JP2813634B2 - 魚釣用リールの釣糸張力計測装置 - Google Patents
魚釣用リールの釣糸張力計測装置Info
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- JP2813634B2 JP2813634B2 JP5070173A JP7017393A JP2813634B2 JP 2813634 B2 JP2813634 B2 JP 2813634B2 JP 5070173 A JP5070173 A JP 5070173A JP 7017393 A JP7017393 A JP 7017393A JP 2813634 B2 JP2813634 B2 JP 2813634B2
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/04—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring tension in flexible members, e.g. ropes, cables, wires, threads, belts or bands
- G01L5/10—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring tension in flexible members, e.g. ropes, cables, wires, threads, belts or bands using electrical means
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚釣用リールの釣糸張
力計測装置に関する。
力計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、実願昭57−1209
05号(実公昭64−5493号)に於て、仕掛けに魚
が掛かった際に、釣糸の張力を計測することのできる魚
釣用リールの釣糸張力計測装置を開示した。
05号(実公昭64−5493号)に於て、仕掛けに魚
が掛かった際に、釣糸の張力を計測することのできる魚
釣用リールの釣糸張力計測装置を開示した。
【0003】図10乃至図13は実願昭57−1209
05号で開示した釣糸張力計測装置の一実施例を示し、
図中、1は軸受3を介してサイドプレート5,7に回転
可能に軸着されたスプール軸で、当該スプール軸1には
釣糸9を巻回したスプール11が回転可能に枢着されて
いる。そして、サイドプレート7内には図示しない駆動
歯車輪列が装着されており、サイドプレート7に装着し
たハンドル13の巻取り操作でスプール11が駆動歯車
輪列を介して釣糸巻取り方向へ回転するようになってい
る。
05号で開示した釣糸張力計測装置の一実施例を示し、
図中、1は軸受3を介してサイドプレート5,7に回転
可能に軸着されたスプール軸で、当該スプール軸1には
釣糸9を巻回したスプール11が回転可能に枢着されて
いる。そして、サイドプレート7内には図示しない駆動
歯車輪列が装着されており、サイドプレート7に装着し
たハンドル13の巻取り操作でスプール11が駆動歯車
輪列を介して釣糸巻取り方向へ回転するようになってい
る。
【0004】ところで、スプール軸1の一端をサイドプ
レート5に支持する上記軸受3は、リング状の支持部材
15内に同心に且つ一体に嵌着されている。そして、当
該支持部材15はテフロンシート等の弾性に富む間隙材
17を介してサイドプレート5の内側中心に形成した受
部19内に嵌合されており、仕掛けに魚が掛かって釣糸
9に引張力が作用したとき、スプール軸1に掛かる荷重
力に応じて、軸受3を含めた支持部材15が直径方向
(釣糸9の引張方向)へ微移動できるようになってい
る。
レート5に支持する上記軸受3は、リング状の支持部材
15内に同心に且つ一体に嵌着されている。そして、当
該支持部材15はテフロンシート等の弾性に富む間隙材
17を介してサイドプレート5の内側中心に形成した受
部19内に嵌合されており、仕掛けに魚が掛かって釣糸
9に引張力が作用したとき、スプール軸1に掛かる荷重
力に応じて、軸受3を含めた支持部材15が直径方向
(釣糸9の引張方向)へ微移動できるようになってい
る。
【0005】又、支持部材15の外周壁には、釣糸9の
引張方向(図12の矢印A方向)と反対側に位置して突
部21が形成されており、当該突部21にはSUS材等
からなる厚さ0.3mmの短冊状の歪み板23の一端がね
じ止めされている。又、歪み板23の他端にはブロック
25が固着され、そして、当該ブロック25にはサイド
プレート5の外方から径方向に貫通支持した引張用のス
