JP2812220B2 - 自発光指針式計器 - Google Patents
自発光指針式計器Info
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- JP2812220B2 JP2812220B2 JP6267650A JP26765094A JP2812220B2 JP 2812220 B2 JP2812220 B2 JP 2812220B2 JP 6267650 A JP6267650 A JP 6267650A JP 26765094 A JP26765094 A JP 26765094A JP 2812220 B2 JP2812220 B2 JP 2812220B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自発光指針式計器に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】FPCを用いた自発光指針式計器の構造
を、発明者らは、特願平4- 224413号で出願して
いる。この技術では、FPCの導電パターンの外周端
(外周側端子)と端子板(第1給電金具)との電気的・
機械的固定を、次の様に提案している。FPCの外周端
に、スリットを二本、水平方向に切り(二箇所)、スリ
ット間に端子板を差し込み、導電パターンと端子板との
当接部分を手作業で半田付けしている。又、FPCの導
電パターンの内周端(内周側端子)と指針側FPCとの
接続を、接続用FPCを介して一体的に行っている。
を、発明者らは、特願平4- 224413号で出願して
いる。この技術では、FPCの導電パターンの外周端
(外周側端子)と端子板(第1給電金具)との電気的・
機械的固定を、次の様に提案している。FPCの外周端
に、スリットを二本、水平方向に切り(二箇所)、スリ
ット間に端子板を差し込み、導電パターンと端子板との
当接部分を手作業で半田付けしている。又、FPCの導
電パターンの内周端(内周側端子)と指針側FPCとの
接続を、接続用FPCを介して一体的に行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術には、以下の課題が存在する。二本のスリット間に端
子板を差し込む必要があり、手間がかかり(組み付けに
時間がかかる)、組み付け性が悪い。半田付けの際、フ
ラックスが飛散してFPCどうしがくっついてしまう等
の不具合が生じ不良品発生率が大きい。又、接合強度が
弱い。
術には、以下の課題が存在する。二本のスリット間に端
子板を差し込む必要があり、手間がかかり(組み付けに
時間がかかる)、組み付け性が悪い。半田付けの際、フ
ラックスが飛散してFPCどうしがくっついてしまう等
の不具合が生じ不良品発生率が大きい。又、接合強度が
弱い。
【0004】渦巻き状のFPC本体と、指針側FPCと
を一体状態にしてメータ組み付けを行う必要があり、形
崩れし易く不良品発生率が大きい。又、組み付けに手間
がかかり、組み付け性が悪い。
を一体状態にしてメータ組み付けを行う必要があり、形
崩れし易く不良品発生率が大きい。又、組み付けに手間
がかかり、組み付け性が悪い。
【0005】本発明の第1の目的は、組み付け性に優れ
た自発光指針式計器の提供にある。本発明の第2の目的
は、組み付け性に優れるとともに、導電路の端子と給電
金具との接続箇所の機械的強度が高い自発光指針式計器
の提供にある。
た自発光指針式計器の提供にある。本発明の第2の目的
は、組み付け性に優れるとともに、導電路の端子と給電
金具との接続箇所の機械的強度が高い自発光指針式計器
の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)溝を有する一対の第1給電金具を絶縁配設し、入
力信号に応じて回動するシャフトを突設した内機と、通
電により発光する発光素子を有し、前記シャフトに固定
される指針と、前記発光素子と電気接続する一対の第2
給電金具と、前記シャフトの周りを渦巻く様に前記内機
内に配置され、内周端側から外周端側に亘って導電路を
形成し、内周側端子を内周端に設け、下方に突出する鍔
を外周端に設けた可撓帯とを具備し、前記外周端の前記
鍔を前記第1給電金具の溝に差し込むとともに、固定を
熱圧着により行う。
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)溝を有する一対の第1給電金具を絶縁配設し、入
力信号に応じて回動するシャフトを突設した内機と、通
電により発光する発光素子を有し、前記シャフトに固定
される指針と、前記発光素子と電気接続する一対の第2
給電金具と、前記シャフトの周りを渦巻く様に前記内機
内に配置され、内周端側から外周端側に亘って導電路を
形成し、内周側端子を内周端に設け、下方に突出する鍔
を外周端に設けた可撓帯とを具備し、前記外周端の前記
鍔を前記第1給電金具の溝に差し込むとともに、固定を
熱圧着により行う。
【0007】(2)一対の第1給電金具を絶縁配設し、
入力信号に応じて回動するシャフトを突設した計器本体
と、前記シャフトの先端に嵌着するボス、ボス先端から
直交方向に延出する棒状のポインタ、および通電により
発光する発光素子を有する指針と、前記シャフトの周り
を渦巻く絶縁性可撓帯の内周端側から外周端側に亘って
導電路を形成し、内外周端に前記導電路の内周側端子お
よび外周側端子を設けた渦巻体と、該渦巻体の内周端を
掛止する掛止部を有し、前記シャフトに挿着されてシャ
フトと一体に回動するインシュレータと、前記インシュ
レータの前記掛止部に位置し、前記指針の発光素子と電
気接続する一対の第2給電金具とを具備し、前記第1給
電金具は前記渦巻体の外周端側を挟み込む為の板状対向
部を有し、前記渦巻体の内方側に位置する板状対向部
を、外方側に位置する板状対向部より内周端方向に長く
延出させ、前記外周側端子と前記第1給電端子とを熱圧
着により固定する。
入力信号に応じて回動するシャフトを突設した計器本体
と、前記シャフトの先端に嵌着するボス、ボス先端から
直交方向に延出する棒状のポインタ、および通電により
発光する発光素子を有する指針と、前記シャフトの周り
を渦巻く絶縁性可撓帯の内周端側から外周端側に亘って
導電路を形成し、内外周端に前記導電路の内周側端子お
よび外周側端子を設けた渦巻体と、該渦巻体の内周端を
掛止する掛止部を有し、前記シャフトに挿着されてシャ
フトと一体に回動するインシュレータと、前記インシュ
レータの前記掛止部に位置し、前記指針の発光素子と電
気接続する一対の第2給電金具とを具備し、前記第1給
電金具は前記渦巻体の外周端側を挟み込む為の板状対向
部を有し、前記渦巻体の内方側に位置する板状対向部
を、外方側に位置する板状対向部より内周端方向に長く
延出させ、前記外周側端子と前記第1給電端子とを熱圧
着により固定する。
【0008】(3)上記(2)の構成を有し、前記渦巻
体は、下方に突出する一対の鍔を外周端側に有し、前記
第1給電金具の前記板状対向部は断面逆ハ字状を呈し、
前記鍔を固定するための溝が前記板状対向部の下側に形
成されている。
体は、下方に突出する一対の鍔を外周端側に有し、前記
第1給電金具の前記板状対向部は断面逆ハ字状を呈し、
前記鍔を固定するための溝が前記板状対向部の下側に形
成されている。
【0009】(4)一対の第1給電金具を絶縁配設し、
入力信号に応じて回動するシャフトを突設した計器本体
と、前記シャフトの先端に嵌着するボス、ボス先端から
直交方向に延出する棒状のポインタ、および通電により
発光する発光素子を有する指針と、前記シャフトの周り
を渦巻く絶縁性可撓帯の内周端側から外周端側に亘って
導電路を形成し、内外周端に前記導電路の内周側端子お
よび外周側端子を設けた渦巻体と、前記内周側端および
後述する第2給電端子を嵌め込むための凹部を有し、前
記シャフトに挿着されてシャフトと一体に回動するイン
シュレータと、該インシュレータの前記凹部に嵌め込ま
れ、前記指針の発光素子と電気接続する一対の第2給電
金具とを具備する自発光指針式計器であって、前記凹部
に、前記渦巻体の前記内周側端を差し込み前記第2給電
金具を嵌め込んで固定する。
入力信号に応じて回動するシャフトを突設した計器本体
と、前記シャフトの先端に嵌着するボス、ボス先端から
直交方向に延出する棒状のポインタ、および通電により
発光する発光素子を有する指針と、前記シャフトの周り
を渦巻く絶縁性可撓帯の内周端側から外周端側に亘って
導電路を形成し、内外周端に前記導電路の内周側端子お
よび外周側端子を設けた渦巻体と、前記内周側端および
後述する第2給電端子を嵌め込むための凹部を有し、前
記シャフトに挿着されてシャフトと一体に回動するイン
シュレータと、該インシュレータの前記凹部に嵌め込ま
れ、前記指針の発光素子と電気接続する一対の第2給電
金具とを具備する自発光指針式計器であって、前記凹部
に、前記渦巻体の前記内周側端を差し込み前記第2給電
金具を嵌め込んで固定する。
【0010】(5)上記(4)の構成を有し、所定間隔
で所定高さの載置台部を前記インシュレータの上面に突
設して前記凹部を形成し、前記内周側端は舌片が下方に
突出し、該舌片を前記凹部に設けた所定高さの載置台部
に嵌め込んで載置して前記渦巻体の上下左右方向の位置
決めを行う。
で所定高さの載置台部を前記インシュレータの上面に突
設して前記凹部を形成し、前記内周側端は舌片が下方に
突出し、該舌片を前記凹部に設けた所定高さの載置台部
に嵌め込んで載置して前記渦巻体の上下左右方向の位置
決めを行う。
【0011】(6)一対の第1給電金具を絶縁配設し、
入力信号に応じて回動するシャフトを突設した内機と、
通電により発光する発光素子を有し、前記シャフトに固
定される指針と、前記発光素子と電気接続する一対の第
2給電金具と、前記シャフトの周りを渦巻く様に前記内
機内に配置され、内周端側から外周端側に亘って導電路
を形成し、内外周端に前記導電路の内周側端子および外
周側端子を設けた可撓帯とを具備し、前記外周側端子と
前記第1給電金具との固定、および前記内周側端子と前
記第2給電金具との固定の内、少なくとも一方を熱圧着
により行うとともに、熱圧着を行う側の給電金具は、前
記可撓帯の内外周端側を挟み込む為の板状対向部を有
し、内外周端側を前記板状対向部に挟み込んだ状態で、
前記板状対向部に熱を加えるとともに、前記板状対向部
の両側から加圧して、前記可撓帯を前記給電金具に接合
する自発光指針式計器において、前記導電路を銅箔で形
成するとともに熱圧着を行う側の銅箔の端子に半田鍍金
を施し、前記給電金具を燐青銅で形成するとともに熱圧
着を行う側の燐青銅の母材に銅鍍金を施し、その上に更
に錫鍍金を施し、熱圧着時に銅と錫とによる拡散層を形
成するとともに、該拡散層を介して、前記可撓帯を前記
給電金具に接合する。
入力信号に応じて回動するシャフトを突設した内機と、
通電により発光する発光素子を有し、前記シャフトに固
定される指針と、前記発光素子と電気接続する一対の第
2給電金具と、前記シャフトの周りを渦巻く様に前記内
機内に配置され、内周端側から外周端側に亘って導電路
を形成し、内外周端に前記導電路の内周側端子および外
周側端子を設けた可撓帯とを具備し、前記外周側端子と
前記第1給電金具との固定、および前記内周側端子と前
記第2給電金具との固定の内、少なくとも一方を熱圧着
により行うとともに、熱圧着を行う側の給電金具は、前
記可撓帯の内外周端側を挟み込む為の板状対向部を有
し、内外周端側を前記板状対向部に挟み込んだ状態で、
前記板状対向部に熱を加えるとともに、前記板状対向部
の両側から加圧して、前記可撓帯を前記給電金具に接合
する自発光指針式計器において、前記導電路を銅箔で形
成するとともに熱圧着を行う側の銅箔の端子に半田鍍金
を施し、前記給電金具を燐青銅で形成するとともに熱圧
着を行う側の燐青銅の母材に銅鍍金を施し、その上に更
に錫鍍金を施し、熱圧着時に銅と錫とによる拡散層を形
成するとともに、該拡散層を介して、前記可撓帯を前記
給電金具に接合する。
【0012】(7)上記(6)の構成を有し、前記第1
給電金具は、鉛直開口面が対向して近接するU字曲げ部
を有し、前記突出部を二つのU字曲げ部間に嵌め込んで
熱圧着する。
給電金具は、鉛直開口面が対向して近接するU字曲げ部
を有し、前記突出部を二つのU字曲げ部間に嵌め込んで
熱圧着する。
【0013】(8)上記(1)〜(7)の構成を有し、
前記可撓帯や前記渦巻体の外周端側は、渦巻きの接線の
延長方向に案内されて前記第1給電端子の一方に固定さ
れ、更に、直角方向に案内されて前記第1給電端子の他
方に固定される。
前記可撓帯や前記渦巻体の外周端側は、渦巻きの接線の
延長方向に案内されて前記第1給電端子の一方に固定さ
れ、更に、直角方向に案内されて前記第1給電端子の他
方に固定される。
【0014】(9)上記(1)〜(8)の何れかの構成
を有し、前記一対の第1給電端子は、指針点灯回路に電
気接続される被覆線の先端に圧着したピンを嵌め込むた
めの筒部を有する。
を有し、前記一対の第1給電端子は、指針点灯回路に電
気接続される被覆線の先端に圧着したピンを嵌め込むた
めの筒部を有する。
【0015】
【作用および発明の効果】〔請求項1について〕 内機は、入力信号に応じて回動するシャフトを突設する
とともに、一対の第1給電金具を絶縁配設している。可
撓帯は、シャフトの周りを渦巻く様に内機内に配置さ
れ、内周端側から外周端側に亘って導電路を形成し、内
周側端子を内周端に設け、下方に突出する鍔を外周端に
設けている。そして、外周端の前記鍔を第1給電金具の
溝に差し込むとともに、固定を熱圧着により行う。
とともに、一対の第1給電金具を絶縁配設している。可
撓帯は、シャフトの周りを渦巻く様に内機内に配置さ
れ、内周端側から外周端側に亘って導電路を形成し、内
周側端子を内周端に設け、下方に突出する鍔を外周端に
設けている。そして、外周端の前記鍔を第1給電金具の
溝に差し込むとともに、固定を熱圧着により行う。
【0016】第2給電金具は、導電路の内周側端子に固
定される。指針は、通電により発光する発光素子を有
し、発光素子は第2給電金具と電気接続される。尚、第
1給電金具、導電路の外周側端子、導電路、内周側端
