JP2811871B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2811871B2 JP2811871B2 JP4303990A JP4303990A JP2811871B2 JP 2811871 B2 JP2811871 B2 JP 2811871B2 JP 4303990 A JP4303990 A JP 4303990A JP 4303990 A JP4303990 A JP 4303990A JP 2811871 B2 JP2811871 B2 JP 2811871B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスク状記録媒体(以下、ディスクと呼
ぶ)に情報を記録するもしくは記録された情報を再生す
るディスクプレーヤのうち特に両面再生可能な光ディス
ク装置に関するものである。
ぶ)に情報を記録するもしくは記録された情報を再生す
るディスクプレーヤのうち特に両面再生可能な光ディス
ク装置に関するものである。
従来の技術 従来の光ディスク(以後ディスクと呼ぶ)を両面(こ
れらの面をA面,B面とする)再生させるプレーサの概略
構成を第8図に示す。第8図において、ディスク100に
は図に示すごとくA面とB面に記録されているものとす
る。A面側での再生状態では、ディスクの信号を再生す
るための光ピックアップ101を載置した光学ブロック102
はメインベース部材103に配設されたガイドシャフト104
および光学ブロック102に配設された回転自在なローラ
部材105,ローラ規制部材106で位置規制されつつ、ディ
スクの半径方向に(紙面垂直方向に)移動する。光学ブ
ロック102を移動させるための動力は光学ブロック内に
配設されているモータ,複数個の減速ギヤ(図示せず)
を介して、駆動ギヤ107とメインベース部材103に配設さ
れているラック部材108によって動作する。つまり光学
ブロック自体が自走する構造となっている。
れらの面をA面,B面とする)再生させるプレーサの概略
構成を第8図に示す。第8図において、ディスク100に
は図に示すごとくA面とB面に記録されているものとす
る。A面側での再生状態では、ディスクの信号を再生す
るための光ピックアップ101を載置した光学ブロック102
はメインベース部材103に配設されたガイドシャフト104
および光学ブロック102に配設された回転自在なローラ
部材105,ローラ規制部材106で位置規制されつつ、ディ
スクの半径方向に(紙面垂直方向に)移動する。光学ブ
ロック102を移動させるための動力は光学ブロック内に
配設されているモータ,複数個の減速ギヤ(図示せず)
を介して、駆動ギヤ107とメインベース部材103に配設さ
れているラック部材108によって動作する。つまり光学
ブロック自体が自走する構造となっている。
発明が解決しようとする課題 ところで再生状態では、光学ブロックはディスクに記
録された信号を読み取るためにディスクの半径方向に微
小移動させるため光学ブロック内に設置した減速ギヤの
減速比を大きくとらなければならない。しかも、光学ブ
ロックのA面からB面もしくはB面からA面への移動速
度を早めるために上記のような高減速比の減速系をもつ
構成ではモータの回転数をたかめる必要がありそのため
モータからの騒音や振動が発生しやすく性能のみなら
ず、動作品位も低下させるという問題を有している。
録された信号を読み取るためにディスクの半径方向に微
小移動させるため光学ブロック内に設置した減速ギヤの
減速比を大きくとらなければならない。しかも、光学ブ
ロックのA面からB面もしくはB面からA面への移動速
度を早めるために上記のような高減速比の減速系をもつ
構成ではモータの回転数をたかめる必要がありそのため
モータからの騒音や振動が発生しやすく性能のみなら
ず、動作品位も低下させるという問題を有している。
本発明の目的は上記従来装置の欠点に鑑み、A面から
B面、B面からA面への光学ブロックの移動速度の高速
化とA面,B面の再生時における光学ブロックの高分子能
な移動を実現し低振動化と低騒音化をはかった光ディス
ク装置を提供するものである。
B面、B面からA面への光学ブロックの移動速度の高速
化とA面,B面の再生時における光学ブロックの高分子能
