JP2818984B2 - モザイク式パネル用照光表示装置 - Google Patents
モザイク式パネル用照光表示装置Info
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- illuminated display
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- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V29/00—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
- F21V29/50—Cooling arrangements
- F21V29/502—Cooling arrangements characterised by the adaptation for cooling of specific components
- F21V29/505—Cooling arrangements characterised by the adaptation for cooling of specific components of reflectors
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F9/00—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
- G09F9/30—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
- G09F9/302—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements characterised by the form or geometrical disposition of the individual elements
- G09F9/3026—Video wall, i.e. stackable semiconductor matrix display modules
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
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- F21Y2115/10—Light-emitting diodes [LED]
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S362/00—Illumination
- Y10S362/80—Light emitting diode
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】配電盤や表示盤にはモザイク式パ
ネルと称し、アルミニュームダイキャストや亜鉛アルミ
ニュームダイキャストなどの金属材料で、縦横碁盤目の
格子状に形成したグリッドの各枡路に、必要な表示装置
や計器類などを装着して盤面を構成するものが知られて
いる。この、モザイク式パネル用の表示装置には、発光
ダイオードによって照光表示を行うものが知られてい
る。本発明は、上記モザイク式パネル用の照光表示装置
に関し、特に多数の発光ダイオードを高密度に配列し、
高輝度の全面照光を行うものであって、グリッドに対し
着脱自在とする照光表示装置に係る発明である。
ネルと称し、アルミニュームダイキャストや亜鉛アルミ
ニュームダイキャストなどの金属材料で、縦横碁盤目の
格子状に形成したグリッドの各枡路に、必要な表示装置
や計器類などを装着して盤面を構成するものが知られて
いる。この、モザイク式パネル用の表示装置には、発光
ダイオードによって照光表示を行うものが知られてい
る。本発明は、上記モザイク式パネル用の照光表示装置
に関し、特に多数の発光ダイオードを高密度に配列し、
高輝度の全面照光を行うものであって、グリッドに対し
着脱自在とする照光表示装置に係る発明である。
【０００２】
【従来の技術】従来の照光表示装置には、図６に示すよ
うに、金属製のグリッドＡに着脱自在とする盲状のタイ
ルＢの表面に表示を貫通孔Ｃとして施し、貫通孔Ｃに透
光性を有するアクリル板を嵌め込むとともに、タイルＢ
の背後に、比較的少数の発光ダイオードＥで照光を行う
照光ユニットＦを装着するのが普通であった。図６のタ
