JP2810482B2 - ファンコンベクター - Google Patents

ファンコンベクター

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JP2810482B2
JP2810482B2 JP2090903A JP9090390A JP2810482B2 JP 2810482 B2 JP2810482 B2 JP 2810482B2 JP 2090903 A JP2090903 A JP 2090903A JP 9090390 A JP9090390 A JP 9090390A JP 2810482 B2 JP2810482 B2 JP 2810482B2
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恒雄 尾串
久純 山岸
正志 笠原
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Sanyo Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明はファンコンベクター本体に内蔵された熱交
換器の温水出入口管を接続チューブを介して温水供給設
備に連絡するようにしたファンコンベクターに関する。
(ロ)従来の技術 この種のファンコンベクターとして、例えば実開昭55
−178616号公報に開示されているように、熱交換器を内
蔵するファンコンベクター本体の背面もしくは側面に開
口があり、この開口から熱交換器の温水出入口管を外部
に突出させ、この温水出入口管を接続チューブを介して
温水供給設備に連絡するようにしたものが知られてい
る。このものでは、温水出入口管と接続チューブとの接
続をファンコンベクター本体の外部で簡単に行える利点
がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述したファンコンベクターでは、温
水出入口管と接続チューブとの連結部が外部に露出する
ため、温水出入口管に人が触れ、火傷を負う危険性があ
るばかりでなく、外観を損う心配があった。また、室内
の埃が開口を通ってファンコンベクター本体内に入り、
熱交換器の目詰まりの原因になる心配があった。さらに
また、温水出入口管を介して熱交換器に外力が加わり、
熱交換器を損傷する心配があるため、温水出入口管を固
定バンドを用いてファンコンベクター本体に固定しなけ
ればならず、この作業が煩わしいものであった。
この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであ
り、熱交換器の配管作業がファンコンベクター本体の外
部で行えるようにしたものにおいて、外観や安全性を損
うことがないようにしつつ、組付け作業性に優れたファ
ンコンベクターを提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明では、熱交換器を内蔵するファンコンベクタ
ー本体の背面もしくは側面に開口があり、この開口から
熱交換器の温水出入口管を外部に突出させ、この温水出
入口管を接続チューブを介して温水供給設備に連絡する
ようにしたファンコンベクターにおいて、開口を覆うよ
うにその開口の周縁に取付けられ、温水出入口管挿通用
の切欠きが一端部に設けられるとともに、その切欠きの
近傍位置に前記開口の縁部内側へ差し込まれる突片が設
けられ、かつ、他端部が開口の周縁にビス等の締着具で
締着された中蓋と、この中蓋を覆うようにその中蓋の周
縁に取付けられ、温水出入口管と接続チューブとの連結
部を隠す配管カバーとを備えた構成である。
(ホ)作 用 このように構成すると、ファンコンベクター本体の開
口周縁に中蓋を取付けることによって埃が開口からファ
ンコンベクター本体内に入るのを阻止できるばかりでな
く、温水出入口管が中蓋の切欠きに挿通され、開口周縁
部と中蓋との間に挾持されるため、温水出入口管を別途
に固定することなく、外力が温水出入口管を介して熱交
換器に及ばないようにできる。また、温水出入口管と接
続チューブとの連結部が配管カバーによって隠されるた
め、人が温水出入口管に触れたり、連結部が露出して外
観を損う心配もなく、しかも、中蓋は一端部に設けられ
た突片を開口の縁部内側に差し込むだけで、切欠きへ温
水出入口管を挿通させることが可能となる上、突片とは
反対側の他端部をビス等の締着具にて締着することによ
り、少ない締着具で容易に、かつ、確実に本体へ組付け
ることができる。
(ヘ)実施例 以下、この発明を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図ないし第4図において、(1)は熱交換器及び
ファン(何れも図示せず)を内蔵するファンコンベクタ
ー本体、(F)はファンコンベクター本体(1)を支持
する脚体である。ファンコンベクター本体(1)の前面
(1A)にはフィルター(図示せず)を有する空気吸込口
(2)と空気吹出口(3)とが上下に設けられ、両側面
(1B)(1C)上部には把手(4)が設けられ、天面(1
D)には操作部(P)が設けられている。また、側面(1
C)寄りの背面(1E)には縦長の長方形状の開口(5)
があけられ、この開口(5)から熱交換器の温水入口管
(6)及び温水出口管(7)が外部に突出されている。
また、開口(5)には温水入口管(6)及び温水出口管
(7)の形状に合わせた半円状の切欠き(8A)(8B)が
上縁に連続形成され、この開口(5)の下部両側縁には
切欠き(9A)(9B)が連続形成されている。(10)は切
欠き(8A)(8B)(9A)(9B)を除いた開口(5)のほ
ぼ全面を覆う大きさの中蓋である。この中蓋(10)の上
部には断面L形の突片(11)が一体形成されているとと
もに、温水入口管(6)及び温水出口管(7)の形状に
合わせた半円状の切欠き(12A)(12B)が設けられてい
る。また、中蓋(10)の中央部には鳩目ゴム(13)を取
付けるための透孔(14)が設けられ、中蓋(10)の下部
にはビス穴(15)が設けられている。そして、この中蓋
(10)は突片(11)を開口(5)の上縁内側へ差し込
み、下部をビス(16)で止めることによって開口(5)
の周縁に取付けられている。(17)は温水入口管(6)
及び温水出口管(7)と、壁面(18)に埋め込まれた温
水コンセント(温水供給設備)(19)とを連絡する可撓
性の接続チューブであり、この接続チューブ(17)には
温水入口管(6)及び温水出口管(7)にそれぞれ接続
される往管(17A)及び戻り管(17B)と、ファンコンベ
クター及び室外機(図示せず)間の電気信号が流れるユ
ニット間コード(17C)と、これらを被覆する被覆チュ
ーブ(17D)とを備えている。そして、ファンコンベク
ター側では接続チューブ(17)の往管(17A)、戻り管
(17B)及びユニット間コード(17C)を露出させてあ
り、往管(17A)及び戻り管(17B)はそれぞれ温水入口
管(6)及び温水出口管(7)のひも出し加工が施され
た突出端にホースバンド(18)によって連結されてい
る。また、ユニット間コード(17C)は鳩目ゴム(13)
を通してファンコンベクター本体(1)内に導入され、
操作部(P)に接続されている。また、接続チューブ
(17)の他端には温水コンセント(19)の温水入口(19
A)、温水出口(19B)及び電気信号端子(19C)と着脱
自在なアダプター(20)が設けられている。(21)は温
水入口管(6)及び温水出口管(7)と接続チューブ
(17)との連結部を隠す箱状の配管カバーであり、接続
チューブ(17)を導出するために下面が開放されてい
る。また、配管カバー(21)の上部にはビス穴(22)を
有するフランジ(23)が一体形成され、配管カバー(2
1)の下部両側縁には突片(24A)(24B)が一体形成さ
れている。この配管カバー(21)は切欠き(9A)(9B)
に突片(24A)(24B)を挿入しつつ、ビス穴(22)(2
5)にビス(26)を螺合させることによって中蓋(10)
の周縁に取付けられている。
本実施例によれば、温水入口管(6)及び温水出口管
(7)を突出させるための開口(5)が中蓋(10)で覆
われているため、埃が開口(5)を通ってファンコンベ
クター本体(1)内に入るのを阻止でき、熱交換器に目
詰まりを生じないようにできる。また、温水入口管
(6)及び温水出口管(7)が切欠き(8A)(8B)と切
欠き(12A)(12B)とに挿通され、中蓋(10)を開口
(5)の周縁に取付けることによって開口(5)の上縁
部と中蓋(10)との間に挾持されるので、接続チューブ
(17)を介して温水入口管(6)及び温水出口管(7)
に外力が加わっても、外力が熱交換器に及ばないように
でき、温水入口管(6)及び温水出口管(7)専用の固
定部品が不要になる。また、温水入口管(6)及び温水
出口管(7)と接続チューブ(17)との連結部が配管カ
バー(17)によって隠されるので、人が温水入口管
(6)及び温水出口管(7)に触れて火傷を負ったり、
連結部が露出して外観を損う心配もない。さらにまた、
配管カバー(21)と中蓋(10)はそれぞれビス1本ずつ
で着脱でき、ファンコンベクター本体(1)内の点検作
業が容易に行えるばかりでなく、配管カバー(21)の左
右両側縁にフランジを設ける必要がないので、配管カバ
ー(21)の横寸法が小さくて済み、開口(5)を背面の
一側に寄せて設けることができる。
尚、上述した実施例では、開口(5)がファンコンベ
クター本体(1)の背面(1E)に設けられているが、開
口(5)を側面(1B)または(1C)に設けるようにして
も良い。
(ト)発明の効果 この発明は以上の説明から明らかなように、熱交換器
を内蔵するファンコンベクター本体の背面もしくは側面
に開口があり、この開口から熱交換器の温水出入口管を
外部に突出させ、この温水出入口管を接続チューブを介
して温水供給設備に連絡するようにしたファンコンベク
ターにおいて、開口を覆うようにその開口の周縁に取付
けられ、温水出入口管挿通用の切欠きが一端部に設けら
れるとともに、その切欠きの近傍位置に前記開口の縁部
内側へ差し込まれる突片が設けられ、かつ、他端部が開
口の周縁にビス等の締着具で締着された中蓋と、この中
蓋を覆うようにその中蓋の周縁に取付けられ、温水出入
口管と接続チューブとの連結部を隠す配管カバーとを備
えた構成であるから、次のような効果を奏する。
熱交換器の温水出入口管と接続チューブをファンコン
ベクター本体の外部で連結できるようにしつつ、埃によ
って熱交換器が目詰まりしたり、熱交換器に外力が加わ
るのを防止できるばかりでなく、連結部が露出しないよ
うにして火傷を防止できるとともに、外観を損なわない
ようにできる。
中蓋は、それの一端部に設けられた突片を開口の縁部
内側に差し込むだけで、切欠きへ温水出入口管を挿通さ
せることが可能となる上、突片とは反対側の他端部をビ
ス等の締着具にて締着することにより、少ない締着具で
容易に、かつ、確実に本体へ組付けることができるた
め、中蓋への温水出入口管の挿通作業やファンコンベク
ター本体への中蓋の組付け作業を簡便となせる。
【図面の簡単な説明】
図は何れもこの発明の一実施例に関するものであり、第
1図はファンコンベクターの設置状態を示す斜視図、第
2図はファンコンベクターの背面部の分解斜視図、第3
図は同じく断面図、第4図は配管カバーを外した状態で
の要部背面図である。 (1)……ファンコンベクター本体、(5)……開口、
(6)……温水入口管、(7)……温水出口管、(10)
……中蓋、(11)……突片、(12A)(12B)……切欠
き、(16)……ビス(締着具)、(17)……接続チュー
ブ、(21)……配管カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−285722(JP,A) 実開 昭63−2012(JP,U) 実開 昭61−55642(JP,U) 実開 平3−99598(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 3/00 F24D 3/10 F24D 19/00 F24D 19/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器を内蔵するファンコンベクター本
    体の背面もしくは側面に開口があり、この開口から熱交
    換器の温水出入口管を外部に突出させ、この温水出入口
    管を接続チューブを介して温水供給設備に連絡するよう
    にしたファンコンベクターにおいて、開口を覆うように
    その開口の周縁に取付けられ、温水出入口管挿通用の切
    欠きが一端部に設けられるとともに、その切欠きの近傍
    位置に前記開口の縁部内側へ差し込まれる突片が設けら
    れ、かつ、他端部が開口の周縁にビス等の締着具で締着
    された中蓋と、この中蓋を覆うようにその中蓋の周縁に
    取付けられ、温水出入口管と接続チューブとの連結部を
    隠す配管カバーとを備えたことを特徴とするファンコン
    ベクター。
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