な移動を実現し低振動化と低騒音化をはかった光ディス
ク装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の光ディスク装置
はディスク状記録媒体の第1の面と第2の面の両面のう
ち少なくとも一方の面に情報を記録もしくは記録された
情報を再生するための光ピックアップ手段と、上記ディ
スク状記録媒体を回転駆動させるためのディスク回転駆
動手段と、前記ディスク状記録媒体の第1の面の内周と
外周との間での光ピックアップ手段の移動をガイドする
第1のガイド手段と、第2の面の内周と外周との間での
光ピックアップ手段の移動をガイドする第2のガイド手
段と、前記第1のガイド手段と第2のガイド手段を載置
した第1のベース部材と前記光ピックアップ手段の移動
をガイドするガイド溝が形成され、かつ第1のベース部
材と嵌合固着する第2のベース部材と、前記光ピックア
ップ手段に動力を伝達するための可撓性動力伝達部材
と、前記光ピックアップ手段と可撓性動力伝達部材とを
結合する結合部材と、前記第1のベース部材に配設され
かつ可撓性動力伝達部材と係合する外周端面に形成され
た係合部と、同心円状に形成された径の異なる第1及び
第2の歯形部を有する回転自在な駆動プーリ部材と前記
駆動プーリ部材の第1と第2の歯形部に選択的に噛合す
るごとく前記第1のベース部材に配設された切替ギヤ部
材を有する回動自在な切替手段と、前記切替手段を一方
向に付勢する付勢手段と、前記切替え手段を回動させ前
記切替ギヤ部材が前記駆動プーリ部材の第1または第2
の歯形部に噛合させる切替駆動手段と、前記切替ギヤ部
材の回動中心に配設され上記切替ギヤ部材と噛合する中
間ギヤ部材と、前記中間ギヤ部材と噛み合うプーリギヤ
部材と、前記第1のベース部材に配設された送りモータ
部材と前記送りモータ部材の動力を前記中間ギヤ部材に
伝達する伝達手段とを備えたものである。
はディスク状記録媒体の第1の面と第2の面の両面のう
ち少なくとも一方の面に情報を記録もしくは記録された
情報を再生するための光ピックアップ手段と、上記ディ
スク状記録媒体を回転駆動させるためのディスク回転駆
動手段と、前記ディスク状記録媒体の第1の面の内周と
外周との間での光ピックアップ手段の移動をガイドする
第1のガイド手段と、第2の面の内周と外周との間での
光ピックアップ手段の移動をガイドする第2のガイド手
段と、前記第1のガイド手段と第2のガイド手段を載置
した第1のベース部材と前記光ピックアップ手段の移動
をガイドするガイド溝が形成され、かつ第1のベース部
材と嵌合固着する第2のベース部材と、前記光ピックア
ップ手段に動力を伝達するための可撓性動力伝達部材
と、前記光ピックアップ手段と可撓性動力伝達部材とを
結合する結合部材と、前記第1のベース部材に配設され
かつ可撓性動力伝達部材と係合する外周端面に形成され
た係合部と、同心円状に形成された径の異なる第1及び
第2の歯形部を有する回転自在な駆動プーリ部材と前記
駆動プーリ部材の第1と第2の歯形部に選択的に噛合す
るごとく前記第1のベース部材に配設された切替ギヤ部
材を有する回動自在な切替手段と、前記切替手段を一方
向に付勢する付勢手段と、前記切替え手段を回動させ前
記切替ギヤ部材が前記駆動プーリ部材の第1または第2
の歯形部に噛合させる切替駆動手段と、前記切替ギヤ部
材の回動中心に配設され上記切替ギヤ部材と噛合する中
間ギヤ部材と、前記中間ギヤ部材と噛み合うプーリギヤ
部材と、前記第1のベース部材に配設された送りモータ
部材と前記送りモータ部材の動力を前記中間ギヤ部材に
伝達する伝達手段とを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、A面からB面、B面
からA面への光学ブロックの移動速度の高速化とA面,B
面の再生時における光学ブロックの高分解能な移動を実
現し低振動化と低騒音化をはかった光ディスク装置を実
現できる。
からA面への光学ブロックの移動速度の高速化とA面,B
面の再生時における光学ブロックの高分解能な移動を実
現し低振動化と低騒音化をはかった光ディスク装置を実
現できる。
実 施 例 以下、本発明の光ディスク装置の一実施例を図面を用
いて説明する。第1図は光ディスク装置の本体斜視図で
