JP2806572B2 - 船舶のラダーステップ装置 - Google Patents

船舶のラダーステップ装置

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JP2806572B2
JP2806572B2 JP1262473A JP26247389A JP2806572B2 JP 2806572 B2 JP2806572 B2 JP 2806572B2 JP 1262473 A JP1262473 A JP 1262473A JP 26247389 A JP26247389 A JP 26247389A JP 2806572 B2 JP2806572 B2 JP 2806572B2
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
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    • B63B27/00Arrangement of ship-based loading or unloading equipment for cargo or passengers
    • B63B27/14Arrangement of ship-based loading or unloading equipment for cargo or passengers of ramps, gangways or outboard ladders ; Pilot lifts
    • B63B27/146Pilot ladders or similar outboard ladders, e.g. bathing ladders; Pilot lifts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水上を航走する小型船舶などのラダース
テップ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、エンジン付きの小型船舶であって水上を滑走す
るようにした小型ジェット推進艇などの小型船舶が広く
用いられている。この推進艇は高速で水上を滑走し、種
々の運動を行なわせるものであるが、沖合で停船して船
をベースとして水泳やダイビングあるいは水上スキーな
どの遊びをするというような利用の仕方もある。また一
般の小型船舶においても、勿論そのような使い方がされ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記構成において、水中から人が船に乗り移る際に便
利なように船尾部にラダーステップを設け、このラダー
ステップを設置状態では下端部が水中に没するように
し、かつ不使用状態では水面の上方に位置するようにす
ればよい。しかしながら、上記のようなラダーステップ
を設けた場合、収納を忘れて船を走行させた場合にはこ
のラダーステップにより推進抵抗が増大したりする問題
がある。
この発明は、このような従来の欠点を解消するために
なされたものであり、収納忘れによる上記のような不都
合を生じさせない小型船舶のラダーステップ装置を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、水を後方に噴射するノズルを船尾板に開
口した船舶に用いられるラダーステップ装置であって、
このラダーステップを、上部デッキの船尾部に取り付け
られて船尾端から下方に延びて下端部が水中に没する左
右一対の縦部材と、船体幅方向に延びて上記縦部材同士
を連結する横部材とで構成し、上記縦部材の前端部を水
平方向の回転軸を介して船尾部に連結し、上記ラダース
テップを、上記回転軸回りに回転して上記縦部材の下端
部が水中に没する下降状態と水面の上方に位置する上昇
状態とにそれぞれ維持されるように付勢し、上記下降状
態において、水中に没した上記横部材が船底板よりも下
方に位置するように構成したものである。
〔作用〕
上記構成では、ラダーステップは、上部デッキの船尾
板に取り付けられて船尾端から下方に延びて下端部が水
中に没する左右一対の縦部材と、船体幅方向に延びて上
記縦部材同士を連結する横部材とで構成し、下降状態に
おいて、水中に没した上記横部材が船底板よりも下方に
位置するように構成したので、上記ラダーステップの収