子、および第2給電金具を経て発光素子に給電が成され
る。
定される。指針は、通電により発光する発光素子を有
し、発光素子は第2給電金具と電気接続される。尚、第
1給電金具、導電路の外周側端子、導電路、内周側端
子、および第2給電金具を経て発光素子に給電が成され
る。
【0017】本構成では、鍔を含む外周端と第1給電金
具との固定、および内周側端子と第2給電金具との固定
の内、少なくとも一方を熱圧着により行っている。つま
り、端子と給電金具とを押圧状態で熱により圧着する構
成であるので、手間がかからず、短時間に作業が済み、
組み付け性に優れる。
具との固定、および内周側端子と第2給電金具との固定
の内、少なくとも一方を熱圧着により行っている。つま
り、端子と給電金具とを押圧状態で熱により圧着する構
成であるので、手間がかからず、短時間に作業が済み、
組み付け性に優れる。
【0018】〔請求項2について〕計器本体は、入力信
号に応じて回動するシャフトを突設するとともに、一対
の第1給電金具を絶縁配設している。インシュレータ
は、シャフトに挿着され、シャフトと一体に回動する。
渦巻体は、シャフトの周りを渦巻く絶縁性可撓帯の内周
端側から外周端側に亘って導電路を形成し、内外周端に
導電路の内周側端子および外周側端子を設けている。そ
して、導電路の外周側端子を計器本体の第1給電金具に
固定し、内周端をインシュレータの掛止部に掛止してい
る。
号に応じて回動するシャフトを突設するとともに、一対
の第1給電金具を絶縁配設している。インシュレータ
は、シャフトに挿着され、シャフトと一体に回動する。
渦巻体は、シャフトの周りを渦巻く絶縁性可撓帯の内周
端側から外周端側に亘って導電路を形成し、内外周端に
導電路の内周側端子および外周側端子を設けている。そ
して、導電路の外周側端子を計器本体の第1給電金具に
固定し、内周端をインシュレータの掛止部に掛止してい
る。
【0019】第2給電金具は、インシュレータの掛止部
に位置し、導電路の内周側端子に固定され、発光素子と
電気接続される。指針は、ボス、棒状のポインタ、通電
により発光する発光素子を有し、ボスによりシャフトの
先端に嵌着している。尚、第1給電金具、導電路の外周
側端子、導電路、内周側端子、および第2給電金具を経
て発光素子に給電が成される。
に位置し、導電路の内周側端子に固定され、発光素子と
電気接続される。指針は、ボス、棒状のポインタ、通電
により発光する発光素子を有し、ボスによりシャフトの
先端に嵌着している。尚、第1給電金具、導電路の外周
側端子、導電路、内周側端子、および第2給電金具を経
て発光素子に給電が成される。
【0020】本構成では、外周側端子と第1給電金具と
の固定を熱圧着により行っている。つまり、端子と給電
金具とを押圧状態で熱により圧着する構成であるので、
手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け性に優
れる。第1給電金具は渦巻体の外周端側を挟み込むため
の板状対向部を有し、渦巻体の内方側に位置する板状対
向部を、外方側に位置する板状対向部より内周端方向に
長く延出させている。 この為、指針が高速度を指示する
側(渦の縮小方向)に回動しても、内方側に位置する板
状対向部の延出部分における、可撓帯や渦巻体と接合面
との角度は小さく、接合面にかかる応力を低減する事が
できる。 また、第1給電金具は、可撓帯や渦巻体の内外
周端側を挟み込む為の板状対向部を有し、内外周端側を
板状対向部に挟み込んだ状態で、板状対向部の両側から
加圧するとともに電流を流せば、可撓帯や渦巻体を給電
金具に接合する事ができる。 電流を流す事によりジュー
ル熱が発生し、導電路の端子や給電金具の表面に形成
(空気に晒される事による)した酸化膜を破壊し、両者
が電気溶接により接合する。 この為、導電路の端子や給
電金具の表面に鍍金等により低融点金属を担持させる必
要が無く、製造コストの低減が図れる。
の固定を熱圧着により行っている。つまり、端子と給電
金具とを押圧状態で熱により圧着する構成であるので、
手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け性に優
れる。第1給電金具は渦巻体の外周端側を挟み込むため
の板状対向部を有し、渦巻体の内方側に位置する板状対
向部を、外方側に位置する板状対向部より内周端方向に
長く延出させている。 この為、指針が高速度を指示する
側(渦の縮小方向)に回動しても、内方側に位置する板
状対向部の延出部分における、可撓帯や渦巻体と接合面
との角度は小さく、接合面にかかる応力を低減する事が
できる。 また、第1給電金具は、可撓帯や渦巻体の内外
周端側を挟み込む為の板状対向部を有し、内外周端側を
板状対向部に挟み込んだ状態で、板状対向部の両側から
加圧するとともに電流を流せば、可撓帯や渦巻体を給電
金具に接合する事ができる。 電流を流す事によりジュー
ル熱が発生し、導電路の端子や給電金具の表面に形成
(空気に晒される事による)した酸化膜を破壊し、両者
が電気溶接により接合する。 この為、導電路の端子や給
電金具の表面に鍍金等により低融点金属を担持させる必
要が無く、製造コストの低減が図れる。
【0021】〔請求項3について〕断面逆ハ字状の板状対向部の溝に渦巻体の鍔を嵌め込
み、渦巻体の外周端を第1給電金具に熱圧着している。
この為、従来の様に、二本のスリット間に端子板を差し
込んで、手作業で半田付けするといった面倒な作業が不
要となり、手間がかからず、短時間に作業が済み、組み
付け性に優れる。
み、渦巻体の外周端を第1給電金具に熱圧着している。
この為、従来の様に、二本のスリット間に端子板を差し
込んで、手作業で半田付けするといった面倒な作業が不
要となり、手間がかからず、短時間に作業が済み、組み
付け性に優れる。
【0022】〔請求項4について〕インシュレータは、内周側端および第2給電端子を嵌め
込むための凹部を有する。
込むための凹部を有する。
【0023】このため、渦巻体の内周側端を凹部に差し
込み、第2給電金具を嵌め込めば渦巻体をインシュレー
タに固定する事ができる。
込み、第2給電金具を嵌め込めば渦巻体をインシュレー
タに固定する事ができる。
【0024】〔請求項5について〕所定間隔で所定高さの載置台部をインシュレータの上面
に突設して凹部を形成している。また、渦巻体の内周側
端は舌片が下方に突出している。 このため、舌片を凹部
の載置台部に嵌め込んで載置すれば、渦巻体の上下左右
方向の位置決めを行う事ができる。
に突設して凹部を形成している。また、渦巻体の内周側
端は舌片が下方に突出している。 このため、舌片を凹部
の載置台部に嵌め込んで載置すれば、渦巻体の上下左右
方向の位置決めを行う事ができる。
【0025】〔請求項6について〕熱圧着を行う側の給電金具は、可撓帯の内外周端側を挟
み込む為の板状対向部を有し、内外周端側を板状対向部
に挟み込んだ状態で、板状対向部に熱を加えるととも
に、板状対向部の両側から加圧して半田鍍金を溶かし、
溶融後に冷やして固化し、可撓帯を給電金具に接合す
る。 この際、可撓帯の銅箔の銅が半田鍍金の方へ拡散す
るとともに、給電金具の銅鍍金の銅が錫鍍金の方へ拡散
する。そして、銅箔や銅鍍金の方から拡散して来た銅と
半田鍍金の錫とが金属化合物、即ち、拡散層を作る。
み込む為の板状対向部を有し、内外周端側を板状対向部
に挟み込んだ状態で、板状対向部に熱を加えるととも
に、板状対向部の両側から加圧して半田鍍金を溶かし、
溶融後に冷やして固化し、可撓帯を給電金具に接合す
る。 この際、可撓帯の銅箔の銅が半田鍍金の方へ拡散す
るとともに、給電金具の銅鍍金の銅が錫鍍金の方へ拡散
する。そして、銅箔や銅鍍金の方から拡散して来た銅と
半田鍍金の錫とが金属化合物、即ち、拡散層を作る。
【0026】この拡散層は、機械的強度が強い為、可撓
帯や渦巻体と給電金具とが強い接合強度で固着する。よ
って、可撓帯や渦巻体と給電金具との間で良好な電気的
接続が行われるとともに、指針の回動によりかかる応力
に充分耐え得る機械的強度が得られる。 また、熱圧着を
行う側の、銅箔の端子に半田鍍金を施しているので、熱
を加えながら加圧するだけで良く、熱圧着の自動化に適
している。
帯や渦巻体と給電金具とが強い接合強度で固着する。よ
って、可撓帯や渦巻体と給電金具との間で良好な電気的
接続が行われるとともに、指針の回動によりかかる応力
に充分耐え得る機械的強度が得られる。 また、熱圧着を
行う側の、銅箔の端子に半田鍍金を施しているので、熱
を加えながら加圧するだけで良く、熱圧着の自動化に適
している。
【0027】〔請求項7について〕可撓帯や渦巻体の外
周端が下方に突出するとともに、該突出部に外周側端子
を設け、第1給電金具は、鉛直開口面が対向して近接す
るU字曲げ部を有し、突出部を二つのU字曲げ部間に嵌
め込んで熱圧着する構成である。
周端が下方に突出するとともに、該突出部に外周側端子
を設け、第1給電金具は、鉛直開口面が対向して近接す
るU字曲げ部を有し、突出部を二つのU字曲げ部間に嵌
め込んで熱圧着する構成である。
【0028】可撓帯や渦巻体の外周端を第1給電金具に
固定する際、外周端側を曲げる必要が無いとともに、第
1給電金具へのセットを一回で行う事ができ、手間がか
からない。一対の第1給電金具間が接近しているので、
一回の熱圧着作業で、第1給電金具と外周端とを接合す
る事ができ、作業時間の短縮が図れ、製造コストが低減
できる。
固定する際、外周端側を曲げる必要が無いとともに、第
1給電金具へのセットを一回で行う事ができ、手間がか
からない。一対の第1給電金具間が接近しているので、
一回の熱圧着作業で、第1給電金具と外周端とを接合す
る事ができ、作業時間の短縮が図れ、製造コストが低減
できる。
【0029】〔請求項8について〕可撓帯や渦巻体の外周端側は、渦巻きの接線の延長方向
に案内されて第1給電端子の一方に固定され、更に、直
角方向に案内されて第1給電端子の他方に固定される。
に案内されて第1給電端子の一方に固定され、更に、直
角方向に案内されて第1給電端子の他方に固定される。
【0030】このため、受け治具をセットし、昇温させ
たホットパンチで外側からパンチする事により、可撓帯
や渦巻体の外周端を第1給電金具に容易に熱圧着する事
ができる。又、ホットパンチでパンチするだけで良いの
で、熱圧着の自動化(製造コストの低減が図れる)が可
能である。
たホットパンチで外側からパンチする事により、可撓帯
や渦巻体の外周端を第1給電金具に容易に熱圧着する事
ができる。又、ホットパンチでパンチするだけで良いの
で、熱圧着の自動化(製造コストの低減が図れる)が可
能である。
【0031】〔請求項9について〕一対の第1給電端子は筒部を有するので、被覆線の先端
に圧着したピンをこの筒部に嵌め込む事ができるので、
被覆線を介して第1給電端子を容易に指針点灯回路に電
気接続する事ができる。
に圧着したピンをこの筒部に嵌め込む事ができるので、
被覆線を介して第1給電端子を容易に指針点灯回路に電
気接続する事ができる。
【0032】
【実施例】本発明の第1実施例(請求項1、2、3、
4、5、6、8、9に対応)を図1〜図11に基づいて
説明する。図1等に示す様に、車速計Jは、シャフト1
1を有するムーブメント1と、ムーブメント1にネジ止
めされるフィクサプレートサブアッセンブリ2と、シャ
フト11の先端に固定される指針3と、シャフト11を
螺旋状に巻回するFPC4と、シャフト11に挿着され
て一体に回動するインシュレータ5と、金属ターミナル
6、6(第2給電金具)と、文字板7とを具備し、運転
席前面のインストルメントパネル(図示せず)に配設さ
れている。尚、ムーブメント1、フィクサプレートサブ
アッセンブリ2、およびインシュレータ5が内機に相当
し、ムーブメント1およびフィクサプレートサブアッセ
ンブリ2が計器本体に相当する。
4、5、6、8、9に対応)を図1〜図11に基づいて
説明する。図1等に示す様に、車速計Jは、シャフト1
1を有するムーブメント1と、ムーブメント1にネジ止
めされるフィクサプレートサブアッセンブリ2と、シャ
フト11の先端に固定される指針3と、シャフト11を
螺旋状に巻回するFPC4と、シャフト11に挿着され
て一体に回動するインシュレータ5と、金属ターミナル
6、6(第2給電金具)と、文字板7とを具備し、運転
席前面のインストルメントパネル(図示せず)に配設さ
れている。尚、ムーブメント1、フィクサプレートサブ
アッセンブリ2、およびインシュレータ5が内機に相当
し、ムーブメント1およびフィクサプレートサブアッセ
ンブリ2が計器本体に相当する。
【0033】ムーブメント1は、交差コイル式であり、
ハウジング12、駆動コイル13、制御コイル14、お
よびヘアスプリング15等を備え、図示しない駆動回路
により入力が加えられるとシャフト11に回転トルクが
付与される(図1参照)。
ハウジング12、駆動コイル13、制御コイル14、お
よびヘアスプリング15等を備え、図示しない駆動回路
により入力が加えられるとシャフト11に回転トルクが
付与される(図1参照)。
【0034】シャフト11は、車速計Jの作動時におい
て、上記回転トルクと、ヘアスプリング15およびFP
C4による弾性力とが釣り合った点で静止する。ハウジ
ング12は、プラスチック等で形成され、スクリュ穴1
21を有するフィクサプレート取付部122、122を
具備する。
て、上記回転トルクと、ヘアスプリング15およびFP
C4による弾性力とが釣り合った点で静止する。ハウジ
ング12は、プラスチック等で形成され、スクリュ穴1
21を有するフィクサプレート取付部122、122を
具備する。
【0035】フィクサプレートサブアッセンブリ2は、
主要部が剛性および耐熱性に優れたPBT等の樹脂で形
成され、インシュレータ5よりやや大きい円形部21、
ムーブメント取付部22、22、およびターミナル組付
部23を有するフィクサプレート24と、ターミナル組
付部23に組み付けられるフィクサターミナル25、2
5(第1給電金具)とにより構成される(図1参照)。
主要部が剛性および耐熱性に優れたPBT等の樹脂で形
成され、インシュレータ5よりやや大きい円形部21、
ムーブメント取付部22、22、およびターミナル組付
部23を有するフィクサプレート24と、ターミナル組