あり、第2図は第1のベース部材の内部構造を示す図で
あり、第3図は第1のベース部材の内部の駆動部を示す
図であり、第4図は第2のベース部材の内部を示す図で
あり、第5図はディスクの第1の面もしくは第2の面の
再生状態における駆動部を示す図であり、第6図は光ピ
ックアップ手段を第1の面から第2の面または第2の面
から第1の面に移動させる状態の駆動部を示す図であ
り、第7図は切替駆動手段を示す斜視図であり、第8図
はトルク制限手段を備えた中間ギヤ部材の断面を示す図
である。第1図〜第4図において、ディスク1に記録さ
れている情報を再生するための光ピックアップ手段2は
矢印A方向のディスク記録画を第1の面とし、矢印B方
向のディスク記録画を第2の面とすると、前記第1の面
の情報を再生する際、第1のベース部材3に取り付けら
れた第1のガイドシャフト4と第1のテーパ状に一部形
成されたシャフト保持部材5からなる第1のガイド手段
6および第1のベース部材3と嵌合固着された第2のベ
ース部材7に形成されている第1の溝部8と光ピックア
ップ手段2に配設されている第1のローラ部材9とで位
置規制されつつ、ディスク1の半径方向に移動する。前
記ディスク1を回転駆動させるディスク回転駆動手段10
が、第1のガイド手段6と第2のガイド手段7との間に
配設されている。また、前記第1のガイド手段6は第1
のシャフト保持部材5に形成されている位置決め穴11,1
2と第1のベース部材3に形成されている位置決め凸部1
3,14および第1のベース部材3に形成されている位置決
め溝部15によって位置決めされ締結部材16によって固定
されている。光ピックアップ手段2の移動は第1のベー
ス部材3に配設されているタイミングベルトのごとくの
可撓性動力伝達部材17によって駆動される。すなわち、
可撓性動力伝達部材17に固定された結合部材18により、
光ピックアップ手段2と可撓性動力伝達部材17とが連結
され、可撓性動力伝達部材17の駆動により光ピックアッ
プ手段2が移動する。ところで、可撓性動力伝達部材17
は第2図にしめすごとく、第1のベース部材3に配設さ
れた回転自在な3個のベルトローラ19,20,21と可撓性動
力伝達部材17の張力を調整するため、第1のベース部材
3に植立された回動軸22に対して回動可能な張力調整手
段23に配設された調整ローラ24によって位置規制され駆
動プーリ部材25によって駆動される。また、前記ディス
クの第2の面の情報を再生する際、第1のベース部材3
に取り付けられた第2のガイドシャフト80と第2のシャ
フト保持部材81及び第3のシャフト保持部材82からなる
第2のガイド手段83および第2のベース部材7に形成さ
れている第2の溝部84と光ピックアップ手段2に配設さ
れている第2のローラ部材85とで位置規制されつつ、デ
ィスクの半径方向に移動する。ところで、前記駆動プー
リ部材25の外周端面には凹凸部26が形成されており、前
記可撓性動力伝達部材17に形成されている凹凸部27と係
合しており、凹凸部26が形成された外周端面と対向する
内側には円周状に第1の歯形部28が形成されており、さ
らに円周状の第1の歯形部28と同心円状に径の異なる第
2の歯形部29が形成されている。前記駆動プーリ部材25
の回転駆動は第2図と第3図に示すように、第1のベー
ス部材3に配設されているモータプーリ部材30の固着さ
れた送りモータ部材31と第1のベース部材3に植立され
た軸32に対して回転自在なプーリギヤ部材33とモータプ
ーリ部材30の回転駆動力をプーリギヤ部材33に伝達する
ベルト部材34と前記プーリギヤ部材33に形成されている
ギヤ部35と噛合する中間ギヤ部材36が第1のベース部材
3に植立された軸37に対して回転自在に配設されてい
る。また、前記軸37と同心状に円環状凸部38が第1のベ
ース部材3に形成されており前記円環状凸部38と嵌合す
るごとく切替レバー部材39が第1のベース部材3に植立
された軸40に回転自在でかつ前記中間ギヤ部材36と噛合
するように切替ギヤ部材41が配設されている。また、前
記切替レバー部材39には2個の係止部42,43が形成され
ており第1のベース部材3の穴部44,45で装着時係止さ
れる。さらに前記切替レバー部材39を駆動させる駆動凸
部46が形成されている。