納を忘れて航走した場合でも、ノズルから後方に噴射さ
れた水が上記横部材に衝突することがないため、上記ラ
ダーステップにより推進抵抗が増大することを防止でき
る。
〔実施例〕
第1図〜第4図において、艇体1はFRPでそれぞれ一
体に成形された船体部材とデッキ部材とが互いにその周
縁部で接合されてなり、この船体部材とデッキ部材とに
よって囲まれる部分が排水容積となるように密閉空間に
形成されている。船体部材は船底板と船側板22と船尾板
24とを有し、デッキ部材には船尾端を除く周縁部に立上
り部31が形成され、その上端は折返されて船側板22の上
端部と重ね合わされて接合されている。またこの立上り
部31と船側板22とにより両者間に空間が形成されてブル
ワーク8が形成されている。
またデッキ部材には、船体中心線上に座席台44および
操作ハンドル用台61が突出して形成され、その両側には
ブルワーク8との間にフートデッキ(上部デッキ)32、
前側にデッキ33が形成されて両者は互いに連続してほぼ
単一平面に形成され、この上部デッキ32の船尾端は開放
して形成されている。上記操作ハンドル用台61には操作
ハンドル60が取付けられ、座席台44上にはその後部に座
席50、前部に座席51が形成されている。
操作ハンドル用台61および座席台4の下側にはエンジ
ンルームが形成され、このエンジンルーム中にはエンジ
ンおよび燃料タンクなどが配置され、このエンジンによ
って図示しないプロペラが回転して船底の水吸引口から
水を吸引して流路を通し、船尾で水平方向に揺動するノ
ズル38から水を後方の所定方向に噴射させることによ
り、旋回力および推進力を生じさせるようにしている。
上記デッキ32の船尾部には、一対の溝形の取付け部材
5が艇体1の長さ方向に互いに平行に配置されてそれぞ
れボルト5aにより固定され、この取付け部材5の前端部
には船幅方向で水平方向の回転中心軸30が設けられ、こ
の回転中心軸30回りにラダーステップ2が取付けられて
いる。このラダーステップ2は正面形状が門型で上端部
20aが逆U字状に湾曲した主部材20とこの主部材20の両
側部20bを互いに連結する連結杵21と主部材20の両側部
から前方に延びる腕3とからなり、通常の設置状態では
主部材20の下端部は船尾端から下方に延びて水面90下に
没するように構成されている。
上記ラダーステップ2の主部材20の両側部20bは、左
右一対の縦部材を構成し、第3図の下降状態では、両側
部20bの下端部が水中に没するようになる。また、上記
主部材20の下端部20aは、連結杵21とともに、上記左右
一対の縦部材である両側部20b同士を連結する横部材を
構成し、第3図の下降状態では、これら横部材20a,21の
うち水中に没した下端部20aが船底板(同図の二点鎖線
a参照)よりも下方に位置するようになる。
また一方の側の取付け部材5の前側上部にはリブ54が
設けられ、このリブ54に水平方向の軸41を介して回転可
能にガススプリング(付勢手段)4が取付けられ、この
ガススプリング4の他端部は上記腕3の基端部に軸42に
より連結され、このガススプリング4には常に伸張力が
作用するようにしている。
上記ラダーステップ2は使用時には主部材20の下端部
が第3図実線に示すように水面90の下に没し、不使用時
には仮想線に示すように上部デッキ32の上方に位置する
ように回転可能に構成されている。そして下降状態でも
上昇状態でもそれぞれその状態が維持されるように上記
ガススプリング4により付勢されている。そして下降状
態では取付け部材5中の後端部付近に取付けられたゴム
などからなるストッパ55に腕3が当接することによりラ
ダーステップ2がそれ以上下降しないようにしている。
なお、下降状態で主部材20を鉛直線より後方に傾斜させ
ているのは、船の乗り降りを容易にするためにである。
また上昇状態ではガススプリング4が一杯に伸び、こ
れによってラダーステップ2がそれ以上前方に回動しな
いようにし、またこの状態ではラダーステップ2の重心
Gが回転中心軸30よりlだけ前方に位置するために前方
への回動力を付与して、ガススプリング4による押圧力
とともに下降状態に戻ることを確実に防止している。
第5図および第6図はこの発明の別の実施例を示し、
この例では付勢手段としてガススプリング4の代りにス
プリング(引張りバネ)を採用している点が異なってい
る。すなわち、スプリング6は一端部が取付け部材5の
前端部の水平な軸65に係止され、他端部がラダーステッ
プ2の腕3の基端部に軸62により連結されている。また
取付け部材5の前端部上側には、ラダーステップ2がそ
れ以上回転するのを阻止するストッパ39が一方の腕3に
対向して設けられている。この例でも、ラダーステップ
2の重心は回転中心軸30より前方に位置させて前方への
回動力を付与し、スプリング6による引張り力とともに
下降状態に戻ることを確実に防止している。
第7図および第8図はこの発明を一般の小型船舶に適
用したさらに別の実施例を示し、艇体1の後端部には踏
み板70が後方に突出して設けられ、その下側にはスペー
サ74によって取付け部材7が取付けられ、この取付け部
材7は一対の互いに平行なパイプ材とそれらを互いに連
結する連結杵7eとから構成され、この取付け部材7には
ブラケット71およびストッパ79が取付けられ、さらに先
端部にはゴムキャップ7aが取付けられている。また門型
のステップ主部材25には連結杵21が設けられ、上記取付
け部材7の後端部に取付けられたU字形の連結部材25b
によって主部材25の基端部が軸73回りに回転可能に結合
されている。上記取付け部材7の連結杵7e、主部材25の
下端部および連結杵21にはそれぞれ踏み板7c,25cが取付
けられている。また主部材25の基端部にはそれぞれブラ
ケット25aが取付けられ、このブラケット25aの先端部
と、取付け部材7に設けられたブラケット71との間にガ
ススプリング4が配置されて両者間に押圧力が付与され
ている。
そして主部材25の下降状態では、このガススプリング
4によってブラケット25aの先端部が押されて反時計方
向の回転力が付与されるために下降状態が維持され、第
7図仮想線に示す上昇状態ではガススプリング4によっ
て押される結果、時計方向の回転力が付与されるととも
にストッパ79によってそれ以上の回転が阻止されて上昇
状態が維持されるように構成されている。
第9図および第10図はさらに別の実施例を示し、基本
的構成は上記実施例と同様であるが、ガススプリング4
の代りにショックコード45を利用している点が異なって
いる。すなわち、主部材25および取付け部材7の両側部
にはそれぞれフック25d,7dが取付けられ、このフック25
dと7dとの間に、布でカバーしたゴムひもからなるショ
ックコード45が掛け渡されて両者間に張力が付与されて
いる。
第11図および第12図はさらに別の実施例を示し、艇体
1の後端面には一対のブラケット75が取付けられ、この
ブラケット75に対して門型のラダーステップ主部材26の
一端部が軸78回りに回転可能に取付けられ、主部材26の
両側部に取付けられた係止ピン78aとブラケット75に取
付けられた係止ピン78bとにスプリング76が掛け渡され
て両者間に引張り力が付与されている。また艇体1の後
端面には一対のストッパ7が取付けられている。
第13図および第14図はさらに別の実施例を示し、艇体
1の後端部には取付け部材8が後方に突出して設けら
れ、この取付け部材8は一対の互いに平行なパイプ材が
連結杵81で連結されて構成されている。また主部材27は
その基端部が湾曲して形成され(湾曲部28)、その先端
部には軸42によってガススプリング4の一端部が結合さ
れ、ガススプリング4の他端部は取付け部材8に取付け
られた軸41に結合されている。この主部材27は取付け部
材8に対して軸29によって回転可能に結合されている。
また取付け部材8の中間部にはストッパ79が主部材27の
連結杵27aに対向して設けられている。
なお、上記各実施例における艇体1は、1人または2
〜3人乗りの小型船舶に限らず、より大きな船舶として
もよい。
つぎに上記各実施例の作用を説明する。まず上記第1
図〜第4図の構成において、艇体1の航走状態ではラダ
ーステップ2は第3図仮想線に示すように上昇状態にし
ておく。また艇体1を停止させて人が水中に出入りする
際には、第3図実線に示すようにラダーステップ2を下
降状態にし、この状態で主部材20の下端部および連結杵
21をステップとして乗り降りする。この際の荷重は回転
中心軸30およびストッパ55により支持される。
この状態から艇体1が航走すると、水流による水の圧
力でラダーステップ2に第3図における時計方向の回転
