JPS6029068Y2 - リ−ル駆動機構 - Google Patents
リ−ル駆動機構Info
- Publication number
- JPS6029068Y2 JPS6029068Y2 JP8138279U JP8138279U JPS6029068Y2 JP S6029068 Y2 JPS6029068 Y2 JP S6029068Y2 JP 8138279 U JP8138279 U JP 8138279U JP 8138279 U JP8138279 U JP 8138279U JP S6029068 Y2 JPS6029068 Y2 JP S6029068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- reel stand
- take
- reel
- drive roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Devices (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、歯車の噛合音を軽減したリール駆動機構に関
する。
する。
ビデオテープレコーダ等のテープ駆動機構は、通常、ア
イドラとリール台の転接関係を選択してテープの駆動方
向とテープの走行速度を変更している。
イドラとリール台の転接関係を選択してテープの駆動方
向とテープの走行速度を変更している。
しかし、アイドラをリール台に転接(圧接)せしめる場
合には回転トルクの伝達ロスが大きく大トルクの駆動源
を必要とする。
合には回転トルクの伝達ロスが大きく大トルクの駆動源
を必要とする。
而もアイドラは機構の簡素化のため停止モードであって
もアイドラを転接せしめる場合が多く、アイドラ外周に
装着したゴムバンドは、転接するリール台によって部分
的に変形されて回転トルクの伝達ムラを生ぜしめること
になる。
もアイドラを転接せしめる場合が多く、アイドラ外周に
装着したゴムバンドは、転接するリール台によって部分
的に変形されて回転トルクの伝達ムラを生ぜしめること
になる。
そこで斯る回転トルクの伝達上の問題を解消するためア
イドラとリール台を噛合せしめる構成が考えられる。
イドラとリール台を噛合せしめる構成が考えられる。
しかし特にリール台を高速駆動せしめる場合には、噛合
音が大きくなると云う不都合を生ずる。
音が大きくなると云う不都合を生ずる。
そこで本考案は、上述の噛合音を解消すべく、リール台
に噛合する駆動歯車を、軟質性の合成樹脂にて構成する
と共に、駆動軸に対する駆動歯車の固定を、駆動軸に確
実に固定され得る硬質の合成樹脂製の駆動ローラとの係
合によって実現したリール駆動機構を提案せんとするも
のである。
に噛合する駆動歯車を、軟質性の合成樹脂にて構成する
と共に、駆動軸に対する駆動歯車の固定を、駆動軸に確
実に固定され得る硬質の合成樹脂製の駆動ローラとの係
合によって実現したリール駆動機構を提案せんとするも
のである。
以下、本考案を図示せる一実施例に従い説明する。
本実施例はビデオテープレコーダのリール駆動機構に本
考案を採用するものであり、第1図は停止モードに於け
る本実施例機構の平面図、第2図は第1図のA−A’断
面図を顕わし図番1は供給リール台、2は巻取リール台
、3は停止モードと記録再生モードと早送りモードで前
記巻取リール台に噛合転接する軟質性の弾性を有する合
成樹脂(商品名:ペルプレン)製の駆動歯車、4は該駆
動歯車3に係合する硬質樹脂(商品名:ジュラコン)製
の駆動ローラ、5は該駆動ローラ4と共に駆動軸6を共
通に一体回転する駆動プーリ、7は外周にゴムベルト7
aを巻装して巻戻しモードでのみ前記供給リール台1及
び前記駆動ローラ4に転接する巻戻しアイドラ、8は前
記駆動軸6を回動自在に軸受けする支持レバー、9は巻
戻しモードでのみ図示矢印B方向に牽引駆動せしめられ
るソレノイドの牽引リンク、10は前記駆動歯車3と前
記巻取リール台2外周の噛合状態を維持するに十分な程
度に牽引力の弱い第1発条、11は前記駆動プーリ5に
回転を伝達する駆動ベルトをそれぞれ顕わす。
考案を採用するものであり、第1図は停止モードに於け
る本実施例機構の平面図、第2図は第1図のA−A’断
面図を顕わし図番1は供給リール台、2は巻取リール台
、3は停止モードと記録再生モードと早送りモードで前
記巻取リール台に噛合転接する軟質性の弾性を有する合
成樹脂(商品名:ペルプレン)製の駆動歯車、4は該駆
動歯車3に係合する硬質樹脂(商品名:ジュラコン)製
の駆動ローラ、5は該駆動ローラ4と共に駆動軸6を共
通に一体回転する駆動プーリ、7は外周にゴムベルト7
aを巻装して巻戻しモードでのみ前記供給リール台1及
び前記駆動ローラ4に転接する巻戻しアイドラ、8は前
記駆動軸6を回動自在に軸受けする支持レバー、9は巻
戻しモードでのみ図示矢印B方向に牽引駆動せしめられ
るソレノイドの牽引リンク、10は前記駆動歯車3と前
記巻取リール台2外周の噛合状態を維持するに十分な程
度に牽引力の弱い第1発条、11は前記駆動プーリ5に
回転を伝達する駆動ベルトをそれぞれ顕わす。
尚駆動歯車の材料としては、噛合音を解消し得る程度の
軟質性と、動力を伝達する歯車としての強度を有する程
度の弾性を必要とし、前述のベルプレンの他に、ナイロ
ン6や合皮ゴムの採用も考えられるが、ナイロン6に付
いては噛合音を十分軽減し得る程度の柔軟性がなく、ま
た合皮ゴムに付いては噛合に伴う摩擦力が大きく伝達ロ
スが無視できないため、何れもペルプレンに比しその性
能は劣る。
軟質性と、動力を伝達する歯車としての強度を有する程
度の弾性を必要とし、前述のベルプレンの他に、ナイロ
ン6や合皮ゴムの採用も考えられるが、ナイロン6に付
