少比値と比較され、そして新しい電
流比の方が大きさにおいて小さい場合には段階88におい
て前の値に取って代わる。
二つの導電率センサにおける電流の比は軟水装置制御
器40についての動作状態を決定する。この動作を理解す
るために、数日の典型的な硬水装置配水サイクルにわた
る二つの導電率プローブ47及び48からの電流の比を示し
ている図6について言及する。導電率プローブはこれの
腐食に対する感受性及び水中の鉱物との化学的反応を最
小化するように設計されているけれども、プローブのあ
る程度の汚染が時間の経過により発生する。二つのプロ
ーブの汚染は大抵の場合等しくないので、それらの電流
の比は二つのプローブ位置における樹脂ベッドの導電率
が同じであるときでさえも1ではないかもしれない。こ
れは時点T1の前の例示的図表において図解されている。
未処理の水は軟水化タンク12の上部に入るので、水を
軟水化するための樹脂ベッド14の上方部分の能力は最初
に消耗する。消耗が続くと、消耗樹脂と未消耗樹脂との
間の界面、すなわち前線が時間の経過によりベッド中を
上方へ移動する。結局時点T1において、消耗前線は上方
導電率プローブ47を通過して移動する。図6の図表に示
されたように、このプローブの導電率は変化し、これに
よって二つのプローブ47及び48を流れる電流の比におけ
る劇的な増大が生じる。この増大はほぼ時点T1において
比波形における前縁部を生じさせる。この比が増大する
程度は多くの要因、例えば陽イオンを引き付ける樹脂の
容量に依存して変化し、図表に示された値は単に例示的
なものである。消耗前線は樹脂ベッド14中を下方へ移動
し続けて、時点T2において下方プローブ48に達する。そ
の結果、このプローブの導電率は変化し、従ってプロー
ブ電流の比IR 2は減小する。後述されるように、樹脂ベ
ッド14の再生を引き起こすのは、比波形の後縁部と呼ば
れる、電流比におけるこの減小である。それゆえに、T2
の短時間後に樹脂ベッド14は再充てんされており、二つ
の導電率プローブの比は再び1に近づく。
二つの導電率プローブ47及び48を流れる電流の比の使
用は単に二つの電流の間の差を利用した従来のシステム
により望ましい。この比は、自治都市の給水が浅井戸と
深井戸の間で切り換わるときに生じることのあるよう
な、軟水化タンク12に入る水の導電率の変化に起因する
影響を最小化する。この比の方法は及び二つのプローブ
による導電率測定に及ぼす温度変化の影響を低減する。
水がある期間の間必要とされない場合には、軟水装置内
の水は比較的温かくなっている。その後多量の水が使用
されると、井戸から直接の冷たい軟水化タンク12に入っ
て導電率プローブの温度における変化を生じさせること
がある。そのような温度変動は絶対導電率測定に影響を
及ぼすけれども、それの影響は比処理過程によって相殺
される。周知のことであるが、各プローブ47及び48の導
電率も又セルの電極の間隔及び長さにより決定される
「セル定数」の関数である。これら物理的特性及び汚染
の程度が導電率プローブ間で変化するので、各導電率プ
ローブ47及び48はわずかに異なったセル定数を有するこ
とがある。異なったセル定数により発生される影響はこ
の方法によって低減される。
導電率プローブ47及び48からの電流信号の標本化を行
う割込みルーチンの外に、マイクロコンピュータ42は軟
水装置再生の制御を行う状態機械(ステー・マシン)と
して動作する。この状態機械は図4に図解されたように
六つの状態を持っている。軟水装置は最近再生されてい
て導電比は1に近いと仮定する。この時点では、樹脂ベ
ッド消耗前線はやがては上方導電率プローブ47に達しな
ければならず、状態機械は時点T1で生じる電流比パルス
の前縁を待っている状態90にある。
前縁が生じた時を検出するために、マイクロコンピュ
ータ42は次の方程式を用いて前縁が生じた確率P〔le〕
を決定する。
ここで、「3」は比零定数の一例として使用してい
る。
P〔le〕の値が1より大きければこの値は1に等しく
設され、又P〔le〕が前縁しきい値(例えば0.35)より
小さいときにはそれは0に等しく設定される。この前縁
しきい値(LET)は図6において点線によって描かれて
いる。別の方法として、最小比値を用いてP〔le〕を決
定する代わりに、最後の樹脂ベッド再生以後計算された
比の平均値を使用することができる。比平均値の使用は
電流比波形におけるスパイクが再生開始点に有意に影響
を及ぼすのを阻止する。
最小の比値に対する現在の電流比IR 2の比は二つのプ
ローブ47及び48の異なったセル定数に比較的鈍感である
ことが判明している。導電率セル定数差は電流比に対す
る乗算係数である。しかしながら、プローブ電流比の比
を用いて前縁確率P〔le〕を定義することによって、異
なった導電率セル定数の影響は計算から相殺される。
もう一度、図4の状態機械図に言及すると、マイクロ
コンピュータ42は状態90において、前縁しきい値が越え
られたときに生じるように前縁確率P〔le〕の値が0を
超えるのを待つ。この時点まで、マイクロコンピュータ
は状態90にとどまって、電流比IR 2の各新値を用いてP
〔le〕を計算し直す。
前縁確率P〔le〕が比零であることをマイクロコンピ
ュータ42が決定すると、状態90から状態91への遷移が生
じる。この新しい状態においては、マイクロコンピュー
タ42は所与の期間、例えば1又は2時間、の間P〔le〕
を計算し続ける。この期間中にP〔le〕の値が前縁しき
い値(P〔le〕=0)より下に低下したならば、マイク
ロコンピュータ42は再び状態90に遷移して、もう一度前
縁を待つ。P〔le〕がある期間の間前縁しきい値より上
にとどまることを保証するために状態91において待つこ
とによって、電流比IR 2における擬似の短期間増大が軟
水装置10の磁気尚早の再生には帰着しない。例えば、消
耗前線は多くの場合タンク12において水使用中に低下
し、そのあと流れが止まったときに上昇することが判明
している。
一つの状態から他の状態へ遷移が行われるたびに、マ
イクロコンピュータ42は新しい状態の名称をEEPROM44内
の場所に記憶する。電力障害が発生すると、EEPROM44に
より準備された不揮発性記憶装置がこの状態名称を保持
する。電力の回復時に、マイクロコンピュータ42は、こ
のEEPROM記憶場所を検査して動作を開始するとき状態を
決定するパワーアップ順序を実行する。この過程は停電
が軟水装置制御器の正常な循環過程に影響を及ぼさない
ことを保証する。それゆえに、再生が行われるべきであ
るという決定が停電の前に行われていたならば、再生は
なお電力の回復時に行われることになる。後述されるよ
うに、制御プログラムの実行の際使用される他の重要な
変数の値も又この理由のためEEPROM44に記憶される。
前縁確率P〔le〕が規定の期間の間前縁しきい値より
大きくとどまっているときには、マイクロコンピュータ
42によって実現される状態機械は状態92への遷移を行
う。この遷移時に、導電率比の最小値はEEPROM44に記憶
される。状態92間、マイクロコンピュータ42は電流比IR
2の各新値を用いて電流比パルスの高さの確率P〔r
h〕、後縁の確率P〔te〕及び消耗の確率P〔ex〕を次
のように計算する。