力が付与され、これによってラダーステップ2は回転中
心軸30回りに回転して仮想線に示す状態になる。
ラダーステップ2が下降状態および上昇状態でガスス
プリング4によりその状態が維持されるのは、つぎのよ
うな原理にもとずいている。すなわち、ラダーステップ
2に設けられた軸42の移動軌跡は回転中心軸30を中心と
する円弧軌跡3aであり、またガススプリング4の最も伸
張した状態の先端部(軸42の位置)の移動軌跡は軸41を
中心とする円弧軌跡4aである。この両軌跡3aと4aとの間
の距離は両者の曲率中心(回転中心軸30と軸41)を結ぶ
中立線M上で最も大きく(ガススプリング4が最も圧縮
され)、それによりいずれの方向においても徐々に小さ
くなる。すなわちガススプリング4が中立線M上に位置
する状態が最も圧縮され、中立線Mからいずれの側に回
転してもガススプリング4が軸42から受ける圧縮力は小
さくなり、すなわちガススプリング4は常に伸びようと
する力を軸42に付与しているために、第3図における中
立線Mより下側ではラダーステップ2に反時計方向の回
転力を付与し、上側では時計方向の回転力を付与するこ
とになる。したがって、ガススプリング4の伸張力によ
りラダーステップ2は下降状態では下向き(反時計方
向)に付勢され、上昇状態では前向きの回転力が付与さ
れることになる。そして下降状態ではストッパ55により
止められ、上昇状態ではガススプリング4が一杯に伸張
することによりそれ以上の回転が止められて、各状態が
維持される。
また下降状態で、艇体1の航走によってラダーステッ
プ2の下端部に水流による圧力が作用すると、ラダース
テップ2はガススプリング4の力に抗して回転中心軸30
回に時計方向に回転し、ラダーステップ2の下端部の上
昇に伴って回転力は減少するが、ガススプリング4が中
立線M上を通過すると、ガススプリング4の力により第
3図時計方向の回転力が作用するようになって仮想線に
示す上昇状態になる。
また第5図および第6図の構成では、軸62の移動軌跡
は回転中心軸30を中心とする円弧軌跡3cであり、またス
プリング6の最も伸張した状態の先端部(軸62の位置)
の移動軌跡は軸65を中心とする円弧軌跡6cである。この
両軌跡3cと6cとの間の距離は両者の曲率中心(回転中心
軸30と軸65)を結ぶ中立線N上で最も小さく、それより
いずれの方向においても徐々に大きくなる。すなわちス
プリング6が中立線N上に位置する状態が最も伸ばさ
れ、中立線N上からいずれの側に回転してもスプリング
6が軸62から受ける引張り力は小さくなるために、第5
図における中立線Nより下側ではラダーステップ2に反
時計方向の回転力を付与し、上側では時計方向の回転力
を付与することになる。したがって、スプリング6の引
張り力によりラダーステップ2は下降状態では下向き
(反時計方向)に付勢され、上昇状態では前向きの回転
力が付与されることになる。そして下降状態ではストッ
パ55により止められ、上昇状態ではストッパ39により回
転が止められて、各状態が維持される。
第7図および第8図の構成では、主部材25の下降状態
では、固定した軸71と73とを結ぶ中立線Mより上側に位
置する軸42をガススプリング4が押圧するために、ブラ
ケット25aを介して主部材25に反時計方向の回転力を付
与することになり、主部材25は取付け部材7の下端部に
当ることによりそれ以上の回転は阻止されて第7図実線
の状態が維持される。そして艇体1の航走により水の圧
力で回転力が付与されると、ガススプリング4による主
部材25が軸73回りに時計方向に回転し、軸42が中立線M
より下側に位置するようになり、これによってガススプ
リング4の押圧力でさらに回転して上昇し、ストッパ79
で止められることにより仮想線で示す状態になる。そし
てその状態ではガススプリング4の方向線Aは中立線M
よりも下側になるために、ガススプリング4の押圧力で
主部材15はストッパ79に圧着され、上記の状態が維持さ
れる。
第9図および第10図の構成では、下降状態の主部材25
のフック25dに対してショックコード45により引張り力
が加えられ、これによって反時計方向の回転力が主部材
25に付与されて下降状態が維持される。また艇体1の航
走による水の圧力で主部材25が軸73回りに回転して上昇
し、仮想線に示す上昇状態ではショックコード45により
主部材25に時計方向の回転力が付与されて上昇状態が維
持される。
さらに第11図および第12図の構成ではスプリング76に
より、また第13図および第14図の構成ではガススプリン
グ4により、それぞれ下降状態の主部材26,27に対して
反時計方向の回転力が付与され、上昇状態では時計方向
の回転力が付与されることにより、その状態が維持され
るように構成されている。そして艇体1の航走による水
の圧力により下降状態のステップ主部材が跳ね上げられ
る。
なお、上記いずれの実施例においても、ラダーステッ
プ2を下降状態から手で操作して上昇状態に移すように
してもよい。この場合は、主部材20の上端部付近を手で
持って中立線M,Nを通過するまで回転させればよく、そ
の後は付勢手段4,6の力で自動的に上昇状態になる。ま
た上昇状態から下降状態に移す場合も中立線M,Nを通過
するまで回転させればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ラダーステ
ップを、上記デッキの取り付けられて船尾端から下方に
延びて下端部が水中に没する左右一対の縦部材と、船体
幅方向に延びて上記縦部材同士を連結する横部材とで構
成し、下降状態において、水中に没した上記縦部材が船
底板よりも下方に位置するように構成したので、上記ラ
ダーステップの収納を忘れて航走した場合でも、ノズル
から後方に噴射された水が上記横部材に衝突することが
ないため、上記ラダーステップにより推進抵抗が増大す
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す推進艇全体の斜視図、
第2図はその平面図、第3図はその船尾部のラダーステ
ップ装置の側面説明図、第4図はそのラダーステップの
上昇状態の正面図、第5図はこの発明の他の実施例を示
す第3図相当図、第6図はそのラダーステップの上昇状
態の正面図、第7図、第9図、第11図および第13図はそ
れぞれこの発明の別の実施例を示すラダーステップ装置
の側面説明図、第8図、第10図、第12図および第14図は
それぞれ第7図、第9図、第11図および第13図の分解斜
視図である。 1……艇体、2……ラダーステップ、3……ラダーステ
ップの腕、4……ガススプリング(付勢手段)、5,7,8
……取付け部材、6,76……スプリング(付勢手段)、2
0,25,26,27……ラダーステップの主部材、29,30,73,78
……ラダーステップの回転中心軸、32……上部デッキ、
41,65……付勢手段の取付け軸、45……ショックコー
ド、90……水面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−18390(JP,A) 実開 昭56−22189(JP,U) 実開 平2−144897(JP,U) 特公 昭49−9235(JP,B1) 米国特許4722419(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63B 35/73 B63B 27/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を後方に噴射するノズルを船尾板に開口
    した船舶に用いられるラダーステップ装置であって、こ
    のラダーステップを、上部デッキの船尾部に取り付けら
    れて船尾端から下方に延びて下端部が水中に没する左右
    一対の縦部材と、船体幅方向に延びて上記縦部材同士を
    連結する横部材とで構成し、上記縦部材の前端部を水平
    方向の回転軸を介して船尾部に連結し、上記ラダーステ
    ップを、上記回転軸回りに回転して上記縦部材の下端部
    が水中に没する下降状態と水面の上方に位置する上昇状
    態とにそれぞれ維持されるように付勢し、上記下降状態
    において、水中に没した上記横部材が船底板よりも下方
    に位置するように構成したことを特徴とする船舶のラダ
    ーステップ装置。
JP1262473A 1989-06-01 1989-10-07 船舶のラダーステップ装置 Expired - Fee Related JP2806572B2 (ja)

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