いて説明する。第1図は光ディスク装置の本体斜視図で
あり、第2図は第1のベース部材の内部構造を示す図で
あり、第3図は第1のベース部材の内部の駆動部を示す
図であり、第4図は第2のベース部材の内部を示す図で
あり、第5図はディスクの第1の面もしくは第2の面の
再生状態における駆動部を示す図であり、第6図は光ピ
ックアップ手段を第1の面から第2の面または第2の面
から第1の面に移動させる状態の駆動部を示す図であ
り、第7図は切替駆動手段を示す斜視図であり、第8図
はトルク制限手段を備えた中間ギヤ部材の断面を示す図
である。第1図〜第4図において、ディスク1に記録さ
れている情報を再生するための光ピックアップ手段2は
矢印A方向のディスク記録画を第1の面とし、矢印B方
向のディスク記録画を第2の面とすると、前記第1の面
の情報を再生する際、第1のベース部材3に取り付けら
れた第1のガイドシャフト4と第1のテーパ状に一部形
成されたシャフト保持部材5からなる第1のガイド手段
6および第1のベース部材3と嵌合固着された第2のベ
ース部材7に形成されている第1の溝部8と光ピックア
ップ手段2に配設されている第1のローラ部材9とで位
置規制されつつ、ディスク1の半径方向に移動する。前
記ディスク1を回転駆動させるディスク回転駆動手段10
が、第1のガイド手段6と第2のガイド手段7との間に
配設されている。また、前記第1のガイド手段6は第1
のシャフト保持部材5に形成されている位置決め穴11,1
2と第1のベース部材3に形成されている位置決め凸部1
3,14および第1のベース部材3に形成されている位置決
め溝部15によって位置決めされ締結部材16によって固定
されている。光ピックアップ手段2の移動は第1のベー
ス部材3に配設されているタイミングベルトのごとくの
可撓性動力伝達部材17によって駆動される。すなわち、
可撓性動力伝達部材17に固定された結合部材18により、
光ピックアップ手段2と可撓性動力伝達部材17とが連結
され、可撓性動力伝達部材17の駆動により光ピックアッ
プ手段2が移動する。ところで、可撓性動力伝達部材17
は第2図にしめすごとく、第1のベース部材3に配設さ
れた回転自在な3個のベルトローラ19,20,21と可撓性動
力伝達部材17の張力を調整するため、第1のベース部材
3に植立された回動軸22に対して回動可能な張力調整手
段23に配設された調整ローラ24によって位置規制され駆
動プーリ部材25によって駆動される。また、前記ディス
クの第2の面の情報を再生する際、第1のベース部材3
に取り付けられた第2のガイドシャフト80と第2のシャ
フト保持部材81及び第3のシャフト保持部材82からなる
第2のガイド手段83および第2のベース部材7に形成さ
れている第2の溝部84と光ピックアップ手段2に配設さ
れている第2のローラ部材85とで位置規制されつつ、デ
ィスクの半径方向に移動する。ところで、前記駆動プー
リ部材25の外周端面には凹凸部26が形成されており、前
記可撓性動力伝達部材17に形成されている凹凸部27と係
合しており、凹凸部26が形成された外周端面と対向する
内側には円周状に第1の歯形部28が形成されており、さ
らに円周状の第1の歯形部28と同心円状に径の異なる第
2の歯形部29が形成されている。前記駆動プーリ部材25
の回転駆動は第2図と第3図に示すように、第1のベー
ス部材3に配設されているモータプーリ部材30の固着さ
れた送りモータ部材31と第1のベース部材3に植立され
た軸32に対して回転自在なプーリギヤ部材33とモータプ
ーリ部材30の回転駆動力をプーリギヤ部材33に伝達する
ベルト部材34と前記プーリギヤ部材33に形成されている
ギヤ部35と噛合する中間ギヤ部材36が第1のベース部材
3に植立された軸37に対して回転自在に配設されてい
る。また、前記軸37と同心状に円環状凸部38が第1のベ
ース部材3に形成されており前記円環状凸部38と嵌合す
るごとく切替レバー部材39が第1のベース部材3に植立
された軸40に回転自在でかつ前記中間ギヤ部材36と噛合
するように切替ギヤ部材41が配設されている。また、前
記切替レバー部材39には2個の係止部42,43が形成され
ており第1のベース部材3の穴部44,45で装着時係止さ
れる。さらに前記切替レバー部材39を駆動させる駆動凸
部46が形成されている。
第5図はディスクの第1の面もしくは第2の面の再生
状態における駆動部を示しており前記第1のベース部材
3に配設させた送りモータ部材31の回転駆動力はモータ
プーリ部材30,ベルト部材34,プーリギヤ部材33,中間ギ
ヤ部材36,切替ギヤ部材41に伝達され前記切替ギヤ部材4
1に形成されているギヤ部47が切替レバー部材39を第1
のベース部材3に配設されている付勢手段48で付勢され
前記駆動プーリ部材25に形成されている第1の歯形部28
と噛合して駆動プーリ部材25を回転駆動させ前記駆動プ
ーリ部材25に係合した可撓性動力伝達部材17を介して光
ピックアップ手段2を移動させる。
状態における駆動部を示しており前記第1のベース部材
3に配設させた送りモータ部材31の回転駆動力はモータ
プーリ部材30,ベルト部材34,プーリギヤ部材33,中間ギ
ヤ部材36,切替ギヤ部材41に伝達され前記切替ギヤ部材4
1に形成されているギヤ部47が切替レバー部材39を第1
のベース部材3に配設されている付勢手段48で付勢され
前記駆動プーリ部材25に形成されている第1の歯形部28
と噛合して駆動プーリ部材25を回転駆動させ前記駆動プ
ーリ部材25に係合した可撓性動力伝達部材17を介して光
ピックアップ手段2を移動させる。
第6図は光ピックアップ手段2を第1の面から第2の
面または第2の面から第1の面に移動させる状態の駆動
部を示す図であり、前記第1のベース部材3に配設させ
た送りモータ部材31の回転駆動力はモータプーリ部材3
0,ベルト部材34,プーリギヤ部材33,中間ギヤ部材36,切
替ギヤ部材41に伝達され前記切替ギヤ部材41に形成され
ているギヤ部47が切替レバー部材39を第1のベース部材
3に配設されている付勢手段48の付勢力に抗して前記切
替レバー部材39を駆動凸部46で第7図に示す切替駆動手
段49によって反時計方向に回動せしめ前記駆動プーリ部
材25に形成されている第2の歯形部29と噛合して駆動プ
ーリ部材25を回転駆動させ前記駆動プーリ部材25に係合
した可撓性動力伝達部材17を介して光ピックアップ手段
2を移動させる。
面または第2の面から第1の面に移動させる状態の駆動
部を示す図であり、前記第1のベース部材3に配設させ
た送りモータ部材31の回転駆動力はモータプーリ部材3
0,ベルト部材34,プーリギヤ部材33,中間ギヤ部材36,切
替ギヤ部材41に伝達され前記切替ギヤ部材41に形成され
ているギヤ部47が切替レバー部材39を第1のベース部材
3に配設されている付勢手段48の付勢力に抗して前記切
替レバー部材39を駆動凸部46で第7図に示す切替駆動手
段49によって反時計方向に回動せしめ前記駆動プーリ部
材25に形成されている第2の歯形部29と噛合して駆動プ
ーリ部材25を回転駆動させ前記駆動プーリ部材25に係合
した可撓性動力伝達部材17を介して光ピックアップ手段
2を移動させる。
ところで前記切替駆動手段49はディスクを載置して再
生位置まで搬送するトレイ(図示せず)を駆動するため
のローディング機構の一部を示すものでありローディン
グモータ50の回転駆動力を減速部材51,52,53,54を介し
て前記トレイ(図示せず)を駆動するためのローディン
グ駆動部材55に伝達される。ところで前記ローディング
駆動部材55にはカム部56が形成されており前記カム部56
と嵌合するカムフォロアー57が植立され支点58で回動可
能な駆動板59が配設されており前記駆動板59と前記駆動
凸部46との間にバネ部材60が配設されており光ピックア
ップ手段2を第1の面から第2の面または第2の面から
第1の面に移動させる際に前記ローディング駆動部材55
を回転させ駆動凸部46を矢印X方向に移動させる。
生位置まで搬送するトレイ(図示せず)を駆動するため
のローディング機構の一部を示すものでありローディン
グモータ50の回転駆動力を減速部材51,52,53,54を介し
て前記トレイ(図示せず)を駆動するためのローディン
グ駆動部材55に伝達される。ところで前記ローディング
駆動部材55にはカム部56が形成されており前記カム部56
と嵌合するカムフォロアー57が植立され支点58で回動可
能な駆動板59が配設されており前記駆動板59と前記駆動
凸部46との間にバネ部材60が配設されており光ピックア