P〔rh〕の値は1より大きければ1に等しく設定さ
れ、又P〔rh〕は高さしきい値(例えば0.45)より小さ
いときには0に等しく設定される。電流比パルス高確率
P〔rh〕及び後縁確率P〔te〕は両方共最後の再生以後
に測定された最小及び最大電流比値を使用している。最
大比値を用いてP〔rh〕及びP〔te〕を計算する代わり
に、樹脂ベッド再生以後に計算された移動平均値を使用
することができる。移動平均値の使用は比波形における
擬似のスパイクが再生開始点に有意に影響を及ぼすのを
阻止する。
消耗の確率P〔ex〕が消耗しきい値(例えば0.38)を
超えたときには硬度前線は多分下部導電率プローブ48を
通過している。P〔ex〕はP〔rh〕及びP〔te〕を乗算
することによって計算されるので、電流比パルス高確率
P〔rh〕の値が大きいほど、消耗しきい値より上の消耗
確率P〔ex〕の値を得るために後縁確率P〔te〕が小さ
くなければならないことは明らかである。これは比に小
さい増大があった場合に後縁を検出する不確定性に対応
している。P〔ex〕の値が消耗しきい値(ET)を越える
点は図6において破線で示されている。
マイクロコンピュータ42は消耗の確率P〔ex〕が消耗
しきい値を越える(例えばP〔ex〕>0.38)まで状態92
において待つ。この時点において、図4の状態機械は状
態93への遷移を行い、ここでマイクロコンピュータはP
〔ex〕が指定の期間、例えば4時間、の間消耗しきい値
より上にとどまることを保証するために待つ。状態93は
擬似の事象のためにP〔ex〕が瞬間的に消耗しきい値を
越えて樹脂ベッド14の再生を開始させることを保証す
る。消耗の確率P〔ex〕の値がこの待ち期間中に消耗し
きい値より下に低下したならば、状態92へ戻る遷移が行
われる。P〔ex〕が段階93において指定の期間の間消耗
しきい値より上にとどまるときには、状態機械は状態94
への遷移を行う。この遷移時に、現在の最大電流比値は
EEPROM44に保管される。
状態94への遷移を行う前に、マイクロコンピュータ42
は最後の4配水サイクルの間の電流比パルス高確率P
〔rh〕の移動平均値を計算する。マイクコンピュータは
この平均値を現在の配水サイクルのP〔rh〕の最新値と
比較する。現在の配水サイクルのP〔rh〕が移動平均値
の所与の百分率(例えば22.5%)より小さければ、マイ
クロコンピュータ42は減小した容量の表示ランプ59を証
明する。このランプは、塩水タンク36における塩水が低
い塩濃度を持っている、樹脂14が減小した軟水化能力を
持っている、又は十分な濃度の塩水が軟水化タンク14に
入るのを阻止する障害が存在するという視覚的表示を使
用者に与える。減小容量表示ランプ59は又、現在の配水
サイクルについての電流比パルス高確率P〔rh〕の確率
が例えば0.55より小さければ証明される。
状態94の間、マイクロコンピュータ42は図2における
線53上の有効信号を弁制御クロック・タイマ56に送る。
この信号は、樹脂ベッドの水を軟水化する容量の約20パ
ーセントが残存している点まで樹脂ヘッドが消耗された
状態になっており、従って再生が直ちに行われるべきで
あることを示している。しかしながら、制御弁クロック
・タイマ56はライン54上の有効信号の受信時に直ちには
再生を開始せず、それどころか、最小の水消費量が通常
生じる指定の時刻(例えば午前2時)まで待つ。最小消
費量のそのような時刻まで待つことは、再生過程が第1
配水弁24を開いて硬水入口線を直接出口線に接続し、平
常時軟水化された水を利用している下流の装置に直接未
処理の硬水を送るので、望ましい。弁制御クロック・タ
イマ56は、内部クロックにより適当な時刻に再生を開始
することを可能にするラッチを動作させることによりラ
イン54上の信号に応答するソレノイドを準備することに
よってこのシステムのために変更された通常の機械的装
置、例えば前述のオートトロール社によって供給された
それ、でよい。それゆえ、再生は導電率測定値が樹脂ベ
ッドの消耗接近を示した後の所望の時刻に行われる。
これらの事象の両方が生じると、弁制御クロック・タ
イマ56は前に記述された再生過程の諸段階を通して図1
に図示された弁24,26,30,32,38及び39で動作させるカム
軸58を回転させ始める。弁制御クロック・タイマ56によ
る再生過程の開始は平常時開放配水スイッチ52の閉路を
生じさせて入力信号をマイクロコンピュータ42に供給
し、再生が進行中であることを示す。弁制御クロック・
タイマ56は又、使用者により再生サイクルを手動で開始
させるように移動可能である機構を持っている。弁制御
クロック・タイマ56のそのような手動による活動化は又
配水スイッチ52の閉路を生じる。手動操作はマイクロコ
ンピュータ42が図4に示された六つの状態とうち任意の
一つにあるときに行われ得るので、配水スイッチ52の閉
路によりマイクロコンピュータ42は強制的に段階95への
遷移を行って、再生が進行中である間この段階にとどま
る。
再生サイクル中、マイクロコンピュータが状態95にあ
る間、二つの導電率プローブ47及び48からの信号は図5
に示された割込みルーチンによって標本化され続ける。
この状態にある間導電率比を使用する代わりに、マイク
ロコンピュータ42は割込みルーチンの段階82において決
定されたようなプローブの一つからの全電流の二乗を利
用する。二つの導電率プローブ47及び48のどちらかから
の電ルーをこの時点において使用しなくてもよい。標本
化割込ルーチンの各実行後に、マイクロコンピュータは
選択されたプローブからの電流が状態95中に発生する電
流の最大又は最小値のいずれであるかを決定する。これ
は新しい電流標本を前に記憶された再生状態95中の最小
及び最大値と比較することによって行われる。新しい値
が電流最小値より小さいか又は前に記憶された最大値よ
り大きければ、適切な記憶場所が新しい値で更新され
る。二つの値の一方が更新されるたびに、マイクロコン
ピュータは最小値に対する最大値の比(Imax/Imin)を
計算する。状態95における再生サイクルの開始時には、
この比は、樹脂ベッド及びタンク12内の水の導電率がそ
れ程は変化しないので、1に等しいか又は1に非常に近
い。しかしながら、濃縮塩水がタンク36から取り出され
て軟水装置タンク12に入るので、軟水装置タンク内の導
電率は劇的に上昇する。電流比が例えば1.9の値を超え
ると、マイクロコンピュータ42の記憶装置内のフラグが
設定されて、塩水が軟水タンクに入ったことが示され
る。
再生サイクルの完了時に、弁制御クロック・タイマ回
路56は配水スイッチ52を機械的に開いて、再生が完了し
たという信号をマイクロコンピュータに与える。この時
点において、マイクロコンピュータはフラグ記憶場所を
検査して塩水が再生過程中にタンクに入ったかどうかを
決定する。このフラグが設定されていない、すなわち再
生中の導電率が顕著に上昇していないことが示される、
ならばマイクロコンピュータ42は有効信号を塩無表示ラ
ンプ59に送り、このランプは塩水タンク36内の塩33が使
用され尽くされたか又は塩水溶液が軟水タンク12に入る
のを阻止する障害が存在するという視覚的表示を使用者
に与える。
再生過程は所与の期間の間樹脂ベッド14を通してタン