クリューネジ27が螺合されており、当該スクリューネ
ジ27をブロック25にねじ込むことで、歪み板23に
所定の張力を付与できるようにしてある。
引張方向(図12の矢印A方向)と反対側に位置して突
部21が形成されており、当該突部21にはSUS材等
からなる厚さ0.3mmの短冊状の歪み板23の一端がね
じ止めされている。又、歪み板23の他端にはブロック
25が固着され、そして、当該ブロック25にはサイド
プレート5の外方から径方向に貫通支持した引張用のス
クリューネジ27が螺合されており、当該スクリューネ
ジ27をブロック25にねじ込むことで、歪み板23に
所定の張力を付与できるようにしてある。
【0006】一方、歪み板23の表裏面には、一対ずつ
のストレインゲージ29,31,33,35が貼着され
ている。これらのストレインゲージ29,31,33,
35は、釣糸9の引張力でスプール軸1に荷重が掛か
り、この荷重に応じて歪み板23に歪みが生じたとき、
その歪み量に応じてストレインゲージ29,31,3
3,35の抵抗値を変化させることで釣糸9に掛かる張
力を検出するものである。
のストレインゲージ29,31,33,35が貼着され
ている。これらのストレインゲージ29,31,33,
35は、釣糸9の引張力でスプール軸1に荷重が掛か
り、この荷重に応じて歪み板23に歪みが生じたとき、
その歪み量に応じてストレインゲージ29,31,3
3,35の抵抗値を変化させることで釣糸9に掛かる張
力を検出するものである。
【0007】そして、上記ストレインゲージ29,3
1,33,35は、図13の如くブリッジに接続されて
おり、ブリッジに接続された相対向する一方の接点
P1 ,P2は直流電源に接続され、他方の相対向する接
続点P3 ,P4 は電圧増幅器37の入力に接続されてい
る。そして、当該電圧増幅器37の出力は、張力表示部
39に接続された構造となっている。
1,33,35は、図13の如くブリッジに接続されて
おり、ブリッジに接続された相対向する一方の接点
P1 ,P2は直流電源に接続され、他方の相対向する接
続点P3 ,P4 は電圧増幅器37の入力に接続されてい
る。そして、当該電圧増幅器37の出力は、張力表示部
39に接続された構造となっている。
【0008】従来の釣糸張力計測装置はこのように構成
されているから、仕掛けに魚が掛かって釣糸9に張力が
掛かると、その引張力はスプール11及びスプール軸1
を介して軸受3に作用し、同時にこの軸受3を含めた支
持部材15を図12の矢印A方向へ引っ張る。 このた
め、支持部材15は間隙部材17を圧縮し乍ら引張力に
応じて同方向へ微移動し、これに伴い歪み板23を弾性
伸長させて歪みを生じさせる。
されているから、仕掛けに魚が掛かって釣糸9に張力が
掛かると、その引張力はスプール11及びスプール軸1
を介して軸受3に作用し、同時にこの軸受3を含めた支
持部材15を図12の矢印A方向へ引っ張る。 このた
め、支持部材15は間隙部材17を圧縮し乍ら引張力に
応じて同方向へ微移動し、これに伴い歪み板23を弾性
伸長させて歪みを生じさせる。
【0009】而して、斯様に歪み板23に歪みが発生す
ると、これに貼着したストレインゲージ29,31,3
3,35の抵抗値が変化し、ブリッジの平衡状態が崩れ
て接続点P3 ,P4 間に電位差が生じる。この電位差は
釣糸9に掛かる張力と比例したものである。
ると、これに貼着したストレインゲージ29,31,3
3,35の抵抗値が変化し、ブリッジの平衡状態が崩れ
て接続点P3 ,P4 間に電位差が生じる。この電位差は
釣糸9に掛かる張力と比例したものである。
【0010】そして、この電位差は電圧増幅器37で増
幅された後、張力表示部39に出力されて張力が表示さ
れることとなる。従って、釣人が張力表示部39の表示
状態を見れば、現在の張力がどのような大きさであるか
を容易に判断できることとなる。
幅された後、張力表示部39に出力されて張力が表示さ
れることとなる。従って、釣人が張力表示部39の表示
状態を見れば、現在の張力がどのような大きさであるか
を容易に判断できることとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述した張
力計測装置にあっては、サイドプレート5と支持部材1
5との間に歪み板23をネジ止めする構造であるため、
構造が複雑化して組込み性が悪く、又、製造コストが高
価になる欠点があった。
力計測装置にあっては、サイドプレート5と支持部材1
5との間に歪み板23をネジ止めする構造であるため、
構造が複雑化して組込み性が悪く、又、製造コストが高
価になる欠点があった。
【0012】又、リールを誤って落としたり岩にぶつけ
る等してリールに外力が加わった場合に、薄い歪み板2
