JP2803568B2 - 伝送路バックアップシステム - Google Patents
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- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路バックアップシス
テムに関し、特に高速ディジタル専用回線等の専用線の
障害に応答してバックアップ回線としてのＩＳＤＮ回線
等の交換回線を使用する伝送路バックアップシステムに
関するものである。
テムに関し、特に高速ディジタル専用回線等の専用線の
障害に応答してバックアップ回線としてのＩＳＤＮ回線
等の交換回線を使用する伝送路バックアップシステムに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の伝送路バックアップシステムに
ついて、図５を参照してその一例を詳述する。複数の端
末５，６を夫々配下に有する対向する一対の多重化装置
１，２は、高速ディジタル専用回線（以下専用回線と称
す）３により相互接続されて高速ディジタル通信を行う
ようになっている。この専用回線３の障害時のバックア
ップとしてＩＳＤＮ公衆回線であるＩＮＳ交換回線網４
が用いられる。
ついて、図５を参照してその一例を詳述する。複数の端
末５，６を夫々配下に有する対向する一対の多重化装置
１，２は、高速ディジタル専用回線（以下専用回線と称
す）３により相互接続されて高速ディジタル通信を行う
ようになっている。この専用回線３の障害時のバックア
ップとしてＩＳＤＮ公衆回線であるＩＮＳ交換回線網４
が用いられる。
【０００３】多重化装置１は各端末５に対応して設けら
れた端末インタフェース１１と、これ等各端末インタフ
ェース１１からのデータを多重化伝送する多重化バス１
０と、この多重化データを切替えるスイッチ１２と、こ
のスイッチ１２の切換え状態に応じて多重化データを専
用回線３またはＩＳＮ交換回線網４へ導出する専用回線
インタフェース１３、ＩＮＳインタフェース１４とを有
する。
れた端末インタフェース１１と、これ等各端末インタフ
ェース１１からのデータを多重化伝送する多重化バス１
０と、この多重化データを切替えるスイッチ１２と、こ
のスイッチ１２の切換え状態に応じて多重化データを専
用回線３またはＩＳＮ交換回線網４へ導出する専用回線
インタフェース１３、ＩＮＳインタフェース１４とを有
する。
【０００４】多重化装置２についても同様の構成であ
り、多重化装置１の構成要素と同等部分は参照符号の下
位桁を同一にして示している。
り、多重化装置１の構成要素と同等部分は参照符号の下
位桁を同一にして示している。
【０００５】対向端末同士５，６の間の通信は、端末イ
ンタフェース１１，２１にて夫々終端され、多重化バス
１０，２０にて多重化分離され、スイッチ１２，２２を
夫々経由して専用回線３を介して対向先の多重化装置へ
接続される。
ンタフェース１１，２１にて夫々終端され、多重化バス
１０，２０にて多重化分離され、スイッチ１２，２２を
夫々経由して専用回線３を介して対向先の多重化装置へ
接続される。
【０００６】スイッチ１２，２２は専用回線３が正常、
すなわち専用回線インタフェース１３，２３にて警報が
検出されていなければ、多重化バス１０，２０と専用回
線インタフェース１３，２３とを夫々接続するようにな
っている。従って、通常の通信は専用回線３を介して行
われるのである。
すなわち専用回線インタフェース１３，２３にて警報が
検出されていなければ、多重化バス１０，２０と専用回
線インタフェース１３，２３とを夫々接続するようにな
っている。従って、通常の通信は専用回線３を介して行
われるのである。
【０００７】専用回線が障害となり専用回線インタフェ
ース１３，２３で警報が検出されると、スイッチ１２，
２２がＩＮＳインタフェース１４，２４側に切替えられ
る。すなわち、発呼側のＩＮＳインタフェースはＩＮＳ
回線４へ発呼し、対向局で着呼が検出されると、着呼側
のスイッチがＩＮＳインタフェース側に切替えられる。
これにより、専用回線のバックアップが可能となってい
る。
ース１３，２３で警報が検出されると、スイッチ１２，
２２がＩＮＳインタフェース１４，２４側に切替えられ
る。すなわち、発呼側のＩＮＳインタフェースはＩＮＳ
回線４へ発呼し、対向局で着呼が検出されると、着呼側
のスイッチがＩＮＳインタフェース側に切替えられる。
これにより、専用回線のバックアップが可能となってい
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】図５の従来例では、専
用回線の伝送速度に見合った速度のＩＮＳ回線がないと
バックアップは不可能であり、また専用回線上に多重化
されている全ての回線のバックアップを行うには、バッ
クアップに関するコストが高価になるという問題があ
る。
用回線の伝送速度に見合った速度のＩＮＳ回線がないと
バックアップは不可能であり、また専用回線上に多重化
