JP2810222B2 - エレベータ用ガイドシユー - Google Patents
エレベータ用ガイドシユーInfo
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- JP2810222B2 JP2810222B2 JP2247524A JP24752490A JP2810222B2 JP 2810222 B2 JP2810222 B2 JP 2810222B2 JP 2247524 A JP2247524 A JP 2247524A JP 24752490 A JP24752490 A JP 24752490A JP 2810222 B2 JP2810222 B2 JP 2810222B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- shoe
- frame
- elevator
- guide device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/04—Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
- B66B7/047—Shoes, sliders
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
レールにシューを摺動させて乗かごを案内するようにし
たエレベーター用案内装置に関する。
かご枠の上下左右に設けられ、垂直に敷設されたガイド
レールに係合させることにより、乗かごの昇降を案内し
ている。
−19584号公報,特開昭61−197385号公報,実公昭59−4
0375号公報に記載のように、ガイドレールに摺動するガ
イドシューを係合させ、このガイドシューをかご枠に防
振ゴムを介して支持するものがある。
シューとガイドレールとの摩擦により、防振ゴムが変形
してある瞬間には乗かごに遅れてシューが追従して移動
し、またある瞬間には防振ゴムの復元力によりシューが
瞬間的に定位置に戻る。このシューの遅れと戻りの繰返
しがステックスリップとなり、その結果、異常振動や騒
音が発生し、それが乗かごの伝わって乗客に不快感を与
える問題があった。
得るエレベータ用案内装置を提供することにある。
字状のシュー部材と、このシュー部材の外周部に間隔を
もって配置され乗かごに取付けられた枠体と、この枠体
と前記シュー部材との間に跨って設けた防振ゴムとを備
えたエレベータ用案内装置において、前記枠体と前記シ
ュー部材との間を、乗かご昇降方向のみ固定する連結部
材で連結したことで達成される。
材との間は、その間隔方向には何等規制されていないの
で、その間隔方向の相対変位によって防振ゴムは変形し
て従来通り横方向の振動を低減し、一方、前記連結部材
は乗かご昇降方向には枠体とシュー部材間を固定してい
るので、乗かごの昇降と同時にシュー部材が移動するこ
とになるので、前記防振ゴムは変形されることはなく、
ステックスリップの発生はなくなり、乗客に不快感を与
える問題はなくなる。
って説明する。乗かご1はロ字状に形成されたかご枠2
とこのかご枠2に支持されたかご室3とより構成されて
おり、かご枠2の上下左右に設けられた案内装置4を垂
直に敷設されたガイドレール5に沿わせて乗かご1の昇
降を案内している。
ガイドレール5に係合して摺動する段面コ字状のシュー
7と、このシュー7を嵌着する同様な断面コ字状のシュ
ー支え部材6と、このシュー7の上下部の外周に係合す
る押え金具8と、この押え金具8をシュー支え部材6の
上下端部に固定するボルトB1とからなるシュー部材SMを
主要構成としている。
側には防振ゴム9が夫々位置している。この防振ゴム9
は、両側に取付板9a,9bを有しており、一方の取付板9a
をボルトB2によって両脚部6a,6bの外側面に夫々固定し
ている。
状の枠体10が乗かご1のかご枠2に固定されている。こ
の枠体10のコ字状の両脚部10a,10bには夫々横方向に開
口する溝10Gが形成されており、この溝10Gに防振ゴム9
を挿入して他方の取付板9bを前記両脚部10a,10bの外側
に位置させている。この状態で、ボルトB3,B4,ナット11
により取付板9bの下方を両脚部10a,10bの外側に固定し
ている。
用案内装置と同じであるが、本実施例による案内装置4
は、さらに、前記枠体10と前記シュー部材SMとの間を、
乗かご昇降方向のみ固定する連結部材で連結したのであ
る。
は防振ゴム9が変形せずに、シュー部材SMと枠体10が一
緒に移動するようになり、また、横方向には防振ゴム9
が変形してシュー部材SMと枠体10が間隔を変えて相対変
位できるようになるのである。
SMと枠体10に設けた連結部材は、板面を乗かご昇降方向
に平行にして断面コ字状に折曲げられた板ばね12であ
り、断面コ字状の両脚部12a,12bは、前記ボルトB4によ
って前記防振ゴム9の取付板9bと共に枠体10の両脚部10
a,10bの上部に固定し、断面コ字状の底部12cはシュー部
材SMのシュー支え部材6の底部6cにボルトB5によって固
定したのである。
平行にしているので、乗かご昇降方向には変形しないで
ばね効果を発揮せず、横方向には板ばね12の脚部12a,12
bと底部12c間の弾性変形によってばね効果を発揮するの
である。
を、上昇方向に駆動すると、ガイドレール5との摩擦に
よりシュー7はその場に留まろうとするが、シュー7は
シュー支え部材6,板ばね12,枠体10を介して乗かご1に
連結固定されることになるので、乗かご1の移動と同時
に強制的に持ち上げられるようにして移動し始める。そ
のため、防振ゴム9の変形はなくステックスリップの発
生はない。
乗かごに引っ張られて同時に下降し始めるので、防振ゴ
ム9の変形はなく同様にステックスリップの発生はな
い。
シュー7とは相対位置を保ったまま同速度で減速して同
速度で停止するので、防振ゴム9の変形はなく同様にス
テックスリップの発生はない。
位に対しては、前記板ばね12が容易に弾性変形するの
で、前記防振ゴム9を変形させて防振作用を発揮する。
た板ばね12は、前記枠体10と前記シュー部材SMとの乗か
ご昇降方向の相対変位を許容せず、前記枠体10と前記シ
ュー部材SM間を乗かご昇降方向のみ固定する連結部材と
なる。
クスリップを防止し得るエレベータ用案内装置を得るこ
とができる。
1図の正面図、第3図は第2図の構成のシューとシュー
支え部材を一体的に表示した斜視図、第4図はエレベー
タの乗かごの全体図である。 1……乗かご、2……かご枠、4……案内装置、6……
シュー支え部材、7……シュー、SM……シュー部材、9
……防振ゴム、10……枠体、12……板ばね。
Claims (1)
- 【請求項1】ガイドレールと摺動する断面コ字状のシュ
ー部材と、このシュー部材の外周部に間隔をもって配置
され乗かごに取付けられた枠体と、この枠体と前記シュ
ー部材との間に跨って設けた防振ゴムとを備えたエレベ
ータ用案内装置において、前記枠体と前記シュー部材と
の間を、乗かご昇降方向のみ固定する連結部材で連結し
たことを特徴とするエレベータ用案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247524A JP2810222B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | エレベータ用ガイドシユー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247524A JP2810222B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | エレベータ用ガイドシユー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129984A JPH04129984A (ja) | 1992-04-30 |
JP2810222B2 true JP2810222B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17164777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2247524A Expired - Fee Related JP2810222B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | エレベータ用ガイドシユー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810222B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130126278A1 (en) * | 2010-08-16 | 2013-05-23 | Kone Corporation | Sliding guide shoe and an elevator provided with a sliding guide shoe |
CN106542409A (zh) * | 2015-09-21 | 2017-03-29 | 合肥市迅立达电梯有限公司 | 一种箱式电梯的升降机构 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002362857A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのかご床装置 |
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-
1990
- 1990-09-19 JP JP2247524A patent/JP2810222B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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CN106542409B (zh) * | 2015-09-21 | 2018-10-16 | 合肥市迅立达电梯有限公司 | 箱式电梯的升降机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04129984A (ja) | 1992-04-30 |
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Legal Events
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