JP2552122B2 - ステツピングモ−タ - Google Patents
ステツピングモ−タInfo
- Publication number
- JP2552122B2 JP2552122B2 JP61262341A JP26234186A JP2552122B2 JP 2552122 B2 JP2552122 B2 JP 2552122B2 JP 61262341 A JP61262341 A JP 61262341A JP 26234186 A JP26234186 A JP 26234186A JP 2552122 B2 JP2552122 B2 JP 2552122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- mounting plate
- stepping motor
- bobbins
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プリンタのような小型の機器に装着するPM
型のステッピングモータに関する。
型のステッピングモータに関する。
（従来技術） ステッピングモータは、一般に、実開昭59−114769号
公報に見られるように、ハウジングをなす外ヨークの外
側に、ロータの軸受を備えた非磁性材よりなる側板を固
定するような構造が採られている。
公報に見られるように、ハウジングをなす外ヨークの外
側に、ロータの軸受を備えた非磁性材よりなる側板を固
定するような構造が採られている。
このため、これまでのステッピングモータは、ボビン
と軸受を同心状に関連させて取付けるのに難があるばか
りでなく、側板の肉厚に相当する分軸方向の厚みが増す
ため、プリンタのような小型の機器をより一層小型化す
る上で困難にしていた。
と軸受を同心状に関連させて取付けるのに難があるばか
りでなく、側板の肉厚に相当する分軸方向の厚みが増す
ため、プリンタのような小型の機器をより一層小型化す
る上で困難にしていた。
（発明が解決しようとする課題） 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、より一層の小型化を可能とする
改良されたステッピングモータを提供することにある。
の目的とするところは、より一層の小型化を可能とする
改良されたステッピングモータを提供することにある。
（課題を解決するための手段） すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのステ
ッピングモータとして、一対のボビンの各外側面に、フ
レームヨークと取付け板ヨークをそれぞれ同一面内に嵌
込む取付け段部を形成して、このボビンの中心部側に
は、段部を介してロータの軸を支承する軸受け部を一体
的に延出形成するとともに、ボビンの外側面と内側面に
は、フレームヨークと取付け板ヨークと内ヨークの各一
部と係合してこれらを位置決めする位置決め用のダボを
突設させるようにしたものである。
ッピングモータとして、一対のボビンの各外側面に、フ
レームヨークと取付け板ヨークをそれぞれ同一面内に嵌
込む取付け段部を形成して、このボビンの中心部側に
は、段部を介してロータの軸を支承する軸受け部を一体
的に延出形成するとともに、ボビンの外側面と内側面に
は、フレームヨークと取付け板ヨークと内ヨークの各一
部と係合してこれらを位置決めする位置決め用のダボを
突設させるようにしたものである。
（実施例） そこで以下に本発明の実施例について説明する。
第１図は本発明の一実施例を示したものである。
図において符号１、２は、互いに対向し合うようにし
てそれぞれ合成樹脂材により形成した一対のボビンで、
このボビン１、２の外側面1a、2bには、後述するフレー
ムヨーク７と取付け板ヨーク８を同一面内に嵌込み固定
することのできる段部1f、2fを介して軸受板３、４が中
心に向けて一体に延出形成され、さらにこの軸受板３、
４の中心部には軸受装着部材５、６が圧入固定されてい
る。
てそれぞれ合成樹脂材により形成した一対のボビンで、
このボビン１、２の外側面1a、2bには、後述するフレー
ムヨーク７と取付け板ヨーク８を同一面内に嵌込み固定
することのできる段部1f、2fを介して軸受板３、４が中
心に向けて一体に延出形成され、さらにこの軸受板３、
４の中心部には軸受装着部材５、６が圧入固定されてい
る。
これらのボビン１、２には、その各外側面1a、2aと内
側面1b、2bに位置決めダボ1c、1d、2c、2dがそれぞれ軸
受装着部材５、６を中心とする同一円周上に少なくとも
２個突出形成されていて、これらのボビン１、２の各外
側面1a、2aに設けた位置決めダボ1c、2cは、それぞれ外
ヨーク７と取付け板ヨーク８に設けた各位置決め孔7a、
8aに係合してこれらをボビン１、２に対して位置決め
し、また、ボビン１、２の内側面1b、2bに設けた位置決
めダボ1d、2dは、それぞれ内ヨーク９、10に設けた位置
決め孔9a、10aと係合して、これらの各ヨーク９、10を
挟むようにして位置決めするように構成されている。
側面1b、2bに位置決めダボ1c、1d、2c、2dがそれぞれ軸
受装着部材５、６を中心とする同一円周上に少なくとも
