JPH1184796A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH1184796A
JPH1184796A JP9261069A JP26106997A JPH1184796A JP H1184796 A JPH1184796 A JP H1184796A JP 9261069 A JP9261069 A JP 9261069A JP 26106997 A JP26106997 A JP 26106997A JP H1184796 A JPH1184796 A JP H1184796A
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JP
Japan
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paper
image forming
roller
guide plate
unit
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JP9261069A
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English (en)
Inventor
Masafumi Takiguchi
雅史 滝口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の開閉可能な前部筺体に設ける
レジストローラユニットの、中間転写体を含むプロセス
カートリッジに対するセット精度を高める。 【解決手段】 レジストローラ対24の駆動ローラ24
aを、第1前フレーム18の側板18aに軸受53を介
して回動可能に取り付ける。軸受53は用紙の搬送方向
に対して移動可能である。それらのホルダ50をスプリ
ング54で用紙搬送方向に付勢し、側板18aのストッ
パ部18cに突き当てる。第1前フレーム18を閉じる
と、ホルダ50とストッパ部18cの間にプロセスカー
トリッジ14の突起14bが入り込み、レジストローラ
ユニットをプロセスカートリッジ14の転写部に平行に
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、特に
中間転写体を有するカラー複写機、カラープリンタ、カ
ラーファクシミリなどのカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写方式を使用したカラー画
像形成装置の各ユニット配置としては、その搬送経路長
を短くするために、装置本体の下部に給紙部を、上部に
定着部や排紙部を配置した略垂直搬送経路としたものが
ある。中間転写体は、その表面で用紙に転写する前の色
重ねを行うため、用紙のサイズが大きくなるとそれに合
わせて中間転写体自体も大きくする必要がある。A3サ
イズ(297×420mm)やDLTサイズ(279×
432mm)のような大サイズに対応させると、A4サ
イズ(210×297mm)やLTサイズ(216×2
79mm)用の中間転写体に比べ2倍の大きさとなる。
【0003】このような略垂直搬送経路方式の装置にお
けるジャム処理方法は、用紙搬送経路を開放することに
より行う(特開平4−318875号公報参照)。この
場合、転写位置手前の搬送ローラ対(レジストローラ)
も一方を前部筐体側、他方を不動筐体側であるプロセス
カートリッジ側にそれぞれ分けて配置される。モノクロ
の画像形成装置の場合、搬送ローラは対で不動筐体側に
設けられていることが多いが、中間転写方式を使用した
カラー画像形成装置の場合、プロセスカートリッジが中
間転写体を含むため前述のように大きくなり、その外装
面を用紙搬送ガイド面としても利用しているため、その
交換の際に搬送ローラ対が邪魔となりその操作性を悪く
するだけでなく、搬送ローラ対をプロセスカートリッジ
に設けることは、本来、装置寿命まで持つべき部品であ
る搬送ローラを、プロセスカートリッジを交換する度に
取り替えることになるため効率が悪い。そこで、搬送ロ
ーラ対の一方(従動側)のみをプロセスカ−トリッジに
設けてこのような不具合を回避している。ジャム処理の
際、A4サイズやLTサイズ対応の装置であれば、中間
転写体上、あるいは一方の用紙搬送ガイド面となるプロ
セスカートリッジの外装面にあるジャム紙は、下側の開
放していないガイド板に引っかかり、用紙はその位置で
保持されているが、上記のようにA3サイズやDLTサ
イズ対応の装置では中間転写体自体が大きくそれにより
開放部自体も大きくなるため、A4サイズの用紙が中間
転写体上でジャムした場合には用紙が落下し、ユーザの
目視位置から外れる場合がある。また、用紙上の未定着
画像が落下の際に搬送部(ガイド板)を汚す可能性も小
さくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本出願人は、装
置本体の下方側に給紙部を、上方側に排紙部を配置し、
給紙部から排紙部へ至る方向に延びる用紙搬送経路を持
ち、装置本体が不動部筐体と、不動部筐体に対して下側
に回転中心を持ち、用紙搬送経路を開放するように回動
する前部筐体と、不動部筐体側にセットされ、その外装
部が用紙搬送経路の一方となる中間転写体を含むプロセ
スカートリッジからなるカラー画像形成装置において、
転写位置手前の搬送ローラ対を上記前部筐体側に設けた
カラー画像形成装置を提案している。即ち、搬送ローラ
を対で(駆動、従動とも)装置の開放側に設けることに
より、上述の不具合を解決しようとするものである。し
かしながらこの装置では、画像を形成する感光体、中間
転写体が不動筐体側に、転写部へ用紙を導く搬送ローラ
対が前部筐体側に、とそれぞれ別の筐体に取り付けられ
ているため、それぞれの平行度を部品精度で厳しく出さ
ないと、用紙と画像との平行度がでなくなる(スキュ
ー)が懸念される。
【0005】そこでまた本出願人は、装置本体の下方側
に給紙部を、上方側に排紙部を配置し、給紙部から排紙
部へ至る方向に延びる用紙送経路とを持ち、装置本体が
不動部筐体と、不動部筐体に対して下側に回転中心を持
ち、用紙搬送経路を開放するように回動する前部筐体
と、不動部筐体側にセットされ、その外装部が用紙搬送
経路の一方となる中間転写体を含むプロセスカートリッ
ジからなり、転写位置手前の搬送ローラ対を前部筐体側
に設けたカラー画像形成装置において、搬送ローラ対を
保持するホルダを設け、そのホルダを一方向に付勢し、
そのストップ位置をプロセスカートリッジ側に設けたカ
ラー画像形成装置を提案している。即ち搬送ローラ対を
保持するホルダの位置決めをプロセスカートリッジ側に
設けることにより、上述の不具合を解決しようとするも
のである。しかしながらこの装置では、搬送ローラ対へ
用紙を導くガイド部材がプロセスカートリッジ側に設け
られているため、搬送ローラを逃げた形でしか設けられ
ず、このため機能的には不十分であった。
【0006】そこで本発明は、搬送ローラ手前のガイド
部材を搬送ローラの保持部材に設けることにより上記不
具合の解決を図ったカラー画像形成装置を提供しようと
するものである。
【0007】また本発明は、保持部材の左右共通化を図
ることによる型代の低減を図ること、スキュ−防止のた
めに用紙がたわむまでローラ対へ突き当てたときに必要
なスペースの確保、用紙を搬送ローラ対のニップへ導く
ためにより狭くする用紙ガイドの両方を満足させ得るカ
ラー画像形成装置を提供することも目的とする。
【0008】さらに本発明は、用紙の動き(たわみ)等
に左右されることなく用紙の有無を検知することができ
るとともに、前部筐体を開放した際にもユーザから見え
ない側であり、検知手段のカバー等を設けなくてもよい
カラー画像形成装置を提供することも目的とする。
【0009】またさらに本発明は、プロセスカートリッ
ジ側の逃げを必要以上に大きくすることをなくし、装置
の小型化を図り得るカラー画像形成装置を提供すること
も目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像形成
装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成する
ために、装置本体の下方側に給紙部を、上方側に排紙部
を配置し、上記給紙部から上記排紙部へ至る方向に延び
る用紙搬送経路を有し、上記装置本体が不動部筺体と、
該不動部筺体に対し下側に回転中心を有し、上記用紙搬
送経路を開放するように回動可能な前部筺体と、上記不
動部筺体側にセットされ、その外装部が上記用紙搬送経
路の一方となる中間転写体を含むプロセスカートリッジ
からなり、転写位置手前の搬送ローラ対が、従動ローラ
とその加圧機構を駆動ローラの両端部に設けた保持部材
に取り付けて一体のユニットとして上記前部筐体に用紙
搬送方向に移動可能に組み付けてなり、上記保持部材を
スプリング等の付勢部材により一方向に付勢して移動を
規制するとともに、上記保持部材の移動に対するストッ
パを上記前部筐体に設け、上記前部筐体が上記不動部筐
体にセットされたときには上記不動部筐体にセットされ
たプロセスカートリッジに設けたガイド部で上記プロセ
スカートリッジの転写部に対して上記ユニットを平行に
配置するカラー画像形成装置において、上記搬送ローラ
対に用紙を導くガイド部材を、上記保持部材に取り付け
たことを特徴とする。
【0011】同請求項2に係るものは、上記保持部材は
両側に穴を持つ突起を有する対称形状を有し、一方の穴
には上記付勢部材を、他方には上記ガイド部材を取り付
