JP3389690B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3389690B2 JP19622294A JP19622294A JP3389690B2 JP 3389690 B2 JP3389690 B2 JP 3389690B2 JP 19622294 A JP19622294 A JP 19622294A JP 19622294 A JP19622294 A JP 19622294A JP 3389690 B2 JP3389690 B2 JP 3389690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に多重周波信号による命令信号を送受信する機能
を備えたファクシミリ装置における信号制御方式に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリの通信手順として
は、ITU−T勧告T.30に基づき標準化されたいわ
ゆるG3手順が広く用いられている。また標準の手順に
含まれない機能のネゴシエーションを行うためにNSF
(非標準機能識別信号)、NSC(非標準機能命令信
号)、NSS(非標準機能設定信号)等の信号が定義さ
れている。しかし、これらの信号の内容はメーカー毎に
固有のフォーマットあるいはコードを用いており、他社
機同士ではネゴシエーションができなかった。
【0003】一方、ファクシミリ装置において、多重周
波信号であるDTMF(デュアルトーンマルチフレケン
シー)信号、即ちいわゆるPB信号の送信機能を備え、
このDTMF信号により通信機能の制御を行う技術が提
案されている(特開昭63−104572号公報、特開
昭63−300669号公報、特開平2−50560号
公報、特開平3−260875号公報等参照)。また、
特開平4−168862号公報には、自動的にDTMF
信号を送出する技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ァクシミリ装置においては、DTMF信号の送信および
受信方式についての考慮がなされておらず、迅速かつ確
実に信号を送出する方法が不明であるというという問題
点があった。また、初期識別信号(NSF/DIS)受
信後に、ノイズ等によりキャリヤ断が検出できないと、
DTMF信号が送出できないという問題点もあった。本
発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を解決
し、迅速かつ確実にDTMF信号を伝達可能なファクシ
ミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ファクシ
ミリ装置において、ファクシミリ手順開始後に多重周波
信号による命令を送信する送信手段と、ファクシミリ制
御信号のキャリヤ検出手段と、所定の時間を計測するタ
イマ手段と、特定のファクシミリ制御信号を受信後に前
記タイマ手段を起動すると共に、前記キャリヤ検出手段
によりファクシミリ制御信号のキャリヤ断を監視し、前
記タイマ手段が所定の時間の計測を完了しても、前記キ
ャリヤ検出手段がキャリヤ断を検出しない時には、前記
送信手段に多重周波信号による命令を送信させる通信制
御手段とを備えたことを特徴とする。また、第2の発明
は、第1の発明において、更に、多重周波信号による命
令を受信する受信手段と、前記送信手段を用いて相手装
置にテスト信号を送出し、その応答から信号送出時間お
よび無音時間の少なくとも一方を決定するテスト手段と
を備えたことを特徴とする。第3の発明は、ファクシミ
リ装置において、多重周波信号による命令を受信する受
信手段と、信号が受信されるまでの最大許容時間を計測
する受信待機時間計測手段と、多重周波信号による命令
を受信するたびに前記受信待機時間計測手段の計測値を
初期化する通信制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】第1の発明においては、特定のファクシミリ制
御信号を受信後にタイマ手段を起動すると共に、ファク
シミリ制御信号のキャリヤ断を監視し、タイマ手段が所
定の時間の計測を完了してもファクシミリ制御信号のキ
ャリヤ断を検出しない時には、送信手段に多重周波信号
による命令を送信させるので、例えばノイズ等によりキ
ャリヤ断が所定時間経っても検出できない場合において
も、多重周波信号の送出を開始することができる。従っ
て、多重周波信号の送出開始タイミングを確実に決定可
能となる。第2の発明においては、第1の発明におい
て、更に、多重周波信号による命令を受信する受信手段
と、送信手段を用いて相手装置にテスト信号を送出し、
その応答から信号送出時間および無音時間の少なくとも
一方を決定するテスト手段により最適な信号送出時間あ
るいは無音時間を決定することができる。第3の発明に
おいては、多重周波信号による命令を受信するたびに、
信号が受信されるまでの最大許容時間を計測する受信待
機時間計測手段の計測値を初期化するので、多重周波信
号列を受信中に前記受信待機時間計測手段のタイムアウ
トにより受信処理が中断してしまうことがなくなる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は本発明のファクシミリ装置の実施例
の構成を示すブロック図である。CPU1は、ファクシ
ミリ装置全体の制御処理、およびファクシミリ伝送制御
手順処理を行う。RAM2は制御プログラムのワークエ
リヤとして使用されるメモリである。操作表示装置3
は、ファクシミリ装置を操作するための各種スイッチ、
