JP2558628Y2 - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JP2558628Y2
JP2558628Y2 JP1990061332U JP6133290U JP2558628Y2 JP 2558628 Y2 JP2558628 Y2 JP 2558628Y2 JP 1990061332 U JP1990061332 U JP 1990061332U JP 6133290 U JP6133290 U JP 6133290U JP 2558628 Y2 JP2558628 Y2 JP 2558628Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pump
motor
pump case
cooling air
electric motor
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JP1990061332U
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English (en)
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JPH0421799U (ja
Inventor
哲則 坂谷
悟志 加藤
正浩 中西
Original Assignee
株式会社川本製作所
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポンプケース内に電動機およびこれによっ
て駆動されるポンプユニットを収容してなるポンプ装置
に関する。
〔従来の技術〕
自動給水装置等(第2図参照)においては、屋外での
使用を考慮して開放型の電動機aおよびこれによって駆
動されるポンプユニットbをポンプケースcに収容して
あり、このポンプケースcが電動機aおよびポンプユニ
ットbを雨滴や塵埃などから保護する構造を採用してい
る。この種の従来のポンプケースcには、通気孔dを備
えたものと、通気孔を特設せずポンプケースcを閉鎖状
にしたものとがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記通気孔dを有するポンプケースcにおい
ては、通気孔dから騒音が外部に漏れるという難点があ
る。これに対し、ポンプケースcを閉鎖状にすれば、騒
音問題は改善される。しかし、ポンプケースcを閉鎖状
にすると高温空気が上部に充満しやすく、特に発生熱量
が相当なものであるとポンプケースcの放熱面積を大き
くしなければ冷却機能を損なわれ、電動機や制御用機器
などが温度上昇に基づく悪影響を受けることになる。
本考案は上述のような問題点を解決するためになされ
たもので、ポンプケースの内部温度の上昇および騒音を
それぞれ所望レベル以下に維持し得るポンプ装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、密閉構造をなすポンプケース内に、軸方向
の端部に周辺部の冷却用空気を内部へ取り入れる流入孔
を形成するとともに側壁に内部から側方に向かってこの
冷却用空気を放出する流出孔を形成した電動機と、この
電動機の下方側に設けられ、この電動機によって駆動さ
れるポンプユニットとを収容したポンプ装置において、
上記電動機の冷却用空気流出孔と対向する上記ポンプケ
ースの側壁の上部側は傾斜部となっており、この傾斜部
は上部が上記電動機に接近して形成され上記流出孔から
排出された冷却用空気を下方に設けられたポンプユニッ
ト側へガイドする角度に形成されたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は上述のように構成されているので、上記電動
機の冷却用空気流出孔から排出された高温空気は上記傾
斜された内壁面に衝突し、この衝突エネルギーで傾斜面
に沿って下方に誘導されることになり、このため強制的
に循環させられるようになる。よって高温空気が上部に
滞留するのが防止されて温度分布が均等化される。
また、ポンプケース内の下部に配設されたポンプユニ
ットその他の器材が冷水などによって冷却されている場
合には、これらと接しながら流動する高温空気が効果的
に冷却され、これらの相互接触面積が広いほど冷却効果
が向上することになる。
さらに、冷却機能が改善されることにより外部と連通
する通気孔が不要になるから、外部に漏れる騒音のレベ
ルも低下される。
さらに上記傾斜部と、上記電動機とでは、接近して形
成されているため、この電動機の上方側にこの電動機内
部から排出された気体が流入しにくくなっている。
〔実施例〕
以下、本考案について図示の一実施例を参照しながら
説明する。
第1図は自動給水装置に適用されるポンプ装置を例示
したもので、支持台1およびカバー2とからなるポンプ
ケースは密閉構造をなしており、このポンプケースの内
部には、電動機3、これによって駆動されるポンプユニ
ット4およびその他の関連器材が収容されている。図示
例においてはポンプユニット4が縦軸型で、電動機3と
同軸に連結された状態で支持台1に取付けられている。
電動機3はその電動機ケースに半径方向に開口する冷却
用空気流出孔5を備え、図示省略した内蔵ファンの回転
により上記電動機ケースの軸方向両端に形成された流入
孔から吸込んだ空気を上記流出孔5から側方に向かって
排出し、これにより冷却されるようになっている。
そして、上記電動機3の冷却用空気流出孔5と対向す
るポンプケースは、上部が電動機3に接近するように形
成された傾斜部7を備えている。
上述のように構成された装置においては、運転中に流
出孔5から排出された高温空気がカバー2の傾斜部7に
沿って下方に誘導されるようになる。このためポンプケ
ース内の空気は強制的に循環させられる(図中の矢印参
照)ようになり、高温空気が上部に滞留するのが防止さ
れ、上記ポンプケース内における温度分布が均等化さ
れ、全体に亘り低い温度レベルに維持することができ
る。
また、ポンプケース内の下部に配設されたポンプユニ
ット4およびその他の関連器材(たとえば吸込管8、吐
出管9など)は水によって冷却されているので、高温空
気がこれらと接しながら流動することから効果的に冷却
されるようになる。そして、これらの相互接触面積が広
いほど冷却効果が向上されるから、上記各低温器材は支
持台1との間隔をある程度広く形成しておくことが望ま
しい。
さらに、上述のように冷却機能が向上するからカバー
2などに外部と連通する通気孔を設けたりする必要がな
く、外部に漏れる騒音のレベルを低下させることができ
る。しかも、ポンプケースの放熱面積を大きくする必要
もないから、通気孔を設けないことと相俟ってコスト増
をもたらすこともない。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、ポンプケースを密閉構
造として騒音が外部へ漏れるのを防止するとともにポン
プケースに傾斜部を形成することで、電動機を冷却した
冷却用空気をポンプユニットと熱交換させて循環させる
ようにした。そのため、ポンプケース内の温度上昇およ
び外部への騒音の漏れをそれぞれ所望レベル以下に維持
し得るポンプ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
例を示す断面図である。 1……支持台、2……カバー、3……電動機、4……ポ
ンプユニット、5……冷却用空気流出孔、6……側壁、
7……傾斜部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−147802(JP,U) 実開 昭55−158661(JP,U) 実公 昭61−25329(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉構造をなすポンプケース内に、軸方向
    の端部に周辺部の冷却用空気を内部へ取り入れる流入孔
    を形成するとともに側壁に内部から側方に向かってこの
    冷却用空気を放出する流出孔を形成した電動機と、この
    電動機の下方側に設けられ、この電動機によって駆動さ
    れるポンプユニットとを収容したポンプ装置において、
    上記電動機の冷却用空気流出孔と対向する上記ポンプケ
    ースの側壁の上部側は傾斜部となっており、この傾斜部
    は上部が上記電動機に接近して形成され上記流出孔から
    排出された冷却用空気を下方に設けられたポンプユニッ
    ト側へガイドする角度に形成されたことを特徴とするポ
    ンプ装置。
JP1990061332U 1990-06-12 1990-06-12 ポンプ装置 Expired - Lifetime JP2558628Y2 (ja)

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JPH0421799U JPH0421799U (ja) 1992-02-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54147802U (ja) * 1978-04-07 1979-10-15
JPS55130100U (ja) * 1979-03-09 1980-09-13

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JPH0421799U (ja) 1992-02-24

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