されている全ての回線のバックアップを行うには、バッ
クアップに関するコストが高価になるという問題があ
る。
【０００９】また、現在、日本国内では、音声のいわゆ
る公専接続は禁止されており、公専接続となる音声回線
はバックアップする専用回線上に多重化できないという
問題もある。
る公専接続は禁止されており、公専接続となる音声回線
はバックアップする専用回線上に多重化できないという
問題もある。
【００１０】本発明の目的は、専用回線上に多重化され
ている回線（リンク）を選択的にバックアップするよう
にして信頼度の高い経済的な伝送路バックアップシステ
ムを提供することである。
ている回線（リンク）を選択的にバックアップするよう
にして信頼度の高い経済的な伝送路バックアップシステ
ムを提供することである。
【００１１】本発明の他の目的は、公専接続となる音声
回線についてはバックアップしない回線（リンク）に多
重化しておくことによりデータと音声とを同一専用回線
に多重化可能とした伝送路バックアップシステムを提供
することである。
回線についてはバックアップしない回線（リンク）に多
重化しておくことによりデータと音声とを同一専用回線
に多重化可能とした伝送路バックアップシステムを提供
することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ディジ
タル専用回線の障害に応答してバックアップ回線として
の交換回線を使用する伝送路バックアップシステムであ
って、前記ディジタル専用回線上のタイムスロット集合
体を、バックアップする信号を収容する第１のタイムス
ロット集合体と、バックアップしない信号を収容する第
２のタイムスロット集合体とに分け、ディジタル専用回
線を終端する専用回線インタフェース部には、ディジタ
ル専用回線上の全てのタイムスロットを多重バスと接続
するバス割付け情報を保持するバス割付けメモリ及び伝
送路上のタイムスロット配置へ変換するタイムスロット
入替えメモリとを有し、前記交換回線を終端する交換回
線インタフェース部には、前記第１のタイムスロット集
合体のみを前記多重バスと接続するバス割付け情報を保
持するバス割付けメモリ及び前記交換回線上のタイムス
ロット配置へ変換するタイムスロット入替えメモリとを
有し、前記ディジタル専用回線の正常時には、前記専用
回線インタフェース部の前記バス割付けメモリの情報に
より前記第１及び第２のタイムスロット集合体を前記専
用回線に接続し、障害時には、前記交換回線インタフェ
ース部の前記バス割付けメモリの情報により前記第１の
タイムスロット集合体のみを前記交換回線に接続するよ
うにしたことを特徴とする伝送路バックアップシステム
が得られる。
タル専用回線の障害に応答してバックアップ回線として
の交換回線を使用する伝送路バックアップシステムであ
って、前記ディジタル専用回線上のタイムスロット集合
体を、バックアップする信号を収容する第１のタイムス
ロット集合体と、バックアップしない信号を収容する第
２のタイムスロット集合体とに分け、ディジタル専用回
線を終端する専用回線インタフェース部には、ディジタ
ル専用回線上の全てのタイムスロットを多重バスと接続
するバス割付け情報を保持するバス割付けメモリ及び伝
送路上のタイムスロット配置へ変換するタイムスロット
入替えメモリとを有し、前記交換回線を終端する交換回
線インタフェース部には、前記第１のタイムスロット集
合体のみを前記多重バスと接続するバス割付け情報を保
持するバス割付けメモリ及び前記交換回線上のタイムス
ロット配置へ変換するタイムスロット入替えメモリとを
有し、前記ディジタル専用回線の正常時には、前記専用
回線インタフェース部の前記バス割付けメモリの情報に
より前記第１及び第２のタイムスロット集合体を前記専
用回線に接続し、障害時には、前記交換回線インタフェ
ース部の前記バス割付けメモリの情報により前記第１の
タイムスロット集合体のみを前記交換回線に接続するよ
うにしたことを特徴とする伝送路バックアップシステム
が得られる。
【００１３】本発明によれば、タイムスロットの多重化
に際して、バックアップする信号グループを収容するタ
イムスロットの集合体と、バックアップしない信号グル
ープを収容するタイムスロットの集合体とを互いに分け
て多重化しておく。専用回線の障害時には、バックアッ
プする信号グループのタイムスロットの集合体のみを抽
出して、バックアップ用のＩＳＮ回線へ送出するように
したものである。
に際して、バックアップする信号グループを収容するタ
イムスロットの集合体と、バックアップしない信号グル
ープを収容するタイムスロットの集合体とを互いに分け
て多重化しておく。専用回線の障害時には、バックアッ
プする信号グループのタイムスロットの集合体のみを抽
出して、バックアップ用のＩＳＮ回線へ送出するように
したものである。
【００１４】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明について詳述す
る。
る。
【００１５】図１及び図２は本発明の概略を説明するた