ップ手段2を第1の面から第2の面または第2の面から
第1の面に移動させる際に前記ローディング駆動部材55
を回転させ駆動凸部46を矢印X方向に移動させる。
以上のように第1の面から第2の面または第2の面か
ら第1の面に移動させる状態においては、送りモータ部
材31から駆動プーリ部材25までの減速比がディスクの第
1の面もしくは第2の面の再生状態における送りモータ
部材31から駆動プーリ部材25までの減速比よりも小さい
ので第1の面から第2の面及び第2の面から第1の面へ
の光学ブロックの移動速度の高速化と第1の面及び第2
の面の再生時における光学ブロックの高分解能な移動を
実現し、高性能化と送りモータ31を低回転で使用できる
ため低振動化及び低騒音化をはかることができる切替駆
動手段49は、ローディングメカの駆動源から駆動力を取
っているのでプランジャー等の駆動源を用いることなく
低価格化がはかれる。
ら第1の面に移動させる状態においては、送りモータ部
材31から駆動プーリ部材25までの減速比がディスクの第
1の面もしくは第2の面の再生状態における送りモータ
部材31から駆動プーリ部材25までの減速比よりも小さい
ので第1の面から第2の面及び第2の面から第1の面へ
の光学ブロックの移動速度の高速化と第1の面及び第2
の面の再生時における光学ブロックの高分解能な移動を
実現し、高性能化と送りモータ31を低回転で使用できる
ため低振動化及び低騒音化をはかることができる切替駆
動手段49は、ローディングメカの駆動源から駆動力を取
っているのでプランジャー等の駆動源を用いることなく
低価格化がはかれる。
発明の効果 以上のように本発明はディスク状記録媒体の第1の面
と第2の面の両面のうち少なくとも一方の面に情報を記
録もしくは記録された情報を再生するための光ピックア
ップ手段と、上記ディスク状記録媒体を回転駆動させる
ためのディスク回転駆動手段と、前記ディスク状記録媒
体の第1の面の内周と外周との間での光ピックアップ手
段の移動をガイドする第1のガイド手段と、第2の面の
内周と外周との間での光ピックアップ手段の移動をガイ
ドする第2のガイド手段と、前記第1のガイド手段と第
2のガイド手段を載置した第1のベース部材と前記光ピ
ックアップ手段の移動をガイドするガイド溝が形成さ
れ、かつ第1のベース部材と嵌合固着する第2のベース
部材と、前記光ピックアップ手段に動力を伝達するため
の可撓性動力伝達部材と、前記光ピックアップ手段と可
撓性動力伝達部材とを結合する結合部材と、前記第1の
ベース部材に配設されかつ可撓性動力伝達部材と係合す
る外周端面に形成された係合部と、同心円状に形成され
た径の異なる第1及び第2の歯形部を有する回転自在な
駆動プーリ部材と前記駆動プーリ部材の第1と第2の歯
形部に選択的に噛合するごとく前記第1のベース部材に
配設された切替ギヤ部材を有する回動自在な切替手段
と、前記切替手段を一方向に付勢する付勢手段と、前記
切替え手段を回動させ前記切替ギヤ部材が前記駆動プー
リ部材の第1または第2の歯形部に噛合させる切替駆動
手段と、前記切替ギヤ部材の回動中心に配設され上記切
替ギヤ部材と噛合する中間ギヤ部材と、前記中間ギヤ部
材と噛み合うプーリギヤ部材と、前記第1のベース部材
に配設された送りモータ部材と前記送りモータ部材の動
力を前記中間ギヤ部材に伝達する伝達手段とを備えるこ
とにより、ディスクの第1の面から第2の面及び第2の
面から第1の面への光学ブロックの移動速度の高速化と
第1の面及び第2の面の再生時における光学ブロックの
高分解能な移動を実現し、高性能化とモータを低回転で
使用できるため低振動化及び低騒音化をはかることがで
きるという効果を有する。
と第2の面の両面のうち少なくとも一方の面に情報を記
録もしくは記録された情報を再生するための光ピックア
ップ手段と、上記ディスク状記録媒体を回転駆動させる
ためのディスク回転駆動手段と、前記ディスク状記録媒
体の第1の面の内周と外周との間での光ピックアップ手
段の移動をガイドする第1のガイド手段と、第2の面の
内周と外周との間での光ピックアップ手段の移動をガイ
ドする第2のガイド手段と、前記第1のガイド手段と第
2のガイド手段を載置した第1のベース部材と前記光ピ
ックアップ手段の移動をガイドするガイド溝が形成さ
れ、かつ第1のベース部材と嵌合固着する第2のベース
部材と、前記光ピックアップ手段に動力を伝達するため
の可撓性動力伝達部材と、前記光ピックアップ手段と可
撓性動力伝達部材とを結合する結合部材と、前記第1の
ベース部材に配設されかつ可撓性動力伝達部材と係合す
る外周端面に形成された係合部と、同心円状に形成され
た径の異なる第1及び第2の歯形部を有する回転自在な
駆動プーリ部材と前記駆動プーリ部材の第1と第2の歯
形部に選択的に噛合するごとく前記第1のベース部材に
配設された切替ギヤ部材を有する回動自在な切替手段
と、前記切替手段を一方向に付勢する付勢手段と、前記
切替え手段を回動させ前記切替ギヤ部材が前記駆動プー
リ部材の第1または第2の歯形部に噛合させる切替駆動
手段と、前記切替ギヤ部材の回動中心に配設され上記切
替ギヤ部材と噛合する中間ギヤ部材と、前記中間ギヤ部
材と噛み合うプーリギヤ部材と、前記第1のベース部材
に配設された送りモータ部材と前記送りモータ部材の動
力を前記中間ギヤ部材に伝達する伝達手段とを備えるこ
とにより、ディスクの第1の面から第2の面及び第2の
面から第1の面への光学ブロックの移動速度の高速化と
第1の面及び第2の面の再生時における光学ブロックの
高分解能な移動を実現し、高性能化とモータを低回転で
使用できるため低振動化及び低騒音化をはかることがで
きるという効果を有する。
第1図は本発明の一実施例の光ディスク装置の要部斜視
図、第2図は同装置の第1のベース部材の内部構造を示
す分解斜視図、第3図は同装置の第1のベース部材の内
部の駆動部を示す分解斜視図、第4図は同装置第2のベ
ース部材の内部を示す斜視図、第5図は同装置のディス
クの第1の面もしくは第2の面の再生状態における駆動
部を示す平面図、第6図は同装置の光ピックアップ手段
を第1の面から第2の面または第2の面から第1の面に
移動させる状態の駆動部を示す平面図、第7図は同装置
の切替駆動手段を示す斜視図、第8図は従来の光ディス
クを両面を再生させるプレーヤの概略構成を示すための
側面図である。 1……ディスク、2……光ピックアップ手段、3……第
1のベース部材、6……第1のガイド手段、7……第2
のベース部材、8……第1の溝部、9……第1のローラ
部材、17……可撓性動力伝達部材、10……ディスク回転
駆動手段、18……結合部材、25……駆動プーリ部材、28
……第1の歯形部、29……第2の歯形部、39……切替レ
バー部材、36……中間ギヤ部材、41……切替ギヤ部材、
49……切替駆動手段、85……第2のローラ部材。
図、第2図は同装置の第1のベース部材の内部構造を示
す分解斜視図、第3図は同装置の第1のベース部材の内
部の駆動部を示す分解斜視図、第4図は同装置第2のベ
ース部材の内部を示す斜視図、第5図は同装置のディス
クの第1の面もしくは第2の面の再生状態における駆動
部を示す平面図、第6図は同装置の光ピックアップ手段
を第1の面から第2の面または第2の面から第1の面に
移動させる状態の駆動部を示す平面図、第7図は同装置
の切替駆動手段を示す斜視図、第8図は従来の光ディス
クを両面を再生させるプレーヤの概略構成を示すための
側面図である。 1……ディスク、2……光ピックアップ手段、3……第
1のベース部材、6……第1のガイド手段、7……第2
のベース部材、8……第1の溝部、9……第1のローラ
部材、17……可撓性動力伝達部材、10……ディスク回転
駆動手段、18……結合部材、25……駆動プーリ部材、28
……第1の歯形部、29……第2の歯形部、39……切替レ
バー部材、36……中間ギヤ部材、41……切替ギヤ部材、
49……切替駆動手段、85……第2のローラ部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−113972(JP,A) 実開 昭62−120401(JP,U) 実開 昭63−99368(JP,U) 実開 昭56−123072(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 21/02 G11B 7/085
Claims (2)
- 【請求項1】ディスク状記録媒体の第1の面と第2の面
の両面のうち少なくとも一方の面に情報を記録もしくは
記録された情報を再生するための光ピックアップ手段
と、上記ディスク状記録媒体を回転駆動させるためのデ
ィスク回転駆動手段と、前記ディスク状記録媒体の第1
の面の内周と外周との間での光ピックアップ手段の移動
をガイドする第1のガイド手段と、第2の面の内周と外
周との間での光ピックアップ手段の移動をガイドする第
2のガイド手段と、前記第1のガイド手段と第2のガイ
ド手段を載置した第1のベース部材と、前記光ピックア
ップ手段の移動をガイドするガイド溝が形成され、かつ
第1のベース部材と嵌合固着する第2のベース部材と、
前記光ピックアップ手段に動力を伝達するための可撓性
動力伝達部材と、前記光ピックアップ手段と可撓性動力
伝達部材とを結合する結合部材と、前記第1のベース部
材に配設されかつ可撓性動力伝達部材と係合する外周端
面に形成された係合部と、同心円状に形成された径の異
なる第1及び第2の歯形部を有する回転自在な駆動プー
リ部材と前記駆動プーリ部材の第1と第2の歯形部に選
択的に噛合するごとく前記第1のベース部材に配設され
た切替ギヤ部材を有する回動自在な切替手段と、前記切
替手段を一方向に付勢する付勢手段と、前記切替え手段
を回動させ前記切替ギヤ部材が前記駆動プーリ部材の第
1または第2の歯形部に噛合させる切替駆動手段と、前
記切替ギヤ部材の回動中心に配設され上記切替ギヤ部材
と噛合する中間ギヤ部材と、前記中間ギヤ部材と噛み合
うプーリギヤ部材と、前記第1のベース部材に配設され
た送りモータ部材と前記送りモータ部材の動力を前記中
間ギヤ部材に伝達する伝達手段とで構成されたことを特
徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】切替駆動手段はローディングモータと、一
部にカム部が形成されたローディング駆動部材と、前記
カム部と係合するカムホロアが植立された回動自在な駆
動板と前記切替手段および駆動板と係合するごとく配設
された付勢手段と、前記ローディングモータの回転駆動
力を前記ローディング駆動部材に伝達する減速手段とで
構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の光ディスク装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4303990A JP2811871B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 光ディスク装置 |
US07/656,767 US5214634A (en) | 1990-02-23 | 1991-02-15 | Optical disc apparatus for recording and reproducing signals on both surfaces of a disk with a single optical pickup |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4303990A JP2811871B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03245373A JPH03245373A (ja) | 1991-10-31 |
JP2811871B2 true JP2811871B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12652767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4303990A Expired - Fee Related JP2811871B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811871B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP4303990A patent/JP2811871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03245373A (ja) | 1991-10-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |