JPS618757A - テ−プ巻取機構 - Google Patents

テ−プ巻取機構

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JPS618757A
JPS618757A JP59127445A JP12744584A JPS618757A JP S618757 A JPS618757 A JP S618757A JP 59127445 A JP59127445 A JP 59127445A JP 12744584 A JP12744584 A JP 12744584A JP S618757 A JPS618757 A JP S618757A
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reel
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flywheel
tape
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置のテープ巻取機構に係わり
、特に、キャプスタンモータを駆動源とし、順、逆方向
に走行されるテープ“全巻取るテープ巻取(幾構に関す
る。
〔発明の背景〕
従来、磁気記録再生装置(以下、VTRという)におけ
るテープ駆動は、動作モードに応じ、磁気テープケキャ
プスタンとピンチローラとで挾持し、キャプスタンケ駆
動して磁気テープ全定速走行させる第1の方法と心、接
す−ル會駆動して磁気テープを走行させる第2の方法と
を切換えるようにしている。記録、再生あるいはキュ一
時においては(かがる動作モード凱以下、第1のモード
という)、上記第1の方法がとられ、磁気テープは順方
向に走行され、また、逆転動作の画像を再生するレビュ
一時においても(以下、かがる動作モードを第2モード
という)、上記第1の方法がとられるが、磁気テープは
第1のモードとは逆方向に走行される。早送り1巻戻し
時には(以下、かかる動作モード金弟3のモードという
)、上記第2の方法7>(とられる。
第5のモードでは、リールが磁気テープを巻取りながら
走行駆動するものであるが、第1 。
第2のモードでは、キャプスタンとピンチローラによっ
て走行駆動される磁気テープをリールで巻取る。このと
きの磁気テープを巻取る側のリール(すなわち、8気テ
ープを順方向走行させる場合には巻取側リール、逆方向
走行させる場合には供給側リール)の回転速度は、この
リールに対するテープ巻量に応じて変化する。また、キ
ャプスタンとピンチローラとによる磁気テープの挾持位
置が2つのリールの中間でなく、巻取リール側に片寄っ
ているために、走行しているテープ全巻取るために必要
なテープ張力は、巻取側リールで巻取る場合と供給側リ
ールで巻取る場合とで異なってしまい、この結果、夫々
に最適な巻取トルクが必要となる。
そこで、テープ巻量による回転速度の変化と巻取トルク
を考慮して上記夫々のモードを実現するために、従来、
種々のテープ駆動方式が提案されてきたが、その−例と
して、リールを取シつける各リール台を夫々専用のモー
タで駆動し、キャプスタンモータによって走行駆動され
る磁気テープの巻取りや第3のモードにおける磁気テー
プの走行駆動、巻取りを、夫々の専用モータで夫々のリ
ール台會回転駆動することによって行なう方式がある。
この場合、磁気テープを巻取るリールには、そのリール
台の駆動モータに供給される電流を制御することにより
最適な回転トルクが付与される。
しかし、この従来技術では、第6のモードでのリール台
の回転速度は第1 、第2のモードでの回転速度の30
倍以上にもなって、リール台の駆動モータとしては回転
数の変化可能範囲が大きなモータケルいなければならず
、効率的なモータの採用が困難であυ、また、駆動モー
タとリール台との間に減速機構を設けなければならない
ために、駆動モータとしては、低回転数、高トルク型の
モータが必要となり、この結果、駆動モータは大形化1
重量の増加を招くことになる。
かかる問題点を解消するものとして、キャプスタンモー
タでリールをも回転駆動する方式が提案され%VTRに
おいては、一般にこの方式が採用されている。
以下、この方式による従来のテープ巻取機構を説明する
第7図はVTRf示す平面であって、1は基板。
2はシリンダ、5Fsカセツト(二点鎖線で示す)、4
.5はリール台、6はキャプスタン、7はぐンチローラ
、8,9はテープ引出し部材、10は磁気テープ(一点
鎖線)、 11.12#キヤツチヤ、13はキャプスタ
ンモータ、14はローディングモータである。
同図において、カセット5が装着され、記録モードなど
が設定されると、ローディングモータ14が起動してテ
ープ引出し部材8,9などが移動し、カセット3から磁
気テープ10が引出されてローディングが行なわれる。
これらテープ引出し部材8,9が、キャッチャ11.1
2により、ビデオヘッドが載置されたシリンダ2の近傍
に位置決められると、磁気テープ10は、ガイドボスト
、固定ヘッドなどの各部材に当接するとともに、シリン
ダ2に螺旋状に所定角度だけ巻装され、47’c、キャ
プスタン6とピンチローラ7によって挾持される。
これでローディング動作が完了し、次いで、キャプスタ
ンモータ13が起動してキャプスタン6とピンチローラ
7とが回転し、磁気テープ10が定速走行するとともに
、図示しないシリンダモータによってシリンダ2が回転
し、記録など。
の動作が開始する。第1図はローディング動作完了後の
状態を示している。
第8図はテープ巻取機構を示す平面図であって、151
1−jプーリ、16はフライホイール%16−1はギヤ
部、16−2はプーリm、17はベルト%18はギヤ、
19,20はプーリ、21はベルト、22はシャツ)、
21jギヤ、24は揺動ギヤ、25はベルト26はギヤ
、27はギヤ、28は揺動ギヤであり、第7図に対応す
る部分には同一符号をつけているまた、第9図はそのテ
ープ巻取機構の第1゜第2のモードにおける状態を示す
側面図、第10図は同じく第3のモードにおける状態を
示す側面図であって、5−1はリール台5の上部ギヤ、
5−2はリール台5の下部ギヤ、27−1.27−2は
夫々ギヤ27の下部、上部ギヤ、29はプーリ、30は
摩擦クラッチであり、第8図に対応する部分には同一符
号をつけている。
第8図ないし第10図において、キャプスタンモータ1
3の回転軸にブー1月5が圧入さね、キャプスタン6の
軸にフライホイール16が圧入されている。フライホイ
ール16の上端面にはギヤ部16−1が、また、反対側
の下端面にはブーり部16−2が設けである。キャプス
タンモータ13の軸上のブー1月5とフライホイール1
6との間にベルト17が掛けられており、キャプスタン
モータ13の回転?フライホイール16及びキャプスタ
ン6に伝達する。フライホイール16の近傍[ギヤ18
とプーリー19が同軸に設けてあり、モード切替え操作
により、ギヤ18はフライホイール16に設けたギヤ部
16−1と噛合し又は離脱を行なう。
プーリ19とプーリ2oとの間は、ベルト21により、
動力の伝達が行なわれる。プーリ20はシャフト22に
圧入され、ギヤ23はシャツ)22に一体的に取付けら
れてプーリ2oの回転とともに回転全行ない、ギヤ25
に噛合した揺動ギヤ24を駆動する。
揺動ギヤ24は、モード切替え操作により、リール台4
あるいは5に保合又はそれらの中間の位置に保持され、
動力の伝達又は切離し全行なう。
また、フライホイール16の一端に設けたプーリ16−
2とプーリ29との間には、ベルト25が装架されてい
る。プーリ29と同軸にギヤ26が設けられている。ギ
ヤ26か設けられたシャフト22には。
下部ギヤ27−1と上部ギヤ27−2とからなるギヤ2
7が取シつけられ、下部ギヤ27−1はギヤ26に、上
部ギヤ27−2は揺動ギヤ28に夫々噛合している。揺
動ギヤ2Bハ、モード切替操作により、リール台5の下
部ギヤ5−21図示しないがリール台4の同様の下部ギ
ヤのいずれかと噛合するか、あるいけこれら下部ギヤの
中間位置にあっていずれにも噛合しない状態に保持され
るかして、動力の伝達咬たは切離し全行なう。リール台
5の上部ギヤ5−1と下部ギヤ5−2との間には摩擦ク
ラッチ60が設けられ、リール台4についても同様の構
成がなされている。
次に、第1のモードにおけるこの従来技術の動作につい
て、第8図および第9図を用いて説明する。
磁気テープ10がキャプスタン6とピンチローラ7で挾
持されると、キャプスタン七−夕13が起動し、ベルト
17ヲ介してフライホイール16が回転し、キャプスタ
ン6が回転して磁気テープ10は順方向に走行する。着
た。ブーl716−2の回転に伴なって、ベルト25ヲ
介し、プーリ29、ギヤ26.ギヤ27の下部ギヤ27
−1、上部ギヤ27−2.揺動ギヤ2Bが回転する。こ
こで、揺動ギヤ2Bはリール台5の下部ギヤ5−2と噛
合し、また、揺動ギヤ24はリール台5の上部ギヤ5−
1とリール台4の上部ギヤとから離れており、このため
に、揺動ギヤ28の回転は下部ギヤ5−2、摩擦クラッ
チ301に介して上部ギヤ5−1に伝達され、リール台
5が回転して磁気テープ10がたるみなく供給側リール
に巻取られる。
第2のモードのときには、揺動ギヤ28は17−ル台4
の下部ギヤに噛合し、キャプスタンモータ16は、上記
第1のモード時とは逆方向に回転する。磁気テープ10
は巻取側リールから供給側リールに走行され、リール台
4に取9つけられた供給側リールで巻取られる、 次に、第3のモードでの動作について、第10図を用い
て説明する。
モード切替操作により、キャプスタン6とピンチローラ
7とによる磁気テープ1oの挾持が解除される。ギヤ1
8がフライホイール16のギヤ部16−1に噛合され、
揺動ギヤ24の位置規制が解除される。また、揺動ギヤ
28はリール台4.5の中間に位置規制され、動力の伝
達は行なわない。
早送りモード時には、揺動ギヤ24はリール台5の上部
ギヤ5−1に噛合する。キャプスタンモータ160回転
は、ギヤ18、プーリ19、ベルト21% プーリ20
.ギヤ231揺動ギヤ24ヲ介し、リール台5の上部ギ
ヤ5−1に伝達されてリール台5が回転する。このリー
ル台5回転により、巻取側リールは磁気テープ10を巻
取9ながら走行駆動する。
巻戻モードでは、揺動ギヤ24はリール台4の上部ギヤ
に噛合し、キャプスタンモータ13は早送シ時とは逆方
向に回転する。これにより、リール台4に取りつけられ
た供給側リールが磁気テープ10を巻取9ながら走行駆
動する。
以上のように、各動作モードでのテープ巻取りが行なわ
れるが、第1 、第2のモードと第3モードとでは、各
リール台昆動のための動力伝達経路が独立しておシ、夫
々の動力伝達経路によってリール台を駆動するためには
、リール台の回転軸スラスト方向に2つの被駆動部を配
置しなければならず、これら2つの被駆動部とこれらの
間にトルクリミッタを設けることから、リール台の丈が
高くなり、カセットと基板との間の距離を短縮すること
が難かしく、VTRが大型になるとともに、また、最適
な巻取りトルクを得るために、夫々のリール台にトルク
リミッタを設ける必要があるから、部品点数が多く。
重量の増加を招くという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点會除き。
部品点数を削減し、小形、軽量なテープ巻取機構を提供
するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために1本発明は、入力部と出力部
とを有し該入力部、出力部間を伝達するトルクが回転方
向によって異なるトルクリミッタと、該入力部に常時に
噛合した第1のギヤと、該出力部に常時噛合した第2の
ギヤとを、キャプスタンと一体に回転せるフライホイー
ルと2つのリール台のいずれが一方に切替噛合する揺動
ギヤとの間に設け、該キャプスタンとピンチローラとに
よって磁気テープを走行駆動するときには、前記第1の
ギヤ全前記フライホイールに噛合させ、前記フライホイ
ールの回転を前記トルクリミッタ全弁して前記揺動ギヤ
に伝達し、bずれかのリールによって前記磁気テープを
走行駆動するときには、前記第2のギヤを前記フライホ
イールに噛合させ、前記フライホイールの回転を前記ト
ルクリミッタを介さずに前記揺動ギヤに伝達するように
した点に特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の実施例を図面について説明する。
第1図は本発明によるテープ巻取機構の一実施例を示す
平面、第2図はその側面図であって。
4−11はリール台4(第7図)のギヤ部、5−1′ハ
リ一ル台5(第1図)のギヤ部、31ij)ルクリミッ
タ、31−1は入力部、31−2は出方部、32−1は
ギヤ%32−2はプーリ、 33 、34はギヤ、35
はベルトであり、第8図に対応する部分には同一符号を
つけている。
第1図および第2図において、フライホイール16の近
傍にトルクリミッタ31が基板1に軸支されている。ト
ルクリミッタの入力部31−1に噛合しながら転勤可能
にギヤ63が保持されており、モード操作により駆動さ
れるカム(図示しない)により、フライホイール16に
設けたギヤ部16−1と噛合し、又は離脱を行なう。ま
た、トルクリミッタ61の出力部31−2に噛合しなが
ら転勤可能にギヤ30が保持されてお#)%モード操作
により駆動されるカムにより、フライホイール16に設
けたギヤ部16−1と噛合し、又は離脱を行なう。トル
クリミッタ31の出力部31−2には、ギヤ32−1が
噛合しており、ギヤ32−1には、プーリ32−2が一
体的に設けである。
また、両リールの中央には、プーリ20及びギヤ23が
一体的に、かつ1回転可能に保持されている。プーリ2
0とグー+732−2とは、ベルト65により、連結さ
れている。ギヤ23には、揺動ギヤ24が転勤可能に支
持されてお9.モード操作により、揺動ギヤ24はリー
ル台4又は5に設けたギヤ部4−1’ 、 5−1’に
噛合する位置に保持されるか5両リールの中央部に保持
される。
第3図および第4図は第1図および第2図のトルクリミ
ッタ31の一具体例を示す断面図であって、31−6は
摩擦部材、31−4はスラスト部材、61−5は摩擦部
材、31−6はバネ受け、31−7は圧縮バネ、31−
8はロック部材、61−9はバネであり、第1図および
第2図に対応する部分には同一符号をつけている。
第3図および第4図において、トルクリミッタ310入
力部61−1には、摩擦部材31−3が取シつけられ、
また、入力部31−1に同軸に設けられたスラスト部材
51−4にも摩擦部材31−5が取シつけられている。
摩擦部材61−3.31−5間に出力部31−2が設け
られている。入力部31−1と一体に設けられたバネ受
け31−6が設けられ、このバネ受け31−6とスラス
ト部材31−4との間に、圧縮バネ31−7が圧縮して
設けられている。このために、スラスト部材31−4は
入力部61−1側に付勢され、したがって、出力部31
’−2は、摩擦部材31 3.51−5を介し、入力部
31−1とスラスト部材31−4によって挾持されてい
る。
また、スラスト部材31−4に係合し、かつ、軸方向に
摺動可能なロック部材31−8が設けられている。この
ロック部材61−8の外径はバネ受け31−6の外径に
ほぼ等しく、外接するバネ31−9により、一方向クラ
ッチ全構成している。
つまり、ロック部材31−8が駆動側の回転部材(バネ
受け3l−6)と回転差を生じ、その回転差の方向がバ
ネ31−9の巻方向と同二の場合、バネ31−9は巻き
しまり、バネ受けろ1−6とロック部材51−8は一体
的に回転する。また、前記回転差がバネ61−9の巻方
向と逆の場合は、これらは別個に回転する。
次に、この実施例の動作全説明する。
まず、第1図および第3図によυ、第1のモードでの動
作を説明する。
第1図において、図示しないキャプスタンモータにより
、ベルト駆動されるフライホイール16は矢印(イ)方
向に回転し、同軸に設けたキャプスタンも同方向に回転
する。この時、磁気テープ10はピンチローラ7に挾持
され、矢印(ロ)方向に送られる。モード操作によって
図示しないカムが駆動され、ギヤ33は、トルクリミッ
タ31の入力部31−1とフライホイール16に設けた
ギヤ16−1の両方に噛合った位置に保持されるととも
に、揺動ギヤ24も、巻取側リール台5のギヤ部5−1
′に噛合する位置に保持される。フライホイール16に
伝達された動力は、ギヤ33ヲ介し、トルクリミッタ3
1の入力部31−1に伝達される。
この動力は、第6図において、さらに、圧縮バネ31−
7の付勢力によって摩擦部材31−3゜61−5で挾持
された出力部31−2に摩擦伝達される。このとき、出
力部31−2には負荷(テープ全巻取る為の負荷トルク
)が加わっているため、出力部31−2は入力部31−
1より遅く回転する。スラスト部材31−4は、摩擦部
材31−5と圧縮バネ31−7により支持されており、
摩擦負荷の小さなバネ部にてスベリを生ずる。つ壕り、
スラスト部材31−4は出力部51−2と共に回転する
ことになる。スラスト部材31−4と一体的(スラスト
方向にはフリー)に回転する口ツク部材31−8と入力
部材31−1と一体的に回転するバネ受け31−6との
回転方向は、バネ31−9の巻き緩み方向(巻き締9と
は逆方向)であり、このために、ロック部材31−8は
バネ受け31−6とは一諸に回転しない。
この場合、トルクリミッタ31の出力部31−2に伝達
されるトルクT1は、圧縮バネ31−7による押しつけ
力2pとし、摩擦部材31−6と出力部31−2との間
の摩擦係数をμ、その接触平均半径fR1さらに、圧縮
バネ31−7の支持半径1r、その摩擦係数をμ′とす
ると、 T+=7’X/jX7?+PXμ’Xr+(バネ61−
9のすべや摩擦)と表わされる。出力部材31−2へ伝
えられた動力は、ギヤ32−1、プーリ32−2、ベル
ト33゜プーリ26.ギヤ20.及び揺動ギヤ24?l
″介してリール台5のギヤ部5−1′に伝達され、キャ
プスタン6とピンチローラ7によシ繰υ出されたテープ
10ヲ巻取側リールに巻取る。
次に、第2のモードでの動作について説明する。
第1図、第3図において、モード操作により、キャプス
タンモータは第1のモードとは逆方向に回転し、また、
カム操作により、揺動ギヤ24は供給側リールが取りつ
けられるリール台のギヤ部4−1′に噛合する。フライ
ホイール16ニ(イ)の方向に駆動され、磁気テープ1
0は(ロ)′の方向に繰り出される。フライホイール1
6に設けたギヤ16−1に噛合したギヤ33により、動
力はトルクリミッタ310入力部31−1に伝えられる
。この時、トルクリミッタ51に設けたロック部材31
−8とバネ受け31−6は、バネ3l−9i巻き締める
方向に回転し、バネ受け31−6とロック部材31−8
は一体的に回転する。このため、スラスト受け51−4
は入力部31−1と同じ回転を行なう。
このときに出力部31−2に伝達されるトルクT、は、
摩擦部材31−5の摩擦係数をμ′、平均半径をR′と
すると、 T 、=P X ti X/? +P X 、fxJ?
’と表わされる。トルクリミッタ31の出力1B31.
−2に伝えられた動力はギヤ32−1、プーリ32−2
、ベルト33.ギヤ23及び揺動ギヤ24ヲ介してリー
ル台4のギヤ部4−1′に伝達される。
このように、トルクリミッタ31は、その回転方向によ
り、異なった動力を伝達する。したがって、上記各部材
の定数を適宜設定することにより、キャプスタン6とピ
ンチローラ7とによる磁気テープ10の挾持位置が2つ
のリール台5゜6の中間からずれていても、第1のモー
ドにおける巻取側リールを取シっけたリール台5と第2
のモードにおける供給側リールを取りつけたリール台4
との夫々について、最適な巻取りトルクを設定できる。
次に、第5のモードにおける動作音、第1図および第4
図ケ用いて説明する。
第1図において、キャプスタン6とピンチローラ7とに
よる磁気テープ1oの挾持が解除され、カム操作により
、ギヤ33はフライホイール16のギヤ部16−1から
離れ、代シに、トルクリミッタ31の出力部31−2に
噛合したギヤ34がギヤ部16−IK噛合する。
そこで、第4図に示すように、フライホイール16に伝
えられた動力は、トルクリミッタの出力部16−2に、
摩擦部材を介さずに、直接、伝達される。早送シの場合
、揺動ギヤ24はリール台5側に、又巻戻しの場合、リ
ール台4側にカムによυ移動させられる。
キャプスタンモータによシ駆動されたフライホイール1
6の動力は、ギヤ34、トルクリミッタ31の出力部3
1−2、ギヤ32−1、プーリ31−2、ベルト55.
プーリ20、ギヤ26%及び揺動ギヤ24へ伝達され、
早送りの場合はリール台5t、巻戻しの場合リール台4
をそれぞれ駆動しテープの早送り又は巻戻しを行なう。
第5図および第6図は第1図の揺動ギヤ24の移動機構
の他の具体例を示す平面図、断面図であって、56はア
ーム、37は摩擦板、38はバネ。
39はシャフトであり、第1図に対応する部分には同一
符号をつけている。
第1図および第2図の上記説明では、揺動ギヤ24は、
モード操作による図示しないカムの動きにより、リール
台4あるいは5のギヤ部と噛合するように移動するもの
であったが、この具体例は、ギヤ23の回転方向に応じ
て揺動ギヤ7転動させる首振り機構を設け、揺動ギヤ2
4の移動を自動的に行なわせるようにしたものである。
第5図、第6図において、ギヤ26の回転軸全回動支点
としてアーム36ヲ設け、このアーム36にシャフト3
9が植立されてこれに回転可能にギヤ23に噛合した揺
動ギヤ24が取9つけられている。そして、アーム36
と揺動ギヤ24との間に摩擦板37が設けられ、バネ5
BVCより、揺動ギヤ24が摩擦板37を介してアーム
36に押しつけられている。かかる構成により、揺動ギ
ヤ24の首振り機構が形成されている。
いオ、ギヤ23が矢印方向に回転すると、揺動ギヤ24
ば、実線の矢印方向に回転するが、これとともに、ギヤ
230回転軸全中心とした破線の矢印方向の回動力も受
ける。揺動ギヤ24とアーム36は摩擦板37によって
一体となり、アーム36はギヤ26の回転軸に回動可能
であるから、上記の回動力により、アーム66と揺動ギ
ヤ24が一体となって回動し、ついには、揺動ギヤ24
はリール台5のギヤ5−1′に噛合する。この状態でギ
ヤ23の回転がリール台5に伝。達される。ギヤ26が
上記とは逆方向に回転すると、同様に、揺動ギヤ24は
上記とは逆方向に回動し、リール台4のギヤ4−1’(
第1図)に噛合する。
このように、第1 、第2のモードに応じ、また、第3
のモードの磁気テープの走行方図に応じ、揺動ギヤ24
が自動的に磁気テープを巻取るべきリールが取りつけら
れたリール台のギヤ4−1′あるいは5−1′に噛合す
る。
〔発明の作用効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、従来それぞれのリ
ール台に異なったトルク値を得るために、それぞれのリ
ール台に設けられていたトルクリミッタを、回転方向に
より異なったトルクを伝達するトルクリミッタ1個によ
り実現でき、従来例で述べた、基板とカセットとの間を
短縮でき小形化が可能となるとともに部品点数、重量の
低減に効果があり、従来技術の欠点?除いて優れた機能
の小形軽量磁気記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテープ巻取機構の一実施例を示す
平面図、第2図はその側面図、第3図すよび第4図は第
1図のトルクリミッタの一具体例ケ示す断面図、第5図
は第1図の揺動ギヤの首振り機JPヲ示す平面図、第6
図はその断面図、第7図は従来の磁気記録再生装置ケ示
す全体平面図、第8図は従来のテープ巻取機構の一例を
示す平面図、第9図および第10図は第8図のテープ巻
取機構の異なる動作状態ケ示す側面図である。 1・・・基板       4・・・リール台4−1′
−・ギヤ部     5・・・リール台5−1′・・・
ギヤ部     6・・・キャプスタ7・・・ピンチロ
ーラ   10・・・磁気テープ13・・・キャプスタ
ンモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャプスタンと一体に設けられたフライホイール
    の回転を、供給側リールが取りつけられた第1のリール
    台のギヤ部あるいは巻取側リールが取りつけられた第2
    のリール台のギヤ部に選択的に噛合する揺動ギヤに伝達
    し、該第1あるいは第2のリール台を回転駆動して磁気
    テープを巻き取るようにしたテープ巻取機構において、
    入力部と出力部とを有し該入力部、出力部間で伝達され
    るトルクが回転方向に応じて異なるトルクリミッタと、
    該入力部に常時噛合した第1のギヤと、該出力部に常時
    噛合した第2のギヤ部とを設け、前記磁気テープを前記
    キャプスタンとピンチローラとで挾持して走行駆動する
    ときには、該第1のギヤを前記フライホイールに噛合せ
    しめ、前記フライホイールの回転を該トルクリミッタを
    介して前記揺動ギヤに伝達し、前記供給側リールあるい
    は前記巻取側リールを直接駆動して、前記磁気テープを
    走行駆動するときには、前記第2のギヤを前記フライホ
    イールに噛合せしめ、前記フライホイールの回転を、前
    記トルクリミッタを介することなく、前記揺動ギヤに伝
    達することができるように構成したことを特徴とするテ
    ープ巻取機構。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、前記トルク
    リミッタは、前記入力部に設けた第1の摩擦部材とスラ
    スト部材に設けた第2の摩擦部材とで前記出力部材を保
    持し、かつ、該スラスト部材に係合して該スラスト部材
    の回転軸方向に摺動可能なロック部材と前記入力部と一
    体に回転するバネ受けとの間に圧縮バネを設けてなるこ
    とを特徴とするテープ巻取機構。
JP59127445A 1984-06-22 1984-06-22 テ−プ巻取機構 Granted JPS618757A (ja)

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