JP2811251B2 - サンバイザーの取付構造 - Google Patents

サンバイザーの取付構造

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JP2811251B2
JP2811251B2 JP4075337A JP7533792A JP2811251B2 JP 2811251 B2 JP2811251 B2 JP 2811251B2 JP 4075337 A JP4075337 A JP 4075337A JP 7533792 A JP7533792 A JP 7533792A JP 2811251 B2 JP2811251 B2 JP 2811251B2
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roof rail
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロントルー
フレールに設けられる日除用のサンバイザーに関する。
【0002】
【従来技術】自動車用サンバイザーは、通常フロントウ
ィンドの上方のフロントルーフレールに貼り着くように
して格納され、使用時にはフロントウィンドの上部に折
り返して前方からの直射日光を遮ぎるかまたは、フロン
トウィンド側へ折り返した状態のサンバイザーをさらに
サイドウィンド側に旋回して側方からの日光を遮ぎるこ
とができる。
【0003】以上のような動作を可能にするため、サン
バイザーは、従来の例(実公昭62−3301号公報、実開平
1−145814号公報等)のように概ね長方形をした板状の
サンバイザー本体の側縁にL字状のホールドシャフトの
一片を嵌挿して本体がホールドシャフトに対して回動自
在に支持されるとともに、ホールドシャフトの他片をフ
ロントルーフレールの左右端部に回動自在に固着してサ
ンバイザー本体を旋回可能に支持している。
【0004】そして該ホールドシャフトによるサンバイ
ザーの基端側の支持とは反対側の自由端部にはホールド
シャフトと同軸の突起(またはホールドシャフトが本体
を貫いて露出した部分)が設けられ、フロントルーフレ
ールに別途突設されたフックに同突起部が係脱自在に係
合されるようになっている。
【0005】すなわち通常はサンバイザーの自由端の突
起はフックに係合されフロントルーフレールに貼り着く
ようにサンバイザーは格納され、使用時には突起がフッ
クに係合された状態でサンバイザー本体をフロントウィ
ンド上部に折り返して使用するが、さらに側方からの日
光に対しては突起をフックから外し、サンバイザー本体
をサイドウィンド側に旋回して使用する。
【0006】
【解決しようとする課題】従来サンバイザーの自由端を
係合するフックは、フロントルーフレールとは別物で特
に用意したフックをフロントルーフレールに取り付けて
いたので、フロントルーフレールからフックが突出して
いてデザインの一体感を損っていた。また部品点数が増
え、取付け工数も増加していた。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、デザイン上の一体感があり部
品点数を削減し構造が簡単で取り付け性の向上を図った
サンバイザーの取付構造を供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、進行方向前側のフロント
ルーフレールを一体成形する車両において、前記フロン
トルーフレールの中央に室内側へ突出する凸部を形成
し、同凸部の左右側方にサンバイザーの形状に対応した
凹部を形成し、前記フロントルーフレールの左右端部に
サンバイザーを回動自在に支持するホールドシャフトの
基端部を旋回自在に支持し、前記中央凸部の前端を前記
凹部側に膨出させるとともに、該膨出部の側壁に前記サ
ンバイザーの自由端部を係脱自在に係合支持する切欠き
を設け、かつサンバイザーの自由端部が当接するリブを
前記切欠き内部に一体的に設けたサンバイザーの取付構
造とした。
【0009】フロントルーフレールに中央凸部とその左
右のサンバイザーを収容する凹部を一体に形成するとと
もに、中央凹部の膨出部と凹部との段差側壁を利用して
サンバイザーの自由端部を係合支持する切欠きおよびそ
の内部にリブを一体に形成しているので、別体の部材を
用いずに全てフロントルーフレール自体に形成してお
り、部品点数が少なく構造が簡単であり、デザイン上す
っきりして一体感が得られる。
【0010】また特別にフックを用意する必要はなく部
品点数が削減でき、取り付け性も向上する。
【0011】
【実 施 例】以下図1ないし図10に図示した本発明の
一実施例について説明する。
【0012】本実施例は、オープンルーフの自動四輪車
1に適用されたもので、図1は同自動四輪車のルーフを
装着した状態を示し、図2は同ルーフ3をリアトランク
