JP3473051B2 - 電気温風機 - Google Patents

電気温風機

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JP3473051B2
JP3473051B2 JP21557493A JP21557493A JP3473051B2 JP 3473051 B2 JP3473051 B2 JP 3473051B2 JP 21557493 A JP21557493 A JP 21557493A JP 21557493 A JP21557493 A JP 21557493A JP 3473051 B2 JP3473051 B2 JP 3473051B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱体にセラミックヒ
ータを用いた電気温風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、発熱体にセラミックヒータを用い
た電気温風機が局所暖房用として利用されている。
【0003】従来、この種の電気温風機は図5に示すよ
うな構成が一般的であった。図に示すように、箱状の本
体ケース101内にモータ102を取り付けたベース板
103を挟んでモータ102とファン104を連結さ
せ、ファン104をベース板103と共に囲むよう本体
ケース101背面に一体に形成されたファンケーシング
105を備え、このファンケーシング105への吸気口
として本体ケース101の背面のファンケーシング10
5内に空気吸込口106が設けられ、その背後には除塵
用フィルタ107が取り付けられている。ファンケーシ
ング105の吐出側108にはセラミックヒータを用い
た発熱体109がヒータ取付枠110内に配置されてお
り、ヒータ取付枠110は本体ケース101前面に開口
した温風吹出口111に連通している。発熱体109近
傍には温度センサ112が設けられいている。
【0004】なお、この電気温風機の運転を操作するた
めの運転スイッチ113は本体ケース101天面付近に
配置されている。
【0005】上記構成において、まず運転スイッチ11
3を操作することにより本体ケース101内に設けたモ
ータ102が駆動しファン104が回転する。ファン1
04の回転により、本体ケース101背面に設けた空気
吸込口106より外気が吸入され、除塵用フィルタ10
7を介して空気中のゴミ・ホコリを除去し、ベース板1
03とファンケーシング105により形成された通風路
内に空気が吸入される。吸入された空気はファンケーシ
ング105の吐出側108に設けられた発熱体109に
より加熱され、温風となり温風吹出口111より室内に
吐出される。
【0006】また温風吹出口111の前方に近接して障
害物114が置かれた場合には、温風吹出口111より
出た温風が障害物114にさえぎられて温風吹出口11
1周辺が高温にさらされ、発熱体109周辺も高温とな
る。このような危険状態での運転を回避するため発熱体
109近傍の温度を検知し発熱体109への通電を停止
するための温度センサ112が発熱体109の近傍に設
けられるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
温風機では、本体ケースの背面に空気吸込口を設け、そ
の背後に除塵用フィルタ、ファンそしてモータと直列に
配置しているため、本体ケースの厚みが大きくなり、設
置場所を広くとるという課題を有していた。
【0008】また、本体ケース背面が壁面などに密接状
態で使用される場合があり、このときは空気吸込口が塞
がれて暖房能力が下がるとともに、本体ケース内の温度
が上昇して不安全状態になるという課題を有していた。
【0009】また、発熱体、モータなどの発熱により、
本体ケース内に収納された運転スイッチ、モータ、温度
センサなどの電装部品の周囲温度は上昇するが、本体ケ
ースをさらに小型化しようとすると、本体ケース内の温
度上昇に伴う熱的対策が必要となり、従来の構成ではこ
れ以上の小型化は困難であるという課題を有していた。
【0010】また、本体ケース天面に設けた水抜き穴よ
り漏出した水が、本体ケース内に収納されたモータ、運
転スイッチ、発熱体、温度センサといった電装部品に付
着して絶縁抵抗の劣化などの不安全状態となる可能性が
あり、それを防ぐために各電装部品に水の案内板、遮蔽
板などの対策が必要となり、機器の構造が複雑になると
いう課題を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、奥行
寸法の小さい薄型の電気温風機を提供することを第1の
目的とする。