イルＢに相当する部分と、照光ユニットＦのケーシング
を一体に成型し、そのケーシングにグリッドとの係合手
段を成型した照光ユニットも知られている。
うに、金属製のグリッドＡに着脱自在とする盲状のタイ
ルＢの表面に表示を貫通孔Ｃとして施し、貫通孔Ｃに透
光性を有するアクリル板を嵌め込むとともに、タイルＢ
の背後に、比較的少数の発光ダイオードＥで照光を行う
照光ユニットＦを装着するのが普通であった。図６のタ
イルＢに相当する部分と、照光ユニットＦのケーシング
を一体に成型し、そのケーシングにグリッドとの係合手
段を成型した照光ユニットも知られている。
【０００３】また、図６に示すように、一つの基板Ｇの
上に、例えば縦横１６ドットの高密度に、発光ダイオー
ドＥ，Ｅを配列する高密度照光表示装置であって、照光
表示装置自体はビス止めなどによって固定し、その表面
に筒状のタイルＢを装着するものも知られている。さら
に、特開平１−２２２６１０号に開示されるように、前
面にグラフィクパターンの一部を形成した表示装置自体
に、ツメ付嵌合部材を備えてグリッドに対し着脱自在と
する思想も提案されている。
上に、例えば縦横１６ドットの高密度に、発光ダイオー
ドＥ，Ｅを配列する高密度照光表示装置であって、照光
表示装置自体はビス止めなどによって固定し、その表面
に筒状のタイルＢを装着するものも知られている。さら
に、特開平１−２２２６１０号に開示されるように、前
面にグラフィクパターンの一部を形成した表示装置自体
に、ツメ付嵌合部材を備えてグリッドに対し着脱自在と
する思想も提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の、タイルＢと照
光ユニットＥの組合せによるものでは、発光ダイオード
の数が少ないため、比較的輝度が低いものである。この
照光表示装置をより高輝度で、見やすいものとするに
は、発光ダイオードそのものを高容量のものとするか、
図７に二点鎖線で示すように高密度に発光ダイオードが
配列された基板を、タイル内に収容する。
光ユニットＥの組合せによるものでは、発光ダイオード
の数が少ないため、比較的輝度が低いものである。この
照光表示装置をより高輝度で、見やすいものとするに
は、発光ダイオードそのものを高容量のものとするか、
図７に二点鎖線で示すように高密度に発光ダイオードが
配列された基板を、タイル内に収容する。
【０００５】ところが、図７に示すように、タイルＢ内
に、発光ダイオードＥが高密度に配列された基板Ｇを収
容すると、発光ダイオードＥから発生する熱がタイルＢ
内に籠もり、駆動装置などに悪影響を及ぼす。図６に示
す照光ユニットＦ、あるいは一体化された照光ユニット
のケーシング内に高容量の発光ダイオードを収容する場
合も同じように内部に熱が籠もることになる。特に、発
光ダイオードが高密度に配列された高容量の照光表示装
置を、図２に示すように隣接させて配列し、全面照光を
行う場合には、発光ダイオードから発生する熱によっ
て、照光表示面の温度が摂氏約８０度にも達することが
確認された。したがって、従来の高密度照光表示装置
は、特開平１−２２２６１０号に開示されるようなグリ
ッドに対し着脱自在とするものも含め、発光させる光源
の組合せによって、文字や数字、模様などの表示を行う
ために利用されている。すなわち、照光させる光源は全
体の一部である状態で使用され、高輝度の全面照光に利
用されることはなかった。 このような実情に鑑み、本発
明は、発光ダイオードを高密度に配列し、その全ての発
光ダイオードを点灯させて高輝度の全面照光を行うこと
ができるように、発生する熱が効果的に発散される照光
表示装置を発明したものである。
に、発光ダイオードＥが高密度に配列された基板Ｇを収
容すると、発光ダイオードＥから発生する熱がタイルＢ
内に籠もり、駆動装置などに悪影響を及ぼす。図６に示
す照光ユニットＦ、あるいは一体化された照光ユニット
のケーシング内に高容量の発光ダイオードを収容する場
合も同じように内部に熱が籠もることになる。特に、発
光ダイオードが高密度に配列された高容量の照光表示装
置を、図２に示すように隣接させて配列し、全面照光を
行う場合には、発光ダイオードから発生する熱によっ
て、照光表示面の温度が摂氏約８０度にも達することが
確認された。したがって、従来の高密度照光表示装置
は、特開平１−２２２６１０号に開示されるようなグリ
ッドに対し着脱自在とするものも含め、発光させる光源
