JPS5820614Y2 - エレベ−タの案内装置 - Google Patents
エレベ−タの案内装置Info
- Publication number
- JPS5820614Y2 JPS5820614Y2 JP17416477U JP17416477U JPS5820614Y2 JP S5820614 Y2 JPS5820614 Y2 JP S5820614Y2 JP 17416477 U JP17416477 U JP 17416477U JP 17416477 U JP17416477 U JP 17416477U JP S5820614 Y2 JPS5820614 Y2 JP S5820614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- elevator
- guide rail
- guide device
- shoe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエレベータ用ローラガイドに関するものである
。
。
第１図、第２図に示す如く、乗りかと１の重心位置Ｇ以
外、例えばＡ点を吊るエレベータ、すなわち偏荷重の大
きいエレベータの乗りかと１の上下にある案内装置２は
常時、水平方向の荷重Ｐを受ける。
外、例えばＡ点を吊るエレベータ、すなわち偏荷重の大
きいエレベータの乗りかと１の上下にある案内装置２は
常時、水平方向の荷重Ｐを受ける。
このような場合、案内装置としてガイドシュウを用いる
と、ガイドシュウ１ヶ当り数百キログラムの偏荷重を受
けることになり、走行中に振動が発生し、乗心地が悪く
なるので一般には、第１〜３図に示すように、ローラに
よる案内装置２を使用している。
と、ガイドシュウ１ヶ当り数百キログラムの偏荷重を受
けることになり、走行中に振動が発生し、乗心地が悪く
なるので一般には、第１〜３図に示すように、ローラに
よる案内装置２を使用している。
すなわち、偏荷重Ｐのかかる方向と、それに直角な方向
とにローラ３，３ａｋ偏えたものである。
とにローラ３，３ａｋ偏えたものである。
しかし、この場合ローラ３゜３ａとガイドレール４との
間には、ころがり摩擦のみしか作用せず、摩擦抵抗とし
ては非常に小さく、乗かご走行時や、停止時に、ロープ
５がバネの作用をし、乗かと１は第１図に示す振動特性
（点線による曲線）の如く、いつ曾でも上下振動を繰返
し、乗心地に悪影響を及ぼすという欠点がある。
間には、ころがり摩擦のみしか作用せず、摩擦抵抗とし
ては非常に小さく、乗かご走行時や、停止時に、ロープ
５がバネの作用をし、乗かと１は第１図に示す振動特性
（点線による曲線）の如く、いつ曾でも上下振動を繰返
し、乗心地に悪影響を及ぼすという欠点がある。
本考案の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、乗心地
を改善したローラによる案内装置を提供することにある
。
を改善したローラによる案内装置を提供することにある
。
以ドに、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する
。
。
第４図、第５図に訟いて、ローラ３．３ａは従来の第１
図の場合と同じ構成である。
図の場合と同じ構成である。
このローラ３．３ａの取付板６上に、ローラ３に対抗し
ガイドレール４を挾んで力Ｐの働く方向に防振装置ｌを
設ける。
ガイドレール４を挾んで力Ｐの働く方向に防振装置ｌを
設ける。
この防振装置７Ｉｆｉシユウ８、案内棒９、圧縮ばね１
０および案内板１１などよ多構成したものである。
０および案内板１１などよ多構成したものである。
即ち高分子ポリエチレンあるいはナイロン板によるシュ
ウ８を丸棒による案内棒９の短形断面部９ａの先端につ
けた取付板１２にねじで固定する。
ウ８を丸棒による案内棒９の短形断面部９ａの先端につ
けた取付板１２にねじで固定する。
さらにこの一体にしたシュウ８と案内棒９を、圧縮ばね
１０を挿入しながら、案内板１１の両端に一方は円形、
他方は短形にあけた穴１１ａ、１１ｂに挿入する。
１０を挿入しながら、案内板１１の両端に一方は円形、
他方は短形にあけた穴１１ａ、１１ｂに挿入する。
圧縮ばね１０は案内棒９のねじ９ｂにはめたナツト９ｃ
によりその圧力を所定の値に調整する。
によりその圧力を所定の値に調整する。
このようにしてなる案内装置２ａを、第６図に示すよう
に、エレベータの乗かと１の上、下に取付板６によって
固定する。
に、エレベータの乗かと１の上、下に取付板６によって
固定する。
乗かと１はシリンダ１２の上下動に応じてロープ５を介
して、案内装置２ａに案内されながら上昇下降する。
して、案内装置２ａに案内されながら上昇下降する。
このとき案内装置はつぎのように作用して乗かご１の上
下振動を阻止する。
下振動を阻止する。
シュウ８は圧縮ばね１０によつて所定の圧力でガイドレ
ール４に押え付けられている。
ール４に押え付けられている。
この押圧力は、乗りかご自重、積載荷重、ロープ長等の
条件に応じて、ナラ）９ｃによりばね圧を変えるか、あ
るいは、ばね定数の異なるばねを使用することにより調
整することができる。
条件に応じて、ナラ）９ｃによりばね圧を変えるか、あ
るいは、ばね定数の異なるばねを使用することにより調
整することができる。
さらに、とのシュウ８は、案内板１１０両端の穴１１ａ
、ｌｌｂによって案内棒９の長手方向に動くことができ
、ガイドレール４の曲がりやガイドレール結合部の段差
を逃げることができる。
、ｌｌｂによって案内棒９の長手方向に動くことができ
、ガイドレール４の曲がりやガイドレール結合部の段差
を逃げることができる。
シュウ８はこのように、常にガイドレール４に適切な力
で押えつけられている。
で押えつけられている。
このため乗りかと１がガイドレール４に沿って上昇、下
昇あるいは、停止する時に、偏荷重をローラ３，３ａが
支え、シュウ８は、ガイドレール４とのすベシ摩擦によ
り１適切な減衰効果を生み出し、第７図に実線で示す振
動特性の如くかごを走行時あるいは停止時の上下の揺れ
を小さくし、乗心地を改善することにｉる。
昇あるいは、停止する時に、偏荷重をローラ３，３ａが
支え、シュウ８は、ガイドレール４とのすベシ摩擦によ
り１適切な減衰効果を生み出し、第７図に実線で示す振
動特性の如くかごを走行時あるいは停止時の上下の揺れ
を小さくし、乗心地を改善することにｉる。
乗かとによυ大きな偏荷重が生じる場合はローラによる
案内装置が必要であるが、反って走行抵抗が低下し、乗
かどの振動が減衰しにくくなる場合に１本考案による摩
擦式の防振装置を併用することにより、容易に振動を減
衰せしめることができるわけである。
案内装置が必要であるが、反って走行抵抗が低下し、乗
かどの振動が減衰しにくくなる場合に１本考案による摩
擦式の防振装置を併用することにより、容易に振動を減
衰せしめることができるわけである。
尚、一般にローラによらず板などによるガイドシュウを
用いた案内装置があるが、これはガイドが主目的で、乗
かごによる偏心荷重がかかるときはこのガイドシュウが
それを負担するので走行抵抗が犬となり、このような方
法一般に採用されないものである。
用いた案内装置があるが、これはガイドが主目的で、乗
かごによる偏心荷重がかかるときはこのガイドシュウが
それを負担するので走行抵抗が犬となり、このような方
法一般に採用されないものである。
以上述べたように、本考案により、エレベータ走行中の
異常振動はもちろんのこと、停止時に発生する乗かどの
上下振動をなくシ、乗客に与える不快感を取り去ること
ができるものである。
異常振動はもちろんのこと、停止時に発生する乗かどの
上下振動をなくシ、乗客に与える不快感を取り去ること
ができるものである。
第１図は従来のローラによる案内装置を用いたエレベー
タの概略正面図、第２図は第１図の上面図、第３図は第
２図の要部詳細図、第４図は本考案による案内装置の第
３図に相当する図、第５図は第４図の正面図、第６図は
本考案による案内装置を用いた油圧エレベータの概略正
面図、第７図は従来と本考案による案内装置とを用いた
場合の乗かごの振動特性を示す図。 １・・・・・・乗かこ１２・・・・・・案内装置、３，
３ａ・・・・・・ローラ、７・・・・・・防振装置、８
・・・・・・シュウ、９・・・・・・案内棒、１０・・
・・・・圧縮ばね、１１・・・・・・案内板、Ｇ・・・
・・・乗かご重心位置。
タの概略正面図、第２図は第１図の上面図、第３図は第
２図の要部詳細図、第４図は本考案による案内装置の第
３図に相当する図、第５図は第４図の正面図、第６図は
本考案による案内装置を用いた油圧エレベータの概略正
面図、第７図は従来と本考案による案内装置とを用いた
場合の乗かごの振動特性を示す図。 １・・・・・・乗かこ１２・・・・・・案内装置、３，
３ａ・・・・・・ローラ、７・・・・・・防振装置、８
・・・・・・シュウ、９・・・・・・案内棒、１０・・
・・・・圧縮ばね、１１・・・・・・案内板、Ｇ・・・
・・・乗かご重心位置。
Claims (1)
- 乗かどの重心よう偏心した位置を吊り上げられるるエレ
ベータかとをローラによりガイドレールに沿って案内す
るものにおいて、案内板によシ案内される案内棒の先端
につけた高分子ポリエチレンまたはナイロンなどのプラ
スチック板製のシュウとこのシュウを前記ガイドレール
に押しつけるばねとよりなる振動防止装置を前記ローラ
に対抗しガイドレールを挾んで設けたことを特徴とする
エレベータの案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17416477U JPS5820614Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | エレベ−タの案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17416477U JPS5820614Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | エレベ−タの案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5499262U JPS5499262U (ja) | 1979-07-13 |
| JPS5820614Y2 true JPS5820614Y2 (ja) | 1983-04-28 |
Family
ID=29180519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17416477U Expired JPS5820614Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | エレベ−タの案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820614Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6211893Y2 (ja) * | 1978-04-22 | 1987-03-23 |
-
1977
- 1977-12-26 JP JP17416477U patent/JPS5820614Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5499262U (ja) | 1979-07-13 |
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