JP2814165B2 - 感光材料 - Google Patents

感光材料

Info

Publication number
JP2814165B2
JP2814165B2 JP19657292A JP19657292A JP2814165B2 JP 2814165 B2 JP2814165 B2 JP 2814165B2 JP 19657292 A JP19657292 A JP 19657292A JP 19657292 A JP19657292 A JP 19657292A JP 2814165 B2 JP2814165 B2 JP 2814165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
present
photosensitive
photosensitive material
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19657292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0619136A (ja
Inventor
信雄 青木
Original Assignee
日本石油株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本石油株式会社 filed Critical 日本石油株式会社
Priority to JP19657292A priority Critical patent/JP2814165B2/ja
Priority to US08/080,410 priority patent/US5561026A/en
Priority to DE4321547A priority patent/DE4321547A1/de
Publication of JPH0619136A publication Critical patent/JPH0619136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2814165B2 publication Critical patent/JP2814165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料に関する。より
詳しくはLSI等の半導体素子の製造に適した感光材料
に関するものであり、更に詳しくは紫外線や遠紫外線、
X線、電子線等を光源とする半導体素子製造用フォトリ
ソグラフィーのレジストとして好適な感光材料に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】これまで半導体用レジストとしては、g
線(436nm)やi線(366nm)、KrFエキシ
マレーザ光(248nm)等の光源に対してはノボラッ
ク型フェノール樹脂(以下ノボラック樹脂と略す)に感
光成分であるキノンジアジド化合物を添加したポジ型レ
ジストが、またX線や電子線に対してはノボラック樹脂
に感光成分としてポリー2−メチルペンテン−1−スル
ホンを添加したポジ型レジストが広く使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】LSI等の半導体素子
は近年ますます微細化しフォトリソグラフィーに対する
要求も年々厳しくなっている。現在では最小線幅がハー
フミクロン(0.5μm)、更にはクォーターミクロン
(0.25μm)という高解像度のパターン形成が可能
なレジストが求められるに至っている。また生産性を一
層高めるためにより高感度なレジストが求められてい
る。しかし前述のレジストではこの要求に十分に対応で
きないのが実情である。このため半導体業界では高解像
度化と高感度化の要求を満足する新しいレジストの出現
が強く求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決し、高解像度で高感度化のレジストを提供するもの
である。すなわち本発明はフラーレンに感光基を付加す
ることにより得られる感光材料を提供するものである。
【0005】本発明のフラーレンとは別名カーボンクラ
スターとも称される炭素同素体をさす。これまでに知ら
れているフラーレンとしては分子式でC60、C70、
C76、C78、C82、C84、C90、C96等が
ある。本発明においてはこれらフラーレンの1種類また
は2種類以上からなる混合物を用いることができる。こ
れらのうちC60およびC70が好ましく、特にC60
が本発明のフラーレンとして好ましく使用できる。
【0006】一般に感光反応の種類としては架橋型(ネ
ガ型)と崩壊型(ポジ型)が知られており本発明におい
てもそのいずれも使用することができるが、架橋型の反
応がより好ましい。
【0007】本発明の感光基としては紫外線や遠紫外
線、X線、電子線等の照射により化学反応を起こす官能
基はすべて使用することができ特に制限はない。この中
で好ましくはアクリロイル基、メタクリロイル基、ビニ
ル基、エポキシ基が、特に好ましくはアクリロイル基と
メタクリロイル基が本発明の感光基として使用できる。
付加する感光基の種類は通常1種類だが、必要に応じて
2種類以上を付加することもできる。
【0008】フラーレンに感光基を導入する方法として
は特に制限はなく通常の化学反応を採用することができ
る。例えば、フラーレンをアルキルアミン中で室温で数
時間攪拌することによってアルキルアミンをフラーレン
に付加させた後に、更にメタクリルクロライドと室温で
数時間反応させることにより、感光基としてメタクリル
アミド基を有する本発明の感光材料を合成することがで
きる。
【0009】感光基の量はその感光基の反応性に応じて
選択することが出来るが、通常はフラーレン1モルに対
して0.1から10モル、好ましくは0.3から5モ
ル、特に好ましくは0.5から3モルの範囲で付加した
ものが使用できる。0.1モルよりも少ないと感光性が
不足する。また10モルよりも多いと保存安定性が低下
する。
【0010】本発明の感光材料は従来の感光材料と比べ
てドライエッチングに対する耐性が極めて高いという特
長を有している。例えばCF4 ガスを用いた反応性イオ
ンエッチングに対して従来の感光材料の40倍から60
