JP3434647B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープの駆動
とカセット装着装置の駆動とをキャプスタンモータによ
り行う磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の磁気記録再生装置の再生時
の平面図を示す。1は磁気テープ、2はキャプスタンモ
ータ、2aはキャプスタン、2bはキャプスタンプー
リ、3はピンチローラ、4はベルト、5はプーリ部、6
はマキトリギヤ、12はTリール台、20はカセット、
30は基板である。基板30上に装着されたカセット2
0より磁気テープ1が引き出され、シリンダ21に巻き
付けられ、記録、または再生が行われる。磁気テープ1
は、キャプスタンモータ2の軸心に設けられ、これと一
体的に回転するキャプスタン2aとピンチローラ3とに
より挟持され、キャプスタン2の定速回転により図示矢
印方向に定速で移送される。
【0003】またキャプスタンモータ2に一体的に設け
られたプーリ2bに掛けられたベルト4を介してキャプ
スタンプーリ2aに回転が伝達され、プーリ5に回転が
伝達され、プーリ5と一体的に形成されたギヤ部5aと
噛み合ったギヤ40を経て滑りクラッチ機構41の原動
側ギヤ42に伝達される。
【0004】図8に従来例の磁気記録再生装置のテープ
巻き取り装置およびカセット装着装置への動力伝達部の
断面図を示す。原動側ギヤ42と従動側部材43との間
には摩擦部材44が挟持されており、スプリング45の
圧縮によって、生じる摩擦力で従動部材43の回転が伝
達される。そして、従動部材43の上部に設けられたギ
ヤ46、首振りギヤ8を経てTリール台(テークアップ
リール台)12に回転が伝達され、このリール台12を
介して、定速移送された前記磁気テープ1をカセット2
0内のリールに卷き取る。
【0005】一方、ギヤ部5aに噛み合い可能なように
軸方向に上下可能な切替ギヤ15が配置されており、圧
縮スプリング16によりギヤ部5a及びアイドラギヤ1
8と噛み合う方向に付勢されている。前記ギヤ部5aと
切替ギヤ15とが噛み合った場合には、アイドラギヤ1
8を介してカセット装着装置(図示せず)の入力ギヤ1
9に回転が伝達される。
【0006】ここで、キャプスタン2aが第7図におい
て時計方向、いわゆる正転方向に回転するときにはカセ
ット装着装置はカセット挿入方向に動作し、キャプスタ
ン2aが反時計方向、いわゆる逆転方向のときには、カ
セット排出方向に動作するように構成してある。そし
て、カセット20の挿排出動作以外のモードにおいて
は、制御部材(図示せず)により操作される切替アーム
(図示せず)により切り替えギヤ15は圧縮スプリング
16に抗して押し上げられ、ギヤ部5aとの噛み合いは
解除されて、カセット装着装置(図示せず)への動力伝
達は遮断される。以上のようにキャプスタンモータの動
力でカセット装着装置を駆動する磁気記録再生装置に関
する公知例として、特開昭62−60156がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、カセット装着装置への動力伝達の切替をお
こなう部材を専用に設けているため、部品数増加や、占
有スペースを要することによる部品レイアウト上の制約
などの問題点を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を改善するために、逆転再生時に前記磁気テープを
供給するリール台または該リール台と直結しているギヤ
ドラムに当接させることにより逆転再生時のテープバッ
クテンションを付加する制動部材と、前記カセットを挿
排出するカセット装着装置と、該カセット装着装置の駆
動力及びテープ駆動力を発生するキャプスタンモータと
を有し、前記制動部材を前記リール台から離間させ、リ
ール台への制動力を発生させない動作範囲内で、前記制
動部材を用いて前記キャプスタンモータから前記カセッ
ト装着装置への動力伝達切替を行う動力伝達切替手段を
備えることにより、部品数を抑え、またスペース効率を
も向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図5に示し
た実施例を用いて説明する。図5は記録または再生状態
のメカの平面図、図6はその裏面図である。なお、符号
中に使用されるTはテークアップ(巻き取り)、Sはサ
プライ(供給)、PRはピンチローラ、Lはレフト、R
はライトの略であって、同一の部材の区別のために便宜
的に付加される符号である。図5において、1は磁気テ
ープ、2aはキャプスタン、20はカセット、30は基
板、111は駆動ギヤ、112はPR中継ギヤ、113
は引き出しアーム、114はPRアーム、115はSサ
ブブレーキ、116はブレーキL、117はブレーキ
R、、118はJOGアーム、119はテンションアー
ム、120はテンションバンド、121はブレーキスプ
リング、122はSサブスプリング、123はテンショ
ンスプリング、125はスロースプリングである。
【0010】図6において、101はローディングモー
タ、102はウォーム、103はモータギヤ、104は
カムギヤ、105はスライダ、106はロードギヤL、
106aはリンクL、107はロードギヤR、107a
はリンクR、61はテープ案内体L、62はテープ案内
体R、108はトルク切替アーム、109はスローブレ
ーキ、110はT操作アーム、124はトルク切替ギヤ
である。
【0011】メカニズムの動作モードの切替及び動作素
子の駆動源であるローディングモータ101の回転に応
じて、該ローディングモータ101と同軸一体的に回転
するウォーム102からモータギヤ103を介してカム
ギヤ104へ回転が伝わる。スライダ105は該スライ
ダのラック部(図示せず)が前記カムギヤ104のギヤ
部(図示せず)と噛み合い状態にあり、カムギヤ104
の回転に応じてスライドする。
【0012】カムギヤ104により直接制御される部材
は、テープ案内体L61を駆動するロードギヤL10
6、テープ案内体R62を駆動するロードギヤR10
7、Sサブブレーキ115、テンションアーム119で
ある。また、スライダ105により直接的に操作される
部材は、トルク切替アーム108、T操作アーム11
0、駆動ギヤ111、ブレーキL116、ブレーキR1
17、JOGアーム118、Tブレーキ13である。
【0013】カセット装着後、カムギヤ104の欠歯部
(図示せず)がロードギヤL106とロードギヤR10
7を駆動し、ロードギヤL106がリンクL106a
を、ロードギヤR107がリンクR107aを介して、
各々テープ案内体L61とテープ案内体R62を駆動す
る。
【0014】また、上記動作において磁気テープ1が、
テープ案内体L61とテープ案内体R62とにより、カ
セット20内より引き出される過程で磁気テープ1が勢
い良く飛び出し、テープたるみを生じないようにカセッ
ト20内ハブ(図示せず)に負荷をかける目的で、Sサ
ブスプリング122により、図示反時計方向に付勢され
たSサブブレーキ115が、テンションバンド120を
介してSリール台11を制動する。一方、上記テープロ
ーディング動作以外のときには、Sサブブレーキ115
はカムギヤ104に設けられた制御溝(図示せず)によ
り図において時計方向に付勢され、Sリール台に制動力
を与えない位置にある。
【0015】上で説明した磁気テープ1の引き出し過程
において、スライダ105は図示矢印方向にスライド
し、駆動ギヤ111を図において時計方向に駆動する。
該駆動ギヤ111はPR中継ギヤ112を図において反
時計方向に駆動し、該PR中継ギヤ112は引き出しア
ーム113を図において時計方向に回動させ、引き出し
ピン113aにより磁気テープ1がカセット20内から
引き出される。
【0016】次に、前記PR中継ギヤ112と噛み合い
状態にあるPR昇降ギヤ(図示せず)がPRアーム11
4を下降させる。該PRアーム114が下降した後、P
Rアーム114のボス部114aがPR中継ギヤ112
の制御溝(図示せず)と嵌合し、PRアーム114が図
において時計方向に付勢されることにより、磁気テープ
1はピンチローラ3とキャプスタン2aに挟持される。
【0017】図1は記録又は再生時のテープ巻取り系の
平面図を示す。1は磁気テープ、2はキャプスタンモー
タ、2aはキャプスタン、2bはキャプスタンプーリ、
3はピンチローラ、4はベルト、5はプーリ部、6はマ
キトリギヤ、12はTリール台、20はカセット、30
は基板である。基板30上に装着されたカセット20よ
り磁気テープ1が引き出され、シリンダ21に巻き付け
られ記録及び再生が行われる。磁気テープ1はキャプス