の組合せによって、文字や数字、模様などの表示を行う
ために利用されている。すなわち、照光させる光源は全
体の一部である状態で使用され、高輝度の全面照光に利
用されることはなかった。 このような実情に鑑み、本発
明は、発光ダイオードを高密度に配列し、その全ての発
光ダイオードを点灯させて高輝度の全面照光を行うこと
ができるように、発生する熱が効果的に発散される照光
表示装置を発明したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】縦横の区画壁２ａによっ
て格子状に形成する金属製のグリッド２に着脱自在とす
る照光表示装置を、グリッドに対して着脱自在となる取
付台４と、取付台４に固定し、高密度に配列された多数
の発光ダイオードによって、全面照光をする照光表示手
段とで構成する。上記取付台４は、電気的な接続を行う
ための貫通孔４ｄを穿設した照光表示手段を固定するた
めの台座部４ａと、グリッドに係止するための偏平な脚
部４ｂとよりなり、その全体をアルミニューム合金など
の熱伝導性に優れた材質の金属材料で形成する。グリッ
ドに係止するための偏平な脚部４ｂは、グリッドに装着
したときに、グリッドの区画壁２ａに面接触をし、かつ
グリッドに係合させる。
て格子状に形成する金属製のグリッド２に着脱自在とす
る照光表示装置を、グリッドに対して着脱自在となる取
付台４と、取付台４に固定し、高密度に配列された多数
の発光ダイオードによって、全面照光をする照光表示手
段とで構成する。上記取付台４は、電気的な接続を行う
ための貫通孔４ｄを穿設した照光表示手段を固定するた
めの台座部４ａと、グリッドに係止するための偏平な脚
部４ｂとよりなり、その全体をアルミニューム合金など
の熱伝導性に優れた材質の金属材料で形成する。グリッ
ドに係止するための偏平な脚部４ｂは、グリッドに装着
したときに、グリッドの区画壁２ａに面接触をし、かつ
グリッドに係合させる。
【０００７】
【作用】本発明に係る照光表示装置をグリッド２に装着
した状態で、多数の発光ダイオード９，９を点灯させる
と、照光表示手段の個々の発光ダイオード９，９がそれ
ぞれ僅かずつ発熱し、全体として大きな熱量が発生す
る。このとき、照光表示手段は、熱伝導性に優れた金属
製の取付台４、具体的には取付台４の台座部に固定され
ているため、照光表示手段で発生した熱は該台座部４ａ
に伝わる。台座部に伝わった熱は、脚部４ｂに伝わり、
さらに脚部４ｂと面接触をしているグリッドへと伝わっ
て分散する。ところが、グリッド２は格子状であること
から放熱フィンとして機能し、グリッドへ伝わった熱が
効率よく放熱されることになる。勿論、大気と接してい
る、取付台の台座部や脚部からも放熱され、表示手段そ
のものが高温にはならない。
した状態で、多数の発光ダイオード９，９を点灯させる
と、照光表示手段の個々の発光ダイオード９，９がそれ
ぞれ僅かずつ発熱し、全体として大きな熱量が発生す
る。このとき、照光表示手段は、熱伝導性に優れた金属
製の取付台４、具体的には取付台４の台座部に固定され
ているため、照光表示手段で発生した熱は該台座部４ａ
に伝わる。台座部に伝わった熱は、脚部４ｂに伝わり、
さらに脚部４ｂと面接触をしているグリッドへと伝わっ
て分散する。ところが、グリッド２は格子状であること
から放熱フィンとして機能し、グリッドへ伝わった熱が
効率よく放熱されることになる。勿論、大気と接してい
る、取付台の台座部や脚部からも放熱され、表示手段そ
のものが高温にはならない。
【０００８】
【実施例】以下、本発明モザイク式パネル用照光表示装
置の実施例を、添付の図面に基づいて説明する。本発明
に係る照光表示装置１は、アルミニュームや亜鉛アルミ
ニュームといった金属材料によって形成するものであっ
て、縦横の区画壁２ａによって、碁盤目の格子状に形成
されるグリッド２の各枡路３，３に着脱自在とする。図
２に示す実施例は、一つの照光表示装置の大きさを、グ
リッド２の枡路３の縦横２ピッチずつ、つまり４個の枡
路３，３を１単位として照光表示装置が隙間なく配列さ
れる状態を示している。勿論、枡路３の一つの大きさ
が、照光表示装置一つの大きさと一致するものであって
もよい。
置の実施例を、添付の図面に基づいて説明する。本発明
に係る照光表示装置１は、アルミニュームや亜鉛アルミ
ニュームといった金属材料によって形成するものであっ
て、縦横の区画壁２ａによって、碁盤目の格子状に形成
されるグリッド２の各枡路３，３に着脱自在とする。図