付部23に組み付けられるフィクサターミナル25、2
5(第1給電金具)とにより構成される(図1参照)。
【0036】円形部21は、平坦状を呈し、中央にヘア
スプリング15が臨む穴201が開けられている。やや
肉厚のムーブメント取付部22は、円形部21の外周に
延設され、連通穴221、222を有する。円形部21
の外周に延設されるターミナル組付部23は、フィクサ
ターミナル25を組み付ける為の溝231や筒部232
を有する。
スプリング15が臨む穴201が開けられている。やや
肉厚のムーブメント取付部22は、円形部21の外周に
延設され、連通穴221、222を有する。円形部21
の外周に延設されるターミナル組付部23は、フィクサ
ターミナル25を組み付ける為の溝231や筒部232
を有する。
【0037】フィクサターミナル25、25は、FPC
4の外周端44を圧着する圧着部251と、溝231に
固定される掛着部252と、ピン(図示せず)が嵌合す
る断面三角の筒部250とを有する。そして、このフィ
クサターミナル25は、母材の燐青銅271に下地鍍金
として銅鍍金272が施され、その上に錫鍍金273
(又は半田鍍金)が施されている{図9の(a)}。
4の外周端44を圧着する圧着部251と、溝231に
固定される掛着部252と、ピン(図示せず)が嵌合す
る断面三角の筒部250とを有する。そして、このフィ
クサターミナル25は、母材の燐青銅271に下地鍍金
として銅鍍金272が施され、その上に錫鍍金273
(又は半田鍍金)が施されている{図9の(a)}。
【0038】尚、錫鍍金273は、空気により銅表面に
酸化膜(絶縁性を有する)が形成するのを防止する為
と、後述する熱圧着時に拡散層の形成を促進する為に施
されている。筒部250は、先端にピン(図示せず)を
圧着した被覆線(図示せず)により指針点灯回路(図示
せず)と電気接続される。
酸化膜(絶縁性を有する)が形成するのを防止する為
と、後述する熱圧着時に拡散層の形成を促進する為に施
されている。筒部250は、先端にピン(図示せず)を
圧着した被覆線(図示せず)により指針点灯回路(図示
せず)と電気接続される。
【0039】圧着部251は、断面逆ハ字状を呈する舌
片253、254と、U字状の横曲げにより形成される
溝255と、ホットパンチ28でパンチされるパンチ面
256と、受け治具9が当接する当接面257とを有す
る。
片253、254と、U字状の横曲げにより形成される
溝255と、ホットパンチ28でパンチされるパンチ面
256と、受け治具9が当接する当接面257とを有す
る。
【0040】尚、内方に位置する舌片254は、後述す
るピール力を弱める為に、FPC4の後端方向へ、外方
に位置する舌片253より、所定距離hだけ長く延出し
ている(図11)。
るピール力を弱める為に、FPC4の後端方向へ、外方
に位置する舌片253より、所定距離hだけ長く延出し
ている(図11)。
【0041】表面に錫鍍金が施され、同じ向き、同じ形
状を呈する金属ターミナル6(燐青銅製)は、断面円弧
状の弾接部611を有し断面略く字状形状を呈する前板
部61と、長方形のランス621を形成した後板部62
と、後板部62から前方向に屈曲する横板部63とを有
する(図1、図2、図3、図4参照)。
状を呈する金属ターミナル6(燐青銅製)は、断面円弧
状の弾接部611を有し断面略く字状形状を呈する前板
部61と、長方形のランス621を形成した後板部62
と、後板部62から前方向に屈曲する横板部63とを有
する(図1、図2、図3、図4参照)。
【0042】又、前板部61および後板部62の上部
は、夫々、外方方向に屈曲して挟持部60を構成してい
る。尚、外方方向に屈曲する各板部の上部には、挟持性
を強化する為、円弧面612、622が形成されてい
る。
は、夫々、外方方向に屈曲して挟持部60を構成してい
る。尚、外方方向に屈曲する各板部の上部には、挟持性
を強化する為、円弧面612、622が形成されてい
る。
【0043】指針3は、ボス31と、棒状のポインタ3
2と、通電により発光するLEDチップ33、33…3
3と、LEDチップ33、33…33に通電する為のリ
ードフレーム34、34を有する(図1、図2参照)。
ボス31(ポリカーボネート)は、円柱形状を呈し、シ
ャフト11が嵌まるシャフト穴311を有する。
2と、通電により発光するLEDチップ33、33…3
3と、LEDチップ33、33…33に通電する為のリ
ードフレーム34、34を有する(図1、図2参照)。
ボス31(ポリカーボネート)は、円柱形状を呈し、シ
ャフト11が嵌まるシャフト穴311を有する。
【0044】ポインタ32(ポリカーボネート)は、ボ
ス31先端から直交方向に延出し、リードフレーム3
4、34をインサートしている。又、高輝度化を図る
為、上表面に屈光レンズ321を配置している。LED
チップ33、33…33は、リードフレーム34、34
を跨いで多数個ボンディングされ、リードフレーム3
4、34に電気接続されている。
ス31先端から直交方向に延出し、リードフレーム3
4、34をインサートしている。又、高輝度化を図る
為、上表面に屈光レンズ321を配置している。LED
チップ33、33…33は、リードフレーム34、34
を跨いで多数個ボンディングされ、リードフレーム3
4、34に電気接続されている。
【0045】リードフレーム34、34(燐青銅製)
は、厚さ0.2mmの薄板であり、後部がポインタ32
からL字状に露出し、ターミナル6、6に差し込む為の
指針端子341、341となっている。
は、厚さ0.2mmの薄板であり、後部がポインタ32
からL字状に露出し、ターミナル6、6に差し込む為の
指針端子341、341となっている。
【0046】又、リードフレーム34、34は、LED
チップ33のボンディング強度確保の為、全表面に銀鍍
金が施されている。尚、指針端子341、341には、
更に、銀鍍金の上に錫鍍金が施されている。これは、銀
は空気により硫化し易く、硫化すると表面に絶縁膜が形
成する為である。
チップ33のボンディング強度確保の為、全表面に銀鍍
金が施されている。尚、指針端子341、341には、
更に、銀鍍金の上に錫鍍金が施されている。これは、銀
は空気により硫化し易く、硫化すると表面に絶縁膜が形
成する為である。
【0047】指針端子341、341はコネクタの接点
の役目を果たす為、表面に絶縁膜を形成し難い錫鍍金を
施して接触信頼性を向上させている。
の役目を果たす為、表面に絶縁膜を形成し難い錫鍍金を
施して接触信頼性を向上させている。
【0048】FPC4は、ポリイミド製のベースフィル
ム41の表面(渦の外周側)に銅箔42、42(導電
路)をプリント印刷して形成され、渦巻バネの特性が付
与されている(図1、図2、図3参照)。但し、内周端
43および外周端44は、直線状に成形されている。
ム41の表面(渦の外周側)に銅箔42、42(導電
路)をプリント印刷して形成され、渦巻バネの特性が付
与されている(図1、図2、図3参照)。但し、内周端
43および外周端44は、直線状に成形されている。
【0049】尚、ベースフィルム41の内周端43から
はフィクサターミナル25、25と電気接続する為の舌
片431、432が下方に突出し、外周端44からはタ
ーミナル6、6と電気接続する為の鍔441、442が
下方に突出している。
はフィクサターミナル25、25と電気接続する為の舌
片431、432が下方に突出し、外周端44からはタ
ーミナル6、6と電気接続する為の鍔441、442が
下方に突出している。
【0050】銅箔42は、内周端43および外周端44
に位置する部分を除き、絶縁用のカバーコート(ポリイ
ミド樹脂)が施されている。内周端43に位置する銅箔
42には銅鍍金421が施されている{図4の(b)に
示す}。又、外周端44に位置する銅箔42には、下地
に銅鍍金421、仕上げに半田鍍金422が施されてい
る{図9に示す}。尚、半田鍍金422は、空気により
銅表面に酸化膜(絶縁性を有する)が形成するのを防止
する為と、後述する熱圧着時に拡散層の形成を促進する
為に施されている。
に位置する部分を除き、絶縁用のカバーコート(ポリイ
ミド樹脂)が施されている。内周端43に位置する銅箔
42には銅鍍金421が施されている{図4の(b)に
示す}。又、外周端44に位置する銅箔42には、下地
に銅鍍金421、仕上げに半田鍍金422が施されてい
る{図9に示す}。尚、半田鍍金422は、空気により
銅表面に酸化膜(絶縁性を有する)が形成するのを防止
する為と、後述する熱圧着時に拡散層の形成を促進する
為に施されている。
【0051】インシュレータ5(ポリアセタール製)
は、FPC4をガイドするFPC案内部51と、FPC
4の内周端を装着するFPC装着部52と、ヘアスプリ
ング15と所定の隙間が空く様に配置される円盤部53
とを有する(図1、図2、図3参照)。
は、FPC4をガイドするFPC案内部51と、FPC
4の内周端を装着するFPC装着部52と、ヘアスプリ
ング15と所定の隙間が空く様に配置される円盤部53
とを有する(図1、図2、図3参照)。
【0052】円盤部53は、ヘアスプリング15が振動
した時、ヘアスプリング15のおどりを阻止する役目を
果たし、これにより、異音の発生を防止している。FP
C案内部51は、平面状の背面511、FPC4をガイ
ドする円弧状面512、ピン513、およびシャフト1
1を挿着するシャフト穴514を有し、円盤部53から
図示上方に突設している。
した時、ヘアスプリング15のおどりを阻止する役目を
果たし、これにより、異音の発生を防止している。FP
C案内部51は、平面状の背面511、FPC4をガイ
ドする円弧状面512、ピン513、およびシャフト1
1を挿着するシャフト穴514を有し、円盤部53から
図示上方に突設している。
【0053】FPC案内部51の背面511(平坦状)
から後方に延設するFPC装着部52は、FPC4の組
み付け時に内周端43を載置する載置台部521、52
2、523と、舌片431、432が嵌まる凹部52
4、525と、隔壁526とを有する。
から後方に延設するFPC装着部52は、FPC4の組
み付け時に内周端43を載置する載置台部521、52
2、523と、舌片431、432が嵌まる凹部52
4、525と、隔壁526とを有する。
【0054】ここで、インシュレータ5への、FPC4
や金属ターミナル6、6の組み付けについて述べる。
尚、FPC4の組み付け前の状態を図3に示し、組み付
け後の状態を図1、図2、および図5等に示す。又、金
属ターミナル6,6の組み付け前の状態を図1、図3、
図4の(a)に示し、組み付け後の状態を図2、図4の
(b)、図5等に示す。
や金属ターミナル6、6の組み付けについて述べる。
尚、FPC4の組み付け前の状態を図3に示し、組み付
け後の状態を図1、図2、および図5等に示す。又、金
属ターミナル6,6の組み付け前の状態を図1、図3、
図4の(a)に示し、組み付け後の状態を図2、図4の
(b)、図5等に示す。
【0055】〔FPC4の組み付け〕 図3に示す様に、インシュレータ5の内周端43をF
PC装着部52に嵌め込む。上下方向の位置決めは、内
周端43の下面433、434、435を載置台部52
1、522、523に載置する事により行う。又、FP
C4の長手方向(左右方向)の位置決めは、FPC4の
舌片431、432を凹部524、525に嵌め込む事
により行う。
PC装着部52に嵌め込む。上下方向の位置決めは、内
周端43の下面433、434、435を載置台部52
1、522、523に載置する事により行う。又、FP
C4の長手方向(左右方向)の位置決めは、FPC4の
舌片431、432を凹部524、525に嵌め込む事
により行う。
【0056】次に、内周端43の曲部に穿設した長穴
45をピン513に圧入固定する。 続いて、FPC4の内周端43を、後方からシャフト
方向に治具(図示せず)を用いて押圧保持する。尚、こ
の治具は、金属ターミナル6の組み付け後に取り外され
る。
45をピン513に圧入固定する。 続いて、FPC4の内周端43を、後方からシャフト
方向に治具(図示せず)を用いて押圧保持する。尚、こ
の治具は、金属ターミナル6の組み付け後に取り外され
る。
【0057】〔ターミナル6の組み付け〕連結材(図3
の破線に示す)により連結された金属ターミナル6、6
を、インシュレータ5の凹部524、525に嵌め込
み、連結材を分離する。尚、二つのターミナル6、6の
間隔は、インシュレータ5の凹部524、525の間隔
に予め合わせてある。
の破線に示す)により連結された金属ターミナル6、6
を、インシュレータ5の凹部524、525に嵌め込
み、連結材を分離する。尚、二つのターミナル6、6の
間隔は、インシュレータ5の凹部524、525の間隔
に予め合わせてある。
【0058】金属ターミナル6、6をインシュレータ5
の凹部524、525に嵌め込む際、図4に示す様に、
前板部61が変形して弾接部611がFPC4の銅鍍金
421面を弾圧する。又、金属ターミナル6、6の抜け
止めは、図2に示す様に、ランス621、621が凹部
524、525内で掛止される事により成される。尚、
金属ターミナル6の横板部63と後板部62とによりガ
タ防止を図っている。
の凹部524、525に嵌め込む際、図4に示す様に、
前板部61が変形して弾接部611がFPC4の銅鍍金
421面を弾圧する。又、金属ターミナル6、6の抜け
止めは、図2に示す様に、ランス621、621が凹部
524、525内で掛止される事により成される。尚、
金属ターミナル6の横板部63と後板部62とによりガ
タ防止を図っている。
【0059】次に、車速計J全体の組み付けを、図1と
ともに説明する。 (1) スクリュ26、26を連通穴221、221を介し
てスクリュ穴121、121にねじ込み、ムーブメント
1にフィクサプレート24を固定する。 (2) 次に、インシュレータ5を上方向から押圧してシャ
フト穴514にシャフト11を圧入固定する。この圧入
の際の、シャフト11とインシュレータ5との位置関係
は、ムーブメント1の各コイルに、例えば40km/h
相当の電気入力を加えてシャフト11を位置決めし、イ
ンシュレータ5の金属ターミナル6、6装着位置が、文
字板7の40km/h目盛と反対方向(180°)、つ
まり、指針3の後端側になる様にする。
ともに説明する。 (1) スクリュ26、26を連通穴221、221を介し
てスクリュ穴121、121にねじ込み、ムーブメント
1にフィクサプレート24を固定する。 (2) 次に、インシュレータ5を上方向から押圧してシャ
フト穴514にシャフト11を圧入固定する。この圧入
の際の、シャフト11とインシュレータ5との位置関係
は、ムーブメント1の各コイルに、例えば40km/h
相当の電気入力を加えてシャフト11を位置決めし、イ
ンシュレータ5の金属ターミナル6、6装着位置が、文
字板7の40km/h目盛と反対方向(180°)、つ
まり、指針3の後端側になる様にする。
【0060】(3) 次に、内周端43や金属ターミナル
6、6の、インシュレータ5への組み付けを、先に説明
した様に行う。そして、FPC4の外周端44の、フィ
クサターミナル25、25への加熱圧着を行う。これに
ついては、後から詳述する。
6、6の、インシュレータ5への組み付けを、先に説明
した様に行う。そして、FPC4の外周端44の、フィ
クサターミナル25、25への加熱圧着を行う。これに
ついては、後から詳述する。
【0061】(4) 次に文字板7をフィクサプレート24
に取り付ける。具体的には、スクリュ16を、フィクサ
プレート24の連通穴222から差し込み、文字板7の
裏面に配設されたスクリュ穴711を有するボス71に
スクリューリングする事により行う。
に取り付ける。具体的には、スクリュ16を、フィクサ
プレート24の連通穴222から差し込み、文字板7の
裏面に配設されたスクリュ穴711を有するボス71に
スクリューリングする事により行う。
【0062】(5) 次に、シャフト穴311内にシャフト
11を圧入し、ムーブメント1のシャフト11に指針3
を固定する。尚、この固定と同時に指針端子341、3
41が金属ターミナル6、6に差し込まれる。
11を圧入し、ムーブメント1のシャフト11に指針3
を固定する。尚、この固定と同時に指針端子341、3
41が金属ターミナル6、6に差し込まれる。
【0063】シャフト穴311内にシャフト11を圧入
する際、ムーブメント1の各コイルに、例えば40km
/h相当の電気入力を加えてシャフト11を回動し、ポ
インタ32の表示位置が、文字板7の40km/h目盛
に一致する様にする。
する際、ムーブメント1の各コイルに、例えば40km
/h相当の電気入力を加えてシャフト11を回動し、ポ
インタ32の表示位置が、文字板7の40km/h目盛
に一致する様にする。
【0064】従って、指針3がシャフト11に圧入固定
されると同時に、指針端子341、341が金属ターミ
ナル6、6に挿着される。
されると同時に、指針端子341、341が金属ターミ
ナル6、6に挿着される。
【0065】次に、薄板(0.2mm)の指針端子34
1、341と、金属ターミナル6、6とが強い接触圧で
固定される理由を、図4とともに述べる。金属ターミナ
ル6、6をインシュレータ5に装着する前は、プレス成
型の際のスプリングバックの為、図4の(a)に示す様
に挟持部60が開いている。
1、341と、金属ターミナル6、6とが強い接触圧で
固定される理由を、図4とともに述べる。金属ターミナ
ル6、6をインシュレータ5に装着する前は、プレス成
型の際のスプリングバックの為、図4の(a)に示す様
に挟持部60が開いている。
【0066】そして、金属ターミナル6、6をインシュ
レータ5に装着すると、図4の(b)に示す様に、前板
部61の変形により挟持部60が閉じる。この閉じたと
ころに指針端子341、341を挿入すると、挟持部6
0が押し広げられて前板部61が変形し、弾接部611
が強く内周端43を弾圧する為、強い接触圧が得られ
る。
レータ5に装着すると、図4の(b)に示す様に、前板
部61の変形により挟持部60が閉じる。この閉じたと
ころに指針端子341、341を挿入すると、挟持部6
0が押し広げられて前板部61が変形し、弾接部611
が強く内周端43を弾圧する為、強い接触圧が得られ
る。
【0067】次に、(3) で省いた、FPC4の外周端4
4の、フィクサターミナル25、25への加熱圧着の手
順を説明する。 インシュレータ5を回動させて、FPC4を図示下方
(図5参照)にもって来る。尚、この時には、インシュ
レータ5のシャフト11への圧入固定や、金属ターミナ
ル6、6や内周端43のインシュレータ5への装着は既
に終了している。
4の、フィクサターミナル25、25への加熱圧着の手
順を説明する。 インシュレータ5を回動させて、FPC4を図示下方
(図5参照)にもって来る。尚、この時には、インシュ
レータ5のシャフト11への圧入固定や、金属ターミナ
ル6、6や内周端43のインシュレータ5への装着は既
に終了している。
【0068】外周端44の鍔442を、図示左方(図
5参照)のフィクサターミナル25の溝255に差し込
み位置決めする(図5、図8参照)。 次に、図5の矢印40に示す様に外周端44を曲げ、
と同様に、外周端44の鍔441を、図示右方(図5
参照)のフィクサターミナル25の溝255に差し込み
位置決めする。
5参照)のフィクサターミナル25の溝255に差し込
み位置決めする(図5、図8参照)。 次に、図5の矢印40に示す様に外周端44を曲げ、
と同様に、外周端44の鍔441を、図示右方(図5
参照)のフィクサターミナル25の溝255に差し込み
位置決めする。
【0069】図示左方のフィクサターミナル25の当
接面257に側面91が当接し、後面92が図示右方の
フィクサターミナル25の当接面257に当接する様
に、直方体形状の受け治具9をセットする(図5参
照)。
接面257に側面91が当接し、後面92が図示右方の
フィクサターミナル25の当接面257に当接する様
に、直方体形状の受け治具9をセットする(図5参
照)。
【0070】次に、加熱により昇温させたホットパン
チ28、28で、同時に、フィクサターミナル25、2
5のパンチ面256をパンチし、鍔441、442をフ
ィクサターミナル25、25に熱圧着する。尚、熱圧着
後の様子を図6に示す。
チ28、28で、同時に、フィクサターミナル25、2
5のパンチ面256をパンチし、鍔441、442をフ
ィクサターミナル25、25に熱圧着する。尚、熱圧着
後の様子を図6に示す。
【0071】FPC4が、パンチ面256側の溝内壁面
に圧着し、当接面257側の溝内壁面から離れている
(図6参照)理由は次の通りである。
に圧着し、当接面257側の溝内壁面から離れている
(図6参照)理由は次の通りである。
【0072】〔理由〕FPC4にプリントした銅箔4
2、42は薄い為、ホットパンチ28、28によるパン
チにより変形しない。又、ベースフィルム41も変形し
ない。そして、スプリングバックにより、パンチ面25
6側の溝内壁面が戻る際、当接面257側の溝内壁面が
ベースフィルム41の当りとなる為、接合が起こらず、
離れる。
2、42は薄い為、ホットパンチ28、28によるパン
チにより変形しない。又、ベースフィルム41も変形し
ない。そして、スプリングバックにより、パンチ面25
6側の溝内壁面が戻る際、当接面257側の溝内壁面が
ベースフィルム41の当りとなる為、接合が起こらず、
離れる。
【0073】次に、FPC4の外周端44とフィクサタ
ーミナル25との圧着接合のメカニズムを、図9を用い
て説明する。尚、図9の(a)、(b)は、熱圧着前と
熱圧着後(半田接合)における、図5の断面C- Cの状
態を示したものである。又、図9の(c)は、熱圧着後
(拡散接合)における、図5の断面C- Cの状態を示し
たものである。
ーミナル25との圧着接合のメカニズムを、図9を用い
て説明する。尚、図9の(a)、(b)は、熱圧着前と
熱圧着後(半田接合)における、図5の断面C- Cの状
態を示したものである。又、図9の(c)は、熱圧着後
(拡散接合)における、図5の断面C- Cの状態を示し
たものである。
【0074】ベースフィルム41は、渦巻きの内側、つ
まり、図示右方{図9の(a)参照}に位置する。そし
て、ベースフィルム41の図示左側に銅箔42が位置
し、更に、銅箔42の図示左側に半田鍍金422が位置
する。尚、既述した様に、半田鍍金422は、外周端4
4側の銅箔42部分のみ施してあり、他の部分の銅箔4
2は、絶縁用のカバーコートで覆われている。一方、フ
ィクサターミナル25は、既述した様に、燐青銅271
を母材として、下地に銅鍍金272、仕上げに錫鍍金2
73が全面に施されている。
まり、図示右方{図9の(a)参照}に位置する。そし
て、ベースフィルム41の図示左側に銅箔42が位置
し、更に、銅箔42の図示左側に半田鍍金422が位置
する。尚、既述した様に、半田鍍金422は、外周端4
4側の銅箔42部分のみ施してあり、他の部分の銅箔4
2は、絶縁用のカバーコートで覆われている。一方、フ
ィクサターミナル25は、既述した様に、燐青銅271
を母材として、下地に銅鍍金272、仕上げに錫鍍金2
73が全面に施されている。
【0075】そして、フィクサターミナル25、25の
内側に受け治具9{ポンチ力を受け止めるだけの機能を
有する}を配置し、外側からホットパンチ28、28
{フィクサターミナル25を加熱するとともに、ポンチ
力を付与する機能を有する}によりパンチした後の、F
PC4とフィクサターミナル25、25との接合状態
{半田接合(図9のb)、拡散接合(図9のc)}につ
いて述べる。
内側に受け治具9{ポンチ力を受け止めるだけの機能を
有する}を配置し、外側からホットパンチ28、28
{フィクサターミナル25を加熱するとともに、ポンチ
力を付与する機能を有する}によりパンチした後の、F
PC4とフィクサターミナル25、25との接合状態
{半田接合(図9のb)、拡散接合(図9のc)}につ
いて述べる。
【0076】〔半田接合(図9のb)〕ホットパンチ2
8、28のパンチにより、フィクサターミナル25、2
5を介して熱が伝熱する。この熱の温度は、半田(半田
鍍金422)や錫(錫鍍金273)の融点より高い為、
半田と錫とが溶け、半田層274が形成される。
8、28のパンチにより、フィクサターミナル25、2
5を介して熱が伝熱する。この熱の温度は、半田(半田
鍍金422)や錫(錫鍍金273)の融点より高い為、
半田と錫とが溶け、半田層274が形成される。
【0077】そして、この半田層274により、FPC
4の銅箔42とフィクサターミナル25との間で電気導
通が成される。尚、半田層274は接合力が弱い為、F
PC4とフィクサターミナル25との接合強度は大きく
ない。この為、半田接合の機械的強度を補う為、何らか
の補償手段を講じるのが望ましい。
4の銅箔42とフィクサターミナル25との間で電気導
通が成される。尚、半田層274は接合力が弱い為、F
PC4とフィクサターミナル25との接合強度は大きく
ない。この為、半田接合の機械的強度を補う為、何らか
の補償手段を講じるのが望ましい。
【0078】〔拡散接合(図9のc)〕ホットパンチ2
8、28でパンチするとともに、フィクサターミナル2
5、25を介して熱を伝熱する。FPC4の銅箔42の
銅が半田鍍金422の方へ拡散するとともに、フィクサ
ターミナル25の銅鍍金272の銅が錫鍍金273の方
へ拡散する。この為、銅箔42や銅鍍金272の方から
拡散してきた銅と、錫鍍金273および半田鍍金422
の錫とが金属化合物、即ち、拡散層275を作る。
8、28でパンチするとともに、フィクサターミナル2
5、25を介して熱を伝熱する。FPC4の銅箔42の
銅が半田鍍金422の方へ拡散するとともに、フィクサ
ターミナル25の銅鍍金272の銅が錫鍍金273の方
へ拡散する。この為、銅箔42や銅鍍金272の方から
拡散してきた銅と、錫鍍金273および半田鍍金422
の錫とが金属化合物、即ち、拡散層275を作る。
【0079】そして、金属化合物を作らなかった成分
は、パンチ力により接合面から弾き飛ばされるので、拡
散層275の両側は、FPC4の銅箔42の銅とフィク
サターミナル25の銅鍍金272の銅となる。
は、パンチ力により接合面から弾き飛ばされるので、拡
散層275の両側は、FPC4の銅箔42の銅とフィク
サターミナル25の銅鍍金272の銅となる。
【0080】この拡散層は機械的強度が強い為、FPC
4とフィクサターミナル25とが強い接合強度で固着
し、フィクサターミナル25とFPC4との間で良好な
電気的接続が行われるとともに、強固な機械的強度{指
針3の回動によりかかる応力に充分耐える}が得られ
る。
4とフィクサターミナル25とが強い接合強度で固着
し、フィクサターミナル25とFPC4との間で良好な
電気的接続が行われるとともに、強固な機械的強度{指
針3の回動によりかかる応力に充分耐える}が得られ
る。
【0081】次に、FPC4とフィクサターミナル25
との接合面にかかる応力を低減する工夫について述べ
る。フィクサターミナル25とFPC4との接合部にお
いては、ピール強度{FPC4を接合面に対して垂直方
向に引き裂く力;図10の(b)参照}は、引張り強度
{FPC4を接合面と平行方向に引き裂く力;図10の
(a)参照}に対して1/3〜1/5程度と小さい。
との接合面にかかる応力を低減する工夫について述べ
る。フィクサターミナル25とFPC4との接合部にお
いては、ピール強度{FPC4を接合面に対して垂直方
向に引き裂く力;図10の(b)参照}は、引張り強度
{FPC4を接合面と平行方向に引き裂く力;図10の
(a)参照}に対して1/3〜1/5程度と小さい。
【0082】そして、図11に示す様に、指針3が高速
度を指示する程{FPC4の渦が縮小する方向に回動す
る程}、接合面とFPC4との成す角θ’は大きくな
る。しかし、内方に位置する舌片254を、外方に位置
する舌片253より、所定距離hだけ長く延出している
ので、接合面とFPC4との成す角はθとなりθ’より
小さくなる。
度を指示する程{FPC4の渦が縮小する方向に回動す
る程}、接合面とFPC4との成す角θ’は大きくな
る。しかし、内方に位置する舌片254を、外方に位置
する舌片253より、所定距離hだけ長く延出している
ので、接合面とFPC4との成す角はθとなりθ’より
小さくなる。
【0083】従って、FPCを引っ張る力Wが同じであ
っても、θが小さい分、接合面にかる垂直成分が小さく
なり、ピール力を弱める事ができる。
っても、θが小さい分、接合面にかる垂直成分が小さく
なり、ピール力を弱める事ができる。
【0084】次に、本実施例の利点を述べる。 〔ア〕本実施例では、FPC4の鍔441、442を、
フィクサターミナル25、25の溝255、255に嵌
め込み、FPC4の外周端44をフィクサターミナル2
5に熱圧着している。この為、従来の様に、二本のスリ
ット間に端子板を差し込んで、手作業で半田付けすると
いった面倒な作業が不要となり、手間がかからず、短時
間に作業が済み、組み付け性に優れる。
フィクサターミナル25、25の溝255、255に嵌
め込み、FPC4の外周端44をフィクサターミナル2
5に熱圧着している。この為、従来の様に、二本のスリ
ット間に端子板を差し込んで、手作業で半田付けすると
いった面倒な作業が不要となり、手間がかからず、短時
間に作業が済み、組み付け性に優れる。
【0085】〔イ〕フィクサターミナル25には、母材
の燐青銅271に下地鍍金として銅鍍金272が施さ
れ、その上に錫鍍金273(又は半田鍍金)が施されて
いる。又、FPC4の外周端44に位置する銅箔42に
は、下地に銅鍍金421、仕上げに半田鍍金422が施
されている。
の燐青銅271に下地鍍金として銅鍍金272が施さ
れ、その上に錫鍍金273(又は半田鍍金)が施されて
いる。又、FPC4の外周端44に位置する銅箔42に
は、下地に銅鍍金421、仕上げに半田鍍金422が施
されている。
【0086】そして、受け治具9をセットし、昇温させ
たホットパンチ28、28でパンチ面256をパンチす
る事により、錫鍍金273の錫や半田鍍金422の半田
が熱で溶融し、FPC4の外周端44をフィクサターミ
ナル25に容易に熱圧着する事ができる。又、ホットパ
ンチ28でパンチ面256をパンチするだけで良いの
で、熱圧着の自動化{製造コストの低減が図れる}が可
能である。
たホットパンチ28、28でパンチ面256をパンチす
る事により、錫鍍金273の錫や半田鍍金422の半田
が熱で溶融し、FPC4の外周端44をフィクサターミ
ナル25に容易に熱圧着する事ができる。又、ホットパ
ンチ28でパンチ面256をパンチするだけで良いの
で、熱圧着の自動化{製造コストの低減が図れる}が可
能である。
【0087】〔ウ〕拡散溶接した場合は、拡散層275
が機械的強度が強い為、FPC4とフィクサターミナル
25とが強い接合強度で固着し、フィクサターミナル2
5とFPC4との間で良好な電気的接続が行われるとと
もに、強固な機械的強度{指針3の回動によりかかる応
力に充分耐える}が得られる。
が機械的強度が強い為、FPC4とフィクサターミナル
25とが強い接合強度で固着し、フィクサターミナル2
5とFPC4との間で良好な電気的接続が行われるとと
もに、強固な機械的強度{指針3の回動によりかかる応
力に充分耐える}が得られる。
【0088】〔エ〕内側に位置する舌片254を、外方
に位置する舌片253より、所定距離hだけ長く延出し
ているので、接合面にかかる垂直成分が小さくなり、指
針3の回動により生じるピール力を弱める事ができ、F
PC4のフィクサターミナル25からの外れを防止でき
る。
に位置する舌片253より、所定距離hだけ長く延出し
ているので、接合面にかかる垂直成分が小さくなり、指
針3の回動により生じるピール力を弱める事ができ、F
PC4のフィクサターミナル25からの外れを防止でき
る。
【0089】次に、本発明の第2実施例(請求項1、
2、3、4、5、6、8、9に対応)を図12に基づい
て説明する。本実施例の車速計は、指針端子341(リ
ードフレーム34)の板厚、および金属ターミナル6、
6の構造が以下の様に第1実施例のものと異なり、他の
部分は第1実施例のものと同一である。
2、3、4、5、6、8、9に対応)を図12に基づい
て説明する。本実施例の車速計は、指針端子341(リ
ードフレーム34)の板厚、および金属ターミナル6、
6の構造が以下の様に第1実施例のものと異なり、他の
部分は第1実施例のものと同一である。
【0090】指針3の指針端子341(リードフレーム
34)の板厚は、第1実施例のものより厚い(0.4m
m以上)。
34)の板厚は、第1実施例のものより厚い(0.4m
m以上)。
【0091】燐青銅製の金属ターミナル6は、図12に
示す様に、長方形のランス621を形成した後板部62
と、後板部62の底縁部から前方向に湾曲し断面円弧状
の弾接部641を有する圧接部64と、後板部62の外
縁端から前方向に屈曲する横板部63と、横板部63の
前縁端から横方向に屈曲する前板部61とを有する。
示す様に、長方形のランス621を形成した後板部62
と、後板部62の底縁部から前方向に湾曲し断面円弧状
の弾接部641を有する圧接部64と、後板部62の外
縁端から前方向に屈曲する横板部63と、横板部63の
前縁端から横方向に屈曲する前板部61とを有する。
【0092】又、前板部61および後板部62の上部
は、夫々、外方方向に屈曲して挟持部67を構成してい
る。尚、外方方向に屈曲する各板部の上部には、挟持性
を強化する為、円弧面612、622が形成されてい
る。
は、夫々、外方方向に屈曲して挟持部67を構成してい
る。尚、外方方向に屈曲する各板部の上部には、挟持性
を強化する為、円弧面612、622が形成されてい
る。
【0093】この金属ターミナル6構造は、上記〔ア〕
〜〔エ〕の利点以外に、指針端子341の板厚が厚い場
合に好適であるという利点{……利点〔オ〕}を有し、
以下にその理由を示す。非挿入時において、挟持部67
にギャップαがあっても、指針端子341の肉厚が厚い
(0.4mm以上)為、挟持部67は、所定の接触圧を
得るだけの十分な撓みを、指針3挿入時に得られる。
又、挟持部67が指針端子341により押し広げられた
時に生じる最大応力{湾曲部642にかかる}を小さく
する事ができる。
〜〔エ〕の利点以外に、指針端子341の板厚が厚い場
合に好適であるという利点{……利点〔オ〕}を有し、
以下にその理由を示す。非挿入時において、挟持部67
にギャップαがあっても、指針端子341の肉厚が厚い
(0.4mm以上)為、挟持部67は、所定の接触圧を
得るだけの十分な撓みを、指針3挿入時に得られる。
又、挟持部67が指針端子341により押し広げられた
時に生じる最大応力{湾曲部642にかかる}を小さく
する事ができる。
【0094】次に、本発明の第3実施例(請求項1、
2、3、4、6、8、9に対応)を図13に基づいて説
明する。本実施例の車速計は、FPC4の内端端43の
構造、金属ターミナル6、6の形状、および金属ターミ
ナル6、6とFPC4との接続構造、およびインシュレ
ータ5のFPC装着部52の構造が、以下の様に第1実
施例のものと異なり、他の部分は第1実施例のものと同
一である。
2、3、4、6、8、9に対応)を図13に基づいて説
明する。本実施例の車速計は、FPC4の内端端43の
構造、金属ターミナル6、6の形状、および金属ターミ
ナル6、6とFPC4との接続構造、およびインシュレ
ータ5のFPC装着部52の構造が、以下の様に第1実
施例のものと異なり、他の部分は第1実施例のものと同
一である。
【0095】金属ターミナル6、6は、FPC案内部5
1の背面511を弾圧する前板部65と、抜け防止のラ
ンス621を有し、前面527を弾圧する後板部62
と、FPC4を圧着するU曲部661を有し前板部65
から外方方向に延設される圧着部66とを有する。
1の背面511を弾圧する前板部65と、抜け防止のラ
ンス621を有し、前面527を弾圧する後板部62
と、FPC4を圧着するU曲部661を有し前板部65
から外方方向に延設される圧着部66とを有する。
【0096】本実施例では、FPC装着部52は、載置
台部521、522、523を有さず、ランス621を
掛着する凹部524、525のみ有する。
台部521、522、523を有さず、ランス621を
掛着する凹部524、525のみ有する。
【0097】本実施例では、FPC4は、図示の通り、
前板部65- 後板部62間に位置する。又、内周端43
が舌片431、432を有さない。そして、内周端43
の圧着部66に位置する銅箔42には、圧着の為の半田
鍍金(図示せず)が施されている。更に、銅箔42は、
圧着部66および外周端44に位置する部分を除き、絶
縁用のカバーコート(ポリイミド樹脂)が施されてい
る。
前板部65- 後板部62間に位置する。又、内周端43
が舌片431、432を有さない。そして、内周端43
の圧着部66に位置する銅箔42には、圧着の為の半田
鍍金(図示せず)が施されている。更に、銅箔42は、
圧着部66および外周端44に位置する部分を除き、絶
縁用のカバーコート(ポリイミド樹脂)が施されてい
る。
【0098】次に、インシュレータ5への、FPC4や
金属ターミナル6、6の組み付けについて簡単に述べ
る。 前板部65、65- 後板部62、62間にFPC4の
内周端43を差し込み、図13に示す様に位置決めす
る。 圧着部66の前側に受け治具をセットし、U曲部66
1側からホットパンチでパンチ{左右同時でも二度に分
けても良い}し、FPC4とターミナル6、6とを、電
気的、機械的に接続(加熱圧接)する。
金属ターミナル6、6の組み付けについて簡単に述べ
る。 前板部65、65- 後板部62、62間にFPC4の
内周端43を差し込み、図13に示す様に位置決めす
る。 圧着部66の前側に受け治具をセットし、U曲部66
1側からホットパンチでパンチ{左右同時でも二度に分
けても良い}し、FPC4とターミナル6、6とを、電
気的、機械的に接続(加熱圧接)する。
【0099】次に、FPC4を金属ターミナル6、6
に圧着したものを、インシュレータ5に圧入して嵌め込
む。尚、嵌め込み後の断面A- Aを図13の(a)に、
又、圧着後の断面B- Bを図13の(b)に示す。
に圧着したものを、インシュレータ5に圧入して嵌め込
む。尚、嵌め込み後の断面A- Aを図13の(a)に、
又、圧着後の断面B- Bを図13の(b)に示す。
【0100】本実施例は、上述した、〔ア〕〜〔エ〕に
準じた利点以外に、以下の利点も奏する。 〔カ〕FPC4の内周端43と金属ターミナル6、6と
の接続、およびFPC4の外周端44とフィクサターミ
ナル25、25との接続は、何れも加熱圧着である。こ
の為、長期間、電気的導通が良好{接続部が導通不良を
起こさない為}であるとともに、車の振動により外れた
りしない。
準じた利点以外に、以下の利点も奏する。 〔カ〕FPC4の内周端43と金属ターミナル6、6と
の接続、およびFPC4の外周端44とフィクサターミ
ナル25、25との接続は、何れも加熱圧着である。こ
の為、長期間、電気的導通が良好{接続部が導通不良を
起こさない為}であるとともに、車の振動により外れた
りしない。
【0101】次に、本発明の第4実施例(請求項1、
4、5、6、9に対応)を図14に基づいて説明する。
本実施例の車速計は、インシュレータ5の構造、FPC
4の外周端44の構造、およびフィクサターミナル2
5、25の配設位置および構造が、以下説明する様に第
1実施例のものと異なり、他の部分は第1実施例のもの
と同一である。尚、金属ターミナル6、6近傍の構成
は、第1実施例のもの以外に、第2実施例、第3実施例
のものを採用しても良い。
4、5、6、9に対応)を図14に基づいて説明する。
本実施例の車速計は、インシュレータ5の構造、FPC
4の外周端44の構造、およびフィクサターミナル2
5、25の配設位置および構造が、以下説明する様に第
1実施例のものと異なり、他の部分は第1実施例のもの
と同一である。尚、金属ターミナル6、6近傍の構成
は、第1実施例のもの以外に、第2実施例、第3実施例
のものを採用しても良い。
【0102】本実施例では、FPC4の外周端44から
下方に突出する舌片440は、一つであり、該舌片44
0の二箇所に銅箔42を形成している。そして、舌片4
40に位置する銅箔42には半田鍍金(図示せず)が施
され、舌片440に位置する銅箔42以外には絶縁用の
カバーコートが施されている。
下方に突出する舌片440は、一つであり、該舌片44
0の二箇所に銅箔42を形成している。そして、舌片4
40に位置する銅箔42には半田鍍金(図示せず)が施
され、舌片440に位置する銅箔42以外には絶縁用の
カバーコートが施されている。
【0103】本実施例では、ムーブメント取付部22が
円形部21の外周に三箇所延設され、ターミナル組付部
23がムーブメント取付部22- 22間に延設されてい
る。又、フィクサターミナル25を組み付ける為の溝2
31、231が直線上に形成されている。
円形部21の外周に三箇所延設され、ターミナル組付部
23がムーブメント取付部22- 22間に延設されてい
る。又、フィクサターミナル25を組み付ける為の溝2
31、231が直線上に形成されている。
【0104】フィクサターミナル25、25(同一形
状)は、FPC4の外周端44を圧着する圧着部251
と、ランスを有し、溝231に固定される掛着部252
と、ピン(図示せず)が嵌合する断面三角の筒部250
とを有する。そして、このフィクサターミナル25は、
母材の燐青銅に下地鍍金として銅鍍金が施され、その上
に錫鍍金又は半田鍍金が施されている。そして、フィク
サターミナル25、25を180°ずらして溝231、
231へ組み付ける事により、舌片440の装着部25
8を形成している。
状)は、FPC4の外周端44を圧着する圧着部251
と、ランスを有し、溝231に固定される掛着部252
と、ピン(図示せず)が嵌合する断面三角の筒部250
とを有する。そして、このフィクサターミナル25は、
母材の燐青銅に下地鍍金として銅鍍金が施され、その上
に錫鍍金又は半田鍍金が施されている。そして、フィク
サターミナル25、25を180°ずらして溝231、
231へ組み付ける事により、舌片440の装着部25
8を形成している。
【0105】圧着部251は、断面逆ハ字状を呈する舌
片253、254と、U字状の横曲げにより形成される
溝255とを有する。尚、本実施例では、256がホッ
トパンチ28でパンチされるパンチ面であり、257が
受け治具9が当接する当接面である。
片253、254と、U字状の横曲げにより形成される
溝255とを有する。尚、本実施例では、256がホッ
トパンチ28でパンチされるパンチ面であり、257が
受け治具9が当接する当接面である。
【0106】そして、図14の(a)に示す様に受け治
具9をセットし、ホットパンチ28でパンチする事によ
り、FPC4の外周端44をフィクサターミナル25、
25に加熱圧着する。
具9をセットし、ホットパンチ28でパンチする事によ
り、FPC4の外周端44をフィクサターミナル25、
25に加熱圧着する。
【0107】本実施例は、上述した、〔ア〕〜〔エ〕、
〔カ〕に準じた利点以外に、以下の利点も奏する。 〔キ〕FPC4の外周端44とフィクサターミナル2
5、25との接続の際、FPC4の外周端44を曲げる
作業が不要となる。又、舌片440のフィクサターミナ
ル25(装着部258)へのセットを一回で行う事がで
きる。更に、構造上、フィクサターミナル25- 25間
が接近するので、一回のホットパンチ28で加熱圧着す
る事ができる。この為、組み付け性に優れ作業時間の短
縮が図れるので、製造コストが低減できる。
〔カ〕に準じた利点以外に、以下の利点も奏する。 〔キ〕FPC4の外周端44とフィクサターミナル2
5、25との接続の際、FPC4の外周端44を曲げる
作業が不要となる。又、舌片440のフィクサターミナ
ル25(装着部258)へのセットを一回で行う事がで
きる。更に、構造上、フィクサターミナル25- 25間
が接近するので、一回のホットパンチ28で加熱圧着す
る事ができる。この為、組み付け性に優れ作業時間の短
縮が図れるので、製造コストが低減できる。
【0108】次に、本発明の第5実施例(請求項1、
2、3、4、5、6、9に対応)を図15に基づいて説
明する。本実施例の車速計は、インシュレータ5の構
造、FPC4の外周端44の構造、およびフィクサター
ミナル25、25の配設位置および構造が、以下説明す
る様に第1実施例のものと異なり、他の部分は第1実施
例のものと同一である。尚、金属ターミナル6、6近傍
の構成は、第1実施例のもの以外に、第2実施例、第3
実施例のものを採用しても良い。
2、3、4、5、6、9に対応)を図15に基づいて説
明する。本実施例の車速計は、インシュレータ5の構
造、FPC4の外周端44の構造、およびフィクサター
ミナル25、25の配設位置および構造が、以下説明す
る様に第1実施例のものと異なり、他の部分は第1実施
例のものと同一である。尚、金属ターミナル6、6近傍
の構成は、第1実施例のもの以外に、第2実施例、第3
実施例のものを採用しても良い。
【0109】FPC4の外端に所定の長さだけ切り込み
Kを入れて二つに分離している。尚、この分離により、
フィクサターミナル25、25の配設位置や、接合面の
方向を自由に設定する事ができる。本実施例では、FP
C4の外周端44を左右に分離している。そして、鍔4
41、442に位置する銅箔42に半田鍍金(図示せ
ず)を施し、他の位置の銅箔42以外には絶縁用のカバ
ーコートを施している。
Kを入れて二つに分離している。尚、この分離により、
フィクサターミナル25、25の配設位置や、接合面の
方向を自由に設定する事ができる。本実施例では、FP
C4の外周端44を左右に分離している。そして、鍔4
41、442に位置する銅箔42に半田鍍金(図示せ
ず)を施し、他の位置の銅箔42以外には絶縁用のカバ
ーコートを施している。
【0110】本実施例では、フィクサプレート24を組
み付ける為の溝231、231が、ターミナル組付部2
3に、略ハの字状に形成されている。フィクサターミナ
ル25、25は、FPC4の外周端44を圧着する圧着
部251と、溝231に固定される掛着部252と、ピ
ン(図示せず)が嵌合する断面三角の筒部250とを有
する。そして、このフィクサターミナル25は、母材の
燐青銅に下地鍍金として銅鍍金が施され、その上に錫鍍
金又は半田鍍金が施されている。
み付ける為の溝231、231が、ターミナル組付部2
3に、略ハの字状に形成されている。フィクサターミナ
ル25、25は、FPC4の外周端44を圧着する圧着
部251と、溝231に固定される掛着部252と、ピ
ン(図示せず)が嵌合する断面三角の筒部250とを有
する。そして、このフィクサターミナル25は、母材の
燐青銅に下地鍍金として銅鍍金が施され、その上に錫鍍
金又は半田鍍金が施されている。
【0111】圧着部251は、断面逆ハ字状を呈する舌
片253、254と、U字状の横曲げにより形成される
溝255とを有する。尚、本実施例では、256がホッ
トパンチ28で打たれるパンチ面256であり、257
が受け治具9が当接する当接面257である。
片253、254と、U字状の横曲げにより形成される
溝255とを有する。尚、本実施例では、256がホッ
トパンチ28で打たれるパンチ面256であり、257
が受け治具9が当接する当接面257である。
【0112】そして、図15の(a)に示す様に受け治
具9をセットし、ホットパンチ28、28で打撃する事
により、FPC4の外周端44、44をフィクサターミ
ナル25、25に加熱圧着する。
具9をセットし、ホットパンチ28、28で打撃する事
により、FPC4の外周端44、44をフィクサターミ
ナル25、25に加熱圧着する。
【0113】本実施例は、上述した、〔ア〕〜〔エ〕、
〔カ〕に準じた以外に、以下の利点も奏する。 〔ク〕フィクサプレートサブアッセンブリ2より下方に
障害物があっても、それを回避する位置にフィクサター
ミナル25、25を配設する事ができる。
〔カ〕に準じた以外に、以下の利点も奏する。 〔ク〕フィクサプレートサブアッセンブリ2より下方に
障害物があっても、それを回避する位置にフィクサター
ミナル25、25を配設する事ができる。
【0114】次に、本発明の第6実施例(請求項1、
2、4、5、6、7、9に対応)を図16に基づいて説
明する。本実施例の車速計は、FPC4の外周端44の
構造(形状および鍍金無し)、フィクサターミナル2
5、25の表面処理(鍍金無し)、および圧着方法が、
以下説明する様に第5実施例のものと異なり、他の部分
は第5実施例のものと同一である。
2、4、5、6、7、9に対応)を図16に基づいて説
明する。本実施例の車速計は、FPC4の外周端44の
構造(形状および鍍金無し)、フィクサターミナル2
5、25の表面処理(鍍金無し)、および圧着方法が、
以下説明する様に第5実施例のものと異なり、他の部分
は第5実施例のものと同一である。
【0115】FPC4の外周端44に舌片は無く、銅箔
42面が外側となる様に、各外周端44を折り曲げてい
る。又、銅箔42には鍍金等が施されておらず、外周端
44、44以外の位置の銅箔42にはポリイミドにより
絶縁用のカバーコートが施されている。又、フィクサタ
ーミナル25、25(燐青銅製)の表面には、鍍金等が
施されていない。
42面が外側となる様に、各外周端44を折り曲げてい
る。又、銅箔42には鍍金等が施されておらず、外周端
44、44以外の位置の銅箔42にはポリイミドにより
絶縁用のカバーコートが施されている。又、フィクサタ
ーミナル25、25(燐青銅製)の表面には、鍍金等が
施されていない。
【0116】圧着の手順およびそのメカニズを説明す
る。 図16の(b)に示す様に、受け治具9とパンチ28
0をセットし、パンチ280で押圧する。尚、パンチ2
80側を直流電源(図示せず)のプラス側に接続し、受
け治具9側をマイナス側に接続している。
る。 図16の(b)に示す様に、受け治具9とパンチ28
0をセットし、パンチ280で押圧する。尚、パンチ2
80側を直流電源(図示せず)のプラス側に接続し、受
け治具9側をマイナス側に接続している。
【0117】フィクサターミナル25表面、FPC4
の銅箔42面の酸化膜により、圧着作業の初期段階で
は、電流Iは、パンチ280→フィクサターミナル25
の内部(電流路IB )→受け治具9の道順で流れる。
の銅箔42面の酸化膜により、圧着作業の初期段階で
は、電流Iは、パンチ280→フィクサターミナル25
の内部(電流路IB )→受け治具9の道順で流れる。
【0118】FPC4の銅箔42とフィクサターミナ
ル25との接触部81、82でジュール熱が発生する
為、両者の間に介在していた酸化膜が破壊され、フィク
サターミナル25と銅箔42間に電流が流れ始める。
ル25との接触部81、82でジュール熱が発生する
為、両者の間に介在していた酸化膜が破壊され、フィク
サターミナル25と銅箔42間に電流が流れ始める。
【0119】つまり、電流Iは、パンチ280→フィ
クサターミナル25→接触部82→銅箔42(電流路I
C )→接触部81→フィクサターミナル25→受け治具
9の道順でも流れる。尚、銅箔42は、フィクサターミ
ナル25より電気伝導率が良い為、電流Iは大部分が
の経路で流れ、一部がの経路で流れる。
クサターミナル25→接触部82→銅箔42(電流路I
C )→接触部81→フィクサターミナル25→受け治具
9の道順でも流れる。尚、銅箔42は、フィクサターミ
ナル25より電気伝導率が良い為、電流Iは大部分が
の経路で流れ、一部がの経路で流れる。
【0120】これにより、銅箔42とフィクサターミ
ナル25内壁とが溶接され、フィクサターミナル25に
FPC4が接合される。
ナル25内壁とが溶接され、フィクサターミナル25に
FPC4が接合される。
【0121】本実施例は、上述した、〔ア〕〜〔エ〕、
〔カ〕に準じた以外に、以下の利点も奏する。 〔ケ〕本実施例では、銅箔42やフィクサターミナル2
5の表面の酸化膜をジュール熱により破壊して両者を電
気溶接により接合する構成であるので、フィクサターミ
ナル25やFPC4の銅箔42に鍍金処理を施す必要が
無い。この為、鍍金工程が不要となり、製造コストの低
減が図れる。
〔カ〕に準じた以外に、以下の利点も奏する。 〔ケ〕本実施例では、銅箔42やフィクサターミナル2
5の表面の酸化膜をジュール熱により破壊して両者を電
気溶接により接合する構成であるので、フィクサターミ
ナル25やFPC4の銅箔42に鍍金処理を施す必要が
無い。この為、鍍金工程が不要となり、製造コストの低
減が図れる。
【0122】次に、本発明の第7実施例(請求項1、
2、3、4、6、8、9に対応)を、図13および図1
7に基づいて説明する。本実施例の車速計は、フィクサ
ターミナルの構造および接合方法が、以下説明する様に
第3実施例のものと異なり、他の部分は第3実施例のも
のと同一である。
2、3、4、6、8、9に対応)を、図13および図1
7に基づいて説明する。本実施例の車速計は、フィクサ
ターミナルの構造および接合方法が、以下説明する様に
第3実施例のものと異なり、他の部分は第3実施例のも
のと同一である。
【0123】本実施例では、FPC4の内周端43を熱
圧着により接合し、外周端44を圧接している。又、フ
ィクサターミナル29の圧接部291は、折り曲げによ
り形成した箱溝292と、箱溝292の上縁面から上方
に突出する舌片293、294とを有する。そして断面
略J字状の圧接金具295(バネ性を有する)を箱溝2
92内に差し込んでいる。
圧着により接合し、外周端44を圧接している。又、フ
ィクサターミナル29の圧接部291は、折り曲げによ
り形成した箱溝292と、箱溝292の上縁面から上方
に突出する舌片293、294とを有する。そして断面
略J字状の圧接金具295(バネ性を有する)を箱溝2
92内に差し込んでいる。
【0124】圧接金具295の弾接部296により、F
PC4の銅箔42と圧接金具295間の導通を取り、圧
接金具295の壁297と箱溝内壁298間で導通を取
る事により、FPC4とフィクサターミナル29とを電
気接続している。このように、圧接による電気的接続
は、例えばはんだ付けと比較して簡単な作業にて行うこ
とができる。
PC4の銅箔42と圧接金具295間の導通を取り、圧
接金具295の壁297と箱溝内壁298間で導通を取
る事により、FPC4とフィクサターミナル29とを電
気接続している。このように、圧接による電気的接続
は、例えばはんだ付けと比較して簡単な作業にて行うこ
とができる。
【0125】〔コ〕FPC4の内周端43と金属ターミ
ナル6、6との接続が加熱圧着であり、圧接金具295
を箱溝292内に差し込んで、FPC4の外周端44と
フィクサターミナル29とを圧接するだけであるので、
手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け性に優
れる。
ナル6、6との接続が加熱圧着であり、圧接金具295
を箱溝292内に差し込んで、FPC4の外周端44と
フィクサターミナル29とを圧接するだけであるので、
手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け性に優
れる。
【0126】次に、本発明の第8実施例(請求項1、9
に対応)を、図13および図18に基づいて説明する。
本実施例の車速計は、フィクサターミナルの構造および
接合方法が、以下説明する様に第3実施例のものと異な
り、他の部分は第3実施例のものと同一である。
に対応)を、図13および図18に基づいて説明する。
本実施例の車速計は、フィクサターミナルの構造および
接合方法が、以下説明する様に第3実施例のものと異な
り、他の部分は第3実施例のものと同一である。
【0127】本実施例では、FPC4の内周端43を熱
圧着により接合し、外周端44を圧接している。FPC
4の配置路に沿って壁部83を設け、該壁部83の長手
方向に連通穴831、831を穿設し、該連通穴831
にピン832を圧入してFPC4を固定している。そし
て、断面略J字状の圧着金具(バネ性を有する)833
でFPC4の銅箔42を弾圧している。これにより、F
PC4とフィクサターミナル29との電気接続を図って
いる。
圧着により接合し、外周端44を圧接している。FPC
4の配置路に沿って壁部83を設け、該壁部83の長手
方向に連通穴831、831を穿設し、該連通穴831
にピン832を圧入してFPC4を固定している。そし
て、断面略J字状の圧着金具(バネ性を有する)833
でFPC4の銅箔42を弾圧している。これにより、F
PC4とフィクサターミナル29との電気接続を図って
いる。
【0128】〔サ〕本実施例では、FPC4の内周端4
3と金属ターミナル6、6との接続が加熱圧着であり、
連通穴831にピン832を圧入してFPC4を固定
し、圧着金具833でFPC4の銅箔42を弾圧してい
る。この為、手間がかからず、短時間に作業が済み、組
み付け性に優れる。
3と金属ターミナル6、6との接続が加熱圧着であり、
連通穴831にピン832を圧入してFPC4を固定
し、圧着金具833でFPC4の銅箔42を弾圧してい
る。この為、手間がかからず、短時間に作業が済み、組
み付け性に優れる。
【0129】次に、本発明の第9実施例(請求項1、
2、3、4、5、6、9に対応)を、図14および図1
9に基づいて説明する。本実施例の車速計は、FPC4
の外周端44の先端構造、FPC4とフィクサターミナ
ル25、25との接続構造、フィクサターミナル25や
ターミナル組付部23の構造が、以下説明する様に第4
実施例のものと異なり、他の部分は第4実施例のものと
同一である。
2、3、4、5、6、9に対応)を、図14および図1
9に基づいて説明する。本実施例の車速計は、FPC4
の外周端44の先端構造、FPC4とフィクサターミナ
ル25、25との接続構造、フィクサターミナル25や
ターミナル組付部23の構造が、以下説明する様に第4
実施例のものと異なり、他の部分は第4実施例のものと
同一である。
【0130】本実施例では、外周端44をL曲げし、そ
のL曲部834に穴835、835を開けている。そし
て、フィクサターミナル25の立ちピン836、836
を穴835、835に入れ、半田付け837している。
又、840、840は、ターミナル組付部23と一体に
形成され、FPC4の位置決めおよび案内用の壁部であ
る。
のL曲部834に穴835、835を開けている。そし
て、フィクサターミナル25の立ちピン836、836
を穴835、835に入れ、半田付け837している。
又、840、840は、ターミナル組付部23と一体に
形成され、FPC4の位置決めおよび案内用の壁部であ
る。
【0131】〔シ〕本実施例では、FPC4の内周端4
3と金属ターミナル6、6との接続が加熱圧着であり、
L曲部834に穴835、835を開け、フィクサター
ミナル25、25の立ちピン836、836を穴83
5、835に入れて半田付け837している。この為、
手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け性に優
れる。
3と金属ターミナル6、6との接続が加熱圧着であり、
L曲部834に穴835、835を開け、フィクサター
ミナル25、25の立ちピン836、836を穴83
5、835に入れて半田付け837している。この為、
手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け性に優
れる。
【0132】次に、本発明の第10実施例(請求項1、
4、5、6、9に対応)を、図14の(a)、および図
20に基づいて説明する。本実施例の車速計は、FPC
4の外周端44の先端構造、FPC4とフィクサターミ
ナル25、25との接続構造、フィクサターミナル25
やターミナル組付部23の構造が、以下説明する様に第
4実施例のものと異なり、他の部分は第4実施例のもの
と同一である。
4、5、6、9に対応)を、図14の(a)、および図
20に基づいて説明する。本実施例の車速計は、FPC
4の外周端44の先端構造、FPC4とフィクサターミ
ナル25、25との接続構造、フィクサターミナル25
やターミナル組付部23の構造が、以下説明する様に第
4実施例のものと異なり、他の部分は第4実施例のもの
と同一である。
【0133】本実施例では、フィクサターミナル25の
先端をL曲げし、このL曲部838、838を、FPC
4の外周端44に設けた穴839、839に挿入し、半
田付け837している。又、841、841は、ターミ
ナル組付部23と一体に形成され、FPC4の位置決め
および案内用の壁部である。
先端をL曲げし、このL曲部838、838を、FPC
4の外周端44に設けた穴839、839に挿入し、半
田付け837している。又、841、841は、ターミ
ナル組付部23と一体に形成され、FPC4の位置決め
および案内用の壁部である。
【0134】〔ス〕本実施例では、FPC4の内周端4
3とターミナル6、6との接続が加熱圧着であり、L曲
部838、838を、FPC4の外周端44に設けた穴
839、839に挿入して半田付け837している。こ
の為、手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け
性に優れる。
3とターミナル6、6との接続が加熱圧着であり、L曲
部838、838を、FPC4の外周端44に設けた穴
839、839に挿入して半田付け837している。こ
の為、手間がかからず、短時間に作業が済み、組み付け
性に優れる。
【0135】次に、本発明の第11実施例(請求項1、
2、3、4、5、6、8、9に対応)を、図1〜図9、
図21に基づいて説明する。本実施例の車速計は、フィ
クサターミナル25、25の構造が、以下説明する様に
第1実施例のものと異なり、他の構成は第1実施例のも
の{半田接合(図9のb}と同一である。
2、3、4、5、6、8、9に対応)を、図1〜図9、
図21に基づいて説明する。本実施例の車速計は、フィ
クサターミナル25、25の構造が、以下説明する様に
第1実施例のものと異なり、他の構成は第1実施例のも
の{半田接合(図9のb}と同一である。
【0136】第1実施例で説明した半田接合(図9の
b)は、以下の理由により接合強度はあまり大きくな
い。フィクサターミナル25、25やFPC4の銅箔4
2、42の表面には鍍金が成されているが、空気に晒さ
れているので、鍍金層の上には必ず酸化膜が生成する。
そして、半田接合時に、図21の(a)に示す様に酸化
膜mが残り、該酸化酸化膜mにより接合面積が減り、接
合強度が低下する。
b)は、以下の理由により接合強度はあまり大きくな
い。フィクサターミナル25、25やFPC4の銅箔4
2、42の表面には鍍金が成されているが、空気に晒さ
れているので、鍍金層の上には必ず酸化膜が生成する。
そして、半田接合時に、図21の(a)に示す様に酸化
膜mが残り、該酸化酸化膜mにより接合面積が減り、接
合強度が低下する。
【0137】そこで、本実施例では、燐青銅271(母
材)の内側面270(接合面)に小さな凹凸wが付く様
に予めエッチング処理等を施し、それをプレス成形し、
銅鍍金272を施し、フィクサターミナル25としてい
る{図21の(b)参照}。この為、圧着時、凹凸wに
より酸化膜が機械的に破れるので、接合強度が向上す
る。
材)の内側面270(接合面)に小さな凹凸wが付く様
に予めエッチング処理等を施し、それをプレス成形し、
銅鍍金272を施し、フィクサターミナル25としてい
る{図21の(b)参照}。この為、圧着時、凹凸wに
より酸化膜が機械的に破れるので、接合強度が向上す
る。
【0138】〔セ〕半田接合でも接合強度が向上し、F
PC4とフィクサターミナル25とが強い接合強度で固
着し、フィクサターミナル25とFPC4との間で良好
な電気的接続が行われるとともに、強固な機械的強度
{指針3の回動によりかかる応力に充分耐える}が得ら
れる。
PC4とフィクサターミナル25とが強い接合強度で固
着し、フィクサターミナル25とFPC4との間で良好
な電気的接続が行われるとともに、強固な機械的強度
{指針3の回動によりかかる応力に充分耐える}が得ら
れる。
【0139】次に、本発明の第12実施例(請求項1、
2、3、4、5、6、8、9に対応)を、図1〜図9に
基づいて説明する。本実施例の車速計は、フィクサター
ミナル25、25の構造が、以下説明する様に第1実施
例のものと異なり、他の構成は第1実施例のもの(半田
接合)と同等である。
2、3、4、5、6、8、9に対応)を、図1〜図9に
基づいて説明する。本実施例の車速計は、フィクサター
ミナル25、25の構造が、以下説明する様に第1実施
例のものと異なり、他の構成は第1実施例のもの(半田
接合)と同等である。
【0140】本実施例では、燐青銅271の表面に鍍金
を行わず、その代わりに防錆剤を塗布して、空気中放置
での酸化膜の形成を防止するので、半田接合時の接合強
度が向上する。尚、防錆剤は、加熱圧着時に飛散して無
くなるので問題無い。
を行わず、その代わりに防錆剤を塗布して、空気中放置
での酸化膜の形成を防止するので、半田接合時の接合強
度が向上する。尚、防錆剤は、加熱圧着時に飛散して無
くなるので問題無い。
【0141】次に、本発明の第13実施例(請求項1、
2、3、4、5、6、8、9に対応)を、図22に基づ
いて説明する。第1実施例から第12実施例迄は、ポイ
ンタ32の長手方向に、複数のLEDチップ33を並べ
(リードフレーム34、34上)、上方に発光する光を
利用するタイプの自発光指針の一方向組み付け構造(文
字板7を取り付けてから指針3を嵌め込む)を提案して
いる。しかし、上記一方向組み付け構造は、以下に示す
導光式の自発光指針にも適用する事ができる。
2、3、4、5、6、8、9に対応)を、図22に基づ
いて説明する。第1実施例から第12実施例迄は、ポイ
ンタ32の長手方向に、複数のLEDチップ33を並べ
(リードフレーム34、34上)、上方に発光する光を
利用するタイプの自発光指針の一方向組み付け構造(文
字板7を取り付けてから指針3を嵌め込む)を提案して
いる。しかし、上記一方向組み付け構造は、以下に示す
導光式の自発光指針にも適用する事ができる。
【0142】本実施例の車速計は、指針3の構造のみ、
以下説明する様に第1実施例のものと異なり、他の構成
は第1実施例のものと同一である。図22において、ポ
インタ32は、アクリルやポリカ等の透明樹脂で形成さ
れ、該ポインタ32の後方にLEDランプ35を配置し
ている。そして、指針端子341、341の後端がラン
プリード351、351に半田付けされている。
以下説明する様に第1実施例のものと異なり、他の構成
は第1実施例のものと同一である。図22において、ポ
インタ32は、アクリルやポリカ等の透明樹脂で形成さ
れ、該ポインタ32の後方にLEDランプ35を配置し
ている。そして、指針端子341、341の後端がラン
プリード351、351に半田付けされている。
【図1】本発明の第1実施例に係る車速計の組み付け図
である。
である。
【図2】本発明の第1実施例に係る車速計の断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1実施例に係る車速計のインシュレ
ータ近傍の構成図である。
ータ近傍の構成図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る車速計に用いる金属
ターミナルの、インシュレータ挿入前(a)、および挿
入後(b)の様子を示す断面図である。
ターミナルの、インシュレータ挿入前(a)、および挿
入後(b)の様子を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る車速計の、FPE圧
着前の上面図である。
着前の上面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る車速計の、FPE圧
着後の上面図である。
着後の上面図である。
【図7】図5のC- C線断面図である。
【図8】本発明の第1実施例に係る車速計において、F
EPの外周端とフィクサターミナルとの組み付けを示す
説明図である。
EPの外周端とフィクサターミナルとの組み付けを示す
説明図である。
【図9】(a)は図5のFPE圧着前におけるC- C線
要部断面図、(b)は半田接合によるFPE圧着後にお
けるC- C線要部断面図、(c)は拡散接合によるFP
E圧着後におけるC- C線要部断面図である。
要部断面図、(b)は半田接合によるFPE圧着後にお
けるC- C線要部断面図、(c)は拡散接合によるFP
E圧着後におけるC- C線要部断面図である。
【図10】(a)は接合部の引っ張り強度を示す説明
図、(b)は接合部のピール強度を示す説明図である。
図、(b)は接合部のピール強度を示す説明図である。
【図11】ピール力を弱める為のフィクサターミナルの
形状を示す説明図である。
形状を示す説明図である。
【図12】(a)は本発明の第2実施例に係る車速計
の、金属ターミナルの構造(装着前)を示す斜視図であ
り、(b)は金属ターミナルの構造(装着後)を示す断
面図である。
の、金属ターミナルの構造(装着前)を示す斜視図であ
り、(b)は金属ターミナルの構造(装着後)を示す断
面図である。
【図13】(a)は本発明の第3実施例に係る車速計に
おいて、FPCを圧着した金属ターミナルの組み付け前
の組み付け図、(b)は組み付け後のA- A線断面図、
(c)は組み付け後のB- B線断面図である。
おいて、FPCを圧着した金属ターミナルの組み付け前
の組み付け図、(b)は組み付け後のA- A線断面図、
(c)は組み付け後のB- B線断面図である。
【図14】(a)は本発明の第4実施例に係る車速計の
上面図、(b)はFPC外周端とフィクサターミナルと
の様子を示す斜視図である。
上面図、(b)はFPC外周端とフィクサターミナルと
の様子を示す斜視図である。
【図15】(a)は本発明の第5実施例に係る車速計の
上面図、(b)はその要部断面図、(c)はFPC外周
端の加工および組み付けの様子を示す斜視図である。
上面図、(b)はその要部断面図、(c)はFPC外周
端の加工および組み付けの様子を示す斜視図である。
【図16】(a)は本発明の第6実施例に係る車速計に
おいて、FPCと金属ターミナルとの組み付けの様子を
示す斜視図、(b)は組み付け後の様子を示す断面図で
ある。
おいて、FPCと金属ターミナルとの組み付けの様子を
示す斜視図、(b)は組み付け後の様子を示す断面図で
ある。
【図17】(a)は本発明の第7実施例に係る車速計に
おいて、FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様
