JP2918163B2 - 小型船舶のシートのロック装置 - Google Patents

小型船舶のシートのロック装置

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JP2918163B2
JP2918163B2 JP63317042A JP31704288A JP2918163B2 JP 2918163 B2 JP2918163 B2 JP 2918163B2 JP 63317042 A JP63317042 A JP 63317042A JP 31704288 A JP31704288 A JP 31704288A JP 2918163 B2 JP2918163 B2 JP 2918163B2
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克則 岡
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B29/00Accommodation for crew or passengers not otherwise provided for
    • B63B29/02Cabins or other living spaces; Construction or arrangement thereof
    • B63B29/04Furniture peculiar to vessels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
    • B63B34/10Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は水面を滑走する小型ジェット推進艇などの
小型船舶のシートのロック装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、1人乗りまたは2〜3人乗りの小型ジェット推
進艇であって水面を滑走して種々の運動を行なうもの
(いわゆる、水上オートバイ)が広く用いられるように
なっている。この推進艇はジェットポンプにより船底か
ら水を吸引してノズルにより船尾から後方に噴射するよ
うにし、このノズルが鉛直軸周りに揺動することにより
任意の方向に水を噴射させて推進と同時に旋回も行なわ
せるようにしている。
この推進艇は、第7図および第8図に示すように、艇
体の中央付近から後方に座席台5が突出して形成される
とともにこの座席台5上にシートが載置され、このシー
ト6の下側に物入れ50が形成されてこのシート6により
物入れ50の蓋が形成されている。そして上記シート6は
その前端部を中心に回動することにより開閉可能に構成
され、またシート6の後端部にはロック手段60が設けら
れている。
このロック手段60はシート6の下側に取付けられた係
止部材7と、座席台5に取付けられて上記係止部材7に
係止されるフック51とから構成されている。この係止部
材7はU字形の棒状部材からなり、この係止部材7の上
端部に一体に設けられたブラケット70がボルト71により
シート6の下側に固定されている。また上記フック51は
操作レバー52の先端部に一体に設けられ、座席台5上に
ボルト57により取付けられたガイド部材53によって、フ
ック51および操作レバー52が艇体の前後方向に移動可能
に保持されている。すなわち、フック51はその側部に突
出したガイドピン55がガイド部材53のガイド穴54中を移
動することにより前後方向のみにガイドされるととも
に、リターンスプリング56により一定の力でフック51を
前進させてその先端部で係止部材7を係止させる(ロッ
クする)ようにしている。
そしてこの係止部材7とフック51との係合により、シ
ート6が上昇する(蓋が開く)のを阻止している。また
操作レバー52をリターンスプリング56の力に抗して後方
に手で引くことにより、フック51の先端部を後退させて
係止部材7との係合を外し、シート6を上昇させること
ができるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記推進艇は艇体の幅方向中央部に座席が設けられ、
その両側に足を乗せるフートステップが設けられただけ
の限られたスペースしかない。このため、乗船状態で物
入れ50の開閉を行なう必要が生じた場合には、船内スペ
ースの制約のためにシート6の後端部から後方に向けて
操作レバー52を手で引く操作が非常に行ないにくいとい
う問題がある。
この発明はこのような従来の課題の解決のためになさ
れたものであり、簡単な構成で座席に腰掛けたままでロ
ックの解除を行なうことができる小型船舶のシートのロ