２に示す実施例は、一つの照光表示装置の大きさを、グ
リッド２の枡路３の縦横２ピッチずつ、つまり４個の枡
路３，３を１単位として照光表示装置が隙間なく配列さ
れる状態を示している。勿論、枡路３の一つの大きさ
が、照光表示装置一つの大きさと一致するものであって
もよい。
【０００９】一つの照光表示装置は、図１や図３に示す
ように、取付台４と、この取付台の表面に固定される照
光表示手段とで構成される。照光表示手段は、多数の発
光ダイオードがマトリックス状に高密度に配列される基
板５と、基板５上に装着されるリフレクター６、及びリ
フレクター６の前端に着脱自在に装着される照光板７と
で構成している。なお、図示実施においては、取付台４
と基板の間に熱伝導性に優れた絶縁マット８を介在させ
ている。
ように、取付台４と、この取付台の表面に固定される照
光表示手段とで構成される。照光表示手段は、多数の発
光ダイオードがマトリックス状に高密度に配列される基
板５と、基板５上に装着されるリフレクター６、及びリ
フレクター６の前端に着脱自在に装着される照光板７と
で構成している。なお、図示実施においては、取付台４
と基板の間に熱伝導性に優れた絶縁マット８を介在させ
ている。
【００１０】取付台４は、熱伝導性に優れた金属材料、
例えば、アルミニューム合金で台座部４ａと脚部４ｂと
を一体に形成し、台座部４ａはグリッド２の基本ピッチ
寸法によって決定される正方形とする。脚部４ｂは、グ
リッド２の区画壁２ａと面接触する状態で枡路３を貫通
するものであって、その先端部には、グリッドの一部、
例えば裏面においてグリッドの区画壁２ａに係合する係
止爪４ｃを形成してある。つまり、脚部４ｂは台座部４
ａよりも厚みの薄い偏平な板状であって、撓みやすいも
のとするとともに、弾性によってグリッドに係合し、か
つ弾性変形を生じないように熱処理を施す。
例えば、アルミニューム合金で台座部４ａと脚部４ｂと
を一体に形成し、台座部４ａはグリッド２の基本ピッチ
寸法によって決定される正方形とする。脚部４ｂは、グ
リッド２の区画壁２ａと面接触する状態で枡路３を貫通
するものであって、その先端部には、グリッドの一部、
例えば裏面においてグリッドの区画壁２ａに係合する係
止爪４ｃを形成してある。つまり、脚部４ｂは台座部４
ａよりも厚みの薄い偏平な板状であって、撓みやすいも
のとするとともに、弾性によってグリッドに係合し、か
つ弾性変形を生じないように熱処理を施す。
【００１１】正方形である台座部４ａは、比較的大きな
厚みで丈夫なものとし、その中央部分には、方形の大き
な貫通孔４ｄを穿ち、全体を方形枠状としている。この
貫通孔４ｄは、台座部４ａに固定する基板５に対して電
気的な接続を行うために必要であるとともに、基板５を
直接大気に晒させて放熱させることにもなる。また、台
座部４ａの大気との接触面積も比較的大きなものとなる
ため、放熱効果もある。
厚みで丈夫なものとし、その中央部分には、方形の大き
な貫通孔４ｄを穿ち、全体を方形枠状としている。この
貫通孔４ｄは、台座部４ａに固定する基板５に対して電
気的な接続を行うために必要であるとともに、基板５を
直接大気に晒させて放熱させることにもなる。また、台
座部４ａの大気との接触面積も比較的大きなものとなる
ため、放熱効果もある。
【００１２】取付台５の台座部４ａに固定する基板５
は、その表面に多数の発光ダイオード９をマトリックス
状に配列する、いわゆる照光基板となるものであるが、
この基板５には、発光ダイオードとともに必要な部品が
装着され、電気回路が配線されている。このようなプリ
ント基板には、その素材がアルミニュームであるアルミ
ニューム基板が知られている。したがって、上記基板に
熱良導体であるアルミニューム基板を利用すると、発光
ダイオードで発生した熱が、基板から取付台へと伝わり
やすくなる。取付台４と基板５を固定するには、取付台
の台座部４ａにおいてビス１０，１０で固定するものと
する。
は、その表面に多数の発光ダイオード９をマトリックス
状に配列する、いわゆる照光基板となるものであるが、
この基板５には、発光ダイオードとともに必要な部品が
装着され、電気回路が配線されている。このようなプリ
ント基板には、その素材がアルミニュームであるアルミ
ニューム基板が知られている。したがって、上記基板に
熱良導体であるアルミニューム基板を利用すると、発光
ダイオードで発生した熱が、基板から取付台へと伝わり
やすくなる。取付台４と基板５を固定するには、取付台
の台座部４ａにおいてビス１０，１０で固定するものと
