JPH08293992A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH08293992A
JPH08293992A JP7096914A JP9691495A JPH08293992A JP H08293992 A JPH08293992 A JP H08293992A JP 7096914 A JP7096914 A JP 7096914A JP 9691495 A JP9691495 A JP 9691495A JP H08293992 A JPH08293992 A JP H08293992A
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JP
Japan
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reception
level
signal
speed signal
reception level
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JP7096914A
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Inventor
Yutaka Hanada
豊 花田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明はファクシミリ装置において、回線
上のエコーによる通信エラー等の障害を有効に回避す
る。 【構成】 手順制御信号のエコーは、一般に正常に受信
した手順制御信号の受信レベル(Xa )よりはるかに減
衰しているので、正常受信した手順制御信号の受信レベ
ル(Xa )から所定値(α)だけ低い閾値レベル(Xa
−α)より大きい信号を受けたときに、信号の受信開始
点と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ装置に関
し、例えば回線上のエコーなど不要な信号を判別又は無
視して耐エコー性能の高いものに適用し得る。
【0002】
【従来の技術】図12にITU−TのT.30が勧告す
る一般的なG3ファクシミリの伝送手順を示す。図中、
NSFは非標準機能を表し、CSIは被呼端末識別を表
し、DISはディジタル識別信号を表し、NSSは非標
準機能設定を表し、TSIは送信端末識別を表し、DC
Sはディジタル命令信号を表す。またTCFはトレーニ
ングチェックを表し、CFRは受信準備確認を表し、P
IXは画情報を表し、EOPは手順終了を表し、MCF
はメッセージ確認を表し、DCNは切断命令を表す。図
中のTCFとPIXはV29、V27ter 等の高速な画
データ信号であり、その他はV21の低速な手順制御信
号である。ファクシミリ装置は発呼局と被呼局との間
で、図12に示す所定の伝送手順を実行することによっ
て、画像を伝送するようになされている。
【0003】ところで電話回線では、中継回線でインピ
ーダンスの不整合があると、送信した信号が再び送信側
に戻る等のエコー現象が発生する可能性がある。エコー
が発生する回線で、手順制御信号が送信側に再び戻って
きた場合には、その信号を全フレーム受信した後、内容
を解析して初めて所定の伝送手順以外のフレームである
ことが分かる。
【0004】また、例えば図13に示すようにCFRに
インパルス性の回線ノイズが入り、発呼局側がCFRの
フレームを正常受信できない場合、発呼局側はDCSか
ら再送する手順に移行する。従って、被呼側の画信号の
受信待ちの時点では、図12のように高速信号であるP
IXと、図13に示す低速信号である手順制御信号との
両方を受信できるような制御フローをとっているのが一
般的である。ファクシミリ装置に使用されている通常の
モデムでは、高速信号と低速信号とを両方いっぺんには
復調できず、高速信号受信モードと低速信号受信モード
とを交互に切り換えて使用している。
【0005】特に、高速信号であるPIXの受信待ちの
時点で、CFRのエコーの影響を受けにくくするファク
シミリ装置として、特開平3−19287号公報に示さ
れたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は上述のように構成されているので、手順制御信号に
ついて全フレームを受信し、解析しなければ、エコーの
フレームかどうか判定できず、エコーが重畳したときに
は、信号を正常に受信できなくなり、エコーの信号も相
手より送られてきた信号も受信できなくなる問題があっ
た。また特に画信号である高速信号受信待ちの時点で
は、低速信号である手順制御信号のエコーにより受信モ
ードを低速信号に切り換えてしまい、続いて正常な画信
