JP2815966B2 - 軸受キャップとボルトの取り外し装置 - Google Patents

軸受キャップとボルトの取り外し装置

Info

Publication number
JP2815966B2
JP2815966B2 JP6968990A JP6968990A JP2815966B2 JP 2815966 B2 JP2815966 B2 JP 2815966B2 JP 6968990 A JP6968990 A JP 6968990A JP 6968990 A JP6968990 A JP 6968990A JP 2815966 B2 JP2815966 B2 JP 2815966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
bearing cap
finger
pair
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6968990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03270828A (ja
Inventor
修 川上
昌和 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Machine Works Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Machine Works Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Machine Works Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Sanyo Machine Works Ltd
Priority to JP6968990A priority Critical patent/JP2815966B2/ja
Publication of JPH03270828A publication Critical patent/JPH03270828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2815966B2 publication Critical patent/JP2815966B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エンジンの回転部品の軸受キャップとそ
れを固定するボルトとを本体側から取り外す装置に関す
るものである。
(従来の技術) エンジンの、カムシャフトやクランクシャフト等の回
転部品の軸受キャップの加工は通常、第9図に示すよう
に、その軸受キャップ1をボルト2でシリンダヘッドや
シリンダブロック等の本体3側に組付けた状態でその本
体3と一緒に行う。
従ってその加工後は、軸受キャップ1とそれを固定す
るボルト2とを本体3側から取り外す必要があり、かか
る取り外し作業は従来は、先ず第10図(a)に示すよう
に、ナットランナ4を下降させてそれでボルト2を緩
め、次いで本体3を次のステーションへ移動させ、そこ
で同図(b)に示すように、対をなすフィンガ部材5を
下降させるとともにボルト2に対しその両側から矢印で
示す如く前進させてそのボルト2の頭部に掛合させてか
らフィンガ部材5を上昇させてボルト2を抜取り、その
後本体3をさらに次のステーションへ移動させ、そこで
同図(c)に示すように、対をなすフィンガ部材6を下
降させるとともに軸受キャップ1に対しその両側から矢
印で示す如く前進させてその軸受キャップ1の軸受孔部
に掛合させてから軸受キャップ6を上昇させて図中仮想
線で示す如く軸受キャップ1を本体3側から取り外す、
といった手順で行われていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の取り外し方法にあって
は、作業ステーション数が多くなって設備の設置に広く
スペースを要するとともに取り外しに用いる装置の数が
多くなって設備コストも嵩むという問題があり、加え
て、作業ステーション間で本体3を移動させる際の振動
等でボルト2のねじ山が本体3側に再螺合してしまい、
ボルト2の抜取りができないことがあるという問題もあ
った。
この発明は、かかる課題を有利に解決した取り外し装
置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明の軸受キャップとボルトの取り外し装置は、
エンジンの回転部品の軸受キャップとそれを固定するボ
ルトとを本体側から取り外す装置であって、対をなすフ
ィンガ部材を昇降移動させるとともに前記軸受キャップ
に対しその両側から進退移動させてその軸受キャップを
取り外すフィンガ部材移動手段と、前記対をなすフィン
ガ部材の各々の上部にそのフィンガ部材と一体的に固定
されるとともに、上端面に自由端部へ向かうにつれて下
降する傾斜面を有し、前記軸受キャップに対する前記フ
ィンガ部材の前進移動に伴って、緩められた前記ボルト
の頭部の下面にそのボルトの軸線に関し対称に摺接す
る、対をなす爪部材と、を具えることを特徴とするもの
である。
(作 用) かかる装置にあっては、フィンガ部材移動手段が、対
をなすフィンガ部材を下降させるとともに軸受キャップ