ック装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、バー式の操舵ハンドルの後方に位置して
船体の中央付近から後方に座席台が突出して形成される
とともにこの座席台上にシートが載置され、上記座席台
の両側にはフートデッキが形成され、上記シートの後端
部下方の座席台上面に物品収容部に連通する連通部が形
成され、シート後端部には操船者の着座部よりも後方に
位置するようにロック手段が設けられ、このロック手段
は座席台とシートとの一方に係止部材、他方にはその係
止部材に係止されるフックが設けられてなり、このフッ
クを操作する操作部が、操船者が一方の手で操舵ハンド
ルの一端を握っている状態で他方の手が届く範囲内であ
ってシート後端部の側部に配置され、上記シートは、上
記ロック手段のロック解除状態においてその後端部が座
席台に対して上方に移動可能に構成されているものであ
る。
〔作用〕
上記構成では、ロック装置の操作部が、操船者が一方
の手で操舵ハンドルの一端を握っている状態で他方の手
が届く範囲内であってシート後端部の側部に配置されて
いるために、操船者は操作部に手を伸ばすことが容易で
あり、このため、ロック解除操作を容易に行なうことが
できる。
〔実施例〕
第1図および第2図において、船底板2を構成する船
体部材と上部デッキ3を構成するデッキ部材とがそれぞ
れFRPで一体に構成され、それらが周縁部で互いに接合
されてそれらの間に空間が形成されて艇体1が構成され
ている。上部デッキ3の中央部より後方には艇体1の中
心線上に座席台5が形成され、その両端は凹入されてフ
ートデッキ31が形成されている。上記座席台5の上には
シート6が載置されて座席が形成され、その前側には支
持台4および操作ハンドル40が形成されている。またシ
ート6の下側には物入れが形成され、この物入れに連通
する連通部(開口部)が座席台上面に形成されて、シー
ト6によりその物入れ(物品収納部)の蓋が形成されて
いる。
また船尾部船底には、図示しない流路中で回転するプ
ロペラにより船底部から水を吸引して船尾後方の所定方
向にノズルを通して水を噴射することにより艇体1を推
進および旋回させるようにしている。
そして人11がシート6に腰掛けて足をフートデッキ31
上に置き、手11aで操作ハンドル40を握って艇体1を操
縦する。
上記シート6はその前端部を中心に回動することによ
り開閉可能に形成されている。このシート6の開閉側
(後端部側)にはロック手段8が設けられ、このロック
手段8の操作部(つまみ)9がシート6の側部に配置さ
れている。
第3図〜第5図に示すように、座席台5にはブラケッ
ト94の基板92がボルト93によって固定され、このブラケ
ット94によって保持された軸95回りにフック80が回転可
能に取付けられている。このフック80はスプリング81に
より第3図および第4図の時計方向に回転力が付与され
ている。
またブラケット94の中央部には上下に貫通する凹部94
aが形成され、この凹部94a中に作動片83が上下動可能に
挿入され、スプリング84により上向きの力が付与されて
いる。このスプリング84は上記基板92の下部にボルト86
により取付けられた支持板85より支持されている。また
上記つまみ9の軸(操作杆)90はブラケット94によって
回転可能に支持され、軸90の先端部には鍔部90aが形成
されるとともに、この鍔部90aに操作ピン91が軸方向に
突出して形成され、この操作ピン91は上記凹部94a中に
挿入されている。
上記操作ピン91の下側には、第4図に示すように上記
作動片83の側方に突出した突出部83aが位置し、この突
出部83aにより操作ピン91に上向きの力を付与してい
る。また作動片83には上部に垂直な押圧面83bが形成さ
れ、この押圧面83bにフック80の下部の係止部80aが圧着
されている。
また係止部材7は従来構造と同様にU字形の棒状部材
からなり、この係止部材7の上端部に一体に設けられた
ブラケット70がボルト71によりシート6の下側に固定さ
れている。なお、係止部材7とフック80との配置関係を
逆に、すなわち係止部材7を座席台5の側に取付け、フ
ック80をシート6の側に取付けるようにしてもよい。
上記構成において、通常の状態すなわち乗船状態では
シート6は座席台5上に載置されて物入れ(物品収納
部)50は閉じられている。この状態では、第3図〜第5
図に示すように、作動片83がスプリング84により押上げ
られて上部の押圧面83bにフック80の下部の係止部80aが
圧着されてフック80の回転が阻止され、フック80の凹部
82には係止部材7が嵌入されている。したがって物入れ
の蓋を開く(係止部材7を上昇させる)力を作用させて
も、フック80は時計方向の回転が阻止されているために
係止部材7は上昇せず、ロック状態が保たれる。
物入れの蓋を開く際には、第1図および第2図仮想線
に示すように、人11が手11aを後に伸ばし、つまみ9を
回転させる。これによって軸90を回転させて、その先端
部の操作ピン91を第3図および第4図における下向きに
操作し、作動片83をスプリング84の力に抗して下降させ
る。作動片83が下降すると、押圧面83bに対する係止部8
0aの係止が外れ、フック80はスプリング81の力により時
計方向に回動し、第6図に示すようにフック80のストッ
パ部80bがブラケット94の頂部94bに当って凹部82を上向
きにした状態となる。このため係止部材7は上昇可能と
なり、蓋を開くことができる。つまみ9から手を離す
と、スプリング84の力により作動片83は上昇してその頂
部がフック80の下面に当接する。
蓋(シート6)の解放状態から蓋を閉じるには、蓋を
下向きに押えつければよい。これによって第6図の状態
(但し作動片83の頂部はフック80の下面に当接してい
る)から係止部材7がフック80の凹部82に挿入されると
ともに、フック80を軸95回りに反時計方向に回転させ、
係止部80aが作動片83の頂部を乗り越え(この際作動片8
3は下降し)た後、作動片83がスプリング84の力により
上昇し、第4図に示すロック状態に復帰する。
このようにロック装置の操作部9を座席6の側部に配
置しているためにその操作を容易に行なうことができ
る。とくに上記実施例では、操作部9を回転させること
により操作するようにしているために、従来構造のよう
な引張り操作によるものと比較すると、スペースの限ら
れた場所での操作が容易であり、また操作部と一体のピ
ン91によりフックの係脱を行なうようにしているため
に、構成が簡単でロックの解除操作を確実に行なうこと
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ロック装置
の操作部が、操船者が一方の手で操舵ハンドルの一端を
握っている状態で他方の手が届く範囲内であってシート
後端部の側部に配置されているために、操船者は操作部
に手を伸ばすことが容易であり、このため、ロック解除
操作を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2図はその
側面図、第3図は座席後部のロック装置を示す部分断面
側面図、第4図はその縦断面図、第5図は第4図のV−
V線断面図、第6図はロック解除状態の第4図相当図、
第7図は従来装置の第3図相当図、第8図は第7図の右
側面図である。 1……艇体、5……座席台、6……シート(物入れの
蓋)、7……係止部材、8……ロック手段、9……つま
み(ロック手段)、40……操作ハンドル、80……フッ
ク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バー式の操舵ハンドルの後方に位置して船
    体の中央付近から後方に座席台が突出して形成されると
    ともにこの座席台上にシートが載置され、上記座席台の
    両側にはフートデッキが形成され、上記シートの後端部
    下方の座席台上面に物品収容部に連通する連通部が形成
    され、シート後端部には操船者の着座部よりも後方に位
    置するようにロック手段が設けられ、このロック手段は
    座席台とシートとの一方に係止部材、他方にはその係止
    部材に係止されるフックが設けられてなり、このフック
    を操作する操作部が、操船者が一方の手で操舵ハンドル
    の一端を握っている状態で他方の手が届く範囲内であっ
    てシート後端部の側部に配置され、上記シートは、上記
    ロック手段のロック解除状態においてその後端部が座席
    台に対して上方に移動可能に構成されていることを特徴
    とする小型船舶のシートのロック装置。
JP63317042A 1988-12-14 1988-12-14 小型船舶のシートのロック装置 Expired - Lifetime JP2918163B2 (ja)

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JPH02162189A JPH02162189A (ja) 1990-06-21
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US5048450A (en) 1991-09-17

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