JP2801574B2 - ボンベの運送用カバー装置 - Google Patents

ボンベの運送用カバー装置

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JP2801574B2
JP2801574B2 JP31471495A JP31471495A JP2801574B2 JP 2801574 B2 JP2801574 B2 JP 2801574B2 JP 31471495 A JP31471495 A JP 31471495A JP 31471495 A JP31471495 A JP 31471495A JP 2801574 B2 JP2801574 B2 JP 2801574B2
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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボンベの運送用カ
バー装置、詳しくは宅配便で取扱を可能にするボンベの
運送用カバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縁日や御祭り等の催しには風船は
欠くことのできないアイテムであるが、この風船を膨ら
ませるガスとして一般にヘリウムガスが用いられ、この
ヘリウムガスは業者がボンベに詰めて使用者に配送して
いる。このボンベは業者が使用者に直接配達することが
あるが、ヘリウムガスは安全なガスなので、このヘリウ
ムガスを詰めたボンベの配送手段として宅配便が利用さ
れることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボンベ
は円筒状のためトラック等で輸送中に転がって他の荷物
に損傷を与えるため転がらないように梱包しなければ宅
配便として取り扱ってもらうことはできなかった。そこ
で、ボンベが転がらないように四角い箱に収納すると、
トラックから降ろして現場に移動するためには転がして
移動させることができず、台車等の移動手段を準備しな
ければならないため取扱に苦慮しているのが実情であっ
た。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、横にしても
転がらず、傾ければ転がして移動させることのできるボ
ンベの運送用カバー装置を提供することをその課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るボンベの運送用カバー装置は、以下の
要件を備えたことを特徴とする。 (イ) カバーは上端が閉鎖された角筒状に形成され、長さ
はボンベの長さよりも短く形成されていること (ロ) 上記カバーの上端の閉鎖部には上記ボンベのキャッ
プを突出させる貫通孔が形成されるとともに、隣り合う
側面が接合する稜辺部にはカバーの内面とボンベの周壁
との間の間隙を埋める補強手段が設けられていること (ハ) 上記カバー装置にはカバーをボンベに固定する固定
手段が設けられていること
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0007】図1はボンベ1にボンベの運送用カバー装
置(以下、運送用カバー装置という)Aを取り付けた状
態を示し、この運送用カバー装置Aはカバー2と、補強
手段3と、固定手段4とで構成されている。
【0008】カバー2は段ボールで上端が閉鎖された角
筒状に形成され、側面2aの幅Wが全てボンベ1の直径
にほぼ等しく、側面2aの長さLがボンベ1の長さL´
よりも短く(L<L´)形成され、ボンベ1の頭部から
被せたときにボンベ1の下部がカバー2の下端から露出
するように設けられている。
【0009】上記カバー2の上端の閉鎖部5にはボンベ
1のキャップ6を突出させる貫通孔7が形成されてい
る。この閉鎖部5は図2の展開図に示すように、側面2
aの上端に側面の幅Wの半分の長さ(1/2W)で、上
部にはキャップ6の直径と等しい半円状の切り欠き8を
形成し、折り曲げ線aから内側に向かって折り曲げ可能
な蓋片4aで構成され、この蓋片4aを図3に示すよう
に、内側に折り曲げた時に一方の蓋片4aの切り欠き8
と、相対する蓋片4aの切り欠き8とで貫通孔7を構成
するように設けられている。
【0010】なお、符号2bは糊代で、ホチキスで糊代
2bと側面2aとを連結することによりカバー2が組み
立てられるように設けられている。
【0011】補強手段3は隣り合う側面2aが接合する
稜辺部2cに、カバー2の内面とボンベ1の周壁との間
の間隙を埋めるために設けられたもので、この補強手段
3は図2の展開図に示すように、各側面2aの下端の両
側に下方に向かって直角三角形状に連設された係合片9
を折り曲げ線bから内側に折り曲げることによって隣り
合う係合片9と係合片9とを重合させることにより形成
されている。この補強手段3と側面2aの内面とは図4
に示すように、ボンベ1の周壁1aに当接してカバー2
内でボンベ1を安定させるとともに、カバー2が歪まな
いように補強するように設けられている。
【0012】なお、重合させた係合片9と、係合片9と
は接着剤で接着してもよいし、クラフトテープ、両面テ
ープ等の接着テープで固定してもよい。
【0013】また、補強手段3は図5に示すように、三
角筒状に形成した段ボールで構成してもよいし、略三角
柱状の発泡スチロール等で構成し、カバー2の内面とボ
ンベ1の周面との間隙に挿入した後、接着剤等でカバー
2に固定してもよい。
【0014】固定手段4は上記カバー2の各側面2aの
下端中央に、下方に向かって連設された略長方形の足片
10と、接着テープ11とで構成され、この足片10を
上記ボンベ1の周壁1aに当接して足片10の上からボ
ンベ1を巻くように接着テープ11を張りつけることに
より、カバー2をボンベ1に固定することができる。こ
の接着テープ11は市販のクラフトテープや布テープを
使用すればよい。
【0015】なお、上記接着テープ11に代えて荷造り
バンドで固定してもかまわない。
【0016】上述のように運送用カバー装置Aは構成さ
れているので、カバー2をボンベ1の頭から被せ、貫通
孔7からキャップ6を突出させた後、足片10をボンベ
1の周壁に当接し、足片10の上からクラフトテープ1
1をボンベ1の周壁に巻つけることによりカバー2をボ
ンベ1に固定することができる。このようにして運送用
カバー2を取着したボンベ1は横に置いても転がること
がなくなるので宅配便として運送業者に運送を依頼する
ことができる。
【0017】また、ボンベ1を若干傾けることによって
底部の縁12で転がすことができるので台車等の搬送手
段を用いることなく容易にボンベを移動することができ
る。
【0018】なお、カバー2の側面2aにボンベ1の取
扱説明や注意等を直接印刷したり、シールを貼って表示
することにより、別途に取扱説明書を用意する必要がな
くなり、不慣れな使用者も器具の取り付けや、風船を膨
らます等の作業を安心して行うことができるとともに、
経費の削減にも貢献することができる。
【0019】上述では足片10を接着テープ11でボン
ベ1に固定したが、隣り合う側面2aが接合する稜辺部
2cの適宜位置を切り取って固定部16を形成し(図6
(a)参照)、この切取部15からボンベ1の周壁1a
の一部が露出するようにして、図6(b)に示すよう
に、上記切取部15に添ってクラフトテープ11をボン
ベ1に巻つけて固定部16をボンベ1の周壁1aに固定
することにより、カバー20をボンベ1に固定してもか
まわない。なお、上述のように固定部16でカバー2を
ボンベ1に固定する場合には、足片10を省略すること
もできる。
【0020】さらに、図7(a)に示すように上記切取
部15に第2の係合片17を形成し、この第2の係合片
17を折り曲げ線cから内側に折り曲げて、係合片17
と係合片17とを重合して第2の補強手段18を構成し
てもよい。このことにより、運送用カバーの強度を増す
とともに、図7(b)に示すように補強手段3と、第2
の補強手段18とでボンベ1をより確実に保持すること
ができる。
【0021】なお、上記補強手段18を三角筒状に形成
した段ボールや、略三角柱状の発泡スチロール等で構成
し、接着剤等でカバー2の稜辺部2c内面に固定しても
よい。
【0022】また、上述の運送用カバーは防水加工した
段ボールで形成してもよいし、プラスチック製段ボール
で形成しても構わない。このことにより、雨や水に濡れ
ても形崩れすることがなく、長期間繰り返し使用するこ
とができるので経済性に優れた運送用カバーを提供する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るボンベの運送用カバー装置
によれば、横に倒しても転がることはないので宅配便と
しての運送が可能になるとともに、車から降ろして移動
する時は、傾けたボンベの底面の縁で転がすことができ
るので台車等の移動手段を必要とせず、取扱に優れた運
送用カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボンベの運送用カバー装置の使用
状態を示す斜視図
【図2】上記運送用カバー装置の展開図
【図3】上記運送用カバー装置の組み立ての過程を示す
斜視図
【図4】上記運送用カバー装置とボンベとの関係を示す
底面図
【図5】固定手段の他の例を示す斜視図
【図6】(a)(b)は運送用カバー装置の他の例を示
す展開図及び使用状態を示す斜視図
【図7】(a)(b)は運送用カバー装置のさらに他の
例を示す展開図及び使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 ボンベ 2 カバー 3 補強手段 4 固定手段 5 閉鎖部 6 キャップ 7 貫通孔 A ボンベの運送用カバー装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とするボ
    ンベの運送用カバー装置。 (イ) カバーは上端が閉鎖された角筒状に形成され、長さ
    はボンベの長さよりも短く形成されていること (ロ) 上記カバーの上端の閉鎖部には上記ボンベのキャッ
    プを突出させる貫通孔が形成されるとともに、隣り合う
    側面が接合する稜辺部にはカバーの内面とボンベの周壁
    との間の間隙を埋める補強手段が設けられていること (ハ) 上記カバー装置にはカバーをボンベに固定する固定
    手段が設けられていること
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ITMI20130091A1 (it) * 2013-01-23 2014-07-24 Rivoira S P A Metodo di erogazione automatica di bombole di gas tecnico per uso domestico, semiprofessionale e professionale e relativa bombola opportunamente confezionata

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