あるいはLCD、LEDなどの表示装置からなる。読取
装置4は、例えばCCDイメージセンサ等を用いて送信
原稿を読み取る装置である。印字装置5は受信画像デー
タ等をプリントする装置である。画像処理装置6は、画
像信号と伝送用符号間の符号化、復号化(圧縮、伸張)
を行う。画像蓄積装置7は画情報データを格納する記憶
装置である。システム制御部8はファクシミリ全体を制
御するプログラムが格納されたROMからなる。
【0008】通信制御部9は、G3あるいはG4のファ
クシミリの通信制御プログラム、およびモデム10、D
TMF制御装置11、網制御装置12とのインターフェ
ース回路からなる。モデム10は、伝送手順信号用の低
速モデム(V21)と画情報の送受信用の高速モデム
(V27ter 、V29、V33、V17など)機能を備
えた変復調装置である。DTMF制御装置11はDTM
F信号(PB信号)の送受信機能を備えており、この装
置はDTMF信号によるコマンドの送出と共にPB回線
のダイヤル時にも使用される。なおモデム10がDTM
F信号送受信機能を備えていれば、このDTMF制御装
置11は不要である。網制御装置12は電話網やISD
Nの回線とのインターフェース回路であり、自動発着信
機能を備えている。システムバス13は装置内の各回路
間でデータの転送を行うためのものである。
【0009】次に動作を説明する。図1は、予めダイヤ
ル情報およびDTMF制御コード列を登録(記憶)して
おき、自動発呼した場合の本発明を適用した送信側ファ
クシミリ装置の処理を示すフローチャートである。発呼
すると、ステップS1においてはDPあるいはPB信号
によりダイヤルを行う。ステップS2においては、初期
識別信号であるNSF(非標準機能識別信号)/DIS
(デジタル識別信号)信号が受信されるまで待ち、ステ
ップS3においては、DTMF手順に入るか否かが判定
される。この判定は、例えばDTMFコード記憶部に送
信すべきコードが記憶されているか否かによって行われ
る。そして、判定結果が否定であれば通常のファクシミ
リ手順のプロトコルに移行するが、肯定の場合にはステ
ップS4に移行する。
【0010】ステップS4においては、信号受信時間監
視用のタイマ(例えば2秒)をスタートさせ、ステップ
S5においては、キャリヤ断になったか否かが判定され
る。そして、結果が肯定の場合にはステップS7に移行
するが、結果が否定の場合にはステップS6に移行し、
タイマがタイムアウトしたか否かが判定される。そして
判定結果が否定の場合にはステップS5に戻るが、肯定
の場合にはステップS7に移行する。ステップS7にお
いては、DTMF信号の最適送出時間等を決定するため
の回線テストを実行するか否かが判定され、判定結果が
肯定の場合にはステップS8の回線テスト処理が実行さ
れる。なおステップS7の判定は、例えば短縮ダイヤル
リストにテスト実施の有無を登録してもよいし、オペレ
ータが予め設定したフラグを参照する、あるいは手動で
指示された場合にテストを実施するようにしてもよい。
またテストの開始に先だって、回線テスト識別信号を受
信側に送出してもよい。
【0011】図3は、図1のステップS8の回線テスト
処理の内容を示すフローチャートである。ステップS2
0においては、DTMF信号の送出時間TTXと信号間の
無音時間(インターバル時間)TINT にそれぞれ10ミ
リ秒をセットする。ステップS21においては、”*”
コードを送出開始する。ステップS22においては、タ
イマ(TTX)をスタートさせ、ステップS23において
は、タイマがタイムアウトする(TTX秒経過する)まで
待つ。ステップS24においては、”*”コードの送出
を停止する。ステップS25においては、図示しないカ
ウンタにより送出回数をカウントする。
【0012】ステップS26においては、5回送出した
か否かが判定され、結果が否定の場合にはステップS2
7に移行し、タイマ(TINT )をスタートさせる。そし
て、ステップS28においては、該タイマがタイムアウ
トするまで待って、ステップS21に戻る。従ってこの
テストにおいては、10ミリ秒の間隔をおいて、10ミ
リ秒の”*”コード信号を5回送出することになる。な
おこのコードパターンは通常のDTMF制御信号とは異
なるパターンであることが容易に識別可能なパターンに
する。ステップS26において判定結果が肯定の場合に
はステップS29に移行し、このパターン(TTXおよび
TINT )でのテスト回数を図示しないカウンタによりカ
ウントする。ステップS30においては、1秒のタイマ
Twをスタートさせ、ステップS31においては、相手
装置からの応答信号を受信したか否かが判定され、結果
が肯定の場合にはステップS32に移行する。
【0013】ステップS32においては、受信した信号
が送信パターン(”*”の5回連続)と同じであるか否
かが判定される。そして、判定結果が否定の場合にはス
テップS33に移行し、TTXおよびTINT にそれぞれ1
0ミリ秒ずつ加算(加算幅は任意)してステップS21
に戻る。またステップS32の結果が肯定の場合には、
相手が信号を正しく受信できているので、ステップS3
4においては、信号送出時間をTTXに、インターバル時
間をTINT に決定する。なお、ステップS35において
結果が肯定の場合にはステップS36に移行し、ステッ
プS29でカウントした回数が3回であるか否かが判定
され、否定の場合にはステップS21に戻るが、肯定の
場合にはステップS37に移行し、TTXおよびTINT に
それぞれ50ミリ秒を設定する。なお、ステップS35
あるいは36の判定結果が肯定の場合にステップS33