２個突出形成されていて、これらのボビン１、２の各外
側面1a、2aに設けた位置決めダボ1c、2cは、それぞれ外
ヨーク７と取付け板ヨーク８に設けた各位置決め孔7a、
8aに係合してこれらをボビン１、２に対して位置決め
し、また、ボビン１、２の内側面1b、2bに設けた位置決
めダボ1d、2dは、それぞれ内ヨーク９、10に設けた位置
決め孔9a、10aと係合して、これらの各ヨーク９、10を
挟むようにして位置決めするように構成されている。
これに対して、一方のボビン１の外側面1aに位置決め
される外ヨーク７は、このボビン1aを包被し得るカップ
状に形成され、また、他方のボビン２の外側面2aに位置
決めされる取付け板ヨーク８は板状に形成されていて、
これらの各中心部には、互いに内奥に向けて直角に折曲
げられた多数の櫛歯状の磁性片7b、8bが筒状に形成され
ていて、これらの磁性片7b、8bは、軸受装着部材５、６
の外周上に設けた多数の孔3a、4aに挿入され、また、カ
ップ状をなすフレームヨーク７の縁部7cは取付け板ヨー
ク８の面に当接して接合一体化されている。
される外ヨーク７は、このボビン1aを包被し得るカップ
状に形成され、また、他方のボビン２の外側面2aに位置
決めされる取付け板ヨーク８は板状に形成されていて、
これらの各中心部には、互いに内奥に向けて直角に折曲
げられた多数の櫛歯状の磁性片7b、8bが筒状に形成され
ていて、これらの磁性片7b、8bは、軸受装着部材５、６
の外周上に設けた多数の孔3a、4aに挿入され、また、カ
ップ状をなすフレームヨーク７の縁部7cは取付け板ヨー
ク８の面に当接して接合一体化されている。
他方、各ボビン１、２の内側面1b、2bに位置決めされ
る２つの内ヨーク９、10には、その中心部に互いに外方
に向けて直角に折曲げられた多数の櫛歯状の磁性片9b、
10bが形成されていて、これらの磁性片9b、10bは、それ
ぞれ外側面1a、2aから挿入されたフレームヨーク７と取
付け板ヨーク８の各磁性板7b、8bと同じ筒状の面を形成
するようにして嵌合わされている。
る２つの内ヨーク９、10には、その中心部に互いに外方
に向けて直角に折曲げられた多数の櫛歯状の磁性片9b、
10bが形成されていて、これらの磁性片9b、10bは、それ
ぞれ外側面1a、2aから挿入されたフレームヨーク７と取
付け板ヨーク８の各磁性板7b、8bと同じ筒状の面を形成
するようにして嵌合わされている。
なお、図中符号1e、2eはボビン１、２に巻回されたコ
イル、11は外周に永久磁石11aを被覆し、かつ軸心にシ
ャフト11bを固定したロータをそれぞれ示しており、ま
た12は、ロータ11と軸受装着部材５、６との間に介在さ
せた調整用のスペーサを示している。
イル、11は外周に永久磁石11aを被覆し、かつ軸心にシ
ャフト11bを固定したロータをそれぞれ示しており、ま
た12は、ロータ11と軸受装着部材５、６との間に介在さ
せた調整用のスペーサを示している。
このように構成された、ステッピングモータは、フレ
ームヨーク７と取付け板ヨーク８及び軸受板３、４が、
ボビン１、２とともにその外側面1a、2aに同一平面をな
すように一体的に取付け形成されるため、フレームヨー
ク７と取付け板ヨーク８さらには側板を不要にした分、
モータそのものを薄く構成することができるとともに、
ボビン１、２とロータ11との位置的関係をきわめて正確
に決めることができ、さらには、ボビン１、２に設けた
位置決めダボ1c、2c、1d、2dを基準として外ヨーク７、
取付け板ヨーク８及び内ヨーク９、10を位置決めするこ
とにより、各磁性片7b、8b、9b、10bロータ11との間隙
を均一にすることができる。
ームヨーク７と取付け板ヨーク８及び軸受板３、４が、
ボビン１、２とともにその外側面1a、2aに同一平面をな
すように一体的に取付け形成されるため、フレームヨー
ク７と取付け板ヨーク８さらには側板を不要にした分、
モータそのものを薄く構成することができるとともに、
ボビン１、２とロータ11との位置的関係をきわめて正確
に決めることができ、さらには、ボビン１、２に設けた
位置決めダボ1c、2c、1d、2dを基準として外ヨーク７、
取付け板ヨーク８及び内ヨーク９、10を位置決めするこ
とにより、各磁性片7b、8b、9b、10bロータ11との間隙
を均一にすることができる。
（効果） 以上述べたように本発明によれば、ボビンの外側面
に、フレームヨークと取付け板ヨークを同一面内に嵌込
む取付け段部を介してロータを支持する軸受板を一体的
に形成したので、これらを樹脂材等をもって簡単に形成
することができるばかりでなく、ボビンとロータとの位
置的関係をきわめて正確に出すことができ、さらには、
側板だけではなくフレームヨークと取付け板ヨークの厚
さに相当する分、ステッピングモータをさらに薄型化し
て、小型機器への適応性を高めることができる。
に、フレームヨークと取付け板ヨークを同一面内に嵌込
む取付け段部を介してロータを支持する軸受板を一体的
に形成したので、これらを樹脂材等をもって簡単に形成
することができるばかりでなく、ボビンとロータとの位
置的関係をきわめて正確に出すことができ、さらには、
側板だけではなくフレームヨークと取付け板ヨークの厚