ク36から塩水を流すこと及び次に別の期間の間樹脂ベッ
ドを通してゆすぎの水洗いの水を流して塩水を除去する
ことを含んでいる。上述のシステムにおいては、これら
の期間は弁制御クロック・タイマ56によって通常の方法
で決定される。別の方法としては樹脂ベッドの検出導電
率を用いてゆすぎを終らせるべき時を決定することがで
きる。塩水が樹脂ベッド14へ流れ込むと、導電率プロー
ブ47及び48を通る電流は劇的に上昇して、塩水が軟水化
タンク12から洗い流されるまで高レベルにとどまる。そ
れゆえ、プローブの一方、好ましくは下方プローブ48、
からの電流はゆすぎ過程中に検出させることができる。
プローブからの電流が所与のレベルより下に低下する
と、使用されているプローブ(例えば48)の下のベッド
14の部分から塩水が洗い流されてしまうことを保証する
短い遅延期間の後にすすぎが終了される。この後者の技
法は純粋にタイマに準拠した技法に比べて軟水化タンク
12をゆすぐために使用される水の量を減少させ且つ又軟
水装置をより速やかに配水へ復帰させる。
再生過程が終了したときに、マイクロコンピュータは
直ちには再生状態95からの遷移を行わない。たとえ樹脂
ベッド14が再生過程中に長い期間の間ゆすぎ洗いされた
としても、濃縮塩水の袋が樹脂ベッド14内にとどまるこ
とがあり、これはプローブ47及び48による導電率測定値
に悪影響を及ぼすことがある。それゆえに、マイクロコ
ンピュータ42は配水スイッチ52が開いた後4時間以上の
間再生状態95にとどまる。この遅延は任意の残存する塩
水のポケットが軟水装置タンク12を通る正常な水の流れ
によって且つ又軟水装置タンク内の分布によって除去さ
れることを可能にする。マイクロコンピュータ42が配水
スイッチの開放後この期間の間状態95において待った
後、状態90への遷移が行われて、ここで循環過程は導電
率波形における別の前縁を待ってマイクロコンピュータ
によって繰り返される。
軟水装置制御器40の動作中、導電率比が0.78より下に
低下するか又は100を超えると、二つの導電率プローブ
の一方が故障したか又は極度の汚染状態になったという
決定が行われる。そのようなことの発生時には、マイク
ロコンピュータ42は組の表示ランプ59の一つに信号を送
って、これによりこの故障について使用者への視覚的表
示を与える。プローブがこの方法で故障したときには、
比が上昇したり低下したりしないので導電率に基づいて
再生が開始されることは決してない。それゆえに、導電
率測定が再生を生じさせない場合に再生が周期的に(例
えば4日目ごとに)行われるようにオーバライドが準備
されている。
一つの状態から別の状態へ状態機械の遷移はあるパラ
メータが指定のしきい値を通過したときに生じるものと
して説明された。ここで与えられたしきい値は軟水装置
制御器の採択実施例において使用されている。しかしな
がら、これらのしきい値の別の値もこの発明の発明概念
から外れることなく制御器の満足は動作を生じさせる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バスビー,マイケル・ジー アメリカ合衆国ウィスコンシン州53711, マディソン,サラ・ロード 2617 (56)参考文献 特開 昭57−209685(JP,A) 特開 昭60−150840(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01J 47/00 - 49/02 C02F 1/42

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水処理システムにおける粒子ベッドの再生
    を制御する方法であって、 1つの場所における粒子ベッドの導電率を測定して第1
    導電率測定値を生成するステップと、 別の場所における粒子ベッドの導電率を測定して第2導
    電率測定値を生成するステップであって、前記1つの場
    所と前記別の場所は粒子ベッドにおいて水の流れ沿って
    隔置されているステップと、 第1及び第2導電率測定値の比を導出するステップと、 1つの規定された時点以後に計算されたすべての比の中
    に最小値を有する比があるか否かを決定して、最小値が
    あるならばその比を最小比値として保持し、 前記時点以後に計算されたすべての比の中に最大値を有
    する比があるか否かを決定して、最大値があるならばそ
    の比を最大比値として保持し、 前記第1及び第2導電率測定値の比を最小比値で除算す
    ることによって、消耗前線が前記1つの場所を通過した
    確率を示す第1確率を生成するステップと、 前記第1及び第2導電率測定値の比、最小比値、及び最
    大比値の関数であり、前記消耗前線が前記別の場所を通
    過した確率を示す第2確率を生成するステップと、 前記第1確率が第1閾値より大きくなり、続いて前記第
    2確率が第2閾値より小さくなることに応答して粒子ベ
    ッドを再生するステップと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】前記最小比値及び最大比値が、粒子ベッド
    の前の再生以後に計算された比から選択される、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2導電率測定値の1つから
    再生剤が粒子ベッドに加えられたか否かを決定するステ
    ップと、再生剤が粒子ベッドに加えられなかったという
    決定が行われたとき使用者に表示をするステップと、を
    更に含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記粒子ベッドを再生するステップが、粒
    子ベッドの再生を開始するのを所定の時刻まで待つこと
    を含む、請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】前記粒子ベッドを再生するステップが、粒
    子ベッドを水洗いし、その水洗いが前記第1及び第2導
    電率測定値の1つに応答して終了されることを含む、請
    求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】前記粒子ベッドを再生するステップが、塩
    水が粒子ベッドに入った否かを導電率測定値に応答して
    決定することを含む、請求項1乃至5のいずれかに記載
    の方法。
  7. 【請求項7】第1確率P[1]を生成するステップが、
    kを非零定数、比を電流比として、 の式に従って行われる、請求項1乃至6のいずれかに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】第2確率P[2]を生成するステップが、
    kを非零定数、RATIOを電流比、RATIOminを最小比値、R
    ATIOmaxを最大比値とした場合、 の式によって定義される、請求項1乃至7のいずれかに
    記載の方法。
