JP2806966B2 - 車両用受信装置 - Google Patents

車両用受信装置

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JP2806966B2 JP1089408A JP8940889A JP2806966B2 JP 2806966 B2 JP2806966 B2 JP 2806966B2 JP 1089408 A JP1089408 A JP 1089408A JP 8940889 A JP8940889 A JP 8940889A JP 2806966 B2 JP2806966 B2 JP 2806966B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の車両に用いられる受信装置に関
するものである。
(従来の技術) 自動車等の車両用受信装置として、FM放送やAM放送等
のラジオ放送を常に良好に受信するために、例えば特開
昭59−94929号公報に記載されるように、指向性の異な
る2つのアンテナを用い、アンテナの切換えにより受信
状態の良好な方のアンテナを用いて受信するダイバーシ
ティ受信装置が知られている。
ところで、FM放送やAM放送等のラジオ放送の雑音を小
さくする要請や、受信装置に要する前部スペースを小さ
くする要請のために、受信装置のチューナ部(受信機本
体)をユニット化し、操作部と離れてアンテナ近傍に配
設することが行われている。
しかして、近年、特にそのような受信装置のチューナ
部と操作部とは接続配線の簡略化の要請から多重ライン
で接続されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述した如き手法を採用して雑音を小さく
するようにしても、多重ラインを用いた場合には、操作
部からチューナ部への信号がパルス送信されるため、多
重伝送時に発生する連続的なパルスをチューナ部が受
け、それによりノイズが発生する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、多重伝送
時に発生する連続的なパルスによるノイズの影響をなく
した車両用受信装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項(1)の発明は、上記目的を達成するために、
車両のアンテナ近傍に受信機本体が、またインストルメ
ントパネル近傍に受信機操作部がそれぞれ配設され、上
記受信機本体と受信機操作部とが多重ラインで接続され
るものにおいて、PLL回路と共に1つにユニット化され
て上記受信機本体内に収納され、上記受信機操作部から
の信号出力時に上記受信機本体からの出力を強制的に低
下させる制御手段を有することを特徴とする。
(作用) 請求項(1)の発明によれば、受信機操作部からの信
号出力時に、上記受信機本体からの出力が制御手段にて
強制的に低下せしめられる。また、雑音発生源である制
御手段とPLL回路とがユニット化されているので、シー
ルド対策が容易である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明す
る。
第1図において、1は受信機本体で、リヤウインド2
に排泄したプリントアンテナ3近傍の例えばリヤヘッダ
に配設されている。
4は受信機操作部で、インストルメントパネル5近傍
に配設され、該受信機操作部4は多重ラインを通じて受
信機本体1に接続されている。11,12はフロントスピー
カ、13,14はリヤスピーカである。
次に、上記受信機本体1について第2図に沿って説明
する。FM放送の受信側は、指向性の異なるアンテナ21,2
2によってラジオ信号が受信され、アンテナ切換回路23
(Div.)で、受信状態のよいアンテナ21,22が選択さ
れ、その選択された信号は、FM受信信号を選局して中間
周波数信号に変換する高周波増幅器、局部発信器及び混
合器を有するフロントエンド24(FE)、中間周波増幅器
25(IF)、FM検波器26(DET)と順に送られ、それか
ら、雑音低減器27(NC)、FM検波信号を左右のステレオ
信号に分離するステレオ復調回路28(MPX)を経て各ス
ピーカ11,12,13,14より出力される。
一方、AM放送の受信側については、アンテナ31によっ
て受信された信号は、AM検波回路32から直ちに雑音低減
器27(NC)へ送られ、ステレオ復調器28(MPX)を通過
して、スピーカ11,12,13,14より出力される。
このようにして受信部41が構成され、該受信部41は、
フロントエンド24で選局するFM受信信号の周波数が固定
されるように制御するPLL回路42と、FM、AMの切換え、
周波数の選択、ステレオ、モノラルの切換え等を制御す
るコントローラ43とに多重ライン44を通じて電気的に接
続されている。しかして、コントローラ43には、受信機
操作部4より中間増幅器45(I/F)を介して多重ライン4
6により操作信号が入力されるようになっている。ま
た、コントローラ43は、受信機操作部4からの信号出力
時には、ミューティング回路29にミューティング信号を
送信し、スピーカ11,12,13,14から出力されないように
する制御も行うようになっている。
上記PLL回路42は、コントローラ43と同様にパルスで
周波数制御し、コントローラ43とともに雑音発生源とな
るので、一体にユニット化され、シールド対策が容易に
行われるようになっている。
続いて、上記アンテナ切換回路23による制御を第3図
により説明する。まず、スタートすると、アンテナフラ
グAをリセットしてA=0とし(ステップS1)、第1ア
ンテナ21を採用し、電界強度Eが入力され(ステップS
2)、マルチパス歪MPが入力される(ステップS3)。
それから、電界強度Eの変化率すなわちdE/dtが設定
値K1よりも大きいか否かが判定され(ステップS4)、大
きければ、現在のアンテナ21は受信状態がよくないと考
えられるので、A=1とする(ステップS5)一方、小さ
ければ、さらにマルチパス歪MPが設定値K2よりも大きい
か否かを判定する(ステップS6)。マルチパス歪MPが設
定値K2よりも大きければ、現在のアンテナ22は受信状態
がよくないと考えられるので、A=1として(ステップ
S5)、ステップS8に移る一方、小さければ、受信状態は
よいので、ステップS7に移り、A=0を継続する。
ステップS8ではA=1であるか否かが判定され、A=
1であれば、第2アンテナ22を選択して(ステップS
9)、第1アンテナ21から第2アンテナ22への変更を行
ってステップS2に戻る一方、A=0であればアンテナの
変更を行うことなく、現在の第1アンテナ21を選択して
(ステップS10)、現在の状態を維持し、ステップS2に
戻り、電界強度Eの変化率及びマルチパス歪MPの変化が
監視が続けられる。
したがって、第1及び第2アンテナ21,22のうち、受
信状態のよいアンテナ21,22が常に選択され、良好な受
信状態に保たれる。
続いて、受信機操作部4の操作について第4図により
説明する。スタートすると、まず、カウンタNがゼロに
リセットされ(ステップS21)、受信機操作部4からの
送信信号の送信データD(例えば8ビットで開始信号及
び終了信号を含む)が初期化され(ステップS22)、受
信機操作部4におけるいずれかの操作スイッチがONであ
るか否かの判定が行われる(ステップS23)。
いずれかの操作スイッチがONであれば、ステップS24
に移る一方、OFFであれば、いずれかの操作スイッチがO
Nとなるまで上記判定を繰り返す。
ステップS24では、ONされた操作スイッチに対して割
り当てられている割当ビットを“0"レベルから“1"レベ
ルにし、ステップS25で受信機本体1への送信を開始
し、ステップS26で、受信機本体1からの受信を確認しA
CK信号があるか否かを判定する。
ACK信号があれば、リターンし、ACK信号がなければ、
ステップS27でカウンタNをN+1とし、ステップS28で
N=4であるか否かを判定する。ここで、ACK信号の出
力の判定を繰り返すのは、ノイズ等によって直ぐに受信
されない場合があるからである。
N=4であれば、ACK信号が出力されず、従って受信
機本体1によって受信機操作部4からの信号が受信され
ておらず、異常があると考えられるので、異常フラグF1
=1を立てて(ステップS29)、リターンする。一方、
N=4でなければ、ステップS25に戻る。
また、コントローラ43の制御は第5図に示すように行
われる。まず、スタートすると、受信機操作部1からの
開始信号が入力されたか否かを判定し(ステップS4
1)、入力があれば、ステップS42に移る一方、入力がな
ければ、ステップS41の判定を繰り返す。
ステップS42では、多重ライン44,46の伝送による雑音
がスピーカ11,12,13,14から出力されないようにするた
めに、ミューティング信号を出力し、その信号を受けた
ミューティング回路29がスピーカ11,12,13,14からの出
力を低下せしめる。
それから、ステップS43で送信データが入力され、完
了信号が入力されたか否かを判定する(ステップS4
4)。
完了信号が入力されていれば、ステップS45で受信確
認のためにACK信号を出力し、多重ライン44,46の伝送に
よる雑音がスピーカ11,1213,14から出力される可能性が
なくなるので、ステップS46でミューティング回路29に
よるミューティングを解除して、スピーカ11,12,13,14
からからの通常の出力を許容し、リターンする。
一方、完了信号の入力がなければ、異常の可能性があ
るので、ステップS47でカウンタNをN+1とし、ステ
ップS48でN=4であるか否かを判定する。N=4であ
れば、ACK信号が出力されず、異常があると考えられる
ので、異常フラグF2=1を立てて(ステップS49)、リ
ターンする。一方、N=4でなければ、ステップS43に
戻り、ステップS43〜S48の処理を繰り返す。
このように、コントローラ43よりの送信データDの開
始入信号が入力されると、ミューティング回路29により
ミューティングするようにしているので、多重伝送時に
発生する連続的なパルスによるノイズは、スピーカ11,1
2,13,14からは出力されないことになる。
(発明の効果) 請求項(1)の発明は、PLL回路と1つにユニット化
されて受信機本体内に収納され、受信機操作部からの信
号出力時に上記受信機本体からの出力を強制的に低下さ
せる制御手段を設けたから、多重伝送時に発生する連続
的なパルスによるノイズ発生をスピーカから出力しない
ようにできるとともに、雑音発生源をユニット化してシ
ールド対策を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は車室内部の斜視
図、第2図は制御系のブロック図、第3図ないし第5図
は制御の流れを示す制御フロー図である。 1……受信機本体 4……受信機操作部 5……インストルメントパネル 29……ミューティング回路 42……PLL回路 43……コントローラ(制御手段) 44,46……多重ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 9/00 - 11/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のアンテナ近傍に受信機本体が、また
    インストルメントパネル近傍に受信機操作部がそれぞれ
    配設され、 上記受信機本体と受信機操作部とが多重ラインで接続さ
    れるものにおいて、 PLL回路と共に1つにユニット化されて上記受信機本体
    内に収納され、上記受信機操作部からの信号出力時に、
    上記受信機本体からの出力を強制的に低下させる制御手
    段を有することを特徴とする車両用受信装置。
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