さに相当する分、ステッピングモータをさらに薄型化し
て、小型機器への適応性を高めることができる。
しかも、各ボビンの外側面と内側面には、フレームヨ
ークと取付け板ヨークと内ヨークのそれぞれを位置決め
する位置決めダボを設けたので、組付けた状態での磁性
片とロータとの間隙を一定に管理することを可能とし
て、この種のモータの特性を最大限にまで発揮させるこ
とができる。
ークと取付け板ヨークと内ヨークのそれぞれを位置決め
する位置決めダボを設けたので、組付けた状態での磁性
片とロータとの間隙を一定に管理することを可能とし
て、この種のモータの特性を最大限にまで発揮させるこ
とができる。
第１図は本発明の一実施例をなすステッピングモータの
断面図である。 １、２……ボビン、1c、1d、2c、2d……位置決めダボ ３、４……軸受板、７……フレームヨーク ８……取付け板ヨーク、９、10……内ヨーク 11……ロータ
断面図である。 １、２……ボビン、1c、1d、2c、2d……位置決めダボ ３、４……軸受板、７……フレームヨーク ８……取付け板ヨーク、９、10……内ヨーク 11……ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−96967（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−192683（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−113580（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】一対のボビンの各外側面に、フレームヨー
クと取付け板ヨークをそれぞれ同一面内に嵌込む取付け
段部を形成して、該ボビンの中心部側に、上記段部を介
してロータの軸を支承する軸受け部を一体的に延出形成
するとともに、上記ボビンの外側面と内側面には、上記
フレームヨーク、上記取付け板ヨーク及び内ヨークの各
一部と係合してこれらを位置決めする位置決め用のダボ
を突設したことを特徴とするステッピングモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61262341A JP2552122B2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | ステツピングモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61262341A JP2552122B2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | ステツピングモ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63117653A JPS63117653A (ja) | 1988-05-21 |
| JP2552122B2 true JP2552122B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=17374405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61262341A Expired - Lifetime JP2552122B2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | ステツピングモ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552122B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3365899B2 (ja) * | 1996-01-30 | 2003-01-14 | ミネベア株式会社 | モータ構造 |
| JP2014110647A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Tricore Corp | リニアモータ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6096967U (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-02 | 松下電器産業株式会社 | ステツピングモ−タの軸受支持装置 |
| JPS60192683U (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-21 | 富士電気化学株式会社 | ステツパモ−タ用ステ−タ |
| JPH0218698Y2 (ja) * | 1984-12-21 | 1990-05-24 |
-
1986
- 1986-11-04 JP JP61262341A patent/JP2552122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63117653A (ja) | 1988-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |