JP2808045B2 - 製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット - Google Patents
製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレットInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、溶銑予備処理にて燐を除去した溶銑を転炉
内で吹錬する際に、溶鋼にMnを添加するための上方添加
用の非焼成Mn鉱石ペレットに関するものである。
内で吹錬する際に、溶鋼にMnを添加するための上方添加
用の非焼成Mn鉱石ペレットに関するものである。
<従来の技術> 近年、溶銑予備処理技術の発展と共に、転炉における
吹錬はレススラグ吹錬が主流になっている。この中で、
溶鋼へのMnの添加方法は、従来行われていた吹錬後に高
価なFe−Mn系合金を使う方法に代わって、レススラグ吹
錬中に安価なMn鉱石を投入して溶融還元を行う方法が一
般的となってきた。しかし、Mn鉱石が高融点であるた
め、反応性を高めるための方策が必要であり、その1つ
の例として特開昭62−33709号公報に見られるようなMn
鉱石を事前に焼結して転炉に投入する方法が提案されて
いる。
吹錬はレススラグ吹錬が主流になっている。この中で、
溶鋼へのMnの添加方法は、従来行われていた吹錬後に高
価なFe−Mn系合金を使う方法に代わって、レススラグ吹
錬中に安価なMn鉱石を投入して溶融還元を行う方法が一
般的となってきた。しかし、Mn鉱石が高融点であるた
め、反応性を高めるための方策が必要であり、その1つ
の例として特開昭62−33709号公報に見られるようなMn
鉱石を事前に焼結して転炉に投入する方法が提案されて
いる。
<発明が解決しようとする課題> 特開昭62−33709号公報で示されている方法は、基本
的には焼結時の加熱によるMn鉱石の熱分解効果(酸素の
放出)を狙ったものであるが、焼結機における焼結鉱の
製造歩留、生産性向上、強度等の観点から石灰石を混合
することが有効であることも述べられている。前記公報
記載の焼結鉱のCaO/SiO2としては0.20〜1.31のデータが
示されている。
的には焼結時の加熱によるMn鉱石の熱分解効果(酸素の
放出)を狙ったものであるが、焼結機における焼結鉱の
製造歩留、生産性向上、強度等の観点から石灰石を混合
することが有効であることも述べられている。前記公報
記載の焼結鉱のCaO/SiO2としては0.20〜1.31のデータが
示されている。
そこで、本発明者らは、これらのMn焼結鉱のレススラ
グ吹錬におけるMn歩留向上効果を評価するため、溶銑脱
燐処理を行った溶銑の転炉吹錬に前記焼結鉱を使って上
方投入し、従来使用していたMn鉱石の生鉱石の場合と比
較した。ところが、その結果は、従来使用していた生鉱
石のMn歩留と大差がなかった。このMn焼結鉱は焼成する
ことからコスト高になるため極力その使用を抑制する必
要があるので、Mn歩留を向上させるためのMn鉱石に要求
される新たな適正条件の解明が強く望まれていた。
グ吹錬におけるMn歩留向上効果を評価するため、溶銑脱
燐処理を行った溶銑の転炉吹錬に前記焼結鉱を使って上
方投入し、従来使用していたMn鉱石の生鉱石の場合と比
較した。ところが、その結果は、従来使用していた生鉱
石のMn歩留と大差がなかった。このMn焼結鉱は焼成する
ことからコスト高になるため極力その使用を抑制する必
要があるので、Mn歩留を向上させるためのMn鉱石に要求
される新たな適正条件の解明が強く望まれていた。
本発明の目的は、Mn歩留を向上し得る製鋼精錬用の非
焼成Mn鉱石ペレットを提供するにある。
焼成Mn鉱石ペレットを提供するにある。
<課題を解決するための手段> 本発明の要旨とするところは下記のとおりである。
(1)T.Mn=40〜60W%,CaO=6〜30W%,SiO2=2〜10W
%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=2〜15W%,MgO≦5W%を含
有し、CaO/SiO2≧3、且つ気孔率が20〜40%である製鋼
精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット。
%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=2〜15W%,MgO≦5W%を含
有し、CaO/SiO2≧3、且つ気孔率が20〜40%である製鋼
精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット。
(2)T.Mn=40〜60W%,CaO=6〜30W%,SiO2=2〜10W
%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=2〜15W%,MgO≦5W%を含
有すると共に、Na2O,NaCl,NaF,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の
1種又は2種以上を合計で0.3〜5.0W%含有し、CaO/SiO
2≧3、且つ気孔率が20〜40%である製鋼精錬用の非焼
成マンガン鉱石ペレット。
%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=2〜15W%,MgO≦5W%を含
有すると共に、Na2O,NaCl,NaF,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の
1種又は2種以上を合計で0.3〜5.0W%含有し、CaO/SiO
2≧3、且つ気孔率が20〜40%である製鋼精錬用の非焼
成マンガン鉱石ペレット。
(3)T.Mn=31〜57W%,CaO=4.5〜29W%,SiO2=1.5〜1
2W,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=1.5〜14W%,MgO≦5W%,
カーボン=5〜30W%を含有し、CaO/SiO2≧3、且つ気
孔率が20〜40%である製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石
ペレット。
2W,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=1.5〜14W%,MgO≦5W%,
カーボン=5〜30W%を含有し、CaO/SiO2≧3、且つ気
孔率が20〜40%である製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石
ペレット。
(4)T.Mn=31〜57W%,CaO=4.5〜29W%,SiO2=1.5〜1
2W,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=1.5〜14W%,MgO≦5W%,
カーボン=5〜30W%を含有すると共に、Na2O,NaCl,Na
F,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の1種又は2種以上を合計で0.3
〜5.0W%含有し、CaO/SiO2≧3、且つ気孔率が20〜40%
である製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット。
2W,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=1.5〜14W%,MgO≦5W%,
カーボン=5〜30W%を含有すると共に、Na2O,NaCl,Na
F,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の1種又は2種以上を合計で0.3
〜5.0W%含有し、CaO/SiO2≧3、且つ気孔率が20〜40%
である製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット。
<作 用> 次ぎに、作用について述べる。
先ず、上記第1の発明について、非焼成Mn鉱石ペレッ
トの各組成を規定した理由を以下に述べる。
トの各組成を規定した理由を以下に述べる。
T.Mnは、40W%より少なくなるとペレット中のMn−Oxide
の濃度が他の成分に希釈されて充分な還元反応が進まな
いことおよび60W%を超えるとペレットの融点が上昇し
滓化が困難となるために充分な反応速度が得られないこ
とより、40〜60W%にする必要がある。
の濃度が他の成分に希釈されて充分な還元反応が進まな
いことおよび60W%を超えるとペレットの融点が上昇し
滓化が困難となるために充分な反応速度が得られないこ
とより、40〜60W%にする必要がある。
CaOおよびSiO2についてはペレット中のMn−Oxideを活
性化するためにCaO/SiO2を3以上の高塩基度に調整しな
ければならない。
性化するためにCaO/SiO2を3以上の高塩基度に調整しな
ければならない。
Al2O3については、0.5W%より少ないとペレットの滓
化性が阻害されること、および10W%を超えるとペレッ
ト中のMn−Oxdieの活性度が低下し反応しにくくなるこ
とから、0.5〜10W%にする必要がある。
化性が阻害されること、および10W%を超えるとペレッ
ト中のMn−Oxdieの活性度が低下し反応しにくくなるこ
とから、0.5〜10W%にする必要がある。
T.Feは、2%より少ないと滓化しにくくなること、お
よび15%を超える塑性は酸化鉄配合がない限り得られな
いことから、2〜15W%が適正範囲となる。
よび15%を超える塑性は酸化鉄配合がない限り得られな
いことから、2〜15W%が適正範囲となる。
また、MgOについては、ペレットの滓化性を維持する
ために5%以下に抑えなければならない。
ために5%以下に抑えなければならない。
さらに、第1図に示すようにペレットの気孔率を20%
以上にすることにより、Mn歩留が大幅に向上する。これ
は、上記組成に調整し高温基度にすることでペレット中
のMn−Oxide分を活性化し化学的にMn−Oxide分を還元し
やすくすると同時に、反応界面積を確保するための手段
として気孔率をある一定値以上、すなわち20%以上に保
つことが有効であることを示している。気孔率の上昇は
反応界面積を増大すると同時に、ペレットへの熱の伝達
も容易にすることから、ペレットの滓化も容易にする。
ただし、その際、気孔率が40%を超えるとペレットの強
度が低下してしまい、ペレットの製造歩留低下と搬送時
の崩壊の2つ問題を同時に引き起こす。したがって、気
孔率の適正範囲は20〜40%である。
以上にすることにより、Mn歩留が大幅に向上する。これ
は、上記組成に調整し高温基度にすることでペレット中
のMn−Oxide分を活性化し化学的にMn−Oxide分を還元し
やすくすると同時に、反応界面積を確保するための手段
として気孔率をある一定値以上、すなわち20%以上に保
つことが有効であることを示している。気孔率の上昇は
反応界面積を増大すると同時に、ペレットへの熱の伝達
も容易にすることから、ペレットの滓化も容易にする。
ただし、その際、気孔率が40%を超えるとペレットの強
度が低下してしまい、ペレットの製造歩留低下と搬送時
の崩壊の2つ問題を同時に引き起こす。したがって、気
孔率の適正範囲は20〜40%である。
次ぎに、上記第2の発明については、第1の発明に示
したペレットに種々の添加剤を添加しその効果を調べた
結果、第2図に示すように、Na2CO3(Na2O源),NaCl,Na
F,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の1種又は2種以上を合計で0.3
〜5.0W%含有させることで、Mn−Oxideの還元促進をさ
らに助長することが分かった。これらの成分の効果は、
ペレットの融点低下効果とペレット中のMn−Oxideの活
性化効果の相乗効果によるものと考えられる。この効果
は、上記添加剤の合計濃度が0.3W%より少なければ得ら
れないし、逆に5W%を超えてもその効果は大きくは変わ
らずコストが高くなるだけである。
したペレットに種々の添加剤を添加しその効果を調べた
結果、第2図に示すように、Na2CO3(Na2O源),NaCl,Na
F,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の1種又は2種以上を合計で0.3
〜5.0W%含有させることで、Mn−Oxideの還元促進をさ
らに助長することが分かった。これらの成分の効果は、
ペレットの融点低下効果とペレット中のMn−Oxideの活
性化効果の相乗効果によるものと考えられる。この効果
は、上記添加剤の合計濃度が0.3W%より少なければ得ら
れないし、逆に5W%を超えてもその効果は大きくは変わ
らずコストが高くなるだけである。
上記第3および第4の発明は、上記第1および第2の
発明のペレットにカーボン分を含有させることにより、
還元特性をさらに改善するものである。すなわち、マン
ガン鉱石は転炉内に添加された際、溶鋼中のカーボン源
(〔C〕)により還元されることに着眼し、ペレット自
体にカーボン源を含ませてペレット内でも還元反応が進
むようにしたものである。この反応促進の効果は、ペレ
ット内でカーボン源がMn−Oxideを還元し、Mn−Oxide中
の酸素源をCOガスの形で除去することによりMn−Oxide
が予備還元され、その後のMn−Oxideの溶鋼中〔C〕に
よるメタリックMnまでの還元を容易にすることにより得
られている。なお、カーボン源としては、コークス、黒
鉛、石炭のいずれを用いてもかまわない。
発明のペレットにカーボン分を含有させることにより、
還元特性をさらに改善するものである。すなわち、マン
ガン鉱石は転炉内に添加された際、溶鋼中のカーボン源
(〔C〕)により還元されることに着眼し、ペレット自
体にカーボン源を含ませてペレット内でも還元反応が進
むようにしたものである。この反応促進の効果は、ペレ
ット内でカーボン源がMn−Oxideを還元し、Mn−Oxide中
の酸素源をCOガスの形で除去することによりMn−Oxide
が予備還元され、その後のMn−Oxideの溶鋼中〔C〕に
よるメタリックMnまでの還元を容易にすることにより得
られている。なお、カーボン源としては、コークス、黒
鉛、石炭のいずれを用いてもかまわない。
第3図に示すように、ペレットへのカーボン含有量は
5W%以上で上述の効果が認められる。カーボン含有量が
30W%を超えると、転炉内へのカーボンインプットが必
然的に高くなり、吹止〔C〕の調整に支障が出てくるこ
とから、適正カーボン含有量は5〜30W%である。
5W%以上で上述の効果が認められる。カーボン含有量が
30W%を超えると、転炉内へのカーボンインプットが必
然的に高くなり、吹止〔C〕の調整に支障が出てくるこ
とから、適正カーボン含有量は5〜30W%である。
さらに、第4図に示すように、これらのペレットにNa
2CO3(Na2O源),NaCl,NaF,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の1種
又は2種以上を合計で0.3〜5.0W%含有させることで、
さらに還元特性が向上する。この効果は、前述した通
り、滓化促進とMn−Oxideの活性化の相乗効果と考えら
れる。
2CO3(Na2O源),NaCl,NaF,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の1種
又は2種以上を合計で0.3〜5.0W%含有させることで、
さらに還元特性が向上する。この効果は、前述した通
り、滓化促進とMn−Oxideの活性化の相乗効果と考えら
れる。
本発明者らは、以上の知見をもとに転炉内で高い還元
歩留を得るための非焼成Mn鉱石ペレットに必要な組成と
性状を明らかにし、転炉におけるMn歩留向上技術の確立
に至ったのである。
歩留を得るための非焼成Mn鉱石ペレットに必要な組成と
性状を明らかにし、転炉におけるMn歩留向上技術の確立
に至ったのである。
<実施例> 1)使用したマンガン鉱石(ペレット)の組成と性状
(第1表に記載) 2)転炉吹錬への適用結果、操業条件及びMn歩留(第1
表に記載) <発明の効果> 本発明は、転炉でのレススラグ吹錬時に高いMn歩留を
得るための非焼成Mn鉱石ペレットの組成と性状、特に気
孔率を特定することにより、前記課題の転炉における低
Mn歩留を解消して、従来のFe−Mn系合金を使用する方法
により格段に製造コストを低減し得る製鋼用マンガン鉱
石ペレットを提供するものであり、この種の産業分野に
もたらす効果は極めて大きい。
(第1表に記載) 2)転炉吹錬への適用結果、操業条件及びMn歩留(第1
表に記載) <発明の効果> 本発明は、転炉でのレススラグ吹錬時に高いMn歩留を
得るための非焼成Mn鉱石ペレットの組成と性状、特に気
孔率を特定することにより、前記課題の転炉における低
Mn歩留を解消して、従来のFe−Mn系合金を使用する方法
により格段に製造コストを低減し得る製鋼用マンガン鉱
石ペレットを提供するものであり、この種の産業分野に
もたらす効果は極めて大きい。
第1図は転炉におけるMn歩留に及ぼすペレットの気孔率
の影響を示す図であり、第2図はMn歩留に及ぼす低融点
化剤微量添加の影響を示す図であり、第3図はMn歩留に
及ぼすペレット中のカーボン含有量の影響を示す図であ
り、第4図はMn歩留に及ぼす各種低融点化剤の影響を示
す図である。
の影響を示す図であり、第2図はMn歩留に及ぼす低融点
化剤微量添加の影響を示す図であり、第3図はMn歩留に
及ぼすペレット中のカーボン含有量の影響を示す図であ
り、第4図はMn歩留に及ぼす各種低融点化剤の影響を示
す図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特公 平6−86613(JP,B2) 特公 平7−13246(JP,B2) 特公 昭60−12412(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21C 5/28 C22B 1/14
Claims (4)
- 【請求項1】T.Mn=40〜60W%,CaO=6〜30W%,SiO2=
2〜10W%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=2〜15W%,MgO≦5
W%を含有し、CaO/SiO2≧3、且つ気孔率が20〜40%で
ある製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット。 - 【請求項2】T.Mn=40〜60W%,CaO=6〜30W%,SiO2=
2〜10W%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=2〜15W%,MgO≦5
W%を含有すると共に、Na2O,NaCl,NaF,K2O,CaF2,CaCl2,
B2O3の1種又は2種以上を合計で0.3〜5.0W%含有し、C
aO/SiO2≧3、且つ気孔率が20〜40%である製鋼精錬用
の非焼成マンガン鉱石ペレット。 - 【請求項3】T.Mn=31〜57W%,CaO=4.5〜29W%,SiO2=
1.5〜12W%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=1.5〜14W%,MgO
≦5W%,カーボン=5〜30W%を含有し、CaO/SiO2≧
3、且つ気孔率が20〜40%である製鋼精錬用の非焼成マ
ンガン鉱石ペレット。 - 【請求項4】T.Mn=31〜57W%,CaO=4.5〜29W%,SiO2=
1.5〜12W%,Al2O3=0.5〜10W%,T.Fe=1.5〜14W%,MgO
≦5W%,カーボン=5〜30W%を含有すると共に、Na2O,
NaCl,NaF,K2O,CaF2,CaCl2,B2O3の1種又は2種以上を合
計で0.3〜5.0W%含有し、CaO/SiO2≧3、且つ気孔率が2
0〜40%である製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335151A JP2808045B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335151A JP2808045B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04202614A JPH04202614A (ja) | 1992-07-23 |
JP2808045B2 true JP2808045B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=18285338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2335151A Expired - Fee Related JP2808045B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 製鋼精錬用の非焼成マンガン鉱石ペレット |
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Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100335663C (zh) * | 2004-11-21 | 2007-09-05 | 马鞍山中冶钢铁冶金科技实业有限公司 | 软锰矿制块及制备方法 |
BRPI0804694B1 (pt) * | 2008-07-25 | 2018-11-21 | Vale Do Rio Doce Co | processo de produção de pelotas de manganês a partir de minério de manganês sem calcinação e pelota de manganês obtida por tal processo |
CN104451130A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-03-25 | 阜新蒙古族自治县晟宇铸造有限公司 | 炼铁添加剂及其使用方法 |
CN112143913B (zh) * | 2020-09-21 | 2022-05-24 | 西安建筑科技大学 | 一种低镍锍转炉吹炼添加剂及低镍锍转炉吹炼方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0686613A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-29 | Takeo Tabata | 水耕栽培野菜類に対するカルシウムの吸収蓄積について |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2335151A patent/JP2808045B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH04202614A (ja) | 1992-07-23 |
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