JPH10308694A - 指向性可変形ダイバシティアンテナ装置 - Google Patents
指向性可変形ダイバシティアンテナ装置Info
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- JPH10308694A JPH10308694A JP9118223A JP11822397A JPH10308694A JP H10308694 A JPH10308694 A JP H10308694A JP 9118223 A JP9118223 A JP 9118223A JP 11822397 A JP11822397 A JP 11822397A JP H10308694 A JPH10308694 A JP H10308694A
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- JP
- Japan
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- antenna
- diversity
- directivity
- signals
- reception
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/26—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
- H01Q3/2605—Array of radiating elements provided with a feedback control over the element weights, e.g. adaptive arrays
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/1271—Supports; Mounting means for mounting on windscreens
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】受信エリアにおける電界強度に適合しかつノイ
ズが少く常に良好な受信を行なうことのできる指向性可
変形ダイバシティアンテナ装置を提供。 【解決手段】特定間隔で配列された複数の無指向性アン
テナ素子(11 〜1n) 、これらから特定のアンテナ素子(A
1 〜A4) を選択し組み合わせてダイバシティ受信アンテ
ナを選定するアンテナ選定手段(20)、選定されたダイバ
シティ受信アンテナで受信された各電波のRF信号相互
の位相関係を制御する位相制御手段(30)、位相関係を制
御されたRF信号につきダイバシティ処理を行ないチュ
ナー(60)に供給するダイバシティ処理手段(50)、受信状
態を示す情報に基づいて適切な指向性の演算を行ない前
記アンテナ選定手段に対し選択すべきアンテナ素子変更
のための変更指令信号(S2)を与え、前記位相制御手段に
対しRF信号相互の位相関係変更のための変更指令信号
(S3)を与える指向性可変制御手段(70)とを具備。
ズが少く常に良好な受信を行なうことのできる指向性可
変形ダイバシティアンテナ装置を提供。 【解決手段】特定間隔で配列された複数の無指向性アン
テナ素子(11 〜1n) 、これらから特定のアンテナ素子(A
1 〜A4) を選択し組み合わせてダイバシティ受信アンテ
ナを選定するアンテナ選定手段(20)、選定されたダイバ
シティ受信アンテナで受信された各電波のRF信号相互
の位相関係を制御する位相制御手段(30)、位相関係を制
御されたRF信号につきダイバシティ処理を行ないチュ
ナー(60)に供給するダイバシティ処理手段(50)、受信状
態を示す情報に基づいて適切な指向性の演算を行ない前
記アンテナ選定手段に対し選択すべきアンテナ素子変更
のための変更指令信号(S2)を与え、前記位相制御手段に
対しRF信号相互の位相関係変更のための変更指令信号
(S3)を与える指向性可変制御手段(70)とを具備。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等に
装着される車載アンテナ装置として好適な指向性可変形
ダイバシティアンテナ装置に関する。
装着される車載アンテナ装置として好適な指向性可変形
ダイバシティアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の車載アンテナ装置の一つで
あるダイバシティ受信方式の自動車用窓ガラスアンテナ
装置の構成を示す図である。図8において、自動車の後
部窓ガラス10上には、例えば銅製のストリップ線路を
蛇行配設した二つのアンテナ素子101,102が設け
られている。これら二つのアンテナ素子101,102
はFM波(周波数変調波),AM波(振幅変調波)、T
V波の各波受信チュナー104に適合する各周波数帯域
の電波を受信可能なアンテナ素子であって、かつダイバ
シティ受信を可能とするために必要なアンテナ入力が得
られる如く配設されたアンテナ素子である。
あるダイバシティ受信方式の自動車用窓ガラスアンテナ
装置の構成を示す図である。図8において、自動車の後
部窓ガラス10上には、例えば銅製のストリップ線路を
蛇行配設した二つのアンテナ素子101,102が設け
られている。これら二つのアンテナ素子101,102
はFM波(周波数変調波),AM波(振幅変調波)、T
V波の各波受信チュナー104に適合する各周波数帯域
の電波を受信可能なアンテナ素子であって、かつダイバ
シティ受信を可能とするために必要なアンテナ入力が得
られる如く配設されたアンテナ素子である。
【0003】これらのアンテナ素子101,102はF
M/AM,TVダイバシティ処理回路103に接続され
ている。ダイバシティ処理回路103から出力されるR
F信号はFM/AM,TVチュナー104へ与えられ
る。上記チュナー104からはその受信状態を監視する
信号(IF等)送出され、これがダイバシティ処理回路
103にフィードバックされる。
M/AM,TVダイバシティ処理回路103に接続され
ている。ダイバシティ処理回路103から出力されるR
F信号はFM/AM,TVチュナー104へ与えられ
る。上記チュナー104からはその受信状態を監視する
信号(IF等)送出され、これがダイバシティ処理回路
103にフィードバックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のダイバシテ
ィ受信方式の自動車用窓ガラスアンテナ装置は、個別に
設けた2系統以上の指向性の変更等を行なえないアンテ
ナ素子を用いている。そして各チュナーで受信状態(妨
害ノイズ,受信レベル,垂直/水平同期状態(TV)な
ど)の監視を行ない、受信障害を受けた時あるいは電界
強度レベルが異常であるような場合には、その情報をダ
イバシティ処理回路103にフィードバックし、受信レ
ベルの高いアンテナ素子に切り換えるものとなってい
る。つまり従来のものは、アンテナ素子101,102
の切り換えが行なわれるのみで、アンテナ素子単体に関
しては、受信状態に合わせた格別の処置,制御等は何ら
行なわれない。
ィ受信方式の自動車用窓ガラスアンテナ装置は、個別に
設けた2系統以上の指向性の変更等を行なえないアンテ
ナ素子を用いている。そして各チュナーで受信状態(妨
害ノイズ,受信レベル,垂直/水平同期状態(TV)な
ど)の監視を行ない、受信障害を受けた時あるいは電界
強度レベルが異常であるような場合には、その情報をダ
イバシティ処理回路103にフィードバックし、受信レ
ベルの高いアンテナ素子に切り換えるものとなってい
る。つまり従来のものは、アンテナ素子101,102
の切り換えが行なわれるのみで、アンテナ素子単体に関
しては、受信状態に合わせた格別の処置,制御等は何ら
行なわれない。
【0005】しかるに、自動車の後部窓ガラス10等に
は、FM/AM波やTV波を受信するための各種アンテ
ナ素子が多数配置されているため、前述の如くアンテナ
素子を切り換えた時、切り換えられた後のアンテナ素子
自体が受信障害等を受けるような状態になっている可能
性はかなり高い。
は、FM/AM波やTV波を受信するための各種アンテ
ナ素子が多数配置されているため、前述の如くアンテナ
素子を切り換えた時、切り換えられた後のアンテナ素子
自体が受信障害等を受けるような状態になっている可能
性はかなり高い。
【0006】本発明の目的は、受信エリアにおける電界
強度に適合し、かつノイズが少く、常に良好な受信を行
なうことのできる指向性可変形ダイバシティアンテナ装
置を提供することにある。
強度に適合し、かつノイズが少く、常に良好な受信を行
なうことのできる指向性可変形ダイバシティアンテナ装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は以下に示す如く構成されてい
る。 (1)本発明の指向性可変形ダイバシティアンテナ装置
は、FM/AM波,TV波等の受信時において、アンテ
ナの指向性をその受信状態に見合ったものに変更すべ
く、複数の素子の選択的組み合わせ及び位相制御を行な
い、受信エリアにおける電界に適合しかつノイズ等の影
響を除くようにしたことを特徴としている。 (2)本発明の指向性可変形ダイバシティアンテナ装置
は、特定の間隔で配列された複数の無指向性アンテナ素
子と、これらの無指向性アンテナ素子のうち特定位置に
配設されているアンテナ素子を選択して組み合わせるこ
とにより、ダイバシティ受信アンテナを選定する受信ア
ンテナ選定手段と、この受信アンテナ選定手段で選定さ
れた前記ダイバシティ受信アンテナにより受信された各
電波のRF信号相互間の位相関係を制御する位相制御手
段と、この位相制御手段により位相関係を制御されたR
F信号につきダイバシティ処理を行なってチュナーに供
給するダイバシティ処理手段と、このダイバシティ処理
手段から出力される受信状態を示す情報に基づいて適切
な指向性の演算を行ない、この演算の結果に応じて前記
アンテナ選定手段に対し選択すべきアンテナ素子を変更
するための変更指令信号を与えると共に、前記位相制御
手段に対しRF信号相互の位相関係を変更するための変
更指令信号を与える指向性可変制御手段とを備えてなる
ことを特徴としている。
達成するために、本発明は以下に示す如く構成されてい
る。 (1)本発明の指向性可変形ダイバシティアンテナ装置
は、FM/AM波,TV波等の受信時において、アンテ
ナの指向性をその受信状態に見合ったものに変更すべ
く、複数の素子の選択的組み合わせ及び位相制御を行な
い、受信エリアにおける電界に適合しかつノイズ等の影
響を除くようにしたことを特徴としている。 (2)本発明の指向性可変形ダイバシティアンテナ装置
は、特定の間隔で配列された複数の無指向性アンテナ素
子と、これらの無指向性アンテナ素子のうち特定位置に
配設されているアンテナ素子を選択して組み合わせるこ
とにより、ダイバシティ受信アンテナを選定する受信ア
ンテナ選定手段と、この受信アンテナ選定手段で選定さ
れた前記ダイバシティ受信アンテナにより受信された各
電波のRF信号相互間の位相関係を制御する位相制御手
段と、この位相制御手段により位相関係を制御されたR
F信号につきダイバシティ処理を行なってチュナーに供
給するダイバシティ処理手段と、このダイバシティ処理
手段から出力される受信状態を示す情報に基づいて適切
な指向性の演算を行ない、この演算の結果に応じて前記
アンテナ選定手段に対し選択すべきアンテナ素子を変更
するための変更指令信号を与えると共に、前記位相制御
手段に対しRF信号相互の位相関係を変更するための変
更指令信号を与える指向性可変制御手段とを備えてなる
ことを特徴としている。
【0008】
(第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る指
向性可変形ダイバシティアンテナ装置の構成を示す図で
ある。図1に示す如く、自動車の後部窓ガラス10上に
は、銅等の材料で形成した直線状のストリップ線路から
なる複数の無指向性(垂直偏波)アンテナ素子11,1
2〜1nが水平方向に一定間隔をおいて並設されてい
る。
向性可変形ダイバシティアンテナ装置の構成を示す図で
ある。図1に示す如く、自動車の後部窓ガラス10上に
は、銅等の材料で形成した直線状のストリップ線路から
なる複数の無指向性(垂直偏波)アンテナ素子11,1
2〜1nが水平方向に一定間隔をおいて並設されてい
る。
【0009】これらのアンテナ素子11,12〜1n
は、アンテナ切り換えスイッチ20の複数の分岐端子側
に接続されている。アンテナ切り換えスイッチ20は、
前記無指向性アアンテナ素子11,12〜1nのうち、
特定位置に配設されているアンテナ素子を選択して組み
合わせることにより、ダイバシティ受信アンテナを選定
するための受信アンテナ選定手段を構成している。すな
わちその切り換え操作により、一系統あたり2本以上
(本実施形態では4本)の素子が、受信に供されるアン
テナ素子A1〜A4として選択され、ダイバシティ受信
アンテナが選定される。前記各アンテナ素子A1〜A4
は、当該受信波の波長をλとしたとき相互間隔がλ/4
となる如く選択されている。なお受信波の種類によりそ
の波長が異なるため、予め配置されるアンテナ素子は前
記選択が支障なく行われ得るように多数本設けられてい
る。
は、アンテナ切り換えスイッチ20の複数の分岐端子側
に接続されている。アンテナ切り換えスイッチ20は、
前記無指向性アアンテナ素子11,12〜1nのうち、
特定位置に配設されているアンテナ素子を選択して組み
合わせることにより、ダイバシティ受信アンテナを選定
するための受信アンテナ選定手段を構成している。すな
わちその切り換え操作により、一系統あたり2本以上
(本実施形態では4本)の素子が、受信に供されるアン
テナ素子A1〜A4として選択され、ダイバシティ受信
アンテナが選定される。前記各アンテナ素子A1〜A4
は、当該受信波の波長をλとしたとき相互間隔がλ/4
となる如く選択されている。なお受信波の種類によりそ
の波長が異なるため、予め配置されるアンテナ素子は前
記選択が支障なく行われ得るように多数本設けられてい
る。
【0010】アンテナ切り換えスイッチ20を介して取
り出された4個のRF信号は、位相器30へ与えられ
る。この位相器30は、アンテナ素子A1〜A4で受信
された各電波のRF信号相互間の位相関係が、所定の関
係となるように上記RF信号を位相制御する位相制御手
段である。RF信号相互の位相関係が可変設定されるこ
とにより、所要の指向性が得られる。かくして通常のダ
イバシティ受信よりも高度な受信状態が得られるものと
なる。
り出された4個のRF信号は、位相器30へ与えられ
る。この位相器30は、アンテナ素子A1〜A4で受信
された各電波のRF信号相互間の位相関係が、所定の関
係となるように上記RF信号を位相制御する位相制御手
段である。RF信号相互の位相関係が可変設定されるこ
とにより、所要の指向性が得られる。かくして通常のダ
イバシティ受信よりも高度な受信状態が得られるものと
なる。
【0011】位相器30で位相を可変設定された各RF
信号は、混合器40によって混合されたのち、FM/A
M,TVダイバシティ処理回路50に供給される。ダイ
バシティ処理回路50から出力されるRF信号はFM/
AM,TVチュナー60へ与えられる。上記チュナー6
0からはその時点における受信状態を監視するための信
号(中間周波数信号IF等)が送出され、これがダイバ
シティ処理回路50にフィードバックされる。
信号は、混合器40によって混合されたのち、FM/A
M,TVダイバシティ処理回路50に供給される。ダイ
バシティ処理回路50から出力されるRF信号はFM/
AM,TVチュナー60へ与えられる。上記チュナー6
0からはその時点における受信状態を監視するための信
号(中間周波数信号IF等)が送出され、これがダイバ
シティ処理回路50にフィードバックされる。
【0012】ダイバシティ処理回路50によるダイバシ
ティ処理は従来のものとほぼ同じであるが、このダイバ
シティ処理回路50からは受信状態を示す情報信号S1
が出力される。この受信状態を示す情報信号S1は中央
演算処理装置(CPU)70に送られる。
ティ処理は従来のものとほぼ同じであるが、このダイバ
シティ処理回路50からは受信状態を示す情報信号S1
が出力される。この受信状態を示す情報信号S1は中央
演算処理装置(CPU)70に送られる。
【0013】中央演算処理装置70は、本発明の指向性
可変制御手段を構成している。すなわち中央演算処理装
置70はダイバシティ処理回路50から与えられる受信
状態を示す情報信号S1に基づいて、その時点で最適な
指向性の演算を行なう。そして演算の結果に応じ、前記
アンテナ選定手段である切り換えスイッチ20に対して
は、選択すべきアンテナ素子を変更するための変更指令
信号S2を与える。また前記位相制御手段である位相器
30に対しては、RF信号相互の位相関係を変更するた
めの変更指令信号S3を与える。
可変制御手段を構成している。すなわち中央演算処理装
置70はダイバシティ処理回路50から与えられる受信
状態を示す情報信号S1に基づいて、その時点で最適な
指向性の演算を行なう。そして演算の結果に応じ、前記
アンテナ選定手段である切り換えスイッチ20に対して
は、選択すべきアンテナ素子を変更するための変更指令
信号S2を与える。また前記位相制御手段である位相器
30に対しては、RF信号相互の位相関係を変更するた
めの変更指令信号S3を与える。
【0014】かくして選定されるダイバシティ受信アン
テナの指向性が可変設定されることになる。なお指向性
を可変するファクターは、選択されるアンテナ素子の間
隔、及び各アンテナ素子から得られるRF信号相互の位
相関係である。
テナの指向性が可変設定されることになる。なお指向性
を可変するファクターは、選択されるアンテナ素子の間
隔、及び各アンテナ素子から得られるRF信号相互の位
相関係である。
【0015】図2の(a)(b)〜図7の(a)(b)
は、下記の特定条件の下で、第1〜第4のアンテナ素子
の位相関係をそれぞれ所定状態に可変設定したときの水
平面内における各指向性を示すパターン図である。
は、下記の特定条件の下で、第1〜第4のアンテナ素子
の位相関係をそれぞれ所定状態に可変設定したときの水
平面内における各指向性を示すパターン図である。
【0016】 ・受信周波数………………………98MHz ・使用アンテナ素子………………無指向性の4本のアン
テナ素子A1〜A4 ・アンテナ素子間隔………………λ/4(=750mm
程度) ・自動車の前後に対応する方向…パターン図の「0ー1
80°」 各図に対応するアンテナ素子A1〜A4の位相関係を表
形式にまとめると次の通りである。 本実施形態の指向性可変形ダイバシティアンテナ装置
は、受信時における受信状態に応じて、受信障害を受け
にくいようにアンテナの指向性が可変操作されるものと
なっている。つまりアクティブタイプの指向性可変形ダ
イバシティアンテナ装置である。このように受信状態に
見合った指向性が自動選択される結果、受信エリアの状
況に応じた最適な受信を行なうことができる。したがっ
て従来のダイバシティ受信に比べて極めて高い確率で受
信障害を回避でき、常に良好な受信を行なうことができ
る。
テナ素子A1〜A4 ・アンテナ素子間隔………………λ/4(=750mm
程度) ・自動車の前後に対応する方向…パターン図の「0ー1
80°」 各図に対応するアンテナ素子A1〜A4の位相関係を表
形式にまとめると次の通りである。 本実施形態の指向性可変形ダイバシティアンテナ装置
は、受信時における受信状態に応じて、受信障害を受け
にくいようにアンテナの指向性が可変操作されるものと
なっている。つまりアクティブタイプの指向性可変形ダ
イバシティアンテナ装置である。このように受信状態に
見合った指向性が自動選択される結果、受信エリアの状
況に応じた最適な受信を行なうことができる。したがっ
て従来のダイバシティ受信に比べて極めて高い確率で受
信障害を回避でき、常に良好な受信を行なうことができ
る。
【0017】このように本実施形態の指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置は、現在行なわれているダイバシ
ティ受信機能に、指向性ダイバシティ受信機能が付加さ
れたものとなり、二重のダイバシティ機能を持つアンテ
ナ装置が実現される。
バシティアンテナ装置は、現在行なわれているダイバシ
ティ受信機能に、指向性ダイバシティ受信機能が付加さ
れたものとなり、二重のダイバシティ機能を持つアンテ
ナ装置が実現される。
【0018】実施形態に示された指向性可変形ダイバシ
ティアンテナ装置は、下記の変形例を含んでいる。 ・λ/4からずれた間隔で配設されている無指向性アン
テナ素子を用いてダイバシティ受信アンテナを選定する
ようにしたもの。 ・自動車の窓ガラス以外の箇所に装着するようにしたも
の。
ティアンテナ装置は、下記の変形例を含んでいる。 ・λ/4からずれた間隔で配設されている無指向性アン
テナ素子を用いてダイバシティ受信アンテナを選定する
ようにしたもの。 ・自動車の窓ガラス以外の箇所に装着するようにしたも
の。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、FM/AM波やTV波
の受信時において、アンテナの指向性がその受信状態に
見合ったものに可変設定されるため、受信エリアにおけ
る電界強度に適合し、かつノイズが少く、常に良好な受
信を行なうことのできる指向性可変形ダイバシティアン
テナ装置を提供できる。
の受信時において、アンテナの指向性がその受信状態に
見合ったものに可変設定されるため、受信エリアにおけ
る電界強度に適合し、かつノイズが少く、常に良好な受
信を行なうことのできる指向性可変形ダイバシティアン
テナ装置を提供できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置の構成を示す図。
バシティアンテナ装置の構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
【図4】本発明の第1実施形態に係る指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
【図5】本発明の第1実施形態に係る指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
【図6】本発明の第1実施形態に係る指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
【図7】本発明の第1実施形態に係る指向性可変形ダイ
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
バシティアンテナ装置の特性を示す図で、(a)(b)
はそれぞれ特定された条件の下で、各アンテナ素子の位
相関係を所定状態に可変設定したときの指向性を示すパ
ターン図。
【図8】従来の車載アンテナ装置の一つであるダイバシ
ティ受信方式の自動車用窓ガラスアンテナ装置の構成を
示す図。
ティ受信方式の自動車用窓ガラスアンテナ装置の構成を
示す図。
10…自動車の後部窓ガラス 11,12〜1n…アンテナ素子 A1〜A4……受信に供されるアンテナ素子 20…アンテナ切り換えスイッチ(受信アンテナ選定手
段) 30…位相器(位相制御手段) 40…混合器 50…FM/AM.TVダイバシティ処理回路 60…FM/AM.TVチュナー 70…中央演算処理装置(指向性可変制御手段)
段) 30…位相器(位相制御手段) 40…混合器 50…FM/AM.TVダイバシティ処理回路 60…FM/AM.TVチュナー 70…中央演算処理装置(指向性可変制御手段)
Claims (2)
- 【請求項1】FM/AM波,TV波等の受信時におい
て、アンテナの指向性をその受信状態に見合ったものに
変更すべく、複数の素子の選択的組み合わせ及び位相制
御を行ない、受信エリアにおける電界に適合しかつノイ
ズ等の影響を除くようにしたことを特徴とする指向性可
変形ダイバシティアンテナ装置。 - 【請求項2】特定の間隔で配列された複数の無指向性ア
ンテナ素子と、 これらの無指向性アンテナ素子のうち特定位置に配設さ
れているアンテナ素子を選択して組み合わせることによ
り、ダイバシティ受信アンテナを選定する受信アンテナ
選定手段と、 この受信アンテナ選定手段で選定された前記ダイバシテ
ィ受信アンテナにより受信された各電波のRF信号相互
間の位相関係を制御する位相制御手段と、 この位相制御手段により位相関係を制御されたRF信号
につきダイバシティ処理を行なってチュナーに供給する
ダイバシティ処理手段と、 このダイバシティ処理手段から出力される受信状態を示
す情報に基づいて適切な指向性の演算を行ない、この演
算の結果に応じて前記アンテナ選定手段に対し選択すべ
きアンテナ素子を変更するための変更指令信号を与える
と共に、前記位相制御手段に対しRF信号相互の位相関
係を変更するための変更指令信号を与える指向性可変制
御手段と、 を備えてなることを特徴とする指向性可変形ダイバシテ
ィアンテナ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9118223A JPH10308694A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 指向性可変形ダイバシティアンテナ装置 |
EP98303451A EP0877440A1 (en) | 1997-05-08 | 1998-05-01 | Directivity varying type diversity antenna apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US7489948B2 (en) | 2004-01-30 | 2009-02-10 | Advanced Telecommunications Research Institute International | Receiver capable of receiving radio signal with high quality |
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