子を示す斜視図、(b)は組み付け後の様子を示す断面
図である。
おいて、FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様
子を示す斜視図、(b)は組み付け後の様子を示す断面
図である。
【図18】(a)は本発明の第8実施例に係る車速計に
おいて、FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様
子を示す斜視図、(b)は組み付け後の様子を示す断面
図である。
おいて、FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様
子を示す斜視図、(b)は組み付け後の様子を示す断面
図である。
【図19】本発明の第9実施例に係る車速計において、
FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様子を示す
斜視図である。
FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様子を示す
斜視図である。
【図20】本発明の第10実施例に係る車速計におい
て、FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様子を
示す斜視図である。
て、FPCとフィクサターミナルとの組み付けの様子を
示す斜視図である。
【図21】(a)は凸凹を形成せずに圧着した場合の、
FPCとフィクサターミナルとの様子を示す断面図であ
り、(b)は本発明の第11実施例に係る車速計におい
て、フィクサターミナルに凹凸を形成して、FPCとフ
ィクサターミナルとを圧着した場合の様子を示す断面図
である。
FPCとフィクサターミナルとの様子を示す断面図であ
り、(b)は本発明の第11実施例に係る車速計におい
て、フィクサターミナルに凹凸を形成して、FPCとフ
ィクサターミナルとを圧着した場合の様子を示す断面図
である。
【図22】導光式の自発光指針に本発明を適用した、本
発明の第13実施例に係る車速計の斜視図である。
発明の第13実施例に係る車速計の斜視図である。
1 ムーブメント(内機、計器本体) 2 フィクサプレートサブアッセンブリ(内機、計器本
体) 3 指針 4 FPC(可撓帯、渦巻体) 5 インシュレータ(内機) 6 金属ターミナル(第2給電金具) 11 シャフト 25 フィクサターミナル(第1給電金具) 31 ボス 32 ポインタ 33 LEDチップ(発光素子) 41 ベースフィルム(絶縁性可撓帯) 42 銅箔(導電路) 43 内周端 44 外周端 52 装着部 258 装着部(鉛直開口面) 272 銅鍍金 273 錫鍍金 275 拡散層 422 半田鍍金 431、432 舌片(内周側端子) 441、442 鍔(外周側端子) 661 U曲部(U字曲げ部) K 切り込み
体) 3 指針 4 FPC(可撓帯、渦巻体) 5 インシュレータ(内機) 6 金属ターミナル(第2給電金具) 11 シャフト 25 フィクサターミナル(第1給電金具) 31 ボス 32 ポインタ 33 LEDチップ(発光素子) 41 ベースフィルム(絶縁性可撓帯) 42 銅箔(導電路) 43 内周端 44 外周端 52 装着部 258 装着部(鉛直開口面) 272 銅鍍金 273 錫鍍金 275 拡散層 422 半田鍍金 431、432 舌片(内周側端子) 441、442 鍔(外周側端子) 661 U曲部(U字曲げ部) K 切り込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野場 通之 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−66601(JP,A) 特開 平5−173160(JP,A) 特開 平6−236886(JP,A) 特開 平6−99562(JP,A) 特開 平6−176845(JP,A) 特開 平6−109762(JP,A) 特開 平5−226802(JP,A) 特開 平4−204323(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 13/28 G12B 11/04
Claims (9)
- 【請求項1】 溝を有する一対の第1給電金具を絶縁配
設し、入力信号に応じて回動するシャフトを突設した内
機と、 通電により発光する発光素子を有し、前記シャフトに固
定される指針と、 前記発光素子と電気接続する一対の第2給電金具と、 前記シャフトの周りを渦巻く様に前記内機内に配置さ
れ、内周端側から外周端側に亘って導電路を形成し、内
周側端子を内周端に設け、下方に突出する鍔を外周端に
設けた可撓帯とを具備し、前記外周端の前記鍔を前記第1給電金具の溝に差し込む
とともに、固定 を熱圧着により行う事を特徴とする自発
光指針式計器。 - 【請求項2】 一対の第1給電金具を絶縁配設し、入力
信号に応じて回動するシャフトを突設した計器本体と、 前記シャフトの先端に嵌着するボス、ボス先端から直交
方向に延出する棒状のポインタ、および通電により発光
する発光素子を有する指針と、 前記シャフトの周りを渦巻く絶縁性可撓帯の内周端側か
ら外周端側に亘って導電路を形成し、内外周端に前記導
電路の内周側端子および外周側端子を設けた渦巻体と、 該渦巻体の内周端を掛止する掛止部を有し、前記シャフ
トに挿着されてシャフトと一体に回動するインシュレー
タと、 前記インシュレータの前記掛止部に位置し、前記指針の
発光素子と電気接続する一対の第2給電金具とを具備
し、前記第1給電金具は前記渦巻体の外周端側を挟み込む為
の板状対向部を有し、前記渦巻体の内方側に位置する板
状対向部を、外方側に位置する板状対向部より内周端方
向に長く延出させ、 前記外周側端子と前記第1給電端子とを熱圧着により固
定する 事を特徴とする自発光指針式計器。 - 【請求項3】 前記渦巻体は、下方に突出する一対の鍔
を外周端側に有し、 前記第1給電金具の前記板状対向部は断面逆ハ字状を呈
し、前記鍔を固定するための溝が前記板状対向部の下側
に形成されている事を特徴とする 請求項2記載の自発光
指針式計器。 - 【請求項4】 一対の第1給電金具を絶縁配設し、入力
信号に応じて回動するシャフトを突設した計器本体と、 前記シャフトの先端に嵌着するボス、ボス先端から直交
方向に延出する棒状のポインタ、および通電により発光
する発光素子を有する指針と、 前記シャフトの周りを渦巻く絶縁性可撓帯の内周端側か
ら外周端側に亘って導電路を形成し、内外周端に前記導
電路の内周側端子および外周側端子を設けた渦巻体と、 前記内周側端および後述する第2給電端子を嵌め込むた
めの凹部を有し、前記シャフトに挿着されてシャフトと
一体に回動するインシュレータと、 該インシュレータの前記凹部に嵌め込まれ、前記指針の
発光素子と電気接続する一対の第2給電金具とを具備す
る自発光指針式計器であって、 前記凹部に、前記渦巻体の前記内周側端を差し込み前記
第2給電金具を嵌め込んで固定する事を特徴とする 自発
光指針式計器。 - 【請求項5】 所定間隔で所定高さの載置台部を前記イ
ンシュレータの上面に突設して前記凹部を形成し、前記
内周側端は舌片が下方に突出し、 該舌片を前記凹部に設けた所定高さの載置台部に嵌め込
んで載置して前記渦巻体の上下左右方向の位置決めを行
う事を特徴とする 請求項4記載の自発光指針式計器。 - 【請求項6】 一対の第1給電金具を絶縁配設し、入力
信号に応じて回動するシャフトを突設した内機と、 通電により発光する発光素子を有し、前記シャフトに固
定される指針と、 前記発光素子と電気接続する一対の第2給電金具と、 前記シャフトの周りを渦巻く様に前記内機内に配置さ
れ、内周端側から外周端側に亘って導電路を形成し、内
外周端に前記導電路の内周側端子および外周側端子を設
けた可撓帯とを具備し、 前記外周側端子と前記第1給電金具との固定、および前
記内周側端子と前記第2給電金具との固定の内、少なく
とも一方を熱圧着により行うとともに、熱圧着を行う側
の給電金具は、前記可撓帯の内外周端側を挟み込む為の
板状対向部を有 し、 内外周端側を前記板状対向部に挟み込んだ状態で、前記
板状対向部に熱を加えるとともに、前記板状対向部の両
側から加圧して、前記可撓帯を前記給電金具に接合する
自発光指針式計器において、 前記導電路を銅箔で形成するとともに熱圧着を行う側の
銅箔の端子に半田鍍金を施し、前記給電金具を燐青銅で
形成するとともに熱圧着を行う側の燐青銅の母材に銅鍍
金を施し、その上に更に錫鍍金を施し、 熱圧着時に銅と錫とによる拡散層を形成するとともに、
該拡散層を介して、前記可撓帯を前記給電金具に接合す
ることを特徴とする自発光指針式計器。 - 【請求項7】 前記第1給電金具は、鉛直開口面が対向
して近接するU字曲げ部を有し、前記突出部を二つのU
字曲げ部間に嵌め込んで熱圧着する請求項6記載の自発
光指針式計器。 - 【請求項8】 前記可撓帯や前記渦巻体の外周端側は、
渦巻きの接線の延長方向に案内されて前記第1給電端子
の一方に固定され、更に、直角方向に案内されて前記第
1給電端子の他方に固定される請求項1乃至請求項7の
何れかに記載の自発光指針式計器。 - 【請求項9】 前記一対の第1給電端子は、指針点灯回
路に電気接続される被覆線の先端に圧着したピンを嵌め
込むための筒部を有する請求項1乃至請求項8の何れか
に記載の自発光指針式計器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6267650A JP2812220B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 自発光指針式計器 |
US08/531,781 US6082288A (en) | 1994-10-31 | 1995-09-21 | Indicating instrument having self-luminescent indicator |
FR9512374A FR2726363B1 (fr) | 1994-10-31 | 1995-10-20 | Indicateur comprenant un ensemble d'indication auto-luminescent |
DE19539701A DE19539701A1 (de) | 1994-10-31 | 1995-10-25 | Anzeigeinstrument, das einen selbstleuchtenden Zeiger aufweist |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6267650A JP2812220B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 自発光指針式計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128867A JPH08128867A (ja) | 1996-05-21 |
JP2812220B2 true JP2812220B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=17447634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6267650A Expired - Fee Related JP2812220B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 自発光指針式計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2812220B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5880922B2 (ja) * | 2011-09-22 | 2016-03-09 | 日本精機株式会社 | 交差コイル式計器 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07104183B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1995-11-13 | 日本電装株式会社 | 自発光指針 |
JPH05173160A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-13 | Seiko Epson Corp | 液晶表示デバイスとその製造方法 |
JPH05226802A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-09-03 | Olympus Optical Co Ltd | プリント配線板およびその接続方法 |
JP2526467B2 (ja) * | 1992-08-24 | 1996-08-21 | 日本電装株式会社 | 自発光指針式計器 |
JPH0699562A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-12 | Kawasaki Steel Corp | 複合型制振鋼板の製造方法 |
JPH0756493B2 (ja) * | 1992-09-25 | 1995-06-14 | 日東精工株式会社 | 導通接触端子の製造方法 |
JPH06176845A (ja) * | 1992-12-07 | 1994-06-24 | Fujitsu Ten Ltd | 溶着装置 |
JPH07101692B2 (ja) * | 1993-02-12 | 1995-11-01 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6267650A patent/JP2812220B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08128867A (ja) | 1996-05-21 |
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