JP2802392B2 - 折版屋根板の支持金具 - Google Patents

折版屋根板の支持金具

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JP2802392B2
JP2802392B2 JP16640189A JP16640189A JP2802392B2 JP 2802392 B2 JP2802392 B2 JP 2802392B2 JP 16640189 A JP16640189 A JP 16640189A JP 16640189 A JP16640189 A JP 16640189A JP 2802392 B2 JP2802392 B2 JP 2802392B2
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Inventor
昭男 菊地
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有限会社サカタ製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタイトフレームに対して吊子を回動自在に装
着した折版屋根板の支持金具の分野に関するものであ
る。
[従来の技術] 屋根板の葺成時において、屋根板を傾斜させて取り付
けたり、あるいはその傾斜角度を調整、変更した場合、
当該屋根板の傾斜角度に合わせて、吊子を傾ける必要が
ある。
この場合、従来はタイトフレームに吊子をボルト及び
ナットを使用して回動自在に取り付け、吊子を屋根板の
傾斜角度に合わせて傾けていた。
[発明が解決しようとする課題] 上述のとおり、従来はタイトフレームに吊子をボルト
及びナットを使用して回動自在に取り付けていたが、屋
根板の葺成作業は高所での作業であり、手指にボルト及
びナットを持ったり、これらの部材の握持の外に屋根板
の端部と吊子とを螺着しやすいように押え込んだりと、
身体のバランスをとりながら行なわなければならず、極
めて危険であった。
そこで、本発明は吊子をタイトフレームに回動自在に
取り付けるボルト及びナットの使用を不要とし、折版屋
根板を吊子の係止部に係止するだけで簡単に所望する傾
斜角度に傾斜固定することができるようにしたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は屋根梁材に固着する取付部と、該取付部より
上方へ延設した脚部と、該脚部上端より延設され断面が
円形状の頂部とを有するタイトフレームと、折版屋根板
を係止する係止部と、該係止部より垂下して延設した垂
下部と、該垂下部の下端部に形成した前記タイトフレー
ムの頂部断面の径より若干大きい径の円筒状接合部とを
有する吊子とによって構成され、前記タイトフレームの
頂部に吊子の接合部を外嵌して、タイトフレームに対し
て吊子を回動自在に装着してあることを特徴とする折版
屋根板の支持金具である。
[作用] タイトフレームの頂部の断面形状を円形状とし、吊子
の接合部の断面形状を前記頂部の断面形状より若干大き
い径の円形状に形成しているので、当該吊子はタイトフ
レームの頂部に外嵌すると、タイトフレームの頂部で回
動自在に装着される。
そして当該支持金具を屋根の各所定位置に取り付け、
屋根傾斜方向に縦列に設けた各支持金具間に屋根板端部
を跨装し、各吊子の係止部に折版屋根板の端部を係止さ
せると、屋根板の重力は各吊子を屋根の傾斜角度と同じ
方向にするようにかかり、各吊子は屋根の傾斜角度に合
わせて自動的に回動傾斜する。そして馳締め等が行なわ
れた後には、屋根傾斜方向に設けた各支持金具間に固定
されるので屋根の傾斜角度以上には傾斜することがなく
固定される。
なお手動で回動自在なことは勿論である。
[実 施 例] 本発明の実施例を図面に依拠して説明する。
第1図は本発明折版屋根板支持金具を示す一部切欠正
面図である。
Aはタイトフレームであって、金属製板体を折曲ある
いは曲げ加工を施して形成する。1は屋根の梁材等に接
地固着する取付部であって、通常熔接によって取り付け
る。なお断面形状を外側に若干湾曲させたものでもよ
い。取付部2を若干湾曲させることによって敷設された
断熱材等を傷つけたりすることがない。2は取付部1よ
り上方へ傾斜させて延設した脚部である。脚部2は第1
図に示すように左右対称に山形に形成してもよいが、こ
れに限定するものではない。なお第2図に示すように傾
斜部の断面形状を内側に若干湾曲させてもよい。3は脚
部2の上端に延設され、取付部1と並行な頂部である。
当該頂部は第3図に示すように頂部中央部に行くに従っ
て頂部の側端が徐々に絞り込まれ、断面形状がほぼ円形
状となるようにカール曲げ加工を施す。
Bは吊子であって、金属製板体を折曲あるいは曲げ加
工を施して形成する。4は屋根板Cの端部を係止する湾
曲状係止部である。なお係止部の形状はこれに限らず、
第8図に示される形状等がある。5は係止部4の下端よ
り垂下させ延設した垂下部、6は垂下部5の下端部に設
けた円筒状の接合部である。接合部6はタイトフレーム
Aの頂部3の外周より若干大きい径の内周となるように
形成する。
次にタイトフレームAと吊子Bとの接合方法について
説明する。予め吊子Bの接合部6の断面形状をほぼ馬蹄
形状となるように形成し、当該吊子Bの接合部6をタイ
トフレームAの頂部3に嵌めた後、接合部6をカール曲
げ加工にて外嵌する。これによってタイトフレームAの
頂部3と吊子Bの接合部6は第6図に示すように遊嵌状
態で回動自在に装着される。なおタイトフレームAと吊
子Bの接合方法についてはこれに限定するものではな
い。
第7図は本発明折版屋根板支持金具で折版屋根板Cを
馳締めした状態を示す図である。
さらに本発明折版屋根板の支持金具はタイトフレーム
Aの取付部1に連設して複数個連続的に形成することも
できる。
[発明の効果] 本発明は以下に示す効果を奏する。
タイトフレームの頂部を断面が円形状となるように形
成し、且吊子の接合部の形状を円筒状で、その内周は頂
部断面より若干大きい径となして形成したので、タイト
フレームと吊子の接合をボルト及びナットを使用しなく
とも、吊子の傾斜角度を屋根の傾斜角度に合わせて自動
的に調整できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明折版屋根板の支持金具を示す一部切欠正
面図、第2図は同支持金具を構成するタイトフレームの
一部切欠正面図、第3図は同タイトフレーム要部の一部
切欠縦断面図、第4図は同支持金具の一部切欠正面図、
第5図は同要部の一部切欠縦断面図、第6図は同支持金
具の要部を示す斜面図、第7図は屋根板を吊子に係止し
た状態を示す一部切欠正面図、第8図は支持金具の第2
実施例を示す一部切欠正面図である。 A……タイトフレーム、1……取付部、2……脚部、3
……頂部、B……吊子、4……係止部、5……垂下部、
6……接合部、C……折版屋根板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根梁材に固着する取付部と、該取付部よ
    り上方へ延設した脚部と、該脚部上端より延設され断面
    が円形状の頂部とからなるタイトフレームと、 折版屋根板を係止する係止部と、該係止部より垂下して
    延設した垂下部と、該垂下部の下端部に形成した前記タ
    イトフレームの頂部断面の径より若干大きい径の円筒状
    接合部とからなる吊子とによって構成され、 前記タイトフレームの頂部に吊子の接合部を外嵌して、
    タイトフレームに対して吊子を回動自在に装着してある
    ことを特徴とする折版屋根板の支持金具。
JP16640189A 1989-06-28 1989-06-28 折版屋根板の支持金具 Expired - Fee Related JP2802392B2 (ja)

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