タンモータ2の軸心に設けられ、これと一体的に回転す
るキャプスタン2aとピンチローラ3とにより挟持さ
れ、キャプスタン2の反時計方向の定速回転により図示
矢印方向に定速で移送される。
【0018】またキャプスタンモータ2に一体的に設け
られたキャプスタンプーリ2bに掛けられた歯付きベル
ト4を介してキャプスタンプーリ2aに回転が伝達さ
れ、プーリ5と滑りクラッチ機構(図示せず)を介して
卷き取りギヤ6へ伝達される。卷き取りギヤ6の回転は
ギヤ7から首振りギヤ8を介して、Tリール台12へと
伝達され、定速移送された前記磁気テープ1をカセット
20内のリールに卷き取る。
【0019】記録、再生時には、テンションアーム11
9はテンションスプリング123により、図示反時計方
向に付勢され、該テンションアーム119に取り付けら
れたテンションバンド120はSリール台11に負荷を
与え、該負荷により磁気テープ1に所定の張力が与えら
れる。
【0020】次に逆転再生について説明する。図2にお
いて時計方向に定速回転するキャプスタンプーリ2bに
掛けられた歯付きベルト4を介してキャプスタンプーリ
2aに回転が伝達され、プーリ5と滑りクラッチ機構
(図示せず)を介して卷き取りギヤ6へ伝達される。卷
き取りギヤ6の回転はギヤ7から首振りギヤ8を介し
て、中継ギヤ9、更に中継ギヤ9から中継ギヤ10を経
てSリール台11へと伝達され、定速移送された前記磁
気テープ1をカセット20内のリールに卷き取る。
【0021】このとき、磁気テープ1がキャプスタン2
aとピンチローラ3とに挟持される部分に於いて安定し
たテープ走行状態を得るためには上記挟持部よりTリー
ル台12の側、即ち図示右側部に於いて磁気テープ1に
適度な張力を与える必要がある。この目的で、Tサブブ
レーキ13を付勢スプリング14により図示時計方向に
付勢して、位置50にてTリール台12に当接させ、負
荷を発生させている。
【0022】更に、逆転再生時には、図5においてカム
ギヤ104の外周に設けられたカム(図示せず)がテン
ションアーム119を図において時計方向に付勢し、テ
ンションバンド120をSリール台11から離間させる
ことにより逆転再生時のテープ巻取り負荷の増加を防
ぐ。
【0023】再生モードから逆転再生モードに移行する
場合には、キャプスタンモータ2の回転方向が反時計方
向から時計方向に変わると同時に、キャプスタン2aと
ピンチローラ3とにより挟持される磁気テープ1の走行
方向は正転方向から逆転方向に変わる。
【0024】一方、キャプスタン2の回転方向が反時計
方向のときには、図2で説明したようにキャプスタンプ
ーリ2bから、歯付きベルト4、プーリ5、巻取りギヤ
6、及びギヤ7を介して動力を伝達される首振りギヤ8
は、Tリール台12と噛み合い状態にあり、該Tリール
台12に駆動力を伝える。この状態から、キャプスタン
2の回転方向が時計方向に変わると、キャプスタンプー
リ2bから歯付きベルト4、プーリ5、巻取りギヤ6、
及びギヤ7を介して動力を伝達される首振りギヤ8はギ
ヤ7の中心を回転中心として図において反時計方向に回
転するが、該首振りギヤ8がTリール台12から離間
し、中継ギヤ9に噛み合うまでの間、キャプスタン2の
動力はSリール台11に伝達されず、このままでは上記
説明でキャプスタン2aとピンチローラ3とに挟持され
つつ逆転方向に移送される磁気テープ1はカセット20
内に巻取られず、磁気テープ1がシリンダ21の周りで
たるむことになる。
【0025】そこで、再生モードから逆転モードに移行
する際には、JOGアーム118をテンションスプリン
グ123により図示時計方向に駆動し、該JOGアーム
118がSリール台11を反時計方向に駆動することに
より、上記逆転方向に移送される磁気テープ1をカセッ
ト20内に巻取る。また、再度、再生モードに移行する
ときはJOGアーム118はスライダ105の外周カム
により図において反時計方向に付勢され待機状態とな
る。
【0026】また、スロー再生時にはキャプスタンモー
タ2の間欠送りによるオーバーラン防止のため、スロー
スプリング(図示せず)により付勢されたスローブレー
キ109がキャプスタン2に制動力を加えるが、それ以
外のモードでは、該スローブレーキ109は、スライダ
105で駆動される駆動ギヤ111により操作され、キ
ャプスタンモータ2から離間し、キャプスタンモータ2
への制動力の付加は行われない。
【0027】次に、高速巻取り/巻き戻し(以下FF/
REW)時のメカニズム状態について説明する。FF/
REW時にはスライダ105はトルク切替アーム108
を介してギヤ7と同軸一体的に回転するトルク切替ギヤ
124を操作し、該トルク切替ギヤ124と巻取りギヤ
6の噛み合いを解除し、プーリ5と同軸一体的に回転す
る伝達ギヤ(図示せず)にトルク切替ギヤ124を噛み
合わせることにより、キャプスタンモータ2の駆動力が
プーリ5からクラッチ機構(図示せず)を介さず、ギヤ
7に直接的に伝わる。
【0028】また、このときに、スライダ105はT操
作アーム110を介して、テンションアーム119を図
において時計方向に回転させ、テンションバンド120
をSリール台11から離間させることによりFF時のテ
ープ巻取り負荷の増加とREW時のテープバックテンシ
ョンの増加を防ぐ。
【0029】以上説明した記録、再生、及びFF/RE
Wにおいては、スライダ105の制御溝(図示せず)が
ブレーキR117を反時計方向に直接付勢し、更に該ブ
レーキR117を介してブレーキL116を時計方向に
付勢することにより、ブレーキL116は中継ギヤ9と
離間した位置にあるため、中継ギヤ10、Sリール台1
1に制動力を発生せず、ブレーキR117はTリール台
12から離間した位置にあり、該Tリール台12に制動
力を発生しない。
【0030】FF/REWモードから停止モードに移行
すると、スライダ105の移動により該スライダの制御
溝(図示せず)はブレーキR117の付勢を解除し、ブ
レーキスプリング121によりブレーキL116は反時
計方向、ブレーキR117は時計方向に各々付勢されブ
レーキL116は中継ギヤ9、中継ギヤ10を介してS
リール台11を制動し、ブレーキR117はTリール台
12を制動する。
【0031】次に、上記説明で用いた図1、図2に対応
するTサブブレーキ13周りの断面図を図3(A)、
(B)に示す。ここで切替ギヤ15は上下スラスト方向
に摺動可能な状態で圧縮スプリング16により付勢され
ており図3(B)の状態にあるときに伝達ギヤ17と噛
み合い、キャプスタンプーリ2bの回転が歯付きベルト
4とプーリ5とを介して該プーリ5と一体的に回転する
伝達ギヤ17から前記切替ギヤ15に伝えられる。ま
た、切替ギヤ15は常にアイドラギヤ18と噛み合って
おり、該アイドラギヤ18はカセット装着装置の入力ギ
ヤ19と噛み合っているので、切替ギヤ15の回転はア
イドラギヤ18を介してカセット装着装置へ伝わる構成
となっている。
【0032】カセット挿排出時以外の全モードにおい
て、Tサブブレーキ13は上記説明の図1に於けるTリ
ール台12から離間した位置50か、図2に於けるTリ
ール台12への付勢力発生の位置51のどちらかにあ
り、前記どちらの位置にあっても切替操作部13aは切
替ギヤ15と基板30との間に挟まれた図3(A)の状
態にあり、該切替ギヤ15を下へ押し下げ、伝達ギヤ1
7と切替ギヤ15との噛み合いを断ち切るため、キャプ
スタンモータ2の回転は切替ギヤ15に伝わらず、カセ
ット装着装置への動力供給は行われない。
【0033】次に、図4にカセット挿排出時のTサブブ
レーキ13周りの平面図及び断面図をしめす。カセット
挿排出時には、Tサブブレーキ13は前記制御部材によ
り、図示52の位置に付勢されており、切替操作部13
aは切替ギヤ15を押し下げることなく、該切替ギヤ1
5は圧縮スプリング16により上に付勢され、伝達ギヤ
17に噛み合う。従って、上記説明のようにキャプスタ
ンプーリ2bの回転が歯付きベルト4とプーリ5と該プ
ーリ5と一体的に回転する伝達ギヤ17と切替ギヤ15
とアイドラギヤ18とを介してカセット装着装置の入力
ギヤ19へ伝わり、カセット装着装置に動力が伝達され
る。
【0034】以上説明したように、Tサブブレーキ13
を制動部材として用いる動作範囲と、それ以外の動作範
囲との間で、キャプスタンモータからカセット装着装置
への動力伝達切替を行うことにより、Tサブブレーキを
動力伝達部材に兼用できる磁気記録再生装置が得られ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャプスタンモータからカセット装着装置への動力伝達
切替を行う為に、専用の切替部材を設けることなく、シ
ンプルで安価な機構を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生装置のテープ巻取り
系の記録再生時の平面図。
【図2】本発明による磁気記録再生装置のテープ巻取り
系の逆転再生時の平面図。
【図3】本発明の断面図。
【図4】本発明の平面図および断面図。
【図5】本発明による磁気記録再生装置の記録再生時の
平面図。
【図6】本発明による磁気記録再生装置の記録再生時の
裏面図。
【図7】従来の磁気記録再生装置の記録再生時の平面
図。
【図8】従来の磁気記録再生装置の断面図。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 キャプスタンモータ 2a キャプスタン 2b キャプスタンプーリ 3 ピンチローラ 4 ベルト 5 プーリ 6 卷き取りギヤ 7 ギヤ 8 首振りギヤ 9 中継ギヤ 10 中継ギヤ 11 Sリール台 12 Tリール台 13 Tブレーキ 14 付勢スプリング 15 切替ギヤ 16 圧縮スプリング 17 伝達ギヤ 18 アイドラギヤ 19 入力ギヤ 20 カセット 21 シリンダ 30 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴見 芳久 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式 会社日立製作所 映像情報メディア事業 部内 (56)参考文献 特開 平1−159858(JP,A) 特開 昭62−60156(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/675 G11B 15/665 G11B 15/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットに収納された磁気テープを引き
    出して磁気ヘッドを搭載する回転シリンダに巻回し、か
    つキャプスタンにて前記磁気テープを駆動し、前記磁気
    ヘッドにて記録再生を行う磁気記録再生装置において、 前記カセットを挿入排出するカセット装着手段と、 該カセット装着手段の駆動力及びテープ駆動力を発生す
    るキャプスタンモータと、 テープ走行時に前記磁気テープを供給するリール台また
    は該リール台と連結しているギヤドラムに当接すること
    によりテープ走行時のテープバックテンションを付加す
    る制動部材と、 前記キャプスタンモータの動力を前記磁気テープの駆動
    力または、前記カセット装着手段の駆動力として選択的
    に切替えて伝達する動力伝達切替手段とを備え、 前記動力伝達切替手段に当接する前記制動部材が移動す
    ることにより、前記カセットの挿入排出時に前記キャプ
    スタンモータの動力が前記カセット装着手段の駆動力と
    なるように前記動力伝達切替手段が動作することを特徴
    とする 磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制動部材は、逆転再生時に前記磁気
    テープを供給するリール台又は該リール台と連結してい
    るギヤドラムに当接することによりテープバックテンシ
    ョンを付加することを特徴とする請求項1記載の磁気記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記カセットの挿入排出時において、前
    記制動部材は前記リール台から離間し、前記リール台へ
    の制動力を発生させないことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記動力伝達切替手段は、切替ギヤと、 前記キャプスタンモータの動力を伝達する伝達ギヤと、 前記切替ギヤに噛み合い前記カセット装着手段に対し動
    力を伝達する部材とを有し、 前記切替ギヤは、カセット装着手段の作動時に前記伝達
    ギヤと噛み合う位置に配置されてなることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の磁 気記録再
    生装置。
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