JPH05130357A - フアクシミリ装置 - Google Patents
フアクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH05130357A JPH05130357A JP3318612A JP31861291A JPH05130357A JP H05130357 A JPH05130357 A JP H05130357A JP 3318612 A JP3318612 A JP 3318612A JP 31861291 A JP31861291 A JP 31861291A JP H05130357 A JPH05130357 A JP H05130357A
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- JP
- Japan
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- transmission
- facsimile
- increase
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Abstract
(57)【要約】
【目的】信号レベルが小さいときにもSN比を改善し回
線通過率を向上させる。 【構成】レベル検出装置5で検出したモデム2の受信レ
ベルをもとに送信側ファクシミリの送出レベルを上げる
かどうかを決定し、その上げ幅を送信側ファクシミリに
伝える。送信側ファクシミリは送られた上げ幅に応じて
送出レベルを上げることにより、回線上のフロアノイズ
の大きさをそのままにして信号レベルを上げSN比を向
上させる。
線通過率を向上させる。 【構成】レベル検出装置5で検出したモデム2の受信レ
ベルをもとに送信側ファクシミリの送出レベルを上げる
かどうかを決定し、その上げ幅を送信側ファクシミリに
伝える。送信側ファクシミリは送られた上げ幅に応じて
送出レベルを上げることにより、回線上のフロアノイズ
の大きさをそのままにして信号レベルを上げSN比を向
上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は公衆網回線を使用しア
ナログ伝送をするファクシミリ装置、特に回線通過率の
向上に関するものである。
ナログ伝送をするファクシミリ装置、特に回線通過率の
向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公衆網回線を使用し、アナログ伝送をす
るG3ファクシミリ装置はデ−タの伝送や受信するとき
に信号の変調と復調を行うモデムが使用されている。従
来、モデムから送り出す信号は交信途中で送出レベルを
変化させることはなく、通信を行なう以前に設定された
送出レベルで通信の初めから終わりまで同じレベルで行
なっている。
るG3ファクシミリ装置はデ−タの伝送や受信するとき
に信号の変調と復調を行うモデムが使用されている。従
来、モデムから送り出す信号は交信途中で送出レベルを
変化させることはなく、通信を行なう以前に設定された
送出レベルで通信の初めから終わりまで同じレベルで行
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公衆網
回線には減衰ひずみやホワイトノイズなどの種々の劣化
要因があり、しばしばエラ−を起こさせる。また、モデ
ムが持っているノイズもある。この公衆網回線の減衰が
大きく、モデムに入る信号レベルが非常に小さい場合
に、回線上のフロアノイズやモデム自身がもっているノ
イズが大きいと、信号レベルが大きいときと比べて等価
時にSN比が悪くなり、回線通過率が悪くなってしま
う。
回線には減衰ひずみやホワイトノイズなどの種々の劣化
要因があり、しばしばエラ−を起こさせる。また、モデ
ムが持っているノイズもある。この公衆網回線の減衰が
大きく、モデムに入る信号レベルが非常に小さい場合
に、回線上のフロアノイズやモデム自身がもっているノ
イズが大きいと、信号レベルが大きいときと比べて等価
時にSN比が悪くなり、回線通過率が悪くなってしま
う。
【0004】この発明はこのように信号レベルが小さい
ときにも回線通過率を向上させることができるファクシ
ミリ装置を得ることを目的とするものである。
ときにも回線通過率を向上させることができるファクシ
ミリ装置を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、モデムの受信側とシステム制御部との間に
レベル検出装置を有するファクシミリ装置であって、レ
ベル検出装置は送信側ファクシミリから送られた信号の
受信レベルを検出し、システム制御部はレベル検出装置
で検出した受信レベルとあらかじめ定められた判断基準
とから送信側ファクシミリの送出レベルの上げ幅を決定
し、送信側ファクシミリに伝えることを特徴とする。
ミリ装置は、モデムの受信側とシステム制御部との間に
レベル検出装置を有するファクシミリ装置であって、レ
ベル検出装置は送信側ファクシミリから送られた信号の
受信レベルを検出し、システム制御部はレベル検出装置
で検出した受信レベルとあらかじめ定められた判断基準
とから送信側ファクシミリの送出レベルの上げ幅を決定
し、送信側ファクシミリに伝えることを特徴とする。
【0006】また、送信側ファクシミリは受信側ファク
シミリから伝えられた送出レベルの上げ幅に応じて送出
レベルを上げることが好ましい。
シミリから伝えられた送出レベルの上げ幅に応じて送出
レベルを上げることが好ましい。
【0007】
【作用】この発明においては、レベル検出装置で検出し
た受信レベルをもとに送信側ファクシミリの送出レベル
を上げるかどうかを決定し、その上げ幅を送信側ファク
シミリに伝える。送信側ファクシミリは送られた上げ幅
に応じて送出レベルを上げることにより、回線上のフロ
アノイズの大きさをそのままにして信号レベルを上げS
N比を向上させる。
た受信レベルをもとに送信側ファクシミリの送出レベル
を上げるかどうかを決定し、その上げ幅を送信側ファク
シミリに伝える。送信側ファクシミリは送られた上げ幅
に応じて送出レベルを上げることにより、回線上のフロ
アノイズの大きさをそのままにして信号レベルを上げS
N比を向上させる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示すブロック図
である。図に示すように、ファクシミリ装置はシステム
制御部1とモデム2,2線−4線変換部3,網制御部
4,レベル検出装置5を有する。モデム2は送信する信
号を変調し、受信した信号を復調する。レベル検出装置
5は網制御部4と2線−4線変換部3を介してモデム2
が受信する信号の受信レベルを検出してシステム制御部
1に送るものであり、モデム2の受信側Rxとシステム
制御部1との間に接続されている。システム制御部1は
モデム2を介して送受信をするとともに、符号化復号化
部6,ラインバッファメモリ7,操作表示部8,スキャ
ナ9やプロッタ10を管理する。このシステム制御部1
には、例えば図2に示すように受信した信号の受信レベ
ルに応じて相手ファクシミリ装置から送り出す信号の送
出レベルの上げ幅を決定する判断基準があらかじめ格納
されている。
である。図に示すように、ファクシミリ装置はシステム
制御部1とモデム2,2線−4線変換部3,網制御部
4,レベル検出装置5を有する。モデム2は送信する信
号を変調し、受信した信号を復調する。レベル検出装置
5は網制御部4と2線−4線変換部3を介してモデム2
が受信する信号の受信レベルを検出してシステム制御部
1に送るものであり、モデム2の受信側Rxとシステム
制御部1との間に接続されている。システム制御部1は
モデム2を介して送受信をするとともに、符号化復号化
部6,ラインバッファメモリ7,操作表示部8,スキャ
ナ9やプロッタ10を管理する。このシステム制御部1
には、例えば図2に示すように受信した信号の受信レベ
ルに応じて相手ファクシミリ装置から送り出す信号の送
出レベルの上げ幅を決定する判断基準があらかじめ格納
されている。
【0009】上記のように構成したファクシミリ装置で
受信した場合の動作を図3のフロ−チャ−トを参照して
説明する。相手ファクシミリ装置より送信された信号は
公衆網回線から網制御部4,2線−4線変換部3を通り
モデム2の受信側Rxに入力する。まず、プロトコル手
順により相手ファクシミリ装置からCNG信号が発せら
れ受信側のファクシミリ装置がCNG信号を受信する
と、レベル検出装置5はCNG信号によりモデム2での
受信レベルを測定し、検出した受信レベルの値をシステ
ム制御部1に送る(ステップS1)。システム制御部1
はCED信号を送信した後(ステップS2)、送られた
受信レベルと、図2に示すようにあらかじめ定められた
判断基準とにしたがって相手ファクシミリ装置の送出レ
ベルの上げ幅を決定する(ステップS3)。例えばCN
G信号の受信レベルが−35dBmであった場合には図
2の判断基準から送出レベルの上げ幅は10dBである
と決定する。この上げ幅はCED信号の後のNSF信号
のファクシミリ情報フィ−ルド内にて相手ファクシミリ
装置に通知する。このため図4のNSFのフレ−ム構造
の説明図に示すように、ファクシミリ情報フィ−ルド内
に送出レベル用のビットを4ビット設ける。この4ビッ
トは受信レベルが例えば−24dBmで送出レベルの上
げ幅が「0」の場合には「0000」であり、受信レベ
ルが−43dBmで送出レベルの上げ幅が15dBの場
合には「1111」になる。そこで決定した上げ幅に応
じてファクシミリ情報フィ−ルドに送出レベル用の4ビ
ットを立てて送信側のファクシミリ装置に通知する(ス
テップS4,S5)。
受信した場合の動作を図3のフロ−チャ−トを参照して
説明する。相手ファクシミリ装置より送信された信号は
公衆網回線から網制御部4,2線−4線変換部3を通り
モデム2の受信側Rxに入力する。まず、プロトコル手
順により相手ファクシミリ装置からCNG信号が発せら
れ受信側のファクシミリ装置がCNG信号を受信する
と、レベル検出装置5はCNG信号によりモデム2での
受信レベルを測定し、検出した受信レベルの値をシステ
ム制御部1に送る(ステップS1)。システム制御部1
はCED信号を送信した後(ステップS2)、送られた
受信レベルと、図2に示すようにあらかじめ定められた
判断基準とにしたがって相手ファクシミリ装置の送出レ
ベルの上げ幅を決定する(ステップS3)。例えばCN
G信号の受信レベルが−35dBmであった場合には図
2の判断基準から送出レベルの上げ幅は10dBである
と決定する。この上げ幅はCED信号の後のNSF信号
のファクシミリ情報フィ−ルド内にて相手ファクシミリ
装置に通知する。このため図4のNSFのフレ−ム構造
の説明図に示すように、ファクシミリ情報フィ−ルド内
に送出レベル用のビットを4ビット設ける。この4ビッ
トは受信レベルが例えば−24dBmで送出レベルの上
げ幅が「0」の場合には「0000」であり、受信レベ
ルが−43dBmで送出レベルの上げ幅が15dBの場
合には「1111」になる。そこで決定した上げ幅に応
じてファクシミリ情報フィ−ルドに送出レベル用の4ビ
ットを立てて送信側のファクシミリ装置に通知する(ス
テップS4,S5)。
【0010】送信側のファクシミリ装置は、図5のフロ
−チャ−トに示すようにNSF信号を受信するとファク
シミリ情報フィ−ルド内の送出レベル上げ幅のビットの
内容を確認する(ステップS11,S12)。そして送
られた上げ幅に応じて送出レベルを上げて次のNSS信
号以降を送信する(ステップS13,S14)。すなわ
ちファクシミリ情報フィ−ルド内の送出レベル上げ幅の
ビットが「1010」のときは送出レベルを10dBだ
け上げて送信する。
−チャ−トに示すようにNSF信号を受信するとファク
シミリ情報フィ−ルド内の送出レベル上げ幅のビットの
内容を確認する(ステップS11,S12)。そして送
られた上げ幅に応じて送出レベルを上げて次のNSS信
号以降を送信する(ステップS13,S14)。すなわ
ちファクシミリ情報フィ−ルド内の送出レベル上げ幅の
ビットが「1010」のときは送出レベルを10dBだ
け上げて送信する。
【0011】但し、送信側のファクシミリ装置が送出レ
ベル調整機能を持っていない場合は送出レベルを上げず
に送信する。また、送信側のファクシミリ装置は0〜−
15dBの送出レベル調整機能を有するが、最大送出レ
ベルが例えば−7dBに設定されている場合がある。こ
のようなファクシミリ装置に、例えば「1010」の送
出レベル上げ幅のビットが送られたときは、最大送出レ
ベルで送り出す。
ベル調整機能を持っていない場合は送出レベルを上げず
に送信する。また、送信側のファクシミリ装置は0〜−
15dBの送出レベル調整機能を有するが、最大送出レ
ベルが例えば−7dBに設定されている場合がある。こ
のようなファクシミリ装置に、例えば「1010」の送
出レベル上げ幅のビットが送られたときは、最大送出レ
ベルで送り出す。
【0012】なお、上記実施例は受信側のファクシミリ
装置にレベル検出装置5を有する場合について説明した
が、送信側のファクシミリ装置にレベル検出装置5を設
け、CED信号によってレベル検出を行ない、NSS信
号によって送出レベルの上げ幅を通知するようにしても
良い。
装置にレベル検出装置5を有する場合について説明した
が、送信側のファクシミリ装置にレベル検出装置5を設
け、CED信号によってレベル検出を行ない、NSS信
号によって送出レベルの上げ幅を通知するようにしても
良い。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、レベル
検出装置で検出した受信レベルをもとに送信側ファクシ
ミリの送出レベルを上げるかどうかを決定し、その上げ
幅を送信側ファクシミリに伝えるようにしたから、受信
レベルが低いときに回線上のフロアノイズの大きさをそ
のままにして信号レベルを上げることができ、SN比を
向上させて回線通過率を向上させることができる。した
がって通信費の削減を図ることもできる。
検出装置で検出した受信レベルをもとに送信側ファクシ
ミリの送出レベルを上げるかどうかを決定し、その上げ
幅を送信側ファクシミリに伝えるようにしたから、受信
レベルが低いときに回線上のフロアノイズの大きさをそ
のままにして信号レベルを上げることができ、SN比を
向上させて回線通過率を向上させることができる。した
がって通信費の削減を図ることもできる。
【0014】さらに、プロトコルの初めにおいて受信レ
ベルを測定しているので、確実にプロトコルを行なうこ
とができる。
ベルを測定しているので、確実にプロトコルを行なうこ
とができる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の判断基準を示す説明図である。
【図3】受信側の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図4】上記実施例のNSFのフレ−ム構造を示す説明
図である。
図である。
【図5】送信側の動作を示すフロ−チャ−トである。
1 システム制御部 2 モデム 5 レベル検出装置
Claims (2)
- 【請求項1】 モデムの受信側とシステム制御部との間
にレベル検出装置を有するファクシミリ装置であって、
レベル検出装置は送信側ファクシミリから送られた信号
の受信レベルを検出し、システム制御部はレベル検出装
置で検出した受信レベルとあらかじめ定められた判断基
準とから送信側ファクシミリの送出レベルの上げ幅を決
定し、送信側ファクシミリに伝えることを特徴とするフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項2】 送信側ファクシミリは受信側ファクシミ
リから伝えられた上げ幅に応じて送出レベルを上げる請
求項1記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318612A JPH05130357A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | フアクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318612A JPH05130357A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | フアクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130357A true JPH05130357A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18101083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318612A Pending JPH05130357A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | フアクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05130357A (ja) |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP3318612A patent/JPH05130357A/ja active Pending
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