号が来ても高速信号を見逃したり、画信号の先頭のトレ
ーニングシーケンスに失敗し復調できず、結局画信号を
受信できなくなる問題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、回線上のエコーによる通信エラー
等の障害を有効に回避できるファクシミリ装置を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めこの発明に係るファクシミリ装置は、回線から送られ
てくる信号の受信レベルを検出するレベル検出手段と、
受信レベルを記憶する記憶手段と、正常に受信したフレ
ームの受信レベルを記憶手段に記憶し、以降の受信モー
ドにおいて、受信レベルが記憶した受信レベルから所定
値だけ低い閾値レベルより大きいかどうかを比較し、受
信レベルが閾値レベルより大きくなったときに信号の受
信開始点と判定する判定手段とを備えるものである。
【0009】さらに次の発明に係るファクシミリ装置で
は、判定手段は、受信モードとして高速信号受信モード
と低速信号受信モードとを切り換えるものである。
【0010】さらに次の発明に係るファクシミリ装置で
は、低速信号の周波数成分を検出する周波数検出手段を
備え、判定手段は周波数検出手段が低速信号の周波数成
分を検出し、かつ受信レベルが閾値レベルより大きくな
ったとき、受信モードを高速信号受信モードから低速信
号受信モードに切り換えるものである。
【0011】さらに次の発明に係るファクシミリ装置で
は、判定手段は、受信レベルについて複数のポイントに
渡り判定するものである。
【0012】また次の発明に係るファクシミリ装置は、
回線から送られてくる信号の受信レベルを検出するレベ
ル検出手段と、受信レベルを記憶する記憶手段と、変更
可能な検出レベルに応じて受信信号を検出する信号検知
手段と、正常に受信したフレームの受信レベルを記憶手
段に記憶し、以降の受信モードにおいて、記憶した受信
レベルから所定値だけ低い閾値レベルに信号検知手段の
検出レベルを変更する制御手段とを備えるものである。
【0013】さらに次の発明に係るファクシミリ装置で
は、受信モードとして、高速信号受信モードと低速信号
受信モードを有し、高速信号受信モードのときに低速信
号の周波数成分を検出する周波数検出手段を備え、その
周波数検出手段が低速信号の周波数成分を検出したと
き、受信モードを高速信号受信モードから低速信号受信
モードに切り換えるものである。
【0014】さらに次の発明に係るファクシミリ装置で
は、レベル検出手段は、受信信号の平均値に応じて受信
レベルを算出するものである。
【0015】さらに次の発明に係るファクシミリ装置で
は、レベル検出手段は、AGC回路のゲインに応じて受
信レベルを算出するものである。
【0016】さらに次の発明に係るファクシミリ装置で
は、記憶手段に記憶する受信レベルを正常なフレームを
受信する毎に更新するものである。
【0017】
【作用】手順制御信号のエコーは、一般に正常に受信し
た手順制御信号の受信レベルよりはるかに減衰している
ので、正常受信した手順制御信号の受信レベルから所定
値だけ低い閾値レベルより大きい信号を受けたときに、
信号の受信開始点と判定することにより、回線エコーの
影響を受けることなく確実に受信することができる。
【0018】また、受信モードに関し高速信号受信モー
ドと低速信号受信モードとを切り換えるようにしたこと
により、画信号受信待ちの時点で低速信号のエコーの影
響を受けることなく、確実に画信号を受信することがで
きる。
【0019】また、高速信号待ちから低速信号待ちへの
切り換えは、低速信号の周波数成分も検出することによ
り、正確な受信モードの切り換えが行える。
【0020】また、複数のポイントに渡って受信レベル
を比較することにより、より正確にエコー信号を判別で
きるようになる。
【0021】信号を検知する検出レベルを、正常に受信
した信号の受信レベルから所定値だけ低い閾値レベルに
変更することにより、閾値レベルより低い信号は未検知
となり、エコー信号は全く無視されるので、正規の信号
は影響を受けることがなく、確実に受信することができ
る。
【0022】また、高速信号だけでなく、正常な低速信
号の周波数成分を検出して、受信モードを高速信号受信
モードと低速信号受信モードとを切り換えるようにした
ことにより、画信号受信待ちの時点で低速信号のエコー
は全く無視されるので、画信号を確実に受信することが
できる。
【0023】また、受信信号の平均値に応じて受信レベ
ルを算出することにより、より正確にエコー信号を判別
することができる。
【0024】また、受信レベルが直接わからなくても、
AGC回路のゲインから受信レベルを算出することによ
