JP2804150B2 - ポンプ装置の凍結防止装置 - Google Patents

ポンプ装置の凍結防止装置

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JP2804150B2
JP2804150B2 JP2080761A JP8076190A JP2804150B2 JP 2804150 B2 JP2804150 B2 JP 2804150B2 JP 2080761 A JP2080761 A JP 2080761A JP 8076190 A JP8076190 A JP 8076190A JP 2804150 B2 JP2804150 B2 JP 2804150B2
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正敏 田辺
武浩 深沢
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水栓の開閉にともない自動的に運転開始,
運転停止または運転開始,並列運転開始,並列運転解
除,運転停止などを行なうポンプ装置に係り、ポンプヘ
ツド内および吐出管系路内の凍結を完全防止して、凍結
温度下においても給水可能としたポンプ装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭61−250388号,実開昭53−39307号に記載され
ている如く、従来のポンプ装置は凍結温度に達した際、
モーターを通電してモーターのコイルの発熱を利用した
り、強制的に運転して凍結を保護するのが一般的であ
る。しかしながら、前者は、モーターとポンプヘツド全
体を覆うカバーを有しているもの、後者はポンプヘツド
と吐出口がごく短いものなど利用範囲において限定され
たものである。また、運転頻度の多い場合や、別途保温
シートを巻いた際は、必要性に欠けるし、しかも、保守
点検中に凍結温度に達してしまい、強制的な通電により
事故を招く等、安全上十分な配慮がされていないのが実
状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、必要な時に完全に凍結から保護して給水できる状態
を保持し、安全、かつ安価に対処するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところ
は、ポンプベースと、該ポンプベースに配設されたポン
プヘッドと、該ポンプヘッドに形成された吸込口と、前
記ポンプヘッドの上部から、下方の前記ポンプベース上
に向かって延設された合流管と、該合流管に配設され、
前記吸込口の中心より下側に形成された吐出口と、ポン
プを駆動するモータと、ポンプの内温度もしくは外気温
を検出するサーミスタと、前記ポンプベース上に配設さ
れた合流管を加熱するヒータと、前記サーミスタの情報
に基づいて前記モータ及び前記ヒータの電源の入切を制
御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記サーミ
スタが所定の温度以下になったことを検出すると、前記
モータ及び前記ヒータに通電するようにしたことにあ
る。
〔作用〕
本発明によれば、モータ及びヒータに通電し、さらに
このヒータを、ポンプヘッドの上部から下方の前記ポン
プベース上に向かって延設された合流管の内、ポンプベ
ース上に配設するようにしているので、ヒータで加熱さ
れた熱がポンプベース上の合流管からポンプヘッドに向
かって伝わり、合流管を含めたポンプ装置の凍結防止を
小さなヒータでしかも省エネルギーで実現することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づき詳述する。ポンプ装置の
共通ベース1上には、2台のポンプヘツド2,3が取り付
けられ、それぞれのポンプヘツド2,3は吸込口21,吸込管
4,5を介して水槽6に接続されている。ポンプヘツド2,3
の下流側は、合流管7,吐出口20,吐出管8を介してそれ
ぞれの水栓9に接続されている。合流管7は、ポンプヘ
ツド2,3上部から吸込口21中心より下部へ接続され、圧
力センサ13,圧力タンク11を介して吐出口20へとつなが
つている。圧力タンク11近傍の合流管7の底面部にヒー
ター10がベース1の弾性力を有した切り起こし部1Aを利
用して密着している。
制御箱12内には、モーター14の回路を開閉するスイツ
チ16,ヒーター10,凍結保護必要可否スイツチ18,サーミ
スタ19などを制御するマイコン付基板17などが備えられ
ている。
前記ヒーター10は、第4図に示す如く、ベース1の弾
性力を有した切り起こし部1Aにヒーター10を載せ、その