する。
【００１３】基板５上に装着するリフレクター６は、全
体の大きさが基板５の大きさと一致する皿状とし、基板
上に装着したときに発光ダイオードの位置と一致すると
ころに、貫通孔１１を穿設してある。この貫通孔１１
は、発光ダイオード９の光の通路となる。基板５にリフ
レクター６を装着するには、接着や粘着など任意の手段
で両者を固定することができる。実施例においては、リ
フレクター６の底面に突起（図示していない）を設けて
おき、該突起を基板５に設けた係合孔１２と係合させる
ことによって、発光ダイオード９の位置とリフレクター
６の貫通孔１１の位置がずれないようにしている。
体の大きさが基板５の大きさと一致する皿状とし、基板
上に装着したときに発光ダイオードの位置と一致すると
ころに、貫通孔１１を穿設してある。この貫通孔１１
は、発光ダイオード９の光の通路となる。基板５にリフ
レクター６を装着するには、接着や粘着など任意の手段
で両者を固定することができる。実施例においては、リ
フレクター６の底面に突起（図示していない）を設けて
おき、該突起を基板５に設けた係合孔１２と係合させる
ことによって、発光ダイオード９の位置とリフレクター
６の貫通孔１１の位置がずれないようにしている。
【００１４】図１及び図３に示す実施例では、リフレク
ター６の開放端に透光性を有する照光板７を凹凸嵌合に
よって着脱自在としている。この照光板７は、すりガラ
スのように光が拡散する粗面仕上げとし、基板５上の発
光ダイオード９から、リフレクター６の厚み分だけ離れ
た所に位置させている。この状態では、多数の発光ダイ
オード９，９の光がリフレクター６内で拡散するととも
に、照光板７の表面でも光が拡散する。したがって、照
光板７は全体がむらなく高輝度に照光されることにな
る。
ター６の開放端に透光性を有する照光板７を凹凸嵌合に
よって着脱自在としている。この照光板７は、すりガラ
スのように光が拡散する粗面仕上げとし、基板５上の発
光ダイオード９から、リフレクター６の厚み分だけ離れ
た所に位置させている。この状態では、多数の発光ダイ
オード９，９の光がリフレクター６内で拡散するととも
に、照光板７の表面でも光が拡散する。したがって、照
光板７は全体がむらなく高輝度に照光されることにな
る。
【００１５】図４はリフレクター６の内奥に、発光ダイ
オード９と接近させた状態で照光板７’を装着した使用
状態を示している。この使用状態では、多数の発光ダイ
オードから発せられる光が拡散することなく照光板７’
を通過し、正面から見たときに、それぞれの発光ダイオ
ードの光が点光源と視認される。したがって、従来の高
密度照光表示装置のように、多数の発光ダイオードの点
滅制御によって、数字や文字あるいは象形を作成して表
示させるように使用することもできる。
オード９と接近させた状態で照光板７’を装着した使用
状態を示している。この使用状態では、多数の発光ダイ
オードから発せられる光が拡散することなく照光板７’
を通過し、正面から見たときに、それぞれの発光ダイオ
ードの光が点光源と視認される。したがって、従来の高
密度照光表示装置のように、多数の発光ダイオードの点
滅制御によって、数字や文字あるいは象形を作成して表
示させるように使用することもできる。
【００１６】リフレクター６の開放端に照光板７を着脱
自在とするには、照光板７の外周面とリフレクター６の
内周面のそれぞれに、係合段部１３及び１４を形成して
おく。図４に示す実施例では、リフレクター６の開放端
に照光板７の係合段部１３が係合する係合段部１４を形
成するとともに、内奥に別の係合段部１５を形成し、開
放端に照光板７を装着する使用方法と、内奥に一回り小
さな照光板７’を装着する使用方法の両方の使用ができ
るようにしている。
自在とするには、照光板７の外周面とリフレクター６の
内周面のそれぞれに、係合段部１３及び１４を形成して
おく。図４に示す実施例では、リフレクター６の開放端
に照光板７の係合段部１３が係合する係合段部１４を形
成するとともに、内奥に別の係合段部１５を形成し、開
放端に照光板７を装着する使用方法と、内奥に一回り小
さな照光板７’を装着する使用方法の両方の使用ができ
るようにしている。
【００１７】発光ダイオードが装着される基板５の背面
には、図３，図４に示すように、基板リード線１６が突
出し、これが取付台４の貫通孔４ｄから背面側に突出し
ている。したがって、この基板リード線１６に発光ダイ
オードの駆動装置を接続することによって発光ダイオー