めの原理図であり、図１はシステム構成図である。図１
において、多重化装置１，２は専用回線３及びそのバッ
クアップ用のＩＮＳ回線網４を介して相互接続されてい
る。
めの原理図であり、図１はシステム構成図である。図１
において、多重化装置１，２は専用回線３及びそのバッ
クアップ用のＩＮＳ回線網４を介して相互接続されてい
る。
【００１６】専用回線上の多重化データフォーマットは
図２の如くなっており、複数のタイムスロット（１〜２
４）が本例では４つのグループに分けられており、分割
されたタイムスロットの集合体を夫々リンクと呼んでい
る。
図２の如くなっており、複数のタイムスロット（１〜２
４）が本例では４つのグループに分けられており、分割
されたタイムスロットの集合体を夫々リンクと呼んでい
る。
【００１７】本例では、リンク１，２がバックアップを
しないタイムスロットの集合体であり、リンク３，４が
バックアップをするタイムスロットの集合体であるもの
とする。従って、多重化装置１から対向局装置２へデー
タ伝送する場合は、図２に示すタイムスロット配列フォ
ーマット形式で信号多重化を行い、専用回線３を介して
伝送するのである。
しないタイムスロットの集合体であり、リンク３，４が
バックアップをするタイムスロットの集合体であるもの
とする。従って、多重化装置１から対向局装置２へデー
タ伝送する場合は、図２に示すタイムスロット配列フォ
ーマット形式で信号多重化を行い、専用回線３を介して
伝送するのである。
【００１８】専用回線３の障害時には、リンク３，４の
みを多重化装置１内において選択的に抽出してバックア
ップ用のＩＳＮ回線網４を介して対向局装置２へ送出す
る。
みを多重化装置１内において選択的に抽出してバックア
ップ用のＩＳＮ回線網４を介して対向局装置２へ送出す
る。
【００１９】こうすることにより、専用回線３の伝送速
度よりも遅いＩＳＮ回線の伝送速度に見合ったデータ量
のデータをバックアップして伝送することができるので
ある。例えば、専用回線上の１．５Ｍｂｐｓのデータを
リンク１〜４として３８４Ｋｂｐｓのデータに夫々分割
することで、リンク３，４のみのデータを抽出して７６
８Ｋｂｐｓの伝送速度とすることで、低速のＩＳＮ回線
に伝送可能となる。
度よりも遅いＩＳＮ回線の伝送速度に見合ったデータ量
のデータをバックアップして伝送することができるので
ある。例えば、専用回線上の１．５Ｍｂｐｓのデータを
リンク１〜４として３８４Ｋｂｐｓのデータに夫々分割
することで、リンク３，４のみのデータを抽出して７６
８Ｋｂｐｓの伝送速度とすることで、低速のＩＳＮ回線
に伝送可能となる。
【００２０】図３，４は本発明の一実施例の多重化装置
１，２のブロック図であり、図５と同等部分は同一符号
にて示している。
１，２のブロック図であり、図５と同等部分は同一符号
にて示している。
【００２１】図３において、多重化装置１はその配下の
各端末５に対する端末インタフェース１１と、多重化バ
ス１０と、制御バス１５と、専用回線インタフェース１
３と、ＩＮＳ回線インタフェース１４と、装置全体の制
御を行う制御部１１とを有している。
各端末５に対する端末インタフェース１１と、多重化バ
ス１０と、制御バス１５と、専用回線インタフェース１
３と、ＩＮＳ回線インタフェース１４と、装置全体の制
御を行う制御部１１とを有している。
【００２２】専用回線インタフェース１３は、多重化バ
ス１０に対するバスインタフェース１３１と、図２に示
したバス上の多重化情報及び伝送路上のタイムスロット
配置情報を格納するバス割付けメモリ１３５及びＴＳＩ
（タイムスロット入替え）制御メモリ１３６と、ＴＳＩ
制御メモリ１３６の制御によりタイムスロット入替えを
行うＴＳＩメモリ１３３と、伝送路インタフェース１３
４とを有している。
ス１０に対するバスインタフェース１３１と、図２に示
したバス上の多重化情報及び伝送路上のタイムスロット
配置情報を格納するバス割付けメモリ１３５及びＴＳＩ
（タイムスロット入替え）制御メモリ１３６と、ＴＳＩ
制御メモリ１３６の制御によりタイムスロット入替えを
行うＴＳＩメモリ１３３と、伝送路インタフェース１３
４とを有している。
【００２３】ＩＮＳインタフェース１４は専用回線イン
タフェース１３と同一構成であり、専用回線インタフェ
ース１３の構成要素と同等部分は参照符号の下位桁を同
一としている。また、図４に示した対向局側の多重化装
置２についても図３の多重化装置１と同一であり、その
説明は省略する。
タフェース１３と同一構成であり、専用回線インタフェ
ース１３の構成要素と同等部分は参照符号の下位桁を同
一としている。また、図４に示した対向局側の多重化装
置２についても図３の多重化装置１と同一であり、その
説明は省略する。
【００２４】かかる構成において、端末５からの信号は
端末インタフェース１１にて終端され、予め制御部１１
から制御バス１５を介して設定されているバス上の多重
化情報に従って多重化バス１０に出力される。
端末インタフェース１１にて終端され、予め制御部１１
から制御バス１５を介して設定されているバス上の多重
化情報に従って多重化バス１０に出力される。
【００２５】多重化バス１０において、複数の端末イン
タフェース１１の信号が多重化されて専用回線インタフ
ェース１３へ入力される。この専用回線インタフェース
１３では、バス割付けメモリ１３５およびＴＳＩ制御メ
モリ１３６に予め制御部１１から制御バス１５を経由し
てバス上の多重化情報（図２に示したリンク１，２，
３，４）および伝送路上のタイムスロット配置が設定さ
れており、専用回線３を使用する場合には、それらの制
御により、バスインタフェース回線１３１により多重化
バス１０とＴＳＩメモリ１３２とが接続されている。
タフェース１１の信号が多重化されて専用回線インタフ
ェース１３へ入力される。この専用回線インタフェース
１３では、バス割付けメモリ１３５およびＴＳＩ制御メ
モリ１３６に予め制御部１１から制御バス１５を経由し
てバス上の多重化情報（図２に示したリンク１，２，
３，４）および伝送路上のタイムスロット配置が設定さ
れており、専用回線３を使用する場合には、それらの制
御により、バスインタフェース回線１３１により多重化
バス１０とＴＳＩメモリ１３２とが接続されている。
【００２６】このＴＳＩメモリ１３２により専用回線上
のタイムスロット配置に変換され、マルチフレーム同期
回路１３３でサブマルチフレームが挿入され、伝送路イ
ンタフェース１３４で伝送路フレーム挿入およびレベル
変換が行われ、高速ディジタル専用回線３へ出力され
る。
のタイムスロット配置に変換され、マルチフレーム同期
回路１３３でサブマルチフレームが挿入され、伝送路イ
ンタフェース１３４で伝送路フレーム挿入およびレベル
変換が行われ、高速ディジタル専用回線３へ出力され
る。
【００２７】この時、制御部１１が制御バス１５を経由
してバスインタフェース１４１を制御しＩＮＳインタフ
ェース１４は切離されているものとする。
してバスインタフェース１４１を制御しＩＮＳインタフ
ェース１４は切離されているものとする。
【００２８】対向先の着呼側多重化装置２では、以上説
明したのと逆の動作で、端末６へ信号を接続し端末５と
６間の通信が行われるのである。
明したのと逆の動作で、端末６へ信号を接続し端末５と
６間の通信が行われるのである。
【００２９】ＩＮＳインタフェース１４では、バス割付
けメモリ１４５およびＴＳＩ制御メモリ１４６に予め制
御部１１から制御バス１５を経由してバックアップする
グループ（図３におけるリンク３と４）のバス上の多重
化情報およびＩＮＳ回線上のタイムスロット配置が設定
されており、ＩＮＳ網４を使用する場合には、それらの
制御により、バスインタフェース１４１により多重化バ
ス１０とＴＳＩメモリ１４２とが接続されている。
けメモリ１４５およびＴＳＩ制御メモリ１４６に予め制
御部１１から制御バス１５を経由してバックアップする
グループ（図３におけるリンク３と４）のバス上の多重
化情報およびＩＮＳ回線上のタイムスロット配置が設定
されており、ＩＮＳ網４を使用する場合には、それらの
制御により、バスインタフェース１４１により多重化バ
ス１０とＴＳＩメモリ１４２とが接続されている。
【００３０】このＴＳＩメモリ１４２によりライン上の
タイムスロット配置に変換され、マルチフレーム同期回
線１４３でサブマルチフレームが挿入され、伝送路イン
タフェース１４４で伝送路フレーム挿入およびレベル変
換が行われ、ＩＮＳ網４へ出力される。
タイムスロット配置に変換され、マルチフレーム同期回
線１４３でサブマルチフレームが挿入され、伝送路イン
タフェース１４４で伝送路フレーム挿入およびレベル変
換が行われ、ＩＮＳ網４へ出力される。
【００３１】この時、制御部１１が制御バス１５を経由
してバスインタフェース１３１を制御して専用回線イン
タフェース１３は切離されているものとする。
してバスインタフェース１３１を制御して専用回線イン
タフェース１３は切離されているものとする。
【００３２】制御部１１は、制御バス１５経由で専用回
線インタフェース１３から高速ディジタル専用回線３の
警報を監視し、警報が無い場合には高速ディジタル専用
線３が正常であると判定し、専用回線インタフェース１
３内のバスインタフェース１３１を活性化し、ＩＮＳイ
ンタフェース１４内のバスインタフェース１４１は切離
される。このようにして高速ディジタル専用回線３を用
いた通信が行われる。
線インタフェース１３から高速ディジタル専用回線３の
警報を監視し、警報が無い場合には高速ディジタル専用
線３が正常であると判定し、専用回線インタフェース１
３内のバスインタフェース１３１を活性化し、ＩＮＳイ
ンタフェース１４内のバスインタフェース１４１は切離
される。このようにして高速ディジタル専用回線３を用
いた通信が行われる。
【００３３】高速ディジタル専用回線３に警報が発生す
ると、制御部１１は専用回線インタフェース１３内のバ
スインタフェース１３１を切離し、ＩＮＳインタフェー
ス１４内のバスインタフェース１４１を活性化すると同
時に、ＩＮＳインタフェース１４に対して発呼指示を行
う。
ると、制御部１１は専用回線インタフェース１３内のバ
スインタフェース１３１を切離し、ＩＮＳインタフェー
ス１４内のバスインタフェース１４１を活性化すると同
時に、ＩＮＳインタフェース１４に対して発呼指示を行
う。
【００３４】ＩＮＳインタフェース１４は予め設定され
た発呼情報（電話番号等）によりＩＮＳ回線を接続す
る。ＩＮＳ網４を経由して着呼側多重化装置２にＩＮＳ
回線が接続される。
た発呼情報（電話番号等）によりＩＮＳ回線を接続す
る。ＩＮＳ網４を経由して着呼側多重化装置２にＩＮＳ
回線が接続される。
【００３５】着呼側多重化装置２の制御部２１は着呼を
検出すると、発呼側の多重化装置１と同様に専用回線イ
ンタフェース２３を切離し、ＩＮＳインタフェース２４
を活性化し、ＩＮＳ網４を使用した通信を可能とする。
検出すると、発呼側の多重化装置１と同様に専用回線イ
ンタフェース２３を切離し、ＩＮＳインタフェース２４
を活性化し、ＩＮＳ網４を使用した通信を可能とする。
【００３６】ＩＮＳインタフェース２４内のバス割付け
メモリ２４５にはバックアップするリンクのみが設定さ
れているため、バックアップするリンクに設定された回
線のみがバックアップされることになるのである。
メモリ２４５にはバックアップするリンクのみが設定さ
れているため、バックアップするリンクに設定された回
線のみがバックアップされることになるのである。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主にディジタル専用回線を伝送路に使用し専用回線が障
害になったときに、バックアップ回線として交換回線を
使用するディジタルネットワークにおいて、必要最低限
の回線のみを選択的にバックアップすることが可能とな
り、経済的で信頼度の高いディジタルネットワークを実
現することができる。また、公専接続となる音声回線に
ついてはバックアップしないリンクへ多重化しておくこ
とにより、同一高速ディジタル専用回線へ多重化するこ
とが可能となる。
主にディジタル専用回線を伝送路に使用し専用回線が障
害になったときに、バックアップ回線として交換回線を
使用するディジタルネットワークにおいて、必要最低限
の回線のみを選択的にバックアップすることが可能とな
り、経済的で信頼度の高いディジタルネットワークを実
現することができる。また、公専接続となる音声回線に
ついてはバックアップしないリンクへ多重化しておくこ
とにより、同一高速ディジタル専用回線へ多重化するこ
とが可能となる。
【図１】本発明の原理を示すブロック図である。
【図２】図１のブロックにおける信号フォーマットの例
を示す図である。
を示す図である。
【図３】本発明の実施例の一部を示すブロック図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施例の一部を示すブロック図であ
る。
る。
【図５】従来の伝送路バックアップシステムのブロック
図である。
図である。
１，２ 多重化回路 ３ 高速ディジタル専用回線 ４ ＩＮＳ網 ５，６ 端末 １０，２０ 多重化バス １１，２１ 端末インタフェース １３，２３ 専用回線インタフェース １４，２４ ＩＮＳインタフェース １５，２５ 制御バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−237257（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−144457（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−7200（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−7254（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−30189（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−37673（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−75580（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−75736（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−95335（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−130652（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 3/22 H04L 1/22 H04L 29/14
Claims (3)
- 【請求項１】 ディジタル専用回線の障害に応答してバ
ックアップ回線としての交換回線を使用する伝送路バッ