倍の耐性を有している。このため感光材料として使用す
る際にその膜厚を通常の数十分の一にすることが可能で
ある。この結果、従来の感光材料よりも著しく高い解像
度と感度を示す。
【0011】本発明の感光材料は基板上に通常2から2
00nm、好ましくは5から100nm、特に好ましく
は10から50nmの膜厚で被膜を形成して使用する。
2nmよりも薄いと薄膜の均一性がやや低下する。また
200nmよりも厚いと本発明の特長を十分には発揮で
きない。
【0012】被膜の形成法としてはスピンコート(回転
塗布)、蒸着等、種々の方法が使用できるがスピンコー
トが最も好ましい。その場合は本発明の感光材料の溶液
を塗布することになる。溶剤としては本発明の感光剤を
溶解するものはすべて使用できるが、好ましい溶剤とし
て芳香族系溶剤を、その中で特に好ましい溶剤としてト
ルエン、キシレン、プソイドクメン等を挙げることがで
きる。その濃度は形成する膜厚に応じて調整するが通常
0.1から1重量%である。
【0013】本発明の感光材料は紫外線や遠紫外線、X
線、電子線等の種々の光源に対して高解像度で高感度を
示すので光源に特に制限はないが、X線と電子線に対し
て効果が特に高い。
【0014】露光後に行う現像の条件は付加する感光基
の種類によって選択することができる。ネガ型の感光材
料として用いる際には、好ましい現像液として芳香族系
溶剤を、その中で特に好ましい現像液としてトルエンと
キシレンを挙げることができる。現像の温度と時間に特
に制限は無いが、通常20から30℃の温度で30から
200sec間現像液に浸漬して行う。
【0015】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 (合成例) 高純度C60(純度99.8%)0.2gを100gの
n−プロピルアミンと共に200mLの攪拌機付きフラ
スコに仕込み、20℃で1時間反応させた。終了後n−
プロピルアミンを蒸留除去して得られた生成物を元素分
析及びNMR分析した結果、C60に対してn−プロピ
ルアミンが平均で1.2個付加したものであることが分
かった。この付加物に更にメタクリルクロライドをトル
エン中で反応させることによりC60の1分子に下式
(化1)の単位が平均で1.2個付加したレジストを得
た。
【0016】
【化1】
【0017】(比較合成例)フェノール11.4g、m
−クレゾール26.1g、37%ホルムアルデヒド水溶
液28.5g、シュウ酸二水物0.61g、イオン交換
水3.6g、エチルセロソルブアセテート12.0gを
300mLのセパラブルフラスコに仕込み、110℃で
3時間加熱攪拌し反応させた。後処理の後エチルセロソ
ルブアセテートを蒸留除去してノボラック樹脂を回収し
た。平均分子量は1万3000であった。このノボラッ
ク樹脂90重量部に、平均分子量8万2000のポリー
2−メチルペンテン−1−スルホン10重量部を均一に
混合することによりレジストを調製した。
【0018】〈レジスト性能の評価〉 (合成例のレジスト)合成例のレジストを0.5重量%
含むプソイドクメン溶液をシリコンウェハーにスピンコ
ートし更に予備加熱することにより、合成例の感光材料
の被膜を22.0nmの膜厚で形成した。このレジスト
に電子線を所定量露光した後にトルエンで1min現像
することにより感度特性曲線を作成し、感度(数値が小
さいほど高感度)と解像度の目安であるγ値(数値が大
きいほど解像度が高い)を求めた。
【0019】(比較合成例のレジスト)同様にして比較
合成例のレジストを10重量%含むエチルセロソルブア
セテート溶液から、1200nmの膜厚の被膜を形成し
た。電子線露光後にアルカリ水溶液で1min現像する
ことにより、合成例のレジストと同様にして感度とγ値
を求めた。
【0020】
【表1】
【0021】表1からも明らかなように合成例のレジス
トは極めて高い感度と解像度を有していることが分か
る。 〈CF4 反応性イオンエッチング試験〉試験用の被膜は
レジスト性能の評価の場合と同様にして作製した。合成
例のレジストはネガ型であるから感度の相当量の電子線
を露光しこれを現像したものを試験した。比較合成例の
レジストはポジ型であるから未露光で現像したものを試
験した。試験はSamco(株)製の反応性イオンエッ
チング装置RIE−1を用いてCF4 ガス圧力0.10
torr、出力100Wの条件で行った。結果を表2に
示す。
【0022】
【表2】
【0023】表2からも明らかなように合成例のレジス
トは比較例のレジストの約60倍のエッチング耐性を有
している。このため、比較合成例のレジストに比しては
るかに薄い膜厚でもエッチングに耐える(膜厚がゼロに
なるまでの)時間の長さは同等である。
【0024】
【発明の効果】上述の通り本発明の感光材料はドライエ
ッチング耐性が極めて強いため極めて薄い膜厚で使用で
き、このため非常な高解像度と感光度を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラーレンに感光基を付加することによ
    り得られる感光材料。
JP19657292A 1992-06-30 1992-06-30 感光材料 Expired - Fee Related JP2814165B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19657292A JP2814165B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 感光材料
US08/080,410 US5561026A (en) 1992-06-30 1993-06-21 Photosensitive materials comprising fullerene
DE4321547A DE4321547A1 (de) 1992-06-30 1993-06-29 Lichtempfindlicher Stoff

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19657292A JP2814165B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 感光材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619136A JPH0619136A (ja) 1994-01-28
JP2814165B2 true JP2814165B2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=16359975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19657292A Expired - Fee Related JP2814165B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2814165B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2814174B2 (ja) * 1992-11-30 1998-10-22 日本石油株式会社 感光材料組成物
JP2860399B2 (ja) * 1996-01-31 1999-02-24 工業技術院長 パターン形成方法
JP3032833B2 (ja) * 1997-09-22 2000-04-17 ザ ユニバーシティ オブ バーミンガム 電子線レジスト
KR20030002739A (ko) * 2001-06-29 2003-01-09 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 포토레지스트 제조 방법 및 이를 이용한포토레지스트 패턴 형성 방법
KR100801820B1 (ko) * 2002-11-19 2008-02-11 삼성전자주식회사 표면수식된 탄소나노튜브를 이용한 패턴 형성방법
KR100947702B1 (ko) 2003-02-26 2010-03-16 삼성전자주식회사 경화성 작용기로 표면수식된 탄소나노튜브를 이용한패턴박막 형성방법 및 고분자 복합체의 제조방법
GB0420702D0 (en) * 2004-09-17 2004-10-20 Univ Birmingham Use of methanofullerene derivatives as resist materials and method for forming a resist layer
JP4434985B2 (ja) 2005-02-18 2010-03-17 信越化学工業株式会社 レジスト材料並びにこれを用いたパターン形成方法
CN101563652A (zh) * 2006-11-20 2009-10-21 Jsr株式会社 抗蚀剂下层膜形成用组合物及图案形成方法
KR100801821B1 (ko) * 2007-07-16 2008-02-11 삼성전자주식회사 표면수식된 탄소나노튜브
KR100821443B1 (ko) * 2007-07-16 2008-04-11 삼성전자주식회사 표면수식된 탄소나노튜브 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0619136A (ja) 1994-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU604932B2 (en) Radiation-sensitive mixture for photosensitive coating materials
US4963463A (en) Radiation-sensitive resin composition with admixtures of O-quinone diazide and acid esters having nitrobenzyl or cyanobenzyl group
JP2814165B2 (ja) 感光材料
US5561026A (en) Photosensitive materials comprising fullerene
JP2007231270A (ja) 有機反射防止膜用重合体、その製造方法および半導体装置
JP2964733B2 (ja) パターン形成材料
GB2158450A (en) Silicon-containing novolak resin and material and pattern forming method using same
TW200530748A (en) Photoresist composition
JPS61240237A (ja) 遠紫外リソグラフィー用レジスト組成物
TW312754B (ja)
KR20080073659A (ko) 감광성 화합물, 감광성 조성물, 레지스트 패턴의 형성방법및 디바이스의 제조방법
JPH11228536A (ja) マレイミド系単量体とその製造方法、脂肪族環状オレフィン系単量体とその製造方法、共重合体樹脂とその製造方法、フォトレジストとその製造方法、および半導体素子
JP2814174B2 (ja) 感光材料組成物
US4791171A (en) Silylated poly(vinyl)phenol polymers
JPH05249681A (ja) 酸分解性化合物及びそれを含有するポジ型感放射線性レジスト組成物
EP0493923A1 (en) Diazo sensitizers of fluorinated esters
Cunningham Jr Characteri Zation Cf A New Organ 3 Silicon Phcficiresist
JPH0733751A (ja) フラーレン誘導体および感光材料
JPS63279246A (ja) ポジ型フォトレジスト組成物
JPH0684343B2 (ja) 第二ジアミンのビス―1,2―ナフトキノン―2―ジアジド―スルホン酸アミド及びこれを含有する複写材料用放射線感性混合物
JP2725351B2 (ja) X線レジスト組成物
JPH01144044A (ja) ポジ型フオトレジスト材料
KR100546126B1 (ko) 포토레지스트용 오버코팅 조성물
JPS6012545A (ja) 光及び放射線感応性有機高分子材料
JPS58122531A (ja) パタ−ン形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees