JP2808385B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学系を固定させて、
原稿の移動により露光を行なわせる原稿送り装置を備え
た複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光ガラス上に載置された原稿に対して
光学系を移動させて露光を行わせる複写機において、固
定された光学系に対して原稿を移動させることにより露
光を行なわせる原稿送り装置を備えたものがある。
【0003】この原稿送り装置は、図6に示すように、
原稿を循環させる方式のもので、原稿載置部1、供給搬
送部2、第一、第二プラテンローラ3,4、反転搬送部
5、および返還搬送部6を備えている。
【0004】原稿載置部1には、原稿を載置する原稿ホ
ッパ7から原稿を給紙するサクションベルト8が設けら
れている。
【0005】第一、第二プラテンローラ3,4は、複写
機本体の上部に配された露光ガラス10上面にばねによ
り圧接されており、プラテンローラ3,4と露光ガラス
10の間に原稿を挟み、原稿の露光搬送を行っている。
【0006】露光ガラス10の下方には、ランプ11、
反射鏡12、ミラー等からなる光学系が配されている。
【0007】各搬送部2,5,6は、それぞれ搬送路1
3および搬送ローラ14を備えており、原稿ホッパ7か
ら第一、第二プラテンローラ3,4を経て、原稿ホッパ
7に戻る循環経路を形成している。
【0008】そして、プラテンローラ3,4がガラス表
面に圧接し、このプラテンローラ3,4とガラス面との
間を原稿が通過し、この通過中にランプとミラーを含む
光学系により原稿が露光され、感光ドラム上に結像され
る。
【0009】また、他の原稿送り装置として、特公昭5
9−27892号公報には、プラテンに対して移動自在
に設けられた規制部材が記載されており、手動で原稿を
プラテン上に置く場合には所定の場所に正確に置くこと
ができると共に、原稿自動送り手段で原稿を破損するこ
となくプラテンに沿って確実に排出できる。ただし、原
稿はプラテン上に固定され、光学系の移動により露光さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、前者の場合、原稿がプラテンローラと露光ガラスの
間を通過するため、露光ガラス面が強く原稿とこすれ
る。また、原稿がないときもプラテンローラとこすれる
ため、露光ガラス表面に細かな摩擦傷が発生する。これ
によって、露光時に原稿面がぼけたり、傷となって表れ
るといった不具合となっていた。
【0011】この傷を防止するための手段としては、プ
ラテンローラの露光ガラスへの圧接力を下げる方法とプ
ラテンローラの表面の摩擦抵抗を下げるといった方法が
通常考えられる。
【0012】しかし、この手段においては、原稿の搬送
力が低下すると共に、プラテンローラと原稿とのすべり
等によって、感光体ドラムとの同期がずれるという不具
合が発生する。以上のように、プラテンローラが露光ガ
ラス面にこする限り、本来の原稿移動による露光方式の
欠点を解決することが不可能であった。
【0013】また、従来は露光ガラス面にプラテンロー
ラを圧接するために、プラテンローラを圧接方向に可動
自在にした上で、露光ガラス面にばねで圧接する必要が
あり、プラテンローラの駆動時にローラは駆動力による
圧力バランスがくずれ、原稿の斜め送りの原因となるこ
ともあった。
【0014】また、プラテンローラは、ABS等の一般
樹脂や塗装板金が使用されているが、露光ガラス面との
摩擦により、一般の樹脂材料では、摩耗や摩擦熱により
表面が溶けたり、塗料がはげる。そのため、表面の摩
耗、溶融や塗装面の傷つきにより、プラテンローラによ
る搬送力が低下する。
【0015】しかも、摩擦抵抗が高くなり、プラテンロ
ーラを回転させる駆動力を大きくする必要が生じ、モー
タの大型化等のコストアップとなる。
【0016】後者の場合、原稿がプラテンにこすられる
ことにより、原稿が汚れたり、プラテンに摩擦傷がつく
ことがある。
【0017】また、プラテンと非規制位置にある規制部
材との間に、隙間が生じるため、原稿が搬送されると
き、この隙間にひっかかり、原稿つまりの原因となるこ
とがある。
