JP2814695B2 - 交流電磁石 - Google Patents

交流電磁石

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JP2814695B2
JP2814695B2 JP13776090A JP13776090A JP2814695B2 JP 2814695 B2 JP2814695 B2 JP 2814695B2 JP 13776090 A JP13776090 A JP 13776090A JP 13776090 A JP13776090 A JP 13776090A JP 2814695 B2 JP2814695 B2 JP 2814695B2
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coil
electromagnet
yoke
cornering
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直博 谷口
文宏 笠野
広海 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁継電器等に使用される交流電磁石に関
する。
〔従来の技術〕 従来の交流電磁石としては、第5図〜第7図に示すも
のがある。
この電磁石は、略L形のヨーク21と、該ヨーク21の一
片の21aに固着された鉄芯23と、コイル23を巻装し前記
鉄芯22に外嵌されたコイルボビン24と、該コイルボビン
24から突出した鉄芯22の一端22aに固着された隅取りコ
イル25と、前記ヨーク21の他片21bにヒンジ支持された
アマチュア26とからなる。
そして、前記隅取りコイル25は、鉄心22の端部に形成
された凹部27に外嵌され(第7図参照)、かしめ加工に
よって、該隅取りコイル25を前記凹部27にくい込ませて
必要な固定強度を確保するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例で説明した交流電磁石は、ヨーク21の外形幅寸
法内にコイル25を始め、コイルボビン24、アマチュア26
を配設しているので、大きさがヨーク21の幅と略同一と
なり、全体にスリムな電磁石を構成できるという利点を
有する。
しかしながら、隅取りコイル25を鉄芯22にかしめ固定
する場合に、外力によって鉄芯22の磁極面22aの寸法変
化が発生し易く、動作(励磁)時に唸り音が発生してし
まうという問題があった。
本発明は、前記問題点に着目して改善を図ったもので
あって、その目的とするところは、隅取りコイルを鉄芯
に固定する時に鉄芯のアマチュア当接面の変形がなく、
動作時に唸りが発生しない交流電磁石を提供するにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明交流電磁石は、隅取
りコイルの鉄芯と接触する部分に凹部を設け、該凹部を
レーザー溶接により鉄芯に固着している。
〔作用〕
隅取りコイルの鉄芯と接触する部分に凹部を設け、該
凹部をレーザー溶接により鉄芯に固着しているので、レ
ーザー光線の照射位置が安定し、アマチュアが当接する
鉄芯の磁極面およびその近傍にはレーザー光線が照射さ
れないので、鉄芯の磁極面に変形が発生せず、動作時の
唸り発生を防止できる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づき説明
する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示してお
り、交流電磁石1は、コイル2を巻装したコイルボビン
3と、鉄芯4と、ヨーク5と、隅取りコイル6と、アマ
チュア7とから構成されている。
コイルボビン3は、合成樹脂等の成形材よりなり、略
角形の筒部3aと、該筒部3aの両端に一体に形成されたフ
ランジ部3b、3cとから構成されている。
鉄芯4は、中間がコイルボビン3の筒部3a内に挿通さ
れるとともに上端部の磁極面4aに隅取りコイル6を取付
けるための切欠部8を設けている。
ヨーク5は、略L形の磁性体よりなり、横方向に延び
る一片5aに、他片5bと平行して設けよれた鉄芯4が磁気
的に安定して取着されている。そして、この鉄芯4の上
端部はコイルボビン3のフランジ部3bよりも上方に突出
するように設けられている。
隅取りコイル6は、略方形状をした銅合金等よりな
り、その中間には鉄芯4に嵌合する嵌合孔9が設けら
れ、かつ鉄芯4と接触する部分には、凹部10、10が形成
されている。この隅取りコイル6は、前記凹部10、10の
鉄芯4の側面近傍11、11へ、レーザー光線を照射するこ
とにより鉄芯4と溶接されるようになっている。
前記アマチュア7は、略平板状の磁性体によりなり、
ヨーク5の他片5bに図外ヒンジばねを介してヒンジ支持
されており、コイル2の励磁により鉄芯4の磁極面4aに
当接または開離されるようになっている。
前記コイル2が無励磁の場合には、アマチュア7は図
外復帰ばねにより他端7aが上方に動いて磁極面4aから離
れた状態となっている。コイル2に通電されて励磁状態
になると、アマチュア7の他端7aが復帰ばねに反発して
駆動され鉄芯4の磁極面4aに吸着し当接される。
また、前記鉄芯4に隅取りコイル6を固定する場合
は、隅取りコイル6の凹部10にレーザー光線を照射して
溶接するので、従来のかしめ加工のように、不要な外力
が加わらず鉄芯4の磁極面4aを変形させることがないた
め、溶接位置が安定し、確実な固定を行うことができ
る。
第3図および第4図は本発明の第2実施例を示し、第
1実施例と異なるところは、鉄芯4の磁極面4aに設けら
れた切欠部8a、8bに対し、外嵌した隅取りコイル6の外
端部を段落ち状に切欠いで薄肉部12、12を形成し、該薄
肉部12、12にレーザー光線を照射して両者を溶接してい
る点である。その他の構成は第1実施例と同じであり、
作用効果についても同じであるから、第1図及び第2図
と同一符号を付し、詳細説明を省略する。
なお、この実施例では、隅取りコイル6の厚さが大き
い場合でも、薄肉部12の厚さを、溶着に十分な寸法とす
ることにより、隅取りコイル6を鉄芯4に確実で強固に
溶接することができる。
本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく、
例えば、鉄芯4とヨーク3を一体に略U形に形成するこ
とや、またはこれに類似する形状としてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の交流電磁石は、隅取り
コイルの鉄芯と接触する部分に凹部を設け、該凹部をレ
ーザー溶接により鉄芯に固着しているので、レーザー光
線照射位置が安定し、アマチュアが当接する鉄芯の磁極
面およびその近傍にレーザー光線が照射されることがな
く、鉄芯の磁極面に変形が発生しないため動作時の唸り
発生を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す斜視図、 第2図は、同上のA−A線断面部分図、 第3図は、他の実施例を示す斜視図、 第4図は、同上のB−B線断面部分図、 第5図は従来例を示す分解斜視図、 第6図は同上の斜視図、 第7図は第6図のC−C線断面部分図である。 1……交流電磁石、 2……コイル、 3……コイルボビン、 4……鉄芯、4a……磁極面、 5……ヨーク、5a……1端片、5b……他端片、 6……隅取りコイル、 7……可動接極子、 10……凹陥部、 12……薄肉部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを巻装した鉄芯の一端に取着された
    略L形のヨークと、 前記鉄芯の他端に嵌着された隅取りコイルと、 一端がヨークの他端にヒンジ支持され、他端が鉄芯の他
    端と対向したアマチュアとよりなり、前記コイルがヨー
    クの略幅寸法内に巻装されている交流電磁石において、 前記隅取りコイルの鉄芯と接触する部分に凹部を設け、
    該凹部をレーザー溶接により鉄芯に固着したことを特徴
    とする交流電磁石。
JP13776090A 1990-05-28 1990-05-28 交流電磁石 Expired - Lifetime JP2814695B2 (ja)

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JPH0430505A JPH0430505A (ja) 1992-02-03
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