上から、圧力タンク11,吐出口20を固着する。合流管7
を載せて固定バント2で、ベースに固定する。このた
め、ベース1の一部を切り起こした切り起こし部1Aの弾
性力により、ヒーター10がもつとも熱効率のよい状態で
合流管7に密着できるものである。従つて、保守点検な
どの組み立て時にも複雑な調整も必要なく簡単に組み立
てができる。
以下、動作について述べると、合流管7を通る水の温
度を検出するために、合流管7に固着されたサーミスタ
19が凍結温度以下の値を感知し、マイコン付基板17へ信
号を送る。マイコン付基板17は、凍結保護可否スイツチ
18がオンしているのを確認し、ヒーター10,モーター14
回路を開閉するスイツチ16をオンさせ、吸込口21中心よ
り下部の合流管7と、圧力タンク11の入口近傍とを、ヒ
ーター10によりあたためて、ポンプ装置を凍結より保護
する。また、合流管7を通る水の温度が一定温度以上の
値をサーミスタ19が感知すると、マイコン付基板17へ信
号を送り、マイコン付基板17は、ヒーター10,モーター1
4回路を開閉するスイツチ16をオフさせ、必要最小限の
電力により最大限の効果を引き出すものである。また、
凍結保護可否スイツチ18を設けることにより、ポンプ装
置の自動凍結保護を人為的に、オン,オフできるものと
している。そのため住宅密集地などで、ポンプ装置の凍
結保護が働きだす夜中の騒音問題や、保守点検中にサー
ミスタが凍結温度以下の値を検出し、誤つてポンプ装置
が動き出す事故を未然に防げる。第3図は、第4図のベ
ースの一部を切り起こした切り起こし部1Aを示してい
る。切り起こし部1Aによれば、別部品にせず、ベース一
体としたので、取り付け性に優れているとともに、ヒー
ター10が合流管7に押し付けられるので、ヒーター10の
熱を効率よく合流管7に伝えることができる。
なお、通常一般に使用されているポンプ、すなわち、
ポンプヘツド1台のみ有するポンプに本発明が適用可能
なことはもちろんである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、モータ及びヒータに通電し、さらに
このヒータを、ポンプヘッドの上部から下方の前記ポン
プベース上に向かって延設された合流管の内、ポンプベ
ース上に配設するようにしているので、ヒータで加熱さ
れた熱がポンプベース上の合流管からポンプヘッドに向
かって伝わり、合流管を含めたポンプ装置の凍結防止を
小さなヒータでしかも省エネルギーで実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体斜視図、
第2図はブロツク回路図、第3図は切り起こし部の拡大
図、第4図はヒーター取り付け部の構成を示す斜視図で
ある。 1A……切り起こし部、7……合流管、10……ヒーター、 18……選択スイツチ(凍結保護可否スイツチ)、 19……サーミスタ、20……吐出口、21……吸込口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−138198(JP,A) 特開 昭49−59301(JP,A) 実開 昭57−84381(JP,U) 実開 昭62−97439(JP,U) 実開 昭63−75597(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプベースと、該ポンプベースに配設さ
    れたポンプヘッドと、該ポンプヘッドに形成された吸込
    口と、前記ポンプヘッドの上部から、下方の前記ポンプ
    ベース上に向かって延設された合流管と、該合流管に配
    設され、前記吸込口の中心より下側に形成された吐出口
    と、ポンプを駆動するモータと、ポンプの内温度もしく
    は外気温を検出するサーミスタと、前記ポンプベース上
    に配設された合流管を加熱するヒータと、前記サーミス
    タの情報に基づいて前記モータ及び前記ヒータの電源の
    入切を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記サーミスタが所定の温度以下にな
    ったことを検出すると、前記モータ及び前記ヒータに通
    電するようにしたことを特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ポンプベースの一部に切り起こし部を形成し、該切
    り起こし部に前記ヒータを配設し、さらに該ヒータの上
    に前記合流管を配設したことを特徴とするポンプ装置。
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