【0012】第2の目的は、横幅寸法を小さくして小型
化を図り、しかも機器の背面を壁面に密接しても機器内
の温度上昇を生じない電気温風機を提供することにあ
る。
【0013】第3の目的は、本体ケースに収納された電
装部品の周囲温度を低く抑える構成として、本体ケース
の形状を小型化できる電気温風機を提供することにあ
る。
【0014】第4の目的は、本体ケースの水抜き処理が
簡単な構造でできる電気温風機を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、箱状の本体ケースと、この
本体ケース内に設けた遠心送風ファンおよびモータと、
前記遠心送風ファンの吐出側風路内に設けた発熱体と、
前記遠心送風ファンとモータの間に設けたオリフィスを
備えたベース板と前記本体ケース背板より立設して一
体に形成されたファンケーシングと、前記本体ケース背
板に設けた空気吸込口と、この空気吸込口に設けた除塵
用フィルタを有し、前記ファンケーシングは前記ベース
板に接合されて前記遠心送風ファンを囲むとともに、
記空気吸込口は後方から見て前記ファンケーシングと重
ならない位置に並設してなる構成としたものである。
【0016】また、第2の目的を達成する第2の手段
は、箱状の本体ケースと、この本体ケース内に設けた遠
心送風ファンおよびモータと、前記遠心送風ファンの吐
出側風路内に設けた発熱体と、前記遠心送風ファンとモ
ータの間に設けたオリフィスを備えたベース板と前記
本体ケース背板より立設して一体に形成されたファンケ
ーシングと、前記本体ケース側板に設けた空気吸込口
と、この空気吸込口に設けた除塵用フィルタを有し、
記ファンケーシングは前記ベース板に接合されて前記遠
心送風ファンを囲むとともに、前記空気吸込口は側方か
ら見て前記ファンケーシングと重ならない投影位置に配
、前記ファンケーシングに前記本体ケースの側板を近
接してなる構成としたものである。
【0017】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、本体ケース内の大部分を前後に分割するベース
板と、このベース板の前方に配した運転スイッチ、モー
タおよび発熱体と、前記本体ケースに設けた水抜き穴を
有し、前記本体ケースに設けた空気吸込口および水抜き
穴からそれぞれ取り入れた全風量を前記ベース板に設け
たオリフィスを通してファンで吸込する構成としたもの
である。
【0018】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、本体ケースに設けた運転スイッチと、この運転
スイッチに近接して前記本体ケースに開孔するスイッチ
水抜き穴と、前記本体ケースの下部に設けた本体水抜き
穴を有し、前記ベース板の後面は前記スイッチ水抜き穴
から漏出した水を前記本体水抜き穴に案内する構成とし
たものである。
【0019】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、本
体ケース内において遠心送風ファンとモータのみが厚さ
方向に直列に配設され、本体ケース背板に設けた空気吸
込口は遠心送風ファンを囲むファンケーシングと並列に
設置されるため、除塵用フィルタの厚み寸法は付加され
ず、本体ケースの厚さを薄くすることができる。
【0020】また、第2の手段の構成により、本体ケー
スの側板に空気吸込口を設け、この空気吸込口は側方か
ら見てファンケーシングと重ならない投影位置に配置
し、ファンケーシングに本体ケースの両側板を近接する
ことにより、除塵用フィルタを備えた空気吸込口からベ
ース板に設けられたオリフィスに入るまでのスペースが
小さくなり、本体ケースの横幅寸法を短縮して小型化で
きるとともに、本体ケース背板が壁面に密着して配置さ
れても空気吸込口の閉塞を防ぐことができる。
【0021】また、第3の手段の構成により、ベース板
の前面にモータ、運転スイッチ、発熱体などの全ての電
装部品を配置し、空気吸込口から取り入れた全風量をベ
ース板に設けたオリフィスから吸引することにより、電
装部品および本体ケースの内面を吸引した外気で冷却す
ることができ、電装部品の周囲温度は低いものとするこ
とができる。
【0022】また、第4の手段の構成により、つまみ受
け部の水抜き穴より漏出した水は、前面に全ての電装部
品が配置されたベース板の後面のファンケーシング外周
に沿って流れ、本体ケース底面の水抜き穴より排出され
るため、電装部品への水付着を防ぐことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1およ
図3を参照しながら説明する。
【0024】図に示すように、箱状の本体ケース1内に
モータ2を取り付けたベース板3を挟んでモータ2と遠
心送風ファン4を連結させ、遠心送風ファン4をベース
板3と共に囲むように本体ケース背板1aに一体に形成
されたファンケーシング5を備えている。またベース板
3にはオリフィス14が形成され、遠心送風ファン4に
気流を円滑に流入させている。本体ケース背板1aには
ファンケーシング5を除く範囲に空気吸込口6を設け、
除塵用フィルタ7が取り付けられている。ファンケーシ
ング5の吐出側風路には発熱体9が設けられ本体ケ
ース1前面に開口した温風吹出口11に連通している。
【0025】上記構成により、まず本体ケース1内のモ
ータ2が駆動して遠心送風ファン4が回転すると、本体
ケース背板1aに設けられた空気吸込口6より外気が吸
入され、除塵用フィルタ7を介して本体ケース1内に取
り込まれる。次に気流は本体ケース内を前方に移動し
て、オリフィス14より吸引され、遠心送風ファン4の
吐出側から送出された気流はファンケーシング5の吐出
側風路8内に設けられた発熱体9により加熱され、温風
となって本体ケース1前面に開口した温風吹出口11よ
り吐出される。
【0026】このように本発明の第1実施例の電気温風
機によれば本体ケース背板1aより立設したファンケ
ーシング5を一体に形成し、ファンケーシング5とベー
ス板3を接合して遠心送風ファンを囲むように構成し、
後方から見て本体ケース背板1aのファンケーシング5
と重ならない位置に空気吸込口を開孔することにより、
モータ2、オリフィス14を備えたベース板3、ファン
4、ファンケーシング5を含む送風部分と除塵用フィ
ルタ7を付設した空気吸込口6とが並列に配置できるた
め、奥行寸法は短くなり本体ケースの薄型化を実現する
ことができる。
【0027】次に本発明の第2実施例について図2およ
び図3を参照しながら説明する。なお第1実施例と同一
構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
【0028】図に示すように薄型化した本体ケース背板
1aには空気吸込口はなく本体ケース側板1bに空気
吸込口6および除塵用フィルタ7を設け、空気吸込口6
は側方から見てファンケーシング5と重ならない投影位
置に配し、前記ファンケーシング5に前記本体ケース1
の側板1bを近接することにより、本体ケース1の横幅
寸法を小さくして小型化を図っている。
【0029】上記構成により本体ケース側板1bに設け
た空気吸込口6より流入した空気は、除塵用フィルタ7
を通してベース板3のオリフィス14から吸入され、フ
ァンケーシング5の吐出側風路を通るときに発熱体9
で加熱されて温風となり、援暖者に向けて吹き出され
る。
【0030】このとき本体ケース背1aが壁面15に
密接状態で置かれても、本体ケース側1bの空気吸込
口6は塞がれることはなく、安全に使用できるものであ
る。
【0031】このように本発明の第2実施例の電気温風
機によれば空気吸込口6および除塵用フィルタ7を本
体ケース側板1bに設け、側方から見てファンケーシン
グ5と重ならない投影位置に配し、ファンケーシング5
に本体ケース1の側板1bを近接することにより、本体
ケース1の横幅寸法を短縮して小型化が実現でき、省ス
ペースで設置できるのみならず、本体ケース背板1aを
壁面15に密接して使用しても空気吸込口6を塞ぐこと
はなく、安全に使用することができる。
【0032】なお第2実施例では空気吸込口6を本体ケ
ース側板1bに1ヵ所設けているが、本体ケース1の両
方の側板1b、1cにそれぞれ設けてもよく、この場合
は吸引負荷が少なくなり騒音が低減できるとともに、左
右どちらかの空気吸込口6が塞がれても安全に使用する
ことができる。
【0033】次に本発明の第3実施例について図1〜図
3を参照しながら説明する。なお第1実施例および第2
実施例と同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明
は省略する。
【0034】図に示すようにファンケーシング5の吐出
側8にはセラミックヒータを用いた発熱体9がヒータ取
付枠10内に配置されており、このヒータ取付枠10は
ベース板3の前面モータ側に取り付けられている。ヒー
タ取付枠10は本体ケース1前面に開口した温風吹出口
11に連通しており、発熱体9の近傍には温度センサ1
2が設けられている。運転スイッチ13は本体ケース1
の天面に配置されており、スイッチつまみ16は凹形状
のつまみ受け部17に収納されている。つまみ受け部1
7にはスイッチ水抜き穴18が設けられ、本体ケース1
底面部には本体水抜き穴19が設けられている。
【0035】上記構成により本体ケース1内のモータ2
が駆動して遠心送風ファン4が回転すると、本体ケース
1aまたは本体ケース側1bに設けられた空気吸
込口6より外気が吸入され、除塵用フィルタ7を介して
本体ケース1内に吸引される。同時に本体ケース1に開
孔するスイッチ水抜き穴18および本体水抜き穴19か
らも外気が吸引される。
【0036】吸引された空気はベース板3の前面に配置
されたモータ2、運転スイッチ13、発熱体9を収納し
たヒータ取付枠10、温度センサ12などの電装部品お
よび本体ケース1の内面を冷却しながらベース板3に設
けたオリフィス14から遠心送風ファン4に吸引され
る。スイッチ水抜き穴18から吸引された外気は運転ス
イッチ13を効果的に冷却し、本体水抜き穴19から吸
引された外気はヒータ取付枠10および温度センサ12
を効果的に冷却するとともに、本体ケース1内の空気の
流動を促進して本体ケース1内の温度上昇を抑えること
ができる。次にファンケーシング5の吐出側風路8より
送られた風は、発熱体9で加熱され、温風となって温風
吹出口11から吐出される。
【0037】このように本発明の第3実施例の電気温風
機によれば空気吸込口6に加えて、つまみ受け部17に
設けられたスイッチ水抜き穴18および本体ケース1底
面部に設けられた本体水抜き穴19より吸入した外気で
本体ケース1内に収納される電装部品および本体ケース
1の内面の冷却を効果的に行うことができる。
【0038】なお第3実施例では、空気吸込口6の位置
を本体ケース背面1aのファンケーシング5以外の部分
に1ヵ所だけ設けているが、空気吸込口6を複数箇所に
設けてもよく、この場合は、複数の空気吸込口6から吸
入された空気が本体ケース1内を流動して、電装部品か
らの排熱を効果的に本体ケース1内から排出することが
できる。
【0039】次に本発明の第4実施例について図4を参
照しながら説明する。図に示すように、本体ケース1天
面に運転スイッチ13を配置し、運転スイッチ13の作
動軸に連結したスイッチつまみ16の一部を収納するた
め凹状のつまみ受け部17が形成されている。つまみ受
け部17の側面にはスイッチ水抜き穴18を開孔し、こ
のスイッチ水抜き穴18の下方にベース板3より延設し
た案内部3aが形成されている。この案内部3aはスイ
ッチ水抜き穴18から漏れ出た水をベース板3の後面側
に案内するものである。さらにベース板3の端面には折
り曲げ片3bが立設し、流下する水がベース板3の前面
に移動できないようになっている。ベース板3の下端部
は本体水抜き穴19の上方まで延設され本体ケース1内
に流入した水は最下端で本体水抜き穴19から排水でき
る構成となっている。
【0040】上記構成によりスイッチ水抜き穴18から
案内部3aを通った水は、前面に全ての電装部品を配置
したベース板3の後面をファンケーシング5外周に沿っ
て流れ落ち、本体ケース1の底面に設けられた本体水抜
き穴19より本体ケース1外に排出される。
【0041】このように本発明の第4実施例の電気温風
機によればスイッチ水抜き穴18より漏出した水の処理
を各電装部品毎に水の案内板、遮蔽板などの対策をとる
ことなく、簡単な構造で電装部品に水が侵入しない電気
温風機を提供することができる。
【0042】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、本体ケース背板より立設して一体に形成され
たファンケーシングと、本体ケース背板に設けた空気吸
込口と、この空気吸込口に設けた除塵用フィルタを有
し、ファンケーシングはベース板と接合されて遠心送風
ファンを囲むとともに、空気吸込口後方から見てファ
ンケーシングと重ならない位置に並設することにより、
除塵用フィルタを備えた空気吸込口とファンケーシング
が背板上で並列に配置されるため、従来に比べて本体ケ
ース背面の除塵用フィルターのスペースが削減され本体
ケースの奥行寸法を薄く保つことができ、本体ケースの
設置場所を小さくできる効果のある電気温風機が提供で
きる。
【0043】また、空気吸込口を本体ケース側板に設
け、側方から見てファンケーシングと重ならない投影位
置に配し、ファンケーシングに本体ケースの側板を近接
することにより、本体ケースの横幅寸法が小さくなり本
体ケースを小型化でき設置場所の省スペース化が図れる
とともに、本体ケース背板を壁面に密接して使用されて
も、空気吸込口が塞がれることなく安全に使用でき、省
スペース化と相まって設置場所の制約が少なく便利に使
用できる効果のある電気温風機が提供できる。
【0044】また、本体ケースを薄型化、小型化した場
合には本体ケース内の温度上昇は大きくなるが、ベース
板の前面にモータ、運転スイッチ、温度センサ、発熱体
などの電装部品を全て配置し、空気吸込口および水抜き
穴より吸入した全風量を上記電装部品に通してベース板
に設けたオリフィスより吸引させることにより、電装部
品および本体ケース内の冷却が有効に行え、本体ケース
の小型化実現できるという効果のある電気温風機が提供
できる。
【0045】さらに、本体ケース天面に設けたスイッチ
水抜き穴と本体ケース下部に設けた本体水抜き穴の間に
ベース板を介在させ、スイッチ水抜き穴から漏れ出た水
をベース板の後面側に流下させて本体水抜き穴より排出
することにより、各電装部品に水の侵入対策をとる必要
はなく、簡単な構造で本体ケース内へ侵入した水の排出
ができる効果のある電気温風機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例および第3実施例の電気温
風機の横断面図
【図2】同第2実施例および第3実施例の同横断面図
【図3】同第1実施例〜第3実施例の同縦断面図
【図4】同第4実施例の同要部破断の縦断面図
【図5】従来の電気温風機の縦断面図
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 本体ケース背板 1b 本体ケース側板1c 本体ケース側板 2 モータ 3 ベース板 4 遠心送風ファン 5 ファンケーシング 6 空気吸込口7 除塵用フィルタ 8 吐出側風路 9 発熱体 13 運転スイッチ 14 オリフィス 18 スイッチ水抜き穴 19 本体水抜き穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−110251(JP,A) 特開 平5−34011(JP,A) 特開 平7−19498(JP,A) 実開 昭61−79150(JP,U) 実開 昭54−7550(JP,U) 実開 昭54−77450(JP,U) 実開 昭61−187543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 9/06 302 F24H 9/02 302 F24H 3/04 302 F24C 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の本体ケースと、この本体ケース内
    に設けた遠心送風ファンおよびモータと、前記遠心送風
    ファンの吐出側風路内に設けた発熱体と、前記遠心送風
    ファンとモータの間に設けたオリフィスを備えたベース
    板と前記本体ケース背板より立設して一体に形成され
    たファンケーシングと、前記本体ケース背板に設けた空
    気吸込口と、この空気吸込口に設けた除塵用フィルタ
    有し、前記ファンケーシングは前記ベース板に接合され
    て前記遠心送風ファンを囲むとともに、前記空気吸込口
    は後方から見て前記ファンケーシングと重ならない位置
    並設してなる電気温風機。
  2. 【請求項2】 箱状の本体ケースと、この本体ケース内
    に設けた遠心送風ファンおよびモータと、前記遠心送風
    ファンの吐出側風路内に設けた発熱体と、前記遠心送風
    ファンとモータの間に設けたオリフィスを備えたベース
    板と前記本体ケース背板より立設して一体に形成され
    たファンケーシングと、前記本体ケース側板に設けた空
    気吸込口と、この空気吸込口に設けた除塵用フィルタ
    有し、前記ファンケーシングは前記ベース板に接合され
    て前記遠心送風ファンを囲むとともに、前記空気吸込口
    は側方から見て前記ファンケーシングと重ならない投影
    位置に配し、前記ファンケーシングに前記本体ケースの
    側板を近接してなる電気温風機。
  3. 【請求項3】 本体ケース内の大部分を前後に分割する
    ベース板と、このベース板の前方に配した運転スイッ
    チ、モータおよび発熱体と、前記本体ケースに設けた水
    抜き穴を有し、前記本体ケースに設けた空気吸込口およ
    び水抜き穴からそれぞれ取り入れた全風量を前記ベース
    板に設けたオリフィスを通してファンで吸引してなる請
    求項1記載または請求項2記載の電気温風機。
  4. 【請求項4】 本体ケースに設けた運転スイッチと、こ
    の運転スイッチに近接して前記本体ケースに開孔するス
    イッチ水抜き穴と、前記本体ケースの下部に設けた本体
    水抜き穴を有し、前記ベース板の後面は前記スイッチ水
    抜き穴から漏出した水を前記本体水抜き穴に案内する請
    求項3記載の電気温風機。
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