JP2806889B2 - 変復調装置 - Google Patents

変復調装置

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JP2806889B2 JP16425596A JP16425596A JP2806889B2 JP 2806889 B2 JP2806889 B2 JP 2806889B2 JP 16425596 A JP16425596 A JP 16425596A JP 16425596 A JP16425596 A JP 16425596A JP 2806889 B2 JP2806889 B2 JP 2806889B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話回線に接続され
バックワードチャネルを用いた変復調装置に関し、特に
変復調装置における回線断検出機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の変復調装置では、電話回
線からの信号は、変復調装置のプライマリチャネル部の
帯域フィルタおよびハックワードチャネル部の低域フィ
ルタによって分離され、帯域フィルタが相手側から送信
される変調波(以下、キャリア信号と呼称)を通過さ
せ、この帯域フィルタを通過した信号を復調手段で復調
する。そして、この復調手段の出力をキャリア信号受信
判定手段に入力し、キャリア信号受信判定手段がキャリ
ア信号の受信異常を検出したとき、すなわち、キャリア
信号を受信できなかった場合、制御手段はこの異常出力
情報により回線が断状態であると判断し電話回線を開放
させ、回線の捕捉を解除するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
変復調装置は、回線断状態の検出をプライマリチャネル
部の復調手段から出力されるキャリア信号が受信されな
いことのみにより行っているため、回線断の状態にな
り、相手側の変復調装置からのキャリア信号が無くなっ
たことを検出できた場合は問題ないが、回線上にインピ
ーダンス不整合点が存在するような場合、この不整合点
からのエコー,すなわち自分の送出キャリア信号の回り
込み成分を相手側の変復調装置からのキャリア信号と誤
認識して引き込んでしまう。この状態を擬似引き込みと
いい擬似引き込み状態では、相手側との通信が終了して
いるにもかかわらず自分のキャリア信号により回線の捕
捉状態を継続してしまうという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、回線断の検出をより正確
に行い回線の無効捕捉を防止することができる変復調装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の変復調装置は、
相手側から送信される変調波のうちプライマリチャネル
の周波数帯域の信号を通過させる帯域フィルタと、前記
帯域フィルタを通過した信号を復調する復調手段と、前
記復調手段の出力により変調波の受信状態が正常か否か
を判定するキャリア信号受信判定手段と、相手側から送
信されるバックワードチャネルの周波数帯域の信号を通
過させる低域フィルタと、前記低域フイルタを通過した
信号をシリアルデータに復調するバックワードチャネル
復調手段と、前記シリアルデータのスタートビットおよ
びストップビットを検出してパラレルデータに変換する
シリアル/パラレル変換手段と、前記シリアル/パラレ
ル変換手段によるスタートビットの検出後にデータを取
り込みフレーミングエラーを検出するフレーミングエラ
ー検出手段と、前記キャリア信号受信判定手段および前
記フレーミングエラー検出手段いずれか一方の異常判定
出力情報を受信し現在接続中の電話回線を開放させる制
御手段とを備える。前記フレーミングエラー検出手段
は、取り込んだデータの所定の位置でストップビットが
認知されたときには接続されている電話回線を正常状態
と判定し、所定の位置でストップビットが連続して認知
されないときには話中音あるいはハウラー音が電話回線
に送出されている異常状態と判定する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0007】図1を参照すると、変復調装置1は、電話
回線などの通信回線の終端に設けられ、端末装置からの
信号を通信回線上の規定の信号に変換したり、反対に通
信回線からの信号を入出力機器を動作させる信号に変換
するものであり、この場合一方が網制御部2を介して電
話回線を通し図示しない交換機に接続され、他方が図示
しない端末装置に接続される。なお、本変復調装置で
は、変調部は図示を省略してある。
【0008】変復調装置1は、相手側から送信される変
調波のうちプライマリチャネルの周波数帯域(400H
z〜3.4kHz)の信号を通過させる帯域フィルタ1
1と、帯域フィルタ11を通過した信号を復調する復調
部12と、復調部12の出力によりキャリア信号の受信
状態が正常か否かを判定するキャリア信号受信判定部1
3とから成るプライマリチャネル部14と、相手側から
送信されるバックワードチャネルの周波数帯域(300
Hz〜400Hz)の信号を通過させる低域フィルタ1
5と、低域フイルタ15を通過した信号をシリアルデー
タに復調するバックワードチャネル復調部16と、シリ
アルデータのスタートビットおよびストップビットを検
出してパラレルデータに変換するシリアル/パラレル変
換部17と、シリアル/パラレル変換部17によるスタ
ートビットの検出後にデータを取り込みストップビット
をサーチし所定の位置でストップビットが検出されるか
否かの判定を行うフレーミングエラー検出部18とから
成るバックワードチャネル部19と、キャリア信号受信
判定部13およびフレーミングエラー検出部18いずれ
か一方の異常判定出力情報により現在接続中の電話回線
を開放させる制御部20とを備える。
【0009】次に、図1を参照して本発明の実施の形態
の動作について説明する。電話回線からの信号は、帯域
フィルタ11と低域フィルタ15によってそれぞれプラ
イマリチャネル部14とバックワードチャネル部19に
分離される。
【0010】電話回線からのキャリア信号は、帯域フィ
ルタ11を通過し、復調部12に入力される。復調部1
2はこの入力された信号を復調しキャリア信号受信判定
部13に入力する。回線が断状態になると、このキャリ
ア信号が正常に受信されなくなるので、キャリア信号受
信判定部13はキャリア信号の受信異常と判定し、その
異常状態を示す信号を制御部20に出力する。これによ
り制御部20は網制御部2に対し回線の開放を指示す
る。しかしながら、変復調装置は自己の送信信号の回り
込み成分などにより、受信するキャリア信号の断状態を
検出できないことがある。
【0011】通常、回線断が発生した場合には、キャリ
ア信号の断状態とともに交換機から話中音あるいはハウ
ラー音が発生する。この話中音、ハウラー音は低域フィ
ルタ15を通過し、バックワードチャネル復調部16に
入力される。バックワードチャネル復調部16は入力さ
れた信号をシリアルデータに復調しシリアル/パラレル
変換部17に入力する。すなわち、バックワードチャネ
ル復調部16は、400Hzトーンを受信したときに
は″A″信号(A極性)である″0″を復調し、300
Hzトーンを受信したときには″Z″信号(Z極性)で
ある″1″を復調するように構成されている。
【0012】話中音は400Hzの断続信号で0.5秒
送出,0.5秒断であり、ハウラー音は400Hzの連
続信号であるので、話中音もしくはハウラー音を受信し
たとき、バックワードチャネル復調部16はA信号の間
欠信号もしくはA信号の連続信号をそれぞれ復調する。
【0013】フレーミングエラー検出部18は、シリア
ル/パラレル変換部17によるスタートビットの検出後
にデータを取り込み、ストッブビットの位置をサーチし
判定する。すなわち、取り込んだデータの所定の位置で
ストップビットが認知されたときには接続されている電
話回線を正常状態と判定し、所定の位置でストップビッ
トが連続して認知されないときにはフレーミングエラー
が発生し、話中音もしくはハウラー音が電話回線に送出
されている回線断の異常状態と判定する。つまり、通常
のデータは必ず所定の位置でストップビットが検出され
る。たとえば、データビットが8ビット、パリティビッ
トが無い場合には、ストップビットはスタートビット検
出後、必ず所定位置である9ビット目に検出される。こ
れに対し話中音はA信号の断続、ハウラー音はA信号の
連続であり、上述した所定の位置ではストップビットを
検出できない。
【0014】したがって、制御部20は、上述したキャ
リア信号受信判定部13およびフレーミングエラー検出
部18いずれか一方の出力情報により、回線断の状態が
発生していることを知り網制御部2に対し電話回線を開
放するよう指示する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリア信号受信判定手段による回線断状態の検出に加
え、回線断時に交換機から送出される話中音あるいはハ
ウラー音をバックワードチャネルの低域フィルタで通過
させ、この低域フィルタを通過した信号をバックワード
チャネル復調手段でシリアルデータに復調し、この復調
データをシリアル/パラレル変換手段でパラレルデータ
に変換し、このシリアル/パラレル変換手段によるスタ
ートビットの検出後にフレーミングエラー検出手段が、
データを取り込みこれら話中音あるいはハウラー音の存
在をフレーミングエラーとして検出することにより、変
復調装置でより正確に回線断の状態を検出でき、回線の
無効捕捉を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 変復調装置 2 網制御装置 11 帯域フィルタ 12 復調部 13 キャリア信号受信判定部 14 プライマリチャネル部 15 低域フィルタ 16 バックワードチャネル復調部 17 シリアル/パラレル変換部 18 フレーミングエラー検出部 19 バックワードチャネル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−183650(JP,A) 特開 平5−167717(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側から送信される変調波のうちプラ
    イマリチャネルの周波数帯域の信号を通過させる帯域フ
    ィルタと、前記帯域フィルタを通過した信号を復調する
    復調手段と、前記復調手段の出力により変調波の受信状
    態が正常か否かを判定するキャリア信号受信判定手段
    と、相手側から送信されるバックワードチャネルの周波
    数帯域の信号を通過させる低域フィルタと、前記低域フ
    イルタを通過した信号をシリアルデータに復調するバッ
    クワードチャネル復調手段と、前記シリアルデータのス
    タートビットおよびストップビットを検出してパラレル
    データに変換するシリアル/パラレル変換手段と、前記
    シリアル/パラレル変換手段によるスタートビットの検
    出後にデータを取り込みフレーミングエラーを検出する
    フレーミングエラー検出手段と、前記キャリア信号受信
    判定手段および前記フレーミングエラー検出手段いずれ
    か一方の異常判定出力情報を受信し現在接続中の電話回
    線を開放させる制御手段とを備えることを特徴とする変
    復調装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーミングエラー検出手段は、取
    り込んだデータの所定の位置でストップビットが認知さ
    れたときには接続されている電話回線を正常状態と判定
    し、所定の位置でストップビットが連続して認知されな
    いときには話中音あるいはハウラー音が電話回線に送出
    されている異常状態と判定することを特徴とする請求項
    1記載の変復調装置。
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