ドの点滅制御が行われる。発光ダイオードの点灯によっ
て発生する熱の一部は、リフレクター６の表面から放射
されるが、多くの熱は図３に矢印で示すように、基板５
から取付台の台座部４ａへ、台座部４ａから脚部４ｂ
へ、脚部４ｂから金属製のグリッド２へと伝わり、グリ
ッド２へと伝わった熱はグリッド全体に伝わるととも
に、グリッド自体が一種の放熱フィの役割を果たし、広
い範囲から大気中に放熱される。したがって、照光表示
装置１の内部に多くの熱が籠もることがなく、駆動装置
１７などに高温による悪影響がないものとなる。
には、図３，図４に示すように、基板リード線１６が突
出し、これが取付台４の貫通孔４ｄから背面側に突出し
ている。したがって、この基板リード線１６に発光ダイ
オードの駆動装置を接続することによって発光ダイオー
ドの点滅制御が行われる。発光ダイオードの点灯によっ
て発生する熱の一部は、リフレクター６の表面から放射
されるが、多くの熱は図３に矢印で示すように、基板５
から取付台の台座部４ａへ、台座部４ａから脚部４ｂ
へ、脚部４ｂから金属製のグリッド２へと伝わり、グリ
ッド２へと伝わった熱はグリッド全体に伝わるととも
に、グリッド自体が一種の放熱フィの役割を果たし、広
い範囲から大気中に放熱される。したがって、照光表示
装置１の内部に多くの熱が籠もることがなく、駆動装置
１７などに高温による悪影響がないものとなる。
【００１８】本発明者らの研究によれば、図７に示す従
来の高密度照光表示装置で全面照光をした場合、照光表
示面の温度が摂氏８０度にも上昇することが判明した。
ところが、本発明の実施例に係る照光表示装置を用いて
同じ表示を行った場合、照光表示面の温度を摂氏６５度
以下に抑えることができた。
来の高密度照光表示装置で全面照光をした場合、照光表
示面の温度が摂氏８０度にも上昇することが判明した。
ところが、本発明の実施例に係る照光表示装置を用いて
同じ表示を行った場合、照光表示面の温度を摂氏６５度
以下に抑えることができた。
【００１９】取付台４は、熱伝導の点から考えると、熱
伝導性に優れたアルミニューム合金などを用いて、図
１，図３に示すように一体物として加工するのが好まし
い。アルミニューム合金を用いて一体ものとして加工す
るには、ダイキャスト加工が一般的である。また別の製
造方法としては、断面を略コ字上とした型材を一定寸法
に切断し、かつ脚部となる辺に脚部形状の機械加工を施
し、また脚部には脚部としての弾性を備えるように、時
効硬化処理といった熱処理を施して製造することができ
る。
伝導性に優れたアルミニューム合金などを用いて、図
１，図３に示すように一体物として加工するのが好まし
い。アルミニューム合金を用いて一体ものとして加工す
るには、ダイキャスト加工が一般的である。また別の製
造方法としては、断面を略コ字上とした型材を一定寸法
に切断し、かつ脚部となる辺に脚部形状の機械加工を施
し、また脚部には脚部としての弾性を備えるように、時
効硬化処理といった熱処理を施して製造することができ
る。
【００２０】しかしながら図５に示すように、基板５を
固定する台座部４ａと脚部４ｂを別体で製造し、脚部４
ｂをビス１８で台座部４ａに固定するようにすることも
できる。このようにすると、各部材の形状、構造が比較
的簡単なものとなり、プレス加工などによってそれぞれ
の部品を容易に加工することができるとともに、台座部
４ａと脚部４ｂを、それぞれに適した材質の金属材料で
加工することができる。
固定する台座部４ａと脚部４ｂを別体で製造し、脚部４
ｂをビス１８で台座部４ａに固定するようにすることも
できる。このようにすると、各部材の形状、構造が比較
的簡単なものとなり、プレス加工などによってそれぞれ
の部品を容易に加工することができるとともに、台座部
４ａと脚部４ｂを、それぞれに適した材質の金属材料で
加工することができる。
【００２１】
【発明の効果】請求項１記載の本発明モザイク式パネル
用照光表示装置によれば、多数の発光ダイオードが高密
度に配列された高密度照光表示装置において、発光ダイ
オードの点灯によって発生する熱が、金属製の取付台か
ら脚部へ、脚部からグリッドへと伝わり、グリッドに伝
わった熱は、グリッドが一種の放熱フィンの機能を果た
すことにより効率的に放熱させることができる。したが
って照光表示面や照光表示装置の内部が高温となること
を防止し、従来の使用形態としてはなかった高密度照光
表示装置による高輝度の全面照光表示を行うことができ
る。
用照光表示装置によれば、多数の発光ダイオードが高密
度に配列された高密度照光表示装置において、発光ダイ
オードの点灯によって発生する熱が、金属製の取付台か
ら脚部へ、脚部からグリッドへと伝わり、グリッドに伝
わった熱は、グリッドが一種の放熱フィンの機能を果た
すことにより効率的に放熱させることができる。したが
って照光表示面や照光表示装置の内部が高温となること
を防止し、従来の使用形態としてはなかった高密度照光
表示装置による高輝度の全面照光表示を行うことができ
る。
【００２２】請求項２記載の発明によれば、上記モザイ
ク式パネル用照光表示装置の取付台の製造を容易に行う
ことができるとともに、取付台の台座部と脚部を、それ
ぞれの機能に適した材質のものとすることができる。ま
た、同じ材質であっても、熱処理などの加工を必要な部
分にのみ施すことができる。
ク式パネル用照光表示装置の取付台の製造を容易に行う
ことができるとともに、取付台の台座部と脚部を、それ
ぞれの機能に適した材質のものとすることができる。ま
た、同じ材質であっても、熱処理などの加工を必要な部
分にのみ施すことができる。
【図１】本発明照光表示装置の一実施例を示す分解斜視
図、
図、
【図２】照光表示装置を装着するモザイク式パネルの一
部分のみの正面図、
部分のみの正面図、
【図３】本発明の明照光表示装置の一実施例であって、
グリッドに装着された状態の縦断面図、
グリッドに装着された状態の縦断面図、
【図４】グリッドに装着された本発明の明照光表示装置
の一実施例であって、照光板を発光ダイオードに接近さ
せて装着した使用状態を示す縦断面図、
の一実施例であって、照光板を発光ダイオードに接近さ
せて装着した使用状態を示す縦断面図、
【図５】取付台の台座部と脚部とを別体としビス止めに
よって一体とした、本発明照光 表示装置の実施例を示す
縦断面図、
よって一体とした、本発明照光 表示装置の実施例を示す
縦断面図、
【図６】従来の照光表示装置の一例を示す分解斜視図、
【図７】多数の発光ダイオードを高密度に配列する、従
来の照光表示装置の一例を示す側面図。
来の照光表示装置の一例を示す側面図。
１…照光表示装置、 ２…グリッド、 ２ａ…区画壁、
３…グリッド、 ４…取付台、 ４ａ…台座部、 ４
ｂ…脚部、 ４ｃ…係止爪、 ４ｄ…貫通孔、５…基
板、 ６…リフレクター、 ７，７’…照光板、 ９…
発光ダイオード、 １１…貫通孔。
３…グリッド、 ４…取付台、 ４ａ…台座部、 ４
ｂ…脚部、 ４ｃ…係止爪、 ４ｄ…貫通孔、５…基
板、 ６…リフレクター、 ７，７’…照光板、 ９…
発光ダイオード、 １１…貫通孔。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−222610（ＪＰ，Ａ) 実開 昭51−30486（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭52−48336（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭55−29301（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭61−41361（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭52−47071（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (2)
- 【請求項１】縦横の区画壁２ａによって格子状に形成す
る金属製のグリッド２の枡路３に装着する照光表示装置
を、取付台４と、高密度に配列した多数の発光ダイオー
ドによって全面照光をする照光表示手段とで構成し、該
照光表示手段を前記取付台４に固定し、該取付台４は電
気的な接続を行うための貫通孔４ｄを穿設した照光表示
手段を固定するための台座部４ａと、前記グリッドに係
止するための偏平な脚部４ｂとを熱伝導性に優れた金属
材料で一体に形成し、該偏平な脚部４ｂはグリッドに装
着したときに前記グリッド２の区画壁２ａに面接触を
し、かつグリッドに係合する係止爪４ｃを備えたことを
特徴とするモザイク式パネル用照光表示装置。 - 【請求項２】縦横の区画壁２ａによって格子状に形成す
る金属製のグリッド２の枡路３に装着する照光表示装置
を、取付台４と、高密度に配列した多数の発光ダイオー
ドによって全面照光をする照光表示手段とで構成し、該