り、より正確にエコー信号を判別することができる。
【0025】また、記憶する受信レベルを正常なフレー
ムを受信する毎に更新することにより、回線状態が多少
変化しても常に追従できる。
【0026】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明の実施例
を詳述する。
【0027】実施例1.図1は、この発明の実施例1に
よるファクシミリ装置の構成を示し、図中1はファクシ
ミリ装置が接続されている通信回線とのインタフェース
をとる網制御回路であり、2は画信号や手順制御信号を
変調又は復調するモデムである。3は網制御回路1やモ
デム2、その他をシステム制御する制御用CPUで、所
定の伝送手順を実行し、また諸データを記憶するメモリ
を内蔵している。4は受信時に画信号を伸長し、送信時
に画信号を圧縮する画像信号伸長圧縮回路であり、5は
送信しようとする原稿を読み取る読み取り部であり、6
は受信した画像データを記録する記録部である。
【0028】また、図2にG3ファクシミリの手順制御
信号の構成を示す。プリアンブルは約1秒のフラグシー
ケンスの連続から構成されており、手順制御信号の送出
が開始されるときには、常にプリアンブルが全てのバイ
ナリコード情報の前に送出される。バイナリコード情報
はHDLCフレーム構成が利用され、フレームのラベリ
ングや誤りチェック及び正しく受信したかの確認等が実
行される。
【0029】このような構成において、このファクシミ
リ装置の動作を被呼局側の処理について説明する。上述
したG3ファクシミリの伝送手順(図12)において、
被呼局側は発呼局側から出力されるDCSを受信中に、
その受信レベルをモデム2で測定し、この結果得られる
受信レベルXa を制御CPU3のメモリに記憶する。D
CSの全フレームを受信終了後、そのフレーム内容を解
析して、正常な信号であったことを制御CPU3が確認
したら、以降の伝送手順において被呼局側が受信モード
となるとき、受信レベルXa を正常受信信号レベルとし
て設定する。
【0030】このような状態で、被呼局側がMCFを送
出後にエコーが発生したときの処理の流れを図3に示
す。またこのときの制御CPU3の動作手順を図6に示
す。被呼局側の制御CPU3は低速手順制御信号として
MCFを送出し(ステップSP1)、続いてモデム2を
低速信号受信モードに切り換え(ステップSP2)、発
呼局側からの次のコマンドについて低速信号受信待ち状
態となる(ステップSP3)。このとき受信レベルをX
b とすると、メモリに記憶した正常受信信号の受信レベ
ルXa より所定値αだけ低い値を閾値レベル(Xa −
α)とし、この閾値レベル(Xa −α)より大きい受信
レベルXb の信号を受信したときに、正常な手順制御信
号の開始点と判断し、低速信号受信のためのハンドシェ
イクを始める(ステップSP4)。なおこの所定値αは
受信信号の変動を考慮して適宜設定する。
【0031】ここで、もしMCFのエコー信号を判別で
きなければ、制御CPU3はエコー信号についても、こ
れを受信しようとハンドシェイクを開始する。しかしエ
コー信号は正常にハンドシェイクができなかったり、フ
レームを受信しても誤りチェックシーケンスで誤りと判
定されてエラー処理を実行し、続いて受信する正規のD
CNを取り逃し通信異常になる可能性があった。この実
施例では、回線エコーが発生しても、受信レベルに基づ
いてエコー信号を判別して無視することにより、正規の
手順制御信号を安定に受信することができる。
【0032】このような構成によれば、一般に手順制御
信号のエコーは正常に受信した手順制御信号の受信レベ
ルよりはるかに減衰しているので、正常に受信した手順
制御信号の受信レベルから所定値だけ低い閾値レベルよ
り大きい信号を受けたときに、信号の受信開始点と判定
することにより、回線エコーの影響を受けることなく確
実に受信することができる。なお受信レベルの測定は、
モデム2に代えて、その周辺回路で行うようにしても、
上述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0033】実施例2.実施例1は低速信号である手順
制御信号を受信待ちしているときのエコー信号判別方法
であったが、この実施例2はモデム2の受信モードを低
速信号受信モードと高速信号受信モードとに切り換える
ようにしたもので、図12の被呼局側がCFR送出後の
PIX受信待ちの時点など、高速信号と低速信号の両方
を受信する可能性のある手順で有効である。
【0034】例えば、図13に示すように、CFRのフ
レームにインパルス性の回線ノイズが入り、発呼局側が
CFRフレームを正常受信できない場合、発呼局側はD
CSのフレームから再送する手順に移行する。従って被
呼局側はCFR送出後の画信号待ちの時点では、高速信
号である画信号と低速信号である手順制御信号の両方を
受信できるような制御フローをとっているのが一般的で
ある。ファクシミリ装置に使用されている通常のモデム
では、高速信号と低速信号とを両方いっぺんには復調で
きず、高速信号受信モードと低速信号受信モードとを交
互に切り換えて使用している。
【0035】ここで、図4に被呼局側より送出したCF
Rのフレームを発呼局側が正常に受信することができず
に、発呼局側がDCSのフレームを再送する場合に、被
呼局側でCFR送出後にエコーが発生したときの処理の
流れを示す。またこのときの制御CPU3の動作手順を
図6との対応部分に同一符号を付して図7に示す。まず
被呼局側の制御CPU3は低速手順制御信号としてCF
Rを送出し(ステップSP1)、この後モデム2を高速
信号受信モードに切り換え(ステップSP5)、発呼局
側からの画信号の高速信号を受信するための待ち状態と
なる(ステップSP6)。
【0036】被呼局側がCFRのフレームのエコー信号
を受けているときの受信レベルをXb とし、メモリに記
憶した正常受信信号の受信レベルXa より所定値αだけ
低い値を閾値レベル(Xa −α)とすると、この閾値レ
ベル(Xa −α)より小さいエコー信号Xb は無視され
(ステップSP3)、モデム2も低速信号のエコー信号
には反応しない。次に再送されてきたDCSは受信レベ
ルXb が閾値レベル(Xa −α)より大きいため、この
信号は正常な低速信号と判断され、モデム2を低速信号
受信モードに切り換え(ステップSP7)、DCSのフ
レームの受信を開始する。
【0037】また、図5に発呼局側がPIXを送出する
場合に、被呼局側に対してCFRを送出後にエコーが発
生したときの処理の流れを示す。被呼局側の制御CPU
3はCFRを送出後に(ステップSP1)、モデム2を
高速信号受信モードに切り換えて(ステップSP5)、
発呼局からのPIXの高速信号受信待ち状態となってい
るので(ステップSP6)、正常な発呼局側からのPI
X(高速信号)を受信すれば、モデム2はそのまま高速
信号のトレーニングシーケンスを実行した後、PIXを
受信することができる(ステップSP8)。
【0038】ここで、もしCFRのエコー信号を判別で
きなければ、制御CPU3はエコーを受信しようと、モ
デム2を低速信号受信モードに切り換えてしまい、正規
の信号である高速信号のPIXのトレーニングシーケン
スを取り逃がし、通信異常になる可能性がある。この実
施例2では、回線エコーが発生してもエコーの低速信号
を判別して、正規の信号を安定に受信することができ
る。また図14に示すように、2枚以上の原稿を連続し
て送信した場合も、MCF送出後のタイミングでMCF
のエコーを判別する際に有効である。
【0039】このような構成によれば、受信モードに関
し高速信号受信モードと低速信号受信モードとを切り換
えるようにしたので、画信号受信待ちの時点で低速信号
のエコーの影響を受けることなく、確実に画信号を受信
することができる。
【0040】実施例3.実施例2に上述した高速信号受
信モードから手順制御信号である低速信号受信モードに
切り換える条件は、高速信号ではなくかつ受信信号レベ
ルXb が閾値レベル(Xa −α)より大きい場合であっ
た。これに対して、この実施例3では、低速信号の周波
数成分をモデム2で検出できるようにしたもので、低速
信号の周波数を持った閾値レベル(Xa −α)より大き
い信号のとき、高速信号受信モードから低速信号受信モ
ードに切り換えられるようにする。
【0041】図2に上述したG3ファクシミリの手順制
御信号に用いられるV21規格のモデム信号は、1850
〔Hz〕と1650〔Hz〕の2種類の周波数を使用した周波数
変調方式を採っている。バイナリ情報の前に必ず付加さ
れるプリアンブルは、フラグパターン(01111110)の連
続であり、プリアンブルの検出のためには、「1」を表
す1650〔Hz〕の周波数を監視する。これを応用すること
により、低速信号の周波数成分をモデム2で検出するこ
とができる。
【0042】この実施例の制御CPU3の動作手順を、
図7との対応部分に同一符号を付した図8に示す。図4
にCFRのフレームを発呼局側が正常に受信することが
できずにDCSのフレームを再送する場合に、被呼局側
でCFR送出後にエコーが発生したときの処理の流れを
示す。被呼局側の制御CPU3は低速手順制御信号とし
てCFRを送出し(ステップSP1)、その後モデム2
を高速信号受信モードに切り換え(ステップSP5)、
発呼局側からのPIXの高速信号受信待ち状態となる
(SP6)。
【0043】被呼局側がCFRのフレームのエコー信号
を受けている時の受信レベルをXbとし、メモリに記憶
した正常受信信号の受信レベルXa より所定値αだけ低
い値を閾値レベル(Xa −α)とすると、この閾値レベ
ル(Xa −α)より小さいエコー信号Xb は無視され、
モデム2も低速信号のエコー信号には反応しない。次に
再送されてきたDCSのプリアンブルは1650〔Hz〕の周
波数成分を含み(ステップSP9)、受信レベルXb は
閾値レベル(Xa −α)より大きいため、この信号は正
常な低速信号と判断し、モデム2を低速信号受信モード
に切り換え(ステップSP7)、DCSのフレームの受
信を開始する。
【0044】また発呼局側がPIXを送出する場合に、
被呼局側でCFRを送出後にエコーが発生したときの処
理の流れを図5に示す。被呼局側の制御CPU3はCF
Rを送出し(ステップSP1)、続いてモデム2を高速
信号受信モードに切り換え(ステップSP5)、発呼局
側からのPIXの高速信号受信待ち状態となっているの
で(ステップSP6)、正常な発呼局側からのPIX
(高速信号)を受信すれば、モデム2はそのまま高速信
号のトレーニングシーケンスを実行した後、PIXを受
信することができる(ステップSP8)。
【0045】このような構成によれば、高速信号受信モ
ードから低速信号受信モードへの切り換えに際し、低速
信号の周波数成分も検出するようにしたことにより、正
確な受信モードの切り換えが行える。
【0046】なおこの実施例3では、1650〔Hz〕の周波
数を監視して、低速信号の周波数成分をモデム2で検出
したが、これに代え、低速信号の周波数検出をモデム2
の周辺回路で行うようにしても良い。また周波数を検出
するとして、特定の周波数成分を検出するものに代え
て、プリアンブルのフラグパターンを認識するもので
も、上述した実施例3と同様の効果を実現できる。
【0047】実施例4.上述した実施例1では、正常な
信号とエコーの信号を識別するのに、受信レベルを閾値
レベルと1回毎に比較して判断したが、この実施例4で
は受信レベルを複数回に渡って閾値レベルと比較するこ
とによって識別するものである。
【0048】この実施例の制御CPU3の動作手順を、
図6との対応部分に同一符号を付した図9に示す。制御
CPU3は受信レベルXb が閾値レベル(Xa −α)よ
り大きい信号を受信したときにカウントを開始する(ス
テップSP10)。さらに受信レベルを測定して、連続
3回閾値レベル(Xa −α)より大きな受信レベルXb
をカウントしたときに(ステップSP11)、受信のた
めのハンドシェイクを開始する(ステップSP4)。こ
れにより、より正確に正常な信号とエコー信号の識別を
することができる。
【0049】このような構成によれば、複数のポイント
に渡って受信レベルを比較するようにしたことにより、
より正確にエコー信号を判別できるようになる。
【0050】なお連続してカウントする回数は3回以外
でも良く、カウントするための受信レベルの測定の間隔
も任意なものである。さらに、閾値レベル以上の受信レ
ベルは連続でなくとも、複数のサンプル中にある割合以
上のカウントされれば正常な信号と判断しても良い。
【0051】実施例5.次にこの発明の実施例5につい
て説明する。この実施例5のファクシミリ装置は、図1
のファクシミリ装置の構成において、モデム2が受信信
号を検知するレベルを変更できるものである。図6との
対応部分に同一符号を付した図10に、この実施例の制
御CPU3の動作手順を示す。上述した実施例1と同様
に、正常受信したときの受信レベルXa をメモリに記憶
しておき、以降の手順制御信号の受信モードにおいて、
閾値レベル(Xa −α)をモデム2の検知レベルとして
設定する。
【0052】モデム2は閾値レベル(Xa −α)より低
いエコー信号に対しては反応せず、閾値レベル(Xa −
α)より大きい正規の受信信号のみ制御CPU3に検出
したことを知らせる。従って制御CPU3はエコー信号
識別のための信号レベル監視シーケンスを実行しなくて
も、エコーの信号を無視して正規の信号を安定して受信
することができる。
【0053】このような構成によれば、信号を検知する
検出レベルを、正常に受信した信号の受信レベルXa か
ら所定値αだけ低い閾値レベル(Xa −α)に変更する
ことで、閾値レベル(Xa −α)より低い信号は未検知
となり、エコー信号は全く無視されるので、正規の信号
は影響を受けることがなく、確実に受信することができ
る。
【0054】実施例6.上述した実施例5は低速信号で
ある手順制御信号を受信待ちしているときのエコー判別
方法であったが、この実施例5は上述した実施例3と同
様に、低速信号の周波数成分をモデム2で検出できると
共に、受信モードを高速信号受信モードと低速信号受信
モードとで切り換えられるようにしたもので、低速信号
の周波数を持った閾値レベルより大きい信号のとき、高
速信号受信モードから低速信号受信モードに切り換えら
れるようにしたものである。
【0055】図10との対応部分に同一符号を付した図
11に、この実施例の制御CPU3の動作手順を示す。
上述した実施例5と同様に、モデム2は閾値レベル(X
a −α)より低いエコー信号に対しては反応せず、閾値
レベル(Xa −α)より大きい正規の受信信号のみ制御
CPU3に検出したことを知らせる。
【0056】例えば図4に示すように、被呼局側の制御
CPU3は低速手順制御信号としてCFRを送出し(ス
テップSP1)、続いてモデム2を高速信号受信モード
に切り換え(ステップSP23)、発呼局側からのPI
Xの高速信号受信待ち状態となっているときに(SP2
4)、CFRのフレームのエコー信号を受けても、閾値
レベル(Xa −α)より小さいエコー信号は無視され、
モデム2も低速信号のエコー信号には反応しない。
【0057】次に再送されてきたDCSのプリアンブル
は1650〔Hz〕の周波数成分を含み(ステップSP2
5)、受信レベルは閾値(Xa −α)より大きいため、
この信号は正常な低速信号と判断され、モデム2を低速
信号受信モードに切り換え、DCSの受信を開始する
(ステップSP26)。
【0058】また図5では、被呼局側の制御CPU3は
CFRを送出後、正常な発呼局側からのPIX(高速信
号)を受信すればモデム2はそのまま高速信号のトレー
ニングシーケンスを実行した後、PIXデータを受信す
ることができる(ステップSP27)。このように制御
CPU3は、エコー信号識別のための信号レベル監視シ
ーケンスを実行しなくてもエコーの信号を無視し、正規
の信号を安定して受信することができる。
【0059】このような構成によれば、高速信号だけで
なく、正常な低速信号の周波数成分を検出して、受信モ
ードを高速信号受信モードと低速信号受信モードとで切
り換えるようにしたことにより、画信号受信待ちの時点
で低速信号のエコーは全く無視されるので、画信号を確
実に受信することができる。
【0060】なおこの実施例6でも、1650〔Hz〕の周波
数を監視して、低速信号の周波数成分をモデム2で検出
したが、これに代え、低速信号の周波数検出をモデム2
の周辺回路で行うようにしても良い。また周波数を検出
するとして、特定の周波数成分を検出するものに代え
て、プリアンブルのフラグパターンを認識するもので
も、上述した実施例6と同様の効果を実現できる。
【0061】実施例7.上述した実施例1及び実施例5
の受信レベル測定方法は、モデム2でその受信レベルを
1回測定するだけであるが、この実施例7では、受信レ
ベルを数回に渡りサンプリングし、その和をサンプリン
グ数で除すことにより平均値を算出する。平均値を用い
ることで正常受信信号の受信レベルが、より正確に測定
できる。また実施例1においては、エコー信号の判別に
平均値を求めて識別しても良く、より正確な判断ができ
る。
【0062】実施例8 上述した実施例1及び実施例5では受信レベルを直接測
定しているが、この実施例8ではモデム2に内蔵される
AGC回路のゲインからその受信レベルを算出する。こ
れにより、受信レベル測定回路を省略し得る。図1のフ
ァクシミリ装置において、回線を通して送られてくる信
号のレベルは変動するが、モデム2の内部ではAGC回
路によってある一定の信号レベルにまで増幅してから処
理される。従ってそのAGC回路の増幅率から回線を通
して送られてくる信号の受信レベルを逆算することがで
きる。例えばAGC回路が−1〔dBm〕の一定値まで増
幅する回路構成の場合、AGC回路で10〔dB〕増幅した
信号のレベルは、−11〔dBm〕と算出することができ
る。
【0063】実施例9 また上述した実施例1及び実施例5の被呼局側に記憶さ
れる正常受信信号レベルは、最初に正常受信した手順制
御信号のDCSの信号レベルを、以降の手順に使用して
いるが、正常な手順制御信号を受信する毎に、その記憶
される信号レベルを更新することで、通信回線の状況が
時間軸に対して変化してもその誤差を吸収でき、より正
確で安定してエコーを識別することができる。
【0064】図12のファクシミリ伝送手順において、
被呼局側は正常に手順制御信号のフレームを受信する毎
にそのときの信号レベルを、正常受信信号レベルXa と
するから、CFR送出後の画信号受信待ちのときの閾値
は、DCSの受信レベルXaに基づいてレベル(Xa −
α)であるが、MCF送出後のDCN信号受信待ちのと
きの閾値は、EOPの受信レベルXa に基づいたものと
なる。
【0065】このような構成によれば、記憶する受信レ
ベルを正常なフレームを受信する毎に更新するので、回
線状態が多少変化しても常に追従できる。
【0066】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、手順制
御信号のエコーは、一般に正常に受信した手順制御信号
の受信レベルよりはるかに減衰しているので、正常受信
した手順制御信号の受信レベルから所定値だけ低い閾値
レベルより大きい信号を受けたときに、信号の受信開始
点と判定することにより、回線エコーの影響を受けるこ
となく確実に受信し得るファクシミリ装置を実現でき
る。
【0067】さらに次の発明によれば、受信モードに関
し高速信号受信モードと低速信号受信モードとを切り換
えるようにしたことにより、画信号受信待ちの時点で低
速信号のエコーの影響を受けることなく、確実に画信号
を受信し得るファクシミリ装置を実現できる。
【0068】さらに次の発明によれば、高速信号受信モ
ードから低速信号受信モードへの切り換えは、低速信号
の周波数成分も検出することにより、正確に受信モード
を切り換えることができ、かくして回線エコーの影響を
受けることなく、確実に画信号を受信し得るファクシミ
リ装置を実現できる。
【0069】さらに次の発明によれば、複数のポイント
に渡って受信レベルを比較することにより、より正確に
エコー信号を判別し得、かくして回線エコーの影響を受
けることなく、確実に画信号を受信し得るファクシミリ
装置を実現できる。
【0070】また次の発明によれば、信号を検知する検
出レベルを、正常に受信した信号の受信レベルから所定
値だけ低い閾値レベルに変更することで、閾値レベルよ
り低い信号は未検知となり、エコー信号は全く無視され
ることにより、正規の信号は影響を受けることがなく、
確実に受信し得るファクシミリ装置を実現できる。
【0071】さらに次の発明によれば、高速信号だけで
なく、正常な低速信号の周波数成分を検出して、受信モ
ードを高速信号受信モードと低速信号受信モードとを切
り換えるようにしたことにより、画信号受信待ちの時点
で低速信号のエコーは全く無視され、画信号を確実に受
信し得るファクシミリ装置を実現できる。
【0072】さらに次の発明によれば、受信信号の平均
値を算出するようにしたので、より正確にエコー信号を
判別することができ、かくして回線エコーの影響を受け
ることなく、確実に画信号を受信し得るファクシミリ装
置を実現できる。
【0073】さらに次の発明によれば、受信レベルが直
接わからなくても、モデムにおけるAGC回路のゲイン
から受信レベルを算出することにより、より正確にエコ
ー信号を判別することができ、かくして、回線エコーの
影響を受けることなく、確実に画信号を受信し得るファ
クシミリ装置を実現できる。
【0074】さらに次の発明によれば、記憶する受信レ
ベルを正常なフレームを受信する毎に更新するので、回
線状態が多少変化しても常に追従でき、かくして回線エ
コーの影響を受けることなく、確実に画信号を受信し得
るファクシミリ装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 手順制御信号の構造の説明に供する略線図で
ある。
【図3】 被呼局側でのMCFの送出後の処理の流れの
説明に供するタイミングチャートである。
【図4】 被呼局側でのCFRの送出後、発呼局側がD
CSを再送したときの処理の流れの説明に供するタイミ
ングチャートである。
【図5】 被呼局側でのCFRの送出後、発呼局側がP
IXを送出したときの処理の流れの説明に供するタイミ
ングチャートである。
【図6】 この発明によるファクシミリ装置の実施例1
の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】 この発明によるファクシミリ装置の実施例2
の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】 この発明によるファクシミリ装置の実施例3
の動作手順を示すフローチャートである。
【図9】 この発明によるファクシミリ装置の実施例4
の動作手順を示すフローチャートである。
【図10】 この発明によるファクシミリ装置の実施例
5の動作手順を示すフローチャートである。
【図11】 この発明によるファクシミリ装置の実施例
6の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】 ITU−T T.30が勧告する一般的な
G3ファクシミリの伝送手順を示すタイミングチャート
である。
【図13】 CFRにノイズがのった場合の伝送手順を
示すタイミングチャートである。
【図14】 原稿を2枚以上連送して送信する場合の伝
送手順の一部を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 網制御回路 2 モデム 3 制御CPU 4 データ伸長圧縮回路 5 読み取り部 6 記録部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線から送られてくる信号の受信レベル
    を検出するレベル検出手段と、上記受信レベルを記憶す
    る記憶手段と、正常に受信したフレームの上記受信レベ
    ルを上記記憶手段に記憶し、以降の受信モードにおい
    て、受信レベルが記憶した受信レベルから所定値だけ低
    い閾値レベルより大きいかどうかを比較し、上記受信レ
    ベルが上記閾値レベルより大きくなったときに信号の受
    信開始点と判定する判定手段とを備えることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記判定手段は、上記受信モードとして
    高速信号受信モードと低速信号受信モードとを切り換え
    ることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 低速信号の周波数成分を検出する周波数
    検出手段を備え、上記判定手段は上記周波数検出手段が
    上記低速信号の周波数成分を検出し、かつ上記受信レベ
    ルが上記閾値レベルより大きくなったとき、上記受信モ
    ードを上記高速信号受信モードから上記低速信号受信モ
    ードに切り換えることを特徴とする請求項2に記載のフ
    ァクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 上記判定手段は、上記受信レベルについ
    て複数のポイントに渡り判定することを特徴とする請求
    項1に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 回線から送られてくる信号の受信レベル
    を検出するレベル検出手段と、上記受信レベルを記憶す
    る記憶手段と、変更可能な検出レベルに応じて受信信号
    を検出する信号検知手段と、正常に受信したフレームの
    上記受信レベルを上記記憶手段に記憶し、以降の受信モ
    ードにおいて、記憶した受信レベルから所定値だけ低い
    閾値レベルに上記信号検知手段の上記検出レベルを変更
    する制御手段とを備えることを特徴とするファクシミリ
    装置。
  6. 【請求項6】 上記受信モードとして、高速信号受信モ
    ードと低速信号受信モードを有し、上記高速信号受信モ
    ードのときに低速信号の周波数成分を検出する周波数検
    出手段を備え、当該周波数検出手段が上記低速信号の周
    波数成分を検出したとき、上記受信モードを上記高速信
    号受信モードから上記低速信号受信モードに切り換える
    ことを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 上記レベル検出手段は、上記受信信号の
    平均値に応じて上記受信レベルを算出することを特徴と
    する請求項1又は請求項5に記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 上記レベル検出手段は、AGC回路のゲ
    インに応じて上記受信レベルを算出することを特徴とす
    る請求項1又は請求項5に記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 上記記憶手段に記憶する上記受信レベル
    を正常なフレームを受信する毎に更新することを特徴と
    する請求項1又は請求項5に記載のファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490056B1 (en) 1998-03-13 2002-12-03 Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. Communication speed switching device
JP2009081594A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Sanyo Electric Co Ltd ファクシミリ装置
JP2012044293A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Nec Infrontia Corp アナログ回線端末、アナログ信号受信方法およびアナログ信号受信プログラム

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