3が衝撃で曲がったり、歪み板23のねじ止め箇所が損
傷して歪み板23自体の張力が狂ってしまう虞があり、
強度的に充分なものとはいえなかった。
る等してリールに外力が加わった場合に、薄い歪み板2
3が衝撃で曲がったり、歪み板23のねじ止め箇所が損
傷して歪み板23自体の張力が狂ってしまう虞があり、
強度的に充分なものとはいえなかった。
【0013】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、構造が簡単で組付け性が良く、然も、落下衝撃等に
対して強度的に優れた魚釣用リールの釣糸張力計測装置
を提供することを目的とする。
で、構造が簡単で組付け性が良く、然も、落下衝撃等に
対して強度的に優れた魚釣用リールの釣糸張力計測装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る魚釣用リールの釣糸張力計測装置
は、スプール軸の両端を軸支する軸受の少なくとも一方
を、リール本体に一体化される枠状の基部と、当該基部
の中心部に配置されて上記軸受を取り付ける軸受取付部
と、当該軸受取付部と基部とを連結する連結部とで構成
された軸受支持部材で支持すると共に、連結部を、釣糸
に張力が掛かった際にスプール軸に掛かる荷重力に応じ
て歪むように形成し、当該連結部に、釣糸に掛かる張力
を計測するストレインゲージを装着したものである。
め、請求項1に係る魚釣用リールの釣糸張力計測装置
は、スプール軸の両端を軸支する軸受の少なくとも一方
を、リール本体に一体化される枠状の基部と、当該基部
の中心部に配置されて上記軸受を取り付ける軸受取付部
と、当該軸受取付部と基部とを連結する連結部とで構成
された軸受支持部材で支持すると共に、連結部を、釣糸
に張力が掛かった際にスプール軸に掛かる荷重力に応じ
て歪むように形成し、当該連結部に、釣糸に掛かる張力
を計測するストレインゲージを装着したものである。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】請求項1に係る釣糸張力計測装置によれば、釣
糸に張力が掛かると、軸受支持部材の連結部がスプール
軸に掛かる荷重力に応じて歪むので、これに取り付けた
ストレインゲージをブリッジに接続することでその抵抗
値が変化してブリッジの平衡状態が崩れ、接点間に釣糸
の張力と比例した電位差が生ずることとなる。
糸に張力が掛かると、軸受支持部材の連結部がスプール
軸に掛かる荷重力に応じて歪むので、これに取り付けた
ストレインゲージをブリッジに接続することでその抵抗
値が変化してブリッジの平衡状態が崩れ、接点間に釣糸
の張力と比例した電位差が生ずることとなる。
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は請求項1の一実施例に係る釣糸張力計
測装置を備えた魚釣用リールの全体斜視図、図2はその
一部切欠き正面図を示し、図中、41,43はフレーム
45の左右に固着されたサイドプレートで、サイドプレ
ート41,43とフレーム45とによってリール本体4
6が形成されている。
説明する。図1は請求項1の一実施例に係る釣糸張力計
測装置を備えた魚釣用リールの全体斜視図、図2はその
一部切欠き正面図を示し、図中、41,43はフレーム
45の左右に固着されたサイドプレートで、サイドプレ
ート41,43とフレーム45とによってリール本体4
6が形成されている。
【0021】そして、各サイドプレート41,43の内
側には、夫々、中心部にボールベアリング等の軸受47
が取り付けられた軸受支持部材49が対向してねじ止め
されており、両軸受47を介してスプール軸51が回転
可能に軸支されている。そして、軸受支持部材49間の
スプール軸51に、釣糸53を巻回するスプール55が
回転可能に枢着されている。
側には、夫々、中心部にボールベアリング等の軸受47
が取り付けられた軸受支持部材49が対向してねじ止め
されており、両軸受47を介してスプール軸51が回転
可能に軸支されている。そして、軸受支持部材49間の
スプール軸51に、釣糸53を巻回するスプール55が
回転可能に枢着されている。
【0022】又、図10に示す従来例と同様、サイドプ
レート43内には駆動歯車輪列が装着されており、サイ
ドプレート43の中心より偏心する位置に取り付けたハ
ンドル57の巻取り操作で、スプール55が駆動歯車輪
列を介して釣糸巻取り方向へ回転するようになってい
る。尚、59はドラグ調整用のハンドルである。
レート43内には駆動歯車輪列が装着されており、サイ
ドプレート43の中心より偏心する位置に取り付けたハ
ンドル57の巻取り操作で、スプール55が駆動歯車輪
