JP3008424B2 - 振動パーツフィーダの振巾制御装置 - Google Patents

振動パーツフィーダの振巾制御装置

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JP3008424B2
JP3008424B2 JP2029071A JP2907190A JP3008424B2 JP 3008424 B2 JP3008424 B2 JP 3008424B2 JP 2029071 A JP2029071 A JP 2029071A JP 2907190 A JP2907190 A JP 2907190A JP 3008424 B2 JP3008424 B2 JP 3008424B2
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友二 新井田
敏郎 関根
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神鋼電機株式会社
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振動パーツフィーダの振巾制御装置に関す
る。
〔従来の技術及びその問題点〕
例えば、振動パーツフィーダは内部に螺旋状のトラッ
クを形成し多量の部品を受容するボウルを設けており、
これにねじり振動を行わせることによって上記螺旋状の
トラックに沿って部品を振動により移送するようにして
いるが、ボウルの振巾を知るために従来は第3A図及び第
3B図に示すような振巾表示板(1)を用いていた。すな
わち、これをボウルのねじり振動の方向に対し(振巾表
示板(1)の長辺に関し)直角方向に貼着していた。第
3A図、第3B図において振巾表示板は全体として(1)で
示されるが、この台紙(2)の表面には所定の目盛り
(3)が印刷されておりこれに対し垂直方向にV字形状
を有するように表示線(4a)(4b)を印刷させている。
このような振巾表示板(1)をボウルに貼着し、ボウル
をねじり振動させると第3B図に示すように表示線(4a)
(4b)が振巾に応じて人間の目に残像として(5a)(5
b)の巾の帯状部を形成する。この交点Aが交わる目盛
りaがこのときの振巾であるが、この交点Aを読み取る
のに個人的な誤差があい熟練した作業員であれば1/100m
m(印刷目盛り間隔や表示線(4a)(4b)の角度に依存
する)まで正確に読み取ることができるが、一般的には
1/10mm程度の誤差がある。また同じ人間であってもその
ときの環境条件、例えば照明あるいはその貼付の仕方な
どにより振巾誤差が生じ、その精度はあまり高いもので
はなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、振巾を個人的な
誤差をなくし何人も同じ精度で確実に読み取るこがで
き、更にこの値を見ながら振動パーツフィーダの振巾を
所定の値へと制御することができる振動パーツフィーダ
の振巾制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的は、振動パーツフィーダの可動部に振動検
出器を取り付け、該振動検出器の検出出力は比較器の一
方の端子に入力され、他方の端子には振巾調整器より設
定振巾値が入力され、該比較器の出力によりトライアッ
クの位相を制御し、該トライアックの出力を前記振動パ
ーツフィーダのコイルに供給して所定の振巾で振動させ
るように制御する振動パーツフィーダの振巾制御装置に
おいて、 前記振動検出器の検出出力を振巾として制御箱のパネ
ル部に設けられた振巾表示部にデジタル表示し、且つ該
デジタル表示を見ながら前記パネル部に設けられたボリ
ュームのつまみを調節することにより前記トライアック
の位相を制御して、前記振動パーツフィーダの振巾が所
定の振巾になるようにしたことを特徴とする振動パーツ
フィーダの振巾制御装置によって達成される。
〔作用〕
例えば、振動パーツフィーダのボウルの周壁外面に振
巾検出器を取付けておくことによりこれの出力がアンプ
されて、このアンプ出力をデジタル値として表示させる
ことができる。すなわち、デジタル表示により何人もそ
の振巾を直ちに同じ精度で読み取ることができ、そのデ
ジタル値を見ながらつまみの調節により振動パーツフィ
ーダのコイルに接続されるトライアックの位相を制御し
て振動パーツフィーダの振巾を所定の値に制御すること
ができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例による振動パーツフィーダの振
巾制御装置について図面を参照して説明する。
第1図において振動パーツフィーダ(10)は公知の構
成を有するが、ボウル(11)の内周壁部には螺旋状のト
ラックが形成されており、この底壁部に一体的に形成さ
れる可動コア(12)は下方のベースブロック(13)と等
角度間隔で傾斜配設された板ばね(14)により結合され
ている。ベースブロック(13)上にはコイル(15)を巻
装した電磁石(16)が固定されており、これは可動コア
(12)と空隙をおいて対向している。ねじり振動駆動部
は以上のように構成されコイル(15)を励磁するとボウ
ル(11)は公知のねじり振動を行うのであるが、ねじり
振動駆動部全体は筒状のカバー(17)により被覆されて
おり振動パーツフィーダ(10)全体は防振ゴム(18)に
より床上に支持されている。
板ばね(15)の上端部近くには振巾検出器もしくはセ
ンサー(19)、例えば近接スイッチが設けられており
(あるいはストレンゲージを貼着してもよい)、この検
出出力がセンサアンプ(20)に供給され、このアンプ出
力は整流回路(23)に接続されている。センサアンプ
(20)は増巾度調節用のボリュウム(22)を備えてお
り、またその内部にセンサ(19)の断線を検出する断線
検出器(21)を備えている。
整流回路(23)の出力は比較器(24)の一方の端子に
接続され、これには振巾調整器(25)からの設定振巾値
が供給されている。比較器(24)の出力は積分器(26)
に接続され、この差をPID制御のための積分を行なって
トライアック位相制御回路(27)に接続される。これに
接続されるトライアック(28)の点弧角が制御され、こ
の出力が振動パーツフィーダ(10)のコイル(15)に供
給される。すなわちフィードバック制御により振巾が一
定になるように制御される。
また、本実施例によればセンサアンプ(20)内に設け
られる断線検出器(21)の出力はロジック(32)に供給
され、また積分器(26)の出力で異状が発生した場合に
は制御不能検出器(29)に供給し、これをロジック(3
2)に供給することにより上記いづれかゞ発生した場合
にはロジック(32)からALARMランプ(34)を駆動する
ための出力を発生する。これにより何らかの故障が生じ
たことを検知するようにしている。正常な場合にはRUN
ランプ(33)が点灯しており、この出力がトライアック
位相制御回路(27)に供給されている。すなわち、トラ
イアック位相制御はロジック(32)の制御出力によりそ
の位相が制御されるようになっていうのであるが、これ
が正常に行われていることをRUNランプ(33)が報知す
るようにしている。
また、本発明によればセンサアンプ(20)と整流回路
(23)とを結ぶ線路に振巾メータ(38)が接続されてい
る。すなわち、センサアンプ(20)の出力が振巾を検出
する増巾出力であればこれを適当に構成することにより
実際の振巾を振巾メータ(38)に表示させるようになっ
ている。
第2図は以上の制御回路を内蔵した制御箱(40)を示
す。制御箱(40)のパネル部(41)に振巾表示部(42)
が設けられ、これにデジタル値として振巾、例えば2.15
mmが表示されるようになっている。すなわち、振巾表示
部(42)は、第1図で示した振巾メータ(38)に対応す
るものである。また、ボリューム(43)のつまみ(44)
を調節することによりトライアック(28)の点弧角を手
動調節することができる。すなわちボリューム(43)の
つまみ(44)は、第1図に示される振巾調整器(25)の
ボリュームと連動している。これにより表示部(42)を
見ながら振巾を所定の値に正確に設定することができ
る。なお、パネル部(41)には電源スイッチ(45)が設
けられている。これによってOFFに切換えたときには振
動パーツフィーダ(10)は停止するので振巾表示部(4
2)のおける表示値は0となる。
本発明の実施例は以上のように構成されるが次にこの
作用及び効果について説明する。
振動パーツフィーダ(10)を駆動すると板ばね(14)
が公知のねじり振動を行いボウル(11)の振巾に比例し
た振巾で板ばね(19)がねじり振動を行うので、この出
力をセンサアンプ(20)に供給することにより振巾メー
タ(38)、すなわち制御箱(40)の振巾表示部(42)に
はボウル(11)の検出振巾がデジタル値で表示される。
また、本実施例によればこのセンサアンプ(20)の出力
は整流回路(23)に接続され直流化されて比較器(24)
において設定の振巾値と比較され、この差を積分器(2
6)で積分しこれによりトライアック位相制御をしてト
ライアック(28)の点弧角を制御するようにしている。
トライアック(28)の出力は振動パーツフィーダ(10)
のコイル(15)にフィードバックされることにより所定
の振巾でボウル(11)がねじり振動を行うようになって
いる。
本発明によれば作業者が振巾表示部(42)のデジタル
値を見ることにより振巾を直ちに知ることができる。ま
た、従来は振動パーツフィーダ(10)の例えばボウル
(11)の外周面に第3A図に示すような振巾表示板(1)
を貼着することにより、これにより目の残像を利用して
A点の目盛りを読むようにしていたがこれには個人差が
あり、またその振巾表示板(1)の貼着の仕方によって
は正確な値を知ることができなかったが、本実施例によ
れば振巾表示部(42)により何人も迅速に個人差なく正
確な振巾を読み取ることができる。従って、振動パーツ
フィーダ(10)に何らかの故障が生じた場合に如何なる
原因かを振巾表示部(42)により速やかにその原因を探
ることができる。更に、振巾表示部(42)を見ながらつ
まみ(44)を調節することにより振巾を所定の値に正確
に設定することができる。また例えばセンサアンプ(2
0)に接続されているボリュウム(22)を調節すること
により振巾メータ(38)の、すなわち振巾表示部(42)
のレンジの切換えも容易に行うことができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、勿論、本
発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想
に基いて種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例では振動パーツフィーダ(10)
のボウル(11)の振巾を表示するのに板ばね(14)の振
動を検知するようにしたが、勿論、これに代えてボウル
(11)の振巾を直接検知するようにしてもよい。
また、以上の実施例では表示部(42)においてデジタ
ル表示をmmの単位で表示させるようにしたが、これに代
えて振巾表示部(42)におるデジタル表示値を他の単
位、例えばインチで表示させるように切換回路を設けて
他の単位で選択的に表示させるようにしてもよい。
また、以上の実施例では振動パーツフィーダ(10)に
おいて板ばね(14)の上端部分で近接スイッチ(19)に
よりその振巾を検知するようにしたが、これに代えてボ
ウル(11)にも同様な近接スイッチを設け複数箇所でそ
の各部の振巾を検知するようにし、これをデジタル値と
して複数の表示部で表示させるようして可動部における
各部の振巾を同時に表示させるようにしてもよい。更
に、検知箇所を増加してもよい。例えばベースブロック
(13)の振巾も検知して表示させるようにしてもよい。
また、以上の変形例において複数箇所の可動部の振
巾、すなわちボウル、板ばねの上端部及びベースブロッ
クの振巾を検知しこれを表示するようにしてもよいとし
たが、これらの表示値を切換え回路により選択的にその
1つを表示させるようにしてもよい。勿論、複数箇所同
時に表示させるようにしてもよい。
また、以上の実施例では振巾のみを表示させるように
したがこれに平行に、例えば振動パーツフィーダのボウ
ル(11)から整列して供給される部品の数をカウンター
でカウントし、この単位時間の数を表示させることによ
り振巾とその折々の供給量とを相対的に直ちに把握でき
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の振動パーツフィーダの振巾
制御装置によれば、個人差なく正確に迅速に振動パーツ
フィーダの可動部の振巾を読み取ることができ、この値
を見ながら所定の振巾へと調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による振動パーツフィーダの振
巾制御装置のブロック図、第2図は同実施例の振巾表示
部を備えた制御箱の正面図、第3A図及び第3B図は従来用
いられていた振巾表示板の正面図である。 なお、図において、 (10)……振動パーツフィーダ (11)……ボウル (15)……コイル (14)……板ばね (19)……振巾検出器 (24)……比較器 (28)……トライアック (38)……振巾メータ (40)……制御箱 (41)……パネル部 (42)……振巾表示部 (44)……つまみ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01H 1/08 G01H 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動パーツフィーダの可動部に振動検出器
    を取り付け、該振動検出器の検出出力は比較器の一方の
    端子に入力され、他方の端子には振巾調整器より設定振
    巾値が入力され、該比較器の出力によりトライアックの
    位相を制御し、該トライアックの出力を前記振動パーツ
    フィーダのコイルに供給して所定の振巾で振動させるよ
    うに制御する振動パーツフィーダの振巾制御装置におい
    て、 前記振動検出器の検出出力を振巾として制御箱のパネル
    部に設けられた振巾表示部にデジタル表示し、且つ該デ
    ジタル表示を見ながら前記パネル部に設けられたボリュ
    ームのつまみを調節することにより前記トライアックの
    位相を制御して、前記振動パーツフィーダの振巾が所定
    の振巾になるようにしたことを特徴とする振動パーツフ
    ィーダの振巾制御装置。
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