いては噛合音を十分軽減し得る程度の柔軟性がなく、ま
た合皮ゴムに付いては噛合に伴う摩擦力が大きく伝達ロ
スが無視できないため、何れもペルプレンに比しその性
能は劣る。
第2図に図示せる如く、本実施例の前記駆動プーリ5、
前記駆動ローラ4と前記駆動歯車3の組立構成は、前記
駆動軸6を前記駆動ローラ4に圧入固定し、該駆動ロー
ラ4上の突部4a・・・と前記駆動歯車3下部の突部3
a・・・を係合せしめた状態で前記駆動歯車3を遊嵌せ
しめEワッシャ12にて抜は止めを為し、前記駆動軸6
を前記支持レバー8に挿入した後、前記駆動軸6に前記
駆動プーリ5を嵌合せしめた状態で固定螺子13にて前
記駆動プーリ5の抜は止めと固定を為す組み立て構成で
あり、早送り及び記録再生モードでは、駆動ベルト11
−駆動プーリ5→駆動軸6→駆動ローラ4→駆動歯車3
→巻取リリール台2の伝達経路で前記巻取リール台2を
駆動し、巻戻モードでは前記牽引リンク8を図示矢印B
方向に駆動し、前記支持レバー8の反時方向への回動に
伴って前記駆動歯車3の噛合関係を解除すると共に巻戻
操作に連動する他の機構をして前記巻戻アイドラ7の支
持部材13.14及び第2発条15を変位せしめ前記供
給リール台1と前記巻戻しアイドラ7及び前記駆動ロー
ラ4を転接状態と為し、前記供給リール台1の高速駆動
を為している。
前記駆動ローラ4と前記駆動歯車3の組立構成は、前記
駆動軸6を前記駆動ローラ4に圧入固定し、該駆動ロー
ラ4上の突部4a・・・と前記駆動歯車3下部の突部3
a・・・を係合せしめた状態で前記駆動歯車3を遊嵌せ
しめEワッシャ12にて抜は止めを為し、前記駆動軸6
を前記支持レバー8に挿入した後、前記駆動軸6に前記
駆動プーリ5を嵌合せしめた状態で固定螺子13にて前
記駆動プーリ5の抜は止めと固定を為す組み立て構成で
あり、早送り及び記録再生モードでは、駆動ベルト11
−駆動プーリ5→駆動軸6→駆動ローラ4→駆動歯車3
→巻取リリール台2の伝達経路で前記巻取リール台2を
駆動し、巻戻モードでは前記牽引リンク8を図示矢印B
方向に駆動し、前記支持レバー8の反時方向への回動に
伴って前記駆動歯車3の噛合関係を解除すると共に巻戻
操作に連動する他の機構をして前記巻戻アイドラ7の支
持部材13.14及び第2発条15を変位せしめ前記供
給リール台1と前記巻戻しアイドラ7及び前記駆動ロー
ラ4を転接状態と為し、前記供給リール台1の高速駆動
を為している。
従って本考案によれば、停止モードで前記供給リール台
2に転接する駆動手段は駆動歯車3であるため転接力も
弱くて済み、ゴムベルトを配するアイドラに比し変形が
なく、テープの巻取トルクに変動及びロスを生ずる惧れ
かない。
2に転接する駆動手段は駆動歯車3であるため転接力も
弱くて済み、ゴムベルトを配するアイドラに比し変形が
なく、テープの巻取トルクに変動及びロスを生ずる惧れ
かない。
また歯車を軟質材料で構成するため特に早送りモードに
於ける噛合音はほとんど解消される。
於ける噛合音はほとんど解消される。
第1図は本考案の一実施例機構を示す平面図であり、第
2図は同図のA−A’断面図をそれぞれ顕わす。 主な図番の説明、2・・・・・・巻取リール台、6・・
・・・・駆動軸、4・・・・・・駆動ローラ、3・・・
・・・駆動歯車。
2図は同図のA−A’断面図をそれぞれ顕わす。 主な図番の説明、2・・・・・・巻取リール台、6・・
・・・・駆動軸、4・・・・・・駆動ローラ、3・・・
・・・駆動歯車。
Claims (1)
- 外周に歯車を形成する巻取リール台と、駆動軸に一体的
に固定された硬質材料より成る駆動ローラと、前記駆動
軸に嵌合した状態で前記駆動ローラに係合され停止モー
ド、記録再生モード、早送りモードに於て前記巻取リー
ル台に噛合する軟質材より成る駆動歯車をそれぞれ配し
て成るリール駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138279U JPS6029068Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | リ−ル駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138279U JPS6029068Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | リ−ル駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562157U JPS562157U (ja) | 1981-01-09 |
JPS6029068Y2 true JPS6029068Y2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=29314666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8138279U Expired JPS6029068Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | リ−ル駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029068Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP8138279U patent/JPS6029068Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562157U (ja) | 1981-01-09 |
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