列を介して釣糸巻取り方向へ回転するようになってい
る。尚、59はドラグ調整用のハンドルである。
【0023】而して、上記軸受支持部材49は、図3に
示すようにリング状の枠体に成形された基部61と、軸
受取付孔63に軸受47が取り付けられた軸受取付部6
5、そして、当該軸受取付部65と基部61とを連結し
て基部61内に軸受47を同心に配置する2本の連結部
67が一体に成形されており、連結部67は基部61の
直径方向に設けられている。そして、上記各軸受支持部
材49は、釣糸53の引張方向(図3中、矢印方向)に
対して連結部67が直交するように、基部61が各サイ
ドプレート41,43に夫々ねじ止めされている。
示すようにリング状の枠体に成形された基部61と、軸
受取付孔63に軸受47が取り付けられた軸受取付部6
5、そして、当該軸受取付部65と基部61とを連結し
て基部61内に軸受47を同心に配置する2本の連結部
67が一体に成形されており、連結部67は基部61の
直径方向に設けられている。そして、上記各軸受支持部
材49は、釣糸53の引張方向(図3中、矢印方向)に
対して連結部67が直交するように、基部61が各サイ
ドプレート41,43に夫々ねじ止めされている。
【0024】又、上記各連結部67は可撓性を持った構
造となっており、釣糸53に張力が掛かると、図4に示
すようにスプール軸51に掛かる荷重力Fに応じて各連
結部67が釣糸53の引張方向へ撓んで、軸受取付部6
5が同方向へずれるようになっている。
造となっており、釣糸53に張力が掛かると、図4に示
すようにスプール軸51に掛かる荷重力Fに応じて各連
結部67が釣糸53の引張方向へ撓んで、軸受取付部6
5が同方向へずれるようになっている。
【0025】そして、図5に示すように上記各軸受支持
部材49の一方の連結部67には、夫々、一対宛のスト
レインゲージ69,71,73,75が釣糸53の引張
方向とその逆方向の両側面に接着後、焼き付けられてい
る。 これらのストレインゲージ69,71,73,75
は、釣糸53の張力によりスプール軸51に荷重が掛か
って軸受支持部材49の連結部67が撓んだときに、図
11に示すストレインゲージ29,31,33,35と
同様、その歪み量に応じてストレインゲージ69,7
1,73,75の抵抗値が変化することで釣糸53に掛
かる張力を測定するもので、図6に示すようにストレイ
ンゲージ69,71,73,75はブリッジに接続され
ている。
部材49の一方の連結部67には、夫々、一対宛のスト
レインゲージ69,71,73,75が釣糸53の引張
方向とその逆方向の両側面に接着後、焼き付けられてい
る。 これらのストレインゲージ69,71,73,75
は、釣糸53の張力によりスプール軸51に荷重が掛か
って軸受支持部材49の連結部67が撓んだときに、図
11に示すストレインゲージ29,31,33,35と
同様、その歪み量に応じてストレインゲージ69,7
1,73,75の抵抗値が変化することで釣糸53に掛
かる張力を測定するもので、図6に示すようにストレイ
ンゲージ69,71,73,75はブリッジに接続され
ている。
【0026】又、図5中、77は端子、79はストレイ
ンゲージ69,71,73,75の配線で、配線79は
フレキシブルフイルム化されて回路基板81上の電圧増
幅器にコネクタ83を介して接続されている。
ンゲージ69,71,73,75の配線で、配線79は
フレキシブルフイルム化されて回路基板81上の電圧増
幅器にコネクタ83を介して接続されている。
【0027】上記回路基板81には電圧増幅器の他、マ
イクロコンピュータやA/Dコンバータ等が装着され、
更にその表面に液晶表示器85やキーボードスイッチ8
7が装着されており、回路基板81は、図1の如く魚釣
用リールの上部に装着した気密構造のICモジュール8
9内に収容されている。
イクロコンピュータやA/Dコンバータ等が装着され、
更にその表面に液晶表示器85やキーボードスイッチ8
7が装着されており、回路基板81は、図1の如く魚釣
用リールの上部に装着した気密構造のICモジュール8
9内に収容されている。
【0028】図7はストレインゲージ69,71,7
3,75のブリッジ回路と増幅器,マイクロコンピュー
タの回路図を示し、図中、91はストレインゲージ6
9,71,73,75のブリッジ回路、93は電圧増幅
器、95はA/Dコンバータ、そして、97はストレイ
ンゲージ69,71,73,75の出力の零点とゲイン
を自動調節するレギュレーター、99はマイクロコンピ
ュータで、ブリッジ回路91の接点P1 は電圧増幅器9
3の入力に接続されている。 そして、電圧増幅器93で
増幅されたストレインゲージ69,71,73,75の
出力は、A/Dコンバータ95でデジタル化されてマイ
クロコンピュータ99に入力されるようになっている。
3,75のブリッジ回路と増幅器,マイクロコンピュー
タの回路図を示し、図中、91はストレインゲージ6
9,71,73,75のブリッジ回路、93は電圧増幅
器、95はA/Dコンバータ、そして、97はストレイ
ンゲージ69,71,73,75の出力の零点とゲイン
を自動調節するレギュレーター、99はマイクロコンピ
ュータで、ブリッジ回路91の接点P1 は電圧増幅器9
3の入力に接続されている。 そして、電圧増幅器93で
増幅されたストレインゲージ69,71,73,75の
出力は、A/Dコンバータ95でデジタル化されてマイ
クロコンピュータ99に入力されるようになっている。
【0029】又、バッテリ101の寿命を伸ばすため、
ブリッジ回路91の接点P2 にON/OFFスイッチ1
03を接続してあり、マイクロコンピュータ99からの
信号でON/OFFスイッチ103を作動させて短時間
だけストレインゲージ69,71,73,75に通電
し、糸張力のデータをマイクロコンピュータ99に取り
込むようにしている。そして、糸張力のデータは液晶表
示器85の表示部85aに表示されるようになってい
る。
ブリッジ回路91の接点P2 にON/OFFスイッチ1
03を接続してあり、マイクロコンピュータ99からの
信号でON/OFFスイッチ103を作動させて短時間
だけストレインゲージ69,71,73,75に通電
し、糸張力のデータをマイクロコンピュータ99に取り
込むようにしている。そして、糸張力のデータは液晶表
示器85の表示部85aに表示されるようになってい
る。
【0030】その他、図2中、105はスプール軸51
のスラスト方向の制動調節摘みである。本実施例に係る
釣糸張力計測装置はこのように構成されているから、ス
プール55から繰り出された釣糸53の仕掛けに魚が掛
かって、魚の引きで釣糸53に張力が掛かると、その引
張力はスプール55及びスプール軸51を介して軸受支
持部材49の軸受取付部65に作用するので、図4に示
すようにスプール軸51に掛かる荷重力Fに応じて各連
結部67が釣糸53の引張方向へ撓む。
のスラスト方向の制動調節摘みである。本実施例に係る
釣糸張力計測装置はこのように構成されているから、ス
プール55から繰り出された釣糸53の仕掛けに魚が掛
かって、魚の引きで釣糸53に張力が掛かると、その引
張力はスプール55及びスプール軸51を介して軸受支
持部材49の軸受取付部65に作用するので、図4に示
すようにスプール軸51に掛かる荷重力Fに応じて各連
結部67が釣糸53の引張方向へ撓む。
【0031】而して、斯様に連結部67に撓みが生ずる
と、これに装着したストレインゲージ69,71,7
3,75の抵抗値が変化してブリッジの平衡状態が崩
れ、図7に示す接点P1 とこれに対向する接点P3 との
間に電位差が生じる。この電位差は、釣糸53に掛かる
張力と比例したものである。
と、これに装着したストレインゲージ69,71,7
3,75の抵抗値が変化してブリッジの平衡状態が崩
れ、図7に示す接点P1 とこれに対向する接点P3 との
間に電位差が生じる。この電位差は、釣糸53に掛かる
張力と比例したものである。
【0032】そして、接点P1 ,P3 間で生じた電位差
は、電圧増幅器93で増幅されA/Dコンバータ95で
デジタル化されてマイクロコンピュータ99に入力し、
マイクロコンピュータ99の処理で糸張力のデータが液
晶表示器85の表示部85aに表示される。
は、電圧増幅器93で増幅されA/Dコンバータ95で
デジタル化されてマイクロコンピュータ99に入力し、
マイクロコンピュータ99の処理で糸張力のデータが液
晶表示器85の表示部85aに表示される。
【0033】従って、釣人は表示部85aの表示を見れ
ば、現在の釣糸53の張力がどのような状況に置かれて
いるかを容易に判断できることとなる。又、図示しない
が、マイクロコンピュータ99によって糸張力のデータ
を液晶表示器85の表示部85aに表示させる他、張力
表示に合わせてアラームを作動させる方式を採用すれ
ば、釣糸53の張力状態、例えば魚の引き等に対する釣
糸53の強度限界を報知することが可能となり、ひいて
は折角掛かった魚が釣糸53の切断等によって逃げるこ
とがないようリールのドラグ強さを緩める等の操作を容
易且つ迅速になし得る。
ば、現在の釣糸53の張力がどのような状況に置かれて
いるかを容易に判断できることとなる。又、図示しない
が、マイクロコンピュータ99によって糸張力のデータ
を液晶表示器85の表示部85aに表示させる他、張力
表示に合わせてアラームを作動させる方式を採用すれ
ば、釣糸53の張力状態、例えば魚の引き等に対する釣
糸53の強度限界を報知することが可能となり、ひいて
は折角掛かった魚が釣糸53の切断等によって逃げるこ
とがないようリールのドラグ強さを緩める等の操作を容
易且つ迅速になし得る。
【0034】更には又、魚が掛かったことを知らせる魚
信や魚の取込み時の口切れ防止等の機能をプログラムで
きるし、魚釣用電動リールに適用してマイクロコンピュ
ータ99に入力される糸張力データに基づきスプール駆
動モータの回転を変える等、様々な機能をプログラムす
ることも可能である。
信や魚の取込み時の口切れ防止等の機能をプログラムで
きるし、魚釣用電動リールに適用してマイクロコンピュ
ータ99に入力される糸張力データに基づきスプール駆
動モータの回転を変える等、様々な機能をプログラムす
ることも可能である。
【0035】然も、本実施例に係る釣糸張力計測装置
は、図10以下に示す従来の釣糸張力計測装置に比し、
構造が簡単で魚釣用リール自体を小型軽量化することが
できると共に、落下衝撃等に対し充分な強度を持ち、長
期に亘って糸張力を正確に測定できる効果を有する。
は、図10以下に示す従来の釣糸張力計測装置に比し、
構造が簡単で魚釣用リール自体を小型軽量化することが
できると共に、落下衝撃等に対し充分な強度を持ち、長
期に亘って糸張力を正確に測定できる効果を有する。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】尚、上記実施例では、軸受支持部材49を
サイドプレート41,43と別体に成形して、これをサ
イドプレート41,43にねじ止めしたが、例えば、図
8に示すように一方の軸受支持部材49をサイドプレー
ト41とフレーム45とで挾着し、他方の軸受支持部材
49をフレーム45に一体成形してもよいし、或いは図
9に示すように一方の軸受支持部材49をサイドプレー
ト41にねじ止めして、他方の軸受支持部材49をフレ
ーム45に一体成形してもよい。
サイドプレート41,43と別体に成形して、これをサ
イドプレート41,43にねじ止めしたが、例えば、図
8に示すように一方の軸受支持部材49をサイドプレー
ト41とフレーム45とで挾着し、他方の軸受支持部材
49をフレーム45に一体成形してもよいし、或いは図
9に示すように一方の軸受支持部材49をサイドプレー
ト41にねじ止めして、他方の軸受支持部材49をフレ
ーム45に一体成形してもよい。
【0047】又、図示しないが、軸受支持部材49を夫
々サイドプレート41,43とフレーム45とで挾着し
たり、左右の軸受支持部材49をフレーム45に一体成
形してもよい。
々サイドプレート41,43とフレーム45とで挾着し
たり、左右の軸受支持部材49をフレーム45に一体成
形してもよい。
【0048】更に又、上記実施例では、スプール軸51
の両端を軸受支持部材49で支持したが、スプール軸5
1の一端側のみを軸受支持部材49で支持して、釣糸5
3の張力を計測することも可能であるし、又、リング状
の基部61に代えて、基部を例えば矩形状の枠体として
もよい。 而して、斯様に基部を矩形状の枠体とし、そし
て、フレーム45に矩形状の凹部を形成して当該凹部に
矩形状の基部を有する軸受支持部材を嵌合一体化するこ
とで、軸受支持部材の回り止めが図れることとなる。
の両端を軸受支持部材49で支持したが、スプール軸5
1の一端側のみを軸受支持部材49で支持して、釣糸5
3の張力を計測することも可能であるし、又、リング状
の基部61に代えて、基部を例えば矩形状の枠体として
もよい。 而して、斯様に基部を矩形状の枠体とし、そし
て、フレーム45に矩形状の凹部を形成して当該凹部に
矩形状の基部を有する軸受支持部材を嵌合一体化するこ
とで、軸受支持部材の回り止めが図れることとなる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の釣
糸張力計測装置によれば、従来の釣糸張力計測装置に比
し、構造が簡単で魚釣用リール自体を小型軽量化するこ
とができると共に、落下衝撃等に対しても充分な強度を
確保することが可能で、長期に亘って糸張力を正確に測
定できる効果を奏する。
糸張力計測装置によれば、従来の釣糸張力計測装置に比
し、構造が簡単で魚釣用リール自体を小型軽量化するこ
とができると共に、落下衝撃等に対しても充分な強度を
確保することが可能で、長期に亘って糸張力を正確に測
定できる効果を奏する。
【図1】請求項1の一実施例に係る釣糸張力計測装置を
備えた魚釣用リールの全体斜視図である。
備えた魚釣用リールの全体斜視図である。
【図2】図1に示す魚釣用リールの一部切欠き正面図で
ある。
ある。
【図3】軸受支持部材とスプールの分解斜視図である。
【図4】軸受支持部材の連結部の撓み状態を示す斜視図
である。
である。