JP6509170A 1992-09-28 1993-09-23 水処理システムの再生を制御する方法 Expired - Fee Related JP2821023B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/951,605 US5234601A (en) 1992-09-28 1992-09-28 Apparatus and method for controlling regeneration of a water treatment system
US951,605 1992-09-28
PCT/US1993/009044 WO1994007602A1 (en) 1992-09-28 1993-09-23 Method for controlling the regeneration of a water treatment system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07501746A JPH07501746A (ja) 1995-02-23
JP2821023B2 true JP2821023B2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=25491904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6509170A Expired - Fee Related JP2821023B2 (ja) 1992-09-28 1993-09-23 水処理システムの再生を制御する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5234601A (ja)
EP (1) EP0614401B1 (ja)
JP (1) JP2821023B2 (ja)
KR (1) KR100297415B1 (ja)
AU (1) AU664319B2 (ja)
CA (1) CA2123799C (ja)
DE (1) DE69326137T2 (ja)
WO (1) WO1994007602A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518232A (ja) * 2004-10-27 2008-05-29 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ イオン交換式硬水軟化装置用の伝導度センサ

Families Citing this family (78)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5234601A (en) * 1992-09-28 1993-08-10 Autotrol Corporation Apparatus and method for controlling regeneration of a water treatment system
LTIP1892A (en) * 1993-06-15 1994-12-27 Combustion Eng Corrosian analysis system and method
US5480555A (en) * 1994-06-06 1996-01-02 Robertshaw Controls Company Control system for a water softener, control device therefor and methods of making the same
WO1996026007A1 (en) * 1995-02-24 1996-08-29 Mpr Services, Inc. Amine heat stable salt removal from type ii anion exchange resin
US5680055A (en) * 1995-07-19 1997-10-21 Marquette University Method and apparatus to sense changes in the state of a resin bed
GB9710037D0 (en) * 1997-05-16 1997-07-09 Waterside Plc Controlling recharging of water conditioning apparatus
US6132612A (en) * 1997-09-23 2000-10-17 Ebbco, Inc. Liquid deionizing twin bed apparatus
US6284132B1 (en) * 1998-01-30 2001-09-04 Ecowater Systems, Inc. Brine fill apparatus for water softener
US20010023841A1 (en) * 1998-01-30 2001-09-27 Zimmerman Jeffrey A. Controller for salt dosage for a water softener and method of regenerating a water softener
US6235201B1 (en) * 1998-05-14 2001-05-22 Amcol International Corporation Method and apparatus for removing oil from water including monitoring of adsorbent saturation
US6358422B1 (en) 1998-05-14 2002-03-19 Amcol International Corporation Method and apparatus for removing oil from water including monitoring of absorbent saturation
US6235200B1 (en) 1998-05-15 2001-05-22 Waterside Plc Method and apparatus for controlling recharging of water conditioning apparatus
EP1002582B1 (de) * 1998-11-02 2003-10-29 V-Zug AG Verfahren zum Betrieb eines Ionentauschers
IT1307228B1 (it) * 1999-03-30 2001-10-30 T & P Spa Dispositivo per l'abbattimento della durezza dell'acqua(dolcificatore) dotato di sensore di esaurimento resine e relativo
US6331255B1 (en) 1999-07-09 2001-12-18 Donald B. Peddicord Accessible well for brine tank
JP2001219162A (ja) * 1999-10-05 2001-08-14 Hitachi Chem Co Ltd 軟水化装置