照光表示手段を前記取付台４に固定し、該取付台４は、
熱伝導性に優れた金属材料を用いて形成し、電気的な接
続を行うための貫通孔４ｄを穿設した照光表示手段を固
定するための台座部４ａに、弾性に優れた金属材料を用
いて形成した偏平な脚部４ｂを接合して一体化し、該偏
平な脚部４ｂはグリッドに装着したときに前記グリッド
２の区画壁２ａに面接触をし、かつグリッドに係合する
係止爪４ｃを備えたことを特徴とするモザイク式パネル
用照光表示装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4083376A JP2818984B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | モザイク式パネル用照光表示装置 |
| DE69302929T DE69302929T2 (de) | 1992-03-04 | 1993-03-01 | Leuchtanzeigeelement zur Verwendung in einer Mosaiktafel |
| EP93103250A EP0559124B1 (en) | 1992-03-04 | 1993-03-01 | Illuminating display device for use with a mosaic panel |
| KR1019930003072A KR0139399B1 (ko) | 1992-03-04 | 1993-03-03 | 모자이크식 판넬용 조광표시장치 |
| US08/198,858 US5390093A (en) | 1992-03-04 | 1994-02-18 | Illuminating display device for use with a mosaic panel |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4083376A JP2818984B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | モザイク式パネル用照光表示装置 |
| US08/198,858 US5390093A (en) | 1992-03-04 | 1994-02-18 | Illuminating display device for use with a mosaic panel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05252615A JPH05252615A (ja) | 1993-09-28 |
| JP2818984B2 true JP2818984B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=26424411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4083376A Expired - Lifetime JP2818984B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | モザイク式パネル用照光表示装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5390093A (ja) |
| EP (1) | EP0559124B1 (ja) |
| JP (1) | JP2818984B2 (ja) |
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| US6414650B1 (en) | 1996-04-15 | 2002-07-02 | Addco | Sign system with field changeable screen size and message |
| US6150996A (en) * | 1998-08-26 | 2000-11-21 | Addco, Inc. | Changeable message sign system with reconfigurable sign screen |
| US6175342B1 (en) | 1996-04-15 | 2001-01-16 | Aadco, Inc. | Enhanced modular message board |
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