けたことを特徴とする。
【0012】同請求項3に係るものは、上記ガイド部材
は駆動側、従動側の2つのガイド板からなり、駆動側ガ
イド板は上記駆動ローラ軸にその軸を支点として回動可
能に組み付け、上記用紙搬送経路側に設けた突起を上記
従動側ガイド板につき当てて位置決めすることを特徴と
する。
【0013】同請求項4に係るものは、上記駆動側ガイ
ド板に用紙の有無検知手段を設けたことを特徴とする。
【0014】同請求項5に係るものは、上記従動側ガイ
ド板は、上記保持部材の穴に該穴を支点として回動可能
に取り付けられ、上記プロセスカートリッジの上記用紙
搬送経路側の上記従動側ガイド板を逃げた位置に段差を
設け、該段差に突き当たることにより位置決めされるこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1、図2は本発明に係るカラー画
像形成装置の一実施形態を示す断面図である。図1は前
部筐体をセットした状態、図2は前部筐体を開放した状
態をそれぞれ示している。図1において、1はベルト状
像担持体である感光体ベルトで、感光体ベルト1は回動
ローラ2、3の間に架設されており、回動ローラ2、3
の駆動により図中時計方向に搬送される。図中4は帯電
手段である帯電チャージャ、5は像露光手段であるレー
ザ書込系ユニット、6はイエロー、マゼンダ、シアンの
カラー現像剤を収容した3個の現像手段、即ち回転型カ
ラー現像器で、7はカラー現像器6とは別途設けた黒色
の現像剤を収容した黒現像器である。カラー現像器6及
び黒現像器7は、各々所定の位置で感光体ベルト1と近
接あるいは接触する現像ローラを各々備え、レーザ書込
ユニット5により形成された感光体ベルト1上の静電潜
像を非接触現像あるいは接触現像法により顕像化する。
【0016】図中8は中間転写体である中間転写ベルト
であり、中間転写ベルト8は回動ローラ9、10の間に
架設されており、回動ローラ9、10の駆動により図中
反時計方向に搬送される。感光体ベルト1と中間転写ベ
ルト8とは、回動ローラ3の部位で接触しており、感光
体ベルト1上の第1回目の顕像が中間転写ベルト8内に
設けたバイアスブラシ11により中間転写ベルト8上に
転写される。そのプロセスを4色であれば4回繰り返
し、中間転写ベルト8上に色ズレのないように各色の像
を重ね合わせる(1次転写)。感光体1、中間転写ベル
ト8及びそれぞれの回動ローラ、感光体ベルト1用のク
リーニング兼廃トナー収容箱12、中間転写ベルト8用
クリーニングユニット13は1つのプロセスカートリッ
ジ14として一体としてある。
【0017】不動筐体たる本体フレーム15の下部に
は、第1の給紙手段として、用紙Pをセットする給紙カ
セット16及び給紙ローラ17が配置されている。一方
の搬送ガイドとなる回動可能な前部筐体は、上部の第1
前フレーム18と下部の第2前フレーム19とからな
り、それぞれ第1支点20、第2支点21を回転支点と
して回動可能に本体フレーム15に取り付けられ、閉状
態の時にはロックレバー22により本体フレーム15へ
固定されている。本実施形態では、第1支点20が第2
支点21よりも本体フレーム15の内側(図では左方
向)に寄せてある。用紙Pは給紙ローラ17に加圧当接
しており給紙ローラ17との摩擦力により装置内部へ向
け給紙される。給紙カセット16を出た用紙Pは、第2
前フレーム19の用紙搬送面を通り、搬送ローラ対2
3、レジストローラ対24を経て中間転写ベルト8と転
写ローラ25のニップに、紙と画像の位置が正規のもの
となるよう、タイミングがとられて搬送される。転写ロ
ーラ25の作用で、中間転写ベルト8上の数色のトナー
像を一括して受け渡された用紙は、定着装置26に送ら
れ用紙上のトナ−像が定着され、排紙ローラ対27によ
り本体フレーム15の上部の排紙スタック部28に排出
される。
【0018】また、第1前フレーム18の操作者側(図
中右方向)には、第2給紙手段である手差トレイ29を
設けてある。用紙積載用の手差卜レイ29は、使用時に
のみ図1中の2点鎖線で示す位置から実線で示す位置に
開放され、用紙を積載される。積載された用紙はピック
アップローラ30の当接動作によりフィードローラ31
へ送られ、フィードローラ31によりレジストローラ対
24へ搬送され、それ以降前述のような転写、定着過程
を経て排紙スタック部28に排出される。
【0019】図3にレジストローラユニットを示す。レ
ジストローラ対24をなす駆動ローラ24aは金属軸に
ゴム部を巻きつけたゴムローラであり、それに圧接配置
された従動ローラ24bは金属ローラである。駆動ロー
ラ24a、従動ローラ24bの両側にはそれを一体で支
持するホルダ50が配置されている。ホルダ50は駆動
ローラ24aの軸に挿入され、その内部には従動ローラ
24bを駆動ローラ24aに加圧するための従動ローラ
軸受51、加圧スプリング52がそれぞれ配置されてお
り、ホルダ50は駆動ローラ24aに対しての軸受とも
なっている。ホルダ50の両側(装置本体にセットした
時に用紙搬送方向の上流側となる)に設けられた穴50
aの一方に、従動側ガイド板55の両端に設けたピン5
5aが入り、従動側ガイド板55が回動可能に取り付け
られている。他方(装置本体にセットした時に搬送方向
の下流側)の穴は、ホルダ50を通してレジストローラ
ユニットを一方向へ押し付ける付勢部材となるスプリン
グ54が引っかけられている。駆動側ガイド板56は、
駆動ローラ24aを回転中心として図中の矢印方向への
回動が可能なように、駆動ローラ24aの金属部にスナ
ップフィット方式で取り付けられている。駆動側ガイド
板56の搬送面側に設けられた突起56aは、従動側ガ
イド板55の平面部55bに突き当たるストッパとなっ
ている。また、駆動側ガイド板56の非搬送面側には用
紙有無検知手段となる反射型フォトセンサー57が取り
付けられている。従って、反射型フォトセンサー57と
駆動ローラ24aとの位置精度は、それらの間に介在し
ている部品が駆動側ガイド板56の1部品のみであるた
め、あまりバラツクことがなくなる。またホルダ50は
対称形状であり、両側に設けられた穴50a(一方には
スプリング54、他方には従動側ガイド板55がそれぞ
れ取り付けられている)も同一形状であり、レジストロ
ーラ24の両サイドに設けられているホルダ50は同一
部品である。
【0020】図4にレジストローラユニットを取り付け
る第1前フレーム18(図A)と、レジストローラユニ
ットを取り付けた第1前フレーム18(図B)を示す。
レジストローラ対24は、第1前フレーム18の側板1
8aに設けられた穴18bに軸受53を介してその駆動
ローラ24aが取り付けられている。穴18bは用紙の
搬送方向に対して前後方向に軸受53よりも大きな形状
となっており、従って軸受53は移動可能な状態となっ
ている。また、レジストローラ対24が駆動ローラ24
aのみで第1前フレ−ム18の側板18aに取り付けら
れていて、回動可能な状態となっている。それらを固定
するために、ホルダ50を用紙搬送方向に付勢するため
のスプリング54を配置し、側板18aに設けたストッ
パ部18cに突き当てられている。なお、この構成は両
側(紙面の奥側及び手前側)に設けられている。レジス
トローラ対24はスプリング54により用紙搬送方向に
付勢されているだけであるので、ホルダ50とストッパ
部18cの間に何か突起物が入り込めば、その分だけ移
動することになる。
【0021】図5に第1前フレーム18を閉じたときの
レジストローラユニットのセット状態を示す。プロセス
カートリッジ14に設けられた突起14bは、ホルダ5
0とストッパ部18cの間に入り込み、レジストローラ
ユニットをプロセスカートリッジ14の転写部に平行と
なるように配置する。レジストローラ対24の手前のガ
イド板55、56はレジストローラユニットをなすもの
であり、ローラ24a、24bとの位置精度もあまり部
品を介在させることなく配置されているため、より正確
に用紙Pをレジストローラニップ対24のニップへ案内
することができるように位置決めできる。
【0022】図6に用紙Pがレジストローラ対24でス
キュ−補正動作(たわみ形成)を受けている状態を示
す。搬送ローラ23により搬送された用紙Pは、停止し
ているレジストローラ対24のニップ部に突き当たる
(図A)。その状態でも搬送ローラ23は回転を止め
ず、さらに用紙Pを送り続け、用紙Pは図(B)に示す
ようにたわむ。搬送ローラ23は、用紙Pがある一定の
たわみを形成した時点で停止する。搬送ローラ23の停
止は、駆動側ガイド板56に設けられた反射型フォトセ
ンサー57を用紙Pが通過してから一定時間後に停止す
ることで制御されている。従って反射型フォトセンサー
57の位置のバラツキがそのままたわみ量のバラツキと
なり、スキューへの影響が大きくなる。そこで前述のよ
うに、反射型フォトセンサー57とレジストローラ24
との間には駆動側ガイド板56の1部品しか介在しない
ようにして位置のバラツキを少なくし、ガイド板55、
56は用紙Pが進入する時にはニップ部へ正確に案内す
るためにより狭く、用紙Pが突き当たって変形する際に
はその変形を邪魔しないように広くなるように回動可能
とし、用紙Pの変形に合わせて駆動側ガイド板56が逃
げるようにしている。即ちレジストローラ対24が矢印
方向へ回転し始めると、駆動側ガイド板56にも同じ方
向への力が掛かるため、用紙Pがレジストローラ24を
抜ける時には用紙が進入してくる時の位置に戻る。
【0023】なお、従動側ガイド板55はプロセスカー
トリッジ14に設けられた段差部14aに突き当たって
いる。従動側ガイド板55が固定された状態であると段
差部14aに突き当たる位置によっては破損の原因とな
るため、段差部14aはそれを考慮した位置まで逃げる
必要があり、このためプロセスカートリッジ14に占め
る段差部14aの割合を大きくせざるを得ず、結果とし
てプロセスカートリッジ14、及び装置自体を大きくし
なければならない。また、比較例として示した図7のよ
うに、従動側ガイド板55をプロセスカートリッジ14
の搬送面14dが兼ねた場合は、駆動ローラ24aが第
1前フレーム18に取り付けられているためその移動範
囲は逃げなければならず、用紙Pをレジストローラ対2
4のニップ部へ正確に案内することができなくなる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係るカラー画像形成装置は、
以上説明してきたように、搬送ローラ対に用紙を導くガ
イド部材を、転写位置手前の搬送ローラ対の駆動ローラ
の両端部に設けた回動可能な保持部材に取り付けたの
で、搬送ローラ対のニップへの用紙の案内の精度を上げ
ることができるという効果がある。
【0025】請求項2に係るカラー画像形成装置は、以
上説明してきたように、保持部材が両側に穴を持つ突起
を有する対象形状を有し、一方の穴には付勢部材を、他
方にはガイド部材を取り付けたので、上記共通の効果に
加え、保持部材の左右共通化を図ることによる型代の低
減を図れるという効果がある。
【0026】請求項3に係るカラー画像形成装置は、以
上説明してきたように、ガイド部材をなす駆動側ガイド
板を駆動ローラ軸にその軸を支点として回動可能に組み
付け、用紙搬送面側に設けた突起をガイド部材をなす従
動側ガイド板につき当てて位置決めするようにしたの
で、上記共通の効果に加え、スキュ−防止のために行う
ローラ対へ用紙がたわむまで突き当てたときに必要なス
ペース確保と、用紙を搬送ローラ対のニップへ導くため
により狭くする用紙ガイドの両方を満足させることがで
きるという効果がある。
【0027】請求項4に係るカラー画像形成装置は、以
上説明してきたように、駆動側ガイド板に用紙の有無検
知手段を設けたので、上記共通の効果に加え、用紙の動
き(たわみ)等に左右されることなく用紙の有無を検知
することができるとともに、前部筐体を開放した際にも
ユーザから見えない側であり、検知手段のカバー等を設
けなくてもよくすることができるという効果がある。
【0028】請求項5に係るカラー画像形成装置は、以
上説明してきたように、従動側ガイド板が保持部材の穴
にそこを支点として回動可能に取り付けられ、プロセス
カートリッジの用紙搬送面側の従動側ガイド板を逃げた
位置に段差を設けて、この段差に突き当たることにより
位置決めされるようにしたので、上記共通の効果に加
え、プロセスカートリッジ側の逃げを必要以上に大きく
することをなくして装置の小型化を図ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の一実施形態
を示す断面図である。
【図2】図1の装置における前フレームの開放状態を示
す断面図である。
【図3】図1の装置のレジストローラユニットの拡大断
面図である。
【図4】レジストローラユニットを取り付ける前フレー
ム(図A)と、レジストローラユニットを取り付けた前
フレーム(図B)を示す側面図である。
【図5】前フレームを閉じたときのレジストローラユニ
ットのセット状態を示す断面図である。
【図6】用紙がレジストローラ対へ送られている状態
(A)とスキュ−補正動作(たわみ形成)を受けている
状態(B)を示す断面図である。
【図7】プロセスカートリッジの搬送面が従動側ガイド
板を兼ねた場合の図6との比較例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 2、3 回動ローラ 4 帯電チャージャ 5 レーザ書込系ユニット 6 回転型カラー現像器 7 黒現像器 8 中間転写ベルト 9、10 回動ローラ 11 バイアスブラシ 12 クリーニング兼廃トナー収容箱 13 中間転写ベルト用クリーニングユニット 14 プロセスカートリッジ 14a プロセスカートリッジの段差部 14b 同突起 15 本体フレーム 16 給紙カセット 17 給紙ローラ 18 第1前フレーム 18a 第1前フレームの側板 18b 同穴 18c 同ストッパ部 19 第2前フレーム 20、21 支点 22 ロックレバー 23 搬送ローラ対 24 レジストローラ対 24a レジストローラ対の駆動ローラ 24b 同従動ローラ 25 転写ローラ 26 定着装置 27 排紙ローラ対 28 排紙スタック部 29 手差トレイ 30 ピックアップローラ 31 フィードローラ 50 ホルダ 50a ホルダの穴 51 従動ローラ軸受 52 加圧スプリング 53 軸受 54 スプリング 55 従動側ガイド板 55a ピン 55b 平面部 56 駆動側ガイド板 56a 突起 57 反射型フォトセンサー P 用紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の下方側に給紙部を、上方側に
    排紙部を配置し、上記給紙部から上記排紙部へ至る方向
    に延びる用紙搬送経路を有し、上記装置本体が不動部筺
    体と、該不動部筺体に対し下側に回転中心を有し、上記
    用紙搬送経路を開放するように回動可能な前部筺体と、
    上記不動部筺体側にセットされ、その外装部が上記用紙
    搬送経路の一方となる中間転写体を含むプロセスカート
    リッジからなり、転写位置手前の搬送ローラ対が、従動
    ローラとその加圧機構を駆動ローラの両端部に設けた保
    持部材に取り付けて一体のユニットとして上記前部筐体
    に用紙搬送方向に移動可能に組み付けてなり、上記保持
    部材をスプリング等の付勢部材により一方向に付勢して
    移動を規制するとともに、上記保持部材の移動に対する
    ストッパを上記前部筐体に設け、上記前部筐体が上記不
    動部筐体にセットされたときには上記不動部筐体にセッ
    トされたプロセスカートリッジに設けたガイド部で上記
    プロセスカートリッジの転写部に対して上記ユニットを
    平行に配置するカラー画像形成装置において、上記搬送
    ローラ対に用紙を導くガイド部材を、上記保持部材に取
    り付けたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記保持部材は両側に穴を持つ突起を有
    する対称形状を有し、一方の穴には上記付勢部材を、他
    方には上記ガイド部材を取り付けたことを特徴とする請
    求項1のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部材は駆動側、従動側の2つ
    のガイド板からなり、駆動側ガイド板は上記駆動ローラ
    軸にその軸を支点として回動可能に組み付け、上記用紙
    搬送経路側に設けた突起を上記従動側ガイド板につき当
    てて位置決めすることを特徴とする請求項1または2の
    カラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動側ガイド板に用紙の有無検知手
    段を設けたことを特徴とする請求項3のカラー画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 上記従動側ガイド板は、上記保持部材の
    穴に該穴を支点として回動可能に取り付けられ、上記プ
    ロセスカートリッジの上記用紙搬送経路側の上記従動側
    ガイド板を逃げた位置に段差を設け、該段差に突き当た
    ることにより位置決めされることを特徴とする請求項3
    または4のカラー画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546217B2 (en) 1999-02-26 2003-04-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Photosensitive member cartridge
CN101846917A (zh) * 2009-03-26 2010-09-29 京瓷美达株式会社 图像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546217B2 (en) 1999-02-26 2003-04-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Photosensitive member cartridge
US6690903B2 (en) 1999-02-26 2004-02-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Photosensitive member cartridge
US6873810B2 (en) 1999-02-26 2005-03-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Photosensitive member cartridge
CN101846917A (zh) * 2009-03-26 2010-09-29 京瓷美达株式会社 图像形成装置

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