JP3786756B2 - 自動車用のガラスアンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車の両側の側部窓ガラスなど複数の窓ガラスに設けたAMラジオ放送波、FMラジオ放送波を少なくとも受信するためのガラスアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用のガラスアンテナとしては、後部窓ガラスの加熱用導電線条の上部余白部あるいは下部余白部に導電線条を設けたアンテナ、前部窓ガラスに導電線条を設けたアンテナなどが知られており、実用化もされているが、前者にあっては、本来スペースが少ない上に、視界を妨げる恐れがあるので、アンテナ占有面積が小さくなり、必ずしも充分な受信利得が得られなかった。
【0003】
また、後者の前部窓ガラスに設けたアンテナは、比較的受信利得は高いが、運転者の視界を妨げないように、後部窓ガラス以上に取付場所の制約がある。
そこで、このような制約がほとんどなく、しかも比較的面積の大きな側部窓ガラスが装着されたRV車などの普及により、側部窓ガラスに設けたアンテナが注目されているが、いずれの窓ガラスに設けたアンテナであっても一つの窓ガラスに設けたガラスアンテナでAMラジオ放送波もFMラジオ放送波も充分に受信することは困難であった。
【0004】
そこで両側の側部窓ガラスに設けたアンテナを組み合わせたアンテナにより、AMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するアンテナが特開平4−77005号、特開平8−265028号として出願されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平4−77005号発明に示されるアンテナは、両側部窓ガラスにそれぞれAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するアンテナを設け、それぞれのアンテナの給電点を同軸ケーブルによって接続し、それぞれのアンテナの合成点からさらに1本の同軸ケーブルによってAM/FM用のカーラジオに接続するものであり、第1の実施例(図1)ではAMラジオ放送波、FMラジオ放送波のいずれを受信するときにもそれぞれのアンテナを合成したものを受信することになり、AMラジオ放送波に対しては効果があっても、FMラジオ放送波に対しては二つのアンテナの位相調整を全ての周波数帯域にわたり行うことは不可能であり、電波の到来方向が変わったときに、あるいは受信周波数が変わっときに、常に高い利得で受信することは困難である。また、第2の実施例(図2)では、二つのアンテナを接続する同軸ケーブルにFMカット用コイルを挿入する例であるが、この場合にもAMラジオ放送波に対しては効果があっても、FMラジオ放送波に対しては単独のアンテナで受信する状態に近くなり、電波の到来方向が変わったときに、あるいは受信周波数が変わったときに、常に高い利得で受信することは困難である。
【0006】
また、特開平8−265028号発明の第2実施例(図19)には、車両用の両側の側部窓ガラスにそれぞれアンテナを設け、一方の窓ガラスにはAMラジオ放送波受信用のアンテナ線30とFMラジオ放送波受信用のアンテナ線20を設け、アンテナ線30とアンテナ線20は接続線30−1(AMアンテナ線の一部であり、FMアンテナ線に対してスタブとして機能すると記載されている)によって接続され、他方の窓ガラスにはAMアンテナ31が設けられており、それぞれの窓ガラスに設けられたアンテナはAMアンテナ31の一部(接続点15R)とAMアンテナ線30の一部(接続点15L)をAV線などの接続線14によって接続されており、アンテナ20とアンテナ30の交点を給電点としてここから同軸ケーブル12、FMチューナー、AMチューナーに接続される構成が示されている。しかしながら、このアンテナもAMラジオ放送波に対しては効果があっても、FMラジオ放送波に対しては単独のアンテナ20で受信するものであるから、電波の到来方向が変わったときに、あるいは受信周波数が変わったときに、常に高い利得で受信することは困難である。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、AMラジオ放送波に対して受信利得が高いのは勿論FMラジオ放送波に対しても受信利得を高めたガラスアンテナを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の問題点を解決するために、本発明は、自動車の左右のリアクォータなどの側部窓ガラス、または側部窓ガラスと後部窓ガラスの二つの窓ガラスに、それぞれAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を少なくとも受信するためのアンテナを設けた自動車用のガラスアンテナにおいて、それぞれのアンテナの給電部(接続部)同士を、低容量の接続線の両側にFMカットコイルを介して接続するとともに、AMチューナーに入力されない非選択同軸ケーブルの内部導線とそのアンテナの給電部との間に静電容量が20pF〜100pFのコンデンサーを挿入し、AMラジオ放送波受信時にはそれぞれのアンテナを前記接続線を経由し受信電波を合成してチューナーに入力し、FMラジオ放送波受信時には、実施例に示すようにそれぞれのアンテナのどちらかを選択して受信するようにしたことを特徴とするものであり、具体的には、FMラジオ放送波受信時には、それぞれのアンテナのどちらかをダイバーシティユニットで選択してその選択信号を一つのFMチューナーに出力して受信するものであり、ダイバーシティユニットでは、受信利得の高い方のアンテナを選択するか、あるいはどちらかのアンテナに固定して、その受信利得が所定のレベルより下がったときに他方のアンテナに切り替える機能を具備する。
【0009】
このように接続線により、二つの窓ガラスに設けられたアンテナ同士を接続して給電するので、アンテナの実効長が長くなり受信利得が向上するだけでなく、FMカットコイルを接続線の両側に挿入しているので、FMラジオ放送波受信時にはFMカットコイルのインダクタンスを2μH以上としたので、そのインピーダンスがほぼ1KΩ以上と高くなり実質的にこの部分で電波は遮断され、それぞれのアンテナから別々に同軸ケーブルによってダイバーシティユニットに入力され、例えば受信利得の高い方に切り替えて受信することができるので、電波の到来方向が変わっても、あるいは受信周波数が変わってもお互いのアンテナが補い合うので高い利得で受信することができる。
【0010】
なお、この場合に片側にFMカットコイルを挿入するだけでも、ある程度の効果が期待できるが、片側の場合にはFMラジオ放送波受信時に接続線のほぼ全長が片側のアンテナに接続された状態であるので、この接続線にある程度の電波が乗ることは避けられないので、所望のアンテナパターンとは異なったパターンになってしまい、受信利得が低下したり、チューニングをやり直したりする恐れもあるので、両側にFMカットコイルを挿入して、コイル部分で実質的に電波を遮断するようにした方がよい。
【0011】
なお、AMラジオ放送波を受信するときにはFMカットコイルのインダクタンスが10μH以下としたので、そのそのインピーダンスが10Ω前後と低インピーダンスになり、電波を効率よく通すことができる。
【0012】
また、AMラジオ放送波受信時にAMチューナーに入力されない非選択同軸ケーブルの内部導線とそのアンテナの給電部との間に静電容量が20pF〜100pFのコンデンサーを挿入すると、100pF以下でAMラジオ放送波に対してインピーダンスがほぼ1KΩ以上となり、AM帯の電波を実質的に遮断し、10pF以上でFM帯の電波に対してインピーダンスが100Ω以下となりFM帯の電波を損失がほとんどない状態で受信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のアンテナが設けられる二つの窓ガラスは左右のリアクォータなどの側部窓ガラスが左右で指向特性が異なるので、FMラジオ放送波あるいはTV放送波をダイバーシティ受信するのに好適であるが、その他側部窓ガラスと後部窓ガラス、側部窓ガラスと前部窓ガラス、あるいは後部窓ガラスと前部窓ガラスなどにアンテナを設けてもよい。
【0014】
二つの窓ガラスに配設されるガラスアンテナは後述する実施例のパターン以外にも、受信しようとするFMラジオ放送波、あるいはFMラジオ放送波とTV放送波を受信するに好適なパターンであって、それぞれのアンテナを合成したものがAMラジオ放送波を好適に受信できるようなパターンであればよく、各種のパターンを採用することができる。
【0015】
それぞれのアンテナを接続する接続線は同軸ケーブルなどのフィーダ線を使用すると、雑音がほとんど混入してこないメリットがある反面、AMラジオ放送波を受信するときにケーブルの無効容量が増加して電波の漏洩が無視できなくなる恐れがあるので、低容量のフィーダ線を使用するとよい。また、フィーダ線以外のビニール絶縁電線(AV線)を使用すると無効容量は減少するが、雑音を拾ってしまうので、雑音対策を充分講じた上でAV線を使用するとよい。
【0016】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
図1〜図4は、それぞれ本発明の実施例1〜実施例4における要部を示すアンテナ構成図である。
【0017】
実施例1
図1に示すように、車両用の両側の左右の側部窓ガラスにそれぞれアンテナを設け、AV線を接続線として使用した例であり、一方の側部窓ガラス1にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ2をその給電部3、接続部4とともに導電ペーストによりプリント、焼成して形成する。
【0018】
他方の側部窓ガラス11にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ12をその給電部13、接続部14とともに導電ペーストによりプリント、焼成して形成する。
【0019】
それぞれガラスアンテナが形成された一方の側部窓ガラスと他方の窓ガラスを自動車の開口部に装着後、それぞれのアンテナ2と12を接続部4、14においてビニール絶縁電線(AV線)からなる接続線JLにより、インダクタンスが5μHのFMカットコイルL1、L11を介して接続するとともに、給電部3からは静電容量が20pFのコンデンサーCを介して同軸ケーブル5によりラジオ受信機10に内蔵されたダイバーシティユニット7に、給電部13から同軸ケーブル15によりラジオ受信機10に内蔵された分波器6に接続する。なお、ダイバーシティユニット7はFMチューナー9に、分波器6は分波されてダイバーシティユニット7とAMチューナー8にラジオ受信機内で接続されている。
ダイバーシティユニット7は、例えば受信利得が高い方に切り替える機能を有するユニット、あるいは同軸ケーブル5からの電波、同軸ケーブル15からの電波のいずれか(FMラジオ放送波に対してメインアンテナとなるアンテナが受信した電波)に固定して、所定のレベルから下がったときに切り替わる機能を有するユニットであり、FMラジオ放送波受信時にどちらか受信利得の高い方か、所定レベル以上の受信利得が得られるようにFMチューナーに出力される。
【0020】
このようにして得られたアンテナによって520KHz〜1620KHzのAMラジオ放送波を同軸ケーブル15の先端分波器の入力側端子で受信して、端子電圧で示すと帯域の平均値で39dBμVとなり、アンテナ2単独の場合に約33dBμVであるので、6dBほど向上していることがわかる。
【0021】
FMラジオ放送波受信時にはアンテナ2で受信した電波かあるいはアンテナ12で受信した電波の好適な方に切り替えて、常に好適なアンテナにより受信するものであるから電波の到来方向、受信周波数などにほとんど影響されず受信することができる。
【0022】
実施例2
図2に示すように、車両用の両側、左右の側部窓ガラスにそれぞれアンテナだけでなくFMカットコイルを設け、低容量の同軸ケーブルを接続線として使用した例であり、一方の側部窓ガラス1にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ2をその給電部3、接続部4とともに、他方の側部窓ガラス11にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ12をその給電部13、接続部14とともにそれぞれ形成し、給電部3と接続部4の間に挿入されるインダクタンスが5μHのFMカットコイルL1と給電部13と接続部14の間に挿入されるインダクタンスが5μHのFMカットコイルL11をそれぞれの窓ガラス2と12に装着する。
【0023】
窓ガラスを開口部に装着後、接続線JLとしての低容量同軸ケーブルにより接続部4と14を接続し、給電部3からは静電容量が20pFのコンデンサーCを介して同軸ケーブル5により実施例 1 の図1で示すラジオ受信機10と同様なラジオ受信機に内蔵されたダイバーシティユニットに接続し、同軸ケーブル15をラジオ受信機内の分波器にそれぞれ接続する。なお、図1のラジオ受信機10で示したように、ダイバーシティユニット7はFMチューナー9に、分波器6は分波されてダイバーシティユニット7とAMチューナーにラジオ受信機内で接続されている。
【0024】
このようにして得られたアンテナによって520KHz〜1620KHzのAMラジオ放送波を同軸ケーブル15の先端の分波器の入力側端子で受信して、端子電圧で示すと帯域の平均値で37dBμVとなり、アンテナ2単独の場合に比較して約4dB向上していることがわかる。
また、実施例 1 の記載と同様に、FMラジオ放送波受信時にはアンテナ2で受信した電波かあるいはアンテナ12で受信した電波の好適な方にダイバーシティユニットにより切り替えて、常に好適なアンテナにより受信するものであるから電波の到来方向、受信周波数などにほとんど影響されず受信することができる。
【0025】
実施例3
図3に示すように、車両用の両側、左右の側部窓ガラスにそれぞれのAMラジオ放送波とFMラジオ放送波受信用のアンテナに加えTV放送波受信用のアンテナを設け、AV線を接続線として使用した例であり、一方の側部窓ガラス1にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ2とその給電部3、TV放送波受信用のアンテナ2'とその給電部を、他方の側部窓ガラス11にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ12をその給電部13、TV放送波受信用のアンテナ12'とその給電部14をそれぞれ形成し、給電部3と給電部の間に挿入されるコイルL1'と給電部13と給電部14の間に挿入されるコイルL11'をそれぞれの窓ガラスに装着する。
【0026】
それぞれの窓ガラス1と11を開口部に装着後、それぞれのアンテナ2、12を給電部3、13において接続線JLとしてのAV線により接続した以外は実施例1と同じ構成としたものであり、給電部3からコンデンサーCを介して同軸ケーブル5により実施例1と同じ構成のラジオ受信機内のダイバーシティユニットに、同軸ケーブル15をラジオ受信機内の分波器にそれぞれ接続する。
【0027】
また、TV放送波アンテナ2'と12'はそれぞれの給電部14から
同軸ケーブル5'、15'により図示しなTV放送波受信用のダイバーシティユ
ニットに接続し、どちらか受信利得の高い方の信号がTV受像機に出力される。
【0028】
この実施例でコイルL1’とL11’はFMラジオ放送波帯とTV放送波帯に対して高インピーダンスになって、アンテナ2、アンテナ12との間を遮断する作用をする。
【0029】
実施例4
図4に示すように、車両用の側部窓ガラスと後部窓ガラスににそれぞれのAMラジオ放送波とFMラジオ放送波受信用のアンテナを設け、低容量同軸ケーブルを接続線として使用した例であり、側部窓ガラス1にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ2とその給電部3、接続部4を、後部窓ガラス11にはAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ12をその給電部13をそれぞれ形成し、給電部3と接続部4の間に挿入されるコイルL1を窓ガラス1に装着する。
【0030】
それぞれの窓ガラスを開口部に装着後、接続線JLとしての低容量同軸ケーブルにより接続部4と給電部13を接続し(給電部13近傍にコイルL11を介挿)、給電部3からはコンデンサーCを介して同軸ケーブル5により図示しないラジオ受信機に内蔵されたダイバーシティユニットに接続し、給電部13から同軸ケーブル15によりラジオ受信機内の分波器にそれぞれ接続する。
【0031】
【発明の効果】
本発明のガラスアンテナは、以上説明したようにAMラジオ放送波に対して二つのアンテナを合成して受信利得を向上させ、FMラジオ放送波受信時には二つのアンテナを切り替えて受信するので、電波の到来方向が変わっても、受信周波数が変わってもほとんど影響されず、安定して高利得で受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における要部を示すアンテナ構成図である。
【図2】本発明の実施例2における要部を示すアンテナ構成図である。
【図3】本発明の実施例3における要部を示すアンテナ構成図である。
【図4】本発明の実施例4における要部を示すアンテナ構成図である。
【符号の説明】
1、11 板ガラス
2、12 AMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するためのアンテナ
3、13 給電部
4、14 接続部
5、15 同軸ケーブル
6 分波器
7 ダイバーシティユニット
8 AMチューナー
9 FMチューナー
10 ラジオ受信機
1、L11 FMカットコイル
C コンデンサー

Claims (5)

  1. 自動車の左右のリアクォータなどの側部窓ガラス、または側部窓ガラスと後部窓ガラスの二つの窓ガラスに、それぞれAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を少なくとも受信するためのアンテナを設けた自動車用のガラスアンテナにおいて、それぞれのアンテナの給電部(接続部)同士を、低容量の接続線の両側にFMカットコイルを介して接続するとともに、AMチューナーに入力されない非選択同軸ケーブルの内部導線とそのアンテナの給電部との間に静電容量が20pF〜100pFのコンデンサーを挿入し、AMラジオ放送波受信時にはそれぞれのアンテナを前記接続線を経由し受信電波を合成してチューナーに入力し、FMラジオ放送波受信時にはそれぞれのアンテナのどちらかを選択して受信するようにしたことを特徴とする自動車用のガラスアンテナ。
  2. FMラジオ放送波受信時には、それぞれのアンテナのどちらかをダイバーシティユニットで選択してその選択信号を一つのFMチューナーに出力して受信するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動車用のガラスアンテナ。
  3. FMカットコイルのインダクタンスを2μH〜10μHの範囲としたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の自動車用のガラスアンテナ。
  4. それぞれのアンテナを接続する接続線は同軸ケーブルとしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一に記載の自動車用のガラスアンテナ。
  5. それぞれのアンテナを接続する接続線は絶縁電線としたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一に記載の自動車用のガラスアンテナ。
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