US6456202B2 (en) 2000-04-21 2002-09-24 Ecowater Systems, Inc. System for monitoring the status of a water softener
DE10029539B4 (de) * 2000-06-15 2012-12-13 Mann + Hummel Gmbh Filter mit ringförmig ausgebildetem Filtermedium
US6783684B2 (en) * 2001-09-20 2004-08-31 Paul A. Teel, Jr. Water softening apparatus and associated method for sensing depletion of salt in a brine tank
US7087162B2 (en) * 2001-09-24 2006-08-08 Peddicord Donald B Accessible well for brine tank
US6790362B2 (en) * 2002-01-11 2004-09-14 Culligan International Company Efficiency mode for water softener
EP1610880A4 (en) * 2002-09-04 2011-09-14 Kinetico Inc CONTROL VALVE ASSEMBLY
US20050000902A1 (en) * 2003-07-02 2005-01-06 Usf Consumer & Commercial Watergroup, Inc. System for reclaiming water softener brine waste
US20050006311A1 (en) * 2003-07-09 2005-01-13 Usf Consumer & Commercial Watergroup, Inc. Automatic sensing of valid regeneration signal
US20060144765A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Timothy Skwiot Conductivity measurement and monitoring system for a fluid treatment system
US7556738B2 (en) * 2005-05-26 2009-07-07 Culligan International Company Method for determining the duration of a brine/slow rinse cycle for a water conditioner
US7734379B2 (en) * 2006-10-23 2010-06-08 Service Pro Monitoring, Llc System, method, and apparatus for managing wastewater treatment installation
US20080152578A1 (en) * 2006-12-20 2008-06-26 Amit Gupta Apparatus for producing a stable oxy-chloro acid
CA2639110C (en) * 2007-08-27 2013-12-10 Culligan International Company Salometer and flow rate sensor assembly
EP2323953B1 (de) * 2008-08-09 2014-11-26 Judo Wasseraufbereitung GmbH Nachrüstbare steuereinheit für eine enthärtungsvorrichtung
DE102008045354B3 (de) * 2008-09-02 2010-02-25 Judo Wasseraufbereitung Gmbh Aussetzen von Messgrößenauswertungen in einer automatischen Wasserenthärtungsanlage bei Vorliegen von definierten Betriebssituationen
DE102008052959A1 (de) * 2008-10-23 2010-04-29 Judo Wasseraufbereitung Gmbh Verfahren zum Betrieb einer Wasserenthärtungsanlage mit Bestimmung verbleibender, durchführbarer Regenerationen
US20100321036A1 (en) * 2009-06-22 2010-12-23 Delaware Capital Formation, Inc. Dual tone measurement of conductivity and dielectric properties
AU2010300671A1 (en) * 2009-09-29 2012-04-26 Pentair Residential Filtration, Llc Twin tank water treatment system and method
US20110206597A1 (en) * 2010-02-22 2011-08-25 Amit Gupta Apparatus and method for producing a stable oxy-chloro acid
US8865001B2 (en) * 2011-10-24 2014-10-21 Water-Right, Inc. Proportional regeneration for water treatment systems
US9758387B2 (en) 2011-06-02 2017-09-12 Water-Right, Inc. Methods related to proportional regeneration of water treatment systems
US9243186B2 (en) 2012-08-17 2016-01-26 Suncoke Technology And Development Llc. Coke plant including exhaust gas sharing
US9359554B2 (en) 2012-08-17 2016-06-07 Suncoke Technology And Development Llc Automatic draft control system for coke plants
US10883051B2 (en) 2012-12-28 2021-01-05 Suncoke Technology And Development Llc Methods and systems for improved coke quenching
US9476547B2 (en) 2012-12-28 2016-10-25 Suncoke Technology And Development Llc Exhaust flow modifier, duct intersection incorporating the same, and methods therefor
