JP2815358B2 - 小型直流モータの位置決め方法 - Google Patents

小型直流モータの位置決め方法

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JP2815358B2
JP2815358B2 JP62323106A JP32310687A JP2815358B2 JP 2815358 B2 JP2815358 B2 JP 2815358B2 JP 62323106 A JP62323106 A JP 62323106A JP 32310687 A JP32310687 A JP 32310687A JP 2815358 B2 JP2815358 B2 JP 2815358B2
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small
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英史 植西
哲治 土川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音響用,産業用などに用いられる小型直流モ
ータの位置決め方法に関するものである。 従来の技術 近年、市場においてモータ品質及びコスト面での要望
が厳しくなっている。 以下図面を参照しながら、上述した従来の小型直流モ
ータのフレームとブラケットの相対位置決め方法の一例
について説明する。 第2図は従来の小型直流モータを示すものである。第
2図において、21はフレーム、22は樹脂成形されたブラ
ケット、23はフレームの周面端部に設けた切欠きでその
切欠きにはブラケットの突起24が嵌装される。 以上の様に構成された小型直流モータのフレーム21と
ブラケット22の相対位置決めについて、以下の方法につ
いて説明する。 まず、小型直流モータは内部に設けたマグネットと刷
子(図示せず)との位置関係が一定の位置関係にする必
要があり、マグネットを固定するフレーム21と、刷子を
固定するブラケット22の位置関係を設定しなければなら
ない。この為にフレーム21に設けた切欠き23とブラケッ
トに設けた突起24との位置関係を用いてフレーム21とブ
ラケット22の相対位置を設定していた。 なお、切欠き時の切削粉等の影響を受けないようにフ
レーム21に切欠き23を設けた後、切削粉を除去して、マ
グネットをフレーム21内へセットしていた。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような方法では、フレーム21の周
面に切欠き23を設けているため、切削時にフレーム21が
歪むために組立精度が低下するとともに、切欠き23に生
じるバリのためにマグネットを挿入しにくくなる。 したがって、フレーム21の再成形やバリ取り工程が必
要となり、コスト高となる欠点があった。このことは特
に近年、小型モータに使用されてきているゴム性のマグ
ネットについて著しい。 本発明はこのような問題点を解決するもので、組立精
度が高く、低コストの小型直流モータの位置決め方法を
提供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する為に本発明の小型直流モータの
位置決め方法は、フレーム端面とブラケットに設けられ
たそれぞれの位置決め用穴と嵌合するピンを突設した位
置決め治具を挿入してフレームとブラケットとの相互の
回転方向における位置決めを行うものである。 作用 本考案は上記の方法に依り、フレーム,ブラケットと
の位置決めを、例えば位置決め穴に嵌入するピンを有す
る治具を利用してブラケットフレームの位置を決めるこ
とができ、フレームとブラケットの位置関係はフレーム
位置決めピンとブラケット位置決めピンに依り機械的に
決定され、位置決め精度は低下しない。このような位置
決め穴をフレームの端面に設けているため、切削時にも
フレームが歪みにくく、またバリを取らなくてもマグネ
ットをフレーム内に挿入することができる。したがっ
て、コスト面や生産性面、モータ特性の改善が可能とな
る。 実施例 以下本考案の一実施例のフレームとブラケットの位置
決め方法について、図面を参照しながら説明する。 第1図は本考案の一実施例を使用した小型直流モータ
を示すものである。 第1図(a)において、1は円筒状のフレームで、フ
レーム1の内部周面にマグネット3を挿入して固定して
いる。2は樹脂成形されたブラケットで、このブラケッ
ト2には刷子4を設けている。5はフレーム1及びブラ
ケット2によって回転自在に支持されたアマチュア、6
はフレームの端面に設けたフレーム位置決め穴、7はブ
ラケットに設けたブラケット位置決め穴である。 以上の様に構成された小型直流モータのフレームとブ
ラケットの位置決め方法について、第1図(a),
(b)を用いて説明する。 まず、フレーム1の厚さとマグネット3の厚さを加え
た寸法以上の寸法だけ、フレーム1の周面から離してフ
レーム位置決め穴6を設け、このフレーム1の内部へマ
グネット3を位置設定して挿入する。そして、フレーム
位置決め穴6へ治具A8のピンA8aを嵌入する。次に、ア
マチュア5をフレーム1の内へ入れ、ブラケット位置決
め穴7へ治具B9のピンB9aを嵌入し、治具A8と治具B9に
てフレーム1とブラケット2の位置決めを行い、フレー
ム1へブラケット2を取付ける。(図中矢印方向) 以上のように本実施例によれば、フレーム1の端面に
設けたフレーム位置決め穴6とブラケット2のブラケッ
ト位置決め穴7へ治具A8のピンA8a,治具B9のピンB9aを
嵌入して治具A8と治具B9で位置決めするので、機械的に
設定でき、組立精度を低下させない。また、フレーム1
の端面にフレーム位置決め穴6を設ける際に、フレーム
1を歪ませないとともに、マグネット3をフレーム1に
挿入する際にバリ等の影響がないため、挿入しやすい。
したがって、バリ取りやフレームの再成形の工程を必要
としないので、コスト面と生産性を従来のものよりも改
善することができる。 なお、本実施例ではフレーム位置決め穴6の位置をフ
レーム1の周面から、マグネット3とフレーム1の厚さ
を加えた寸法以上離して設けているが、この限りではな
く、上記寸法以下の場合においてもバリがフレーム端面
にあるため、マグネットの挿入時にひっかからないた
め、マグネットをフレームの内部へ挿入しやすい。この
時、フレーム位置決め穴をマグネットでふさぐことがで
き、小型直流モータの組立後に、この穴からごみ等がフ
レーム内部へ侵入するのを防止できる。 発明の効果 以上の様に本発明はフレームとブラケットの各々に位
置決めの穴を設けることに依り、フレームとブラケット
の相対位置を治具により高精度に設定出来、コスト面、
生産性の面で改善を可能することが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本発明の一実施例を使用したモータを示
す要部断面図、(b)は同実施例におけるモータの組立
を説明する要部断面図、第2図は従来のモータ構造を示
す側面図である。 1……フレーム、2……ブラケット、6……フレーム位
置決め穴、7……ブラケット位置決め穴、8……治具
A、8a……ピンA、9……治具B、9a……ピンB。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.小型直流モータの円筒状フレームの端面に位置決め
    用穴とブラケットに位置決め用穴とを設け、モータのフ
    レームとブラケットとの組立工程において、フレーム端
    面とブラケットに設けられたそれぞれの位置決め用穴と
    嵌合するピンを突設した位置決め治具を挿入してフレー
    ムとブラケットとの相互の回転方向における位置決めを
    行う小型直流モータの位置決め方法。
JP62323106A 1987-12-21 1987-12-21 小型直流モータの位置決め方法 Expired - Lifetime JP2815358B2 (ja)

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JPH01164249A JPH01164249A (ja) 1989-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4710802U (ja) * 1971-03-01 1972-10-09
JPS59149446U (ja) * 1983-03-23 1984-10-05 アルプス電気株式会社 小形モ−タ−

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JPH01164249A (ja) 1989-06-28

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