に対しその両側から矢印で示す如く前進させてその軸受
キャップに掛合させ、もしくはその軸受キャップを挟持
させてからフィンガ部材を上昇させて軸受キャップを本
体側から取り外す。
そしてこのとき、上記対をなすフィンガ部材の上方に
それと一体的に固定された対をなす爪部材が、フィンガ
部材の上記前進移動に伴って、その上端面の、フィンガ
部材の自由端部へ向かうにつれて下降する傾斜面をその
自由端部付近からボルトの頭部の下面にボルトの軸線に
関し対称に摺接させて、ボルトを緩み方向へ回動させな
がら傾斜面に添わせて若干持ち上げてから保持し、その
後の、軸受キャップを取り外すフィンガ部材の上記上昇
に伴って、そのボルトも一緒に本体側から抜き取る。
従って、この発明の装置によれば、ボルトを緩めた
後、一ステーションのみで軸受キャップとボルトを取り
外すことができるので、作業ステーション数が少なくて
すむため設備の設置が狭いスペースで済むとともに、取
り外しに用いる装置の数が少なくなって設備コストも低
減させることができ、しかも、作業ステーション間で本
体を移動させる際の振動等でボルトのねじ山が本体側に
再螺合してしまっても、ボルトを緩み方向へ回動させな
がら持ち上げた後抜き取るため、取り外しを確実に行う
ことができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
第1図は、この発明の軸受キャップとボルトの取り外
し装置を本体としてのシリンダヘッドから二本のカムシ
ャフト用の五個づつ二列に計十個の軸受キャップとそれ
らの軸受キャップの各々につき二本つづのボルトを取り
外す装置に適用した一実施例の一部を拡大して一部断面
で示す側面図であり、第2図,第3図および第4図は、
上記実施例の装置の全体を示す平面図,正面図および側
面図である。
ここにおける装置は、ボルトを緩める作業と、軸受キ
ャップとボルトの取り外し作業とを一台で行うものであ
り、第2図乃至第4図に示すように基台11上に互いに離
間して立設された大小二つの門型フレーム12,13を具
え、それらのフレーム12,13の内の大きい方のフレーム1
2は、それに添うよう配置された取り付け板14を、その
フレーム12に設けられた、ガイドレール15およびエアシ
リンダ16を具える入れ替え機構17により水平移動可能と
して支持する。
そして、基台11上には、フレーム12,13内を貫通する
ように、ローラコンベヤ18が設けられており、このロー
ラコンベヤ18は、十個の軸受キャップ19が各々二本のボ
ルト20によって固定されている本体としてのシリンダヘ
ッド21を載置されたパレット22を、第2図および第3図
では左方からフレーム12,13間の所定位置へ搬入し、お
よびそこから図中矢印で示す如く右方へ搬出することが
できる。
また、基台11上には、第4図に示すようにガイドロッ
ド23およびエアシリンダ24を具えるリフタ25が設けられ
ており、このリフタ25は、上記所定位置に搬入されたパ
レット22を、その搬入位置の少し上の所定作業位置まで
ローラコンベヤ18上から持ち上げてそこに位置決めし、
およびその所定作業位置からローラコンベヤ18上に降ろ
すことができる。
一方上記取り付け板14には、断面コ字状の細長いブラ
ケット26の一端部が固定され、上記小さい方のフレーム
13はそのブラケット26の他端部をそこに設けられたロー
ラ27を介し水平移動可能に支持している。
そして、上記ブラケット26の下面には、シリンダヘッ
ド21の緩めるべき各ボルト20の位置に対応させて配置し
た二十本のソケットレンチ28をボルトの緩み方向へ回転
させるとともに昇降させる通常のナットランナ29が取り
付けられており、ここにおけるナットランナ29は、カム
シャフトの間隔が異なる二種類のシリンダヘッド21に対
応可能なように、一方のカムシャフト分のソケットレン
チ28を他方のカムシャフト分のソケットレンチ28に対し
接近及び離間方向へ所定距離水平移動させることができ
る。
上記取り付け板14はまた、ブラケット26の隣に配置さ
れて昇降板30を、その取り付け板14に設けられた、ガイ
ドレール31およびエアシリンダ32を具える、フィンガ部
材移動手段としての昇降機構33により昇降移動可能とし
て支持し、この昇降板30は一本のブラケット34の一端部
を固定支持するとともに、もう一本のブラケット35の一
端部を、ガイドレール36およびエアシリンダ37を具える
シフト機構38により、これも上記カムシャフトの間隔が
異なる二種類のシリンダヘッド21に対応可能なように、
そのブラケット35を他方のブラケット34に対し接近及び
離間方向へ所定距離水平移動可能として支持している。
そして、上記二本のブラケット35,36の下面には、各
々五個の軸受キャップ19を同時に取り外す互いに同一構
成の二台の取り外し機構39がそれぞれ設けられており、
ここにおける取り外し機構39は例えばブラケット35に設
けられているものにつき第1図に示すように、ブラケッ
ト35の両端部にそれぞれ固定された、これもフィンガ部
材移動手段としてのエアシリンダ40と、支持部材41とに
よって、水平に、かつ進退移動可能に支持された二本の
駆動ロッド42,43を具えている。
ここで、上記駆動ロッド42,43のエアシリンダ40内に