US10047295B2 (en) 2012-12-28 2018-08-14 Suncoke Technology And Development Llc Non-perpendicular connections between coke oven uptakes and a hot common tunnel, and associated systems and methods
WO2014105062A1 (en) 2012-12-28 2014-07-03 Suncoke Technology And Development Llc. Systems and methods for removing mercury from emissions
CN104884578B (zh) 2012-12-28 2016-06-22 太阳焦炭科技和发展有限责任公司 通风竖管盖以及相关联的系统和方法
US10760002B2 (en) 2012-12-28 2020-09-01 Suncoke Technology And Development Llc Systems and methods for maintaining a hot car in a coke plant
WO2014140993A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Koninklijke Philips N.V. Sensing a characteristic of aqueous solution
US9273250B2 (en) 2013-03-15 2016-03-01 Suncoke Technology And Development Llc. Methods and systems for improved quench tower design
US10619101B2 (en) 2013-12-31 2020-04-14 Suncoke Technology And Development Llc Methods for decarbonizing coking ovens, and associated systems and devices
BR112016030880B1 (pt) 2014-06-30 2021-05-04 Suncoke Technology And Development Llc câmara de forno de coque de recuperação de calor horizontal
CN107075381B (zh) 2014-08-28 2021-09-17 太阳焦炭科技和发展有限责任公司 用于优化焦化厂操作和输出的方法和系统
JP2017526798A (ja) 2014-09-15 2017-09-14 サンコーク テクノロジー アンド ディベロップメント リミテッド ライアビリティ カンパニー モノリス構成要素構造を有するコークス炉
WO2016109704A1 (en) 2014-12-31 2016-07-07 Suncoke Technology And Development Llc Multi-modal beds of coking material
US11060032B2 (en) 2015-01-02 2021-07-13 Suncoke Technology And Development Llc Integrated coke plant automation and optimization using advanced control and optimization techniques
EP3240862A4 (en) 2015-01-02 2018-06-20 Suncoke Technology and Development LLC Integrated coke plant automation and optimization using advanced control and optimization techniques
KR20180030929A (ko) * 2015-08-14 2018-03-26 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 여과 시스템 내의 필터 매체의 직접 모니터링을 위한 전기 접점을 갖는 전자 센서
US10612670B2 (en) 2015-10-23 2020-04-07 Culligan International Company Control valve for fluid treatment apparatus
WO2017109813A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社Bct 浄水方法及び浄水装置
KR20180094841A (ko) * 2015-12-21 2018-08-24 가부시키가이샤 테쿠노시스테무 미네랄워터 취득 장치
PL3397719T3 (pl) 2015-12-28 2021-02-22 Suncoke Technology And Development Llc Sposób i system do dynamicznego załadunku pieca koksowniczego
WO2017168625A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 都市拡業株式会社 水改質効果判定装置
KR102445523B1 (ko) * 2016-06-03 2022-09-20 선코크 테크놀러지 앤드 디벨로프먼트 엘엘씨 산업 설비에서 교정 액션을 자동적으로 생성하기 위한 방법 및 시스템
JP6315721B2 (ja) * 2016-09-09 2018-04-25 水ing株式会社 純水製造装置
ES2748835T3 (es) 2017-02-23 2020-03-18 Bwt Ag Dispositivo de ablandamiento de agua y procedimiento para hacer funcionar un dispositivo de ablandamiento de agua
JP7154231B2 (ja) 2017-05-23 2022-10-17 サンコーク テクノロジー アンド ディベロップメント リミテッド ライアビリティ カンパニー コークス炉を補修するシステムおよび方法
JP7193921B2 (ja) * 2018-03-14 2022-12-21 水ing株式会社 純水製造装置
JP6720241B2 (ja) * 2018-03-22 2020-07-08 水ing株式会社 純水製造方法
JP6722710B2 (ja) * 2018-03-22 2020-07-15 水ing株式会社 純水製造装置
BR112021012500B1 (pt) 2018-12-28 2024-01-30 Suncoke Technology And Development Llc Duto coletor ascendente, sistema de gás de escape para um forno de coque, e forno de coque
BR112021012766B1 (pt) 2018-12-28 2023-10-31 Suncoke Technology And Development Llc Descarbonização de fornos de coque e sistemas e métodos associados
BR112021012455B1 (pt) 2018-12-28 2023-10-24 Suncoke Technology And Development Llc Forno de coque
US11098252B2 (en) 2018-12-28 2021-08-24 Suncoke Technology And Development Llc Spring-loaded heat recovery oven system and method
BR112021012718B1 (pt) 2018-12-28 2022-05-10 Suncoke Technology And Development Llc Sistema para detecção de particulado para uso em uma instalação industrial e método para detecção de particulado em uma instalação de gás industrial
BR112021012459B1 (pt) 2018-12-28 2024-01-23 Suncoke Technology And Development Llc Métodos de fabricar e de reparar túnel em um planta de coque e porção de parede para um túnel de uma planta de fabricação de coque
WO2020142391A1 (en) 2018-12-31 2020-07-09 Suncoke Technology And Development Llc Methods and systems for providing corrosion resistant surfaces in contaminant treatment systems
US11486572B2 (en) 2018-12-31 2022-11-01 Suncoke Technology And Development Llc Systems and methods for Utilizing flue gas
US11767482B2 (en) 2020-05-03 2023-09-26 Suncoke Technology And Development Llc High-quality coke products
US11946108B2 (en) 2021-11-04 2024-04-02 Suncoke Technology And Development Llc Foundry coke products and associated processing methods via cupolas
WO2023081821A1 (en) 2021-11-04 2023-05-11 Suncoke Technology And Development Llc Foundry coke products, and associated systems, devices, and methods

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL247361A (ja) * 1959-01-02
US3159573A (en) * 1961-03-30 1964-12-01 Smith Corp A O Resistance sensing probe system
BE637043A (ja) * 1962-09-05
US3246759A (en) * 1963-04-05 1966-04-19 Culligan Inc Regeneration control for ion exchange beds
GB1286677A (en) * 1968-09-19 1972-08-23 Sintex Organico Ind S A Electronic apparatus for ion exchange process control
FR2019481A1 (ja) * 1968-09-23 1970-07-03 Urbain Jean
US3676336A (en) * 1971-01-11 1972-07-11 Ecodyne Corp Method and apparatus for water softening
US3768649A (en) * 1971-07-15 1973-10-30 Fleckenstein A J Regeneration sensing system
US3838774A (en) * 1973-01-02 1974-10-01 N Ball Apparatus for monitoring water purification system
US3964999A (en) * 1973-09-19 1976-06-22 Beckman Instruments, Inc. Determination of sodium form water softener breakthrough
US3869382A (en) * 1974-01-03 1975-03-04 Vast Associates Inc J Method and apparatus for determining exhaustion of a mass of ion exchange material and a device using the same
DE2460351C3 (de) * 1974-12-20 1978-03-09 Friedrich Grohe Armaturenfabrik Gmbh & Co, 5870 Hemer Vorrichtung zur Feststellung der Grenzzone zweier Fluide
CA1117624A (en) * 1978-09-27 1982-02-02 Virgil W. Fisher Means and method for controlling an apparatus for conditioning a liquid
US4257887A (en) * 1979-09-26 1981-03-24 Culligan International Company Circuit and apparatus for controlling a water softener
US4320010A (en) * 1980-01-24 1982-03-16 Sys-Tec, Inc. Regeneration detector for water softeners
US4299698A (en) * 1980-10-21 1981-11-10 Culligan International Company Circuit and apparatus for controlling a water softener
US4491798A (en) * 1981-12-21 1985-01-01 Palmer James K System for measuring conductivity of a liquid
US4426294A (en) * 1982-08-27 1984-01-17 Autotrol Corporation Microcomputer controlled demand/scheduled water softener
US4536845A (en) * 1983-08-31 1985-08-20 Culligan International Company Self-programmable controller for water conditioner recharging
DE3629712A1 (de) * 1986-09-01 1988-03-03 Kunz Gerhard K Verfahren und schaltungsanordnung zur messung des beladungsgrades eines ionenaustauschfilters
US4847598A (en) * 1987-11-27 1989-07-11 Aqua-Tronics, Inc. Water treatment regeneration system incorporating alternating current excitation and paired operational amplifiers with asymmetrical feedback elements
US5022994A (en) * 1988-02-16 1991-06-11 Kinetico Incorporated Fluid treatment system
US4917794A (en) * 1989-03-27 1990-04-17 Water Conditioning Canada Ltd. Regeneration sensing device
US5073255A (en) * 1989-10-05 1991-12-17 Culligan International Company Water treatment apparatus
US5234601A (en) * 1992-09-28 1993-08-10 Autotrol Corporation Apparatus and method for controlling regeneration of a water treatment system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518232A (ja) * 2004-10-27 2008-05-29 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ イオン交換式硬水軟化装置用の伝導度センサ

Also Published As

Publication number Publication date
WO1994007602A1 (en) 1994-04-14
DE69326137T2 (de) 2000-05-04
EP0614401A1 (en) 1994-09-14
AU5137493A (en) 1994-04-26
US5234601A (en) 1993-08-10
KR100297415B1 (ko) 2001-10-22
JPH07501746A (ja) 1995-02-23
CA2123799A1 (en) 1994-04-14
DE69326137D1 (de) 1999-09-30
AU664319B2 (en) 1995-11-09
EP0614401B1 (en) 1999-08-25
CA2123799C (en) 1998-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2821023B2 (ja) 水処理システムの再生を制御する方法
JP2008518232A (ja) イオン交換式硬水軟化装置用の伝導度センサ
US7556738B2 (en) Method for determining the duration of a brine/slow rinse cycle for a water conditioner
US4320010A (en) Regeneration detector for water softeners
US6284132B1 (en) Brine fill apparatus for water softener
CN113143127B (zh) 清洁机器人控制方法、装置、清洁机器人及存储介质
WO2008002062A1 (en) Water softening device
JP3489732B2 (ja) 硬度漏れを防止する軟化装置
KR20060119226A (ko) 연수기의 연수 농도 측정 장치
ITTO950361A1 (it) Sistema per la segnalazione della concentrazione del sale che viene utilizzato per la rigenerazione di resine in una macchina di lavaggio.
JP2795169B2 (ja) 軟水器の塩水タンクにおける塩水供給量並びに補水量の検出方法
JP2531809Y2 (ja) 自動再生式硬水軟化装置における再生工程の異常検出装置
JP2581630B2 (ja) 析出スケール除去装置
MXPA06005095A (en) Service initiation and regeneration control using impedance ratios
JP2794772B2 (ja) 水系の金属の腐食予知方法
JPH07270212A (ja) 塩水タンクの水位および塩水濃度検知装置
CN210656267U (zh) 软水机
KR20060110265A (ko) 유효 재생 신호 자동 감지 방법
JPH06288812A (ja) 塩水タンクの水位および塩水濃度検知装置
JPH0555164B2 (ja)
JPH07195042A (ja) 洗浄装置
JPH04339216A (ja) 電磁流量計装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080828

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090828

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100828

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110828

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees