JPH057675Y2 - - Google Patents

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JPH057675Y2
JPH057675Y2 JP1986177153U JP17715386U JPH057675Y2 JP H057675 Y2 JPH057675 Y2 JP H057675Y2 JP 1986177153 U JP1986177153 U JP 1986177153U JP 17715386 U JP17715386 U JP 17715386U JP H057675 Y2 JPH057675 Y2 JP H057675Y2
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JP
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pressure
stress
support bracket
conductive rubber
attached
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JP1986177153U
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JPS6384692U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、オーニング(日除け装置)に過大
応力が加わつて破損するのを未然に防止する装置
に関するものである。
(従来技術とその問題点) オーニングにおいては風杯を使つて風速を検出
し、部材に加わる応力を風速で間接的に検知して
いる。そして、風速がある値を越えた時、部材に
許容限度以上の応力が加わり、破損する恐れ有り
と見なし、オーニングキヤンバス(日除け)等を
巻取つている。
従つて風杯の取付場所を誤ると、設定風速を風
杯で検知する前に、部材に加わる応力が許容値を
越え、破損してしまう恐れがあつた。具体的には
家屋の壁面に取付けた場合、壁に対して平行な風
であれば、良く回転し検知も正確だが、壁に対し
て垂直な風の場合、あまり回転しないことがあ
る。よつて、強い風で本体に力が加わつていて
も、風杯がそれに応じて回転しないと、設定風速
と見なされず、巻取ることができなくて破損に至
ることがある。
さらに、風以外の積雪あるいは人間等による外
力を検出できないという問題があつた。
この考案は、前述のような問題点を解消すべく
創案されたもので、その目的は、取付場所、風向
きなどに左右されず、部材に加わる応力を常に正
確に検出でき、さらに風以外の外力による場合も
検出でき、過大応力による破損を未然に防止し得
る装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段・作用) この考案のオーニングの過大応力防止装置は、
屈曲自在のアーム2の先端に前枠3を取付け、巻
取軸4に巻かれたキヤンバス5の先端を前枠3に
固定し、モーターあるいは手動により巻取軸4を
回転させ、キヤンバス5を巻取り、巻戻すように
構成され、巻取軸4の両端およびアーム2の基端
が支持ブラケツト6に取付けられ、前記支持ブラ
ケツト6と、この支持ブラケツト6が取付けられ
る取付基部7との間に、感圧導電性ゴム8を介在
させ、この感圧導電性ゴム8の抵抗値変化を検出
し、この検出値に対応する応力が部材の設定応力
を越えると、警報あるいは巻取制御のための出力
を出すように構成してある。
(実施例) 以下、この考案を図示する一実施例に基づいて
説明する。
これは、オーニングに適用した例であり、第1
図、第4図に示すように、オーニング1は、屈曲
自在のアーム2の先端に前枠3を取付け、巻取軸
4に巻かれたキヤンバス5の先端を前枠3に固定
し、モーターあるいは手動により巻取軸4を回転
させ、キヤンバス5を巻取り、巻戻すように構成
され、巻取軸4の両端およびアーム2の基端が支
持ブラケツト6に取付けられ、この支持ブラケツ
ト6が壁あるいは柱等の取付基部7に取付けられ
る。
このような構成において、支持ブラケツト6と
取付基部7との間に、シート状の感圧導電性ゴム
8を介在させる。この感圧導電性ゴム8は、第3
図に示すように、加わる外力の大きさに応じて絶
縁状態から導通状態へと抵抗値が連続的に変化す
る性質を有するので、この抵抗値から加わつてい
る応力を知り、この応力が部材の設定応力を越え
た時に、破損する恐れ有りと見なし、警報を出し
たり、巻取制御のための出力を出す。
第1図に示すのは、感圧導電性ゴム8に、第3
図Aに示すような加わる力と抵抗値変化が比例す
るタイプのものを使用した場合の例であり、感圧
導電性ゴム8および設定器9に定電圧Vを印加
し、比較器10において、感圧導電性ゴム8の変
化する抵抗Rによるレベルと、部材の設定圧力に
対応した設定器9の抵抗VRで設定したレベルと
を比較し、抵抗Rによるレベルが抵抗VRで設定
したレベルより大きくなると、応力が部材の設定
圧力を越えるので、比較器10から増幅器11に
出力信号が出力される。
実際には、第2図に示すように、比較器10の
ゴム8側の入力は、次式で示される電位差Eであ
り、 E=V×R2/R1+R+R2 一方、設定器9側の入力は、電位差Etであり、
圧力が増しRが小さくなりE>Etになると、比
較器10が出力信号を出す。
比較器10の出力により、増幅器11を介して
アラーム12を作動させて警報を出し、あるいは
モーター13を制御して自動巻取りを行なわせ
る。
さらに、第3図Bに示すように、予め製造時に
定められた力が加わると、抵抗値が段階的に変化
するタイプの感圧導電性ゴムの場合には、比較器
等が不要となる。この場合には、感圧導電性ゴム
の急激な抵抗の低下を検出し、これを応力が部材
の設定応力を越えていると見なし、警報等の出力
を出す。
以上のように、本考案では、部材に加わる応力
を部材から直接検出しているため、風による荷重
以外に、積雪、降灰による荷重も検出して警報を
出せる。さらに、人力による荷重、例えば小供等
が部材にぶら下つたりしていたずらした場合の荷
重も検出して警報を出せる。
(考案の効果) 前述のとおり、この考案によれば、支持ブラケ
ツトと取付基部との間に、感圧導電性ゴムを介在
させ、部材に加わる応力を直接検出するように構
成したため、次のような効果を奏する。
(i) の風杯にように、取付場所、風向きなどを考
慮する必要がない。
(ii) 取付場所、風向きなどに左右されず、部材に
加わる応力を常に正確に検出でき、過大応力に
よる破損を未然に防止できる。
(iii) 部材間に感圧導電性ゴムをはさみ込むだけで
よいので、取付けが容易である。
(iv) 風による応力の外に、積雪、降灰、人力によ
る応力も検出できる。
(v) 警報、巻取制御などを簡単な構成で容易に行
なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る過大応力防止装置の
1例を示す概略図、第2図は、第1図の装置の電
気回路図、第3図A,Bは感圧導電性ゴムの特性
を示すグラフ、第4図は、オーニングを示す概略
斜視図である。 1……オーニング、2……アーム、3……前
枠、4……巻取軸、5……キヤンバス、6……支
持ブラケツト、7……取付基部、8……感圧導電
性ゴム、9……設定器、10……比較器、11…
…増幅器、12……アラーム、13……モータ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屈曲自在のアーム2の先端に前枠3を取付け、
    巻取軸4に巻かれたキヤンバス5の先端を前枠3
    に固定し、モーターあるいは手動により巻取軸4
    を回転させ、キヤンバス5を巻取り、巻戻すよう
    に構成され、巻取軸4の両端およびアーム2の基
    端が支持ブラケツト6に取付けられ、前記支持ブ
    ラケツト6と、この支持ブラケツト6が取付けら
    れる取付基部7との間に、感圧導電性ゴム8を介
    在させ、この感圧導電性ゴム8の抵抗値変化を検
    出し、この検出値に対応する応力が部材の設定応
    力を越えると、警報あるいは巻取制御のための出
    力を出すように構成してあることを特徴とするオ
    ーニングの過大応力防止装置。
JP1986177153U 1986-11-18 1986-11-18 Expired - Lifetime JPH057675Y2 (ja)

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JP1986177153U JPH057675Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

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JPS6384692U JPS6384692U (ja) 1988-06-03
JPH057675Y2 true JPH057675Y2 (ja) 1993-02-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917190B2 (ja) * 1977-08-23 1984-04-19 松下電器産業株式会社 ホウ素被膜の形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612572Y2 (ja) * 1980-01-31 1986-01-28
JPS5917190U (ja) * 1982-07-22 1984-02-02 アマダ技術サ−ビス株式会社 ロボツト把持部の負荷検出装置

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JPS5917190B2 (ja) * 1977-08-23 1984-04-19 松下電器産業株式会社 ホウ素被膜の形成方法

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JPS6384692U (ja) 1988-06-03

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