に移行し、TTXが50ミリ秒になったら処理を終了する
ようにしてもよい。
【0014】図1に戻って、ステップS9においては、
回線テストを行った場合には該処理により決定されたT
TXに従って、そうでない場合には所定のTTXに従ってD
TMF制御装置からDTMF信号を送出する。ステップ
S10においては、DTMFコードの終了であるか否か
が判定され、結果が否定の場合にはステップS11に移
行し、ステップS11においては、タイマ(TINT )を
スタートさせる。ステップS12においては、タイマが
タイムアウトするまで待ち、ステップS9に戻る。ステ
ップS10において判定結果が肯定であった場合にはス
テップS13に移行し、確認信号の受信を待って、通常
のファクシミリ通信手順に移行する。
【0015】次に、受信側の動作を説明する。図4は、
本発明を適用した受信側ファクシミリの処理を示すフロ
ーチャートである。ステップS40においては、着信を
待ち、ステップS41、42においては、通常の手順に
従い、CED、NSF/DISを送出する。ステップS
43においては、回線テスト処理を行うか否かが判定さ
れ、結果が肯定の場合にはステップS44に移行して受
信側回線テスト処理を行う。ステップS43の判定は、
予めオペレータが設定したフラグを見て判断してもよい
し、あるいは送信側ファクシミリから送出されるDTM
F信号の先頭のコードあるいはコードパターンから判断
してもよい。更に送信側から、DTMF以外の回線テス
ト識別信号を送出し、受信側でこれを検出するか否かに
よって判定してもよい。
【0016】図5は、図4のステップS44の受信側回
線テスト処理を示すフローチャートである。ステップS
60においては、DTMF信号受信監視タイマ(例えば
200ミリ秒)をスタートさせる。ステップS61にお
いては、DTMF信号を受信(検出)開始したか否かが
判定され、否定の場合にはステップS62に移行し、監
視タイマがタイムアウトしたか否かが判定される。そし
て、結果が否定の場合にはステップS61に戻るが、肯
定の場合にはステップS63に移行する。ステップS6
3においては、既にDTMF信号を受信しているか否か
が判定され、結果が肯定の場合には、DTMF信号は受
信したが規定回数に達していない場合等が考えられ、ス
テップS64に移行して”*”を1回送出する。ステッ
プS65においては、受信回数のカウンタをクリヤし、
ステップS60に戻る。なおDTMFを受信せずに所定
回数タイムアウトした場合にはテスト処理を終了する。
【0017】ステップS61においてDTMFを受信し
たと判定した場合にはステップS66に移行し、DTM
F受信時間(キャリア断までの時間)を測定するための
タイマを起動し、ステップS67においてはキャリア断
を待つ。ステップS68においては、テストコードであ
る”*”を受信したか否かが判定され、否定の場合には
ステップS61に移行するが、肯定の場合にはステップ
S69に移行する。ステップS69においては、受信回
数をカウント(+1)し、ステップS70においては、
テストコードが5回受信されたか否かが判定される。そ
して判定結果が否定の場合にはステップS71に移行
し、ステップS71においては、次のDTMF信号受信
開始までの信号休止(インターバル)時間を測定するた
めのタイマを起動して、ステップS61に移行する。ス
テップS70において判定結果が肯定の場合にはステッ
プS72に移行し、測定した受信時間、インターバル時
間をそれぞれDTMF信号送出時間および送信時のイン
ターバル時間としてセットする。ステップS73におい
ては、ステップS72でセットしたパラメータで、受信
したテストパターンと同じパターンのDTMF信号を送
出する。
【0018】図4に戻って、ステップS45において
は、DTMF受信用の監視タイマをスタートさせる。こ
のタイマ値は例えばT.30勧告のT4タイマと同じ値
とする。ステップS46においては、DTMF信号を受
信(開始)したか否かが判定され、否定の場合にはステ
ップS47に移行して、DCSまたはDTCが受信され
たか否かが判定される。そして結果が肯定であれば処理
を終了するが、否定であればステップS48に移行す
る。ステップS48においては、監視タイマがタイムア
ウトしたか否かが判定され、否定であればステップS4
6に戻るが、肯定の場合には周知のT.30手順に準じ
たNSF/DIS再送手順を実行して、ステップS45
に戻る。
【0019】ステップS46の判定結果が肯定の場合に
はステップS50に移行し、DTMF検知処理が行われ
る。図6は、図4のステップS50のDTMF検知処理
を示すフローチャートである。ステップS80において
は、DTMF検知タイマ(例えば20ミリ秒)をスター
トさせる。このタイマは、所定時間DTMF信号が変化
せずに受信されるか否かを判定するためのものである。
ステップS81においては、該タイマがタイムアウトし
たか否かが判定され、否定の場合にはステップS82に
移行し、キャリア断になったか否かが判定される。そし
て結果が肯定であれば処理を終了する(DTMFは検知
されない)が、否定であればステップS83に移行す
る。ステップS83においては、DTMF受信コードが
変化したか否かが判定され、結果が肯定であれば処理を
終了する(DTMFは検知されない)が、否定であれば
ステップS81に移行する。ステップS81において判
定結果が肯定の場合には、所定時間DTMF信号が変化
せずに受信されたことになるので、ステップS84に移
行し、検出したコードを受信バッファに転送する。ステ
ップS85においては、DTMF信号のキャリア断にな
るまで待つ。
【0020】図4に戻って、ステップS51において
は、DTMF手順の終了を示す信号パターンを受信した
か否かが判定される。このパターンは予め定められた特
定のコードあるいはコード列である。そして判定結果が
否定であればステップS45に戻るが、肯定であればス
テップS52に移行して、DTMF信号による応答信号
を送出し、通常の通信手順に移行する。
【0021】以上、実施例を説明したが、本発明は以下
に示すような変形例も考えられる。回線テストの方法に
ついては、送出回数、送出パターン等任意の変形が可能
である。また、例えば短縮ダイヤルリストに登録されて
いる相手については、テスト結果のパラメータ値を記憶
しておき、次回からはテストを行わずに記憶されている
パラメータを用いるようにし、DTMF手順が失敗した
場合には、新たにテストを行うようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】第1の発明においては、タイマ手段が所
定の時間の計測を完了しても特定のファクシミリ制御信
号のキャリヤ断を検出しない時には、送信手段に多重周
波信号による命令を送信させるので、例えばノイズ等に
よりキャリヤ断が所定時間経っても検出できない場合に
おいても、多重周波信号の送出を開始することができ
る。従って、多重周波信号の送出開始タイミングを確実
に決定可能となり、多重周波信号の頭切れやタイムオー
バーによる切断等を防止できる。第2の発明において
は、第1の発明において、更に、送信手段を用いて相手
装置にテスト信号を送出し、その応答から信号送出時間
および無音時間の少なくとも一方を決定するテスト手段
により最適な信号送出時間あるいは無音時間を決定する
ので、相手装置の受信能力が高速であれば信号の送出時
間が短縮され、また相手装置の受信能力が低速であって
も、誤りのない伝送が可能となる。第3の発明において
は、多重周波信号による命令を受信するたびに、受信待
機時間計測手段の計測値を初期化するので、多重周波信
号列を受信中に前記受信待機時間計測手段のタイムアウ
トにより受信処理が中断してしまうことがなくなり、手
動送信にも対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信側の処理を示すフローチャートで
ある。
【図2】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】回線テスト処理の内容を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の受信側の処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】受信側回線テスト処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】DTMF検知処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取
装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積
装置、8…システム制御部、9…通信制御部、10…モ
デム、11…DTMF制御装置、12…網制御装置、1
3…システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 秀樹 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 前井 佳博 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−81875(JP,A) 特開 平7−162641(JP,A) 特開 昭63−104572(JP,A) 特開 昭63−300669(JP,A) 特開 平2−50560(JP,A) 特開 平3−260875(JP,A) 特開 平4−168862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ手順開始後に多重周波信号
    による命令を送信する送信手段と、ファクシミリ制御信
    号のキャリヤ検出手段と、所定の時間を計測するタイマ
    手段と、特定のファクシミリ制御信号を受信後に前記タ
    イマ手段を起動すると共に、前記キャリヤ検出手段によ
    りファクシミリ制御信号のキャリヤ断を監視し、前記タ
    イマ手段が所定の時間の計測を完了しても、前記キャリ
    ヤ検出手段がキャリヤ断を検出しない時には、前記送信
    手段に多重周波信号による命令を送信させる通信制御手
    段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 更に、多重周波信号による命令を受信す
    る受信手段と、前記送信手段を用いて相手装置にテスト
    信号を送出し、その応答から信号送出時間および無音時
    間の少なくとも一方を決定するテスト手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 多重周波信号による命令を受信する受信
    手段と、信号が受信されるまでの最大許容時間を計測す
    る受信待機時間計測手段と、多重周波信号による命令を
    受信するたびに前記受信待機時間計測手段の計測値を初
    期化する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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