JP2932626B2 - 記録再生装置のテープ取出装置 - Google Patents

記録再生装置のテープ取出装置

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JP2932626B2 JP2182249A JP18224990A JP2932626B2 JP 2932626 B2 JP2932626 B2 JP 2932626B2 JP 2182249 A JP2182249 A JP 2182249A JP 18224990 A JP18224990 A JP 18224990A JP 2932626 B2 JP2932626 B2 JP 2932626B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポータブルVTR等に適用するのに最適な記
録再生装置のテープ取出装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、ポータブルVTR等の記録再生装置におい
て、装着されたカセツト内のテープを駆動するリールモ
ータと、上記テープを上記カセツト外のテープ走行路に
ローテイングするローデイングモータとを同時に回転操
作可能なつまみを設けることにより、テープのローデイ
ング状態でバツテリがなくなつた時等において、テープ
を手動で簡単に取出すことができるようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
本発明の出願人は、実願平2−15844号の先願例によ
つて、緊急時にリール台を手動で回転操作することによ
り、ローデイングされているテープを手動で取出すこと
できるようにした記録再生装置のテープ取出装置を先に
出願している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこの先願例では、テープをカセツト外のテープ
走行路にローデイングするローデイングモータを手動で
容易に回転操作することができなかつたために、テープ
の取出しに著しく時間がかかるという問題点があつた。
本発明は、リールモータとローデイングモータとを手
動で無理なく簡単に回転操作することができるようにし
た記録再生装置のテープ取出装置を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の記録再生装置の
テープ取出装置は、装着されたカセツト内のテープを駆
動するリールモータと、上記テープを上記カセツト外の
テープ走行路にローデイングするローデイングモータと
を同時に回転操作可能なつまみと、このつまみと上記リ
ールモータとの間に配置された摩擦クラツチとを具備さ
せたものである。
〔作 用〕
上記のように構成された記録再生装置のテープ取出装
置は、リールモータとローデイングモータとを1つのつ
まみによつて手動で同時に回転操作することができる。
しかも、つまみとリールモータとの間に摩擦クラツチが
配置されているので、リールのテープ巻き径の変化に応
じてリールモータを無理なく回転操作することができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明をVTRのテープ取出装置に適用した一実
施例を図面を参照して説明する。
まず、第2A図及び第2B図によつて、テープローデイン
グ装置1を説明する。
装着されたカセツト2内には供給リール3及び巻取リ
ール4に巻装されたテープである磁気テープ5が収納さ
れており、そのカセツト装着により両リール3、4がシ
ヤーシ6上に設けられている供給リール台7及び巻取リ
ール台8に装着される。シヤーシ6上には供給リールモ
ータ9と巻取リールモータ10とが設けられていて、これ
らのモータ軸11、12の出力端である下端に固着されたモ
ータプーリ13、14とシヤーシ6下に中間軸15、16を介し
て取付けられた中間プーリ17、18との間にベルト19、20
が巻きかけられている。そして、両中間軸15、16を介し
て両中間プーリ17、18と一体に回転される中間ギア21、
22がシヤーシ6上に設けられた一対のギアトレイン23、
24を介して両リール台7、8と一体に回転される供給リ
ール台ギア25及び巻取リール台ギア26に連結されてい
る。
テープローデイング手段28はシヤーシ6上に設けられ
たローデイングリング29と、その上部に設けられた複数
のテープガイド30等によつて構成されている。シヤーシ
6上で巻取リールモータ10の近傍位置にはローデイング
モータ31が設けられていて、そのモータ軸32の出力端で
ある下端に固着されたモータプーリ33とシヤーシ6下に
中間軸34を介して取付けられた中間プーリ35との間にベ
ルト36が巻きかけられている。そして、中間軸34を介し
て中間プーリ35と一体に回転される中間ギア37がシヤー
シ6上に設けられたギアトレイン38を介してローデイン
グリング29の外周ギア39に連結されている。なお、シヤ
ーシ6上にはカセツト2外のテープ走行路を構成する回
転ヘツドドラム41、キヤプスタン42、複数の固定テープ
ガイド43や複数の固定ヘツド44等が設けられ、また、回
転ヘツドドラム41の供給側及び巻取側にはローデイング
リング29の回転に連動して駆動される一対の引出ガイド
45、46等が設けられている。また、ローデイングリング
29上にはピンチローラ47が設けられている。
このテープローデイング装置1は、第2A図に示すよう
にカセツト2が装着された後、第2B図に示すように、ロ
ーデイングモータ32が正回転駆動され、モータ軸32−モ
ータプーリ33−ベルト36−中間プーリ35−中間軸34−中
間ギア37−ギアトレイン38−外周ギア39の順に動力が伝
達されて、ローデイングリング29が矢印a方向に回転駆
動される。これと同時に、巻取リールモータ10(又は供
給リールモータ9)が正回転駆動され、モータ軸12−モ
ータプーリ14−ベルト20−中間プーリ18−中間軸16−中
間ギア22−ギアトレイン24−巻取リール台ギア26の順に
動力が伝達されて、巻取リール台4(又は供給リール台
3)が矢印b方向に回転駆動される。
すると、ローデイングリング29上の複数のテープガイ
ド30によつてカセツト2内の磁気テープ5が順次引出さ
れて回転ヘツドドラム41の周面に巻きつけられると共
に、キヤプスタン42、複数の固定テープガイド44及び複
数の固定ヘツド44にパスされたテープ走行路にローデイ
ングされる。なおこの時、ローデイングリング29によつ
て駆動される一対の引出ガイド45、46は磁気テープ5を
矢印c、d方向に引出する。
そして、このテープローデイング後に、ピンチローラ
47によつて磁気テープ5がキヤプスタン42に圧着される
と共に、両リール台モータ9、10によつて両リール台
7、8が矢印b′方向に回転駆動されることにより、磁
気テープ5が供給リール3から供給されて巻取リール4
に巻取られるべくテープ走行路を定速走行されて、所望
の記録、再生が行われる。
なお、磁気テープ5の記録、再生後のテープアンロー
デイングは上述したテープローデイング動作の逆動作と
なる。
次に、第1A図〜第2B図によつて、テープ取出装置51を
説明する。
まず、互いに近接されてシヤーシ6上に設けられたリ
ールモータである巻取リールモータ10とローデイングモ
ータ31の両モータ軸12、32の出力端である下端12a、32a
にモータプーリ14、33が固着されている。そして、両モ
ータ軸12、32の出力端とは反対側の遊端部である上端12
b、32bが両モータケース10a、31aの上方に垂直に突出さ
れていて、これら両モータ軸12、32の上端12b、32bには
手動用のモータギア52、53が取付けられている。そし
て、巻取リールモータ10のモータケース10a上に固着さ
れた取付板54につまみ取付軸55が垂直に取付けられてい
る。そして、そのつまみ取付軸55に手動用のつまみ56と
それと一体の手動用の駆動ギア57とが上下移動自在に取
付けられていて、これらは圧縮ばねである戻しばね58に
よつて上方に移動付勢されている。そして、ローデイン
グモータ31のモータ軸32に対してモータギア53が固着さ
れているのに対して、巻取リールモータ10のモータ軸12
に対してモータギア52は相対回転可能でかつ上下に移動
自在に構成されている。そして、このモータギア52とモ
ータ軸12との間には、その上端12bの最上段に固着され
たクラツチ板59にフエルト等の摩擦板60を介してモータ
ギア52を圧縮ばねであるクラツチばね61を介して圧着し
た摩擦クラツチ62が取付けられている。また、取付板54
上に取付けられた中間軸63にモータギア53に噛合された
大径の中間ギア64とそれと一体に回転される小径の中間
ギア65とが取付けられている。そして、モータギア57は
モータギア52及び中間ギア65に対して同時に噛合、離脱
自在に構成されている。
このテープ取出装置51は、通常時は第1A図に示すよう
に、駆動ギア57が戻しばね58によつて上方である矢印e
方向に押上げられていて、駆動ギア57がモータギア52と
中間ギア65とから上方に離脱されている。従つて、巻取
リールモータ10とモーデイングモータ31とは互いに完全
に切り離されていて、前述したテープローデイング及び
アンローデイング等を何等支障なく行うことができる。
そして、第2B図に示すように磁気テープ5をテープ走
行路にローデイングした状態でVTRのバツテリがなくな
つたり、何等かの理由で巻取リールモータ10やローデイ
ングモータ31が作動しなくなつた時には、このテープ取
出装置51によつて、磁気テープ5を手動で無理なく簡単
に取出すことができる。
即ち、第1B図に実線で示すように、つまみ56を戻しば
ね58に抗して下方である矢印e′方向に押して駆動ギア
57をモータギア52と中間ギア65に同時に噛合させた状態
で、つまみ56を手動で矢印f方向に回転操作する。する
と、第1B図及び第2A図に示すように、駆動ギア57によつ
てモータギア52−摩擦クラツチ62−モータ軸12の順に駆
動力が伝達されて、巻取リールモータ10が手動で矢印g
方向に逆回転駆動されると同時に、駆動ギア57によつて
中間ギア65、64−モータギア53−モータ軸32の順に駆動
力が伝達されて、ローデイングモータ31が手動で矢印h
方向に逆回転駆動される。この結果、第2A図に示すよう
に、ローデイングリング29が矢印a′方向に復動回転さ
れると共に、両引出ガイド45、46が矢印c′、d′方向
に復動され、これと同時に、巻取リール4が磁気テープ
5を巻取るべく矢印b′方向に回転されて、磁気テープ
5がテープ走行路からカセツト2内に引込まれる。
なおこの際、ローデイングモータ31はつまみ56によつ
て直接回転駆動するのに対して、巻取リールモータ10は
つまみ56によつて摩擦クラツチ62を介して摩擦駆動され
るので、巻取リール4の磁気テープ5の巻き径の変化に
応じて、摩擦クラツチ62の摩擦板60にスリツプが生じ
る。従つて、巻取リールモータ10を無理なく回転操作す
ることができて、磁気テープ5を傷つけることなく容易
にカセツト2内に引込むことができる。
なお、このテープ取出装置51は、両モータ10、31のモ
ータ軸12、32の出力端とは反対側の遊端部である上端12
b、32bをモータケース10a、31aの外方に突出させ、その
上端12b、32bをつまみ56によつて手動で回転駆動できる
ように構成したので、構造が非常に簡単である。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記
実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基
づいて、各種の有効な変更が可能である。
また本発明は、VTRのテープ取出装置に限定されるこ
となく、各種の記録再生装置のテープ取出装置に適用可
能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
リールモータとローデイングモータとを1つのつまみ
によつて手動で同時に回転操作することができるように
し、しかも、つまみとリールモータとの間に摩擦クラツ
チを配置して、リールのテープ巻き径の変化に応じてリ
ールモータを無理なく回転操作することができるように
したので、テープのローデイング状態でバツテリがなく
なつたり、何等かの理由でリールモータやローデイング
モータが作動しなくなった時に、リールモータとローデ
イングモータとを手動で無理なく簡単に回転操作するこ
とができて、テープを傷つけずに容易に取出すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであつて、第1A図
及び第1B図はテープ取出装置を示す一部切欠き側面図、
第2A図及び第2B図はテープローデイング装置全体を示す
平面図である。 なお、図面に用いられている符号において、 1……テープローデイング装置 2……カセツト 5……磁気テープ(テープ) 10……巻取リールモータ(リールモータ) 28……テープローデイング手段 31……ローデイングモータ 51……テープ取出装置 56……つまみ 62……摩擦クラツチ である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装着されたカセツト内のテープを駆動する
    リールモータと、上記テープを上記カセツト外のテープ
    走行路にローデイングするローデイングモータとを具備
    する記録再生装置において、 上記リールモータと上記ローデイングモータとを同時に
    回転操作可能なつまみと、このつまみと上記リールモー
    タとの間に配置された摩擦クラツチとを具備させたこと
    を特徴とする記録再生装置のテープ取出装置。
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