クアップシステムであって、前記ディジタル専用回線上
のタイムスロット集合体を、バックアップする信号を収
容する第１のタイムスロット集合体と、バックアップし
ない信号を収容する第２のタイムスロット集合体とに分
け、ディジタル専用回線を終端する専用回線インタフェ
ース部には、ディジタル専用回線上の全てのタイムスロ
ットを多重バスと接続するバス割付け情報を保持するバ
ス割付けメモリ及び伝送路上のタイムスロット配置へ変
換するタイムスロット入替えメモリとを有し、前記交換
回線を終端する交換回線インタフェース部には、前記第
１のタイムスロット集合体のみを前記多重バスと接続す
るバス割付け情報を保持するバス割付けメモリ及び前記
交換回線上のタイムスロット配置へ変換するタイムスロ
ット入替えメモリとを有し、前記ディジタル専用回線の
正常時には、前記専用回線インタフェース部の前記バス
割付けメモリの情報により前記第１及び第２のタイムス
ロット集合体を前記専用回線に接続し、障害時には、前
記交換回線インタフェース部の前記バス割付けメモリの
情報により前記第１のタイムスロット集合体のみを前記
交換回線に接続するようにしたことを特徴とする伝送路
バックアップシステム。 - 【請求項２】 前記第１のタイムスロット集合体は前記
交換回線による伝送が可能なデータ容量に予め設定され
ていることを特徴とする請求項１記載の伝送路バックア
ップシステム。 - 【請求項３】 前記交換回線はＩＳＤＮ公衆回線である
ことを特徴とする請求項１または２記載の伝送路バック
アップシステム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103514A JP2803568B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 伝送路バックアップシステム |
| US08/442,967 US5539726A (en) | 1994-05-18 | 1995-05-17 | Back-up system for partially backing up information signals |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103514A JP2803568B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 伝送路バックアップシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312657A JPH07312657A (ja) | 1995-11-28 |
| JP2803568B2 true JP2803568B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=14356071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6103514A Expired - Lifetime JP2803568B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 伝送路バックアップシステム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5539726A (ja) |
| JP (1) | JP2803568B2 (ja) |
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| JP2988025B2 (ja) * | 1991-06-26 | 1999-12-06 | 日本電気株式会社 | Ｉｓｄｎ対応回線切替装置 |
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| US5442622A (en) * | 1993-06-21 | 1995-08-15 | Nec Corporation | Communication system with ISDN as a backup of inter-PBX tie trunk |
-
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- 1994-05-18 JP JP6103514A patent/JP2803568B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-05-17 US US08/442,967 patent/US5539726A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5539726A (en) | 1996-07-23 |
| JPH07312657A (ja) | 1995-11-28 |
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