JPH1117595A - 4面ダイバーシティアンテナ装置 - Google Patents

4面ダイバーシティアンテナ装置

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JPH1117595A
JPH1117595A JP9170397A JP17039797A JPH1117595A JP H1117595 A JPH1117595 A JP H1117595A JP 9170397 A JP9170397 A JP 9170397A JP 17039797 A JP17039797 A JP 17039797A JP H1117595 A JPH1117595 A JP H1117595A
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antenna
diversity
sided
vehicle
film
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JP9170397A
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Masahiro Tsuji
将弘 辻
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NEC Mobile Communications Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車外のアンテナから車内にケーブルを引き込む
ため防水対策が必要であり、高さ制限のある場所に入る
ときにアンテナを縮める必要がある。 【解決手段】ダイバーシティ装置51により前面アンテ
ナ1と後面アンテナ2とで受信された電波のダイバーシ
ティ効果を得、ダイバーシティ装置52により左面アン
テナ3と右面アンテナ4とで受信された電波のダイバー
シティ効果を得、ダイバーシティ装置51,52の出力
のダイバーシティ効果が得られた各高周波電圧は、ダイ
バーシティ装置53により更にダイバーシティ効果を得
る。ダイバーシティ装置53の出力の高周波電圧はRF
分配装置54に入力される。制御装置55は受信中の電
波の種別を検出し、テレビジョン受信中かFMラジオ受
信中かによりRF分配装置54に制御信号を送ると、R
F分配装置54はこの制御信号に従ってTV受像機6ま
たはFMラジオ7に分配出力を切り替えて入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は4面ダイバーシティ
アンテナ装置に関し、特に購入後の車両にも容易に装着
可能であり且つ利得の高いダイバーシティ効果を得るこ
とができる4面ダイバーシティアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に取り付けられた自動車用ダ
イバーシティアンテナ、特にテレビジョン受信アンテナ
としては、車体の外側に取り付けられた2個のアンテナ
間のダイバーシティ効果を求めたものや、タンク上に取
り付けられたブーメラン型アンテナが一般的であり、取
付けを容易にするために1箇所に集中させたものが考え
られていた。
【0003】しかしながら、車両への透過損失は800
MHz帯で約15dBと大きく、また搭乗者の人体の影
響によりアンテナパターンに変化が現われるため、特に
画像を受信するテレビジョン受信では音声受信よりも更
に安定した受信効果が求められる傾向にある。
【0004】次に、従来の技術の第1の例として、特開
平7−7318号公報に所載の「窓ガラスアンテナ」を
挙げると、この発明は視界の向上、省スペース化および
取付け作業の向上を図った窓ガラスアンテナとして、2
つ折りフィルムの一方の面にモノポールアンテナを、他
方の面に眼鏡型アンテナを配設しダイバーシティ型窓ガ
ラスアンテナを構成している。
【0005】また、第2の従来例として、特開平3−1
96704号公報に所載の「車両のアンテナ装置」を挙
げると、この発明では、第1アンテナと第2アンテナと
を備え、両アンテナのうち受信状態の良好な一方のアン
テナから選択的に電波を受信させるようにしたダイバー
シティ方式受信システムを備えた車両において、両アン
テナの一方のスロットアンテナと他方のポールアンテナ
とが近接して配置されている。
【0006】さらに、第3の従来例として、特開昭62
−45201号公報に所載の「自動車用ガラスアンテ
ナ」を挙げると、この発明では、自動車の窓ガラスにア
ンテナ素子として抵抗値,膜厚,形状,面積の少なくと
も一つが異なる複数の透明導電膜がそれぞれ独立して形
成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動車
用ダイバーシティアンテナでは、車外のアンテナから車
内にケーブルを引き込む工事が必要であるため、防水対
策等は容易ではないという問題点があった。また、これ
らのアンテナは車外に飛び出した形状の突起物となって
いるので、最近のRV等の車高の高い車両では、高さ制
限のある駐車場や車庫に入るときにアンテナを縮めなけ
ればならないという問題点があった。
【0008】次に、第1の従来例には、フェージング対
策のスペースダイバーシティ効果を求めた窓ガラスアン
テナが開示されているが、2つ折りフィルムにモノポー
ルアンテナと眼鏡型アンテナを配設した2面ダイバーシ
ティ方式であり、車両面積または搭乗者の位置により十
分な効果を得るだけの距離の確保が困難であるという問
題点があった。
【0009】また、第2の従来例は、一方のスロットア
ンテナと他方のポールアンテナとを近接して配置した2
面ダイバーシティ方式であり、ポールアンテナは車外に
飛び出した形状の突起物となっているので、高さ制限の
ある駐車場や車庫に入るときにアンテナを縮める必要が
あるばかりでなく、やはり車両面積または搭乗者の位置
により十分な効果を得るだけの距離の確保が困難である
という問題点があった。
【0010】なお、これら第1,第2の従来例の公報に
は4面ダイバーシティ方式についての記載は全く認めら
れない。
【0011】さらに、第3の従来例には、複数の異なる
フィルムアンテナを用意しているが、各アンテナはVH
Fテレビジョン受信用,UHFテレビジョン受信用,自
動車電話用などと使用目的を変えている。しかも、この
第3の従来例の公報にはダイバーシティ方式については
何の記載も認められない。
【0012】近年、多くの自動車にテレビジョン受像機
を見かけるが、このテレビジョン受信は音声よりも受信
が安定していることが求められるので、ダイバーシティ
制御数を増やして人体からの影響を低減した安定した受
信が望まれる。
【0013】そこで、本発明の目的は、車両の前後左右
の4面にアンテナ、特にフィルム状アンテナを設置する
ことにより、高いダイバーシティ効果を得るようにした
4面ダイバーシティアンテナ装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車両の
前後左右の4面に設けられた第1,第2,第3および第
4のアンテナにより4面ダイバーシティ効果を得る手段
を備えることを特徴とする4面ダイバーシティアンテナ
装置が得られる。
【0015】また、前記第1のアンテナと前記第2のア
ンテナとにより第1の2面ダイバーシティ方式アンテナ
を構成し、前記第3のアンテナと前記第4のアンテナと
により第2の2面ダイバーシティ方式アンテナを構成
し、前記第1の2面ダイバーシティ方式アンテナおよび
前記第2の2面ダイバーシティ方式アンテナにより4面
ダイバーシティ方式アンテナを構成することを特徴とす
る4面ダイバーシティアンテナ装置が得られる。
【0016】さらに、前記第1の2面ダイバーシティ方
式アンテナのダイバーシティ効果を得るための第1のダ
イバーシティ装置と、前記第2の2面ダイバーシティ方
式アンテナのダイバーシティ効果を得るための第2のダ
イバーシティ装置と、前記第1のダイバーシティ装置と
前記第2のダイバーシティ装置との間のダイバーシティ
効果を得るための第3のダイバーシティ装置とを備える
ことを特徴とする4面ダイバーシティアンテナ装置が得
られる。
【0017】さらにまた、前記第1のアンテナおよび前
記第2のアンテナは前記車両の前面ガラスおよび後面ガ
ラスにそれぞれ貼付された透明フィルムに組み込まれた
フィルム状アンテナであることを特徴とし、あるいは、
前記第1のアンテナは前記車両のルームミラーの裏面に
貼付された透明フィルムに組み込まれたフィルム状アン
テナであり、前記第2のアンテナは前記車両の後面ガラ
スのくもり止め熱線を避けた位置に貼付された透明フィ
ルムに組み込まれたフィルム状アンテナであることを特
徴とする4面ダイバーシティアンテナ装置が得られる。
【0018】そして、前記第3のアンテナおよび前記第
4のアンテナは前記車両の左側面ガラスおよび右側面ガ
ラスにそれぞれ貼付された透明フィルムに組み込まれた
フィルム状アンテナであることを特徴とし、あるいは、
前記第3のアンテナおよび前記第4のアンテナは前記車
両の左側面サンバイザーおよび右側面サンバイザーに貼
付された透明フィルムに組み込まれたフィルム状アンテ
ナであることを特徴とする4面ダイバーシティアンテナ
装置が得られる。
【0019】また、前記第3のダイバーシティ装置の出
力をTV受像機およびFMラジオに分配する高周波信号
分配装置と、前記第1のダイバーシティ装置,前記第2
のダイバーシティ装置および前記第3のダイバーシティ
装置の出力により前記高周波信号分配装置の分配出力の
切替え制御を行う制御装置とを備えることを特徴とする
4面ダイバーシティアンテナ装置が得られる。
【0020】さらに、前記制御装置は車両の渋滞時また
は駐車時に前記第1のダイバーシティ装置,前記第2の
ダイバーシティ装置および前記第3のダイバーシティ装
置に入力する前記各アンテナからの入力の組合わせを制
御することにより、最も高い入力レベルが得られる状態
と、テレビジョン受信ではゴーストが現われない状態と
に制御する機能を有することを特徴とする4面ダイバー
シティアンテナ装置が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について説明
すると、本発明は車両の前後左右の4面に設けられた第
1,第2,第3および第4のアンテナにより4面ダイバ
ーシティ効果を得るものである。
【0022】したがって、本発明の4面ダイバーシティ
アンテナ装置では、4地点の電界レベルを比較して常に
最大電圧が得られるように第1乃至第4のアンテナが組
み合わされているので、電気的特性面からも、アンテナ
間の距離を得ることによるダイバーシティ効果が高めら
れる。また、2面から4面にすることによる受信電界強
度の安定が更に得られるほか、透過損失,誘電体である
人体位置の影響が少なくなって安定した受信が可能にな
る。
【0023】しかも、前後左右のガラス面またはサンバ
イザーに取り付けるフィルム状アンテナとすることによ
り、購入後の車両にも容易に取り付けることができ、不
要な車外への突起物を無くしている。
【0024】したがって、損傷や事故を防止し、高さ制
限がある所に入るときにもアンテナを縮める必要が無
い。
【0025】次に、本発明の実施形態について図面を参
照して説明する。
【0026】図1は本発明の4面ダイバーシティアンテ
ナ装置の一実施形態を示すブロック図である。図2は図
1におけるフィルム状アンテナを車両に取り付けた状態
を示す図で、(a),(b),(c)および(d)はそ
れぞれ車両の左面,右面,前面および後面の状態を示
す。そして、図3は図2(a)または(b)におけるサ
ンバイザーに取り付けるフィルム状アンテナの一例を示
す図である。
【0027】車両においては、800MHzのときには
車内と車外とで約15dBの透過損失が発生する。ま
た、アンテナの取付けを容易にするためアンテナ取付け
箇所を1箇所にしたときは、有効な電波を受信すること
ができないことがある。さらに、搭乗者は一種の誘電体
であるので、その搭乗位置や人数によってアンテナパタ
ーンに変化が生じて、いつも設定した効果が得られない
ことがある。
【0028】そこで、本実施形態では、車両の4面(前
後左右)にアンテナを取り付けることによりすべての方
向からの電波を取り込むことができ、また、アンテナ間
の距離を可能な限り離すことによりスペースダイバーシ
ティ効果を高めることができ、さらに、アンテナ数を増
やすことにより搭乗者からの影響を少なくするアンテナ
配置としている。
【0029】図1を参照すると、本実施形態の4面ダイ
バーシティアンテナ装置5は、車両の前後左右の4面に
設けられた前面アンテナ1,後面アンテナ2,左面アン
テナ3および右面アンテナ4により4面ダイバーシティ
効果を得て、テレビジョン受像機(TV受像機)6およ
びFMラジオ7に高周波信号を出力する。
【0030】そして、4面ダイバーシティアンテナ装置
5では、前面アンテナ1と後面アンテナ2とにより第1
の2面ダイバーシティ方式アンテナを構成し、左面アン
テナ3と、右面アンテナ4とにより第2の2面ダイバー
シティ方式アンテナを構成し、上記第1の2面ダイバー
シティ方式アンテナおよび第2の2面ダイバーシティ方
式アンテナにより4面ダイバーシティ方式アンテナを構
成している。
【0031】また、前面アンテナ1と後面アンテナ2と
の間でダイバーシティ効果を得るための第1のダイバー
シティ装置としてのダイバーシティ装置51と、左面ア
ンテナ3と右面アンテナ4との間でダイバーシティ効果
を得るための第2のダイバーシティ装置としてのダイバ
ーシティ装置52と、ダイバーシティ装置51とダイバ
ーシティ装置52との間のダイバーシティ効果を得るた
めの第3のダイバーシティ装置としてのダイバーシティ
装置53と、ダイバーシティ装置53の出力をTV受像
機6およびFMラジオ7に分配する高周波信号(RF)
分配装置54と、ダイバーシティ装置51,52および
53の出力によりRF分配装置54の分配出力の切替え
制御を行う制御装置55とを備えている。
【0032】なお、前面アンテナ1,後面アンテナ2,
左面アンテナ3および右面アンテナ4はそれぞれ後述す
るフィルム状アンテナであることが望ましい。
【0033】続いて、本実施形態の動作について説明す
る。
【0034】ダイバーシティ装置51により前面アンテ
ナ1と後面アンテナ2とで受信された電波のダイバーシ
ティ効果を得、ダイバーシティ装置52により左面アン
テナ3と右面アンテナ4とで受信された電波のダイバー
シティ効果を得る。
【0035】次に、ダイバーシティ装置51の出力とダ
イバーシティ装置52の出力とのダイバーシティ効果が
得られた各高周波電圧は、ダイバーシティ装置53によ
り更にダイバーシティ効果が得られる。
【0036】そして、ダイバーシティ装置53の出力の
ダイバーシティ効果が得られた高周波電圧はRF分配装
置54に入力される。一方、制御装置55は受信中の電
波の種別を検出し、テレビジョン受信中かFMラジオ受
信中かによりRF分配装置54に切替制御信号を送る。
【0037】RF分配装置54は制御装置からのこの切
替制御信号に従って、TV受像機6またはFMラジオ7
に分配出力を切り替えて入力する。
【0038】なお、制御装置55は渋滞時または駐車時
にダイバーシティ装置51,52および53に入力する
各アンテナからの入力の組合わせを制御することによ
り、最も高い入力レベルが得られる状態と、テレビジョ
ン受信ではゴーストが現われない状態とに制御する機能
を有している。
【0039】次に、本実施形態における4面ダイバーシ
ティ方式の各アンテナはフィルム状アンテナであり、図
2に示すように車両の前後左右の4面に取り付けられ
る。
【0040】すなわち、左右側面のウインドガラスに取
り付けるときは、窓の開閉が有るので、後部荷物室があ
れば開閉しない側面ウィンドガラス(図2(a),
(b)の23,24)にフィルム状アンテナを装着して
も良く、または運転席側サンバイザー,助手席側サンバ
イザー21,26や後部座席側サンバイザー22,25
に装着しても良い。
【0041】また、図2(c)に示す車両前面ではルー
ムミラー裏面27を利用しても良く、図2(d)に示す
車両後面ガラス28ではくもり止め熱線を避けた位置に
取り付けても良い。
【0042】なお、上記のフィルム状アンテナの取付け
位置はいずれも単なる例に過ぎず、これに限定されな
い。車種や装備によって、運転の邪魔にならない場所に
取り付ければ良い。
【0043】次に、図3を参照すると、このフィルム状
アンテナは、透明フィルム31にアンテナエレメント3
2が内蔵されていて、フィーダ33と接続される。この
フィルム状アンテナには防水対策が施してあり、車外の
サンバイザーに取り付けることが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、車両の前
後左右の4面に設けられた第1,第2,第3および第4
のアンテナにより4面ダイバーシティ効果を得る手段を
備えることにより、また、上記第1のアンテナと上記第
2のアンテナとにより第1の2面ダイバーシティ方式ア
ンテナを構成し、上記第3のアンテナと上記第4のアン
テナとにより第2の2面ダイバーシティ方式アンテナを
構成し、第1の2面ダイバーシティ方式アンテナおよび
第2の2面ダイバーシティ方式アンテナにより4面ダイ
バーシティ方式アンテナを構成することにより、さら
に、上記第1の2面ダイバーシティ方式アンテナのダイ
バーシティ効果を得るための第1のダイバーシティ装置
と、上記第2の2面ダイバーシティ方式アンテナのダイ
バーシティ効果を得るための第2のダイバーシティ装置
と、第1のダイバーシティ装置と第2のダイバーシティ
装置との間のダイバーシティ効果を得るための第3のダ
イバーシティ装置とを備えることにより、そして、上記
第3のダイバーシティ装置の出力をTV受像機およびF
Mラジオに分配する高周波信号分配装置と、第1のダイ
バーシティ装置,第2のダイバーシティ装置および第3
のダイバーシティ装置の出力により高周波信号分配装置
の分配出力の切替え制御を行う制御装置とを備えること
により、また、上記制御装置は車両の渋滞時または駐車
時に第1のダイバーシティ装置,第2のダイバーシティ
装置および第3のダイバーシティ装置に入力する各アン
テナからの入力の組合わせを制御することにより、最も
高い入力レベルが得られる状態と、テレビジョン受信で
はゴーストが現われない状態とに制御する機能を有する
ことにより、従来の2面ダイバーシティ方式アンテナ装
置よりもアンテナ間の距離を大きく確保して、著しく高
いダイバーシティ効果を得ることができるという効果を
有し、また、2面から4面にすることによる受信電界強
度の安定が更に得られるほか、透過損失,誘電体である
人体位置の影響が少なくなって極めて安定した受信が可
能になるという効果を有する。
【0045】そして、上記第1のアンテナおよび上記第
2のアンテナは車両の前面ガラスおよび後面ガラスにそ
れぞれ貼付された透明フィルムに組み込まれたフィルム
状アンテナであることにより、あるいは、上記第1のア
ンテナは車両のルームミラーの裏面に貼付された透明フ
ィルムに組み込まれたフィルム状アンテナであり、上記
第2のアンテナは車両の後面ガラスのくもり止め熱線を
避けた位置に貼付された透明フィルムに組み込まれたフ
ィルム状アンテナであることにより、そしてまた、上記
第3のアンテナおよび上記第4のアンテナは車両の左側
面ガラスおよび右側面ガラスにそれぞれ貼付された透明
フィルムに組み込まれたフィルム状アンテナであること
により、あるいは、上記第3のアンテナおよび上記第4
のアンテナは車両の左側面サンバイザーおよび右側面サ
ンバイザーに貼付された透明フィルムに組み込まれたフ
ィルム状アンテナであることことにより、不要な車外へ
の突起物を無くし、購入後の車両にも容易に取り付ける
ことができるので、損傷や事故を防止し、高さ制限があ
る所に入るときにもアンテナを縮める必要が無いという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の4面ダイバーシティアンテナ装置の一
実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1におけるフィルム状アンテナを車両に取り
付けた状態を示す図で、(a),(b),(c)および
(d)はそれぞれ車両の左面,右面,前面および後面の
状態を示す。
【図3】図2(a)または(b)におけるサンバイザー
に取り付けるフィルム状アンテナの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 前面アンテナ 2 後面アンテナ 3 左面アンテナ 4 右面アンテナ 5 4面ダイバーシティアンテナ装置 6 TV受像機 7 FMラジオ 21 運転席側サンバイザー 22,25 後部座席側サンバイザー 23,24 側面ウィンドガラス 26 助手席側サンバイザー 27 ルームミラー裏面 28 車両後面ガラス 31 透明フィルム 32 アンテナエレメント 33 フィーダ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前後左右の4面に設けられた第
    1,第2,第3および第4のアンテナにより4面ダイバ
    ーシティ効果を得る手段を備えることを特徴とする4面
    ダイバーシティアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のアンテナと前記第2のアンテ
    ナとにより第1の2面ダイバーシティ方式アンテナを構
    成し、前記第3のアンテナと前記第4のアンテナとによ
    り第2の2面ダイバーシティ方式アンテナを構成し、前
    記第1の2面ダイバーシティ方式アンテナおよび前記第
    2の2面ダイバーシティ方式アンテナにより4面ダイバ
    ーシティ方式アンテナを構成することを特徴とする請求
    項1記載の4面ダイバーシティアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の2面ダイバーシティ方式アン
    テナのダイバーシティ効果を得るための第1のダイバー
    シティ装置と、前記第2の2面ダイバーシティ方式アン
    テナのダイバーシティ効果を得るための第2のダイバー
    シティ装置と、前記第1のダイバーシティ装置と前記第
    2のダイバーシティ装置との間のダイバーシティ効果を
    得るための第3のダイバーシティ装置とを備えることを
    特徴とする請求項2記載の4面ダイバーシティアンテナ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のアンテナおよび前記第2のア
    ンテナは前記車両の前面ガラスおよび後面ガラスにそれ
    ぞれ貼付された透明フィルムに組み込まれたフィルム状
    アンテナであることを特徴とする請求項1または2記載
    の4面ダイバーシティアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のアンテナは前記車両のルーム
    ミラーの裏面に貼付された透明フィルムに組み込まれた
    フィルム状アンテナであり、前記第2のアンテナは前記
    車両の後面ガラスのくもり止め熱線を避けた位置に貼付
    された透明フィルムに組み込まれたフィルム状アンテナ
    であることを特徴とする請求項1または2記載の4面ダ
    イバーシティアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記第3のアンテナおよび前記第4のア
    ンテナは前記車両の左側面ガラスおよび右側面ガラスに
    それぞれ貼付された透明フィルムに組み込まれたフィル
    ム状アンテナであることを特徴とする請求項1または2
    記載の4面ダイバーシティアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記第3のアンテナおよび前記第4のア
    ンテナは前記車両の左側面サンバイザーおよび右側面サ
    ンバイザーに貼付された透明フィルムに組み込まれたフ
    ィルム状アンテナであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の4面ダイバーシティアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記第3のダイバーシティ装置の出力を
    TV受像機およびFMラジオに分配する高周波信号分配
    装置と、前記第1のダイバーシティ装置,前記第2のダ
    イバーシティ装置および前記第3のダイバーシティ装置
    の出力により前記高周波信号分配装置の分配出力の切替
    え制御を行う制御装置とを備えることを特徴とする請求
    項3記載の4面ダイバーシティアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 前記制御装置は車両の渋滞時または駐車
    時に前記第1のダイバーシティ装置,前記第2のダイバ
    ーシティ装置および前記第3のダイバーシティ装置に入
    力する前記各アンテナからの入力の組合わせを制御する
    ことにより、最も高い入力レベルが得られる状態と、テ
    レビジョン受信ではゴーストが現われない状態とに制御
    する機能を有することを特徴とする請求項8記載の4面
    ダイバーシティアンテナ装置。
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