JP3066379U - クラッチ装置及びそれを備えたテ―プデッキ - Google Patents

クラッチ装置及びそれを備えたテ―プデッキ

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JP3066379U
JP3066379U JP1999005896U JP589699U JP3066379U JP 3066379 U JP3066379 U JP 3066379U JP 1999005896 U JP1999005896 U JP 1999005896U JP 589699 U JP589699 U JP 589699U JP 3066379 U JP3066379 U JP 3066379U
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rotating
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克幸 横田
博司 浜端
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープデッキ等に適用されるクラッチ装置に
おいて、クラッチスプリングが捻じれないようにして捻
じれ振動の発生を防止し、回転むらが生じないようにす
る。 【解決手段】 回転駆動力がプーリ10に入力される
と、その回転力は摩擦部材25を介してギヤ11に伝達
される。伝達力が最大伝達トルクを超えると、プーリ1
0とギヤ11との間で滑りを生じ、回転方向に変位を生
じるが、スプリング22はプーリ10又はギヤ11のい
ずれかと一体的に回転するようにしているので、回転方
向に捻じれることがなく、振動や回転むらを発生するこ
とがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主としてテープデッキ等におけるテープ駆動のためのリール台駆動 系に適用されるクラッチ装置及びそれを備えたテープデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、テープデッキ等においてテープを駆動するモードには、FF(早送 り)/REW(巻戻し)モードや、FWD(再生)/REC(記録)モード、ス トップモード等があり、テープに過大なストレス・負荷を与えないようにするた め、テープ駆動系には、摩擦部材を用いたクラッチ装置が挿入されており、伝達 最大トルクを超えると摩擦部材の部位で摺動するようになっている。この種のク ラッチ装置としては、駆動入力側と駆動出力側の各回転板の間に摩擦部材を介在 させ、摩擦部材の部位でクラッチ機能を奏するように回転板を捻じりバネ(コイ ルスプリング)等から成る付勢手段(以下、クラッチスプリングという)により 付勢するようにしたものがある。また、上記の他に、捻じりバネの巻回による応 力を利用したものが知られている(例えば、実公昭59−19138号公報参照 )。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のような回転体をクラッチスプリングにより付勢するタイプの クラッチ装置においては、クラッチスプリングが回転方向に捻じれて振動を生じ 、回転むらを来し、リール台を介してテープ巻取り力が変化するといった問題が あった。また、上記公報に示されるようなクラッチ装置においては、捻じりバネ の内径によって伝達トルクが決まるので、クラッチの精度バラツキをなくするに は、捻じりバネの内径管理等が厳密に要求される。また、テープにかかる負荷が 大きくなると、テープに損傷を与え易いといった問題があった。
【0004】 本考案は、上記問題を解消するものであり、クラッチスプリングが回転方向へ 捻じれないようにして捻じれ振動の発生を防止し、回転むらが生じないようにす ることが可能な、テープデッキ等に適用されるクラッチ装置及びそれを備えたテ ープデッキを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、回転駆動力が入力される第1の 回転体と、この第1の回転体と同軸に設けられ、回転駆動力を出力する第2の回 転体と、これら第1及び第2の回転体の間に介在させた摩擦部材と、この摩擦部 材によりクラッチ機能を奏するように前記第1及び第2の回転体の間に付勢力を 付与する付勢手段とから成るクラッチ装置において、前記第2の回転体は、回転 軸となる軸部と、その軸部と一体的に設けられた円盤状部を有し、前記第1の回 転体は、前記第2の回転体の円盤状部に対向配置される円盤状部と、前記第2の 回転体の軸部に軸支される内径部を有し、前記摩擦部材は、前記第1及び第2の 回転体の各円盤状部の間に設けられ、前記付勢手段は、前記第1又は第2の回転 体のいずれかと一体的に回転するように構成されているものである。
【0006】 上記構成においては、外部からの回転駆動力が第1の回転体に入力されると、 その回転力は摩擦部材を介して第2の回転体と一体的に設けられた円盤状部に伝 達され、さらに軸部を介して第2の回転体に伝達される。ここに、伝達力が最大 伝達トルクを超えると、摩擦部材を介在している第1及び第2の回転体の各円盤 状部の間で滑りを生じるため、第1の回転体と第2の回転体との間には相対的に 回転方向に変位を生じるが、その時、付勢手段は第1又は第2の回転体のいずれ かと一体的に回転するので、回転方向に捻じれることがなくなり、従って、その 捩じれに起因する振動や回転むらを発生することがなくなる。
【0007】 請求項2の考案は、請求項1記載のクラッチ装置において、付勢手段は、第2 の回転体の軸部の回りに配置されたスプリングであり、その両端部は第1の回転 体と第2の回転体相当部に各々当接して付勢力を付与し、少なくとも第1又は第 2の回転体のいずれかと一体的に回転する側とは反対側の端部が折り曲げられ、 この端部を一体的に回転する側に設けた係止部に係合させたものである。これに より、各部品を同軸に組み込んだ簡単な構成でもって、スプリングが第1又は第 2の回転体と一体的に回転するものとすることができる。
【0008】 請求項3の考案は、請求項2に記載のクラッチ装置において、第1又は第2の 回転体のいずれかと一体的に回転する側とは反対側の円盤状部と前記係止部の先 端との間に隙間が設けられ、前記スプリングの折り曲げ端部は、この隙間部分に 位置するものである。これにより、各部品の寸法ばらつきがあってもスプリング が確実に一方の回転体と一体的に回転する付勢手段として機能するものとなる。
【0009】 請求項4の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のクラッチ装置に おいて、第1の回転体はプーリー又はギヤであり、第2の回転体はテープリール 台を駆動するギヤ又はテープリール台であるものである。これにより、外部から 入力された駆動力は第1の回転体、クラッチ機構を介して第2の回転体に伝達さ れ、テープリール台を駆動するので、外部駆動の回転振動がテープリール台に伝 達されることを防止することができる。
【0010】 請求項5の考案は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のクラッチ装置を 備えたテープデッキである。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を具体化した一実施形態について図面を参照して説明する。図1 はテープデッキのテープリール台駆動機構部の平面図である。テープデッキのシ ャーシ1上には、テープ供給リール台2(以下、供給リール台という)及びテー プ巻取リール台3(以下、巻取リール台という)が配置され、これら供給リール 台2及び巻取リール台3の各々には、動作モードに応じて、後述の駆動系からの 駆動が伝達されるドリブンギヤ16,18が設けられている。テープデッキにテ ープカセットが装填されると、テープカセットのリール穴に各リール台2,3の センター突部が嵌合されることにより、テープを給送し得るようになる。
【0012】 本例の駆動系は、キャプスタン5を回転させるキャプスタンモータ4を駆動源 としている。キャプスタンモータ4は、キャプスタン5とピンチローラ6とによ り不図示の磁気テープを駆動すると共に、キャプスタン5と同軸に設けられたプ ーリ7、及びベルト8を介して、支軸9に軸支されたプーリ10を駆動する。こ のプーリ10の駆動は、同軸にてクラッチ機構(クラッチ装置)を介在した状態 で設けられている中間ギヤ11、及びこの中間ギヤ11に噛み合うアイドラギヤ 14に伝達される。このアイドラギヤ14は支軸9を中心に揺動する揺動アーム 12の支軸13に枢支されている。アイドラギヤ14の回転方向に応じて揺動ア ーム12が揺動することで(実線と仮想線で示す)、アイドラギヤ14が上記ド リブンギヤ16又は18と選択的に噛み合うことで、いずれかのリール台2,3 を駆動する。なお、不図示のモード切換えレバーの作用により、動作モード(再 生、早送り、巻戻し等)が切換えられるようになっている。
【0013】 図2は上記駆動機構部に設けられた第1実施形態によるクラッチ装置の側面図 、図3は同装置の断面図である。クラッチ装置は、プーリ10と中間ギヤ11と の間に設けられている。プーリ10は、回転駆動力が入力される第1の回転体に 相当し、中間ギヤ11は、プーリ10と同軸に設けられ、回転駆動力を出力する 第2の回転体に相当する。これらプーリ10及び中間ギヤ11の間には、フェル ト等の摩擦部材25を介在させ、また、この摩擦部材25によりクラッチ機能を 奏するようにプーリ10及び中間ギヤ11の間に付勢力を付与するクラッチスプ リング(付勢手段、以下、スプリングという)22が設けられている。
【0014】 具体的には、中間ギヤ11は、回転軸となる軸部21と、その軸部21の先端 に一体的に設けられた円盤状部21aを有し、プーリ10は、中間ギヤ11の円 盤状部21aに対向する円盤状部10aと、中間ギヤ11の軸部21に軸支され る内径部10bを有し、摩擦部材25は、各円盤状部10a,21aの間に設け られている。
【0015】 また、スプリング22は、本例では、中間ギヤ11と一体的に回転するように 構成され、中間ギヤ11の軸部21の回りに余裕を持って嵌合される。このスプ リング22の両端部がプーリ10の円盤状部10aの面と中間ギヤ11のプーリ 10対向面とに各々当接して付勢力を付与し、一体的に回転する側の回転体、こ こでは中間ギヤ11とは反対側の端部22aを折り曲げて、中間ギヤ11から垂 下したリブ状の係止部11aに係合させることで、スプリング22は中間ギヤ1 1と一体的に回転するようにしている。また、リブ状の係止部11aの先端と円 盤状部10aとの間に隙間dがあり、この隙間dにスプリング22の折り曲げ端 部22aが位置する形態とされており、これにより、各部品の寸法ばらつきがあ っても、スプリング22が確実にプーリ10と一体的に回転する付勢手段として 機能することになる。スプリング22の中間ギヤ11側の端部も中間ギヤ11に 固定することが望ましい。クラッチ機能が動作する時には、スプリング22のプ ーリ10対向面との当接側で摺動する。
【0016】 上記のように構成されたクラッチ装置において、外部からの回転駆動力がプー リ10に入力されると、その回転力は摩擦部材25を介して中間ギヤ11と一体 的に設けられた円盤状部21aに伝達され、さらに軸部21を介して中間ギヤ1 1に伝達される。ここに、伝達力が最大伝達トルクを超えると、摩擦部材25を 介在している各円盤状部10a,21aの間で滑りを生じるため、プーリ10と 中間ギヤ11との間には相対的に回転方向に変位を生じるが、その時、スプリン グ22は中間ギヤ11と一体的に回転するので、回転方向に捻じれることがなく なり、従って、その捩じれに起因する振動や回転むらを発生することはない。ひ いては、図1に示した駆動伝達機構を介してリール台2,3に振動や回転むらが 伝達されることがなくなり、テープを損傷したり、再生画像が乱れるといったこ とが防止される。
【0017】 また、本例では、スプリング22が出力側の中間ギヤ11と一体的に回転する ように構成されているが、入力側のプーリ10と一体的に回転するように構成さ れていてもよい。
【0018】 図5は、第2実施形態によるクラッチ装置の断面図、図6はその一部拡大図で ある。この例では、クラッチ装置は、リール台31(図1では2,3に相当)と ドリブンギヤ30(図1ではドリブンギヤ16又は/及び18に相当)との間に 設けられる。ドリブンギヤ30が、回転駆動力が入力される第1の回転体に相当 し、リール台31が、ドリブンギヤ30と同軸に設けられ、回転駆動力を出力す る第2の回転体に相当する。ドリブンギヤ30には、再生、記録、キューの各モ ード時に駆動ギヤが噛み合い、クラッチ装置の機構を介してリール台に駆動力を 間接的に伝達するものとされている。本例では、リール台31と一体的なもう一 つのギヤ32がドリブンギヤ30の上側に同軸に設けられ、このギヤ32には、 テープのREW(巻戻し)モード時、又はFF(早送り)モード時に不図示の駆 動ギヤが噛み合い、リール台31に駆動力を直接的に伝達するものとされている 。ドリブンギヤ30、ギヤ32に噛み合う駆動ギヤは、動作モードに応じて上下 移動し、又は2つの駆動ギヤのいずれかが選択的に噛み合うものとすればよい。
【0019】 ドリブンギヤ30は、その内径部がリール台31の軸部31aに同軸に軸支さ れ、クラッチ機構を成す、フェルト等の摩擦部材25が、リール台31の円盤状 部31bとドリブンギヤ30の円盤状部30bの間に挿入され、各円盤状部31 b,30bが摩擦部材25を介して押圧し合うように付勢する圧縮スプリング2 2(付勢手段、以下、スプリングという)が、リール台31の軸部31aの回り で、ドリブンギヤ30の円盤状部30bとリール台31の軸部31aに固定した ワッカー状の止め具31cとの間に配置され、ドリブンギヤ30と一体に回転す るように構成されている。すなわち、スプリング22の一方の端部はドリブンギ ヤ30の円盤状部30bに設けたリブ状の係止部30cに係止させ、スプリング 22の他方の端部22aは折り曲げて、ドリブンギヤ30の円盤状部30bから 垂下したリブ状の係止部30aに係止させている。
【0020】 上記のように構成されたクラッチ装置においても、ドリブンギヤ30が駆動さ れることによりクラッチ装置の機構を介してリール台31が駆動され、テープが 給送される。この時、伝達トルクが最大伝達トルクを超えると、摩擦部材25を 介在しているドリブンギヤ30とリール台31の間で滑りを生じるが、スプリン グ22はドリブンギヤ30と一体的に同期して回転するので、スプリング22に 捻じれは発生せず、従って、スプリング22の捩じれに起因した振動の発生は防 止される。また、クラッチ機構のクッション作用により、駆動源の振動やトルク 変動が伝達されることが防止され、テープにかかる負荷が軽減され、テープ等が 損傷を受けることが防止され、併せて、画像ノイズ低減にも効果がある。
【0021】 また、テープが高速走行されているモードから、不図示のブレーキ装置により ドリブンギヤ30にブレーキを駆けてテープを停止させる場合に、クラッチ機能 が十分に発揮されるので、上記効果が顕著に得られる。さらにまた、上記構成に よれば、摩擦部材25やスプリング22をリール台31の軸部31aと同軸に配 置する構造を容易に採用することができ、クラッチ機構を比較的コンパクトな形 態に構成することができる。
【0022】 また、本例では、スプリング22が入力側のドリブンギヤ30と一体的に回転 するように構成されているが、出力側のプーリ台31と一体的に回転するように 構成されていてもよい。その場合は、リール台31の軸部31aに固定した止め 部31cにリブを設けて、このリブを用いてスプリング22をリール台31側と 一体に回転するように構成すればよい。
【0023】 なお、本考案は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能であり、 例えば、入力側と出力側とが上記とは逆の関係になるような構成のクラッチ装置 であってもよく、その場合においても上記と同等の作用効果が得られる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のクラッチ装置によれば、第1及び第2の回転体を 付勢する付勢手段が第1又は第2の回転体と一体的に回転するようにしているの で、摩擦部材を介在している第1の回転体と第2の回転体との間で滑りを生じ回 転方向に変位を生じても、付勢手段に捻じが生じることがなく、従って、その捩 じれに起因する振動や回転むらが発生しなくなる。
【0025】 また、付勢手段として軸部の回りに配置されたスプリングを用い、第1又は第 2の回転体のいずれかと一体的に回転する側とは反対側のスプリング端部を、一 体的に回転する側に設けた係止部に係合させたものとすることにより、比較的コ ンパクトな形態でもって、スプリングが第1又は第2の回転体と一体的に回転す る構成とすることができる。
【0026】 また、前記スプリングと一体的に回転する側とは反対側の回転体の面と前記係 止部の先端との間に隙間があり、この隙間にスプリングの折り曲げ端部が位置す ることで、スプリングが確実に一方の回転体と一体的に回転する付勢手段として 機能するものとなる。
【0027】 また、第1の回転体をプーリー又はギヤ、第2の回転体をテープリール台を駆 動するギヤ又はテープリール台とすることにより、外部駆動の回転振動がテープ リール台に伝達されることを防止することができ、テープの巻取りが不安定にな ることがなく、ひいては、テープを損傷したり、テープの再生画像が乱れるとい ったことが防止される。
【0028】 また、本考案のクラッチ装置を備えたテープデッキによれば、上記と同等の作 用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施の形態によるテープデッキの
リール台駆動部の平面図である。
【図2】 本考案の第1実施形態によるクラッチ装置の
側面図である。
【図3】 同装置の側断面図である。
【図4】 同装置に用いられたスプリングの概略斜視図
である。
【図5】 本考案の第2実施形態によるクラッチ装置の
側断面図である。
【図6】 上記の一部の拡大図である。
【符号の説明】
2 テープ供給リール台 3 テープ巻取リール台 10 プーリ(第1の回転体) 11 中間ギヤ(第2の回転体) 11a 係止部 21 軸部 21a 円盤状部 22 スプリング(付勢手段) 22a 端部 25 摩擦部材 30 ドリブンギヤ(第1の回転体) 30a 係止部 30b 円盤状部 30c 係止部 31 リール台(第2の回転体) 31a 軸部 31b 円盤状部 31c 止め具

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動力が入力される第1の回転体
    と、この第1の回転体と同軸に設けられ、回転駆動力を
    出力する第2の回転体と、これら第1及び第2の回転体
    の間に介在させた摩擦部材と、この摩擦部材によりクラ
    ッチ機能を奏するように前記第1及び第2の回転体の間
    に付勢力を付与する付勢手段とから成るクラッチ装置に
    おいて、 前記第2の回転体は、回転軸となる軸部と、その軸部と
    一体的に設けられた円盤状部を有し、 前記第1の回転体は、前記第2の回転体の円盤状部に対
    向配置される円盤状部と、前記第2の回転体の軸部に軸
    支される内径部を有し、 前記摩擦部材は、前記第1及び第2の回転体の各円盤状
    部の間に設けられ、 前記付勢手段は、前記第1又は第2の回転体のいずれか
    と一体的に回転するように構成されていることを特徴と
    するクラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段は、前記第2の回転体の軸
    部の回りに配置されたスプリングであり、その両端部は
    前記第1の回転体と前記第2の回転体相当部に各々当接
    して付勢力を付与し、少なくとも前記第1又は第2の回
    転体のいずれかと一体的に回転する側とは反対側の端部
    が折り曲げられ、この端部を一体的に回転する側に設け
    た係止部に係合させたことを特徴とする請求項1に記載
    のクラッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1又は第2の回転体のいずれかと
    一体的に回転する側とは反対側の円盤状部と前記係止部
    の先端との間に隙間が設けられ、前記スプリングの折り
    曲げ端部は、この隙間部分に位置することを特徴とする
    請求項2に記載のクラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の回転体はプーリー又はギヤで
    あり、前記第2の回転体はテープリール台を駆動するギ
    ヤ又はテープリール台であることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載のクラッチ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のクラッチ装置を備えたテープデッキ。
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