JPH06153118A - テレビジョン受信機音声fmトランスミッタの送出方法 - Google Patents

テレビジョン受信機音声fmトランスミッタの送出方法

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JPH06153118A
JPH06153118A JP4297357A JP29735792A JPH06153118A JP H06153118 A JPH06153118 A JP H06153118A JP 4297357 A JP4297357 A JP 4297357A JP 29735792 A JP29735792 A JP 29735792A JP H06153118 A JPH06153118 A JP H06153118A
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antenna
input
wave
transmitter
television receiver
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Masayuki Suzuki
正幸 鈴木
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載テレビジョン受信機に搭載される音声F
Mトランスミッタ装置の実用的な到達距離を、電波法規
制をクリアする条件内で大幅に改善する。 【構成】 ダイバーシティアンテナ入力の車載テレビジ
ョン受信機に接続されていないアンテナ入力へFMトラ
ンスミッタ装置のFM波出力を接続する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機音声
FMトランスミッタ装置、特に移動体に搭載されてダイ
バーシティアンテナ制御装置と組み合わせて使用され
る、FMトランスミッタの送出方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるテレビジョン受信機音
声FMトランスミッタの送出方法として、車載液晶テレ
ビを例に説明する。
【0003】現在市販されている車載液晶テレビの一般
的な設計手法は、音声信号から複合FM信号を作成する
FM信号作成段と、FM波に変換するRF変調段で構成
されるFMトランスミッタをテレビ本体内に装備し、F
M波出力をストリップラインアンテナ、又は金属部品に
よるアンテナにより送出する方法を取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によるテレ
ビジョン受信機音声FMトランスミッタの送出方法の課
題は、FMトランスミッタが電波法規制により3m法で
54dBμV/m以下に規制されているため、テレビの
設置場所、車両のFMレシーバのアンテナ位置によって
は、受信状態が悪くなるという点であった。
【0005】この傾向は実質的にFMレシーバの受信感
度が低下するステレオ送出時に顕著となり、実用的な到
達距離は2m〜3m、保証値は1.5mが実状である。
【0006】この様な課題の原因としては以下の3点が
考えられる。
【0007】1)車両のFMレシーバのアンテナ位置に
は、フロントピラーのロッドアンテナ、リアフェンダー
のモーター駆動ロッドアンテナ、リアガラス上部のプリ
ントアンテナ、トランクリッドアンテナの種類がある
が、助手席付近に設置されるテレビ本体との距離が遠い
事、アンテナ単体の利得が低い事により、プリントアン
テナ、トランクリッドアンテナで特に受信状態が悪くな
る。
【0008】2)テレビ本体からのFM波の送出指向性
を円、すなわち全方向均一にする事は困難であり、実際
には8の字の指向性となる。
【0009】指向性のピークとボトムでは設計に工夫を
凝らしても10dB〜15dBの差ができ、電波法規制
はピークに対して適用される。
【0010】従ってFMレシーバのアンテナ位置が指向
性のボトム方向にあれば受信感度が悪くなり、又テレビ
本体の向きを調整しただけで受信状態が変化する。
【0011】3)車両のFMレシーバのアンテナは基本
的に車両内からのFM波ではなく、車両外からのFM波
に対して良好な感度が得られる様に設計されており、車
両内から送出するFMトランスミッタに取っては条件が
悪い。
【0012】特に最近の高級車に採用されている断熱ガ
ラスはFM波を大きく減衰させるのでこの傾向が強くな
る。
【0013】本発明は従来の技術が持つこの様な課題を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、電波法規制をクリアした上で実用性の高いテレ
ビジョン受信機音声FMトランスミッタと市場に提供す
る事にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明テレビジョン受信
機音声FMトランスミッタの送出方法は、 a)複数のアンテナ入力から1入力を選択するダイバー
シティアンテナ制御装置と、テレビジョン受信装置と、
音声信号をFM波として送出するFMトランスミッタ装
置により構成される装置において、 b)ダイバーシティアンテナ制御装置のアンテナ選択信
号から非選択アンテナ入力を検出する検出手段と、 c)各アンテナ入力にFMトランスミッタ装置のFM波
出力を選択的に供給する供給手段と、 d)FM波出力をどのアンテナ入力へ供給するかを制御
する制御手段により構成され、 e)制御手段により、テレビジョン受信装置用に選択さ
れていない少なくとも1入力のアンテナ入力へ、FM波
出力を供給する事を特徴とするテレビジョン受信機音声
FMトランスミッタの送出方法。
【0015】
【実施例】図1は本発明テレビジョン受信機音声FMト
ランスミッタの送出方法実施例のアンテナ入力回路構成
図である。
【0016】この実施例は動作説明を容易にする目的
と、実際に製品に適用する場合のコストの条件を加味し
て請求項2に従って構成されている。
【0017】なお請求項1の構成によっても同等な効果
が得られる事は言う迄もない。
【0018】ダイバーシティアンテナは、指向性がほぼ
直交する2素子で構成されたアンテナ2組を1.5m〜
2.0m距離を置いて設置し、空間ダイバーシティと指
向性ダイバーシティの効果を合わせ持つ4入力方式であ
り、リアガラス上部に貼り付けて使用する、最も一般的
な物である。
【0019】図1のアンテナ入力(11a)〜(11
d)には上記ダイバーシティアンテナの出力が接続され
る。
【0020】それぞれのアンテナ入力は、直流阻止コン
デンサ(12a)〜(12d)、アンテナ選択スイッチ
ング素子(13a)〜(13d)を経由して1本化さ
れ、更に直流阻止コンデンサ(12e)を経由してチュ
ーナ入力(14)へ接続される。
【0021】一方アンテナ選択スイッチング素子の入力
側には、アンテナ選択信号(15a)〜(15d)がバ
イアス抵抗(16a)〜(16d)を介して接続され、
1本化された出力側には接地間にバイアス抵抗(16
e)が接続される。
【0022】アンテナ選択信号はアクティブハイであ
り、アンテナ入力の保持期間、比較期間共に常に4信号
の1信号がハイ(5V)、3信号がロー(0V)に制御
される。アンテナ選択信号がハイに対応するアンテナ選
択スイッチング素子がオンして、そのアンテナ入力をチ
ューナ入力へ電気的に接続し、他のアンテナ選択スイッ
チング素子はバイアス抵抗(16e)により逆バイアス
されてカットオフして、そのアンテナ入力をチューナ入
力から電気的に遮断する。
【0023】以上がダイバーシティアンテナ入力段制御
の説明である。
【0024】図1のFM波出力(17)はFMトランス
ミッタのRF変調出力であり、電波法規制をクリアする
ための出力レベル管理と、ダイバーシティアンテナにイ
ンピーダンス整合を取るためのインピーダンス管理がさ
れた出力形態になっている。
【0025】FM波出力は直流阻止コンデンサ(12
f)を経由して4分割され、FM波供給スイッチング素
子(18a)〜(18d)、直流阻止コンデンサ(12
g)〜(12j)を経由してアンテナ選択スイッチング
素子の入力側に接続される。
【0026】一方FM波供給スイッチング素子の入力側
には、3V電源(19)がバイアス抵抗(16f)を介
して接続され、FM波供給スイッチング素子の出力側に
は対応するアンテナ選択信号がバイアス抵抗(16g)
〜(16j)を介して接続される。
【0027】この構成によれば、アンテナ選択信号がハ
イに対応するFM波供給スイッチング素子が逆バイアス
でカットオフして、チューナ入力へ電気的に接続された
アンテナ入力へのFM波の供給を行わず、アンテナ選択
信号がローに対応するFM波供給スイッチング素子がオ
ンして、チューナ入力から電気的に遮断されたアンテナ
入力へFM波を供給する。
【0028】その結果テレビジョン受信機の受信感度に
影響を与える事なく、常にダイバーシティアンテナ4素
子の内の3素子からFM波を送出する事が可能となり、
発明が解決しようとする課題に記載した課題項目に対し
て以下の様な効果を有する。
【0029】1)距離、アンテナ利得の条件が厳しかっ
たプリントアンテナ、トランクリッドアンテナに対し
て、FM波送出部と受信部の距離が1/3〜1/10と
なるため受信状態が改善する。
【0030】2)送出部にダイバーシティアンテナの3
素子を用いているため指向性が大幅に改善し、かつ送出
部が固定されているので、使用条件により受信状態が変
化しない。
【0031】3)FM波送出部が車両外にあるので、F
M波を大きく減衰させる断熱ガラスを採用している車両
でも問題は発生しない。
【0032】
【発明の効果】以上述べてきた様に本発明テレビジョン
受信機音声FMトランスミッタの送出方法によれば、車
載テレビジョン受信機に搭載される音声FMトランスミ
ッタ装置の実用的な到達距離を、電波法規制をクリアす
る条件内で大幅に改善するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明テレビジョン受信機音声FMトランス
ミッタの送出方法実施例のアンテナ入力回路構成図。
【符号の説明】
(11a)〜(11d):アンテナ入力 (12a)〜(12j):直流阻止コンデンサ (13a)〜(13d):アンテナ選択スイッチング素
子 (14) :チューナ入力 (15a)〜(15d):アンテナ選択信号 (16a)〜(16j):バイアス抵抗 (17) :FM波出力 (18a)〜(18d):FM波供給スイッチング素子 (19) :3V電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)複数のアンテナ入力から1入力を選択
    するダイバーシティアンテナ制御装置と、テレビジョン
    受信装置と、音声信号をFM波として送出するFMトラ
    ンスミッタ装置により構成される装置において、 b)ダイバーシティアンテナ制御装置のアンテナ選択信
    号から非選択アンテナ入力を検出する検出手段と、 c)各アンテナ入力にFMトランスミッタ装置のFM波
    出力を選択的に供給する供給手段と、 d)FM波出力をどのアンテナ入力へ供給するかを制御
    する制御手段により構成され、 e)制御手段により、テレビジョン受信装置用に選択さ
    れていない少なくとも1入力のアンテナ入力へ、FM波
    出力を供給する事を特徴とするテレビジョン受信機音声
    FMトランスミッタの送出方法。
  2. 【請求項2】a)ダイバーシティアンテナ制御装置のア
    ンテナ選択信号の極性を利用して、非選択アンテナ入力
    を検出する検出手段と、FM波出力をどのアンテナ入力
    へ供給するかを制御する制御手段を省略し、 b)FM波出力をどのアンテナ入力へ供給するかを制御
    する制御手段のみにより構成され、 c)テレビジョン受信装置用に選択されていないすべて
    のアンテナ入力へFM波を供給する事を特徴とする、請
    求項1記載のテレビジョン受信機音声FMトランスミッ
    タの送出方法。
JP29735792A 1992-11-06 1992-11-06 テレビジョン受信機音声fmトランスミッタ Expired - Lifetime JP3353349B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004006567A1 (en) * 2002-07-05 2004-01-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Television receiver with isolated inputs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004006567A1 (en) * 2002-07-05 2004-01-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Television receiver with isolated inputs
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