に格納した状態を示す。
【0013】該自動四輪車1は、2人乗りの2ドア型車
両で車体2からルーフ3を取り外し、トランク内に自動
的に収納することができるオープンルーフ車両である。
【0014】ルーフオープン時には、車体2の車室を構
成するもののうちフロントルーフレール4とリヤルーフ
レール5との間に架設されたルーフ3全体が取り外さ
れ、車室上方が全面に亘って開放され、車室前方はフロ
ントウィンド6とその周縁のフロントルーフレール4お
よびフロントピラー7が残り、車室後方はリヤルーフレ
ール5およびリヤピラー8とリヤウィンド9が残され
る。
【0015】したがってルーフ3を取外し、さらにサイ
ドウィンドを下げると車室上方の空間は側方まで連なり
大きな開放感が得られる。
【0016】図3は、ルーフを装着した状態の車室内を
示したもので、シート10の上方のルーフ3には、その左
右のドア11のサイドウィンド12との境界近傍にルーフサ
イドロックレバー15があり、後部中央にはルーフセンタ
ーハンドル16を有し、車体とリヤルーフレール5との係
脱およびルーフ収納の際のセッティング等を行うように
なっている。
【0017】ハンドル14の上方に位置するフロントルー
フレール4には、その左右にサンバイザー20がそれぞれ
貼り着くように嵌合されている。
【0018】運転席側のサンバイザー20の取付構造を図
4ないし図10に基づき以下説明する。
【0019】まずフロントルーフレール4は、図4に図
示するように一体成形された樹脂製である。図4は、車
室内から見上げる視線で見たフロントルーフレール4で
あり、横長で中央が矩形に車室方向に突出して凸部31を
形成し、その左右はサンバイザー20の形状に対応した凹
部32が形成され、下側縁は断面コ字状の突条33が凸部31
の下端が左右へ延出する形で形成されている。
【0020】左右の凹部32は、内側が中央凸部31の側壁
31aに仕切られ、下側は突条33の側壁33aに仕切られ、
外側と上側は開放されている。そして凹部32の外側縁下
端部に半長円状のさらに凹んだ凹部34があり、同凹部34
に切欠き35が形成されており、該凹部34に後記するサン
バイザー20のホルダーシャフト21を回動自在に支持する
保持具22が嵌着される。
【0021】一方凸部31の側壁31aと突条33の側壁33a
とで構成される角部は、逆に凹部32の内側へ膨出してお
り、同膨出部36は凸部31の上壁と同一面をなす上壁36a
と、凸部31の側壁31aから滑らかに屈曲して連なる左右
方向に指向した側壁36bおよび突条の側壁33aから滑ら
かに屈曲して連なる垂直方向に指向した側壁36cとから
概ね構成され、側壁36bと側壁36cとは滑らかな屈曲部
により連なっている。
【0022】図7ないし図9に図示するように上記膨出
部の側壁36bおよび側壁36cに切欠き37が形成され、同
切欠き37は左右方向に長い長孔37aを側壁36bの左右幅
一杯に形成して(図7参照)、垂直側壁36cには長孔37
aとの当接部分に適当な深さの凹み37bが形成されて、
該切欠き37は長孔37aと凹み37bとからなる。
【0023】そして凹み37bの底の位置に長孔37aに対
向してリブ38が上壁36aの内面から内側へ向け突出して
いて、リブ38の基端部で上壁36aとの角部に浅い円弧状
の溝39が形成されている。
【0024】この切欠き37にサンバイザー20の自由端部
が係合される。図5に示すようにサンバイザー本体は、
概ね横長の長方形状をなす板部材であり、図5に示す右
側サンバイザーにおいて、右側部は若干奥行方向へ屈曲
した延出部20aを有し、上端縁20bは、右側を膨出部20
aにかけて大きく切り欠く外側切欠き部20cを有すると
ともに、左端に滑らかに概ね矩形に切り欠いた内側切欠
き部20dが形成されている。
【0025】このサンバイザー本体の外側切欠き20cに
保持具22が位置して前記フロントルーフレール4の凹部
34に嵌着されるようになっており、同保持具22に基端側
シャフト21aを回動自在に支持されたL字状をしたホル
ダーシャフト21がその旋回する自由端側シャフト21bを
サンバイザー本体の上端縁20bに沿って嵌入し、嵌入し
たホルダーシャフト21の自由端側シャフト21bを軸に回
動自在にサンバイザー本体は支持される。
【0026】そしてサンバイザー本体の内側切欠き部20
dには、前記ホルダーシャフト21の自由端側シャフト21
bと同軸の円筒状突起23が突設されている。この突起23
がフロントルーフレール4の切欠き37に係合する。
【0027】すなわちホルダーシャフト21の基端側シャ
フト21aを軸にサンバイザー20を旋回して、サンバイザ
ー20の自由端側の突起23を膨出部36の切欠き37に嵌挿す
ると、突起23は内側のリブ38に当接して浅い円弧状の溝
39に嵌まり係合する。リブ38はこのようにストッパーの
役目も果す。
【0028】こうして突起23が切欠き37に係合された状
態で、サンバイザー本体はホルダーシャフト21の自由端
側シャフト21bおよび突起23を軸に回動し、フロントル
ーフレール4側に折り返すと、凹部32にサンバイザー本
体は嵌まり中央の凸部31と同一面となる。
【0029】サンバイザー20の突起23を係合する部分す
なわち膨出部36も凸部31と同一面にあるので、余計な突
出物がなくデザイン上の一体感があるすっきりした外観
を構成している。
【0030】そして前方からの直射日光を遮ぎるために
は、突起23を切欠き37に係合したままサンバイザー20を
下方へ回動してフロントウィンドの上部に折り返し翳す
ようにする(図10参照)。さらに突起23を切欠き27から
外しホルダーシャフト21の基端側シャフト21aを軸にサ
ンバイザー20をサイドウィンド6側に旋回すると、図10
に示すように側方からの日光を遮ぎることができる。
【0031】以上のように、本実施例は、サンバイザー
20の自由端側の突起23を係合するところの切欠き35をフ
ロントルーフレール4の中央凸部31の側縁に一体に設け
ていて特別にフックを突設することがないので、デザイ
ン的に一体感をもたせるとともに、部品点数を削減し取
付工数を減らすことができ、機能上は従来フックが突設
されるのと何ら異なることはない。なおサンバイザー20
とサンバイザー20の取付構造は左右ともに対称に構成さ
れている。
【0032】
【発明の効果】本発明は、フロントルーフレールの中央
凸部の左右側縁に切欠きを設け、サンバイザーの自由端
部を係脱自在に係合しているので、デザイン的に一体感
を有し、部品点数の削減と取付性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の自動四輪車の外観図で
ある。
【図2】オープンルーフ状態の同自動四輪車の外観図で
ある。
【図3】同自動四輪車の車室内を示す図である。
【図4】フロントルーフレールの斜視図である。
【図5】サンバイザーの正面図である。
【図6】同フロントルーフレールの一部正面図である。
【図7】図6におけるVII 矢視図である。
【図8】図6におけるVIII−VIII断面図である。
【図9】図6におけるIX−IX断面図である。
【図10】サンバイザーの動作を示す見取図である。
【符号の説明】
1…自動四輪車、2…車体、3…ルーフ、4…フロント
ルーフレール、5…リヤルーフレール、6…フロントウ
ィンド、7…フロントピラー、8…リヤピラー、9…リ
ヤウィンド、 10…シート、11…ドア、12…サイドウィンド、14…ハン
ドル、15…リヤサイドロックレバー、16…ルーフセンタ
ーハンドル、 20…サンバイザー、21…ホルダーシャフト、22…保持
具、23…突起、 27…切欠き、 31…凸部、32…凹部、33…突条、34…凹部、35…切欠
き、36…膨出部、37…切欠き、38…リブ、39…溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−50514(JP,U) 実開 昭54−51754(JP,U) 実開 平1−161921(JP,U) 実開 平3−52576(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向前側のフロントルーフレールを
    一体成形する車両において、前記フロントルーフレール
    の中央に室内側へ突出する凸部を形成し、同凸部の左右
    側方にサンバイザーの形状に対応した凹部を形成し、前
    記フロントルーフレールの左右端部にサンバイザーを回
    動自在に支持するホールドシャフトの基端部を旋回自在
    に支持し、前記中央凸部の前端を前記凹部側に膨出させ
    るとともに、同膨出部の側壁に前記サンバイザーの自由
    端部を係脱自在に係合支持する切欠きを設け、かつサン
    バイザーの自由端部が当接するリブを前記切欠き内部に
    一体的に設けたことを特徴とするサンバイザーの取付構
    造。
JP4075337A 1992-02-26 1992-02-26 サンバイザーの取付構造 Expired - Fee Related JP2811251B2 (ja)

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JPS5649785Y2 (ja) * 1977-09-19 1981-11-20
JPH01161921U (ja) * 1988-04-28 1989-11-10
JP3052576U (ja) * 1997-09-16 1998-09-29 雅則 土田 広告媒体としての利用もできる不快感を取る為の紙製携 帯用使い捨てスリッパシートカバー
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