JP2818590B2 - 垂直マスト作業員用リフト用の駆動システム - Google Patents

垂直マスト作業員用リフト用の駆動システム

Info

Publication number
JP2818590B2
JP2818590B2 JP9041366A JP4136697A JP2818590B2 JP 2818590 B2 JP2818590 B2 JP 2818590B2 JP 9041366 A JP9041366 A JP 9041366A JP 4136697 A JP4136697 A JP 4136697A JP 2818590 B2 JP2818590 B2 JP 2818590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
lift
rear wheel
control system
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9041366A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09315799A (ja
Inventor
ブライアン エム. ボークマン
マーク アール. ウンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JLG Industries Inc
Original Assignee
JLG Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JLG Industries Inc filed Critical JLG Industries Inc
Publication of JPH09315799A publication Critical patent/JPH09315799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2818590B2 publication Critical patent/JP2818590B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F11/00Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for
    • B66F11/04Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for for movable platforms or cabins, e.g. on vehicles, permitting workmen to place themselves in any desired position for carrying out required operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K7/00Disposition of motor in, or adjacent to, traction wheel
    • B60K7/0007Disposition of motor in, or adjacent to, traction wheel the motor being electric

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直マスト作業員
用リフト用の後輪駆動システムに関する。詳細には、本
発明は、左車輪駆動モータおよび右車輪駆動モータに適
当な量の動力を供給し、作業員用リフトの全範囲の駆動
運動およびかじ取り運動を可能にするシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】作業架台は、a)倉庫内での荷積みおよ
び積卸しや、b)体育館の天井の壊れた照明の修理のよ
うな、地上の特定の高さに配置された構成要素の修理を
含め、様々な異なる理由で使用される。図1は、たとえ
ば倉庫で使用できる従来型の作業員用リフト架台を示
す。作業員用リフト架台10を使用して、架台10を特
定の高さへ上下させる際に作業員を特定の位置へ移動さ
せることができる。架台10は、基部20と、垂直に移
動可能な架台部30とを含む。
【0003】垂直に移動可能な架台部30は、超高分子
量ポリエチレン(UHMW−PE)スライド・ガイド5
0を含む強力押出しアルミニウム製マスト部を介して上
下する。
【0004】リフト架台の1つの重要な面は、可動架台
部30の基部20に対する移動の制御である。通常、こ
れは、操縦者による入力を監視し、特定の操縦者入力に
基づいて可動架台30を上下させあるいは作業架台10
を駆動することによって行われる。図2は、図1と同じ
作業架台10を示すが、この場合は、可動架台30が完
全に伸長されている。
【0005】パット・コリンズ(Pat Collins)によっ
て発明された米国特許第4,258,825号は、操縦者をそれ
ぞれの異なる高さで支持するために使用される小型自動
作業員用昇降機を示す。この特許では、動力駆動の前部
かじ取りアセンブリおよび後部かじ取りアセンブリによ
って、前輪および後輪を互いに独立に駆動することがで
きる。
【0006】キャンベル(Campbell)によって発明され
た米国特許第4,375,840号は、すべての水平方向に容易
に操縦することができる可動支持体用の駆動/かじ取り
システムを示す。駆動/かじ取りシステムは、駆動輪を
かじ取りすることによって実施される。
【0007】ホンジョー(Honjo)等によって発明され
た米国特許第4,683,973号は、すべての車輪が駆動され
るとと共にかじ取りされる三輪駆動かじ取りシステムお
よび四輪駆動かじ取りシステムを示す。
【0008】ウェーメイヤー(Wehmeyer)によって発明
された米国特許第3,817,346号は、前輪がかじ取りを行
い後輪が駆動を行う従来型の駆動かじ取りシステムを示
す。このシステムでは、リフト・モータ、駆動モータ、
及びかじ取りモータを作動させる単一のレバーを用いて
足場架台から装置全体を制御することができる。
【0009】ウェーメイヤー(Wehmeyer)によって発明
された米国特許第5,203,425号は、参照として本明細書
に組み込まれており、従来型のプッシュアラウンド作業
員用リフト装置を示す。この特許において、伸縮マスト
は、リフト装置の運転室部の引き込みおよび伸長を可能
にする複数のTスロットを含む。
【0010】チャップマン(Chapman)によって発明さ
れた米国特許第5,174,593号は、クラブ・ステアリング
を行えるようにかじ取りされあるいは変更されるかじ取
りシステムを示す。この特許において、前輪と後輪は互
いに独立にかじ取りすることができる。
【0011】ヒサガ(Hisaga)等によって発明された米
国特許第5,222,568号は、4つの独立の電動モータを使
用して車両の四輪を動かす電気自動車用の駆動システム
を示す。
【0012】前述のシステムのそれぞれでは、リフト装
置の旋回運動を行う場合、駆動輪を特定の方向へかじ取
りしなければならない。垂直作業員用リフトを旋回運動
させるときに駆動輪がかじ取りされない垂直作業員用リ
フト用の駆動システムを実施することが望ましい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、リフ
トを特定の方向へ移動させるときに駆動輪をかじ取りす
る必要がない垂直作業員用リフト用の駆動システムを提
供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記のおよびその他の目
的は、基部と可動部とを有する作業員用リフト用の駆動
制御システムによって達成される。この駆動制御システ
ムは、基部の底面上に配置され単一の軸の周りで回転す
るように固定された左右の後輪を含み、単一の軸は実質
的に基部の幅に位置合わせされる。駆動制御システム
は、それぞれ、左右の後輪に接続され、左右の後輪を回
転運動させるように構成された、左右のDCモータも含
む。左右のDCモータは、作動すると、左右の後輪をか
じ取りせずに作業員用リフトをかじ取りするように左右
の後輪を回転させる。
【0015】本発明の他の態様では、単一の軸の周りで
回転するように固定された基部の底面上に配置された左
右の後輪を含む、基部と可動部とを有する作業員用リフ
ト用の駆動制御システムが提供される。単一の軸は実質
的に基部の幅に位置合わせされる。駆動制御システム
は、それぞれ、左右の後輪に接続され、左右の後輪を回
転運動させるように構成された、左右のDCモータも含
む。駆動システムはさらに、基部の底面上に配置され任
意の方向へ移動するように構成された左右のキャスタ・
ホィールを含み、この左右のキャスタ・ホィールは、作
業員用リフト用の前輪として働く。左右のDCモータ
は、作動すると、左右の後輪をかじ取りせずに作業員用
リフトをかじ取りするように左右の後輪を回転させる。
また、左右のキャスタ・ホィールは、作業員用リフトの
かじ取り中には自由に回転する。
【0016】本発明の他の態様では、基部と可動部とを
有する作業員用リフトを移動させる方法が提供される。
作業員用リフトは、基部に対して移動方向に固定された
左右の後輪を含む。この方法は、作業員用リフトの所望
の駆動方向の操縦者入力を受け取るステップを含む。こ
の方法は、受け取った操縦者入力に応答して所望の駆動
運動を行うために、左後輪に結合された第1のDCモー
タへ第1の信号を送り、右後輪に結合された第2のDC
モータへ第2の信号を送るステップも含む。その結果、
駆動運動中には作業員用リフトの左右の前輪は制御され
ない。
【0017】すなわち、本発明の作業員用リフト用の駆
動制御システムにおいては、(1)基部と可動部とを有
する作業員用リフト用の駆動制御システムであって、基
部の幅方向軸に実質的に整列する単一の軸の周りで回転
するように、基部の底面に取り付け固定された第1の後
輪および第2の後輪と、それぞれ、第1の後輪および第
2の後輪に接続され、第1の後輪および第2の後輪を回
転移動させるように構成された、第1のモータおよび第
2のモータとを備え、第1の後輪と第2の後輪のいずれ
もかじ取りせずに作業員用リフトをかじ取りするため
に、第1の後輪および第2の後輪を回転させるよう、第
1のモータおよび第2のモータがそれぞれ作動する、駆
動制御システムであることを特徴とする。
【0018】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(2)第1の後輪が作業員用リ
フトの左後輪に対応し、第2の後輪が作業員用リフトの
右後輪に対応し、オペレータが右旋回運動を行う必要が
ある場合、第2のモータが低速で回転し、次いで第1の
モータが低速で回転する(1)に記載の駆動制御システ
ムであることを特徴とする。
【0019】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(3)第1のモータおよび第2
のモータがDCモータである(2)に記載の駆動制御シ
ステムであることを特徴とする。
【0020】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(4)可動部上に配置され、作
業員用リフトの駆動移動と可動架台のリフト移動のうち
の一方に関するオペレータ入力を受信するように構成さ
れた架台制御ステーションと、制御バスと、制御バスに
よって架台制御ステーションに接続され、駆動移動のた
めの制御バスを介して受信されたオペレータ入力に基づ
いて作業員用リフトの所望の駆動移動を行うために、パ
ルス幅変調(PWM)信号を第1のモータおよび第2の
モータに出力するよう構成されたコントローラ・モジュ
ールとをさらに備える(1)に記載の駆動制御システム
であることを特徴とする。
【0021】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(5)制御バスが、コントロー
ラ・エリア・ネットワーク(CAN)バスである(4)
に記載の駆動制御システムであることを特徴とする。
【0022】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(6)コントローラ・モジュー
ルが、CANバスに結合されたCANコントローラと、
CANコントローラならびに第1のモータおよび第2の
モータに結合され、可動部が完全引き込み位置にあるか
否かに応じて、PWM信号をそれぞれ第1の速度および
第2の速度において第1のモータおよび第2のモータに
出力するように構成されたマスタ・プロセッサとを備え
る(5)に記載の駆動制御システムであることを特徴と
する。
【0023】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(7)マスタ・プロセッサに結
合された可動部の高度状態を検知するための検知手段を
備える(6)に記載の駆動制御システムであることを特
徴とする。
【0024】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(8)作業員用リフトが、可動
部を垂直方向へ移動させるために基部および可動部に結
合されたリフト機構を含み、検知手段が、リフト機構に
接続され、可動部が基部に対する所定の高さよりも上方
にあるときに開くように構成された、通常は閉じている
第1のスイッチを含む(7)に記載の駆動制御システム
であることを特徴とする。
【0025】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(9)架台制御ステーション
が、動作可能ボタンと、上昇ボタンと、下降ボタンと、
活動化されないときは中央位置にあるバネ装着ジョイス
ティックとを備え、それぞれ、オペレータによって動作
可能ボタンが押されたか、上昇ボタンが押されたか、ま
たは下降ボタンが押されたかを示す第1の信号、第2の
信号、第3の信号、および第4の信号、ならびにオペレ
ータによってジョイスティックが活動化された方向を示
す第5の信号が、制御バスを介してコントローラ・モジ
ュールへと送信される(3)に記載の駆動制御システム
であることを特徴とする。
【0026】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(10)作業員用リフトを中央
位置の周りで回転させるために、第2のモータが第1の
速度で第1の回転方向へ移動され、第1のモータが第1
の速度で、第1の回転方向とは逆の第2の回転方向へ移
動される(1)に記載の駆動制御システムであることを
特徴とする。
【0027】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(11)基部と可動部とを有す
る作業員用リフト用の駆動制御システムであって、基部
の幅方向軸に実質的に整列する単一の軸の周りで回転す
るように基部の底面に取り付け固定された第1の後輪お
よび第2の後輪と、それぞれ、第1の後輪および第2の
後輪に接続され、第1の後輪および第2の後輪を回転移
動させるように構成された、第1のモータおよび第2の
モータと、基部の底面に旋回可能に取り付けられ、任意
の角度方向に回転するように構成された第1の後輪およ
び第2の前輪とを備え、第1の後輪と第2の後輪のいず
れもかじ取りせずに作業員用リフトをかじ取りするため
に、第1の後輪および第2の後輪が回転するよう第一の
モータおよび第二のモータが作動され、第1の前輪およ
び第2の前輪が、作業員用リフトのかじ取り時に自由に
回転し、駆動制御システムにより制御されない、駆動制
御システムであることを特徴とする。
【0028】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(12)第1の後輪が作業員用
リフトの左後輪に対応し、第2の後輪が作業員用リフト
の右後輪に対応し、オペレータが右旋回運動を行う必要
がある場合、第2のモータが低速で回転し、次いで第1
のモータが低速で回転する(11)に記載の駆動制御シ
ステムであることを特徴とする。
【0029】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(13)第1のモータおよび第
2のモータがDCモータである(12)に記載の駆動制
御システムであることを特徴とする。
【0030】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(14)第1の前輪および第2
の前輪が、キャスタ・ホィールである(11)に記載の
駆動制御システムであることを特徴とする。
【0031】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(15)オペレータが右旋回運
動を行う必要がある場合、第2のモータが低速で回転
し、次いで第1のモータが低速で回転する(11)に記
載の駆動制御システムであることを特徴とする。
【0032】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(16)可動部上に配置され、
作業員用リフトの駆動移動と可動架台のリフト移動のう
ちの一方に関するオペレータ入力を受信するように構成
された架台制御ステーションと、制御バスと、制御バス
によって架台制御ステーションに接続され、制御バスを
介して受信されたオペレータ入力に基づいて作業員用リ
フトの所望の駆動移動を行うために、第1のパルス幅変
調(PWM)信号および第2のパルス幅変調(PWM)
信号をそれぞれ第1のモータおよび第2のモータに出力
するよう構成されたコントローラ・モジュールとを備え
る(11)に記載の駆動制御システムであることを特徴
とする。
【0033】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(17)制御バスがCANバス
である(16)に記載の駆動制御システムであることを
特徴とする。
【0034】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(18)コントローラ・モジュ
ールが、CANバスに結合されたCANコントローラ
と、CANコントローラならびに第1のモータおよび第
2のモータに結合され、可動部が完全引き込み位置にあ
るか否かに応じて、それぞれ第1の速度および第2の速
度で第1のPWM信号および第2のPWM信号を第1の
モータおよび第2のモータに出力するように構成された
マスタ・プロセッサとを備える(17)に記載の駆動制
御システムであることを特徴とする。
【0035】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(19)可動部の高度状態を検
知するためのマスタ・プロセッサに結合された検知手段
をさらに備える(11)に記載の駆動制御システムであ
ることを特徴とする。
【0036】また、本発明の作業員用リフト用の駆動制
御システムにおいては、(20)作業員用リフトが、可
動部を垂直方向へ移動させるために基部および可動部に
結合されたリフト機構を含み、検知手段が、リフト機構
に接続され、可動部が基部に対する所定の高さよりも上
方にあるときに開くように構成された、通常は閉じてい
る第1のスイッチを含む(19)に記載の駆動制御シス
テムであることを特徴とする。
【0037】また、本発明の方法においては、(21)
基部と可動部とを有し、基部に対して移動方向に固定さ
れた第1の後輪および第2の後輪を含み、基部に旋回可
能に取り付けられた第1の前輪および第2の前輪を有す
る作業員用リフトを移動させる方法であって、a)作業
員用リフトの所望の駆動移動のオペレータ入力を受信す
る段階と、b)受信されたオペレータ入力に基づいて、
所望の駆動移動を実行するために、第1の後輪に結合さ
れた第1のモータに第1の信号を送信し、第2の後輪に
結合された第2のモータに第2の信号を送信する段階と
を含み、作業員用リフトの第1の前輪および第2の前輪
が駆動移動時に制御されない方法であることを特徴とす
る。
【0038】また、本発明の方法においては、(22)
第1の信号および第2の信号がPWM信号であり、右旋
回が所望の駆動移動である場合、第1の信号が第2の信
号よりも大きなパルス幅を有し、第2の後輪が、作業員
用リフトの右後輪に対応し、作業員用リフトの左後輪に
対応する第1の後輪よりも低速で移動し、左旋回が所望
の駆動移動である場合、第1の信号が第2の信号よりも
小さなパルス幅を有し、第2の後輪が、第1の後輪より
も高速で移動する(21)に記載の方法であることを特
徴とする。
【0039】また、本発明の方法においては、(23)
第1の前輪および第2の前輪がキャスタ・ホィールであ
る(21)に記載の方法であることを特徴とする。
【0040】また、本発明の方法においては、(24)
直接順方向駆動移動と直接逆方向駆動移動のうちの一方
が必要な場合、第1の信号が第2の信号と同じパルス幅
を有し、それにより第2の後輪が第1の後輪と実質的に
同じ速度で移動する(21)に記載の方法であることを
特徴とする。
【0041】本発明のこれらおよびその他の利点は、下
記の詳細な説明を添付の図面と共に読んだときに十分に
明らかになろう。図面の全体にわたって、同じ参照符号
は対応する部品を示す。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明によるシステムでは、各後
輪の方向が作業員用リフトの基部フレームに対して固定
される。右前輪および左前輪は、キャスタ・ホィールと
して構成され、自由に任意の方向へ旋回する。本発明に
よるシステムでは、前輪も後輪もかじ取りされない。
【0043】次に、図3、図4、および図5を参照する
と、本発明によるシステムの垂直マスト作業員用リフト
200がそれぞれ、側面図、背面図、および平面図で示
されている。作業員用リフト200は、地上制御ステー
ション(図示せず)が配置された基部210を含む。作
業員用リフト200は、上下に移動できる可動部220
も含む。可動部220には、架台制御ステーション(図
示せず)が配置される。可動部220は、図3および図
4では、完全引き込み位置で示されている。リフト・モ
ードのときは、複数のアルミニウム製マスト部230が
互いに比例関係で持ち上げられ、それにより可動部22
0が垂直方向へ移動する。マスト部230は、従来型の
垂直マスト作業員用リフトと同様に、歯車および滑車を
介して互いに接続される。
【0044】図4から最もよく分かるように、前輪24
0は、完全に引き込み可能なキャスタ・ホィールであ
り、後輪250はx軸方向にしか回転しない。x軸方向
は、車輪軸の方向に対応し、基部210の幅にも対応す
る。後輪250は、y軸(基部210の長さに対応する
軸)およびz軸(作業員用リフト200の高さに対応す
る軸)に対して固定される(すなわち、移動できな
い)。図3は、作業員用リフト200の側面図であり、
この図では、x軸が図面の方向である。図4は、作業員
用リフト200の背面図であり、この図ではy軸が図面
の方向である。図5は、作業員用リフト200の平面図
であり、この図ではz軸が図面の方向である。
【0045】図4から分かるように、バッテリ260お
よび充電器270は、基部210の背面に配置される。
ポンプ・モータ280は、基部210の背面に配置され
る。
【0046】図6は、作業員用リフト200の可動リフ
ト部220上の架台制御ステーション315の位置を示
す。架台制御ステーション315は、可動リフト部22
0に位置するオペレータが容易にアクセスできるように
配置される。
【0047】左右の後輪用のそれぞれのDCモータ5、
7に適当なパルス幅変調(PWM)信号を印加すること
によって、作業員用リフト・システムは所望の方向に回
転することができ、キャスタ前輪によりシステムの安定
性が与えられる(しかし、回転運動は行わない)。
【0048】図1、図2、図3、図4、および図5に示
したタイプの作業員用リフトは通常、作業高16フィー
ト以上など特定の高度での補修作業または建設を必要と
する領域で使用される。このような領域は通常、狭く、
したがって小型であると共に操作が極めて容易な作業員
用リフトが必要である。
【0049】本発明によるシステムのそのような垂直マ
スト作業員用リフトのブロック図を図7に示す。このシ
ステムには、作業員用リフトの駆動およびかじ取りの両
方を行う2つの電気駆動モータ5、7が含まれる。各モ
ータは、コントローラ・モジュール300によって独立
に制御され、そのため、作業員用リフトの操作は極めて
容易である。また、作業員用リフトの駆動は、従来型の
システムのような水圧ポンプおよびモーターではなく電
動機によって行われるので、この作業員用リフトは非常
にエネルギー効率が高い。
【0050】図7に示したように、コントローラ・モジ
ュール300は、作業員用リフト200の可動部220
内の架台制御ステーション315に配置されたジョイス
ティック310から入力制御信号を受信する。コントロ
ーラ・モジュール300は、この入力に基づいて、それ
ぞれの第1および第2のPWM信号を左後輪DCモータ
5および右後輪DCモータ7に出力する。たとえば、オ
ペレータがジョイスティックを左へ動かして左旋回運動
を開始する場合、このジョイスティック移動を表す信号
は、制御線320を介してコントローラ・モジュール3
00に入力される。コントローラ・モジュール300
は、この入力に基づいて、左後輪の回転速度を制御する
第1のPWM信号をDCモータ5に出力し、右後輪の回
転速度を制御する第2のPWM信号をDCモータ7に出
力する。左旋回を行うときは、右後輪用のDCモータ7
が左後輪用のDCモータ5よりも高速に回転し、従って
右後輪もまた、左後輪よりも高速に旋回する。これによ
って所望の左旋回運動が行われる。DCモータ5、7の
それぞれの回転速度の差によって所望の旋回比(たとえ
ば、鋭い右旋回または低速の右旋回)が生じる。また、
DCモータ5、7が同じ回転速度で移動する場合、作業
員用リフトは、DCモータ5、7がどちらの方向へ回転
するかに応じて、順方向または逆方向のいずれかへ移動
する。同様に、モータ5、7が同じ速度で移動するが、
モータ5が7とは逆の方向へ移動する場合、リフトは中
央位置の周りで回転する。
【0051】図7には、コントローラ・モジュール30
0にDC電力を与えるバッテリ260と、バッテリ26
0を定期的に充電するために設けられた充電器270も
示されている。
【0052】コントローラ・モジュール300は、ジョ
イスティック入力だけでなく様々なオペレータ入力も受
信する。このような入力は、作業員用リフト200の基
部210に配置された地上制御ステーションから行うこ
とも、または作業員用リフト200の可動リフト部22
0に配置された架台制御ステーション(またはモジュー
ル)315から行うこともできる。これらの入力に基づ
いて、上昇弁370を作動させること、下降弁375を
作動させること、および/またはポンプ接触器380を
作動させることができる。これらの出力はそれぞれ、可
動リフト部220を垂直方向へ移動させる際に使用され
る。
【0053】モータ・コントローラ300は、駆動停止
入力390、速度低減入力392、およびブレーキ状況
入力394を含む様々な検知入力も受信する。これらの
検知入力に基づいて、作業員用リフト200を駆動また
はリフト移動させる所望のオペレータ入力を実行するこ
とも、ある程度抑制することも、または完全に不能にす
ることもできる。
【0054】図8に示したように、コントローラ・モジ
ュール300には、マスタ・プロセッサ400、CAN
(コントローラ・エリア・ネットワーク)コントローラ
410、2つのフル・ブリッジ403、404、リフト
制御ドライバ440、および駆動制御ドライバ450
a、450bが含まれる。図9に示したように、架台制
御モジュール315は、CANネットワークを介してコ
ントローラ・モジュール300のマスタ・プロセッサ4
00との間でデータを送受信する。架台制御モジュール
315には、動作可能ボタン510と、上昇ボタン52
0と、下降ボタン530と、緊急停止ボタン540と、
速度制御ノブ(電位差計)561を伴うジョイスティッ
ク310とが含まれる。図10に、架台制御ステーショ
ン315の図が示されている。この図には、架台制御ス
テーション315上のボタンおよびジョイスティック3
10の配置が示されている。
【0055】本発明によるシステムの一例では、駆動モ
ータ5、7は、一体型ウォーム歯車と駐車ブレーキとを
含む永久磁石DCモータである。好ましい形態におい
て、DCモータは、ボディン・マニュファクチャリング
(Bodine Manufacturing)社によって製造され、動的に
制動することができる直角ウォーム駆動50:1モータ
である。もちろん、本発明によるシステムでは、他のタ
イプのDCモータを使用することができる。別法とし
て、左右の後輪250を駆動するモータは、ACモータ
として構成することもできる。コントローラ・モジュー
ル300は、架台制御モジュール315から入力を受
け、作業員用リフト200を順方向もしくは逆方向へ駆
動するとき、または可動リフト部220を上下に移動さ
せるときに、オペレータに快適な感じを与えるように駆
動モータ5、7を円滑に加速し減速する。加速度および
減速度はソフトウェア調整可能である。
【0056】図8は、コントローラ・モジュール300
の詳細なブロック図を示すものである。コントローラ・
モジュール300は、マスタ・プロセッサ400および
CANコントローラ410を含む。マスタ・プロセッサ
400は、EEPROM433と、RAM435と、R
OM437とを含むメモリ装置に接続される。これらの
メモリ装置は、マスタ・プロセッサ400に必要な操作
ソフトウェアを記憶する。マスタ・プロセッサ400
は、本明細書で詳しく説明するように、主として障害検
出のために使用される適当なタイミング信号をマスタ・
プロセッサ400に与えるワッチ・ドッグ・タイマ(wa
tch dog timer)回路442にも結合される。マスタ・
プロセッサ400は、第1のドライバ450aに制御信
号を出力する。第1のドライバ450aは、右DCモー
タ7用のH−ブリッジ403に接続される。右DCモー
タ7用のH−ブリッジ403は、第1のドライバ450
aを通じてマスタ・プロセッサ400から出力される制
御信号を介して作動する。
【0057】マスタ・プロセッサ400は、第2のドラ
イバ450bにも制御信号を出力する。第2のドライバ
450bは、左DCモータ5用のH−ブリッジ404に
接続される。左DCモータ5用のH−ブリッジ404
は、第2のドライバ450bを通じてマスタ・プロセッ
サ400から出力される制御信号を介して作動する。好
ましい態様において、フル・ブリッジ403、404は
MOS−FETフル・ブリッジであるが、他のタイプの
フル・ブリッジを使用することができ、本発明の範囲内
である。
【0058】マスタ・プロセッサ400は、ブレーキ制
御装置448にブレーキ制御信号を出力し、作業員用リ
フト200のブレーキ444、446(図11参照)を
作動させるか、または停止させる。再び図8を参照する
と分かるように、ジョイスティックを作動させないとき
(すなわち、中央位置または中立位置にあるとき)は、
作業員用リフトの駐車ブレーキが、マスタ・プロセッサ
400から出力される制御信号によって自動的に作動す
る。
【0059】マスタ・プロセッサ400は、駐車ブレー
キの手動無効化が活動化されているかどうかを示す、ブ
レーキ状況を示す論理入力を回線422を介して受信す
る。駐車ブレーキは、バネによってセットされ、電気的
に解放される。駐車ブレーキは、手動で駐車ブレーキを
無効化することによって解放することもできる。ジョイ
スティックが中立位置にあるときは、駐車ブレーキが自
動的にセットされる。しかし、オペレータは、ジョイス
ティックが中立位置にあるときに駐車ブレーキを手動で
無効化することができる。この場合、上昇モードまたは
駆動モードが選択されていれば、コントローラ600
は、オペレータに警告を出力し、駐車ブレーキの手動無
効化がリセットされたことを示す信号を受信するまで、
上昇モードと駆動モードのどちらも実行できないように
する。
【0060】コントローラは、モータ5、7の電流およ
び抵抗も監視する。コントローラ600は、これらの監
視値に基づいて、必要に応じてモータ5、7への電圧お
よび/または電流を増減させ、オペレータが選択した駆
動速度を維持するために、必要に応じてモーター5、7
へ送信されたPWM信号の極性を反転させる。たとえ
ば、作業員用リフトが傾斜路を降りる場合、コントロー
ラ600は、作業員用リフトが傾斜路を降りる速度が次
第に増すのにつれて増加するモータ速度を検知し、オペ
レータが選択した駆動速度を維持するために、モータ
5、7に適当な信号を送信する。
【0061】マスタ・プロセッサ400はまた、標準的
なコンピュータによってコントローラ・モジュール30
0を容易に再プログラミングできるように、RS−23
2インタフェース・ポート452を介して他のコンピュ
ータ装置(図示せず)に接続されるように構成される。
【0062】コントローラ・モジュール300は、架台
制御モジュール315とのインタフェースを与えるCA
Nコントローラ410も含む。CANコントローラ41
0と架台制御モジュール315は、コントローラ・エリ
ア・ネットワーク(CAN)バスを介して互いに通信す
る。CANバスは、自動車業界で広く使用されている、
RS−232プロトコル構造と極めて類似したプロトコ
ルを含む。CANコントローラ410は、CANドライ
バ488を通じて架台制御モジュール315と通信す
る。所望の作業員用リフト移動(リフトまたは駆動のい
ずれか)に関するオペレータ入力をある形で実行する
か、または他の形で実行するかをマスタ・プロセッサ4
00が判定できるように、CANコントローラ410
は、このような受信信号を信号線449を介してマスタ
・プロセッサ400に中継する。
【0063】CANコントローラ410は、ドライバ4
40を介してポンプ接触器380、上昇弁370、下降
弁375に信号を出力する。CANコントローラ410
は、駆動停止入力390、速度低減入力392、および
充電器インタロック入力395を含め、いくつかの検知
論理入力も受信する。これらの検知論理入力は、信号線
449を介してマスタ・プロセッサ400に中継され
る。
【0064】架台制御モジュール315のより詳細なブ
ロック図を図9に示す。ジョイスティック310は、多
軸装置であり、中立中央位置から任意の角方向に位置決
めすることができる。ジョイスティック310は、オペ
レータが放したときに中央中立位置に戻るよう、バネも
備えている。さらに、ジョイスティック310は、作業
員用リフト200の特定の駆動移動速度を実施するため
に中央位置から複数の距離だけ離れた位置に位置決めす
ることができる。すなわち、作業員用リフト200が駆
動モードであるときに中立位置に対してわずかに順方向
の位置にジョイスティック310を保持した場合、作業
員用リフト200は、第1の速度、たとえば毎時4分の
1マイルで順方向に駆動される。作業員用リフト200
が駆動モードのときに中立位置に対する最大順方向位置
にジョイスティック310を保持した場合、作業員用リ
フト200は、第1の速度よりも高い第2の速度、たと
えば毎時2マイルで順方向へ駆動される。ジョイスティ
ック310は、誘導装置(すなわち、リゾルバ)または
抵抗装置(すなわち、電位差計)のいずれかとして構築
することができる。
【0065】次に、図9を参照すると分かるように、架
台制御モジュール315は、CANコントローラIを有
する入出力装置(装置I)558と、CANコントロー
ラIIを有する入出力装置(装置II)560とを含
む。装置Iは、ジョイスティック310の特定の移動を
示す誘導入力または抵抗入力などの様々なオペレータ入
力と、速度電位差計561からの入力を受信する。これ
らの入力はそれぞれ、アナログ入力であり、装置Iへの
アナログ入力ポート577を通過する。装置Iは、上昇
入力520、下降入力530、動作可能入力510、お
よびホーン入力515を含め、様々なオペレータ入力も
受信する。これらの入力はそれぞれ、架台制御ステーシ
ョン315(図10参照)上のそれぞれの押しボタンに
対応し、押されると、それぞれの信号がディジタル入力
ポート579によって受信され、装置Iに渡される。装
置Iは、これらの信号のそれぞれをCANプロトコルに
匹敵するように変換し、これらの信号をCANバス回線
上で送信CANドライバ562に出力する。送信CAN
ドライバ562の出力は、図8に示したように、コント
ローラ・モジュール300のCANコントローラ410
へ送信される。
【0066】再び図9を参照すると分かるように、装置
IIは、CANバスを通じ、受信CANドライバ563
を介してコントローラ・モジュール300から信号を受
信する。この信号は、作業員用リフト200がある種の
非安定状態で動作しているとコントローラ・モジュール
300が判定した場合に、架台制御ステーション315
上で様々な警告灯を作動させることができる。たとえ
ば、上昇ボタンを押し下げた場合、その入力が装置Iか
らコントローラ・モジュール300へ送信される。コン
トローラ・モジュール300は、上昇モードを実行すべ
きであるかどうかを判定し、そうである場合、装置II
へ上昇信号を送信すると共に、上昇弁370(図9参
照)を開くために適当な信号を送信する。装置IIは、
コントローラ・モジュール300から受信した信号に基
づいて、上昇LED533を点灯させる信号を送信す
る。装置IIは、下降LED534、動作可能LED5
35、ホーンLED536、ならびにバッテリ充電状態
および警告/障害コードを示す10−LED−バー53
7(LEDバー・ドライバ538を介して制御される)
も制御する。
【0067】本発明によるシステムのコントローラ・モ
ジュール300は、車椅子産業で使用されるコントロー
ラ・モジュールを適応したものである。好ましい形態に
おいて、コントローラ・モジュール300は、CANバ
ス技法を組み込んだ、カーティス・アンド・ザウグ(Cu
rtis & Zaugg)社製のZAUGG MC−1モジュール
である。もちろん、本発明によるシステムでは、CAN
バス技法を使用する他のタイプのコントローラ・モジュ
ールを使用することができる。
【0068】本発明によるシステムの概略図を図11に
示す。架台制御モジュール315は、制御線320を介
してコントローラ・モジュール300と通信する。次
に、図12を参照すると分かるように、制御線320
は、電圧供給線320a、好ましくは24V線を含む。
制御線320は、ON/OFF線320b、スペア線3
20c、中央検出線320d、0V線(接地)320
e、CAN−L線320f、およびCAN−H線320
gも含む。コントローラ・モジュール300は、ジョイ
スティック310の入出力ポート310aに接続された
入出力ポート300aを有する。コントローラ・モジュ
ール300は、右DCモータ7に接続された入出力ポー
ト300bと、左DCモータ5に接続された入出力ポー
ト300cと、検知入力制限スイッチ、上昇弁、下降
弁、および外部ホーンに接続された入出力ポート300
dと、バッテリ260および充電器270(図11)に
接続された入出力ポート300eとを有する。
【0069】再び、図12に示されたコントローラ・モ
ジュール300とジョイスティック310との間の接続
を参照すると分かるように、24V線320aおよび0
V線320eは、架台制御モジュール315に必要なハ
イ電圧およびロー(接地)電圧を供給する。ON/OF
F線320bは、架台制御モジュール315がオンにさ
れているか、それともオフにされているかを判定するた
めに使用される。線320cは、将来使用するスペアと
して保持されている。1つの可能な用途は、線320c
を緊急フラッシュ線として使用し、コントローラ・モジ
ュール300によって危険条件が検知されたときに架台
制御モジュール315上の警告灯を点灯させることであ
る。中央検出線320dは、架台制御モジュール315
の出力であり、ジョイスティック310が中央位置にあ
るかどうか、すなわちジョイスティック310が動かさ
れたかどうかを示す信号を出力する。
【0070】CAN−L線320fおよびCAN−H線
320gは、コントローラ・モジュール300と架台制
御モジュール315との間で情報を前後に伝送するため
に使用される2本の双方向CANプロトコル線である。
これらのCAN線はそれぞれ、0Vから5Vの範囲内で
速度約100kHzで信号を伝送する。たとえば、コン
トローラ・モジュール300によって障害が判定された
場合、この情報は、CAN−H線とCAN−L線のうち
の一方を介して架台制御モジュール315へ送信され、
それによって架台制御モジュール315で警告灯がオン
になる。さらに、ジョイスティック310を右順方向
(すなわち、ジョイスティック310の上方から見て2
時の方向)へ移動させた場合、所望の右旋回を示す情報
がCAN−H線およびCAN−L線を介してコントロー
ラ・モジュール300へ送信される。また、上昇ボタン
が押されている場合、この情報もCANバス線を介して
コントローラ・モジュール300へ送信される。
【0071】図11には、コントローラ・モジュール3
00と左右のモータ5、7との間の接続状態も示されて
いる。コントローラ・モジュール300は、パルス幅変
調(PWM)信号を線710、712上で左モータ5に
出力し、PWM信号を線716、718上で右モータM
7に出力する。これらの信号に基づいて、DCモータ
5、7の回転速度が制御され、DCモータ5、7の回転
方向が制御される。コントローラ・モジュール300は
また、ブレーキ信号を線722、724上で左モータ5
用のブレーキ444へも出力し、線726、728上で
右モータ7用のブレーキ446に出力する。ワッチ・ド
ッグ回路442(図8参照)は、マイクロプロセッサが
誤動作を犯していないかどうかを監視する。
【0072】再び図11を参照すると分かるように、コ
ントローラ・モジュール300は、線370a、375
aを介してそれぞれ、上昇弁370および下降弁375
の開閉も制御する。コントローラ・モジュール300
は、速度低減制限スイッチ392、ブレーキ制限スイッ
チ723a、723b、地上すき間制御スイッチ724
a、724bからの検知入力を受信する。コントローラ
・モジュール300は、線760を介して24Vバッテ
リ260に接続され、線770を介して充電器270に
も接続される。充電器270は、線772、774を介
してバッテリ260に接続される。
【0073】キー・スイッチ707は、地上制御ステー
ションに配置され、a)架台、b)地上、およびc)オ
フの3つの位置のうちの1つにセットすることができ
る。キー・スイッチ707が架台位置にあるとき、コン
トローラ・モジュール300によって架台制御ステーシ
ョン315から受信される入力のみを使用して作業員用
リフト200が制御される。同様に、キー・スイッチ7
07が地上位置にあるときは、地上制御ステーションか
ら受信される入力のみを使用して作業員用リフト200
が制御される。キー・スイッチ707がオフ位置にある
ときは、どちらの制御ステーションからも作業員用リフ
ト200を操作することはできない。
【0074】コントローラ・モジュール300はまた、
架台制御ステーション315でオペレータによってホー
ン・ボタン575が押されたときには外部ホーン791
を作動させる信号も出力する。この入力は、CAN−L
線320fおよびCAN−H線320gを介してコント
ローラ・モジュール300によって受信される。
【0075】次に、本発明による作業員用リフトの駆動
かじ取りシステムの機能についてさらに詳しく説明す
る。
【0076】緊急停止(EMS)スイッチ540は、架
台制御ステーション315に配置される。EMSスイッ
チ540を活動化すると、すべての機能へのすべての電
力が遮断される。
【0077】作業員用リフトに電力を供給するときは、
すべての機能入力が開放(非活動化)位置にあるはずで
ある。電力投入時に何らかの機能が活動状態にある場
合、すべての機能は動作不能になり、障害が示される。
この機能を停止し、装置をオフにしてからオンにする
と、障害がクリアされる。
【0078】a)動作可能入力が活動化された後、所定
の時間、たとえば3秒窓以内に機能が選択されるか、ま
たはb)他の機能が所定の時間未満、すなわち3秒未満
だけ操作された場合に、作業員用リフト200に電力を
投入すると、すべての機能が動作可能になる。本発明に
よるシステムでは、1つの機能は駆動モードに対応し、
他の機能はリフト・モードに対応する。
【0079】ある機能が操作されているとき、動作可能
入力510を間欠的に作動させても無視される。また、
ある機能が操作されているときは、動作可能入力510
を所定の時間以上、たとえば10秒間にわたって閉じた
ままにしておくと、障害が引き起こされる。しかし、終
了するまでその機能を動作し続けることが可能である。
その機能が終了した時点で、すべての機能は、動作可能
入力510が循環するまで動作不能になる。
【0080】次に、図10を参照すると分かるように、
順方向駆動モードは、オペレータがまず架台制御ステー
ション315で動作可能ボタン510を押し、次いで、
動作可能ボタン510が押されてから3秒窓以内にジョ
イスティック310を順方向位置(すなわち、上方から
ジョイスティックを見たときに12時の位置)へ動かす
ことによって開始される。順方向駆動モードのとき、駆
動モータ5、7は選択された順方向速度(全速、低減速
度、または可変入力)まで加速する。このモードが選択
解除され、すなわちオペレータによってジョイスティッ
ク310が解放されると、コントローラ・モジュール3
00は、コントローラ・モジュール300自体を架台制
御モジュール315に接続する制御線320を介してこ
の情報を受信する。コントローラ・モジュール300は
次いで、DCモータ5、7を停止させるよう減速させる
信号を出力し、ブレーキも作動させる。作業員用リフト
200の可動架台部220が完全引き込み位置にあるか
どうかにどうかに応じて、コントローラ・モジュール3