【0018】本発明は、上記に鑑み、プラテンローラに
よる露光ガラスへの傷を防ぎながら、安定した原稿の搬
送力を確保できる画像形成装置の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1,2によ
る課題解決手段は、図1,2の如く、露光ガラス40上
の原稿Dを露光する光学系41と、露光ガラス40に対
して開閉自在とされた原稿カバー50とが設けられ、原
稿カバー50に、露光ガラス40の一側にある露光部E
に対して原稿Dを移動させるプラテンローラ56が設け
られ、プラテンローラ56は、原稿カバー50の閉状態
において露光ガラス40に対して一側に近接した位置に
配され、プラテンローラ56の下方に、規制ガイド70
が上下動自在に設けられ、規制ガイド70は、原稿カバ
ー50の閉状態においてプラテンローラ56に圧接して
原稿Dを搬送可能な搬送姿勢とされ、原稿カバー50の
開状態において、露光ガラス40より上方に突出して原
稿Dの位置決めをする規制姿勢とされ、原稿Dの固定時
には光学系41を走査させ、原稿Dをプラテンローラ5
6により移動させる時には光学系41を固定させて露光
を行なうものである。
【0020】そして、規制ガイド70を上方に付勢する
付勢体73が設けられ、規制ガイド70に、露光ガラス
40に当接して上動を阻止する係止部72が形成されて
いる。
【0021】請求項3による課題解決手段は、規制ガイ
ド70のプラテンローラ56との当接面が、摩擦係数の
低い材料から構成されたものである。
【0022】請求項4による課題解決手段は、規制ガイ
ド70のプラテンローラ56との当接面が、耐摩耗性に
優れた材料から構成されたものである。
【0023】
【作用】上記請求項1,2による課題解決手段におい
て、原稿を固定して光学系41を走査させる場合、原稿
カバー50を開けたとき、規制ガイド70はばね73に
より上方に付勢されて上側に回動し、その係止部72が
露光ガラス40の下面に係合して停止する。
【0024】このとき、規制ガイド70は、露光ガラス
40よりも上方に突出した規制姿勢となり、露光ガラス
40に原稿Dを置くときに原稿Dを規制ガイド70に当
てて位置決めする。
【0025】次に、光学系41を固定して原稿を移動さ
せる場合、原稿カバー50を閉じておく。このとき、プ
ラテンローラ56が規制ガイド70を押し下げ、規制ガ
イド70は搬送姿勢となり、露光ガラス40の上面と規
制ガイド70の上面とがほぼ同一面となる。
【0026】搬送されてきた原稿Dは、露光ガラス40
上の露光部Eを通過して、光学系41により露光され
る。露光された原稿Dは、露光ガラス40の端面から、
ほぼ同一面となっている規制ガイド70上面に移り、プ
ラテンローラ56との間に挟み込まれて搬送される。
【0027】請求項3において、規制ガイド70上を押
しつけられて通過する原稿Dは、被覆材90から摩擦抵
抗をほとんど受けなくなり、搬送がスムーズに行われ
る。
【0028】請求項4において、プラテンローラ56が
規制ガイド70とこすられても、プラテンローラ56と
の摩擦による摩耗や摩擦熱によるプラテンローラ56の
表面の溶融は発生しない。
【0029】
【実施例】
(第一実施例)図1は本発明の第一実施例を示す複写機
における原稿送り装置の要部断面図、図2は原稿カバー
を開けたときの複写機の露光部の断面図、図3は複写機
の全体構成図である。
【0030】本実施例の複写機は、図3の如く、複写機
本体20の上部に原稿送り装置21が設置されている。
【0031】複写機本体20の内部中央部には、感光体
ドラム22が回転自在に設置されており、その外周部に
は帯電チャージャ23、現像装置24、転写チャージャ
25、クリーニング装置26、除電ランプとが配設さ
れ、複写プロセス部を構成している。また、感光体ドラ
ム22よりも排紙側に、定着装置27が配設されてい
る。
【0032】複写機本体20の下部には、給紙カセット
28が着脱自在に装着されている。給紙カセット28の
上部には、給紙ローラ29が配置されており、給紙ロー
ラ29は、給紙駆動用モータにより回転駆動される。給
紙カセット28内に収容された用紙は、給紙ローラ29
により最上部より順次給送され、搬送経路30に1枚づ
つ選択的に送り出される。
【0033】搬送経路30には、複数の用紙搬送ローラ
31が配設されており、これら搬送ローラ31は搬送駆
動用モータで給紙ローラ29に連動して回転駆動され
る。また、感光体ドラム22の手前側には、レジストロ
ーラ32が配設されている。
【0034】定着装置27の排紙側には、排紙ローラ3
3が配置され、その前方に排紙トレイ34が設けられて
いる。
【0035】複写機本体20の上面には、原稿送り装置
21に対向して露光ガラス40が配され、露光ガラス4
0の下方に光学系41が配されている。光学系41は、
露光ガラス40上の原稿の露光を行うコピーランプ4
2、複数のミラー43、レンズ44および反射鏡45を
備えており、コピーランプ42およびミラー43はモー
タにより走査自在とされている。
【0036】露光ガラス40の上方に、複写機本体20
に開閉自在に支持された原稿カバー50が設けられ、原
稿カバー50の下面に、原稿押えマット51が取り付け
られている。
【0037】原稿送り装置21は、原稿カバー50に装
着されており、原稿カバー50の上面を利用した原稿ト
レイ52と、原稿トレイ52から原稿Dを給紙する呼込
ローラ53および給紙ローラ54と、原稿Dを露光ガラ
ス40の一側にある露光部Eまで導くガイド板55と、
露光部E上で原稿Dを搬送するプラテンローラ56と、
露光された原稿Dを排紙トレイ57に排出する排紙ロー
ラ58とを備えている。
【0038】プラテンローラ56は、露光ガラス40の
一側端面の搬送方向下流側に回転自在に支持されてお
り、従動ローラ59がプラテンローラ56に当接して配
されている。また、従動ローラ59の手前側には、搬送
ガイド60が設けられている。
【0039】プラテンローラ56の下方に、規制ガイド
70が上下動自在に設けられている。規制ガイド70の
一端が、複写機本体20に軸71周りに回転自在に支持
され、規制ガイド70の他端側は、上側に凸形とされ、
その先端が鉤形に折曲形成されて係止部72とされてい
る。
【0040】規制ガイド70の下側には、ばね73が取
り付けられ、規制ガイド70を上方に付勢しており、係
止部72が露光ガラス40の下面に係合することで規制
ガイド70の上動が阻止されている。このとき、規制ガ
イド70の上面は、露光ガラス40の上面よりも上方に
突出した規制姿勢となり、規制ガイド70の突出した部
分の端面が原稿Dを露光ガラス40に載置するときの位
置決め基準面となる。
【0041】そして、原稿カバー50の閉状態のときに
は、規制ガイド70はプラテンローラ56に圧接して、
露光ガラス40の上面と規制ガイド70の上面とがほぼ
同一面となる搬送姿勢となる。
【0042】複写機本体20には、複写プロセス部、光
学系41および原稿送り装置21を駆動制御するマイク
ロコンピュータを有する制御部(図示せず)が内装され
ている。
【0043】制御部は、露光ガラス40の上に原稿Dを
載置したときに光学系41を露光ガラス40に沿って走
査させてコピーを行うという通常の複写プロセスを実行
させる機能と、光学系41を固定したまま原稿送り装置
21を駆動して原稿Dを露光ガラス40上の露光部Eを
通過させながらコピーする機能とを有している。
【0044】上記構成において、原稿カバー50を開け
たとき、規制ガイド70はばね73により上方に付勢さ
れて上側に回動し、その係止部72が露光ガラス40の
下面に係合して停止する。
【0045】このとき、規制ガイド70は、露光ガラス
40よりも上方に突出した規制姿勢となり、露光ガラス
40に原稿Dを置くときに原稿Dを規制ガイド70に当
てて位置決めする。
【0046】そして、原稿カバー50を閉じると、原稿
Dは原稿押えマット51に押しつけられてずれることは
ない。また、規制ガイド70はプラテンローラ56に押
し下げられる。
【0047】スタートキーを押すと、光学系41が移動
して、原稿Dを走査する。ミラー43およびレンズ44
により、露光された画像は感光体ドラム22上に結像さ
れる。帯電チャージャ23、現像装置24により可視化
された画像は、給紙カセット28から給紙ローラ29に
よって給紙搬送された用紙にトナー像として転写され、
定着装置27を通過した後、排紙トレイ34に排出され
る。
【0048】次に、原稿送り装置21を用いてコピーを
行う場合、原稿カバー50は閉じておく。このとき、プ
ラテンローラ56が規制ガイド70を押し下げ、規制ガ
イド70は搬送姿勢となり、露光ガラス40の上面と規
制ガイド70の上面とがほぼ同一面となる。
【0049】原稿Dを原稿トレイ52に載置すると、原
稿検知センサが原稿Dの有無を検出する。これにより制
御部では自動原稿送りと判断して、スタートキーが押さ
れると、原稿送り装置21の給紙ローラ54を駆動させ
る。
【0050】すると、原稿Dは給送されて、ガイド板5
5によって露光ガラス40上の露光部Eに搬送される。
このとき、光学系41は固定されたままで、コピーラン
プ42が発光して、露光部Eを通過する原稿Dを露光す
る。露光された画像は感光体ドラム22上でトナー像と
なり、用紙に転写、定着されて排出される。
【0051】一方、露光された原稿は、露光ガラス40
の端面から、ほぼ同一面となっている規制ガイド70上
面に移り、プラテンローラ56との間に挟み込まれて搬
送され、排紙ローラ58により排紙トレイ57上に排出
される。
【0052】このように、規制ガイド70が原稿搬送時
の搬送姿勢と、原稿位置規制用の露光ガラス40面より
突出した規制姿勢とを持ち、原稿搬送時においてプラテ
ンローラ56が規制ガイド70表面に圧接することによ
り、露光ガラス面の摩擦傷を防止することができる。
【0053】また、原稿カバー50を開けたプラテンロ
ーラ56の開放時(通常に原稿を露光ガラス40に置く
場合)、規制ガイド70により原稿の位置決めを行うこ
とができる。
【0054】また、プラテンローラ56を露光ガラス面
に対し一定位置に保持すると共に、規制ガイド70をプ
ラテンローラ56に圧接させているので、プラテンロー
ラ56への駆動力に無関係に均一な圧接力をプラテンロ
ーラ56に加えることができ、原稿Dの斜め送りを防ぐ
ことができる。
【0055】(第二実施例)図4は本発明の第二実施例
を示す原稿送り装置の要部断面図である。
【0056】本実施例では、規制ガイド70に小径の搬
送ローラ80が回転自在に取り付けられている。搬送ロ
ーラ80の外周面は、規制ガイド70の上面と同一面上
にあり、原稿カバー50の閉状態において、搬送ローラ
80はプラテンローラ56に当接される。なお、他の構
成は、上記第一実施例と同じである。
【0057】このような構成により、露光部Eを通過し
た原稿Dが、プラテンローラ56と規制ガイド70との
間を通り抜けるとき、プラテンローラ56と搬送ローラ
80との間に挟まれるので、原稿Dの搬送がスムーズに
行なわれ、搬送性を向上させることができる。
【0058】(第三実施例)図5は本発明の第三実施例
を示す原稿送り装置の要部断面図である。
【0059】本実施例では、プラテンローラ56が接触
する規制ガイド70の上面に、低摩耗特性を有したフッ
素樹脂等のフッ素系材料からなる被覆材90が固着され
ている。他の構成は、第一実施例と同じである。
【0060】これによって、規制ガイド70上を押しつ
けられて通過する原稿Dは、被覆材90から摩擦抵抗を
ほとんど受けなくなり、搬送がスムーズに行われるの
で、プラテンローラ56の回転駆動のトルクを大巾に低
下させることができる。
【0061】そのため、プラテンローラ56を駆動する
モータの大型化や、駆動ギヤの材質の高級化等を防止で
き、コストダウンを図ることができる。
【0062】また、他の実施例として、被覆材をポリカ
ーボネート、ポリエチレン等の低摩耗材料とすることに
よって、プラテンローラ56との摩擦による摩耗や摩擦
熱によるプラテンローラ56の表面の溶融を防止できる
ため、プラテンローラによる原稿Dの搬送力の安定化が
図れる。
【0063】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明の
請求項1,2によると、プラテンローラは、原稿カバー
の閉状態において露光ガラスに対して一側に近接した位
置に配され、プラテンローラの下方に、規制ガイドが上
下動自在に設けられ、規制ガイドが原稿搬送時の搬送姿
勢と、原稿位置規制用の露光ガラス面より突出した規制
姿勢となるので、原稿搬送時においてプラテンローラが
規制ガイド表面に圧接することにより、露光ガラス面の
プラテンローラによって生じていた摩擦傷を防止するこ
とができる。
【0065】また、原稿カバーを開けたときの規制姿勢
において、規制ガイドにより原稿の位置決めを行うこと
ができる。
【0066】しかも、プラテンローラを露光ガラス面に
対し一定位置に保持して、規制ガイドをプラテンローラ
に圧接させているので、プラテンローラへの駆動力に無
関係に均一な圧接力をプラテンローラに加えることがで
き、原稿の斜め送りを防ぐことができる。
【0067】請求項3によると、規制ガイドのプラテン
ローラとの当接面が、摩擦係数の低い材料から構成され
ているので、規制ガイド上を押しつけられて通過する原
稿は、被覆材から摩擦抵抗をほとんど受けなくなり、搬
送がスムーズに行われ、プラテンローラの回転駆動のト
ルクを大巾に低下させることができる。
【0068】そのため、プラテンローラを駆動するモー
タの大型化や、駆動ギヤの材質の高級化等を防止でき、
コストダウンを図ることができる。
【0069】請求項4によると、規制ガイドのプラテン
ローラとの当接面が、耐摩耗性に優れた材料から構成さ
れているので、プラテンローラとの摩擦による摩耗や摩
擦熱によるプラテンローラの表面の溶融を防止でき、プ
ラテンローラによる原稿の搬送力の安定化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す複写機における原稿
送り装置の要部断面図
【図2】原稿カバーを開けたときの複写機の露光部の断
面図
【図3】複写機の全体構成図
【図4】本発明の第二実施例を示す原稿送り装置の要部
断面図
【図5】本発明の第三実施例を示す原稿送り装置の要部
断面図
【図6】従来の複写機における原稿送り装置の構成図
【符号の説明】
40 露光ガラス 41 光学系 50 原稿カバー 56 プラテンローラ 70 規制ガイド 72 係止部 73 ばね D 原稿 E 露光部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−97345(JP,A) 特開 昭63−109431(JP,A) 特開 平3−200649(JP,A) 特開 平3−280072(JP,A) 特開 昭56−81830(JP,A) 実開 昭52−144731(JP,U) 実開 平2−7662(JP,U) 実開 昭60−142249(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光ガラス上の原稿を露光する光学系
    と、露光ガラスに対して開閉自在とされた原稿カバーと
    が設けられ、原稿カバーに、露光ガラスの一側にある露
    光部に対して原稿を移動させるプラテンローラが設けら
    れ、原稿の固定時には光学系を走査させ、原稿をプラテ
    ンローラにより移動させる時には光学系を固定させて露
    光を行なう画像形成装置において、プラテンローラは、
    原稿カバーの閉状態において露光ガラスに対して一側に
    近接した位置に配され、プラテンローラの下方に、規制
    ガイドが上下動自在に設けられ、規制ガイドは、原稿カ
    バーの閉状態においてプラテンローラに圧接して原稿を
    搬送可能な搬送姿勢とされ、原稿カバーの開状態におい
    て、露光ガラスより上方に突出して原稿の位置決めをす
    る規制姿勢とされたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の規制ガイドを上方に付勢
    する付勢体が設けられ、規制ガイドに、露光ガラスに当
    接して上動を阻止する係止部が形成されたことを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の規制ガイドのプラテンロ
    ーラとの当接面が、摩擦係数の低い材料から構成された
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の規制ガイドのプラテンロ
    ーラとの当接面が、耐摩耗性に優れた材料から構成され
    たことを特徴とする画像形成装置。
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