【図5】釣糸張力計測装置の分解斜視図である。
【図6】ストレインゲージのブリッジ回路図である。
【図7】ストレインゲージのブリッジ回路と増幅器,マ
イクロコンピュータの回路図である。
イクロコンピュータの回路図である。
【図8】請求項1の他の実施例に於ける魚釣用リールの
一部切欠き正面図である。
一部切欠き正面図である。
【図9】請求項1の更に他の実施例に於ける魚釣用リー
ルの一部切欠き正面図である。
ルの一部切欠き正面図である。
【図10】従来の釣糸張力計測装置を備えた魚釣用リー
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図11】従来の釣糸張力計測装置の正面図である。
【図12】図11のXII−XII線断面図である。
【図13】従来の釣糸張力計測装置に於けるストレイン
ゲージと増幅器の回路図である。
ゲージと増幅器の回路図である。
41,43 サイドプレート 45 フレーム 47 軸受 49 軸受支持部材 51 スプール軸 53 釣糸 55 スプール 61 基部 65 軸受取付部 67 連結部 69,71,73,75 ストレインゲージ
Claims (1)
- 【請求項1】 スプール軸の両端を軸支する軸受の少な
くとも一方を、リール本体に一体化される枠状の基部
と、当該基部の中心部に配置されて上記軸受を取り付け
る軸受取付部と、当該軸受取付部と基部とを連結する連
結部とで構成された軸受支持部材で支持すると共に、連
結部を、釣糸に張力が掛かった際にスプール軸に掛かる
荷重力に応じて歪むように形成し、当該連結部に、釣糸
に掛かる張力を計測するストレインゲージを装着したこ
とを特徴とする魚釣用リールの釣糸張力計測装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5070173A JP2813634B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 魚釣用リールの釣糸張力計測装置 |
US08/218,807 US5479831A (en) | 1993-03-29 | 1994-03-28 | Fishline tension measuring device for fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5070173A JP2813634B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 魚釣用リールの釣糸張力計測装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06276900A JPH06276900A (ja) | 1994-10-04 |
JP2813634B2 true JP2813634B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=13423879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5070173A Expired - Fee Related JP2813634B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 魚釣用リールの釣糸張力計測装置 |
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US6370971B1 (en) | 2000-10-23 | 2002-04-16 | Tedea-Huntleigh, Inc. | Pulley hub load cell |
US7467062B2 (en) * | 2001-04-27 | 2008-12-16 | W.C. Bradley/Zebco Holdings, Inc. | Reel mechanism with environmental and fish weighing sensors |
US6591222B2 (en) * | 2001-04-27 | 2003-07-08 | W.C. Bradley/Zebco Holdings, Inc. | Reel mechanism with line tension/fish weight indicator |
US7225102B2 (en) * | 2001-04-27 | 2007-05-29 | W.C. Bradley/Zebco Holdings, Inc. | Reel mechanism with watertight electronics module |
US8474331B2 (en) * | 2006-02-24 | 2013-07-02 | David Pekin | Force measurement system |
US7318295B2 (en) * | 2006-02-24 | 2008-01-15 | David Pekin | Fishing pole with integrated line tension scale |
US8839547B2 (en) * | 2006-02-24 | 2014-09-23 | David Pekin | Reel system with line tension measurement capability |
US20080000138A1 (en) * | 2006-06-28 | 2008-01-03 | Cummings Duane E | Active fishing rod |
JP5654270B2 (ja) * | 2010-06-25 | 2015-01-14 | 株式会社シマノ | 釣り用リール |
FR2973021B1 (fr) * | 2011-03-23 | 2013-04-05 | Fixator | Treuil a adherence pour la manutention de charges |
US11853037B2 (en) | 2017-04-17 | 2023-12-26 | Globeride, Inc. | Electric hoisting machine and control device and control method therefor |
US11528897B1 (en) * | 2019-06-19 | 2022-12-20 | BlueBite | Tension measuring system that determine tension on a fishing line |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2079021A (en) * | 1936-03-19 | 1937-05-04 | John C Malcolm | Indicating mechanism for trawling |
US2210759A (en) * | 1937-09-16 | 1940-08-06 | Hans S Hansen | Trawl measuring mechanism |
US3248937A (en) * | 1963-09-09 | 1966-05-03 | Pan American Petroleum Corp | Load-measuring device |
US3352152A (en) * | 1966-11-30 | 1967-11-14 | Armco Steel Corp | Load measuring windlass |
USRE31312E (en) * | 1977-10-11 | 1983-07-19 | W. J. Industries, Inc. | Tension monitor means |
JPS5920059Y2 (ja) * | 1979-03-30 | 1984-06-11 | ダイワ精工株式会社 | 釣用両軸受リ−ル |
US4326424A (en) * | 1979-03-30 | 1982-04-27 | Cleveland Machine Controls, Inc. | Web tension transducer arrangement |
DE3822486A1 (de) * | 1988-07-02 | 1990-01-04 | Koenig & Bauer Ag | Einrichtung zum messen der bahnspannung einer warenbahn |
JP3102851U (ja) * | 2004-01-16 | 2004-07-15 | 株式会社丸越 | インラインスケート |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP5070173A patent/JP2813634B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-28 US US08/218,807 patent/US5479831A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06276900A (ja) | 1994-10-04 |
US5479831A (en) | 1996-01-02 |
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