00への速度低減入力により決定されるように、作業員
用リフト200の所望の順方向速度または逆方向速度を
ある程度低減させることも、またが完全に実行不能にす
ることもできる。安全のために、作業員用リフト200
を上昇させるときは、作業員用リフト200の安定を維
持するために作業員用リフト200の駆動は低速でしか
実行できない。本発明によるシステムでは、このような
安全条件がソフトウェア・プログラム可能であり、作業
員用リフト200が使用される場所(すなわち、国)に
応じて安全要因を変更することができる。
【0081】たとえば、ある場所では、作業員用リフト
200の可動部220がある高度よりも上方にあるとき
に駆動機能を完全に動作不能にすることができ、他の場
所では、駆動機能を、低減された速度で動作可能にする
ことができる。作業員用リフト200が使用される場所
に基づいて、コントローラ・モジュール300を、ある
種のオペレータ入力がある種のオペレータ入力を抑制す
るか、または検知入力に基づいてある種のオペレータ入
力を抑制するようにプログラムすることができる。
【0082】1つの検知入力は地上すき間制御入力(図
示せず)であり、地上すき間制御システムが作動したか
どうかを示す。地上すき間制御入力は、作業員用リフト
200の基部210の底部すき間を約2”から約1/
2”に減少させる。コントローラ・モジュール300
は、地上すき間制御入力を監視することによって、地上
すき間制御システムが作動しているかどうかを判定する
ことができる。作業員用リフト200の可動部220が
完全引き込み位置から上昇したときに何らかの理由で地
上すき間制御システムが設定されていない場合、安全の
ために作業員用リフト200の駆動移動は抑制される。
【0083】次に、図10を参照すると分かるように、
逆方向駆動モードは、オペレータがまず架台制御ステー
ション315で動作可能ボタン510を押し、次いで、
動作可能ボタン510が押されてから3秒窓以内にジョ
イスティック310を逆方向位置(すなわち、上方から
ジョイスティックを見たときに6時の位置)へ動かすこ
とによって開始される。逆方向駆動モードのとき、駆動
モータ5、7は選択された逆方向速度(全速、低減速
度、または可変入力)まで加速する。このモードが選択
解除され、すなわちオペレータによってジョイスティッ
ク310が解放されると、コントローラ・モジュール3
00は、コントローラ・モジュール300自体を架台制
御モジュール315に接続する制御線320を介してこ
の情報を受信する。コントローラ・モジュール300は
次いで、DCモータ5、7を停止させるよう、減速さ
せ、ブレーキも作動させる。
【0084】順方向駆動モードでも逆方向駆動モードで
も、動作可能ボタン510が押されてから3秒よりも長
い時間が経過して初めてジョイスティック310が動か
された場合、駆動モードは開始されない。したがって、
駆動モードを開始するためには、オペレータは所定の時
間(好ましい態様では3秒であるが、任意の時間にプロ
グラムすることができ、それでも本発明の範囲内であ
る)以内にジョイスティック310を係合しなければな
らない。
【0085】上昇モードは、オペレータがまず、架台制
御ステーション315で動作可能ボタン510を押し、
次いで3秒窓以内に架台制御ステーション315で上昇
ボタン520を押すことによって開始される。上昇モー
ドのときは、ポンプ接触器380(図11参照)が閉じ
バッテリ260の電圧がポンプ・モータ280に与えら
れ、所定の経過時間後に上昇弁370が開く。一例で
は、所定の経過時間は1秒である。このモードを選択解
除すると(すなわち、オペレータが上昇ボタン520か
ら指を放すと)、ポンプ接触器380が開き、上昇弁3
70が閉じる。
【0086】下降モードは、オペレータがまず、架台制
御ステーション315で動作可能ボタン510を押し、
次いで3秒窓以内に架台制御ステーション315で下降
ボタン530を押すことによって開始される。下降モー
ドのときは、下降弁375が開く。このモードを選択解
除すると(すなわち、オペレータが下降ボタン530か
ら指を放すと)、下降弁375が閉じる。
【0087】速度低減入力392(図8参照)は、作業
員用リフト200の可動部220が完全引き込み位置に
あるかどうかを示す入力をコントローラ・モジュール3
00に与える。
【0088】駆動停止入力390は、作業員用リフト2
00の可動部220が所定の高度よりも上方にあるかど
うかを示す入力をコントローラ・モジュール300に与
える。
【0089】ブレーキ状況入力394は、ブレーキ44
4、446(図11参照)が手動で無効にされているか
どうかに関する入力をコントローラ・モジュール300
に与える。
【0090】コントローラ・モジュール300は、これ
らの検知入力に基づき、下記に示す表1に基づいて、受
信された特定のオペレータ入力を実行するか、または受
信された特定のオペレータ入力を動作不能にするか、ま
たは受信された特定のオペレータ入力を抑制する。
【0091】
【表1】 本発明によるシステムの一例では、速度低減モードにお
いて駆動速度が通常の最大値の25%に低減される。表
2は、駆動機能およびリフト機能に対して制限スイッチ
を作動させたときの様々な効果を列挙したものである。
【0092】
【表2】 充電器インタロック入力395は、コントローラ・モジ
ュール300によって受信され、活動状態のときは、コ
ントローラ・モジュール300によってすべての駆動機
能が動作不能にされる。充電器インタロック入力395
は、充電器270によってAC電力が供給されているか
どうかをコントローラ・モジュール300に知らせる。
表2から、充電器インタロック入力395が活動状態の
ときには上昇機能および下降機能が可能であることに留
意されたい。
【0093】表2に示した他の入力は傾斜センサ入力
(図示せず)であり、この入力は、作業員用リフトが傾
斜状態であるとき(すなわち、傾斜路にある)にそれを
コントローラ・モジュール300に知らせる。作業員用
リフト200が傾斜状態にあり、作業員用リフト200
の可動部220が完全に引き込まれているわけではない
ときは、下降モードしか実行できない。作業員用リフト
200が傾斜状態であるとき、駆動モードを実行できる
のは、作業員用リフト200の可動部220が完全に引
き込まれているときだけである。
【0094】ジョイスティック310を動かすと、ジョ
イスティック310の移動方向および中央位置からの移
動量がコントローラ・モジュール300へ送られる。作
業員用リフト200の移動速度は、架台制御ステーショ
ン315で、最小位置と最大位置との間の任意の位置に
旋回させることができる回転スイッチ、すなわち電位差
計561を介して制御することができる。これによっ
て、オペレータは作業員用リフト200の駆動移動の最
小/最大速度を制御することができる。
【0095】本発明によるシステムでは、リフト・モー
ドは従来型の水力系によって実行され、駆動モードは、
特定の駆動移動を実行するために、左右のDCモータ
5、7に適当な量のエネルギーを与える後輪駆動システ
ムによって実行される。駆動モードでは、加速度または
減速度をソフトウェア制御を介して修正することができ
る。また、作業員用リフト200が駆動モードで旋回す
る際、コントローラ・モジュール300は、最大許容速
度を、順方向へ直接に移動する際の最大許容速度の約7
0%に低減させる。この場合も、この値はソフトウェア
を介して変更することができる。
【0096】前述のように、キャスタ前輪240は、任
意の方向(すなわち、360度移動範囲)に回転可能で
あり、コントローラ300により制御されない。架台制
御ステーション315は、10LEDディスプレイ(図
10参照)として表示されるバッテリ状況インジケータ
537を有する。オペレータは、特定の時間に点灯して
いるLEDの数に基づいて、バッテリ260の充電容量
を知る。
【0097】本発明によるシステムでは、コントローラ
・モジュール300は、作業員用リフト200の基部2
10に配置されるが、作業員用リフト200の可動部2
20に配置することもできる。前記の制御システムはリ
フト・モードと駆動モードの両方を扱うが、オペレータ
の移動範囲を広げるため作業員用リフト200の可動部
220からデッキを伸長し、デッキ・モードを扱うよう
にすることは容易である。この「デッキ・モード」は、
オペレータが動作可能ボタン50を押し、次いで3秒の
制限時間内に架台制御ステーション上の「デッキ・モー
ド」押しボタンを押すことによって動作可能になる。
【0098】前述の制御システムは垂直マスト作業員用
リフトで使用されるものであるが、伸縮リフト、ブーム
形リフト、連接リフト、またははさみ形リフトなど、他
のタイプの作業員用リフトに適用することもできる。
【0099】現在本発明による例示的な態様とみなされ
るものを図示し説明したが、当業者には、様々な変更お
よび修正を加えることができ、本発明の真の範囲から逸
脱せずに本発明の要素を等価物で置き換えられることが
理解されよう。また、本発明の中心的な範囲から逸脱せ
ずに、本発明の開示による特定の状況または材料に適応
するように多数の修正を加えることができる。したがっ
て、本発明は、本発明を実施するための最良の形態とし
て開示された特定の態様に限定されず、添付の請求の範
囲に含まれるすべての実施形態を含むものである。
【0100】
【発明の効果】本発明により、リフトを特定の方向へ移
動させるときに駆動輪をかじ取りする必要がない垂直作
業員用リフト用の駆動システムが提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】完全引き込み位置の垂直マスト作業員用リフト
を示す図である。
【図2】完全に伸長された位置の垂直マスト作業員用リ
フトを示す図である。
【図3】本発明による垂直マスト作業員用リフトの側面
図である。
【図4】本発明による垂直マスト作業員用リフトの背面
図である。
【図5】本発明による垂直マスト作業員用リフトの平面
図である。
【図6】垂直マスト作業員用リフトの垂直に移動可能な
架台部上の架台制御ステーションの位置を示す図であ
る。
【図7】本発明による架台制御ステーションとコントロ
ーラ・モジュールとの間の接続状態を示すブロック図で
ある。
【図8】本発明によるコントローラ・モジュールのブロ
ック図である。
【図9】本発明による架台コントローラ・モジュールの
ブロック図である。
【図10】本発明による作業員用リフトの可動部に収納
された架台制御モジュールの構成要素の図である。
【図11】本発明による駆動構成要素およびリフト構成
要素の接続状態を示す概略図である。
【図12】本発明による架台制御ステーションとコント
ローラ・モジュールとの間の制御線の図である。
【符号の説明】
5 左後輪DCモータ 7 右後輪DCモータ 10 作業員用リフト架台 20 基部 30 可動架台部 50 スライド・ガイド 200 垂直マスト作業員用リフト 210 基部 220 可動部 230 マスト部 240 前輪 250 後輪 260 バッテリ 270 充電器 280 ポンプ・モータ 300 コントローラ・モジュール 300a 入出力ポート 300b 入出力ポート 300c 入出力ポート 300d 入出力ポート 300e 入出力ポート 310 ジョイスティック 310a 入出力ポート 315 架台制御ステーション(架台制御モジュール) 320 制御線 320a 電圧供給線(24V線) 320b ON/OFF線 320c スペア線 320d 中央検出線 320e 0V線 320f CAN−L線 320g CAN−H線 370 上昇弁 370a 線 375 下降弁 375a 線 380 ポンプ接触器 390 駆動停止入力 392 速度低減入力 394 ブレーキ状況入力 395 充電器インタロック入力 400 マスタ・プロセッサ 403 フル・ブリッジ 404 フル・ブリッジ 410 CANコントローラ 422 回線 433 EEPROM 435 RAM 437 ROM 440 リフト制御ドライバ 442 ワッチ・ドッグ・タイマ回路 444 ブレーキ 446 ブレーキ 448 ブレーキ制御装置 449 信号線 450a (第一の)駆動制御ドライバ 450b (第二の)駆動制御ドライバ 452 RS−232インタフェース・ポート 488 CANドライバ 510 動作可能入力(動作可能ボタン) 515 ホーン入力 520 上昇入力(上昇ボタン) 530 下降入力(下降ボタン) 533 上昇LED 534 下降LED 535 動作可能LED 536 ホーンLED 537 バッテリ状況インジケータ(10−LED−バ
ー) 538 LEDバー・ドライバ 540 緊急停止ボタン(緊急停止スイッチ) 558 CANコントローラIIを有する入出力装置
(装置I) 560 CANコントローラIIを有する入出力装置
(装置II) 561 速度制御ノブ(速度電位差計) 562 送信CANドライバ 563 受信CANドライバ 577 アナログ入力ポート 579 ディジタル入力ポート 707 キー・スイッチ 710 線 712 線 716 線 718 線 722 線 723a ブレーキ制限スイッチ 723b ブレーキ制限スイッチ 724 線 724a 地上すき間制御スイッチ 724b 地上すき間制御スイッチ 726 線 728 線 760 線 770 線 772 線 774 線 791 外部ホーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 597011614 1 JLG Drive, McCon nellsburg, PA, U. S.A. (72)発明者 ウンガー マーク アール. アメリカ合衆国 メリーランド州 ヘイ ガースタウン キングスウッド テラス 313 (56)参考文献 特開 平6−98422(JP,A) 特開 平7−133099(JP,A) 特開 平5−338999(JP,A) 特開 平5−338555(JP,A) 特開 昭52−79423(JP,A) 実開 平6−54700(JP,U) 実開 昭59−88096(JP,U) 実開 昭51−22305(JP,U) 特公 昭48−7149(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部と可動部とを有する作業員用リフトの
    駆動制御システムであって、前記基部の底面に取り付け固定され、前記基部の幅方向
    の軸にほぼ整列する単一の軸を主軸として回転する 第1
    後輪および第2後輪と、 前記第1後輪および第2後輪にそれぞれ接続され、前記
    第1後輪および第2後輪に回転運動を与える第1モータ
    および第2モータと、前記第1モータおよび第2モータに流れる駆動電流また
    はそれらの抵抗値の少なくとも一つを監視して監視デー
    タを取得し、作業員用リフトの操作者による動作命令と
    前記監視データとに基づいて、前記第1モータおよび第
    2モータに対して、それぞれ第1駆動信号と第2駆動信
    号とを供給するコントローラとを含んで構成され、 前記第1後輪または第2後輪のいずれもかじ取りせず
    に作業員用リフトを旋回させるために、前記第1モータ
    および第2モータを駆動して、前記第1後輪と第2後輪
    とをそれぞれ回転させ、また前記監視データに基づい
    て、作業用リフトが現在置かれている表面状態を判断し
    て、その表面状態の変化に対応するように前記第1モー
    タおよび第2モータに対して、前記第1駆動信号と第2
    駆動信号とをそれぞれ供給する、駆動制御システム。
  2. 【請求項2】前記第1後輪が作業員用リフトの左後輪に
    対応し、前記第2後輪が作業員用リフトの右後輪に対応
    し、操作者が右旋回動作を命令した場合に、前記第2モ
    ータを前記第1モータよりも低速で回転させる、ことを
    特徴とする請求項1記載の駆動制御システム。
  3. 【請求項3】前記第1モータおよび第2モータは直流
    ータである、ことを特徴とする請求項2記載の駆動制御
    システム。
  4. 【請求項4】前記可動部上に配置され、作業員用リフト
    走行動作および可動架台の昇降動作のうちの一方に関
    する操作者による入力を受け付ける架台制御ステーショ
    ンと、 制御バスとをさらに含んで構成され、 前記コントローラは、前記制御バスを介して前記架台制
    御ステーションに接続 され、前記制御バスを通じて受信
    された走行動作のための操作者による入力に基づいて作
    業員用リフトの所望の走行動作を行わせるためにパルス
    幅変調(PWM)信号を第1モータおよび第2モータに
    出力する、ことを特徴とする 請求項1記載の駆動制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記制御バスが、コントロール・エリア・
    ネットワーク(CAN)バスである、ことを特徴とする
    請求項4記載の駆動制御システム。
  6. 【請求項6】前記コントローラが、前記 CANバスに結合されたCANコントローラと、 CANコントローラならびに第1モータおよび第2モー
    タに結合され、前記可動部が完全に引き込み位置にある
    か否かに応じて、PWM信号をそれぞれ第1レートまた
    は第2レートにおいて前記第1モータおよび第2モータ
    に出力するマスタ・プロセッサとを含んで構成される
    請求項5記載の駆動制御システム。
  7. 【請求項7】前記マスタ・プロセッサに結合され、前記
    可動部の上昇状態を検知する検知手段をさらに含む、請
    求項6記載の駆動制御システム。
  8. 【請求項8】前記作業員用リフトは、前記基部および前
    記可動部に結合された前記可動部を垂直方向に移動させ
    るリフト機構を含み、 前記検知手段が、前記リフト機構に結合され、通常の状
    態においては閉じていて、前記可動部が前記基部に対し
    てある所定の高さよりも上方に位置しているときに開く
    第1スイッチを含む、ことを特徴とする 請求項7記載の
    駆動制御システム。
  9. 【請求項9】前記架台制御ステーションが、 動作可能化ボタンと、 上昇ボタンと、 下降ボタンと、操作されていない状態では中央位置にあるバネが装着さ
    れた ジョイスティックとを含み、 それぞれ、操作者によって前記動作可能化ボタンが押さ
    れたか、前記上昇ボタンが押されたか、または前記下降
    ボタンが押されたのかを示す第1信号、第2信号、第3
    信号および第4信号、ならびに操作者によってジョイス
    ティックが操作された方向を示す第5信号が、前記制御
    バスを通じてコントローラへ送信され、前記ジョイスティックは、ジョイスティックが前記中央
    位置から所定の距離内にある第1位置に動かされた場合
    に前記作業員用リフトの第1速度での走行を指示する第
    1走行信号を出力し、ジョイスティックが前記中央位置
    から前記所定の距離外にある第2位置に動かされた場合
    に前記作業員用リフトの第2速度での走行を指示する第
    2走行信号を出力する、ことを特徴とする 請求項3記載
    の駆動制御システム。
  10. 【請求項10】前記作業員用リフトをある中心点の周り
    回転させるために、前記第2モータは第1回転方向に
    第1レートで駆動され前記第1モータは前記第1回転
    方向とは反対の第2回転方向に前記第1レートで駆動さ
    れる、ことを特徴とする請求項1記載の駆動制御システ
    ム。
  11. 【請求項11】基部と可動部とを有する作業員用リフト
    の駆動制御システムであって、前記基部の底面に取り付け固定され、前記基部の幅方向
    の軸にほぼ整列する単一の軸を主軸として回転する 第1
    後輪および第2後輪と、前記 第1後輪および第2後輪にそれぞれ接続され、前記
    第1後輪および第2後輪に回転運動を与える第1モータ
    および第2モータと、前記 基部の底面に旋回可能に取り付けられ、任意の角度
    方向に回転する第1前輪および第2前輪と、前記第1モータおよび第2モータに流れる駆動電流また
    はそれらの抵抗値の少なくとも一つを監視して監視デー
    タを取得し、作業員用リフトの操作者による動作命令と
    前記監視データとに基づいて、前記第1モータおよび第
    2モータに対して、それぞれ第1駆動信号と第2駆動信
    号とを供給するコントローラを含んで構成され、 前記 第1後輪または第2後輪のいずれをもかじ取りせず
    に作業員用リフトを旋回させるために、前記第1モータ
    および第2モータを駆動して、前記第1後輪と第2後輪
    とをそれぞれ回転させ、前記第1前輪および前記第2前
    輪は作業員用リフトの旋回動作中には自由に回転して前
    記駆動制御システムによってはかじ取りされず、また前記監視データに基づいて、作業用リフトが現在置
    かれている表面状態を判断して、その表面状態の変化に
    対応するように前記第1モータおよび第2モータに対し
    て、前記第1駆動信号と第2駆動信号とをそれぞれ供給
    する 、駆動制御システム。
  12. 【請求項12】前記第1後輪が作業員用リフトの左後輪
    に対応し、前記第2後輪が作業肩用リフトの右後輪に対
    応し、操作者が右旋回動作を命令した場合に、前記第2
    モータを前記第1モータよりも低速で回転させる、こと
    を特徴とする請求項11記載の駆動制御システム。
  13. 【請求項13】前記第1モータおよび第2モータは直流
    モータである、ことを特徴とする請求項12記載の駆動
    制御システム。
  14. 【請求項14】前記第1前輪および第2前輪は、キャス
    ター・ホイールである、ことを特徴とする請求項11記
    載の駆動制御システム。
  15. 【請求項15】操作者が右旋回動作を命令した場合に、
    前記第2モータを前記第1モータよりも低速で回転させ
    る、ことを特徴とする請求項11記載の駆動制御システ
    ム。
  16. 【請求項16】前記可動部上に配置され、作業員用リフ
    トの走行動作および可動架台の昇降動作のうちの一方に
    関する操作者による入力を受け付ける架台制御ステーシ
    ョンと、 制御バスとをさらに含んで構成され前記コントローラは、前記制御バスを介して前記架台制
    御ステーションに接続され、前記制御バスを通じて受信
    された走行動作のための操作者による入力に基づいて、
    作業員用リフトの所望の走行動作を行わせるために第1
    および第2パルス幅変調(PWM)信号を第1モータお
    よび第2モータにそれぞれ出力し、前記コントローラは
    さらに、操作者が入力した走行命令に関わらず前記作業
    員用リフトの固定加速レートまたは減速レートを提供
    し、ソフトウェア制御によって動作して、前記固定加速
    レートまたは減速レートはソフトウェアによって変更可
    能である、ことを特徴とする 請求項11記載の駆動制御
    システム。
  17. 【請求項17】前記制御バスが、コントロール・エリア
    ・ネットワーク(CAN)バスである、ことを特徴とす
    請求項16記載の駆動制御システム。
  18. 【請求項18】前記コントローラが、前記 CANバスに結合されたCANコントローラと、 CANコントローラならびに第1モータおよび第2モー
    タに結合され、前記可動部が完全に引き込み位置にある
    か否かに応じて、第1および第2PWM信号をそれぞれ
    第1レートまたは第2レートにおいて前記第1モータお
    よび第2モータに出力するマスタ・プロセッサとを含ん
    で構成される、請求項5記載の駆動制御システム。
  19. 【請求項19】前記マスタ・プロセッサに結合され、
    可動部の上昇状態を検知する検知手段をさらに含む、
    請求項6記載の駆動制御システム。
  20. 【請求項20】前記作業員用リフトは、前記基部および
    前記可動部に結合され前記可動部を垂直方向に移動させ
    リフト機構を含み、前記検知手段が、前記リフト機構に結合され、通常の状
    態においては閉じていて、前記可動部が前記基部に対し
    てある所定の高さよりも上に位置しているときに開く第
    1スイッチを含む、ことを特徴とする 請求項19記載の
    駆動制御システム。
  21. 【請求項21】基部と可動部とを含んで構成され
    部に対して移動方向に固定された第1後輪および第2後
    輪と、該基部に旋回可能に取り付けられた第1前輪およ
    び第2前輪とを有する作業員用リフトを移動させる方法
    であって、 (a)作業員用リフトの所望の走行動作の操作者入力を
    受け付ける段階と、 (b)前記受け付けた操作者入力に基づいて、所望の
    行動作を実現するために、前記第1後輪に結合された第
    1モータに第1信号を送信し、前記第2後輪に結合され
    た第2モータに第2信号を送信する段階と、 (c)前記第1モータおよび第2モータの導通電流値ま
    たは抵抗値のすくなくとも一つを検知して、検知データ
    を得る段階と、 (d)前記検知データに基づいて、前記第1および第2
    信号を修正し、前記作業員用リフトが走行している表面
    に無関係に前記所望の走行動作を実現する段階とを含
    、 前記作業員用リフトの前記第1および第2前輪は走行動
    作の際に制御されない、ことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】前記第1信号および第2信号はPWM信
    であって、右旋回が所望の走行動作である場合には前
    記第1信号は前記第2信号よりも大きなパルス幅を持
    ち、前記作業員用リフトの右後輪に対応する前記第2後
    輪は前記作業員用リフトの左後輪に対応する前記第1後
    輪よりも低速で動き、左旋回が所望の走行動作である場
    合には前記第1信号は前記第2信号よりも小さなパルス
    幅を持ち、前記第2後輪は前記第1後輪よりも高速で動
    く、ことを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】前記第1前輪および第2前輪は、キャス
    ター・ホイールである、ことを特徴とする請求項21記
    載の方法。
  24. 【請求項24】まっすぐな順方向またはまっすぐな逆方
    向の走行動作のうちの一方が所望の動作である場合に、
    前記第1信号は前記第2信号と同一のパルス幅を有し、
    それにより前記第2後輪は前記第1後輪と実質的に同じ
    速度で動く、ことを特徴とする請求項21記載の方法。
  25. 【請求項25】前記動作可能化ボタンの作動後、一定の
    時間内に、前記上昇ボタン、前記下降ボタンおよび前記
    ジョイスティックのいずれか一つが操作された場合に、
    前記コントローラによりそれに対応する命令が生成され
    て対応する前記作業者用リフトの動作が実行され、前記
    動作可能化ボタンの操作後、上記一定の時間経過後に、
    前記上昇ボタン、前記下降ボタンおよび前記ジョイステ
    ィックのいずれか一つが操作された場合には、前記コン
    トローラによる命令は生成されず、対応する前記作業者
    用リフトの動作も実行されない、ことを特徴とする請求
    項9記載の駆動制御システム。
  26. 【請求項26】前記上昇ボタン、前記下降ボタンおよび
    前記ジョイスティックのいずれか一つが操作された後、
    一定時間内に、動作可能化ボタンがされることなしに、
    前記上昇ボタン、前記下降ボタンおよび前記ジョイステ
    ィックのいずれか一つであって直前に操作されたものと
    は異なったものが操作された場合には、前記コントロー
    ラにより最新に操作されたボタンに対応する命令が生成
    される、ことを特徴とする請求項25記載の駆動制御シ
    ステム。
JP9041366A 1996-01-18 1997-01-20 垂直マスト作業員用リフト用の駆動システム Expired - Lifetime JP2818590B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US8/588,371 1996-01-18
US08/588,371 US5740887A (en) 1996-01-18 1996-01-18 Drive system for vertical mast personnel lift
US08/588,371 1996-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09315799A JPH09315799A (ja) 1997-12-09
JP2818590B2 true JP2818590B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=24353570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9041366A Expired - Lifetime JP2818590B2 (ja) 1996-01-18 1997-01-20 垂直マスト作業員用リフト用の駆動システム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5740887A (ja)
EP (1) EP0785168B1 (ja)
JP (1) JP2818590B2 (ja)
KR (1) KR100226170B1 (ja)
AU (1) AU715810B2 (ja)
CA (1) CA2195160C (ja)
DE (1) DE69722977T2 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5992562A (en) * 1996-01-26 1999-11-30 Jlg Industries, Inc. Scissor lift control apparatus
US6297744B1 (en) * 1998-07-11 2001-10-02 Paul D. Baillargeon Aerialift warning system and method
DE19839234A1 (de) * 1998-08-28 2000-03-09 Still Wagner Gmbh & Co Kg Flurförderzeug mit anhebbarem Fahrerstand und Verfahren zum Betreiben des Flurförderzeugs
SG82672A1 (en) * 1999-02-04 2001-08-21 Snorkel International Inc Aerial work platform boom having ground and platform controls linked by a controller area network
US6382359B1 (en) * 1999-10-29 2002-05-07 Jungheinrich Aktiengesellschaft Hand/co-traveller lift truck with a holding bar
US6325176B1 (en) * 2000-02-10 2001-12-04 Sörensen Hydraulik Zweigniederlossung Ulfborg Filial af Sörensen Hydraulik GmbH Tyskland Control unit of loading platform system
US6595330B1 (en) * 2001-01-31 2003-07-22 Gehl Company Work platform control system for a boom-type vehicle
DE10307622B4 (de) * 2003-02-22 2010-08-05 Linde Material Handling Gmbh Antriebsachse mit integriertem Elektromotor für eine Hydraulikpumpe
DE10325127A1 (de) * 2003-06-04 2004-12-23 Linde Ag Antriebseinrichtung mit einem Fahrantrieb und einer Arbeitshydraulik
DE102005050990B4 (de) * 2005-10-25 2010-02-11 Herrmann, Johannes Hubstempel für Hebebühnen und Hebebühne
WO2007068000A2 (en) * 2005-12-09 2007-06-14 Abraham Vasant Apparatus and system for efficient and maneuverable vehicle
US10358331B2 (en) * 2010-12-20 2019-07-23 Jlg Industries, Inc. Work platform with protection against sustained involuntary operation
US8474794B2 (en) 2009-03-06 2013-07-02 Liko Research & Development Ab Lift control systems for lifting devices and lifting devices comprising the same
US10124999B2 (en) 2010-12-20 2018-11-13 Jlg Industries, Inc. Opto-electric system of enhanced operator control station protection
US10029899B2 (en) 2010-12-20 2018-07-24 Jlg Industries, Inc. Work platform with protection against sustained involuntary operation
DE102011105953A1 (de) * 2011-06-29 2013-01-03 Linde Material Handling Gmbh Flurförderzeug mit Sicherheitsvorrichtung
CN104040095B (zh) 2011-10-17 2016-08-17 Jlg工业公司 坑洞保护组件以及具有坑洞保护组件的剪刀式升降机
US9440830B2 (en) 2011-12-14 2016-09-13 Big Lift, Llc Personnel lift vehicle
CN102556897B (zh) 2011-12-14 2014-05-28 浙江中力机械有限公司 电动拣选车
EP2626273B1 (en) 2012-02-08 2020-04-08 Humanscale Corporation Accessory cart
US9554683B2 (en) 2012-05-03 2017-01-31 Nss Enterprises, Inc. Dual drive floor scrubber
JP5972451B2 (ja) 2012-05-04 2016-08-17 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company エレベータシーブ上へ基材を貼付するための方法および装置
US9527713B2 (en) * 2012-05-23 2016-12-27 Altec Industries, Inc. Low power control system for an elevated work platform
WO2014152550A2 (en) * 2013-03-15 2014-09-25 Stryker Corporation Medical support apparatus
CZ305593B6 (cs) * 2013-09-25 2015-12-30 Vysoké Učení Technické V Brně Samohybná pojízdná platforma
USD730614S1 (en) 2013-11-26 2015-05-26 Big Lift, Llc. Personnel lift vehicle
US9635990B2 (en) 2014-11-18 2017-05-02 Nss Enterprises, Inc. Floor cleaning or burnishing machine pivot suspension
ES2904497T3 (es) 2015-11-13 2022-04-05 Humanscale Corp Una estación de tecnología médica y método de uso
CA2946013C (en) * 2015-11-24 2019-10-01 Jlg Industries, Inc. Work platform with protection against sustained involuntary operation
CN205575519U (zh) 2016-03-29 2016-09-14 石东风 一种新型剪刀式高空作业车
US10766751B2 (en) * 2016-04-14 2020-09-08 The Raymond Corporation Systems and methods for a public standard interface for material handling vehicles
DE202016104869U1 (de) * 2016-09-05 2017-12-07 G. Staehle Gmbh U. Co. Kg Fahrbares Reinigungsgerät
WO2018156203A1 (en) * 2017-02-24 2018-08-30 Marquette University Electrical power assisted device for controlling an aerial bucket with a hydraulic movement system
US10991279B1 (en) 2017-04-06 2021-04-27 Kooima Ag, Inc. Mobile elevating apparatus
US10467932B1 (en) 2017-04-06 2019-11-05 Kooima Company Mobile elevating apparatus
WO2019204608A1 (en) * 2018-04-20 2019-10-24 Jlg Industries, Inc. Mobile elevating work platform/stock picker
CN112357852B (zh) * 2020-11-07 2021-12-17 广西电网有限责任公司南宁供电局 一种电力设备安装用防护型托举装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3817346A (en) * 1972-08-21 1974-06-18 D Wehmeyer Mobile scaffolding
US4258825A (en) * 1978-05-18 1981-03-31 Collins Pat L Powered manlift cart
DE3003287A1 (de) * 1979-02-05 1980-08-14 Volvo Ab Selbststeuerndes fahrzeug
US4375840A (en) * 1981-09-23 1983-03-08 Campbell Jack L Mobile support
US4471273A (en) * 1983-01-05 1984-09-11 Towmotor Corporation Dual-motor control apparatus
US4511015A (en) * 1983-06-15 1985-04-16 Purdy Paul J Manlift
US4598797A (en) * 1984-04-13 1986-07-08 Clark Equipment Company Travel/lift inhibit control
US4819758A (en) * 1984-06-07 1989-04-11 Eds Technologies Inc. Vehicle for delivering large cylindrical shaped loads and the like
JPS61235220A (ja) * 1985-04-10 1986-10-20 Casio Comput Co Ltd 全方向移動車
EP0417326A4 (en) * 1989-03-31 1991-08-07 Kabushiki Kaisha Shikoku Sogo Kenkyujo Electric car
US5281901A (en) * 1990-12-03 1994-01-25 Eaton-Kenway, Inc. Downward compatible AGV system and methods
US5174593A (en) * 1990-10-01 1992-12-29 Leonard Studio Equipment, Inc. Camera dolly
US5203425A (en) * 1991-03-13 1993-04-20 Wehmeyer Donald T Personnel lift devices
US5547038A (en) * 1991-08-01 1996-08-20 Madwed; Albert Wheeled chassis having independently pivotable drivewheels for omnidirectional motion
CA2133318A1 (en) * 1992-04-28 1993-11-11 Christopher John Glenn Control means for electrically driven vehicules
KR940002124A (ko) * 1992-07-06 1994-02-16 최관식 중장비 차량의 자동 주향장치
JPH0698422A (ja) * 1992-09-11 1994-04-08 Seirei Ind Co Ltd 高所作業車の速度制御
JPH0654700U (ja) * 1992-12-28 1994-07-26 株式会社アイチコーポレーション 高所作業車の走行制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09315799A (ja) 1997-12-09
US5740887A (en) 1998-04-21
CA2195160A1 (en) 1997-07-19
EP0785168A3 (en) 1998-10-07
DE69722977T2 (de) 2004-05-19
EP0785168B1 (en) 2003-06-25
CA2195160C (en) 2004-09-28
EP0785168A2 (en) 1997-07-23
AU715810B2 (en) 2000-02-10
AU1012997A (en) 1997-07-24
DE69722977D1 (de) 2003-07-31
KR100226170B1 (ko) 1999-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2818590B2 (ja) 垂直マスト作業員用リフト用の駆動システム
US8332089B2 (en) Travel controller for work vehicle
CN206530117U (zh) 智能全向移载平台泊车机器人
EP1026120A2 (en) Aerial platform apparatus
CN109229222B (zh) 一种可自动调整转向的爬楼方法及装置
US4679645A (en) Mechanical device for transmitting signals through a swivel connection
JPH07101698A (ja) 高所作業車の速度制御機構
WO2021012476A1 (zh) 一种航食车上装控制方法
JP2014069726A (ja) 作業車
JPH0848252A (ja) 荷 車
JP6546682B1 (ja) 自走式作業機及び自走式作業機の制御システム及び制御方法
JP2020011652A (ja) 自走式作業機及び自走式作業機の制御システム
KR101897713B1 (ko) 자동판매기의 전동식 이동장치
JP5513296B2 (ja) 軌道走行車両の走行制御装置
JP2001182576A (ja) 作業車のエンジン回転数制御装置
JPH0912299A (ja) 作業車の安全装置
GB2383984A (en) Articulated lift truck
JPH09240484A (ja) 階段を昇降可能な移動装置
JP2524875Y2 (ja) 自走式移動台車
JP2000281297A (ja) 電気駆動式作業機の安全装置
JP2574938Y2 (ja) 作業車の安全装置
JP2019213524A (ja) 自走式作業機及び自走式作業機の制御システム及び制御方法
JP3693536B2 (ja) 作業車の作動規制装置
JP2019213525A (ja) 自走式作業機及び自走式作業機の制御システム及び制御方法
JPH0699764A (ja) 車両の警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070821

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term