挿入された側の端部(図では左端部)にはそれぞれ、エ
アシリンダ40内に形成された二本のシリンダボア40a,40
b内に気密かつ摺動可能に嵌め込まれたピストン44,45が
結合されるとともに、互いに対向するようラック42a,43
aが形成され、それらのラック42a,43aは第5図にも示す
ように、これも支持部材40内に枢支された一個のピニオ
ン46にそれぞれ噛合している。
かかる駆動ロッド42,43にここでは、対をなすフィン
ガ部材47,48が五対、前記作業位置に配置されたパレッ
ト22上のシリンダヘッド21の取り外すべき各軸受キャッ
プ19の位置に対応する配置にて設けられており、ここ
で、フィンガ部材47は駆動ロッド42に、またフィンガ部
材48は駆動ロッド43に、それぞれ摺動可能に挿通され、
かつ互いに接近する方向へ向けてそれぞれスプリング49
により付勢され、その駆動ロッド42,43に対する摺動限
位置をそれぞれスナップリング50への当接により特定さ
れる。
そして、各フィンガ部材47,48は第6図に示すよう
に、その下端部に互いに接近する方向へ突出する、軸受
キャップ19の軸受孔内に挿入可能な半円形断面の掛合部
47a,48aを有するとともに、その上部の、緩められたボ
ルト20の頭部の首下に対応する位置に、そのボルト20の
軸線に関し対称にその首下の近傍を通って他方のフィン
ガ部材へ向かうようそれぞれ突出する対をなす爪部材5
1、52をそれらのフィンガ部材47,48と一体的に固定され
ている。
従って、上記エアシリンダ40は、二本のシリンダボア
40a,40bの一方内への空気圧の選択的な供給により、駆
動ロッド42,43を互いに反対方向へ同時に往復移動させ
て、対をなす各フィンガ部材47,48を、軸受キャップ19
に干渉しないよう大きく掛合部47a,48a同士が離間する
図示しない待機位置と、軸受キャップ19の軸受孔部内に
それらの掛合部47a,48aが挿入されてそこに掛合する第
1図に示す挟持位置との間で進退移動させるとともに、
対をなす各爪部材51,52を、ボルト20の頭部に干渉しな
いよう大きく互いに離間する図示しない待機位置と、ボ
ルト20の頭部の首下の近傍をそのボルト20の軸線に関し
対称に通る第1図に示す保持位置との間で進退移動させ
ることができる。
さらに、ここにおける各爪部材51、52の上端面には、
フィンガ部材の自由端部へ向かうにつれて下降する傾斜
面51a,52aが形成されている。
かかる軸受キャップとボルトの取り外し装置にあって
は、先ず、シリンダヘッド21を搭載されたパレット22
が、ローラコンベヤ18によってフレーム12,13間の所定
位置に搬入され、そこでリフタ25がそのパレット22を前
記所定作業位置に持ち上げて位置決めし、次いで、入れ
替え機構17が取り付け板14を第4図に示すように左方の
ボルト緩め位置に移動させて、そのパレット22上のシリ
ンダヘッド21のカムシャフトの間隔に合わせてソケット
レンチ28の間隔をシフトさせたナットランナ29をシリン
ダヘッド21の上方に配置し、その後ナットランナ29が、
各ソケットレンチ28をボルト20の緩み方向へ回転させな
がら第7図(a)に矢印で示す如く下降させ、各ソケッ
トレンチ28がボルト20と嵌合したらそのまま回転させな
がらそれらのソケットレンチ28を上昇させて、各ボルト
20を緩め、それらのボルト20をシリンダヘッド21の各ね
じ孔内の若干奥にある雌ねじ部から完全に抜け出させて
その雌ねじ部上に置く。
次にここでは、入れ替え機構14が取り付け板14を第4
図では右方の軸受キャップおよびボルト取り外し位置に
移動させて、これもパレット22上のシリンダヘッド21の
カムシャフトの間隔に合わせてシフト機構38により間隔
をシフトされたブラケット35,36が各々支持する二台の
取り外し機構39をシリンダヘッド21の上方に配置し、次
いで昇降機構33が昇降板30を下降させて、各フィンガ部
材47,48がエアシリンダ40により前記待機位置に配置さ
れた各取り外し機構39を、第7図(b)に実線で示すと
ともに第8図に示すように各フィンガ部材47,48がシリ
ンダヘッド21上の各軸受キャップ19の両側に位置する所
定受取り位置まで下降させ、その後エアシリンダ40が、
各フィンガ部材47,48を第7図(b)および第8図に矢
印で示すように互いに接近方向へ前進移動させて前記挟
持位置に位置させ、このことにてフィンガ部材47,48の
各対が第1図に示すように各軸受キャップ19を挟持す
る。
しかして、上記軸受キャップ19の挟持の際には、各フ
ィンガ部材47,48の互いの接近方向への前進移動に基づ
いて、各爪部材51,52も、第7図(c)に矢印で示すよ
うに前記待機位置から前記持ち上げ位置へ向かって前進
し、この前進の間に爪部材51,52の傾斜面51a,52aがそれ
らの爪部材51,52の自由端部付近からそれぞれボルト20
の頭部の下面にボルト20の軸線に関し対称に摺接して、
第8図に矢印で示すようにボルト20を緩み方向へ回動さ
せながら第7図(d)に矢印で示すようにそれらの傾斜
面51a,52aに添わせて若干持ち上げ、このことにて、前
記保持位置に到達した爪部材51,52の各対は各ボルト20
をシリンダヘッド21の各ねじ孔内の若干奥にある雌ねじ
部から完全に離間させて保持する。
しかる後ここでは、昇降機構33が昇降板30を上昇させ
て、各取り外し機構39を、フィンガ部材47,48の各対が
シリンダヘッド21上から各軸受キャップ19を持ち上げて
十分に離間させる図示しない所定取り外し・待機位置ま
で上昇させ、このフィンガ部材47,48の上昇に伴って、
爪部材51,52の各対もシリンダヘッド21から各ボルト20
を一緒に抜き取り、持ち上げて十分に離間させる。
その後は、シリンダヘッド21を搭載されたパレット22
がリフタ25によりローラコンベヤ18上に降ろされた後そ
のローラコンベヤ18によって搬出され、替わって、所定
の受取り治具を載置されたパレットが上記と同様の手順
で搬入されて前記作業位置に持ち上げられ、次いでその
受取り治具上に、昇降機構33により下降された各取り外
し機構39が、それらの挟持および保持していた各軸受キ
ャップ19およびボルト20を上記と逆の手順で開放して載
置し、その後、昇降機構33が各取り外し機構39を上昇さ
せるとともに、ローラコンベヤ18がその受取り治具を載
置されたパレットを搬出する。
上述の如くしてこの実施例の装置によれば、一ステー
ションのみで、各ボルト20を緩め、各軸受キャップ19と
ボルト20をシリンダヘッド21側から取り外すことできる
ので、作業ステーション数が少なくてすむため設備の設
置が狭いスペースで済むとともに、取り外しに用いる装
置の数が少なくなって設備コストも低減させることがで
きしかも、ナットランナ29と取り外し機構39との入れ替
える入れ替え機構17の作動の際の振動等でボルト20のね
じ山がシリンダヘッド21側の雌ねじ部に再螺合してしま
っても、ボルト20を緩み方向へ回動させながら持ち上げ
た後抜き取るため、それら軸受キャップ19とボルト20の
取り外しを確実に行うことができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の
例に限定されるものでなく、例えば、ボルトを緩めるス
テーションは軸受キャップとボルトを取り外すステーシ
ョンの前に設けても良く、またカムシャフトの間隔が一
種類のみの場合はソケットレンチや取り外し機構の間隔
を変更するシフト機構を省略しても良い。
そしてこの発明は、カムシャフト以外の、クランクシ
ャフト等のエンジンの回転部品の軸受キャップおよびそ
れを固定するボルトの取り外しにも適用することができ
る。
(発明の効果) かくしてこの発明の装置によれば、ボルトを緩めた
後、一ステーションのみで軸受キャップとボルトを取り
外すことができるので、作業ステーション数が少なくて
すむため設備の設置が狭いスペースで済むとともに、取
り外しに用いる装置の数が少なくなって設備コストも低
減させることができ、しかも、作業ステーション間で本
体を移動させる際の振動等でボルトのねじ山が本体側に
再螺合してしまっても、ボルトを緩み方向へ回動させな
がら持ち上げた後抜き取るため、取り外しを確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の軸受キャップとボルトの取り外し装
置の一実施例の一部を拡大して一部断面で示す側面図、 第2図,第3図および第4図は上記実施例の装置の全体
を示す平面図,正面図および側面図、 第5図は第1図のV−V線に沿う断面図、 第6図は第1図のVI−VI線に沿う断面図、 第7図(a)乃至(d)および第8図は上記実施例の装
置の作動状態を順次に示す説明図、 第9図は本体側にボルトで固定された軸受キャップの一
例を示す正面図、 第10図(a)乃至(c)は従来の軸受キャップとボルト
の取り外し方法を順次に示す説明図である。 19……軸受キャップ、20……ボルト 21……シリンダヘッド、33……昇降機構 39……取り外し機構、40……エアシリンダ 47,48……フィンガ部材、51,52……爪部材 51a,52a……傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−90018(JP,A) 実開 昭63−107534(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 19/04 B23P 19/06 B25J 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの回転部品の軸受キャップ(19)
    とそれを固定するボルト(20)とを本体(21)側から取
    り外す装置において、 対をなすフィンガ部材(47,48)を昇降移動させるとと
    もに前記軸受キャップに対しその両側から進退移動させ
    てその軸受キャップを取り外すフィンガ部材移動手段
    (33,40)と、 前記対をなすフィンガ部材の各々の上部にそのフィンガ
    部材と一体的に固定されるとともに、上端面に自由端部
    へ向かうにつれて下降する傾斜面(51a,52a)を有し、
    前記軸受キャップに対する前記フィンガ部材の前進移動
    に伴って、緩められた前記ボルトの頭部の下面にそのボ
    ルトの軸線に関し対称に摺接する、対をなす爪部材(5
    1,52)と、を具えることを特徴とする、軸受キャップと
    ボルトの取り外し装置。
JP6968990A 1990-03-22 1990-03-22 軸受キャップとボルトの取り外し装置 Expired - Lifetime JP2815966B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6968990A JP2815966B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 軸受キャップとボルトの取り外し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6968990A JP2815966B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 軸受キャップとボルトの取り外し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03270828A JPH03270828A (ja) 1991-12-03
JP2815966B2 true JP2815966B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=13410090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6968990A Expired - Lifetime JP2815966B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 軸受キャップとボルトの取り外し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2815966B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2540289Y2 (ja) * 1993-08-30 1997-07-02 旭精機工業株式会社 エンジンのカムキャップ分解装置
CN103481284B (zh) * 2013-09-24 2017-06-23 江苏云涌电子科技股份有限公司 一种机械手
DE102018213800A1 (de) 2018-08-16 2020-02-20 Bausch + Ströbel Maschinenfabrik Ilshofen GmbH + Co. KG Transportvorrichtung mit Transportrechen und Gegenrechen
CN110293391B (zh) * 2019-07-26 2024-04-19 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种100%低地板有轨电车独立轮对拆卸机及拆卸方法
CN113352255B (zh) * 2021-06-18 2024-05-28 广西玉柴机器股份有限公司 一种发动机主轴承盖定位工装

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03270828A (ja) 1991-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920006514B1 (ko) 베어링 캡의 분해 및 메탈 조립장치
JP2815966B2 (ja) 軸受キャップとボルトの取り外し装置
CN112247007A (zh) 一种封头自动缩口机
US5445508A (en) Vulcanizing mold setting apparatus
KR20090006462A (ko) 파이프 홀 가공 장치
KR920009949B1 (ko) 타이어 균일성 검사기계
CN108724063B (zh) 一种轮胎锥度点匹配系统
KR101423468B1 (ko) 전동기 하우징과 브라켓 조립용 용접치구
KR930010588B1 (ko) 반송가공물의 클램프장치
CN211680519U (zh) 传感器激光焊接七联动装置
JP3288555B2 (ja) トランスファ装置
JPH0731941Y2 (ja) キャップ移載装置
CN218461405U (zh) 保压夹具拆卸装置
JPH1158149A (ja) ねじ部材自動締付装置
CN218701944U (zh) 一种可调节接板结构以及具有该结构的pcb印刷装置
CN213140528U (zh) 夹取装置
JP3170206B2 (ja) パンチングプレスにおけるパンチ、ダイの取外し方法およびその装置
CN219189491U (zh) 一种具有多夹爪的移动机器人上下料设备
CN217570239U (zh) 一种型材搬料装置和型材拉直生产线
CN218425789U (zh) 可辅助夹紧五金制品的打孔设备
CN213702412U (zh) 一种绝缘子端盖装配设备
CN109675991B (zh) 一种工业机器人机械臂侧面板的印染加工调节装置
JPH10109119A (ja) 金型分離装置
CN210305303U (zh) 一种轮毂自动加工系统
JP2003160220A (ja) ワーク処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080814

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814